今回からナメック星へ到着します。
そして、これは作者からのお礼ですがお気に入り登録者数が118と自分の書いた作品で聞いた事が無い程にお気に入り登録して頂けた様です。
お気に入りボタンを押していただき、また評価の点数を付けて頂いた皆様誠にありがとうございます。
これからも頑張ってこの作品を書いて行きますのでどうか皆様よろしくお願い致します。
では、本編へどうぞ。
クラッシャー軍団及びスラッグ魔族との決戦終了から2時間後。
悟飯達が仙豆で復活し、高速宇宙船から様々な物資をロザック星人に分け与えながらナメック星へ再び宇宙船を発進させる準備を整えつつある悟空達。
流石にアレだけの死闘の直ぐ後に修行をするのは効率が悪いので皆出発後はメディカルマシーンに入る様にニィープやクウラが指示を出し、悟空達もそれに従いながら物資の受け渡しを手伝っていた。
「………ブルマ、ピッコロ、この解析結果は間違いないわよね?」
「流石に間違ってないと思うわ。
けど………」
「ちっ、あの暗黒魔界の魔族共め………悪趣味な物を…!!」
そんな中ニィープ、ブルマは何故かピッコロを交えて機械の解析結果と睨めっこしており、ピッコロもトワとミラに悪趣味と呟きながら更に機械の中にある2つの神精樹の実を睨み付けていた。
その光景に悟空、ラディッツ、クリリン、クウラが気付き何事かと思い近付いていた。
「どうしたんだブルマにニィープ、それにピッコロも交えて機械の前で紙と睨めっこしてよ?」
「あ、孫君に皆!
ちょっと聞いてよ、私とニィープがこの2個の神精樹の実、何か怪しいと思って解析してたのよ!」
「で、片方は原種で効能も一時的に戦闘力を向上させるけど麻薬の様に中毒性を発揮しつつ定期的に食べないと得た戦闘力が消えるって仮説が正解だったの。
界王曰く神が食べれば永久的で麻薬の様な副作用は無いけどと付け加えてたけど。
けど問題はもう片方よ」
悟空達は神精樹の実の効力を聞き上手い話には裏があると言う例え通り、この実を食べれば定期的に食べないといけない身体になると聞き嫌だな〜と思っていた。
が、ニィープがもう片方の方が問題と告げると4人は何が問題なのかと聞き始める。
「先ずもう片方の実は解析不能な何かがあり機械が上手く解析してくれなかったが俺がピッコロ大魔王の知識から魔術の計算もブルマ達に入力させた。
するとだな、機械はもう片方の実も解析に成功したんだ。
つまり2つ目の神精樹の実はあの暗黒魔界の魔族共が魔術を施して改良………いや、極悪に改悪してやがったんだ」
「極悪に改悪………どんな風になってたんだブルマ、ニィープ?」
「こっちの2個目、食べたら魔術的な作用で原種よりも遥かに力を得られるし誰でも永久的にそのパワーを物にするけど………食べたら最後、寿命の殆どが削られるって副作用があるみたいよ」
『!?』
ピッコロが父ピッコロ大魔王の魔術的な知識と計算を機械に入力する様にブルマとニィープにさせた結果、驚くべき事にその計算がハマり解析出来ずにいた2個目の実が解析された。
結果その実が齎す絶大なパワーアップと引き換えとも言うべき食した者の寿命、つまり生命力を大きく削ると言う悪趣味な副作用があると判明した。
それを聞いた4人は驚愕し、その2個目の実を見つめていた。
「それにこの2個目の実をクラッシャー軍団のカカオが持ってたのよ?
ラディッツ、アンタが闘ったターレスも途中で滅茶苦茶パワーアップしたでしょ?
それはこの2個目の実を食べたからよ。
恐らくスラッグ魔族達も………だからこの星での闘いを生き延びても連中は直ぐに死ぬ運命にあったわ、これを食べた時点で」
「ミラにトワ………奴等め、悪趣味な…」
「それでピッコロも悪趣味なって言ってたのか…全く、胸糞悪いよこんなの…!」
クウラも余りの悪趣味な実の効力にミラとトワ………恐らくミラを従わせたトワの方が作り出したと考えながら侮蔑し、クリリンですら胸糞悪いと告げると悟空、ラディッツも歴史の侵略者2名の悪辣さに怒りを込め始めていた。
ピッコロもこれは同じ気持ちであり、これを聞けば他のZ戦士達も皆怒りを抱く事は必至だった。
「クウラ様、ニィープ様、物資の受け渡しが完了しました!
