テイワットで楽しく過ごしたいのに選択肢が邪魔をしてくる   作:作刀

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結局選択肢には勝てないんですよね


第六話、もう休ませてくれませんかね?

神殿の中に入った俺達。道中にヒルチャールとかが出てきたんだけど我らがガイアさんが騎士団の戦い方というのを蛍ちゃん達に見せるために一人で戦ってくれていた。そういや俺マジで神殿に来てから一回も戦ってねえな

 

 

「旅人?お前は神の目を持っていない。そうだろう?」

 

『ダニィ!?』

 

『何だとぉ!?』

 

いちいちリアクションが大袈裟なんだよ!!普通に「……何?」とかでいいじゃん!!変にリアクションすると変な目で見られるんだって!!……いやもうこの際変人扱いされることは許容するべきなのか……?いや、そんな事を許したらさらに選択肢が調子に乗っちまうからだめですね

 

 

ま、リアクションはするんですけどねッッ!!(ヤケクソ)

 

 

「ダニィ!?」

 

「こいつのリアクションも案外大袈裟ではない……それで、どうやって元素の力を使っている?」

 

ガイアが俺をフォローしてくれた。何だこのイケメン!?このまま俺のフォローお願いします!(尊敬)

 

「不思議な現象だよな」

 

「まあ、今はそんな事いいだろ。さっさと進もうぜ?」

 

「……それもそうだな」

 

俺達はそのまま神殿の奥へ進んでいく。しかし今度は通り道に火を吹く仕掛けが置いてあった。いや燃えるって。危なすぎんだろ……え、罠なんだから当たり前だろって?それを言っちゃおしまいじゃん……あ、ガイアが仕掛けを止めた。優秀か?まあ先に進みましょうか

 

 

 

 

 

──────

 

 

 

 

俺達はどんどん奥に進んでいく。途中で炎スライムに遭遇したがガイアが凍らせて瞬殺した……もうこの人一人でよくないですか?とか思いながら進んでいると水たまりの中に無数の針地獄という人を殺す気しかない仕掛けに俺は戦慄した。あ、ガイアが水面を凍らせてその上を歩いていった。万能かよ

 

 

「そう言えば知ってるか?風魔龍はかつて四風守護の一つでな。詳細はよく知らないが興味があるなら代理団長にでも聞いてみるといいぜ」

 

……んん?そう言えばアンバーちゃんは歴史とかはリサさんに聞くと良いみたいなこと言ってたな。あの二人はすごい人だと思ってたけど知識もあるなんてな。なんで俺騎士団でもないのにそんな人達と仲良くできてんだ?あ、もう最奥に到着したか。また変な石みたいなのがあるな

 

『問答無用!一瞬で破壊する!』

 

『破壊は他の人に任せて自分は熱唱しながら踊る』

 

……は?いや、この場で踊れっていうのかお前は?いや、唐突すぎて怒りすら湧き出てこんかったわ。どういう意図でこの選択肢を出してきたんだ??いや、こいつのことだからどうせ俺に恥をかかせようとかそんな感じだろ。死ねっ!

 

 

「砕けやがれぇ!」

 

「おお、やはりお前の動きはとんでもないな。俺ですらギリギリ見えるぐらいだ」

 

「オイラには見えなかったぞ……」

 

『ふ、当たり前だ』

 

『当然だ、俺はエリートで貴様らは落ちこぼれだ』

 

だぁぁぁぁぁぁッッ!!いちいち煽ろうとすんな!なんでお前はそうやって敵を作るような発言ばっかさせようとするんだよ!ていうか当たり前だって言ってもなんか調子に乗ってるみたいじゃねえか!もうホントこいつ嫌!

 

「ふ、当たり前だ」

 

「すごい自信だね……」

 

「お前は有能だが、騎士としての謙虚さも少しは持ったほうがいいぞ?」

 

はい、俺もそうしたいんですよ。でも選択肢のせいで俺が自分の実力を過信しすぎてる奴みたいになってるんですよ。まあ確かにそこら辺の奴らに負けるほど弱くはないと思ってるけど

 

「まあ、なにはともあれ、旅人の強さにも目を見張る物があった。お前がモンドを救う雄姿、きっと自由の都の新たな伝説になる」

 

確かに、この子達ならモンドを救えそうだな……

 

『ねえ俺は?俺は?俺は伝説になれない?』

 

『フッ、すでに目の前に伝説がいるじゃないか……』

 

アアアアァァァァ!!うっぜぇぇぇぇ!!なんだコイツ!そんなに伝説になりたいのか!?俺は平凡でいいってぇぇぇぇッ!!

