ハッピーエンドに導く方法   作:ギリギリニート

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今回はかなり短いと思います


戦闘描写はやっぱり難しい...(n回目)


ド根性聖女

 

 

 

 

『アンコントロールスイッチ!ブラックハザード!ヤベーイ!』

 

 

「見た目にそぐわない神秘の量、まさか...神造兵装」

 

 

変身が完了したと同時にマルタが現れる

 

 

「わざと私の攻撃を受けて、その姿になる時間を稼いだのね。全くヒヤヒヤさせんじゃないわよ」

 

 

彼女は構える

 

 

『四コマ忍法刀』を二本生成し、両手に一本ずつ持つ

 

そのままマルタにラビットの能力で急接近し、斬りかかる

 

 

「ッ!ハッ!」

 

 

それを避け、マルタは回し蹴りを放つ

 

俺はその場で跳び、空中で体をひねることで避ける

 

一瞬背を向けた彼女を斬るが、召喚した十字架の杖でそれを防がれる

 

 

出したな

 

 

二つの四コマ忍法刀を逆手で持ち、刀を振る速度を上げ、反撃が出来ないように絶え間なく攻撃を続ける

 

マルタは杖で俺の攻撃を防ぐことしかできない

 

 

「ハァ!」

 

 

杖で薙ぎ払うことで距離を取る

 

 

「その動き、まるでアサシンクラスのようね?その力、一体どこで手に入れたの?」

 

「敵に情報を与えるほど僕はバカじゃない。これから死ぬ相手に教えるだけ無駄ですし」

 

「へぇ!言うようになったじゃない!」

 

 

彼女は俺と距離を詰めようと、一直線に突進する

 

 

予想通りだ

 

 

身体強化の魔術をかけ、忍法刀の一本を投擲する

 

 

「ッ!」

 

 

マルタは動きを止め、刀を弾いた

 

 

その隙を俺が見逃すはずがない

 

 

ラビットの瞬発力と身体強化、独特なステップ『活歩』で距離を詰め、勢いを殺さぬまま突きを放つ

 

 

「ガハッ!」

 

 

マルタはかなりの速度で後方に吹っ飛ばされる

 

 

 

622:転生系名無し

えぇ!!!!!

 

623:転生系名無し

は?

 

624:転生系名無し

おいそれは、麻婆神父の...

 

625:転生系名無し

なんでイッチが...

 

626:転生系名無し

どうなってんの⁉

 

 

 

スレは俺の放った技に盛り上がる

 

 

 

ステゴロで戦って怪しまれるぐらいなら、下手に隠す方が立香を危険にさらすかもしれない

 

だったら出し惜しみは無しでいこう

 

八極拳でも、燕青拳でも、パンクラチオンでも

 

使える技なら何でも使ってやる

 

 

 

ハザードトリガーのスイッチをもう一度押し、レバーを回す

 

 

『マックスハザードオン!!!ガタガタゴトッズッタンズッタン! ガタガタゴトッズッタンズッタン!』

 

 

装甲から漆黒のオーラが溢れだす

 

 

「『『ready Go!』 ()()()()()()()!!!』」

 

 

『オーバーフローモード』、脳の特定部位に強化剤を浸透させることで闘争本能を刺激し、攻撃の威力を引き上げる役割を持つ。

 

俺は、ブラッド族の肉体を持っているため、ハザードの副作用の『自我の喪失』はない

 

 

『報:ハザードレベルが3.7に上昇しました』

 

 

 

マルタが光の柱で攻撃してくるが、それを全て避けながら彼女に近づく

 

 

「ギアが上がった⁉」

 

 

弾かれた忍法刀と手に持っている忍法刀を収納し、素手での戦闘に切り替える

 

肘で杖を弾き、ボディブローで体を浮かす

 

 

「ヴッ!」

 

 

彼女の首を片手でもち、立香たちが戦っている方角へと投げ飛ばす

 

 

 

あぁ、楽しい

 

 

 

戦いがこんなにも楽しいものだとは思ってもみなかった

 

自分の思い通りに身体が動く

 

真正面からサーヴァントとやり合える

 

最高の気分だ

 

 

彼女を投げ飛ばしたところまで高速で移動する

 

 

「彼方さん⁉」

 

 

よかった丁度、立香たちのところに投げられたらしい

 

 

マルタは杖を支えにして立ち上がる

 

 

「ゴホッ」

 

 

彼女は血を吐く

 

タラスクは既にボロボロ、身体中に矢が刺さり、切り傷も見られる

 

