DRAGON BALL XP   作:”蒼龍”

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皆様おはようございます、第26話目を投稿致します。
今回から遂にエイジ767に突入し、本格的な人造人間編が開始致します。
果たして戦士達はどれ程強くなったのか………お楽しみ下さいませ!
では、本編へどうぞ!!


第26話 そして訪れる始まりの日、人造人間襲来!!

 未来での悲劇の始まりであった人造人間襲来まで後2ヶ月を切ったその日、チチがルリアを見てる中でクウラとラディッツ、ピッコロは修行の仕上がりを確認させる為に悟飯はクリリンと、ニィープは悟空と対戦させる。

 無論全員何処までそれぞれが仕上がってるか、その成果を見るのが楽しみになっている為本気で解放する! 

 

『はぁ!!』

 

【ギュピィィン、ギュインギュインギュインギュイン!!】

 

 先ずは悟空と悟飯、ニィープが超サイヤ人となり身構えると、次にクリリンは一旦静か………自然の感覚と1つとなり、其処から静かに気を解放しつつ界王拳を発動させ心も共に燃やす様に戦意を高める! 

 明鏡止水で身体を界王拳に馴染ませた結果、引き出せた倍率は何と30倍、超サイヤ人には及ばないがそれでも今まで以上の高数値である! 

 しかしクリリンはもっと無理をすれば更に上の倍率を発動出来るらしいが、今は30倍が無理無く上げられる限界らしくクリリン曰く此処が一つの壁らしかった。

 明鏡止水で精神を神の物に近付けても神そのものでは無い為、30倍から先を無理無く使うにはより明鏡止水を極めなければならない様だ。

 

「行くぞ悟飯、手加減抜きで行くぞ!!」

 

「はい、クリリンさん!! 

 やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

【バギィィィィィィ!! 

 バシビシバシガシドシドガビシバシ!!】

 

 悟飯とクリリンは同レベルの格闘戦を繰り広げ、それを見てるピッコロもラディッツも、クウラさえも此処まで仕上がるとは思ってもみなかったので驚いていた。

 更に悟空とニィープの闘いに目を向けると、修行を続けてラディッツと同じ戦闘力をキープし続けている悟空にルリア妊娠で修行出来てなかったニィープが何と互角の戦闘を行っていた!! 

 

「た、たった数ヶ月で身体の訛りが取れた上にオレに追い付くなんて流石だな義姉ちゃん!!」

 

「カカロットやラディッツに如何なる理由があろうとも置いて行かれるのは個人的に嫌だから必死こいて追い付かせて貰ったわ…よ!!」

 

【ドガァァァァァァ!!】

 

 ニィープは悟空とラディッツに置いて行かれたくない、そんな理由でこんなにも早く悟空に追い付いたらしく悟空にいきなりクリーンヒットを与えて追撃しようとする! 

 しかし悟空も黙ってないので追撃を受け止めた上に反撃でニィープにダメージを与え、更にニィープは其処から悟空に攻撃を与えたりと両者一歩も譲らない闘いを繰り広げる! 

 

「ほう、約10ヶ月身体が碌に動かせずに居たのに孫の奴にこんなに早い段階で追い付くとは………やるな、ニィープ」

 

「仮にも俺の部下だ、長い期間身体が動かせずとも直ぐ実力を取り戻す訓練は施してあるに決まってるだろうピッコロ?」

 

 更にクウラは続けてニィープへ視線を移し、ピッコロが感心している所にクウラは様々な要素で身体を動かせなくなっても実力が落ちない様に訓練を既に施してあるので、直ぐに修行すれば遅れていたニィープがまた悟空達に追い付くと言ってるのと同じ事を語っていた。

 事実ニィープは今の悟空と互角に闘い過ぎてる、それこそが答えなのだとピッコロも理解出来た。

 

「魔閃光!!」

 

「かめはめ波ぁ!!」

 

【ギュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ、ドォォォォォォォォォンッ!!】

 

 それから悟飯とクリリンは魔閃光とかめはめ波の撃ち合いを行うと両者相殺、互角の余り2つの気功波が先に爆発してしまったのだ。

 ニィープとラディッツの時は両方が押して押し返してを繰り返した為に長い間撃ち合いが続いたとクウラも判断し、そして気功波対決も見事に互角と示したクリリンは前線に立つ戦士の一人と証明完了した。

 

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

【シュウンシュウンシュウン、ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!!】

 

 更に悟空とニィープの闘いは激しさを増し、高速移動を繰り返しながら空気を震わせていた。

 その余りの激しさにピッコロは超サイヤ人同士で闘うとこうなるのかと汗を掻く程であった。

 そうして最後に手を繋いでからの力比べとなり、完全に拮抗して超サイヤ人のオーラが一体となりながら膨張して行き、そして2人はパンチを互いに繰り出してそれすら正面でぶつかり合い距離を離しながら着地する。

 結局拮抗した勝負が崩れる事は無かったがニィープも修行に復帰したばかりとは思えない程良く動いたので相手した悟空も満足しながら超サイヤ人を解いた。

 

「ふぅ、義姉ちゃん凄えよ! 

 ルリアがついこの前まで腹の中に居て修行出来てなかったのにもうオラ達に完璧に追い付いてんぞ!」

 

「だから貴方達に置いて行かれっぱなしはサイヤ人としての性分が許さないのよ。

 さてクウラ様、今のはどれ位でしたか?」

 

 悟空はニィープがまさか此処まであっさりと追い付いて来た事を素直に驚いていたが、先程もニィープ自身が話した様に置いて行かれるのは性分に合わないので必死こいて訛りを取りつつ実力も上げたのだ。

 勿論ルリアの子育ても全力で頑張りながらである。

 そうして修行の完成度をクウラに問うと、ニィープが何時も持ってた電子パッドを今回はニィープが修行の成果を見せる番なのでクウラが手に取り操作していた。

 

「全員十分及第点は超えてる、後は少し改善点を個人個人で絞ってそれを直せば完璧だろう。

 俺やニィープがつい先日戦士達の修行場を回り評価した中でも此処はベジータとナッパ並の完成度を誇ると言って良いだろう。

 その直ぐ下に天津飯とサタン、更に下にヤムチャ、餃子、ギニュー、更に宇宙のサウザーを加えて戦力は3年前の愚弟(フリーザ)愚父(コルド)が来た時点の物を大きく超えた。

 これで言える事は3年間で良くやったと言う事だ。

 後は各々休息を取るなり更に煮詰めるなり好きにして良いだろう」

 

 クウラは修行の完成度を点数表記しており、ベジータとナッパの2人もこの場に居る全員並の良い点を取ってたのでこの7人が最前線に立つ戦士の中でも特に突出していると言えるだろう。

 その直ぐ下に天津飯と急参戦のサタン、更に下…しかしそれでも前線に立てて雑魚を蹴散らして地球を守れるレベルの辺りにヤムチャ、餃子、ギニュー、更に宇宙で活動中のサウザーやリクーム達にネイズ達が居た。

 以上の点からもうやれるだけやったので後は各々でやると言った具合だった。

 

「へぇ~ベジータとナッパがな〜! 

 なぁ義姉ちゃん、ベジータとナッパってどんくらい強くなったんだ? 

 オラ早く2人とも手合わせしてえよ!」

 

「ナッパは良いけどベジータはダメ。

 本人希望で「人造人間とか言うガラクタが来るまでカカロットに成果は見せん!」って突っ撥ねられてるのよ。

 アンタにだけは手の内を見せたくないベジータのプライドがあるっぽいからベジータに成果見せてくれとか頼まないでよ? 

