厄ネタってどう書けばいいんですかね?
おそらく厄ネタに詳しい人から見ればこのレベル、厄ネタと言えないでしょう
皆さん判定をお願いします
2025/08/13 小説の内容を変更しました
「落ち着いたところで、改めて自己紹介をさせていただきますわね。わたしの真名はマリー・アントワネット。クラスはライダー。どんな人間なのかは、どうぞ皆さんの目と耳でじっくり吟味していただければ幸いです」
マリー・アントワネットは俺たちに自己紹介をし始めた
「それと、召喚された理由は残念ながら不明なのです。だってマスターがいないのですから」
そして、マリー・アントワネットの隣にいる男性が一歩前に出る
「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。僕も、彼女と右に同じ...
皆がお互いに自己紹介をし合っている最中、俺は思考の海へと入る
現在、
他のサーヴァントたちに明確な異常は見られていない
もしかすると、『抑止力によって呼ばれたサーヴァント』には異常が発生しないのかもしれない
カルデアで召喚したサーヴァントたちは若干怪しいが
問題は...
『...
『ナビ』、聞きたいことがある
『了:なんでしょうか?』
『アレ』が俺から消えたということを女神様がおっしゃっていた
それは事実か?
『答:はい、現在のマスターにあのおぞましい力はございません』
そんなこというなよー、『アレ』のおかげで今の俺がいるんだ
ま、女神様に見つかるのが遅かったら
『答:転生特典とは転生者の魂と密接な関係があり、魂に転生特典の情報が書き込まれる仕組みとなっています』
なるほど、ゲームのソフトをダウンロードするみたいなもんか
『答:そうとも言えるでしょう。そして女神はマスターの魂に転生特典を書き込む際に『アレ』を抹消し、
やっぱり、ただのお助けスキルじゃなかったか
一番最初にお助けスキルをおすすめしてくるんだからおかしいと思っていたんだよね、迫力半端なかったし
起動に時間がかかったのも俺の魂のプロテクトを第一優先にしてたからでしょ?
『答:はい』
だよねぇ、だってやってることホントにおかしいんだもん
『抑止力の影響を受けない』なんて、さ
『驚:...気づかれていたのですね』
なんとなくだよ、なんとなく
『アレ』を消して、再び付与されないようにするなんて、そのくらいのことしないと無理だもん
だってあれは...アラヤとガイヤから付与されたものなんだから
でもこれで合点がいった
生まれて間もなく殺されかけたのも、シュヴァインに毒殺されそうになったのも
言うなれば抑止力からの抵抗だったんだね、『世界』の歯車にならなくなった異分子を抹消するための
『答:はい。往生際の悪い世界です』
逆にあの速度でよく無効化できたよな
ということはだよ?
今、オルタがめんどくさいことになってるのって俺が抑止力の影響を受けなくなったせいってことだよね?
『是:『人理の防人』である彼女は必ずマスターのファーストサーヴァントになっていました。そのためもっともマスターとの縁が強いサーヴァントと言えるでしょう』
つまり、俺と契約した回数が多ければ多いほど記憶が戻りやすくなるってこと?