これで何時でもナメック星へと飛び立てます!!」
「………ご苦労。
では俺はロザック星評議会議長に挨拶して来る。
何か伝えたい事があるならば付いて来い」
其処にクウラ軍一般兵が敬礼しながらクウラ達に諸準備等が終了した事を伝え、クウラは頭を切り替えてロザック星評議会議長へ別れの挨拶を態々やると発言し、更に悟空達にロザック星人に何か言いたいならば付いて来る様にと話すと悟空やクリリンはロザック星を元に戻せるかも知れない事を伝えるべくクウラの後に続き、結局他のZ戦士やラディッツ、ナッパ、ニィープも付いて来て宇宙船の前でロザック星人一同と話をする事となった。
「皆様、本当に何とお礼を申し上げれば良いか………。
我々ロザック星人とロザック星を救って頂き感謝し切れません。
これで死んでいった者達も安らかに眠りに就けるでしょう…」
「俺達は邪魔者を排除したに過ぎない。
礼を言うならば地球の戦士達に言え」
ロザック星評議会議長やロザック星人達は皆クウラやZ戦士達に頭を下げて感謝の意を示していた。
クウラは素直に受け取る気は無く、悟空達に礼を言う様にと告げて船に戻ると悟空達はロザック星人に希望を与えるべく話を始める。
「ロザック星の皆、その事だけどよ…もしかしたら死んだロザック星の人達を生き返らせてこの星がターレスやスラッグ達に荒らされる前に戻せるかも知れねえぞ!」
「な、何と、そんな神の様な御業があるのですか!?」
「はい、俺達は今からナメック星って星に向かってナメック星人や其処にある物をフリーザって悪者から守る事が目的なんです。
そのある物を使えば、もしかしたら平和なロザック星を完璧に取り戻せるかも知れないんです」
先ず悟空達はまだ可能性段階だがロザック星を元通りの人々が平和に暮らしていた時の状態に戻せるかもと話し、生き残ったロザック星人達は信じられないと言った様子で悟空達を見つめていた。
更に悟空は話を続ける。
「そのある物って言うのはドラゴンボールっつってどんな願いも叶えてくれる玉なんだ!
それがナメック星にあればオラ達がドラゴンボールから出て来る龍に頼んでこの星を元通りにする!
もしナメック星に無くても地球にあるドラゴンボールで頼んで先ずは蘇生制限である1年以内に死んだ人達を生き返らせて、次の1年でロザック星を元通りにする!
だからよ、先が無いなんてクヨクヨする事はねえぞ!!」
悟空は力強くロザック星人達に希望を与えて、必ず奪われた物を元通りにすると約束した。
ロザック星人達は当初は信じられない様子で悟空達を見ていたが、スラッグやターレス達を倒したこの人達やクウラ様達ならもしかしたら………そんな希望に掛けてみる気になりロザック星人一同は悟空達に頭を下げた。
当然悟空はこの約束を反故にする訳が無く、後でクウラや地球の神にもキッチリ相談してドラゴンボールの使用用途の変更をする事にした。
そうしてロザック星人達に見守られる中、遂に高速宇宙船は発進し再びナメック星に進路を向けるのであった。
それから更に時間が過ぎ、フリーザ達がナメック星に到着するまで残り2週間と少し、ベジータが来るまで1週間となり本来はナメック星に到着するまで後1週間となるべき所がブルマの改造でより速く宇宙を航行出来る様になった結果何と後2日でナメック星に到着する計算となった。
その間に戦士達は更に鍛えた結果、ナッパや悟飯でさえもサイヤ人の復活後にパワーアップする特性が働かなくなり残りは地力を伸ばす方向へシフトした結果、ヤムチャと餃子がそれぞれ110万と105万、クリリンと天津飯に至っては何と280万と290万と「原典の物語is何処?」とニィープが驚く事になり、更にはナッパが330万、悟飯は350万と界王拳無しの最大戦闘力は悟飯が上になったが、これでも悟飯は6倍界王拳までしか使えないのでクリリンや天津飯の方に強さの軍配が上がり、ピッコロも悟飯の師匠の面目があり420万となり、悟空とラディッツに至っては何と疑似超サイヤ人を体験した為か800万まで上昇し、20倍界王拳を使えばフリーザの1億2000万を超える戦闘力1億6000万と倍の戦闘力を得られる事となった。
更にニィープもクウラにミッチリと鍛えられた結果1440万となり、そのクウラも第4形態で3億7000万、最終形態で7億2000万となる程のパワーアップをし、通常のフリーザ相手ならもう敵では無かった。
「………でも、ミラとトワが間違い無くあの神精樹の実をフリーザに食わせるわ。
ならその時に必要になる戦闘力はどれ位なのか?
