今更ですがこの小説内ではブルアカのお金の単位はクレジットで統一しています。アニメとかだと円って言ったりしてるんですけどね、架空通貨ってかっこよくないですか?
UA8000ありがとうございます!感想、高評価待ってます!!(強欲)
〜先生side〜
『うう……もうティーパーティーの方々に顔向けできません……』
ごめんねヒフミ……ほんとごめん……
「あら、ティーパーティーの方々に黙ってブラックマーケットに来たり、ペロロ様のグッズのために学校をサボったり、割とそっち側の人間ではありませんの?ヒフミちゃん」
『ペロロ様のためならその程度は悪に入りません。というか、エイサさんだって、しょっちゅうパンジャンドラムやら珍兵器やら珍戦車やらで爆発騒動や模擬戦をやって正義実現委員会を呼ばれたりしてて、問題児側の生徒じゃありませんか!?』
「栄光の探究のためにはそれぐらいはしょうがないのですわ〜」
……ごめん、なのか……?
私たちは、カイザーの悪行を明らかにするために、書類を銀行から奪い取る準備をしていた。
今、アビドスの4人と一緒に銀行に向かっているヒフミは、有り合わせの覆面がなかったために、たい焼きの紙袋に『5』の数字を書いて、目のところに穴を開けてそれを被っている。
私と同じくサポートに徹するらしいエイサは、どこから取り出したのか、マスカレードマスクを身につけている。
スーツとコートにトップハットにマスカレードマスク姿の、ステッキとライフルを持った人……うん、不審者だね。
ちなみに私もシロコ特製の、白色マスク(おでこに数字の代わりにS)をつけている。使うことになるとは……
『ん、やるよ』
"うん……安全第一にね……"
「では、シャッターも閉まり始めましたし、行きますわよ?パンジャンドラム、GO!」
〜陸八魔アルside〜
「お待たせしましたお客様」
「ええ、待ちに待ったわ。それで、結果はどうなの?早くまとまったお金が必要なのだけれど」
「誠に残念ながら、今回はご縁がなかったということで」
「えぇっ!?ちょ、ちょっとまって!?それって融資できないってこと!?」
「左様でございます」
「ちょ、ちょっと!ちゃんと事務所も構えてるのにどうしてよ!!」
「事務所は賃貸、資産は銃火器類だけ。これでは融資のしようがありません。担保できる財産、あるいはあなたに信用があれば融資は可能なのですが。まず、その前に日雇いの期間工などをなさっては如何でしょう」
「は、はぁぁ!?」
(む、ムカつく……!!もういっそ大暴れして、銀行のお金を持ち出しちゃおうかしら……)
ウィーン
(いえ、それはダメね……マーケットガードがいるし……やっぱり無理……ブラックマーケットを敵に回すなんて、そんな勇気ないわ)
ガラガラガラガラ
(もう、何よこれ……情けない。キヴォトスで1番のアウトローになるって、そう心に決めたのに……何事にも恐れず、何事にも縛られない、ハードボイルドなアウトローに……そうなりたかったのに……)
ガジャン!!
(うん?なんの音かしら)
カンッ
(あ、明かりが消えた!?)
ゴロゴロゴロゴロ……ドゴォォォン!!
「きゃ、きゃあ!?」
(しゃ、シャッターが降りてて、何かが転がってきて爆発した!?)
バラララララ!!
(爆発したことでシャッターに穴が空いて、外の光で明るくなって……あの覆面の5人組は!?)
「全員武器を捨てて、その場に伏せて」
「ぎ、銀行強盗!?」
「言うことを聞かないと、痛い目に遭いますよ⭐︎」
「み、みなさん怪我をされないように、おとなしく伏せててくださいね!」
(あ、あのマーケットガード、武器を拾おうと……)
パキュン!
「武器は捨ててって、聞こえなかった?」
「さぁて、計画通り。次のステップに進もうかねー」
「さあ、リーダーのファウストさん?指示をよろしく!!」
「ええ!?ファウストって私ですか!?」
「もちろん」
「ファウストさんがボスですからね⭐︎ちなみに私は……クリスティーナだお♧」
(な、なんでこんな時に銀行強盗……というより、なに、この胸騒ぎ……!)
「全員、無駄な抵抗はしないこと」
(職員に銃を突きつけた!)
「さっき到着した現金輸送車の……」
「わ、わかりました!なんでも差し上げますから!金でも、現金でも!債券でも!!」
「いや、私たちが欲しいのは集金記録だけ」
(や、やばい……!!この人たちなんなの!?ブラックマーケットの銀行を襲うなんて……!!無茶苦茶手際いいし、超プロフェッショナル……!!か、かっこいい!痺れる!!これぞまさに、真のアウトロー!!ああ、涙出そう……)
「で、できました!これでどうか命だけは……!!」
「よぉーし、それじゃ逃げるよ〜」
「全員撤収〜」
「け、怪我人はいないようですし、さよなら〜!」
(い、行っちゃった……ナイスアウトロー……!!)
