ダンまちの世界にサイタマが転生してくるのは間違っているだろうか? 作:Ryu-pon
俺が恩恵を授かって一日が経った日。
輝夜「おい..サイタマ稽古をするといっただろう」
サイタマ「んぅぅ…まだ眠いから後にしてくれよ」
輝夜と稽古をするという約束を忘れていた俺はぐっすり寝ていた。
輝夜「約束と違うぞ」
サイタマ「わかったから…少し待っててくれ」
輝夜「わかった」
煩い人も居なくなったし少しずつ体を起こすとしよう。
サイタマ「よいしょっと…やっぱり恩恵があるだけで体が楽になるな」
足早に支度をした俺は輝夜の方に向かった。
輝夜「やっと来たか…時間がかかりすぎだ」
サイタマ「悪かった…稽古っても何をするんだ?」
輝夜「お前は前…刀を使っていただろうそれに貴様は器用が長けているようだから今回も刀で付き合ってもらう」
サイタマ「おん…わかった」
そうして俺は苦い思い出のある刀をもう一度手にした
そして庭に出た。
輝夜「お前はレベルが4だから私の動きに合わせてもらう
私が攻撃したら避けるなり反撃なりそこは好きにしろ」
サイタマ「うん…了解…じゃあ行こうか」
輝夜「そうさせてもらう…はぁぁぁぁ」
前より断然扱いやすいし体が動くこれなら。
輝夜「なに!?…お前はそんな技をどこで覚えた?」
サイタマ「覚えたもなにもなんとなくやってるだけだよ」
輝夜「くそ…これがレベルの差か…サイタマに、引きを取るなんて」
サイタマ「俺からも攻撃してもいいか?」
輝夜「あぁ…頼む…」
サイタマ「…………..」
輝夜「なに…この構え私の居合どうしてこいつが..」
サイタマ「なんでってそんなの一度見たから」
輝夜「そんな馬鹿なわけ…一度見たからといって習得できる技ではない」
サイタマ「俺もよくわかんないだけどできるんだよね」
あぁなんて惨めだ…長年かけて習得した物が…一度見ただけで再現できるなんて….。
サイタマ「んん?」
輝夜「悔しいが….私の負けだ」
サイタマ「いいのかまだ何もしてないのに」
輝夜「ああ…私ではまだ手も足も出ないって痛感したからな」
サイタマ「わかった」
輝夜「これなら…次の遠征までに…サイタマが使えるな」
サイタマ「遠征?」
輝夜「あぁ…そうだ…ファミリアにはレベルがあり一定のランク以上だとダンジョンに遠征に行くんだ、そこで依頼の物や未開拓到達領域に行くと罰金がかからない」
サイタマ「罰金?」
輝夜「そうだ..遠征を断った場合ギルドに罰金を課される…今ファミリアには金がないだから断れはしないんだ…だからお前の力が必要なんだ」
サイタマ「わかった….その遠征とやらに俺もついていくよ」
そうして俺は輝夜と二度目の約束をした
その晩…ファミリアで晩ごはんにて
アストレアファミリア「えぇぇえぇえ….輝夜が負けたあああ?」
輝夜「そういっているだろうあまり騒ぐな」
アリーゼ「それにしても…サイタマやっぱりあなたはすごいわね!」
リュー「サイタマさんは刀の筋もいいのですか」
サイタマ「いや…なんとなく真似をしてみただけなんだけど」
輝夜「真似といってもあれは私より型がいいぞ」
リュー「末恐ろしいですね」
サイタマ「あ、ははは」
輝夜「そうだリオン此奴には才能がある」
そうしてワイワイガヤガヤとしていた時輝夜は言った
輝夜「本題に入りたいがいいか?」
沈黙が肯定の合図だと見受けとった輝夜。
輝夜「サイタマを今度の遠征に連れていくのはどうだ?」
アリーゼ「賛成!!」
リュー「正直…サイタマさんがいると心強いです」
ライラ「そうだな…遠征を断らなくて済むから賛成だ」
満場一致で賛成ということで俺は次回の遠征に参加することになった。
アストレア「そうなれば明日にはサイタマを冒険者登録しないとね」
アリーゼ「はいはーい、明日は私が付き添います」
アストレア「じゃあ…任せたわよアリーゼ」
そうして賑やかな夕食も終えて風呂にも入り俺は眠りについた。
朝…..この世界での季節では春頃だろう、寝ても寝ても寝足りないぐらいに朝日が気持いい…..早く起きた俺は予定より少し早く待ち合わせの場所にいた。
アリーゼ「サイタマ!予定より早いなんて貴方らしくないわね」
サイタマ「失礼だな…少し早く起きれたからだ」
アリーゼ「もしかして楽しみだったりしてたり?笑」
サイタマ「そうかもな….案外楽しみだったかも….」
アリーゼ「そ…そうなのね」
サイタマのペースについていけないアリーゼ…そして楽しみだったりと言われて顔を少し赤に染めてたけど…サイタマあえて気に留めないでいる。
アリーゼ「着いたわ!…ここで冒険者登録をするのよ」
サイタマ「そうなのか!….わざわざありがとうな」
アリーゼ「私は登録の手続きをするから…サイタマは自由に回っててもいいわよ…でもいなくなっちゃダメよ」
サイタマ「わかった…それじゃあ見学でもしようかな?」
アリーゼ「それがいいわね」
アリーゼが冒険者登録をしてくれている間に俺はギルドの中を見て回ることにした。
サイタマ「やっぱり…色々な種族がいるなあ」
まだ来て一ヶ月経ったぐらいだから獣人がまだ見慣れない、獣人に見入ってるその時。
ドカン、
サイタマ「痛てて…す…すいません余所見してたら」
???「ああ…気にしないで私の不注意でもあるから」
サイタマ「そ、それに資料が散らばって」
???「え?…本当だ早く拾わなきゃ」
ぶつかって相手さんの資料をぶち撒けてしまった俺は自分のスピードをフル活用して拾った。
サイタマ「これで全部です」
???「わざわざありがとうね…ぶつかったのに拾ってもらって」
サイタマ「いやいや…僕の不注意なんで気にしないでください」
???「そういえば自己紹介がまだだね
私はエイナ…エイナ・チュール…ギルドの職員です」
サイタマ「俺はサイタマだ」
エイナ「サイタマ….もしかして今さっき冒険者登録したサイタマ氏?」
サイタマ「多分そうだと思う…アリーゼが登録してくれたし」
アリーゼ「サイタマぁ!どこにいたのよ」
サイタマ「あぁ、エイナさんにぶつかってしまって謝っていたところだ」
アリーゼ「ぶつかった!?だからいなくなるなっていったのに」
エイナ「そんなことないです…私の不注意でサイタマ氏にぶつかってしまいました」
アリーゼ「まぁいいけどサイタマ登録も済んだし帰りましょ」
サイタマ「そうだな帰るか…エイナさん迷惑かけてごめんな」
エイナ「待ってくださいまだ言ってなかったですけど…今日からサイタマ氏専属のアドバイザーになります」
アリーゼ「そうなのぉ!?」
サイタマ「そうだったのか!…これからよろしくなエイナ!」
エイナ「はい!」
そうして俺はバタバタした一日を過ごした。