テイワットで楽しく過ごしたいのに選択肢が邪魔をしてくる 作:作刀
そしてセン君、まさかの嫁候補ができます
今日俺はモラを稼ぐために依頼を受けていた。そしてその依頼を終わらせてキャサリンさんのところに報告しに来た。けどなんかキャサリンさんと金髪の女の子とその横にいる鴉が話してたんだよね。しかもその子達知り合いだわ。あ、皆俺に気づいたのかこっち向いた
「あら、お帰りなさい。センさん」
「お嬢様、センタク様が帰ってこられたようです」
「オズ、私とセンは運命の糸で繋がっているの。態々口に出さずとも彼がいつ帰ってくるかなど分かりきっているのよ」
「どうも?キャサリンさん。それと………」
『お久しぶりです皇女様。こんなところでお会いできるとは。貴女様の言う通り我々は運命の糸で繋がれているようです。といい片膝をつき頭を垂れる』
『運命の糸で繋がってるなら家に来て楽しいことしない?(意味深)』
なじぇ出てきた!ていうか下ぁ!あれは多分マジで言ってないから!ホントだったら俺がちょっと怖くなるから!上はさぁ、まあ別にいいんだよ?こうやると彼女喜ぶから。俺も今更こういう行動したっていつもの奇行のせいで霞んで見えるぐらいだし。ということで上ぇ!!
「お久しぶりです皇女様。こんなところでお会いできるとは。貴女様の言う通り我々は運命の糸で繋がれているようです」
俺は片膝をついて頭を垂れる。そしておまけで断罪の皇女ことフィッシュルちゃんの手を取った
「やはりあなたは理解っているわ。でも、あなたが運命の意思に抗い私の前に姿を現さないところはいただけないわ」
「それはマジでごめん。でも別に運命の意思に抗ってるわけじゃないんだ。たまたまこうなってるだけなんだ。信じてほしい。でも俺に会えなくて寂しいって思ってくれてるのは嬉しいかな」
「やはりセンタク様はお嬢様の言葉の真意を理解なされているのですね」
「うん、まあ子供の頃からの知り合いだしね」
実はフィッシュルちゃんとは幼少の頃からの友人なんですよ。まあ俺のほうがちょっと年上だけど。だから長年付き合ってるうちに彼女が何を伝えようとしているかが分かるようになったんだよね。だからオズに翻訳してもらわなくてもいいってわけ
「あ、そういえば俺依頼が終わったから報酬を貰うために来たんだった。キャサリンさんお願い」
「はい、こちらが報酬です」
「ありがとう。キャサリンさん」
「いえいえ、これが私の仕事ですから。それでは、星と深淵を目指せ!」
「星と深淵を目指せ!」
「センにとって、この程度の依頼など有象無象の如くくだらないものだったようね」
「いや、そこまで言わなくてもいいよ?」
なんてこと言うんだこの子は、依頼主の人とかに失礼でしょ。とかそんな事思いながらフィッシュルちゃんを見ていると、男の人の声が聞こえてきた
「エミちゃーん!ご飯の時間だよ!」
「パ、パパ!?ち、ちがぁう!!私は断罪の皇女フィッシュルで……」
「ん?ああ、親父さんか」
「おや、セン君も居たのかい。随分と久しぶりだね。2、3ヶ月ぐらい会ってなかったのかな?」
「そのぐらいだね。ああ、迎えが来たなら俺はこの辺で……」
「ああ、そういえば君に話したいことがあったんだ。どうせなら家で食べていかないかい?」
話したいこと?なんかあったかな?いやまあ飯くれるってことなら………
『しょうがないなぁ?どうしてもって言うなら行ってあげないこともないよぉ?』
『だが断る!』
おおぉぉぉい!?なぜ断ろうとする!?いいじゃんか別に行ったって!ていうか行く方の選択肢も言い方うぜぇぇ!!もう煽ってるようにしか聞こえないんですわ!!もう勘弁してぇぇぇぇ!?
「しょうがないなぁ?どうしてもって言うなら行ってあげないこともないよぉ?」
「あ、ああ、来てくれると嬉しいよ……」
うっぜぇぇぇぇぇ!?いやもうやめてあげてよ!?親父さん引いてんじゃん!!ていうか親父さんだけじゃなくてフィッシュルちゃんにオズ、果てにはキャサリンさんまで引いた目で見てるよ!?うーんもういや☆
「じゃあ行きます」
「う、うーん……相変わらず切り替えが早いねぇ」
「やはりセンも運命の導きに身を委ねているのね」
「お嬢様は『センタク様は状況判断に長けている』と申しております」
俺が運命の導きが出す最適解を選んでるってことね。じゃあその導きで俺の
「まあ、立ち話もなんだし、早く家に帰ろう」
「うっす。そんじゃあお邪魔しますね」
俺はフィッシュルちゃんの家にお邪魔させてもらうことになった
─────────
ご飯を食べ終えた俺達は、そこそこ長い雑談をしていた。しかしそんな時、親父さんがとんでもないことを聞いてきた
「それでセン君。いつエミちゃんを貰ってくれるのかな?」
「ぶふっ!?」
突然の言葉で俺は出されたお茶を吹き出してしまった。横を見ると隣に座っていたフィッシュルちゃんの顔が赤くなっていた
「い、いや、なんすか急に?」
「いや、エミちゃんの14歳の誕生日の時、君が家に乗り込んできて言ったんじゃないか」
「『アンタ達が娘を肯定してやらないで誰がこの子を肯定するんだよ!!アンタ達の言葉でこの子が泣いてんだぞ!?そんなんじゃ……アンタ達の娘を俺が取っちまうぞ!!』てね。それで、その日がいつになるのかと思ってね?」
確かにそんな事言ってたなぁぁぁぁ!?いや、確かにあん時はキレててあんなこと言ったけど、あれは言葉の綾ってやつじゃん!?マジでそう捉えられるとは思わないじゃん!!まあ確かにフィッシュルちゃんは可愛いし強いし優しいけど!!
