ファラオ・アーカイブ   作:めろんムーン

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 ひええ、7点から落ちてまう!小説書く前はあんまり評価は気にしてないですけど、やっぱり実際に見るとモチベに繋がりますよね。やっぱ高評価と感想ください(手のひら黄金回転)


王、アビドス襲来

 

 先生は、セリカ救出の後、一度シャーレに帰ろうかと思い、生徒たちが下校した後帰る準備をしていた。

 

 "よし、帰ろう。みんなにも一度帰ってまた来るって言ったし、荷物も整理し終わった!"

 

「ほう、余が来たのにシャーレに帰ると言うのか?」

 

 "!!??"

 

 聞こえるはずのない声に今先生が出せる全力で振り向く。

 

「何を驚いた顔をしておる。そんなにここに余がいることが不思議か?」

 

 "えっ……えっ……?ナツミ……?"

 

 振り向いた先には、眩しいほどの黄金の髪と、いつもの黒いTシャツではなく白いYシャツを着ている、ナツミの姿があった。

 

「本来なら来るつもりもなかったのだがな……気が変わった。」

 

 "えっ……仕事どうしたの?というかつい2時間ぐらい前に電話したよね?"

 

「たわけぇ!そのことについて話に来たのだ!あと余は貴様と違い疾い足があるからな」

 

 "は、はぁ"

 

 ナツミは我慢ならなかった。問題解決と言いながらなんだかんだ生徒たちと悠々自適に楽しく過ごす先生が。故に仕事を押し付けようとアプリをインストールさせに来たのだが、

 

「むっ……?何ぞ不可思議なものを感じるな……先生よ、余に何かしているのか?」

 

 しかしそんなことは忘れて、自分の感じる不思議な物の探究に意識を割いた。

 

 "?……何もしていないけど?"

 

「そうか……身を改めさせてもらうぞ?……ぬぬぬ……これか?」

 "待って待って!?色々待って!?なんで私の体さわってるの!?"

 

「たわけ!待たんわ!あと貴様の体を触っておるのではないわ!」

 

 王が先生を物色していると、【()()()()()()】と音が鳴り、モノではない()()が壊れる。

 

 "えっ?"

 

 同時に、王が先生から離れ、手に持っていたのは、()()()()()()()()()()だった。

 

『えええええーー!!!ナツミさん!!??認識阻害が!?』

 

 "あ、アロナ!?"

 

「ふん、余に術をかけるとは……まあよい、これはなんだ、先生?」

 

 "ええ…デタラメすぎない……?あと、それはシッテムの箱と大人のカード。返してくれると嬉しいんですけど……"

 

「しばし待て…ふむ、これは、こうなっておるのか。こうか?【()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()】」

 

 ナツミが言い終えた途端、先生にはナツミのヘイローが光ったのが見えて、

 

 "まって急展開すぎて━━"

 

 瞬時に場所が入れ替わり、先生とナツミは青い空の覗く、水に浸かった教室に立っていた。

 

 "━━ついていけないんだけど……"

 

「ふん、余の目を欺けると思うな。ファラオの目はあらゆるものを見通すのだ」

 

「どういうことなんですか先生!先生以外は入ってこれないはずなのに!」

 

 "私に聞かれても……"

 

 その場には、人間が3人いた。

 1人は、先生。

 1人は、ナツミ。

 

 そして最後の1人は、水色の髪にピンクのインナーカラーの入っている幼女、アロナ。

 

「ほう、たわけが失踪したと思えば……貴様このようなところにいたのか、たわけが」

 

「たわけって二回も言いました!?アロナですアロナ!!」

 

 目の前ではついていけない先生を尻目にナツミが親しそうにアロナに話しかけ、アロナは何も知らないと言うように大混乱。

 

「なんでここに入ってこれるんですかナツミさん!?というか、ナツミさんは私のこと知らないはずですよ!」

 

「ふん、地上にあってファラオに不可能はない!!」

 

 そうしてしばらく騒いだ後、落ち着いて来たところを見計らって、先生が声をかけた。

 

 "いいかな、ナツミ"

 

「なんだ、先生よ」

 

 "結局何がしたかったの…?"

