狩人さん、新エリー都へ逝く   作:ネットの狩人

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第2話

狩人はノコギリ鉈と獣狩りの散弾銃で群がってくる何かを舞い踊る様に倒していた。

 

ノコギリ鉈のノコギリでの素早い切り裂く攻撃、鉈での凪払いと叩き潰す攻撃。

 

攻撃が来ればステップを踏んで避け、反撃し、再び攻撃を受けては獣狩りの散弾銃で怯ませてからの内臓攻撃。

 

熟達した狩人の動きに着いてこれず殲滅されていく中、その光景を遠くから見ている三人とぬいぐるみの様なものが一体がいた。

 

「おわぁ……な、なんじゃアリャ……!?たった一人でアレだけのエーテリアスと戦えるなんてマジでスゲェ……!?」

 

「動きに無駄が無い……此処から見ていても隙が無い……」

 

「うーん……なーんか面倒そうな奴ねぇ……依頼の物はこの先なのにタイミングの悪い奴ね……!どうするプロキシ……?」

 

「うーん……でも悪い人にも見えないよねぇ……」

 

三人と一体は各々の言いたい事を言い終わった所で狩人は戦闘を終え、一息ついた所で……三人と一体が隠れて見ている場所に視線を向けた。

 

「うわッ!?バレちまった!?」

 

「ば、馬鹿!大声を出さないでよビリー!」

 

「ニコの方がうるさい」

 

「く、来るよ!」

 

狩人が視線に気づき、見つけ出した面々を見るとゆっくりとした跡取りで向かってくる。

 

コツコツと足音が響びかせながら向かってくる狩人に三人が臨戦体制に入った。

 

三人が緊張する面持ちでいた所で狩人が目の前まで来ると。

 

「……すまない。此処は何処だ?」

 

「は?」

 

狩人のその質問にニコは唖然とすると狩人はいつの間にか武器をしまい込んで顎に指を当てた。

 

「落ちてきて見知らないこの場所にいたんだ……貴公達は敵対してなさそうだし教えてくれないか?」

 

「えぇ……いや、ちょっと待ってなさい……はい、全員集合!」

 

ニコはそう言うと残りの二人と一体を集めて円陣を組ながら話し合いを始める。

 

「取り敢えず……悪い人じゃなかったって事かな……?」

 

「た、確かにそうだけどねぇ……ちょっと場所の聞き方とか気にならない?」

 

「うん。此処がホロウの中だとは思ってない。そんな人は今まで見た事がない」

 

「いやいや……もしかしたらホロウのどの辺りだ的な奴だろ?ホロウそのものを知らないなんて事はないだろ?」

 

ニコ達は狩人の質問にどういう意味でかと考えているとふと横を見たら。

 

狩人がいつの間にか混ざってジーと見つめながら静かに聞いていた。

 

「「「「うわぁッ!?」」」」

 

全員が飛び退いて狩人から離れると狩人は首を傾げた。

 

「あ、あんたねぇ!ビックリするじゃない!」

 

「?。全員集合と言ったのは貴公だろ?」

 

「いや、そうだけど……あぁ、もう!面倒くさい!あんたは何者なのよ!」

 

「俺は狩人だ」

 

「スッゲェあっさり言ったな……てか、名前じゃねぇだろそれ?」

 

赤いジャケットの機械の男が言うと狩人は困った様に指を顎に当てる。

 

「名前なんて物は忘れたんだよ……狩人、狩人って呼ばれてて名前なんて名乗った事も無かったし、そもそも名前聞かれすらせず貴方とか貴公とかあんたとかしか呼ばれてないし……俺、名前無いのか?」

 

「そんなもの私が聞きたいわよ!」

 

ニコはそう怒鳴ると完全に頭を抱えた。

 

会話になってるのかなってないのか……ニコとしても何度かおかしな人間は見た事はあるがこんなにもおかしい奴は見た事は無いから余計だった。

 

ニコは唸る中、そこで兎の様な生物?が動いた。

 

「ニコ。一先ず依頼を片付けよう。この人は悪い人じゃなさそうだし実力もあるから足手まといにならないと思うから」

 

「そうね……あんたはどうなの?着いてくる?」

 

「まぁ……知らない土地で迷子になるのは嫌だしな……よろしく頼む。俺の名前は取り敢えず狩人とでも呼んどいてくれ」

 

「よーし!俺はビリー!暫くよろしくな!」

 

「私はアンビー」

 

「ニコよ。邪兎屋の社長をしてるわ。それとこの子はパエトーン。私達のプロキシよ」

 

「よろしくね。狩人さん」

 

狩人は頷いた。

 

先程から聞き慣れない単語ばかり聞こえるのだ。

 

ホロウ、プロキシそして……エーテリアス。

 

遠くからでも聞こえた会話から導き出されるのは此処はホロウと呼ばれている場所で先程、狩人が狩ったのはエーテリアスと言う化物らしいと言う事。

 

邪兎屋と名乗るニコ、ビリー、アンビーの三人とパエトーンと言う謎の生物?のプロキシと呼ばれる存在。

 

狩人は頭がパンクしそうになる程の情報を得た後、狩人は一先ず4人に着いていった。

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