あれ?めっちゃよくね?………いやいや、これはフィッシュルちゃんの意思が1番大切だ。俺たちだけで決めていいもんじゃ……
『え、貰っていいんですか?』
『おk、式はいつにします?』
意思が大事だって言ってんじゃん!!出てくんなやテメェよぉ!?しかもおkってなんだよ!!なんでもう結婚すること確定みたいなこと言ってんの!?それ言うの俺なんだぞいい加減にしろ!!だあもう上だ上!!
「え、貰っていいんですか?」
「ええ、もちろんよ。エミちゃんもセン君のことが……」
「ママ!!」
「あらあら、エミちゃんったら顔を赤くしちゃって」
あの、親御さん方?普通は大事な娘をお前みたいなやつにやらん!とか言うところじゃないですか?特に親父さん。アンタは言わなきゃダメでしょ。いやまあここはやんわりと断っておこう
「そのフィッシュルちゃんを貰うって話ですけど、俺としてはまだ遠慮したいですね」
「……その理由は?」
「いやまあ、確かにフィッシュルちゃん可愛いし強いし優しいけど、ほら、俺はまだそういうことは考えてないかなって。それに、無責任に貰うなんて言えないじゃないですか」
「確かにそれもそうか……俺たちも急ぎすぎていたようだな」
「そうね……」
「ま、それに色々準備ってもんもあるでしょ?」
「それは準備が整ったら迎えに来るということかな?」
うーん……どう答えたらいいんだろ……
『もう今貰っちゃおう』
『誤魔化す』
あーん……バカじゃないの?まだだって言ってんじゃん。そして誤魔化す。これもなぁ……こいつに任せて誤魔化すと何言わせるか分かんねぇだよなぁ……まあ、したかなぁ……
頼む、まともな誤魔化し方をしてくれ……
「いやぁ……あ、そうだ。このことに関しては家の両親も交えてしましょう!そうだ、そうしましょう!!」
おお、まともだ……!!いつもこんな感じでやってくれたらいいのに……!!
「ふむ、それもそうだ。こちら側だけで決めるのも良くないな。だが、君の両親は旅に出ているのだろう?いつ帰ってくるか分かるのかい?」
「いや、知らないです」
そういや俺の両親冒険家で今旅に出てるんだった。多分当分は戻ってこないんじゃないかな?
「そうか……」
うーん、気まずい。フィッシュルちゃんも顔赤くしてるだけで喋らんし。ママさんはずっとニコニコしてるし。親父さんは早くうちの両親が帰ってこないかなとか言ってるし。もうヤダこの夫婦。フィッシュルちゃんとオズだけか癒しだよ。………もう帰ろうか
「あ、俺もう帰るね?この話はまた後日ってことで!!」
俺は帰ろうとする。しかし
『帰る前にフィッシュルを口説く』
『この際フィッシュルとオズも連れて帰ろう』
ああん!!?帰るって言ってんだろうが!?口説かせようとすんな!!それと帰るのは俺一人だっての!!一人と一羽を連れて帰ろうとすんな!!
くっそー!!もう知らん!!成るように成れ!!
「あ、その前にフィッシュルちゃん」ドンッ!
「ひゃっ!」
あるぇ……?なんか体が勝手に動いて壁ドンしたんですけどぉ……?
「俺が貰うって言ったら、君は来てくれるかい?これでも顔やら性格やら(選択肢による奇行は置いておく)はいいと思ってるんだよね……それで、どうかな?」
何言わせてんのぉぉぉぉぉ!!?ちょっこれダメだって!!
「あ、あうぅ……」
「ほら、早く答えてよ……?」
もうやめてあげて!!フィッシュルちゃんのライフはもうゼロよ!!
「う、うわあっ!!」
あ、走って2階に登って行っちゃった。まじゴメン。ホント選択肢テメェ許さねえからな。これからどんな顔してフィッシュルちゃんに会えばいいんだよ。あとご両親もそんなニコニコした顔しないで?
「娘の将来も安泰だな」
「そうねぇ……」
うん、全部テメェのせいだぞ選択肢。ホント終わってんな
はぁ……どうしよ?
フィッシュルちゃんにはうちのセン君の嫁候補になってもらいます。他にもヒロイン増えるよ(確定)。まあセン君は選択肢のせいで好意に気づいてもそれを素直に受け取ることはできないんですけどね(ゲス顔)
ちなみにモンドの推しキャラはジン、バーバラ、フィッシュル、ディルックの4人ですね。まあ別に他のキャラが好きじゃないってわけじゃないですよ?特に推してるのがこの4人ってだけです
センに神の目を持たせるかどうか
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いる
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初めから強いしいらない