ハッピーエンドに導く方法   作:ギリギリニート

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初戦闘

 

 

あれから俺たちは霊脈へと向かっていった

 

途中で何度か敵に襲われることがあったがすべてマシュだけで片付くようなものばかりだった

 

142:転生系名無し このままやとイッチはただ女の子たちに戦ってもらっている嫌な奴やな

 

143:転生系名無し >>142 字面だけ見るとすぐに死ぬキャラやな

 

『145:転生系名無し かませキャラ感半端ないなw』

 

なんだろう、無性に腹が立ってきた これハザードレベル上がるのでは

 

『解:残念ながらピクリとも上昇していません』

 

転生特典が自我を持っている気がする件について

 

にしても...

 

「ハァ、ハァ、ハァ」

 

俺は立香を見る

 

二キロといっても周りが燃えているせいか体力が奪われやすいのだろう

 

歩き出してから一度も弱音を吐かない当たり、やはり我慢しがちな性格なのだと再認識する

 

これが辛いときは辛いと言える性格ならばどんなによかったか

 

俺は深いため息をする

 

「彼方さん、疲れましたか?休憩も可能ですが?」

 

「舐めないでもらっていいかなぁ?それに、そのセリフはコイツに言ったほうがいいんじゃないかい」

 

マシュは俺の指摘を受け、立香をみる

 

「せ、先輩すいません。こんなにも顔色が悪いのにも関わらず...休憩しましょう!」

 

「ハァ、ハァ、わたしは...大丈夫だから」

 

「で、ですが...」

 

立香はマシュからの提案を拒否する

 

「お前が倒れたら。魔力のパスが上手く繋がらなくて、後輩消えるかもなー

 

一瞬、俺を見つめてきたが、マシュの手を取った

 

「...マシュ、ごめんね。案内してもらってもいい?」

 

「_____っ!はい!こちらです」

 

マシュは立香を座らせる

 

「すみません先輩、この体になってから疲れをあまり感じなくなってしまって...」

 

「ううん、謝らなくていいよ、マシュにはホントに助けてもらっているから」

 

立香は謝るマシュの頭を撫で、感謝を述べる

 

「先輩...恥ずかしいです」

 

マシュは恥ずかしがっているがまんざらでもないようだ

 

あのさぁ、さっきから甘い雰囲気すぐに作り出すのなんなの?

 

えっ、もう絆レベル4とか、5とかあんの?

 

逆にこれで1だったら6とかどうなんの?

 

俺が人たらしの力を直に感じていると

 

「キャーーーーー!」

 

突然、遠くから悲鳴が聞こえる

 

「今の悲鳴は!」

 

「女性の悲鳴です。急ぎましょう!」

 

立香とマシュは立ち上がり、悲鳴が聞こえた場所へと走る

 

俺もその後に続く

 

「何なのよ、何なのよ!どうして私ばかりこんな目に遭わないといけないのよ⁉」

 

案の定、オルガマリーがスケルトンに襲われそうになっていた

 

「オルガマリー所長⁉」

 

マシュが急いで助けに入ろうとするが距離があり、間に合わないだろう

 

俺は「ラビットフルボトル」を虚数空間から取り出し、走りながら振る

 

シャカシャカと振り続けると赤い粒子が俺を纏い、加速する

 

そして二人を追い抜き、跳躍、一気にオルガマリーのもとへ跳ぶ

 

そのまま、斬りかかろうとしているスケルトンの頭を蹴り砕いた

 

「か、彼方、どうして貴方がここに!?」

 

オルガマリーが突然の俺の登場によりパニックを起こしているが気にしない

 

「...」

 

「ガァァァァァァ!」

 

他のスケルトンが俺を叩き切ろうとしてくるが

 

「ドリルクラッシャー」で受け止める

 

どうやらハザードレベル3.2ではスケルトンの力にやや劣るらしい

 

「...『強化』」

 

「グオォ!」

 

身体強化の魔術をかけたことにより、スケルトンの膂力を上回る

 

剣を押し返し、隙だらけの胴体を削り斬る

 