 

「そう結論を急ぐな。こやつも何も知らぬようだ。見当違いであったな……」

 

 溜息をつくナツミ。

 

「アロナよ、余は何も言わん。貴様も何も知らんようだ。せいぜい先生を支えよ」

 

「は、はぁ……」

 

「先生よ、これは返しておく。あまり使うなよ」

 

 そう言って、先生に大人のカードを返した後、シッテムの箱の中からいなくなった。

 

「な、なんだったんでしょう……」

 

 "さ、さぁ……"

 

 

 

 

 

「ぬ、あのアプリを入れさせるのを忘れたな……」

 

 

 

 

 

 シッテムの箱を1人出たナツミは、もう日も沈んだアビドスの校舎も出て外を歩いていた。そして、

 

「せん……ぱい…………?」

 

 夜の見回りをしていた、ホシノに出会った。

 

「……ホシノか」

 

「ナツミ先輩が……なんでここに……」

 

 呆然とした様子のホシノ。

 

「なんだ?余がここにいるのがそんなに不服か?」

 

「だって……先輩は、私が……」

 

「追い出したから、か?たわけが、貴様に否定された程度でこのキヴォトスからいなくなるわけでもあるまい。そもそも、貴様は余の退学届を受領していないのだろう?先ほど確認した。」

 

「っ!!……そうですよ、ナツミ先輩」

 

「でも……今更なんで来たんですか?先輩が3人を連れて行ってから、私は、みんなは必死に学校を建て直そうとして!!」

 

「だから来たのだ」

 

「!!」

 

「貴様は余が助けるのに値する存在になった、ということだ。あの頃の貴様ならば、余の手を何も言わずに撃ち抜く暴挙をしたであろうが。……仮面が剥がれておるぞ」

 

「っ……うん、わかった……シャーレ部長、ナツミ先輩。おじさんは歓迎するよ」

 

 ハッと何かに気がついた後、雰囲気を剣呑としたものからいつものゆるいものに戻すホシノ。

 

「それでよいわ。他の者にはみせたくないのであろう?」

 

「……先輩、わたしは━━」

 

「今はまだ言わずとも良い。本当ならばこれからシャーレに戻ろうと思っていたが、気が変わった。余は先生と同じ部屋にいるが故にな、何か問題があれば来るがいい」

 

 そう言ってナツミは元来た方へ去っていく。

 その眩しいほどの金色の髪と背中を、ホシノは昏くゆらめく瞳で見つめていた。

 

 

 

 

 

「というわけで、シャーレ部長のナツミ先輩だよ〜みんな拍手〜」

 

「よい、余を見ることを許す。讃えよ。余が母校に凱旋してやったのだからな」

 

「どういうわけなのよ、ホシノ先輩。あと、先輩の先輩……?」

「わぁ〜、シャーレの部長さんなんですか?すごいです!」

「ん、よろしく」

「ホシノ先輩の先輩ってどういうことですか?讃えよ?凱旋?」

 

 まともな疑問を呈したのは1年2人。

 

「ナツミ先輩は、おじさんが1年生のころの3年生なんだよ〜、ずっと不登校だったから留年してるけどね〜。つまりみんなの先輩だよ〜」

 

「え!?じゃあ2年も留年してるの!?それでなんでそんなに偉そうなのよ!」

 

「余はこのキヴォトスの王であるが故に」

 

「ええ…」

 

 セリカがドン引きする。いきなり真面目か顔して王がどうとか言い出した偉そうな奴が来たら誰だってドン引きするだろう。

 

「信頼はできる人だよ〜優しくしてあげてね〜」

 

 "みんな、仲良くしてあげて"

 

「先生とホシノよ、なんだその言い分は!」

 

 そんな賑やかな会話をしながら、翌日の朝はすぎていった。

 




 おまけ

 アロナ→ナツミ
「結局何だったんですかあの人!?」

 ナツミ→アロナ
「こんな姿になって……おいたわしや連邦生徒会長ww」

 ついでに

 連邦生徒会長→ナツミ
「なんですかあのデタラメな人!ぜひ連邦生徒会に入って欲しいですね!」

 ナツミ→連邦生徒会長
「たわけ!余と同格な貴様がおかしいのだこの超人が!あと貴様の下にはつかぬ!」

 この後無事にナツミはアプリをアロナに入れさせ、仕事を先生に押し付けることに成功した。

 シロコさんは本編「ん」すくないんですけど、わかりやすいしキャラ付け楽なので許してください

ナツミの出番は

  • ん、王様の一人称の出番もっと増やして
  • ん、王様の三人称の出番もっと増やして
  • ん、王様の出番は今のままでいい。
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