テイワットで楽しく過ごしたいのに選択肢が邪魔をしてくる 作:作刀
凝光様や千岩軍から逃げた俺は蛍ちゃん達を探すために璃月を走り回っていた。蛍ちゃんは強いから捕まる心配はないと思うけど万が一があったらいけないから早めに見つけよう
「だがしかし、一向に見つからんッッ!!」
どんだけ走り回ればいいんだよ。もういろんなとこ行ったよ。まさか気づいてないだけですれ違ったりしてないよな!?だとしたらまた1から探し直さなきゃいけないのか!?
『いないなら叫んで呼べばいいじゃないか』
『見つかるまでナンパでもしておこう』
『たまには気長に待つのも悪くない』
オッケー。待ちますね。たまには普通の選択肢出すじゃん。でもできれば普通に探させて欲しかったですッ!
そして待つこと数分。前から見慣れた金髪の美少女と愛らしいマスコット的存在がやってきた。よかった。捕まってなかったようだ。万が一がなくてホッとした。あら、あっちも俺に気づいてこっちに……早くね?
「うぐおぁっ!?」
「セン、よかった……センなら捕まらないって信じてたけどもし何かあったらと思うと……」
「もう!オイラ達心配してたんだからな!なんで急に1人で残ったりしたんだよ!」
ああ、二人共何か言ってるけど抱きついてきた蛍ちゃんからいい匂いがしてきてそれどころじゃないですねッはい!あぁぁぁぁ~癒されるんじゃぁ……!おっと危ない、理性が飛びかけた
「いやぁごめんね?これまで色々……ていうほど何かあったわけじゃないけどとりあえず何とかなる気がしたから残った。それに二人が逃げる時間も稼ぎたかったしね。まあ璃月を走り回った結果どこにでも追手はいるから時間稼ぎもあんま意味なかったけど」
「それよりも、2人は逃げた後何してたの?俺2人を探してたけど見つからなかったからここで待ってたんだけど」
「えっとな、『公子』って奴に助けられて……あ、そうだ!あいつ儀式中にオイラたちのことを観察してたらしいんだけど、センにも興味あるって言ってたぞ!」
「俺に?」
「うん、千岩軍に対する立ち回りを見て興味を持ったって言ってた。でも気を付けて。相手はファデュイの執行官だから」
「ああ、モンドで蛍ちゃん達を襲った……確か『淑女』だっけ?その仲間か」
「まあ、本人は淑女の事はあんまり好きじゃないって言ってたけどな」
「それはいいんだけど、信用できるの?そいつ」
「わからない、けど私たちを助けに来たと言ってた」
ふむ、助けに来た。ねぇ……ま、俺も用心しとくか。蛍ちゃん達になんかあったらヤバいし。そもそも手を出してくる前にボコれば無問題だ
「それで、見つかったのはいいんだけど、これからどうするの?俺に当てなんかないけど」
「大丈夫だよ。やることならあるから」
そう言って蛍ちゃんがなんか御札みたいなのを見せてきた。何だこれ?初めて見たけど、なんかヤバそうだな
「これ、なに?」
「今から絶雲の間って所にいる仙人に会いに行かなくちゃいけないんだけど、これがあれば仙人は私達に危害を加えないらしい」
「へえ、そんな貴重なものくれるんだ。ファデュイっていうのも案外悪いやつらじゃないのかもしれないね」
「でも、何か企んでる可能性もあるぞ!」
「確かに」
まあ、今のところ俺達に何かしようとしてるわけじゃないし一旦置いとこう
「じゃあ、早速その絶雲の間に行こうか」
「うん」
───────────
はい、絶縁の間にやってきました。見た感じなんもおらんけど……
「何者だ?なぜ勝手に絶雲の間に入った?」
いました。見るからに人間じゃない鹿みたいな───
『し、鹿だぁ!?』
『初対面だ。ここはネタを披露しよう』
アホか!?初対面でネタってなんだよ!初対面で鹿って叫ぶのもどうかと思うけど
「し、鹿だぁ!?」
「なんだ貴様。出会ってそうそう無礼な奴め」
「ごめんなさい」
「……まあ良い。それでなぜ絶雲の間に入った」
「これを見てほしい」
「禁忌滅却の札……これは久しぶりに見た。俗世の人の手にまだ残っておったか」
「我は三眼五顕仙人、削月築陽真君だ。旅人よ、なぜこの地を訪れた」
「実は……」
『犯人がいたぞ!こんなところまで逃げていたとは!』
『隊長これ以上絶雲の間には入れませんよ……』
『仕方ないだろ、犯人を捕らえるのが最優先だ!』
なんか千岩軍の人達が追ってきたんですが?しつこすぎるだろ。あんだけやってまだ俺達を捕まえようとしてんのかよ
「……騒々しい」
ほら、削月築陽真君さんも……長いから削月さんでいいや。削月さんも怒ってるじゃん
「彼らを送り返せ。だが殺生をしてはならぬ」
「オッケ。俺に任せなさい」
俺は千岩軍の前に出る
『あ、ここであったが百年目。そのお命頂戴致す!』
『ほお……向かってくるのか。逃げずにこのセンタクに近づいてくるのか』
命取っちゃダメって言ってたじゃん!ていうか千岩軍の方々に罪はないからね!?ただ追い払うだけだから!