『是』
ハァー、最悪だ
彼女ほど俺と契約したサーヴァントはいないが人理修復に支障が出まくってしまう
ちなみにジャンヌ・オルタがめんどくさくなっているのは明確にマスターについて思い出したからだろう
『アンタも久しぶりね...裏切り者』
『あら?言い返す気すら湧かなくなってしまったのかしら?まぁ、壊れたブリキ人形なのだからそれも仕方ないか』
うん、あれはかなり鮮明に思い出してるな
困っちゃうよねぇ、まぁ、自業自得いえば自業自得だけど
俺が情報を整理していると目の前に人影が現れる
「まさかあんなにトゲトゲしていた殿方がこんなにも素敵なお顔をしているとは思いませんでした!」
眩しい、笑顔が眩しい
止めてくれ、それ系の笑顔をする人間を見ると消し飛びそうになる
「お褒めの御言葉を頂き光栄ですアントワネット王妃。私の名前は彼方・エイトスターズ。どうぞお見知りおきを」
そう言って、西洋式のお辞儀をする
「あらあら、そんなに畏まらないでくださらない?貴方も気軽に『マリ-』と呼んでくれていいのよ!」
「おかしいですね。この挨拶って不人気なんでしょうか?」
「貴様のそれは、胡散臭さしか伝わらんのだ。二度とするな」
オルタからの厳しい指摘が入る
「そちらの方は確かアマデウスさんでしたね。どうぞよろしく」
「あぁ、よろしく。キミからは不思議な音が聞こえる。もちろん悪い方にね。僕と同じロクデナシの音だ」
「ロクデナシですか?おかしいですね、生まれてこのかた、正しい事しかしてこなかったんですけど」
「うん。僕の耳が正しいことが今の君の発言で分かったよ」
二人との自己紹介?が終わった後、マシュが今何が起こっているのかを二人に説明する
「__話はわかりました。フランスはおろか、世界の危機なのですね。形は違えど、これもまた聖杯戦争という訳ですか...」
「マスターなしで召喚なんて時点で危険な音しかしなかったけど、予想以上だなこれは」
二人は各々感想を述べる
「あのとき相対していたサーヴァントは合計五騎。マシュを含めると十二騎だけど、多すぎないか?」
「こちらのアルトリア・オルタさん、エミヤさん、クー・フーリンさんは私たちが呼び出したサーヴァントの方々ですが。それを差し引いても九騎。七騎の法則は崩壊しています。...無制限、という訳ではありませんが」
「サーヴァントの数が七騎を超過してもおかしくはないでしょう。僕の記憶が正しければ十五騎のサーヴァントが争ったという形跡もあったはずです」
マシュの言葉に補足を入れる
「あ。わかった、わたし閃きましたわ、みんな!こうやって、わたしたちが召喚されたのは英雄のように、彼らを打倒するためなのね!」
「それはどうでしょう。竜の魔女と同じように世界を滅ぼす為かもしれませんよ?」
「ちょっとカナくん!」
「ノン、ノン、ノン♪それは違います、彼方さん。だってわたし、生前と変わらずみんなが大好きなんですもの。世界を滅ぼすためならこんな感情不要だし、第一召喚されないわ!」
人類を愛しているからこそ世界を滅ぼす奴らがいるだよねぇ、ビーストっていうんだけど
「根拠のない自身は結構だけどね、マリア。相手は掛け値なしに強敵だぞ」
アマデウスは俺たちを見る
「ジャンヌとマシュ、立香そして後ろの四人は戦いに慣れているとしても、僕と君は汗を流すタイプじゃない。頭数はともかく、脚を引っ張るだけだと思うけどなぁ」
「ヴラド三世、エリザベート・バートリー。一人は英雄として、もう一人は殺人鬼として歴史に名を刻んだものですし」
「そういえば私達が戦ったあのセイバー、王妃が現れたときの反応が妙だった。おそらく彼女は王妃のことを知っていたのだろう」
エミヤがそう告げた
「...そうね。もし彼女がわたしのことを知っているとすれば...『シュヴァリエ・デオン』、じゃないかしら。確証はないけれど」
<ピピー>
電子音と共にロマニが通信越しに語る
『シュヴァリエ・デオン...ルイ十五世が設立した情報機関、「スクエ・ドゥ・ロワ」の工作員だね。同時に軍所属の竜騎兵、最高特権を持つ特命全権大使でもある。...彼女、いや、彼かな...?』
