ハッピーエンドに導く方法   作:ギリギリニート

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ドクターと実験体に挨拶を

「いえ、僕の勝利です。マリスビリーさん」

 

「「「!!!!!!!!!」」」

 

時が止まったような感覚だった

 

 

「そ、そんな!!!!」

 

「有り得ない、有り得ない!!」

 

「ば、化け物!!!!」

 

研究者たちは目の前で起こっていることに驚愕を隠せない

 

しかし無理もないだろう

 

なにせ

 

 

「『ゴキャリ』、いやー。あの実験体も派手に『ゴキャ』やってくれましたね。可愛い顔しながら首を折ってくるだなんて『ゴキ』。トラウマになっちゃいそうです『ガキ』」

 

 

血まみれの少年が聞くに堪えない音を体から発しながらこちらに喋りかけているのだから

 

 

「あっそうだった、あの子には僕が戦闘用ロボットに見えてるんでしたねー」

 

少年は立ち上がりこちらに歩み寄ってくる

 

私は無意識に後ずさりをしてしまった

 

「それで例の賭け、僕の勝ちでいいですね?」

 

「...あぁ、君の勝ちだ。カルデアのスタッフとして君を雇うよ」

 

「ハハハ、体を張った甲斐がありましたよ」

 

少年は嗤う

 

「...一つ聞いてもいいかな」

 

「はい?何でしょう」

 

 

 

 

「君は人間かい?」

 

「ハハハ、当たり前じゃないですか。カルデアスにもそう登録されているでしょう?」

 

少年は嗤う

 

 

 

「しょ、所長大変です!!!実験体の容態が悪化!バイタルが安定しません」

 

研究者の一人がそう叫ぶ

 

 

「おや、緊急事態のようですね。急いだほうがいいんじゃないですか?」

 

「...そうだね」

 

 

少年は研究者に近づく

 

「ひっ!!」

 

「すいません、シャワーってどこにあります?」

 

「こ、こちらにあります!!!」

 

「ではマリスビリーさん体を洗ったら、実験体のところへ向かいますが。いいですね?」

 

「...かまわないよ」

 

そう言うと少年は研究者の後ろをついていき、やがて姿を消した

 

 

 

「君と楽しく話している時間が長かったから、忘れていたよ。君は私の想像を超える怪物だったね」

 

私は久しぶりに恐怖を感じた

 

 

 

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532:転生系名無し

イッチバケモン過ぎる

 

533:転生系名無し

あの状態になっても生きとるんか

 

534:転生系名無し

再生の仕方もえぐかった

 

535:転生系名無し

逆再生みたいな感じだったよな

 

536:星喰いの転生者

あれ?いつのまにか実況モードが切れてる?

 

537:ナビ

『答:マスターの入浴シーンなど精神的ダメージを与えるだけなので私が切りました』

 

538:転生系名無し

イッチが帰ってきたぞ

 

539:転生系名無し

キャーーーーー!!お化けーーーーーー!!!!!!

 

540:星喰いの転生者

>>539

いや、死んでないっす

 

541:転生系名無し

イッチ何であれで生きとるんや...

 

542:転生系名無し

いやその前にイッチ

 

543:星喰いの転生者

>>542

どした?

 

544:転生系名無し

なんで戦わんかったんや?

ハザードレベルが3.0やなくてもトランスチームシステムでブラッドスタークにはなれるやん

わざわざサンドバッグになる必要はなかったと思うんやけど

 

545:転生系名無し

>>544

確かに

 

546:星喰いの転生者

>>544

それにはわけがあってな、みんな「バビロニア0話」を思い出してくれ

あの場所にいたネームドキャラはマリスビリーとマシュ以外にもおったやろ?

 

547:転生系名無し

>>546

たしかロマニと

 

548:転生系名無し

>>546

あ!ロマニの後ろにレフがいたはずやで!

 

549:転生系名無し

あっ

 

550:転生系名無し

そういうことか

 

551:星喰いの転生者

>>548

ワイはあの場にレフ・ライノールがいると予想した

だからワイは、フルボトルを使ったり、ブラッドスタークになることをしなかったんや

そんなことすればマシュの暴走は止められるが、本編がスタートするときに、レフが何してくるか分からんからな

 

552:転生系名無し

でもあの攻撃は痛かったやろ。首も折られとったし

 

553:星喰いの転生者

>>552

いんや?ワイの体はもともとアメーバみたいなもんやからな

骨を折られようが、内臓を破壊されようが、死にはしないで

マシュの攻撃も全部打撃だしな

 

554:転生系名無し

ブラッド族でも痛覚はあった気がするけど...

 

555:転生系名無し

じゃあ、魔術とかだったら死ぬんか?