 

「ねえ俺は?俺は?俺は伝説になれない?」

 

「……お前は伝説とかそういうことには興味がないと思っていたが、実は興味があったりするのか?」

 

『ありますねぇ!』

 

『ありますねぇ、ありますあります!』

 

 

ねえっつってんだろうが!!俺は楽しく平凡に暮らしたいんだよ!!どんだけお前は俺を伝説にしたいんだよ!?

 

チクショォォォォォッッ!!

 

 

「ありますねぇ!」

 

「ほう、まあお前ならいずれ伝説になれると思うぞ」

 

「えっ、そうなん?」

 

意外ですね。ガイアが俺をそんなふうに思ってたなんて。でも伝説にはなりたくねえなぁ……

 

 

「まあ、俺はいつでも騎士団本部にいるから来るといい…そうだ……いい酒場を知ってるからそこでもいいぞ?」

 

「ふぅ、まあこれでなんとかなっただろ」

 

「風魔龍から遺跡を一つ奪うことに成功したな!」

 

「ここからは俺の後片付けの時間だ。他に用があるなら先に戻ってていいぞ?」

 

そう?じゃあお言葉に甘えて……

 

『いや、俺も残るぞ』

 

『水臭いな。俺とお前の仲だ。俺も手伝うさ』

 

いや、帰らせてくんない?俺もう疲れたんだけど、主に精神面で。それに少し腹も減ってきた。でも言うしかないのかぁ……

 

「水臭いな。俺とお前の仲だ。俺も手伝うさ」

 

「そうか?ならその好意を受け取っておこう」

 

「おいセン!帰ったらオイラ達にご飯を奢るって約束だろ!」

 

「ちょっとパイモン」

 

「ごめんねパイモンちゃん。帰ったらちゃんと奢るからそれまで待っててくれ」

 

「むぅ、絶対だぞ!」

 

「ああ」

 

ごめんねパイモンちゃん!!文句はおれじゃなくて選択肢に言ってね!!俺もホントは帰りたかったから!

 

 

「で、ガイア。後片付けって何するんだ?」

 

「お前はなにか違和感を感じなかったか?」

 

「いや、別に?」

 

「ヒルチャールの知能で奇襲なんて思いつくわけがない。そうは思わないか?」

 

「あぁ……まあ普通は思いつかないわな。でもそれがどうかしたのか?」

 

「その原因のご登場だ」

 

俺はそう言われてガイアと同じ方向を向く。すると魔法使いみたいなやつが出てきた

 

「て、アビスの魔術師じゃねえか!」

 

なんか気配感じるなぁとは思ってたけどまさかアビスが来るとは思わないじゃん!クソッ、疲れてんのにまだやんのかよ!

 

俺はそう心の中で悪態をつきながら構える。しかしその瞬間複数の炎の弾が飛んできた。そしてその後に赤髪の男が来てアビスを瞬殺した。ていうかこの人……

 

「騎士団は、仕事の効率が悪すぎる」

 

「問題ない。お陰でお前も巻き込めたんだ。これからもっと面白くなる」

 

「ディ、ディルックの旦那ー!?」

 

「センか……久しいな」

 

「え、なんでここにいんの?店は?」

 

「この騒動の中でわざわざ来るやつがいると思うのか?」

 

「いや、確かにその通りだわ……あ、後片付けってさっきのアビスのことか?それならもう終わったし帰っていい?」

 

「ああ、ご苦労だったなセン」

 

「おう、じゃあガイアもディルックの旦那もまたな」

 

「……また店に来い」

 

「おう」

 

俺は2人に手を振りながら神殿を出て、そのままモンドへと帰った

 

 

……そう、帰ったんだ。でもさぁ……

 

『知り合いに話しかけられるまで逆立ち腕立て伏せ』

 

『俺の肉体美を見ろ!!街の中心で全裸でブレイクダンスをする』

 

クッソがぁぁぁぁぁぁッッ!!もう休ませろや!!

 

 

 

 

 

 




はい、セン君に休みは来ませんでしたね

センに神の目を持たせるかどうか

  • いる
  • 初めから強いしいらない
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