うーん、ドリルクラッシャーってグロイなぁ

 

当たり前だが斬ったとしても火花が出るわけではない

 

血が出る敵に使えば、お茶の間では流せない絵面になるだろう

 

『163:転生系名無し はえー、フルボトルって単体でも使えるんやな』

 

『164:転生系名無し いつの間にか第三視点になっとる』

 

『165:転生系名無し 骸骨こえぇ...』

 

残りのスケルトンは二体、どうやら同時に攻撃を仕掛ける気のようだ

 

「彼方さん!離れてください!」

 

「カナ君!逃げて!」

 

ようやく二人が追いついたようだ

 

俺は左手にドリルクラッシャーを持ち、右手にラビットフルボトルを持つ

 

ラビットフルボトルを振り、再び赤い粒子を纏う

 

スケルトンが一歩踏み込んだ瞬間

 

俺の姿が搔き消える

 

「「_______!!!」」

 

...振り返ると崩れ落ちたスケルトンが二体、粒子となって消えかかっていた

 

『171:転生系名無し い、一体なにが起きたんや?』

 

『172:転生系名無し 生身でも強すぎやろ...』

 

今の攻撃は「ラビットフルボトル」の加速に『強化』の魔術を重ね斬ったのだ

 

正直ここまでの速度が出るとは思っていなかったが

 

「ま、まさか貴方がここまで戦えるなんて...」

 

オルガマリーは驚愕といった様子で俺を見る

 

無理もないだろう、ベリルとの戦闘は俺が記憶を消したのだから

 

「お怪我はありませんか?所長」

 

マシュがオルガマリーに話しかける

 

「...どういう事?」

 

「それは...彼方さんの件とわたしの件どちらでしょうか?」

 

「あなたのことよ!どうしてデミ・サーヴァントが今になって成功するのよ!」

 

緊張から解放されたせいなのか、ブチ切れている

 

「いいえ!...それ以上に貴方よ貴方!わたしの説明会に遅刻した一般人!」

 

自分のことが言われるなど思っていなかったのか、立香の肩がビクッと震える

 

「なんでマスターになっているの!サーヴァントと契約できるのは一流の魔術師だけ!」

 

オルガマリーは立香に詰め寄る

 

「アンタなんかがマスターになれるハズないじゃない!一体その子にどんな乱暴を働いて言いなりにしたの⁉」

 

彼女の中では完全に立香が悪役らしい

 

「誤解にも程があります!私はマシュにそんなことしていません!」

 

立香は所長の言い分を否定する

 

するとマシュが立香を守るように前に出た

 

「それは誤解です所長。強引に契約を結んだのは、むしろわたしの方です」

 

「なんですって?」

 

オルガマリーは目を細める

 

マシュはこれまでの経緯をオルガマリーに説明した

 

 

「なるほど、状況は把握しました。」

 

なんとかオルガマリーを落ち着かせることに成功したらしい

 

「...まさかアンタまで巻き込まれてるとはね。彼方」

 

「いえいえ、無事で何よりです。アニムスフィアさん」

 

「貴方に助けられたのは不本意ですが、礼を言うわ」

 

苦虫を嚙み潰したようにオルガマリーは言う

 

「それにしても、アニムスフィアさんともあろう方が、たかが骸骨に殺されかけるとは」

 

ニヤニヤと俺はオルガマリーを煽る

 

「くっ!突然の出来事で体が動かなかったのよ!悪い⁈」

 

オルガマリーは激昂する

 

「カナ君って所長ともあんな感じなんだ...」

 

「はい、所長と彼方さんの仲の悪さはカルデアで有名です」

 

何やらコソコソと立香とマシュが話している

 

「まぁまぁ、そんなに怒らないでくださいよ。はい、ミルクキャンディー」

 

「帰ったら見てなさいよ!一時間は説教してやるんだから」

 

オルガマリーは、ミルクキャンディーを強引に取ると、パクっと口に放り投げる

 

やっぱり彼女は甘いものを差し出すと、おとなしくなる

 

餌付けをしておいて正解だった

 

