ガンゲイル・クローバー   作:めろんムーン

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 アニメ再放送が追いつくまでお休みします

 少し短め


第14話

 

 クローバーがドーム内で3チーム17人とMMTM1人、合計18人を鏖殺していた頃、ピトフーイ達PM4もまた、自分達へと向けられた七チーム36人ものプレイヤーを鏖殺していました。

 

 まず、ピトフーイ達は7人のリーダーを残して29人となったチーム達を、山の中の大きな滝の流れる谷におびき寄せました。

 プレイヤー達は二手に分かれ、滝上を合計9人が、滝下を20人が攻める計画にしました。

 

 戦闘が始まると、エムが滝の裏にあった空間に盾を広げ、スキャンによって位置を認識したプレイヤー達の囮となることで、伏兵から目を逸らしました。

 

 そして、死亡確認のために近づいてきた滝下の敵4人を、プラズマグレネードで爆破。2人がやられて、2人が滝壺に落ちました。

 

 その後、滝上の集団の後ろに隠れていたPM4のチームメンバー、覆面3人が後ろから撃ちまくりました。

 覆面の小柄な男は、《UTS-15》というショットガンで蜂の巣にしました。

 覆面の大柄な男は、《MG3》というマシンガンで蜂の巣にしました。

 覆面の太っちょ男は、《サベージ 110BA》という狙撃銃で蜂の巣にしました。

 

 邪魔者を排除したところで、滝に銃弾を撃ち込んでいる男達の後ろから近づいたピトフーイによる滝下20人の鏖殺が始まりました。

 

 最初の1人を岩に打ちつけ殺し、その男が持っていた軽機関銃を奪って弾をばら撒いて男達を殺しました。

 

 弾切れになると、銃を捨て、近くで惚けていた男を溺死させました。

 

 さらに、溺死させた男を囮に、別の男に近づいて、散弾銃を奪い取って殺しました。

 

 この一連の流れで、戦闘可能だった18人が、8人まで減っていました。

 

 続けて、谷裏に隠れていた男に忍者のような動きで近づき、頭に散弾をズドン。

 

 千切れた頭を別の敵に投げ、逃げ出した男の頭をズドン。

 

 その男の腰についていたプラズマ・グレネード3つの内、2つを、先ほどプラズマ・グレネードによって滝壺に落とされた男2人に投げ、絶命させました。

 

 最後に生き残っていた4人も、抵抗虚しくすぐに抹殺されました。

 

 

 

 仲間の体力ゲージが減っていくのを確認していた7人のリーダー達は、仲間達が全滅したことがわかりました。

 彼らは、一致団結し、覚悟を決めて特攻することを選びましきた。

 

 しかし、ピトフーイが持ち出してきたのは、そんな覚悟を吹き飛ばすような武器でした。

 

 《M107A1》対物ライフル。米国バレット社製の、12.7mm弾を使う対物ライフルで、《M82》という有名モデルの改良型。このサイズの弾丸を使うライフルの有効射程は、1500m以上。

 

 男達は、1000m以上離れたところから、ピトフーイのリアルスキルでもあるバレット・ライン無しの狙撃で何もできずにやられていきました。

 

 

 

 酒場では、この10分間の鏖殺と、対物ライフルに大盛り上がりでした。

 

「すげえぇええ!」

「姐さん一生ついてくぜ!!」

 

「バレットM107A1、日本サーバーにまだ1丁しかないよな?」

 

「あんな化け物銃ゴロゴロあってたまるかよ」

 

「対物ライフルは、確認されているだけで1()0()()。噂状態が2丁だよ」

 

「有名なのは前回のBoBで大暴れした、『シノン』ってやつとかBoBで常に4位をキープしてる白い死神、『Clover』が第二回で使ったやつだよな」

 

「ああ、対物ライフルは激レアだからな。日常的に使用されているのを確認しようと思ったらある一つを除いて絶対不可能だ」

 

「なんだそれ?みんな激レアすぎて持っててもあんまり使わないんだから日常的にとか無理だろ」

 

「いや、『Clover』は高地に行けば大体は撃たれるからだ。お前も見に行けばいいだろ?見える範囲内に入れず対物ライフル弾の体験をするだけだが」

 

「ああ……Murder Clover…」

 

「シノンのはなんだっけ?ブリテンの《AW50》?」

 

「惜しいけど違う。おフランスの《ヘカートII》だ」

 

「Cloverのは?」

 

「BoB内での映像しか確認方法がないが、確か《TAC-50》だ」

 

「マジかよ……最長狙撃距離保持の銃か……」

 

「まぁ、ともかくこれで一つわかったことがあるな」

 

「なんだ?」

 

「あのチーム、もう間違いなくぶっちぎりで優勝だろ?盾持ちのエムだけじゃなく、覆面達も十分凄腕で得物も豪華。とどめに、あの鬼みたいな女と対物ライフル。倒しようがないぜ」

 

 

 

 そのころ、ピトフーイ達は。

 

「呆気なかったわね〜」

 

「お前だけだ、ピトフーイ」

 

「そうは言うけどねえ、近距離で殺意じゃなく恐怖しか感じないのも、それはそれで面白いんだけどつまらないじゃない?」

 

「あんな真似をされれば誰だって恐怖しか感じんよ。それで?暇つぶしにはなったから?」

 

「ええ、もちろん!殺すの超楽しかったし?でもやっぱりレンちゃんと手に汗握る殺し合いがしたいわね〜」

 

「そうだな」

 

「レンちゃんといえば、一緒にいた2人のチビちゃん達いるじゃない?」

 

「ああ、今回レンが連れてきていたチームメイトだろう」

 

「1人は金髪の楽しそうな子だったわ!仲良くなれそうよね!!でも、問題は2人目」

 

「2人目?そっちがどうしたんだ」

 

「私がレンちゃんと話し終えるまでいる事に気がつかないほど気配がなかったわ。なのに、話し終えた瞬間だけ凄まじい殺意を感じた」

 

「……ほう?」

 

「あれはやばいわ。今回のSJで一番強いのはあの子かもね……レンちゃんの仲間にあんな子がいるなんて!燃えるわ!!」

 

「……そうか」

 

 

地の文は

  • です、ます等の敬体のままでも良い
  • 〜である、〜だった等の常体にして欲しい
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