 

556:星喰いの転生者

>>555

せやな、まぁワイの肉体を一瞬で蒸発させる必要があるがな

 

557:転生系名無し

>>556

そういやエボルトも作中で石動惣一に擬態しとったときにビルド勢からの攻撃で血が出とったけど

次のシーンでは治っとったからな

 

558:転生系名無し

>>557

特撮あるあるやけどブラッド族なら治癒能力の線もあるな

 

559:転生系名無し

改めてブラッド族のチートぶりに驚かされるよ

 

560:転生系名無し

周りの研究者たち悲鳴上げとったからな

 

561:転生系名無し

>>560

マシュちゃんにあんなにフルボッコにされたら誰でも死んでるって思うやろ

 

562:転生系名無し

なんかあのマシュちゃん怖かった

 

563:転生系名無し

>>562

可愛い女の子もあんな顔すると怖いんやな

 

564:星喰いの転生者

>>563

あのマシュはギャラハッドの自我が表に出てたし、それにマリスビリーにワイが戦闘用ロボット見える暗示をかけられとったからな

だからワイはあんなにフルボッコにされたんや

 

565:転生系名無し

>>564

そういえばそんなこと言っとったな、マリスビリーってやっぱりサイコやろ

 

566:転生系名無し

良くそんなこと思いつくよな

 

567:転生系名無し

マシュちゃんはイッチを半殺しにしたとは思ってないわけやな

 

568:転生系名無し

これマシュちゃんが本当のことに気が付いたらどうなるんや

 

569:星喰いの転生者

>>568

まっ、戦闘データは記録されとるけどそう簡単には見つからんやろ

 

570:転生系名無し

>>569

それならいいけど...

 

571:転生系名無し

そういえば、イッチは他の主要キャラとは話したことないんか?

 

572:星喰いの転生者

>>571

ないなぁ、今からマシュのおる無菌室にいくからロマニとは話すと思うけど

 

573:転生系名無し

そうなんやな

 

574:転生系名無し

>>572

イッチも拘束されとったようなもんやからなぁ

 

575:転生系名無し

でもイッチはこれからスタッフとして雇われるんやろ

 

576:星喰いの転生者

>>575

せやでなんて言ったってマリスビリーの賭けに勝ったんやからな

 

577:転生系名無し

なら他のキャラと話せるかもしれんしな

 

578:転生系名無し

せやね

 

579:星喰いの転生者

ならワイは原作がスタートするまでスタッフとして働くとするわ

何に配属されるかは分からんけど

 

580:転生系名無し

マスター候補に選ばれたりしてな

 

581:転生系名無し

イッチのマスター適性は立香ちゃんと同じやからな

 

582:星喰いの転生者

>>580

全力で抵抗するわ

 

583:転生系名無し

>>582

イッチの全力って人が死にそうなんやけど...

 

584:転生系名無し

>>583

それな

 

585:星喰いの転生者

とりあえず原作がスタートするくらいにまた浮上するで

 

586:転生系名無し

了解や

 

587:転生系名無し

わかったやで

 

588:星喰いの転生者

ほなら、ワイはシャワーから上がりますかね

 

589:転生系名無し

いや、まだ入ってたんかい!!!!!

 

590:ナビ

『報:管理権がマスターから移行されました』

 

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「ふー、さっぱりした」

 

俺はスレを閉じるとともにバスルームからでた

 

「さて、行くとしますか」

 

無菌室に行くまでに研究者たちとすれ違うがみんな化け物を見る目でこっちを見てくる

 

えぇっとマリスビリーはどこに...おや

 

「君はなんてことをしていたんだ!!!!」

 

「これも必要なことだったんだ、ロマニ」

 

マリスビリーにロマニが突っかかっている

 

「それに『二号』には彼が戦闘用のロボットに見えるような暗示がかけられている。

 

もちろんその英霊にもね。だから精神にも異常はないさ」

 

「っっっっっ!!!!、そんなことを言っているんじゃないんだ!!!」

 

ロマニはマリスビリーの態度に我慢ならないようだ

 

「それに...彼は生きているからね」

 

マリスビリーはそう言いながらこちらに視線を向ける

 

「何を言って...!!!」

 

釣られるようにロマニもこちらを見た

 

「き、君は!!!」

 

ロマニは信じられないといった表情で俺を見る

 

「マリスビリーさん、こちらの方は?」

 

「実験体の担当医となった。ロマニ・アーキマンさ」

 

「彼方・エイトスターズです。どうぞよろしく」

 

「よろしく...って違う違う!!どうして君がここにいるんだ!まずなんで生きて」

 

「僕はいろいろと特殊なんですよ。それでここにいる理由ですが...」

 

俺はガラスの向こうの眠っている少女を見ながら

 

 

「僕もこの、『デミ・サーヴァント計画』に参加しているからですよ」

 

「え?」

 

「僕はマリスビリーさん直々にスカウトされていましてね。安全が保障されていたはずなんですが...」

 

俺はマリスビリーを睨むがどこ吹く風といった様子

 

「ロマニさんが見た通り、あの実験体のサンドバッグにされてですね。この人の人間性を疑っているところなんです。」

 

「私も君が本当に人間なのか疑っているよ」

 

「というかさっきの『二号』というのは?」

 

「実験体の新しい名前さ。英霊の融合には成功したからね」

 

「...そうですか」

 

