エミュというのは大変難しいですね(n回目)
最近エミュの完成度は加点方式ではなく、減点方式ということが分かりました
いかに本物のキャラに寄せられるのかどうか
だからこそ多くの人の意見が大事になってくるわけですね
何が言いたいのか
不安なので皆さんの意見が聞きたいです
少しでもおかしいとお思いになられましたら、是非感想欄まで...
気配を探ると、俺たちは囲まれているようだった
「ランサーさん、その場で戦闘をしなかった理由を教えてください。サーヴァントが五体もいてわざわざ、一か所に集まる必要もないと思うのですが?」
「マスターがテメェだけだったらそうしてたさ。だが、うちのマスターはそうはいかねぇ。万が一を考えて一度拠点に戻ることにしたってワケだ」
「ハァ、アイツが足を引っ張っているということですか」
「私はワイバーンを複数体相手に余裕で対処できるキミの方が異常だと思うがね。それに、これを指示したのは君のサーヴァントだ」
「...へぇ、やけにアイツに過保護なんですね」
俺はオルタの方を見る
「フッ、ヤキモチでも焼いたか?貴様のような人間より、彼女のほうに考えが向くのが当然だろう」
「いっそのこと、アイツのサーヴァントになっちゃえばいいんじゃないですかね。僕一人で戦えるので」
「ッ!」
オルタはキッと俺を睨む
「おー、怖いねぇ。騎士王サマ相手にここまで言えるのも大したもんだぜ」
「これほど主従関係が冷え切っているのも珍しいな」
俺とオルタがバチバチにやり合っているなかで、立香がマシュに連れられてきた
「みんなおまたせ!ってなんか空気がすごいんだけど、何かあったの?」
立香は俺とオルタの方を見てそういった
「...忠告だ。その考えのまま戦っているといつか己の身を滅ぼすことになるぞ」
そう言ってオルタは俺と距離を取った
へぇ、ここまでしてもキレないんだ
「で、ではマスター、指示をお願いします!」
空気を切り替えるようにマシュが指示を求む
「さあ、立香さん。せっかくだから、さっき見せられなかったわたしの力、貴方たちに見てもらいたいわ!__おてんばでごめん遊ばせ。ガラス細工のように、煌びやかに踊るわよ!」
「うん!みんな無理はしないようにね!」
いいなー、俺もマリーみたいな前口上考えようかなぁ
...いや、俺がやると厨二病になって笑えない
立香の掛け声を合図に戦闘が始まる
相手はウェアウルフ、雑魚中の雑魚だが数が多い
きっと、ジャンヌ・オルタがこちらの数を見て調整したのだろう
ここは立香とマシュの成長のため、ビルドには変身せずに戦うとしよう
うーん、どれで戦おうかなぁー
オルタの宝具に対して発動したのは、防げる方法がそれしかなかったから
いやー、あれオルタに見せちゃったのヤバいんだよねぇ
そのせいで、全力ですっとぼけないといけなくなったんだから
あのときは、立香が危ない!と思って気が動転してたのがまずかったなぁ
おかしいなぁ、もっと俺って冷静だったのに
虚数空間から『ドラゴンフルボトル』を取り出す
えーっと、今の俺は『魔術回路が壊れている傲慢な魔術師』だから高出力、大規模な魔術は行使できない
『虚数魔術を用いたワープ』は、ダメだ、ワープって規模関係なく高度な魔術だわ。よって却下
「グルルルァァァァ!!!!」
うっさ
振りかざしてきた斧をバックステップでよけ、回し蹴りでウェアウルフA(仮称)の首を折る
ウェアウルフA(仮称)は、その場に崩れ落ちる
『影での拘束、魔力吸収』は...いけるかぁ?
あ、Aチームのベリルを何の抵抗もさせずに半殺しにしちゃったわ
でもさぁー、マシュの腕折られたらブチ切れちゃうよねぇ
自分の爪の甘さにもムカついたし、トラウマも蘇りやがったしなぁ
「ガァァァ!!!」
そっちの爪じゃねぇよ
俺を爪で貫こうとしてくるウェアウルフB(仮称)の攻撃をよけ、フルボトルを握った拳で心臓を殴り潰す
ウェアウルフB(仮称)は、血で弧を描きながらすっ飛んでいく
あー、炎で焼き殺すってのもいいけどジャンヌにはタイムリーすぎるしなぁ
焚火見るだけで、顔色悪くなってたし
嫌われにいくならいいけど、フラッシュバックで今動き止められちゃうと割とヤバいからなぁ
ウェアウルフC(仮称)は、水平に斧を振り真っ二つにしてこようとしてくるが高く跳び、空中で回転、踵落としで頭蓋を砕く
そう考えると、今の俺って生身で戦う方法なくね?
...ん?
その辺に転がっているウェアウルフA・B・C(仮称)を見る
あぁ
ステゴロでいいじゃん
なんだ、
深く考える必要はなかったのだ
以前のようにあの手この手で戦おうとしなくていいのは助かる
ブラッド族の肉体とハザードレベルの恩恵がすげぇ
待てよ。ということは断念していた武術で戦うことができるのか!!
八極拳、燕青拳、パンクラチオン、槍術...はマズイな
俺の槍術はやんごとなき理由で、ものすごくケルトなのだ
今使ってしまえば、そこで暴れてる青タイツに手合わせを絶対お願いされるくらいには...
手合わせ...
残酷なことに気が付いてしまった
『俺が特定の武術を使う』→『その武術を使うサーヴァントが召喚される』→『手合わせをお願いされる』
結局ステゴロしか無理じゃねぇか!!!!
俺が心の中で膝をついていると、どうやら敵を全て倒したらしい
その後、女性陣は各テントで眠り、男性陣が見回りをするということになった
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「ランサーさん、一つ聞きたいことがあるんですけど」
「あ?なんだ?」
「どうして僕まで見回りをしないといけないんですか?僕サーヴァントじゃないんですけど」
「男がピーピー言ってんじゃねぇーよ。それともなんだ?テメェ、誰かを襲おうとでもしたか?」
ニヤニヤと青タイツは俺に言う
「残念ながら好みの女性はいませんので、その可能性はゼロに等しい...いいえゼロです」
「言い切ったな」
エミヤが俺にツッコミを入れる
「なんでキャスターさんだけ、拠点で待機なんですか?それこそ、襲ったりするんじゃないんですか?」
「無理だな」
「無理だろうな」
「そうですね、無理でしょうね」
アマデウスは筋力がD
テントにいる女性鯖の筋力と比べてみると
アマデウス(D)=マリー(D)<マシュ(C)<ジャンヌ(B)<オルタ(A)
と言った形になる
そもそも彼はマリー一筋なので杞憂でしかないのだ
「そういえば、お前さんやけに動けていたな」
「動けていたとは?」
「戦いに決まってんだろ?生身でアイツらを相手にできるとはな」
「身体強化の魔術は使っていましたよ?」
「魔術師が身体強化だけで戦えてることが異常なのではないかね?」
チッ、逃げられねぇか
「ま、僕は優秀なのでね。あの一般人とは違うんですよ」
「ハッ、マスターがテメェぐらい動けてたまるもんかよ」
クー・フーリンは歩みを止めた
「...殺しに慣れてる奴の動きなんてな」
今回のお話はいかがだったでしょうか
彼方君ピンチです
でも悲しきかな疑われたのは『悪役ムーブ』ではなく『戦い方』でした
次回、彼方君は無事に無実?を証明できるのでしょうか?