テンプレ転生者の問題   作:ベロリンガRX

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テンプレ転生者の問題

ふと、目を覚ます。あたり一面に広がる風景は、どうしようもなく白一色だった。

 

「なんぞこれ?知らない天井ってやつ?元ネタしらんけど」

 

「それは確かエヴァンゲリオンが元ネタだったと思うぞ」

 

「へー、そうなん……で、誰すかあんた?」

 

「おーっす!みらいのチャンピオン……もとい、転生者!」

 

「えっ、なにそれこわい。もしかして、テンプレ的に考えてあんたが神様でミスして俺が死んじゃったから転生させてやるぜヒャッハーって事?」

 

「いんや、確かに俺は神様だけど別にミスとかそういうの無いから。君普通に震災で死んじゃったけどそういう定めだったから。『神は言っている、ここで死ぬ定めと』ってやつ」

 

「いや、その台詞だったら俺復活するパターンじゃないすか、定めじゃないんじゃないんすか?」

 

「いや、普通にあれで人生終了よ、もう勝負ついてるから」

 

「そうなんすか……じゃあなんで俺が転生者に?くじ引き当たったとか、何人目に死んだからとか、神様の気まぐれとか……そんな理由なんすか?」

 

「しいて理由をあげるならば……作者神のエゴだ。数多の作者神たちの多大なるエゴの影響で、数々のクソテンプレ地雷オリ主が誕生……もとい転生していったのだ……」

 

「なるほど、さっぱりわからん……ところで、自分さっきから神様に対して馴れ馴れしいというか、図々しくないですかね?もっと敬語とか使って敬ったほうがいいですかね?」

 

「いや、大丈夫だよ?むしろ君はまだいいほうだ。他の転生者とか俺らの顔を見るなりいきなり有無を言わさず殴りかかってくるイカレキントキとか、まるで親の敵を見るような目で殺人……もとい殺神予告してくるサイコパスがそれはもう黒光りするGの如くわらわらと湧き出てくるんだわ」

 

「大変っすね」

 

「そりゃ大変だよ、て言うか彼ら神様舐めすぎなとこ無い?神様のミスで間違って死ぬ?どんなミスだったんだよそれ。まるで書類のミスみたいな感じじゃん。サラリーマンかよ。そのうち派遣神とか出てくるよ絶対……嫌だねそんな神様とか。あと、言い方凄い悪くなるけどそんなたかだか何処の馬の骨とも知らない人間が一人や二人や八百万人死のうがわざわざ神様自ら会いにいく訳無いじゃん。そんなに神様って暇じゃないのよ」

 

「神様でもストレスって貯まるものなんですね」

 

「まぁ、俺はまだ若輩者の新人……もとい新神だから、まだ未熟なのよ」

 

「そうなんすか……で、転生っていうと、なんか特典とか貰えるんすか?」

 

「うむ、本来なら『転生特典だと!?甘ったれるな!!』と、人類の自由と平和の為に闘う改造人間風にNO!NO!NO!と断ってやりたいところだが……悲しいけどこれ、仕事なのよね」

 

「つまり貰えるって事ですか、じゃあテンプレらしく王の財宝ください。あれあれば生活困らなそうだし」

 

「やめときなさい」

 

「えっ」

 

「あれよく勘違いする人が多いんだけどね……アレ自体は唯の鍵剣だから、中身はついてこないよ?君が元々持ってるならともかくね」

 

「あー、そういえばそうだっけ、じゃあ無限の剣製で」

 

「やめときなさい」

 

「えっ」

 

「投影魔術も無しに無限の剣製とかあっても意味ないよ?そもそも他人の心象風景に塗り潰されて自我崩壊するのがオチだよ」

 

「あーそっか、じゃあスタンドのザ・ワールドで」

 

「やめときなさい」

 

「えっ」

 

「それもさっきのとおんなじ様な理由だけど、スタンドは自信の精神を移す鏡だからね。精神崩壊して植物人間エンドかな?」

 

「あー、それじゃあ……直死の魔眼とか」

 

「やめときなさい」

 

「えっ」

 

「魔眼殺しなしでそれとか死ぬよ?冗談抜きに最速であの世に反復横跳びで帰ってくることになるよ?」

 

「でも式は」

 

「精神面の問題は自分で解決してね」

 

「やっぱいいです」

 

「賢明だね、そんな君にはもうちょっと欲張ってもいい権利をやろう」

 

「じゃあ……あっ、じゃあクウガとアギトとギルスとナイトとファイズとデルタと」

 

「一つに絞れアホ」

 

「すいません調子乗りました」

 

「おとなしくディケイドにしときなさい。あれならクウガからキバまでならなれるから」

 

「はい」

 

「それじゃあ次は転生する世界を決めるよ」

 

「あ、俺ゼロの使い魔がいいです。タバサちゃんprprしたいです」

 

「欲望に正直だね。でも、ゼロの使い魔はダメだ……ダメなんだ………」

 

「なんでですか?」

 

「あの世界の神が消えてしまったからだ」

 

「えっ」

 

「本来別の世界に行くならば、そこの世界の創造神に連絡をしなくてはいけないのだが……」

 

「もしかして、そこの神様は……」

 

「今はバカンスに出かけているのだ」

 

「えっ」

 

「間が悪かったな。他の世界を選べ」

 

「えっと、じゃあもうオススメでいいです」

 

「流されやすいタイプだね」

 

「ダメでしたか?」

 

「別にいいよ?まあどこに行くかは俺もわかんないけど……じゃあ飛ばすよ?」

 

「落とし穴とかないですよね?」

 

「ないよ」

 

「そうですか」

 

「いってらっしゃい」

 

「いってきます」

 

オリ主の転生はこれからだ!

 




クソ駄文ですいません!許してください!なんでもしますから!

\絶対許さねぇ!/
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