一通り会話が終わる

 

「では、ロマニ、二号の診察を開始してくれ」

 

「.....................」

 

ロマニはマリスビリーをにらむとマシュの方へ診察に向かった

 

「あんな優しさを擬人化したみたいな男に二号の話してよかったんですか?」

 

「若くしてカルデアの医療班で頭角を現してね。彼を選んだんだ」

 

「へぇー」

 

「あぁ、それと君に渡したいものがある」

 

マリスビリーは俺にカードを差し出した

 

「これは?」

 

「君の認証カードさ。これで私がいなくても君は自由にここを出入りできる。もちろん無菌室の中にもね」

 

「...僕が二号に危害を加えるとは考えないんですか?」

 

「その時は私の目が腐っていたということだ」

 

ロマニが無菌室から出てくる

 

「二号の容態はどうだった?」

 

マリスビリーが問う

 

「...おそらく融合後すぐに戦闘を行ったせいで体が限界を迎えたんだろう」

 

ロマニは悲痛そうな顔でそう言った

 

「今すぐには動けないってことですよね?」

 

俺の発言にロマニはうなずく。するとマリスビリーは

 

「彼方君、君も二号に挨拶をしてきたらどうかな?」

 

「え?僕もですか?」

 

「あぁ、君の賭けの話だがロマニの助手として君を雇うとするよ」

 

「え?」

 

「は?」

 

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

 

ロマニが叫ぶ

 

「何を言っているんですか?僕、医療の知識なんかないですよ」

 

「マリスビリー!君は何を考えているんだ!!!」

 

二人はマリスビリーに訴える

 

「なに、助手といっても雑用だよ。医療行為はロマニがやればいいさ。それにロマニは

助手が欲しいと嘆いていたじゃないか」

 

「それは...そうだけど」

 

「とにかく彼方君は二号に挨拶をしてきてくれ」

 

「...分かりました」

 

俺は重い足取りで無菌室に向かう。後からロマニがついてきた。

 

「なんでついてきたんですか?」

 

「...僕は君を信用したわけじゃない。もしものことがあったときに彼女を守らなければならないからね」

 

「一応言っておきますけど、僕が殴られた側ですからね?」

 

「...」

 

二人はカードをかざし、無菌室の中に入る

 

「ドクター、その人は?」

 

「やぁ、さっきぶりだね。実は僕に助手が出来てね。紹介しようと思ったんだ」

 

「そうですか」

 

紫の少女は機械のように答える

 

ロマニはそんな彼女を憐れみ目で見ながらこちらに視線を送る

 

「初めまして...ではないんだが。ドクターの助手になった。彼方・エイトスターズだ」

 

「よろしくお願いします。彼方さん」

 

「あぁ、よろしく。二号」

 

「二号とは?」

 

「君の名だ、前は実験体と呼ばれていたが英霊の召喚および融合に成功したことで

二号に変更されたんだ」

 

「了解しました」

 

「...不満はないのか?」

 

「不満ですか?いえ、私はそのような感情を知りません。」

 

「そうか...」

 

「じゃ、じゃあ自己紹介もできたことだし、僕たちは退出するとするよ」

 

「はい、ありがとうございます」

 

彼女はぺこりと頭を下げる

 

二人は無菌室を出た

 

「君の自己紹介何か固くなかったかい?」

 

「半殺しにされたんですよ?あの対応が妥当でしょう、気まずいです。」

 

「そ、そうだったね」

 

マリスビリーがこちらに向かってくる

 

「どうだったかい?二号は」

 

「どうもこうも、機械と話しているみたいでしたよ」

 

「二号は無垢であるからね。」

 

「...そうですか、今日はもう戻っていいですか。これ以上ここにいると気が狂いそうなので」

 

「分かった。お疲れ様」

 

「あ、あとマリスビリーさん」

 

「なんだね?」

 

「僕を騙したの根に持ちますからね」

 

「それは、すまなかったと思っているよ」

 

「本当ですか?では、これで」

 

そして俺は研究所を出た

「彼を初めて見てどうだった。ロマニ」

 

「はっきり言って異常としか思えないよ。肉体もそうだし精神も」

 

「ほう、それはどうして?」

 

「彼は気まずいと言っていたが傷つけられた相手に話しかけるなんて常人にはできないよ。僕が驚いたのは君が彼に謝ったことだよ。マリスビリー」

 

「私は今回の件で彼に恐怖を抱いてしまってね。臆病になっているのかもしれない」

 

ロマニは信じられないといった顔でマリスビリーを見る

 

「ま、彼は君の助手になった。君が彼を信じられることを願うよ」

 

「マリスビリー、僕は今回の件、許したわけじゃないからね。」

 

マリスビリーは何も言わず、研究員の方へと向かった

 

 

 

 

 

ロマニは一人

 

「彼方君、君の目には何が見えているんだ」

 

 

 

そうつぶやいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




複数人のエミュはキツイ

特にロマニのエミュが分からん



感想・評価お待ちしております。

原作スタートはもう少しお待ちください。


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