テイワットで楽しく過ごしたいのに選択肢が邪魔をしてくる 作:作刀
第一話、選択肢とは残酷なものである
どうも、テイワットに転生した一般男性……だと思うじゃん
俺も転生した時は嬉しかったよ?何かチート能力でも持ってんじゃねえかとも思ったわけ。まあ能力はあったんだけど……
なんか思ってたのと違う。ていうか絶賛発動中です
ああ、ちなみに転生したのはモンドでした。無難な国に生まれてよかった
さて、話を戻しますか。俺の能力についてなんですケド……
『逆立ちでモンドを一周する』
『西風騎士団代理団長への愛を叫びながらモンドを走り回る』
ど、どっちもやりたくねえ……でも選択肢に迷ってると……
イッテェ!イダダダダッッ!!
頭割れるかと思うぐらいの頭痛が襲ってくるんだよね。ほんとクソ。どっちも嫌だがやるなら上だ。下はもう変態じゃん。しかも代理団長女性よ?俺もうモンドにいられなくなるじゃん
まあでも選んだら逆立ちでモンド一周するまで絶対止められないんだよね
てことで行ってきます
───────
はい、今逆立ちでモンドを一周しています。周りからの視線にももうなれました。そりゃあこれ1回目じゃないですから。このクソ選択肢に何度もやらされてますから。ああ、こいつまたやってるわ。みたいな生暖かい目で見られてます。いっそ無視してほしい。でも、そんな俺に声をかけてくれる子もいるわけなんです
「ああ!セン!またやってるのね!」
「どうもアンバーちゃん。またやらせてもらってます」
この子はアンバーちゃん。バカでかい赤いリボンをつけた女の子です。こんな奇行してるやつに話しかけてくれる超いい子。惚れそう。あ、ちなみに僕はセンタクって名前です。皆からはセンって呼ばれてます。能力が選択肢だからセンタクって?やかましいわ!
「じゃあ俺そろそろ行くよ。モンド一周しなきゃいけないから」(死んだ目)
「……うん、またね?」
うん、めちゃくちゃ憐れみの目を向けられてる。その視線がつらい!
でも止められないんですわ(諦め)
それからもひたすら逆立ちで歩き回りようやく一周した。多分2〜3時間はかかった。でも腕がつかれたとかはないんだよね。だって家に帰ったら……
『腕立て腹筋スクワットそれぞれ10000回』
『甘えんな。100兆回やれ』
アホなのかな?100兆回とか腹筋だけでも1秒に1回で300万年はかかるぞ?それが3回で合計900万年。テイワットの神様たちより寿命長いだろそれ。まあいつもこんなんだから毎日腕立て腹筋スクワット1万回やってます。物心ついた頃からやらされてるから肉体が限界を超えすぎて身体能力がバグった。多分某仮面ライダーのアクセルフォームぐらいの速さをずっと維持できるぐらいだと思う。ていうか早く選ばないと頭痛が襲ってくるから1万回やります
「9997!…9998!…9999!…10000!」
「はァ……終わった」
全部やり切りました。なんか普通にやったんじゃもうすぐ終わるから重りとかつけてるもん。俺はもしかするとドMなのかもしれん。いや、違うと信じよう。そして俺がベッドに寝転がろうとした瞬間……
『もう一度逆立ちでモンドを一周する』
『んなもん関係あるか。このまま寝る』
やるか!!寝る!!
───────翌日
「あ、セン!今日は普通に歩いてるんだね!」
「まあ、毎日あんなことは……」
俺が外に出て歩いていると……アンバーちゃんと金髪の女の子と浮いている女の子?に出会った。そして……
『目の前の金髪少女のスカートをめくる』
『目の前の金髪少女に愛を叫ぶ』
死ねやぁ!!出しゃばってくんじゃねえこのクソ選択肢がァ!!普通に自己紹介させろや!!
それとスカートめくりは論外だろうが!!俺を社会的に殺す気か!こんなもん消去法で下しかねえだろうが!
「すぅぅぅ……好きだぁぁぁぁぁ!!」
「「!?」」
うん、そうなるよね。俺がその立場だったらそうなるもん
多分続く
センに神の目を持たせるかどうか
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いる
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初めから強いしいらない