………分からない、フリーザが何処まで強くなるか、或いは実に手を出さないのか………」
「
兎に角アレに手を出すだろう。
その時は一族の恥晒しとして俺が直接処断する事を考えねばなるまい」
宇宙船の窓の外、虚空を見つめるニィープはフリーザが神精樹の実・悪に手を出せばどれ程ののパワーアップをするか計算出来ず悟空達をどれだけ鍛えたら良いか指針を見失い始めていた。
其処にクウラが現れ、フリーザが心を操られアレに手を出せばこの手で始末すると宣告した。
が、ニィープはこの手で………それが出来なければサイヤ人の手でフリーザを滅ぼすと言う目標は変わっておらずクウラのその言葉や指針を見失いつつある自身に怒りを抱き握り拳を作り、其処から血が滲み出ていた。
「………
孫悟空とラディッツはせめて1100万を超える基礎最大戦闘力を身につけさせろ。
其処から如何様になるかは………俺も分からん」
クウラはニィープが血を滲ませ、更に表情が冷たい怒りに満ちた物に変わったのを目にし、この話題は逆鱗だったかと珍しく反省してフリーザが来るまで悟空、ラディッツの基礎最大戦闘力を1100万を超える物にする様にと命じる。
無論ナメック星に到着する2日間では無理なのでフリーザが来るまでと期間を設けていた。
更にクウラとしては珍しくフリーザが実に手を付けた場合の戦闘力上昇率が分からんと告げる。
それを聞いたニィープはクウラ様にしては珍しく曖昧だと感じつつ、残る2日は休憩期間にしつつもしかしたらナメック星の最長老が潜在能力を解放するサービスがあるかもと考えも視野に入れるのだった。
それから2日後の地球時間午前8時頃、高速宇宙船No.001はナメック星の平野に到着しZ戦士達やラディッツ、ナッパを含めた搭乗員は宇宙監視班、通信班を残して出動し大地に降り立った。
その豊かな緑と空気、3つの太陽を見て悟空達も驚いていたが、中でもピッコロは何処か万感の想いに浸っていた。
「………此処がナメック星………俺はこの光景を何処か懐かしく思う………そうか、これがピッコロ大魔王や地球の神が抱く魂の故郷へと帰還した想いなのか………」
「そういやピッコロはあのピッコロ大魔王の息子で生まれ変わり、つまりは2代目地球育ちのナメック星人だからな。
そりゃ故郷へ帰れて嬉しいと思うよな」
ピッコロが太陽を見てアジッサの樹を見て海を見て穏やかな表情を見せると、クリリンはピッコロが抱く想いは当然の事だと話しながら周りを見ていた。
更に悟空やラディッツもナメック星で感知出来る気の範囲はもう既に全域に達しており、ピッコロに似た気がそこそこあるし他の気も混じってる事を探知していた。
すると彼方から3つの大きな気が飛来しつつあり、クウラの様な悪人だが少し丸い………そんな妙な気であると悟空達は感じながらその方角を見ると、クウラとニィープは来たかと笑みを浮かべていた。
そして、その3人はクウラとニィープの前で着地する。
「ネイズ!!」
「ドーレ!!」
「サウザー!!」
『クウラ機甲戦隊、現着!!』
そしてその3人、サウザーをリーダーとしたクウラ機甲戦隊は独特なポーズを取りながら現着と報告すると密かに悟飯は「(カッコイイ)」と思い、コレとギニュー特戦隊のファイティングポーズがグレートサイヤマンのポーズに繋がってしまうのかと改めてニィープは思い複雑に感じていた。
「ご苦労だサウザー、ドーレ、ネイズ。
それで、ナメック星人の保護とドラゴンボールの確保は進んでいるか?」
「はい、我々は到着後直ぐにスカウターを使い近くの村へと赴きナメック星人の保護とドラゴンボールを譲り渡す事を説明しました!」
「まぁ、連中スカウター無しで俺達のパワーを感じられて悪人って認定して最初は話を碌に聞こうともしなかったんすがね」