 これ言ったのに無視して行ったら私がベジータにキレられるんだから」

 

 悟空はベジータとナッパと手合わせしたいと口にすると、ニィープはベジータからの言伝で人造人間が来るまでのお披露目までは修行の成果は見せないと話すと、悟空もダメか〜と言いながらナッパなら大丈夫らしく、後でナッパと手合わせしようと決めた。

 更にラディッツもベジータとの手合わせは後にしてナッパの方を見に行こうと考えていた。

 

「ではこの修行の成果報告は終わり解散しようか。

 俺は宇宙へ行き、サウザー達に新ナメック星に何か異常の兆候が現れたら直ぐ報告する様にと話を付けて来る。

 漸くフリーザ軍の接収と課税等の問題が片付きそうだからな、サウザーも他の仕事が欲しいと言っている様だからそれを与えて来る」

 

「ルリアが生まれてからもう半年位だから、たったそれだけの期間でフリーザ軍のやらかしてた問題を全て片付けたのですか………サウザー達も頑張りましたね〜」

 

 それからクウラが解散の一声を上げると全員が注目し、その注目の中でクウラ軍によるフリーザ軍接収及び諸問題が全て解決しそうとも話された。

 ニィープもルリア誕生間際まで少しだけ手伝っていたが、結局ほぼサウザー達に任せ切りになってたので気になっていたのだがまさか此処まで早く切り上げてしまうとは…。

 惑星フリーザの数も多い上にフリーザ軍がナメック星侵攻間際まで攻め込んだ星への賠償金問題、軍の腐敗等のこれでもかと問題が山積みだったのにもう片付きそうとなればニィープも素直に褒めるしか無いのだ。

 

「他にはブロリー………未来のロスマの父、伝説の超サイヤ人がまだ生きてるか確かねばならん。

 孫悟空と鏡合わせの存在らしいから、今も生きてるなら将来的な戦力に成り得るなら地球への勧誘も考えてるが、ニィープの意見も聞きたい」

 

「そうですね………ブロリーは自分から地球に来るまで放置で構わないで良いかと。

 伝説の超サイヤ人なら血と殺戮を好むサイヤ人の性質がこれでもかと体現したような存在の筈だから、下手に勧誘したら暴れられて終わるかも知れません。

 だったらロスマ達が語った様に地球へ移住して来たタイミングで話し掛ける方が良いかも知れませんよ」

 

 更にクウラはブロリーの事を話題に出すと、ニィープはブロリー勧誘は地球移住まで先送りする方が良いと話した。

 幾らロスマと言う息子が居ても相手はあのブロリー、伝説の超サイヤ人なのだ。

 下手に刺激すれば何されるか分かった物じゃない為、連中から地球へ来るまで放置した方がまだ良いとさえニィープは考えていた。

 悟空やラディッツもニィープがそんな事を言う位ブロリーは実はヤバイ奴なのでは? と考える様になり、界王様に見つけて貰ってから瞬間移動で勧誘しようと言う考えを捨てるに至った。

 

「………そうか。

 まあどの道俺達は孫悟空の分しか心臓病の特効薬を渡されていない。

 なら未来の3人はこの歴史に再び来た辺りでブロリーに特効薬を渡すのかも知れんな。

 それを邪魔するのもアイツ等の想いを踏み躙る事になる………ならば放置しておくとしようか」

 

 それからクウラもニィープが語った理由や、未来のトランクス達が悟空の分しか特効薬を渡してない為あの3人が再び来て、そのタイミングで心臓病の特効薬を直接渡すのかとも思考して放置すると言う最終判断を下した。

 そうしてラディッツとニィープは漸くルリアの下へと戻ると、チチも少し困った笑みを浮かべていた。

 

「きゃっきゃ、きゃっきゃ!」

 

「ルリアちゃん、ニィープ義姉さんの修行を見てその音を聞いてるとこんな風にすっごく喜んでるだべ。

 こんな小さいのに義姉さんの修行で怖がらないのは胆力が凄まじいとオラは感じただよ」

 