「ちょ、ちょっと待って!!」
(お、追いついたわ!!)
「し、心配しないで!私は敵じゃないから!!」
「さっきの襲撃、見せてもらったわ!!ものの数分で攻略して、見事に撤収……稀に見るアウトローっぷりだったわ!!」
「正直、すごく衝撃的だったと言うか……あんな大胆なことができるなんて感動的と言うか……ああ、私も頑張るわ!!」
「法律や規律に縛られない、本当に自由な魂……そんなアウトローになりたいから!!」
ヒソヒソ(なんか誤解されてません?)
ヒソヒソ(だね〜……うん?)
「ほう、我々のことをそんなに褒めてくれるとは恐縮だネ」
(と、唐突にかっこいいマスクをつけた紳士風の人が!?)
「あ、あなたは!?」
「私はこのチームのリーダー、ファウストの協力者、名前を紅茶卿というだヨ」
「紅茶卿……すごくかっこいいわ……」
ヒソヒソ「そ、そうかしら……」
ヒソヒソ「さ、さぁ……」
「我々をそんなに慕ってくれている君に、我々からプレゼントを贈りたいんだが、どうかナ?」
「ぷ、プレゼント!?」
「ああ、我々は現金が目的の強盗ではなくてネ。目的のモノは手に入ったのだけれど、この邪魔な札束はいらないんだよネ」
「だから、君にあげたいのサ。アウトロー同士、親交の証。そして、君が我々のような真のアウトローになれるように、ネ」
(は、はわぁぁぁぁ!!自分の手柄を誇らず、目的以外のものはたとえ役立つとしても邪魔だから捨てる!!すごいわ!!素晴らしすぎるアウトローね!!)
「あ、ありがとう……!!そ、それでなんだけれど紅茶卿?あなたたちのチームの名前を教えてくれないかしら!私が今日の勇姿を心に深く刻んでおけるように!!」
「はい、おっしゃることはよくわかりました⭐︎」
「おや、クリスティーナくん」
「私たちは人呼んで……覆面水着団です!!」
「ふ、覆面水着団!?や、やば!!超クール!!カッコ良すぎるわ!?」
「ふふふのふ!目には目を!歯には歯を!無慈悲に!孤高に!我が道の如く魔境を行く!これがあたしらのモットーだよ!」
(か、かっこいい〜!)
「では、そう言うことでネ。また縁があれば会おうとも」
「は、はい!紅茶卿!!」
「我が道の如く魔境を行く……その言葉、魂に刻むわ!私も頑張る!!」
〜先生side〜
"ありがとうエイサ、上手く誤魔化してくれて。すごい演技力だったね"
「いえいえ先生。ちょうどあのお金も押し付けられましたしよかったですわ!でも実を言うと暴れ足りなくて、本当はあの銀行を爆破して更地にしようかと思ったのですが…」
"え、ええ……そんなことできるの……?"
「ええ!王様には祝砲として盛大にお見舞いしますわよ!」
"「「「「「えっ」」」」」"
「それってつまり……」
「私たちの学校を爆破するってこと!?」
「行きますわよみなさん!!こうしてはいられませんわ!!王様に会えるんですもの!!」
バシュッ!!ゴロゴロゴロゴロ………!!
「は、はやい!止まってエイサちゃん〜!!」
「エイサさーん!?」
"え、エイサーー!!"
"と、言うわけで、なんとか地理に詳しかったアビドスの面々と先回りして止めようとしたんだけど"
「余が爆破されたと……幸い校舎はピラミッド・ビットのバリアが間に合ったからよかったものの……」
「うふふ、王様、お会いしたかったですわよ」
「うむ、余に見えるのを赦すとしよう」
「王様が私の企業に投資して貰えませんでしたら、私の企業はあそこまで大きくはなれませんでしたので!他の2人よりも私が感じる恩は尚更大きいはずですわ!!」
「うむ、余を敬うことを赦すぞ。讃えるが良いわ」
「王様に一生ついていきますわ!!」
「うむうむ」
"なんかこう……すごいね……"
「うへ、私の同級生だった3人はみんなこんな感じだから……他の2人もナツミ先輩の前だとこんな感じになるし……」
"そうなんだ……"
「では、皆のものよ。一度対策委員会の部屋に戻ろうではないか」
「はい、王様!」
エイサちゃんの名前は漢字表記だと英茶です。モチーフの伏線はばら撒きまくってますが、ミスリードも仕込んでますので当たることはないかも?複数モチーフがありますので、誰か当ててみてくださいね。
ナツミの出番は
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ん、王様の一人称の出番もっと増やして
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ん、王様の三人称の出番もっと増やして
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ん、王様の出番は今のままでいい。