「其処で我々は宇宙全土に伝わる古風のお願いを意味するポーズ………土下座をしながら何度も何度も説明を繰り返した結果、村それぞれの試練を受ければドラゴンボールを譲る、本当に保護する気があるならば信じると漸く話を聞いてくれる様になりました」
クウラは進捗具合を聞くとネイズ、ドーレ、サウザーの順番で話を聞きどうやらナメック星人の内気で悪人に対する頑固な姿勢が仇となり話を聞いてくれなかった時期があり、土下座と根気強い説明で漸く話を聞く気になりつつナメック星やナメック星人に悪い事をしないをしないなら村の試練を受けてドラゴンボールを譲ると言う流れになったらしい。
ニィープはやっぱりナメック星人はサウザー達みたいに微妙に悪の気を持つ者の話を聞いてくれる辺り人が良過ぎると思っていた。
流石は星の異常気象をドラゴンボールでどうにかせず自分達の力で解決する無欲な人達と感心もしていた。
「それで、ドラゴンボールの確保数は?」
「はっ、現在4つのボールを確保しナメック星人達の村に兵を置いていざと言う時に備えております!!」
「まぁ、試練と言っても知恵比べや力比べと言った簡単な物ですが」
そしてドラゴンボールも既に4個確保しており、しかしニィープは流石に最長老のボールはその位置にクウラ軍兵士が居ないのを気を探知して確認してなら最長老のボールは最後に回して残り2個のボール確保が先かなと考え始めていた。
「そっか〜知恵比べや力比べか………なら知恵比べは悟飯やブルマ、ニィープに任せて力比べはオラ達の出番かな?」
「ちょっと私もサイヤ人よ、力比べの方に回しなさいよカカロット!」
「しょうがないだろうがニィープ、お前俺等純粋なサイヤ人の生き残りの中で1番頭が良いんだからな」
すると悟空はいきなり知恵比べにニィープを配置した事に当人が抗議活動を行うが、ナッパが意外な援護射撃をした所為で知恵比べ組に入れられてしまい少しがっかりしていた。
ニィープは転生者と言えど矢張りサイヤ人の生まれ、力比べはやりたい方なのだ。
「では5つ目のボール確保からは俺達も参加しよう。
幸いフリーザは後2週間、ベジータは1週間の位置に居る、ならばゆっくりこの星を回りながら確保するぞ」
「えっ、ゆっくり?
クウラ様何故………?」
するとクウラは何故か時間に余裕があるのでゆっくりドラゴンボールを集める事を宣言するとサウザー達も何故そんな判断になったか分からず困惑した。
するとクウラは黙ってピッコロを少し見つめると直ぐに視線を外して宙へと飛ぶ。
その視線に悟飯達が気付き、クウラは魂の故郷へ来たピッコロに十分この地を堪能させる気でゆっくりと…と発言したのだと判断に至る。
これにはニィープも「あのクウラ様がマジで?」と思わず口にしてしまい尻尾で叩かれてしまった。
どうやらニィープを確保し、様々な物を見た結果クウラは本当に丸くなったらしい。
但しその本質はやはり悪、何処までも悪なのだ。
地球で言えば一般人に手を出さないマフィアみたいな物になった程度である。
「んじゃピッコロ、オラ達も思う存分この星を回るかんな」
「あ、あぁ………」
悟空もクウラの意見に同意してピッコロに気を回してゆっくり次のドラゴンボールのある村へとドラゴンレーダーの反応も頼りに向かい始めた。
ピッコロはこの星に来てからどうも魔族らしいギラギラした感覚が薄れ、ナメック星人元来の穏やかな気質が表面化しつつあった。
矢張りピッコロは何処まで行こうと大魔王本人では無い、2代目地球育ちのナメック星人であるが故にこの様な珍しい反応が表れてるのだ。
悟飯はそんな穏やかなピッコロも好きで一緒に空を飛びながらナメック星を回り始めた。
但しベジータやフリーザ来る前にボールを全て確保するのは既定事項の為あくまで少しゆっくり、である。
「まさかカタッツの子が一緒とは思わなかったよ!!