「ひゃ〜………これは将来大物になる可能性アリねルリアは」

 

 どうやらルリアは悟空やニィープ達の激しい修行による戦闘音で喜んでたらしく、ニィープもこれは凄い大物になれると感じながら抱き上げてあやしながら少し揺らしてあげるとすやすやと眠り始め、ぐっすりと寝た後乳母車に乗せる。

 そうして全員漸く解散となり、ピッコロは精神鍛錬をしながら最終調整をする為山籠もりを始めてクウラは宇宙船でサウザー達の下へと向かう。

 それ以外は各々の時間を過ごし、運命の日を待つ事となった。

 

 

 

 

 

 

 エイジ767の4月、ニィープはカプセルコーポレーションに用事………ブルマ達に頼んだルリアの子守用の道具が出来たのでそれを取りに来ていたのだ。

 因みにもうトランクスは生まれており、ナッパがベジータの代わりにあやしてる姿が見掛けられた事や困った様子を見せていたので声を掛けてもいた。

 

「ベジータの奴、あんなだからまだトランクス坊っちゃんにまともな父親としての態度を見せてないんだよ。

 だからニィープ、ベジータにせめて頭を撫でてやる位はやってくれって言って欲しいんだ。

 このままだと俺が親父と思われちまうぜ」

 

 と、ラディッツと違いベジータの父親としての自覚の無さに呆れておりどうにかして欲しいと頼まれてしまう。

 勿論ニィープは前世の記憶からもう暫くすればベジータも父親としての自覚を持てる様になると知ってるのでナッパにはベジータがその自覚を自分から持つまで待てと話して渋々納得させる。

 当のナッパもベジータが人に言われた程度でコレを直す訳が無いと分かってるので一応言ってみただけなのだ。

 

【ドサッ!!】

 

「きゃっ!?」

 

 するとカプセルコーポレーションの研究員らしき女性が近場で転んだのでニィープはそれに近付き散らばった資料等を拾い上げてその女性に渡した。

 その女性研究員は茶髪のロングヘアーに蒼い瞳の整った容姿、白衣の下は赤と藍色の6面分けで構成されたタイトなミニワンピースを着ており、更にパンティーストッキングを穿き右足は赤、左足は藍色のハイヒールを履いたりとかなり特徴的な人物であった。

 名札には『ボミ』と言う名前が刻まれており、ニィープは「(前世の記憶でこんな女性居たか?)」と考えながら話し掛けた。

 

「貴女大丈夫? 

 足元にはしっかり気を付けなさいよ?」

 

「はい、すみませんでした!」

 

 それから女性研究員はスタスタとブリーフ博士の下へと走って行き、ニィープはアレだとまた転ぶなと考えながらブルマの下へと向かい始め、丁度研究室にドラゴンレーダーの調整をしてる所に出くわしたのでママ友会話を交えながら目的の物を受け取って帰宅するのであった。

 

 

 

「(アレが孫悟空の仲間の1人であるニィープさん………私をこんなにも早く目覚めさせた『あの人』にも彼女と会った事を報告しないとね)」

 

 一方ボミと名乗る女性は何か含みがある感情を抱きながら通路を走っていた。

 その感情は様々な物があり、しかし自身を目覚めさせた『あの人』と呼ぶ者に様々な報告をする為に今日もブリーフ博士の助手をしながら裏で何処かに連絡を取るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうして迎えたエイジ767の5月12日。

 この5日前にはミスター・サタンは天下一武道会に優勝しており、悟空達は修行してばかりでエントリーを忘れサタンと闘えなかったと悔しがりながら観戦し優勝を見届けていた。

 そんなサタンも午前10時より前に既に南の都の南西9キロ地点付近にスタンバっており、共に来ていた天津飯や餃子、ヤムチャや赤子のトランクスを抱き上げているブルマ達と共に他の皆を待っていた。