 

「伝え忘れていたけど、あなた達は、わたしの指示に従ってもらうから」

 

目的地に着いたところでオルガマリーが仁王立ちで俺たちに言った

 

「そうそう、二人ともしっかり所長の命令従うように」

 

「わたしが一番従って欲しいのはあなたよ!」

 

ビシッっとオルガマリーは俺を指さした

 

「今のところ、あなたが私から見て一番の危険人物よ!頼むから変な行動をしないで!」

 

「はいはい、わかりましたよ。じゃあ、指示お願いします」

 

俺は敬礼のポーズを作る

 

それを見て呆れたのかコホンと咳をして、オルガマリーは説明を始めた

 

指示に従い、マシュは自身の盾を置いた

 

召喚サークルが構築される

 

『205:転生系名無し 見たことある空間だな』

 

『206:転生系名無し あ、あぁ、課金しなきゃ』

 

『207:転生系名無し ピックアップ当てるために生活費が溶けたトラウマがぁぁぁぁ』

 

スレ内は阿鼻叫喚といった様子だ

 

死んでもガチャ爆死のトラウマは残り続けるらしい

 

『シーキュー、シーキュー。良かったぁ、通信が戻ったみたいだね』

 

ロマニの安堵の声が聞こえてくる

 

「はぁ⁉ なんで貴方が仕切っているのよロマニ⁉ レフはどうしたのよ⁉」

 

オルガマリーはロマニが指揮をしていることを問いただす

 

『うわぁぁ⁉所長生きていたんですか⁈しかも無傷!』

 

ロマニの驚きように彼女は静かに青筋を浮かべる

 

「どういう意味ですか!医療班のトップがどうしてその席にいるのか聞いているの!」

 

彼女は叫ぶ

 

『...生き残った正規スタッフは僕を入れて20人弱。僕が作戦指揮を任されているのは、僕より上の階級の生存者がいないためです』

 

ロマニは悲痛な声で説明する

 

『レフ教授も発見されていません。生存は絶望的だ』

 

立香やマシュもひどくショックを受けている

 

彼女らから見ればレフは親切にしてくれた人

 

マシュにいたっては魔術の先生でもあった

 

そんな恩人が死んだかもしれないのだ、その反応は妥当であろう

 

「そんなっ...レフが?___分かりました

 

は?

 

『212:転生系名無し なんかこの所長落ち着いていないか?』

 

『213:転生系名無し イッチの方を一瞬見た気がするんだけど...』

 

スレでも動揺が走る

 

有り得ない、彼女はここで錯乱するはずだ

 

表情は苦しいがそれまでだ

 

既に冷静さを取り戻し始めている

 

オルガマリーはロマニからマスター候補の状態を聞き、冷凍保存を施すように言った

 

「驚きました、所長は人命を優先したのですね」

 

マシュは驚嘆の声を上げる

 

「...死んでなければ、後からなんとでも言えるわ。レフがいたのならもっと良い決断ができたかも知れないけれど」

 

なんか俺の知らない所長がいるんだけど

 

めちゃくちゃ有能オーラ出てんだけど

 

それにしても20人を満たない...か

 

どうやら間引きはうまい具合にできているようだ

 

説明会にいた害虫どもは冬眠していてくれ

 

「はぁ、納得はいきませんが、私が戻るまでカルデアを任せます。私たちは特異点Fの調査を続けます」

 

『えぇ⁈所長一体なにがあったんですか!チキンのクセに⁉』

 

彼は俺のことを言い過ぎだと指摘するときがあるが、アンタも大概ではなかろうか

 

「本当に一言多いわね。大丈夫よ、だって...」

 

一瞬、俺と目が合いすぐにそらした

 

「こ、この街にいるのは低級な怪物だけですから、マシュがいれば安全よ」

 

どうしてこちらを見たのだろうか?

 

俺がスケルトンを蹴散らしたことを思い出したのだろうか?