ていうか下これDI〇様じゃねえか!?何?もしかして俺WRYYYYYYYYYY───ッとか言わなきゃいけないのか?
嫌だなぁ……でも上はダメだから下で
「ほお……向かってくるのか。逃げずにこのセンタクに近づいてくるのか」
「近づかないとお前を捕まえられないのでな」
「ほほお〜〜〜っ。では十分近づくが良い」
俺がそう言うと千岩軍が一斉に向かってきた
「無駄ァ!」
「ぐはぁ!?」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」
「無駄ァ!!」
『ぐぁぁ!!?』
「WRYYYYYYYYYY──ッ」
俺は無駄無駄ラッシュで千岩軍を一掃してやった。ていうか勢い余ってマジで言っちゃった
「ハッ!出直してきな!」
できればもう来ないでください
────────────
「人の身でよくぞそこまで鍛えたものだな」
「まあ、圧倒的なパワーってのはロマンではあるからな。俺の場合過剰すぎて某ハゲマントみたいになりかけてるけど」
「は、ハゲマントってなんだ……?」
「そこは気にしなくていいよ、パイモンちゃん」
「き、気になるぞ……」
「さて、それでは本題に戻ろう──旅人よ来訪の理由を述べよ」
俺達は迎仙儀式で起きたことを話した
「言語道断……実に嘆かわしいっッ!」
「璃月七星……失望したぞ。迎仙儀式の途中で帝君が暗殺された上に帝君が暗殺された後、儀式を見に来ていた一般人に罪を被せたと!?」
「……旅人よ、汝が濡れ衣を着せられていることは理解した」
「我に一つ案がある。しかし、我の独断では危うい、仙人たちに知らせる必要があるだろう。その禁忌滅却の札を持って我の言葉を伝えに行くと良い」
『誰に伝えればいいんだよ、アァン!?』
『無理ですね、はい』
『めんどくさいから全部蛍ちゃんに丸投げする』
カスかてめぇは、おおよそ仙人に対する言葉遣いとは思えねぇなこれ。何故君は俺に修羅の道を歩ませようとする?
断れないからアァン!?て言うしかないですね。終わった
「誰に伝えればいいんだよ、アァン!?」
「お、おい、セン!?なんでそんなにキレてるんだよ!」
「セン、ちょっと静かにしてて」
「……ハイ」
「……汝の礼儀がなっていないことはよく分かった」
「ごめんなさい」(_ _;)
「次はない……さて、誰に伝えたらよいか、だったな」
「理水畳山真君、留雲借風真君、この二人はここにいるが、会えるかどうかは縁次第だ。流れに身を任せるとよい」
「それともう一人、降魔大聖の護法夜叉がおる。彼の者は望舒旅館に行けば会えるだろう」
「オッケー。いろいろありがとう、削月真君さん」
「ふん、用が済んだなら早く行くがいい」
「そんじゃあ、また!」
俺達は他の仙人たちの所に会いに行くことにした
早くイケメン財布と奇行イケメンを会わせたいな
センに神の目を持たせるかどうか
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いる
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初めから強いしいらない