アンタ等なら安心してドラゴンボールを預けられるよ!!」
『えっ!?』
そんなピッコロを連れて5個目のドラゴンボールのある村、ムーリ長老の村に到着するとピッコロが大歓迎されて今まで難航していたドラゴンボール等の交渉がスムーズに進みサウザー達は再び困惑していた。
ニィープはカタッツの子が地球へ向かった事は長老クラスは知っているのでこの歓迎も当然かと考えつつなら今までの苦労は何なんだとガックリと膝から崩れ落ちたサウザー達を慰めていた。
「ひぇ~これが本場のドラゴンボール………地球の奴よりデッケェな〜!」
「だよな………地球のドラゴンボールは野球ボール位の大きさだが、コッチはデカいボーリング球位はあるぜ?」
「それだけに力も地球の物と比べても段違いなのだろうな………」
悟空やヤムチャ、天津飯はそれぞれナメック星のドラゴンボールを見て驚きを隠せず、アレだけ小さかった地球の物と比べても明らかにサイズが違くそれだけパワーも違うのでは? と考えていた。
悟飯も自分が知る四星球と比べても大き過ぎると思い、実際に持ったクリリンもズッシリとした重さに思わず感嘆していた。
「さあ、次はツーノの村へと向かってくだされ!
其処で最後のボールが何処にあるかをお伝えしましょう!
案内は此方のデンデに任せます!」
「ツーノ長老様の村はあっちですよ!」
それからムーリ長老はツーノ長老の村へと行く様に促し、此処で悟空達とデンデのファースト・コンタクトが発生し彼の案内でツーノ長老の村へと行く事となった。
因みにデンデはまだ早く飛べないので悟飯とクリリンが支えながら飛び、5個目のドラゴンボールはナッパが持つ事になりサウザーやニィープから口酸っぱく落とすなよと言われ「誰がこんなデカいもん落とすかぁ!!」とキレてしまったのはクウラ軍はフリーザ軍と違うアットホームな軍隊だよアピールの為でもあった。
「(これで5個目、次が6個、そして最後の7個………宇宙まで探知範囲を広げてるが矢張り
ならばベジータの前でドラゴンボールを使ってやるのも一興か?
無論不老不死の落とし穴を説明しながら、な。
但しこれはミラとトワが何かしてこなければの話だがな)」
それからクウラはツーノ長老の村へと向かう中で計算に狂いが無くフリーザより1週間ベジータが早く到着すると判断し、ベジータに不老不死と言う魅惑の裏に隠された落とし穴を説明しながらボールを使う事を検討し、だが懸念材料のトワ達が何かして来なければと念置きしながら奴等が到着時間を弄ってしまう可能性も視野に入れながら、ピッコロがもう十分と口にした瞬間スピードを上げてツーノ長老の村へと到着する。
この間30分、原典の物語ではフリーザに見つからない様に移動しなければならなかった制約が無いのでアッサリ次の村に来れたのだ。
「ムーリからの念話で聞きましたぞ。
確かに悪人が何人も混じってますが、カタッツの子が信じているのであるならばこの6つ目のドラゴンボールを授けるのもやぶさかではありません。
ではデンデ、最後のボールの位置にして我々ナメック星人の父最長老様の家への案内を頼むぞ」
「は、はい!」
それからツーノ長老はラディッツにドラゴンボールを託すと、最後に最長老様の家への案内をデンデへ申し付けて自身は最長老様やこの星最強の戦士タイプのネイルに念話を送り始めた。
それから悟空達は空を飛び始め最長老の家に向かい始めようとする………その時、Z戦士やラディッツ達、そしてクウラとニィープの気の探知にトワとミラの気がナメック星に現れた事を察知し、悟空とラディッツ、ニィープとクウラがそれぞれ頷くとラディッツは天津飯にボールを預けてその位置へと飛び立つ。
そしてその場所………本来ならブルマが隠れ家にする洞窟の前にトワとミラが立っており、悟空達の到来を待ち侘びていた。
「いらっしゃい孫悟空、クウラ。
それとラディッツにニィープ、だったかしら?
私達の所に来てくれてありがとう、もし来なかったらいじけてフリーザ達を直ぐにナメック星に到着させてこの星を地獄に変える所だったわ」
「おめえ等、一体何が目的なんだ!!