 

「むぅー」

 

そして何故、立香は面白くないものを見るように俺を睨むのだろうか

 

「どうしてこちらを睨む必要があるのかな?」

 

「別にー、なんでもないでーす」

 

プイッと立香はそっぽを向く

 

全く理解ができない

 

『ナビ』彼女たちが何を考えているのか分かるか?

 

『呆:マスターにはがっかりです』

 

なんか失望されたんだが

 

オルガマリーが俺たちで調査を続けることを伝え、ロマニとの通信が終わる

 

「救助を待たなくてもいいのでしょうか」

 

マシュがオルガマリーに質問する

 

「所長には立場があるんだ、何か成果がないとアニムスフィア家のメンツが立たないんだよ」

 

横から俺が説明する

 

「なにか言い方に棘があるけど...そうよ。悪いけど付き合ってもらうわ」

 

ジト目で俺を見ながらオルガマリーが答える

 

「と、その前に」

 

オルガマリーは立香の方を向く

 

「何か私に言う事があるんじゃないかしら?立香」

 

「いえ、特に何も」

 

立香はキョトンとした顔で答える

 

「はぁ、あなたって本当に物覚えが悪いのね。」

 

オルガマリーから大きなため息が出る

 

「あ。きっと先輩がレムレムしていた時のことですよ。思い出してみましょう」

 

マシュに言われ、管制室でのことを思い出す立香

 

「あー、なにかいろんな人たちがカナ君みたいなこと言っていたような」

 

「違う、あれが魔術師のデフォルトなんだよ。魔術師は基本的にお前のような一般人を嫌っているんだ」

 

俺が訂正を入れる

 

悪徳魔術師ムーブはアイツらをベースにしているから、立香の言う事も間違いではないのだが...

 

「今はそんな話はしていません...というかやっぱりまともに聞いてなかったのね、あなた!」

 

俺を手で制し、立香に叫ぶオルガマリー

 

「あぁ、もう!そこに座りなさい。私がいちから「グォォォォォォオ!!!」ヒィッ!」

 

説教を始めようとした途端、スケルトンが複数現れる

 

「どうやら、説明は後からが良さそうですねぇ」

 

「よし!ナイスタイミング!マシュ、行こう!」

 

「はい!」

 

マシュが前に出るが俺は動かなかった

 

「彼方!そこでなにボケっとしてるのよ!あなたも戦いなさい!」

 

オルガマリーが叫ぶ

 

嫌です

 

「どうしてよ!ほら、マシュも辛そうじゃない!」

 

マシュを見るとなんとか盾で防ぎ、戦えているが、まだ戦い方に慣れていないため危うい場面がみられる

 

「あんな雑魚、僕が相手にするまでもありません。それにそう簡単に壊れないでしょ」

 

まるでマシュを物であるかのように俺は言った

 

『230:転生系名無し うわーイッチ悪い顔やなぁ』

 

『231:転生系名無し イッチ、演技がうますぎる...』

 

「ハァ、ハァ、ハァ、戦闘...終了しました」

 

マシュはスケルトンを全て片付けたが息があがっている

 

「お疲れマシュ、大丈夫?」

 

「は、い...問題、ありません」

 

立香がマシュに駆け寄る

 

「ふう、ご苦労です、マシュ・キリエライト...邪魔者が消えて話を戻したいのですが、その前に」

 

オルガマリーはマシュを労った後、俺をキッと睨んだ

 

「彼方、マシュに対するあの言い方は何ですか?まるで物のように」

 

『彼方くん、僕も君に怒っているよ。あれは言い過ぎだ』

 

ロマニの通信が入る

 

『マシュはサーヴァントでも、デミ・サーヴァントなんだ。人間でもあるんだよ、彼方君。それは君が一番わかっているんじゃないかな?』

 

彼は諭すように言う

 

「ちっ、分かりましたよ。」

 

『彼方君...』

 

「ちょっと!待ちなさい!」

 

俺はオルガマリー達から離れ、立香たちに近づく

 

「いやいや、さっきの敵には苦労したようだね」

 

何事もなかったように話しかける

 

「はい、敵の数が多く。うまく動くことができませんでした...」

 

