ファラオ・アーカイブ   作:めろんムーン

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 改変があまりないですが、しばらくはこんな感じです。伏線は散りばめていきますが。
 アンケート、拮抗しているので一人称も三人称も使っていきます。その時々の場面で使い分けられると良いな。
 いつのまにかUA1000越え!皆さんありがとうございます!


アビドス対策委員会

 

 エンジェル24。キヴォトス全域で展開されている24時間営業の小規模商業施設。その中でも連邦捜査部S.C.H.A.L.Eの建物一階にある店舗は、有名でもあり、不人気でもある。

 

「暇だなぁ…。」

 

「ふん、余が来ているのに見向きもせず、あまつさえ暇を持て余すか」

 

「…え、うわあ!?い、いつから来てました!?」

 

 先生がよく訪れることで有名だが、その他の客がほとんど来ないこの店では、店員であるソラに話しかける人物などほとんどいないのだ。

 そのために、黄金の化身のような人が入店してきたのに気がつくのが遅れてしまった。

 

「ふん、今よ。しかし、業務中に暇を持て余し遊びに興じるのは良いが、人が来ても気が付かぬのは誉められたことではあるまいな?」

 

「は、はいぃぃ……気をつけます……」

 

 元々気が強いわけではないソラは、その黄金の人物の圧に気圧されてしまう。

 

「まぁよい。余は寛大ゆえゆるそう」

 

「あ、ありがとうございます……?」

 

 そんなやりとりの後、店の奥に消えていく黄金の人(ナツミ)。

 

「な、なんだったんだろう……あ、お客さんか……」

 

 困惑するソラだったが、ナツミの姿を思い出し頬を緩めてしまう。

 

「綺麗な人だなぁ……モデルさんみたい。綺麗な金髪だったし…身長も高いし……」

 

「おい」

 

「は、はいぃ!?」

 

「余の讃美をするのは良いが、先に会計をするがよい」

 

 考えていることが口に出ていたことに気がついたソラ。とても恥ずかしくなりながらナツミが持ってきたカゴを見ると、

 

「ええ!?そんなにですか!?」

 

 そこには飲み物を片っ端からと、同じく食品関係を片っ端から集めてたカゴ、そして筆記用具に銃弾でいっぱいのカゴと、栄養ドリンク(AP回復のアレ)でいっぱいなカゴがそれぞれ置かれていた。

 

「どうした?余に不満か?余が売上を上げるのに手を貸しているというのに」

 

「い、いえ!」

 

 急いで会計を済ますソラ。カゴを受け取り、そばに浮遊する正三角錐の謎の物体に載せるナツミ。

 

「世話になった。褒美を授けよう」

 

「ええっ!?」

 

 会計を終わらせてから唐突に渡されるお金。こんなの受け取れないと返そうとしたが、気が弱いので返そうにも返せないソラ。

 

「貴様のその端末、もう古く動作も重いであろう。それで買い換えよ。変えたならば、余のモモトークをやろう」

 

「は、はぁ……」

 

 全く展開に追いつけないソラをおいて、ナツミはシャーレに戻って行った。

 

「にしても、あの人の周りだけ光ってて眩しかったんだけど……なんで……?」

 

 

 

 

 

 〜先生side〜

 

「いやぁ〜まさか勝っちゃうなんてね。ヘルメット団もかなりの覚悟で仕掛けてきたみたいだけど。」

 

「まさか勝っちゃうなんて、じゃありませんよ、ホシノ先輩……勝たないと学校が不良のアジトになっちゃうじゃないですか……。」

 

 うん、殺伐としてるね……ヘルメット団を撃退出来たから良いものの、出来なかったらどうなっていたことか…

 

「ん。弾薬が空中から出てきたのにはびっくりした。」

 

 そうだね、私もできるかどうかは半信半疑だったし。

 

「あはは、少し遅れちゃいましたけど、改めて紹介します、先生」

 

 メガネの子が自己紹介をしてくれるのかな?

 

「私たちは、アビドス対策委員会です」

 

「私は、委員会で書記とオペレーターを担当している1年のアヤネ……」

 

「こちらは同じく1年のセリカ」

 

「どうも」

 

 ふむ、黒髪ツインテ猫耳……いいね。

 

「2年のノノミ先輩とシロコ先輩」

 

「よろしくお願いします、先生〜」

 

「さっき、道端で最初に会ったのが、私」

 

「……あ、別にマウントを取ってるわけじゃない」

 

 うお……でっか……いかんいかん、そんな目で先生が生徒を見てはいけません。

 うん、シロコの方はもう知ってるね。マウントは気にしなくて良いよ。

 

「そして、こちらは委員長の、3年のホシノ先輩です」

 

「いやぁ〜よろしく、先生ー」

 

 どことなくゆるい娘だね。

 全員で5人しかいないのか…ナツミは母校って言ってたけど、どうしてこなかったんだろう?

 

 "うん、みんな、よろしくね"

 

「ご覧になった通り、我が校は現在危機にさらされています……そのため『シャーレ』に支援を要請し、先生がいらしてくれたことで、その危機を乗り越えることができました」

 

「先生がいなかったら、さっきの人たちに学校を乗っ取られてしまったかもしれませんし、感謝してもしきれません……」

 

 いや、ホシノとかシロコすごい強かったし、私がいなくてもなんとかなったんじゃないかな……ところで、

 

 "対策委員会って?"

 

「対策委員会とは、このアビドスを蘇らせるために有志が集った部活です」

 

「うんうん!全校生徒で構成される、校内唯一の部活なのです!全校生徒といっても、私たち5()()だけなんですけどね」

 

 "……?ナツミはアビドスを母校って言っていたけど……5人だけ?"

 

 あれ、質問した瞬間ホシノが驚いたような顔をしてる。ナツミを知ってるのかな?

 

「ん。他の生徒は転校したり、退学したりして街を出ていった……てもナツミっていう生徒は()()()()

 

 そっか…知らないか…うーん…帰ったら聞いてみないとな…

 

「町の住民も減って、ヘルメット団が学校含め荒らしまわってる」

 

「でも先生が来たからもうへっちゃらですね!」

 

「そうだね〜、そういうわけでおじさん、ちょっと計画を練ってみたんだ〜」

 

 おや、ホシノの計画か…

 

「えっ、ホシノ先輩が!?」

 

「うそっ……!?」

 

 ……そんなに?先輩なのに辛辣すぎない?

 

「いやぁ〜その反応はいくら私でも、ちょーっと傷ついちゃうかなー。おじさんだって、たまにはちゃんとやるのさー」

 

 たまに、なんだね…だんだんわかってきたぞ、みんなのこと。

 

「ヘルメット団は数日も経てばまた攻撃してくるはず。だから、その前にこっちから仕掛けて、奴らの前哨基地を襲撃しちゃおー!」

 

 なるほど、今撤退したばかりで、相手は消耗してる。そして、私が弾薬を補給して指揮をすれば、勝てるかも知れない。

 

 "いいね、やってみよう"

 

 

 

「カタカタヘルメット団のアジトがあるとされるエリアに入りました」

 

 "みんな、頑張って"

 

「おっけ〜まかせてー」

「ん、がんばる」

「はーい〜」

「言われなくても!」

 

 さて、もうちょっと頼むよ、アロナ。

 

ナツミの出番は

  • ん、王様の一人称の出番もっと増やして
  • ん、王様の三人称の出番もっと増やして
  • ん、王様の出番は今のままでいい。
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