光の影山、原作時空へ飛ばされる   作:光の影山零治

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色つくの早くなぁい……???

評価と感想ありがとうございます!もっとくれ!(強欲な壺)


ジェミニストーム戦、その裏で

 

「おい、影山起きろ」

 

はっ!?有人のあの顔見て意識が飛んでいたか、何とかして有人の笑顔を取り戻さねば……*1

有人を引き取った当初、不安の色が消えない有人に子供は海老フライが好きと聞いて私が作って出したのだが。

ククク……あの食べた時の有人の愛らしい顔は忘れられない、今でこそ大人びてしまったが私の海老フライを食べる時の顔は変わらなかった。

 

「影山?」

 

「あ、あぁすまない響。少し有人との思い出を思い出していてな、見てくれこの有人の笑顔を……可愛いだろう!?」

 

「わかったから落ち着け、全く調子が狂うな……」

 

私の携帯に保存されていた有人の写真を見せてやったというのに、もう少し感動したらどうなんだね。

大概貴様も子煩悩だろうに、雷雷軒でどっちのチームがより素晴らしいかを夜通し語り合って遅刻しかけたの覚えてるからな。

 

「もうお前は影山零治であって、俺の知る影山零治ではないのはよく分かった。それでお前はこれからどうするつもりだ?」

 

「そうだな、私はこれから愛媛に向かう。ある子供と早急に接触せねばならん、今ならまだ何とかなるかも知れん」

 

「どういう事だ?」

 

「恐らくもう1人の私は新たなチームを作っている筈だ、私は帝国学園に居たまま問題児達を引き取ってチームを作ったが……」

 

「そうか!アイツは帝国学園の総帥ではなくなっている、そのチームを率いて復讐に来るというのか!」

 

根っこの性格は変わらんハズだ、有人に用意していた海老フライを明王につまみ食いされた時は逃げる明王を追い詰め世紀末ヘアーにしてやったからな。

やられたらやり返す、後悔するまでな!

 

「そういう事だ、真・帝国学園チームのキャプテンの性格は熟知している。どちらに付くべきか賢いアイツなら、分かるはずだ」

 

「……そうか、任せたぞ」

 

「言っておくが真・帝国学園チームは解散はさせん」

 

「な、何故だ!?」

 

「雷門中率いるチームには、強者との戦いは必要になる。エイリア学園位とは言わんが、帝国の戦い方はプレイで相手を叩き潰し圧倒するもの。憎悪に生きているのならば、本来より危険なプレーが多くなるだろう」

 

「…………危険なエイリア学園を超えるには、必要な経験という事か」

 

「憎悪で動かすチームは脆い、特に雷門の様なチームには余計にな。それにそれくらい越えられなければエイリア学園には勝てん、それ程までに強い」

 

「確かに強力なチームだったな」

 

「あれは氷山の一角に過ぎん、アレより強いチームが4チーム存在する」

 

「彼等を超えるチームが4チームも……」

 

「だがそれを伝えるのはやめておけ、どう転がるかわからんからな」

 

私にとってここは過去の世界ではあるが、全く同じでは無い所かもう別世界と考えた方がいい。

しかし大まかな流れは変わらないはず、そこを不確定要素を追加してまで動かす事はない。

豪炎寺君の妹さんが攫われていた事もあるが、それをきっかけに更に力をつけイプシロンを破る鍵ともなる。

 

「あぁそれと……響、吉良瞳子君を今の監督に置くのだろう?」

 

「そのつもりだ」

 

「彼女の本質を良く見極める事だ、親がどうとかではなく彼女の内面をよく見るのだ」

 

「……わかった、心に留めておこう」

 

「では私はもう行く、何らかの手段でまた連絡しよう。鬼瓦には私のことを伝えておいてくれ」

 

_________

 

 

 

 

…………………………しまった。

 

「今の私に自由に使える金がない」

 

アレだけ言っておいてほぼ何も出来ないぞ、くそもう1人の私め帝国学園から居なくなりおってからに!

いや待てよ、いっそ私が今の帝国学園の総帥になってしまえばいいのでは……?

だがそれでは明王に接触出来るタイミングが遅くなる、さてどうするか考えろ影山零治!

 

「む、そうだ。ならば私がもう1人増えればいいのか」

 

ここの影山零治では出来ない、私だから出来ること!

活躍する帝国チームと比例して膨れ上がる事務処理、他の学校とのセッティングにフットボールフロンティアでの仕事!

それに対応するべく習得したワザ!

 

「分身フェイント!」

 

『これをするのも久しぶりだな、私よ』

 

『だがこれくらいせねばならん』

 

「中年の私にはかなり堪えるが時間が無い、持って一日で全てやり遂げねば」

 

『私は帝国学園の掌握を』

 

『私はこの世界の情報の差異を調べる』

 

「そして私は真・帝国学園を裏から接触、チームメンバーをこちら側へ引き抜く」

 

医師から二度とアホみたいな事やるなと言われているが、たとえ生命エネルギーが減ろうとも私はやるぞ。

何故なら私は帝国学園総帥である前に、有人達が尊敬し着いこうとする程の監督である為にやるのだ。

 

「例えこの世界が私の知る世界でなくとも」

 

『『「大人である私が、サッカーを愛する子供達が笑える様に」』』

 

何より良い子な有人をあそこまで歪ませたもう1人の私を、一発殴ってやらねば気が済まない。

もしそれで分からないのであれば……

 

この世から去ってもらうしかあるまい。

*1
大体影山のせい





やっぱお前も影山だよ(呆れ)

光の影山時空編

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