テイワットで楽しく過ごしたいのに選択肢が邪魔をしてくる   作:作刀

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バカみたいな選択肢が多すぎて主人公のメンタルが参っちゃいます。まあすぐ立ち直りますけど


第二話、選択肢という名の拷問

「……」

 

「……えっと、好きっていうのは私に言ったの?」

 

「ごめんなさい」

 

「えっと、その……」

 

「ああ!センは、たまに予測できない行動に出るけど悪気はないから大目に見てあげてほしいの!」

 

「はい、もう発作みたいなものだと思ってもらって」

 

そのほうが気持ちが楽になります。ていうかもう出しゃばってくんなこの選択肢(悪魔)が。なんて思っていると……

 

『君達可愛いね、何処から来たの?名前は?』

 

『自己紹介なんか必要ない。体で繋がり合えば理解できる』

 

出しゃばってくんなって言っただろうがッッ!てか何だよ体で繋がり合うって!!セクハラとか通り越して強姦じゃねえか!誰がやるかよ!まだ死にたくねえんだよっ!それになんだよこの挨拶。ナンパか?俺にナンパしろってのかッ!このクソ……

 

アアァァァァァァァ!!

 

イダイ!イダイ!イッテェェェェ!!

 

長ぐ考えずぎだ……もう上選ぼう

 

 

「君達可愛いね!何処から来たの?名前は?」

 

はい終わったぁ!人生初めてのナンパ失敗してキモがられるのがオチだ……!

 

「えっと、私は蛍、旅人でも蛍でもどっちでもいいよ」

 

「オイラはパイモンだ!」

 

「……」(´;ω;`)ブワッ

 

「!?」

 

「うわぁ!急に泣き出したぞ!?」

 

「ちょっとセン!?急にどうしたの!?」

 

「いや……あんなキモい聞き方したのに普通に答えてくれたし……しかも笑顔で……もう無理マジ女神……」

 

俺は泣いた、それはもう盛大に。2人ともまじ可愛い、優しい、結婚して……

 

 

「ちなみに俺はセンタクだ。センタクでもセンでも好きに呼んてくれ」

 

「切り替え早いな!……じゃあオイラはセンタクって呼ぶぞ!」

 

「それじゃあ私もセンタクって呼ぶね」

 

「ああ、構わない……」

 

名前なんてよほど酷くなければどう呼ばれても……

 

 

『ヤダヤダヤダー!2人もセンって呼んでよー!!』

 

『センって呼ばないならここで葬ってやる』

 

クッソがああぁぁぁぁ!!何でもいいっつってんだろうがッッ!!余計なことしてんじゃねぇぇ!!

 

クソが、またあの頭痛が来るのは勘弁して欲しいから上で……やだなぁ……ええい、もうどうにでもなれぇ!

 

「ヤダヤダヤダー!!2人もセンって呼んでよー!!」

 

「「!?」」

 

はい今度こそ終わったー。なにがヤダヤダヤダーだよ、キショすぎんだろ見ろよあの3人の顔、超キレイな顔が俺のクソキショい駄々のせいで引きつってんぞ。どうしてくれんだよ選択肢てめぇ責任取れや

 

「え、いやどっちでもいいって言ってたじゃないか!」

 

「ううん……でもそこまで言うなら、私はセンって呼ぶよ」

 

「ええ……じゃあオイラもセンって呼ぶぞ」

 

やざじい〜〜〜!!ほんっとに女神に見えてきた

 

『気安く名前を呼ぶんじゃねえ!!』

 

『おい、さんはどうした?様でもいいぞ?』

 

やっぱ前言撤回!!責任取らんくていいから出てくんな!これ以上俺を困らせるなぁぁぁ!!

 

「おい、さんはどうした?様でもいいぞ?」

 

「「……」」

 

「いやもうホントすいません。煮るなり焼くなり好きにしていいからその視線をおやめください。ていうかもう殺してください」

 

もうホントマジで、いっそ殺してください。そのほうが楽になれる気がする。いやこれ死ぬまでに彼女とか作れねえぞ?クソ選択肢が俺を支配し続ける限り恋愛なんてできねえぞ?