しかし、まだ三人(クー・フーリン、エミヤ、オルタ)の相手をしている

 

オルタの宝具で消し飛ばすか

 

 

「『忍者 ロック』」

 

 

俺は『忍者ロックHZ(ハザード)』にボトルチェンジする

 

 

「『分身の術』」

 

 

四コマ忍法刀で分身を四体作る

 

分身はロックフルボトルの能力で鎖を生成し、タラスクを拘束

 

 

「まさか!」

 

「させるわけがないでしょう?」

 

 

本体である俺はマルタを忍法刀で攻撃し、邪魔が入らないようにする

 

 

「令呪を持って命じる、セイバー。タラスクに宝具を打て」

 

 

令呪の一画を消費し、魔力がオルタへと与えられる

 

 

「貴様、勝手に令呪をッ!...チッ、卑王鉄槌、極光は反転する。光を飲め!約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)!!!!

 

 

オルタは宝具を解放し、タラスクは魔力の奔流に呑まれる

 

 

『タラスクの完全消滅を確認した!』

 

 

ロマニからの通信が入る

 

 

「すみませんねぇ、邪魔だったのであの亀には消えてもらいました」

 

「タラスクッ!...ハァ!」

 

「おっと」

 

 

怒りに身を任せた彼女の攻撃をバックステップで避ける

 

しかし、彼女はとまらない

 

 

「諦めたらどうです?僕を正すとか無駄ですよ」

 

「そんな簡単に諦めてたまるかっての!」

 

 

マルタの猛攻を俺は冷静に対応していく

 

 

「だって僕、本当にアイツがどうなってもいいんです。ただ、戦力が減るのが痛いなというだけで」

 

「嘘です!だってアンタはあの子を守るために何度...」

 

 

 

<ザシュッ!>

 

 

 

 

 

「な、あ...」

 

 

マルタは()()()から、身体を貫かれる

 

 

「「「「「チェックメイトです」」」」」

 

 

()()は刀を引き抜くと煙となって消えていった

 

 

彼女は倒れる

 

 

「...」

 

 

俺は彼女に背を向けて歩き出す

 

 

 

 

 

 

ガシッ

 

 

 

 

 

 

 

「...流石にしぶとすぎません?」

 

 

彼女は、俺を支えにして立ち上がる

 

 

「ハァ、ハァ。一つだけ、教えてあげる。貴方たちの助っ人がかつてリヨンと呼ばれた都市にいる。私の言葉を信じるならそこに行きなさい」

 

 

『リヨン?どうして君がそれを』

 

 

ロマニはマルタに聞く

 

 

「私のわがままに彼を付き合わせてしまったからよ。...ごめんな、さい。勝手な事ばかり言って。貴方を私の知ってる彼と勘違いしたみたい。私じゃ彼を救え...なかった、から」

 

 

彼女の身体が光り出す

 

 

「幼馴染は、大事にしたほうがいいわよ...()()、したくないなら、ね」

 

 

そう言って聖女マルタは消滅した

 

 

変身を解く

 

 

「聖女マルタは、一体何を伝えたかったのでしょうか?」

 

「彼方さんを『彼』と勘違いしていたとおっしゃっていましたが...」

 

 

俺はその場から歩き出す

 

 

ぐらっ

 

 

 

突然眩暈がし、倒れてしまった

 

 

今の身体じゃ負担が大きすぎたか

 

 

やはり、耐久度を上げる必要があるな

 

 

俺は立香が駆け寄ってくるのを見ながら意識を手放したのだった

 

 

 

 

 

『もし、アンタが間違った道に進もうとしたら。私が命を懸けて導いてあげる!...はぁ?素が出てる?だーかーらー、聖女の私も、村娘の私もどっちも素だってーの』

 

 

『ごめんな、さい。貴方を...さい、ごまで導けなか...た』

 

 

 

 

パタン

 

 

 

 

「なるほどねぇ、思い出しちゃったんだ。このときのこと。だからあんなに...ハァ」

 

 

俺は『本』を撫でる

 

 

「救うほどの価値なんてないんだけどなー」

 

 

俺は椅子から立ち上がり、本棚へもっていた『本』を戻す

 

 

「あーそうだ。ファヴニールについて見直しでもしておくかぁ」

 

 

俺は『図書館』の中央に立つ

 

 

 

 

 

 

 

「キーワードは、『オルレアン』、『ファヴニール』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






今回のお話はいかがだったでしょうか?



『あの』マルタさんなら、これくらいは耐えそうだなという偏見です


ちなみに彼方君の令呪は蛇が円を描いているような紋様になっています






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