「瑣末なことですよ。遠い世界の魔術師さん。わたしとは全盛期がすれ違っているけど、あの素敵な顔立ちは変わっていませんでした」
瑣末かな(疑問)
瑣末だな(諦め)
『そうか...彼女が味方に加わってくれればいいんだけど...』
「それは難しいでしょうねぇ」
俺は首を横に振る
「どうして?」
「聖女サマやマシュを相手取っているのはともかく、れっきとしたサーヴァントであるランサーさんとアーチャーさん二人を相手にあそこまで戦えていると考えるならば、『狂化』が付与されている可能性は低い」
「『狂化』?」
「ハァ、これだから一般人は。『狂化』というものは対象のサーヴァントに狂躁の逸話がなくとも、バーサーク属性を与えられることを指す。強制的に狂わせるのさ、どんなに高潔な英霊であろうとね」
「...ひどい」
立香は憤慨する
戦闘をする上では『狂化』サーヴァントの方が倒しやすい
高潔なサーヴァントであるほど『狂化』をしっかりかけなければならないため、攻撃が単純なものになりやすくなるのだ
可愛いマスターちゃんを思う竜の魔女様は、狂化を召喚したサーヴァントにかけなかったのだろう
彼女自身このオルレアンでの行動は後悔しているような感じだったし
随分と自身のマスターに影響されているらしい
「がしかし、敵のサーヴァントには狂化が施されていない。つまり、自身の意志で竜の魔女に付き従っているということになる」
「む。聖杯を求めて戦うのが聖杯戦争なのに、相手はもう聖杯を手に入れているなんて。不公平だわ、もう!」
マリーはかわいらしく怒る
「ただ、そうなると一つ謎が残ります。マリーたちが召喚されたのは何故なのか、という点です。...これは、あくまで推測ですが。聖杯戦争が開始されていないにもかかわらず、聖杯を勝ち取った勝者が存在する。この因果の逆転、つまりバグのような状況に聖杯そのものが対抗するためではないでしょうか。そしてそれは、相手が強大であればあるほど、その反動が大きいのではないか、と思います」
「...そうか。つまり、このフランスには」
マシュもジャンヌと同じ結論に至ったようだ
「はい。他にもマリーのように召喚されたサーヴァントがいらっしゃるのではないか、と」
「まあ!それって、また新しい誰かに出会えるという事ね!」
「それが希望ってワケでもないけどね。敵が増えるだけ、なんて結末もある」
オルタはアマデウスの発言に苦い顔をする
あぁ、最初から狂ってるバーサーカーがいるもんね
「けど、どうあれ探すのは悪くない。出来得るだけ早く行動した方がいい。あっちのジャンヌたちが、先に見つけてしまう前に」
「そうですね。私はサーヴァントの探知機能が欠落しています。現状ですと、ロマンさんの探知が頼りです」
『ああ。さずがにルーラーの全力には及ばずとも、サーヴァントの探知範囲を上回ることは可能なはずだ』
ということはガワはルーラーで中身がアヴェンジャーというわけか
全くとんでもないことをしやがる
どんだけ自分のマスターが大好きなんだよ
「さぁ、そうと決まったらしばらく休みましょう!皆、疲れているでしょうし」
「そうですね。マスターと彼方さんはしばらくお休みください。周囲はわたしたちで見張りますから」
「え、でもみんなに悪いような...」
「あんなに熟睡していたクセにまだそんなこと言ってんの?ごちゃごちゃ言わずに寝ろ」
「わ!押さないでよカナくん」
俺は立香をテントまで誘導する
「あのなぁ、お前とマシュたちじゃ体の構造から違うってこと分かってる?アイツらは睡眠を必要としないんだよ」
「分かってるよ、分かって...いるけど」
立香は下を向く
「迷惑をかけていると思っているんだったら、これ以上迷惑かけないように早く寝ろ。医療班の仕事はくれぐれも増やすなよ」
「...うん。おやすみカナくん」
立香はテントの中へと入っていく
身体は立香本人でも分かるくらい疲れているはずなのに、全く
...おやすみ、立香。いい夢を
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