ガンゲイル・クローバー   作:めろんムーン

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前回まで勘違いしていたんですけど、1話前書きでアニメ1期がSJ1だけで終わるような書き方をしていたのを修正しました。
時系列的にはこのお話はSJ2なので正しくはアニメ6話からでしたね。
真に申し訳ない


6.地図

 

 

 

 SJ2が始まり、レンとフカ次郎とクローバーは周囲を確認した後マップを見ました。

 

 今回のフィールドは、10km四方の正方形で、60mほどの高さの城壁に囲われていました。

 フィールド西側3kmほどは、北から南に街になっています。

 街の中央には、南北に長い線路。中央の北寄りの位置に小さな駅が一つ。

 

「GGOって乗り物アリだよね?汽車ぽっぽ、動かせないかな?」

 フカ次郎の、冗談か本気か分からない質問。

 

「ん、列車爆弾。ピトフーイを轢き殺して爆破する」

 クローバーの、確実に冗談な提案。

 

「ピトさんそんなアホな攻撃に引っかかったりしないよ」

 レンが却下。当たり前です。

 

 地図の北西、ギリギリの位置に、一つだけ光る点があります。最初の1分間のみわかる自分たちのチームの居場所。

 

「わたし達は、今ここ。つまり……、マップの北西の一番外れにいるんだ」

 

「ほーう、なーるほど。つまり━━、縦縞模様が西の壁で、横縞模様が北の壁ってことか」

 

「そうだね。縦が西!覚えた!あと、今のわたし達より、北にも西にも敵はいない!」

 

「オッケーオッケー!敵は南か東にいるってことね!よっしゃ!どっちに行く?」

 

「まてまてまて」

「ん、まだ地図の確認は済んでない。」

 

 地図の北部中央は、なだらかな丘陵地帯でした。

 木のグラフィックがないので、ほとんど草地でしょう。視界が良さそうです。

 

「スナイパー要注意エリアだ……。なるべく移動は避けよう」

 

「がってんよ。数百m先から当ててくるんでしょ?嫌だねぇ」

 

「ん、殺し合いなら合理的選択」

 

 スナイパーは、遠く離れた場所から一撃必殺の銃弾を撃ってくる死神です。しかも、相手の位置が分からなければ、銃弾が来る位置を知らせてくれるバレット・ラインも見えません。

 そして今回の敵の一人であるエムは、非常に腕の良い狙撃手です。

 

 地図の丘陵地帯の南、マップ中央には、丸いドームの建物がありました。

 

「なんだこれ?クローバー、分かる?」

 

「ん、普段の街のフィールドの中にはこういう野球場みたいなドームの建物もいくつかある。けど、こんなに大きなものは知らない」

 

 そう、この建物、あまりにも大きいのです。

 直径が2kmほどのドームなど、GGOの通常フィールドにも存在しません。

 

 ドーム南には、緑と土の色が広がっています。荒れた畑や、林のようです。ほぼ平らなようなので、スナイパー要注意エリア。

 

 最後に、マップ東側には、北にも南にも山が描かれていました。

 地図の右上、北東部の山は、グラフィックから険しくなく、白く描かれているので、おそらくなだらかな雪山。

 

 地図の右下、南東部の山は、逆に非常に険しい岩山。木々も多く、登山に苦労しそうです。

 山と山を繋ぐように、谷間の上を高速道路が斜めに走っています。長さは2kmほど。

 

 地図の東側、山の谷間に、一つだけ大きな建物があります。周囲には、緑色と青色がたくさん見えました。おそらくは湿地帯のような場所でしょう。

 

 ひとまず全ての地図をレンは覚えました。

 

「こんな複雑な地図、あたしゃ全部覚えられないねぇ。娘達、頼んだよぉ」

 

「ん、おばあちゃん。全部覚えたから任せて。あと地図自体はいつでも見れる」

 

 後ろでフカ次郎とクローバーがコントをしています。

 

 時刻は、13時3分。まずやるべきは、13時10分のサテライト・スキャンの確認です。安全のために、

 

「よし!ひとまず大きな家の脇に隠れる。ついてきて」

 

 

 

 13時10分。サテライト・スキャンが始まりました。

 

「ん、右上、MMTM。前回3位」

 

 雪山地帯にはアマゾネスチームを煽ったMMTMがスタンバイしているのを、クローバーが報告。

 

「左下、SHINCってヤツ!前回のゴリラ女どもだぜ!」

 

 南の街に、前回レンが死力を尽くして勝ちをもぎ取ったアマゾネスチーム、SHINCをフカ次郎が発見。

 そして━━

 

「な……、なんてこった……」

 

 レンが倒さなければいけない敵、PM4は、マップ右下、南東。

 つまり、最も遠い場所に配置されていたのでした。

 

 

 

「どうして……。ああああ!」

 

 曇り空を見上げて嘆くレンに、

 

「ん、【ああああ】は悪くない。悪いのはゲームマスター」

 検討はずれなことをいうクローバー。

 

「クローバーさんや、そういうことじゃないぜ……レンさんや、やることは一つじゃろ?」

 フカ次郎がレンを嗜めて、

 

「そうだね.…。そうだよ!」

 

「移動方向は南東!進撃の邪魔になる奴らは……潰すよ!」

 

 

 

地の文は

  • です、ます等の敬体のままでも良い
  • 〜である、〜だった等の常体にして欲しい
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