マシュは、シュンと項垂れている

 

「カナくんが手伝ってあげればいいのに...」

 

ムッスーと立香は頬を膨らませる

 

「僕が死んだら、誰が傷を治すのかな?」

 

そう言いながら魔術でマシュの傷を治す

 

「怪我をしたら、報告しろと散々言ったよねぇ」

 

「す、すみません」

 

「もう!そんなに強く言わなくてもいいじゃん」

 

立香がマシュを庇う

 

一秒の差で守れない命だってあるんだよ

 

「「!!!!!!!!」」

 

しまった、自分でも驚くほどドスの効いた声が出てしまった

 

「今後もマシュがメイン、僕はあくまでサブだから」

 

「う、うん」

 

「り、了解です」

 

その後、立香はマシュやオルガマリーからカルデアについて教えてもらっていた

 

移動しながらだったため、何度かスケルトンが襲ってきたがマシュが全て片付けた

 

動きのキレも良くなっているため、これでシャドーサーヴァントの攻撃にも何度かは耐えられるだろう

 

「ほら、キリエライト。こっち、怪我をしているじゃない。それぐらいなら治療できるわ」

 

「は、はい。ありがとうございます。オルガマリー所長」

 

どうやら普通の治癒魔術は詠唱が必要らしい

 

『報:マスターの場合は私が詠唱破棄しているため無詠唱で発動できています』

 

え、そうなの?

 

かっこつけて『強化』とか言ってたけど意味なかったの⁈

 

『呆:...全て無駄な労力です』

 

すみませんね、馬鹿な主人で

 

おかしいなぁ、女神様が便利なスキルだからと念押しされたから選んだんだけど

 

こいつはちょっと便利すぎるなぁ

 

普通のスキルじゃおそらくカルデアスをハッキングできないよなぁ

 

『恥:褒めすぎです///」

 

実は人格あるだろお前

 

『やれやれ、所長も落ち着いていると。心強いんだけどなぁ』

 

「そうなんですか?」

 

ロマニが独り言をこぼすと立香が反応した

 

『そう、オルガマリーも複雑な立場でね。もともとマリーは____』

 

オルガマリーの抱えている事情を立香に話すロマニ

 

『___それでね、彼女があそこまで冷静になれているのは彼方君のおかげなんだ』

 

「え?カナ君が?」

 

『驚くのも仕方ない。だって彼、いつもあんな感じだからね。

でも彼方君がマリーをからかっているのはいつも彼女が精神的に追い詰められてるときなんだ。

そしてその後に必ず甘いお菓子と紅茶を出す』

 

ロマニが俺を見る

 

『僕は彼が何を考えているのかが分からないんだ。

人に辛く当たるクセに他人のSOSにはすぐに気づく、

カナ君が魔術師らしい性格になったのだってここ最近の出来事なんだ』

 

「そ、そうなんですね。なにかあったのですか?」

 

『うーん、それが全くもって心当たりが無いんだ。

僕は今までのストレスが爆発して性格が変わってしまった説を推しているけどね

彼方君は本当に働いてくれていたから』

 

「マシュに対しての当たりも優しかったんですか?」

 

『それはもう!なんて言ったって彼はマシュの世話係のような存在だったからね

それに...いや、この話はやめておこう...。二度とケーキを作ってくれなく

なるからね。

とにかく、僕は彼方君に元に戻ってくれることを望んでいるよ

あっ!この話はくれぐれも彼には内緒にね!』

 

「はい!分かりました」

 

そこで会話が終了する

 

丸聞こえなんだが、隅から隅までバッチリなんだが

 

というかロマニ、ベリルの件話そうとしたろ

 

アブねぇー

 

 

 

 

 

あーあ、どうせ死ぬやつに優しくなんてしなければ良かったー

 

 

 

 

 

 

でも...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『貴方のケーキはいつも絶品よ!いつもありがとう!』

 

『カナ君のお菓子、いつも美味しいなぁ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その手の笑顔に俺は弱いんだ

 

 








悪役魔術師ムーブって他に何をすればいいのでしょうか?





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