 

「いや、さすがにそこまではしないよ……?」

 

「もうお前のことがよくわかんないぞ!」

 

「うん、わかるよ。長い事一緒にいる私もセンのことは理解しきれてないから……」

 

なにもしないんですか……?こんなクソキチガイ野郎がいるのに……?後俺のことを理解できる人は多分テイワット中どこ探してもいないと思うんだよね

 

「ところで、3人はどこに行くんだ?」

 

「これから旅人さんに風の翼について教えようと思ってるの」

 

「へえ、風の翼ねぇ。俺はなくても空気を蹴って滞空できるからいらないんだけどな。でも蛍ちゃんがどれだけ使えるのかは気になるな」

 

「ならセンも来る?」

 

「いいのか?」

 

「もちろん!」

 

「それじゃあお言葉に甘えて……」

 

『早くしろ!間に合わなくなっても知らんぞ!』

 

『全速前進DA☆』

 

普通に行かせろよ!また蛍ちゃん達が困っちまうだろうが!

 

「早くしろ!間に合わなくなっても知らんぞ!」

 

「ええ!?そんなに急ぐことないよ!?」

 

「オイラ、センのノリにはついていけないぞ……」

 

「大丈夫だよパイモン、私も混乱してるから」

 

 

 

 

──────

 

 

 

蛍ちゃんとアンバーちゃんの風の翼試験が終わって歩いていたところ、不自然な風が吹いてきた

 

 

「……ん?」

 

俺は不自然に吹いている風に気を取られて止まってしまう。しかしその直後にいたるところに竜巻が出現した

 

『ダニィ!?』

 

『ヘアっ!?』

 

んなとこまで律儀に反応しなくていいんだよ!もうほんと黙ってろよ!!

 

「ダニィ!?」

 

ごめん選択肢、これは驚くわ。俺は空を見上げる。するとそこには風魔龍が飛んでいた。いや急に来んなよ。もっとこうタイミングがあるじゃん。

 

『逃げる』

 

『戦う』

 

うーん……こりゃあどうするべきか……まあ蛍ちゃん達もいるしここは逃げよう

 

「蛍ちゃん、アンバーちゃん、パイモンちゃん!逃げるぞ!」

 

「わ、わかった!」

 

俺達は竜巻から逃げるために走るが蛍ちゃんが竜巻に巻き込まれて飛んでいってしまった………あ、ちょっとの間待ってたら戻ってきた

 

 

 

「大丈夫かい?蛍ちゃん」

 

「うん、なんとか」

 

そりゃよかった。ん、誰か来るな

 

「巨龍と戦えるほどの力を持っているとは……我々の客人となるか、それとも嵐となるか?」

 

「ガイアか!」

 

「久しぶりだな。セン」

 

「まあ、再会は一旦おいておいて、風魔龍はまだ帰ってないみたいだぜ?」

 

「風魔龍が城内を襲ってる!ガイア先輩!セン!旅人さん!ちょうどよかった、一緒に……」

 

「まて、アンバー。センはいいとして。知らないやつがいるんだが?」

 

まあ蛍ちゃん達とガイアは面識ねえもんな。まあアンバーちゃんが説明してくれてるし俺は黙って……

 

『蛍ちゃんを疑ってんのか!?ぶっ殺すぞ!』

 

『俺が信じる蛍ちゃん達を信じろ!』

 

黙ってるって言ったよなぁ!!さっきから大人しいと思ったらまたしゃしゃり出てきやがって!

 

「俺が信じる蛍ちゃん達を信じろ!」

 

「お前がそこまで言うなら、まあ信じてやる」

 

ガイアァ!!お前ならわかってくれると思ってたぞぉ!

 

「まあ、モンドへようこそ。しかしこんなタイミングで来るとはツイてないな」

 

「なあ、俺ジンさんのとこに行きたいんだけど。風魔龍のことについても聞きたいし」

 

「ああ、もとより向かうつもりだったさ。代理団長も最近あえていないお前のことを少しは気にかけていたからな。それにそこの旅人にも興味があるみたいだ」

 

「ほーん、じゃあ行こうぜ」

 

俺達はジンさんのいる部屋に向かうが……

 

『思い切りドアを蹴破る』

 

『ジンへの愛を叫びながら中に入る』

 

『ガイアへの愛を叫びながら中に入る』

 

出てくんなやぁ!自重しろや!

 

 

 

 




多分選択肢さんは自重してくれないと思うっすよ。ドンマイ

センに神の目を持たせるかどうか

  • いる
  • 初めから強いしいらない
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