オラ達の世界で勝手な事をして何がしたいんだ!!」
トワは悟空達が来なければフリーザ達の到着を早めていたと告げて、これにより時間に関する物は大体操れると悟空達も嫌でも理解しつつ何がしたいのかと語気を強めて問い質した。
クウラも「勝手にこの俺が居る星を地獄に変えられるのは癪に障る」と無言の圧を掛け、ラディッツやニィープもキレながら2人を睨んでいた。
「あらあら怖い怖い〜。
いやね、私はただ本来の歴史に無い闘いを起こしてキリを集めて、暗黒魔界を復活させて此処に居るミラを新しい王に添えたいだけなのよ。
私達の時代で王であった私の兄様が下劣で汚らしくて下等な暗黒魔界の魔術師に操られちゃって玉座が空いちゃって大変なのよ。
だから、私は新たなる王の器としてこのミラを1から創り上げて色んな歴史でキリを集めてるのよ。
故郷思いでしょ、私」
するとトワは悟空達に本来の歴史には無い闘いを引き起こしてはキリ、つまり気のエネルギーを集めて暗黒魔界の復活とミラを新たな王にさせる事が目的だとアッサリカミングアウトした。
するとニィープはこのトワが魔術師に操られた王が兄様やらミラを創ったと口にした瞬間「(コイツダーブラの妹でそっちは暗黒魔界産人造人間!?)」と内心驚き、しかし表情で悟らせない様にしていた。
最も心を読まれれば一発アウトだがこのトワは何か面白がって自分が前世の記憶持ちと話す事はしないと言う不思議な確信があった。
そしてそれらの目的を聞き、クウラは不敵に笑う。
「成る程、暗黒魔界の復活とミラを王に添えるか。
確かに故郷思いだな、その弊害で表の世界であるあの世とこの世の半分が悪に染まると言う物が無ければな」
「えっ、クウラ様それ本当ですか!?」
「ベリブルがそんな伝説がある程度に語ってた事だ。
それでどうなんだ、暗黒魔界の魔族トワ?」
此処でクウラはベリブルが伝説上にある暗黒魔界復活の弊害を口にするとニィープもそんなの知らない為寝耳に水であり驚愕していた。
それが事実か確認を取ると………トワはあの如何にも悪いですよと言う笑みを浮かべていた。
「ええその通りよ、良いじゃない所詮この表世界はサイヤ人やフリーザや貴方みたいな悪も多いし、今更半分が悪に染まろうが別に困らないでしょ?」
「ふざけんな!!
オラ達の周りや大半の地球人、それにナメック星人は悪人じゃねえんだぞ!!
なのに宇宙中の半分が悪に染まるとか、おめえ達の勝手でそんな事すんな!!」
「貴様達魔族とやらは分からんかもしれんが俺達の母の様な者もこの世界には沢山居る!!
にも関わらずそれらすら血も涙もない悪に染まってしまうなどその者の尊厳も何もかも犯す正に侵略だ!!
ならば俺達は貴様達の蛮行は見過ごせん!!」
トワのアッサリした肯定に悟空、ラディッツがいの一番にキレて身構え歴史の外より来る侵略者に好き勝手はさせないと宣言し、それに反応しトワの前にミラが立ち身構える。
するとトワがミラにストップを掛けてまだ会話を続ける。
「まぁ、まだまだキリは集まり切らないから安心なさいな。
多分集まる時期は順当に行きつつアレが無ければエイジ774、今から12年後よ。
それまでに強くなって私やミラを倒せたら貴方達の勝ち、そうじゃなきゃ私達の勝ち。
実にシンプルなゲームでしょう?
それに今の貴方達じゃ碌なキリにもならないしミラの相手も務まらない、だったら私達の歴史介入に抗いつつ強くなるのが賢明でしょう?
分かったなら今日のお話はおしまい、それじゃあねこの歴史の戦士達♪」
【シュン!!】
トワは明確なタイムリミットであるエイジ774を指定し、更にアレが無ければと付け加えてから宣戦布告と自分達を倒しなさいと言うゲームを仕掛けてこの場から去った。
悟空やラディッツ、クウラは何故12年後なのかと思いつつ前世の記憶持ちのニィープだけは理解していた。
魔人ブウ復活の時期が奴等が話したタイムリミットだと。
そしてアレとは悟空のウィルス性の心臓病による死が無い事だと。
ニィープは明確にこの世界への侵略に怒りを募らせ、一瞬………誰も気付かない一瞬のみ手の先が黄金に包まれながらトワ達の好きにはさせないと決意を悟空、ラディッツ、クウラと共に固めるのであった。
此処までの閲覧ありがとうございました。
此処に来てトワとミラ、完全に宣戦布告して来ました。
そしてタイムリミットを指定し、其処までに実力を付けて負かせられたらこの歴史の勝ちと言うシンプルな物です。
後ついでに何かニィープの手の先が誰も気付いてない所で黄金に輝くなんてキノセイキノセイ(棒)
次回もよろしくお願い致します。