 其処に先にカリン塔に立ち寄りラディッツにも引き継がせた仙豆の素材集めでかなり備蓄が増えた仙豆を悟空、悟飯、ピッコロ、クリリン、ラディッツ、ニィープが持って駆け付ける。

 ニィープとラディッツは普段着の地球の服では無く戦闘用のブルマ特製の改良型プロテクターを来ていた。

 因みにヤジロベー撃墜イベントはギャグ補正があっても危なっかしいのでニィープがカリン塔から出るなと言ってフラグを圧し折っていた。

 

「ヤムチャに天津飯達、既に来てたのね。

 あ、トランクスくんやっほ~」

 

「うっひょ~、ヤムチャや餃子もかなり腕を上げたなぁ~。

 天津飯もクリリンやピッコロ達と界王拳抜きで余り変わらないみたいだし、試合を見てたけどやっぱりサタンも随分強くなったな!」

 

「クリリンやピッコロが30倍の界王拳を使って俺達の超サイヤ人の戦闘力40億に少し低いが追い付けるレベルだから、サタンはそれよりちょっと下だが大きなパワーアップが出来るのだろうな」

 

 ニィープは餃子も含めて天津飯達が来ている事に気付き、赤子のトランクスにも挨拶していた。

 そしてヤムチャ、餃子も基礎戦闘力1億2000万程度までパワーアップしており、既に神精樹の実・悪を食べてないフリーザを2人で手を組めば倒せるレベルに到達しており驚かせた。

 サタンも明鏡止水で界王拳を25倍まで引き出して30億の戦闘力を叩き出せる様になり、更にクリリン、天津飯、ピッコロは明鏡止水+30倍界王拳で36億にパワーアップ出来るのでやれるだけはやったと感じさせる物だった。

 

「貴様達も来たか」

 

「あ、クウラ様にギニューとサウザー! 

 他の特戦隊や機甲戦隊はどうしたの?」

 

「リクーム達は宇宙で監視中だ。

 新ナメック星の座標を漸く割り出し、何か異常が起きそうなら我々に報告する任務を与えてる」

 

 其処にクウラがギニューとサウザーを伴い現れる。

 リクーム達は宇宙で監視中との事でメタルクウラに備えての事だろうと悟空達も考えていた。

 しかもギニューとサウザーはヤムチャ達所か界王拳を抜きにすればピッコロ達すら超えており、本当に血の滲む様なトレーニングを己に課したのだとヤムチャ達も考えていた。

 

「そう言えばブルマ、ベジータとナッパはどうしたのよ?」

 

「多分その辺に居るんじゃないかしら? 

 孫君達が危なくなったら颯爽と駆け付けるんじゃないかしら?」

 

 更にニィープはベジータとナッパが何処に居るかと聞くと、ブルマもベジータの事を良く分かってるらしくその辺で悟空が危なくなったら出て来る気だと話していた。

 ラディッツやクウラもベジータならあり得ると考え、ナッパはそれに付き合わされてると思っていた。

 哀れナッパ、生き延びてもベジータに付き合わされる羽目になる星の下で生まれている様だ。

 

「(………時刻はもう直ぐ10時になるか)」

 

 そうしてニィープは電子パッドの時刻を見て午前9時55分、もう直ぐ時間だと思い回りを警戒し始めた。

 特に悟空、悟飯、ラディッツ、ピッコロ、クウラはニィープの前世の記憶から注意事項として人造人間は気を発さないので目で探すしかないと教えられており、無駄な民間人殺戮を許さない為にそろそろこの情報をニィープの推察として周りに伝えようと頷く。

 

「皆、そろそろ警戒した方が良いぞ。

 ニィープがちょっと人造人間を警戒してある可能性をピッコロやクウラ達と話し合って導き出してるかんな」

 

「ある可能性? 

 孫悟空、クウラ様達はどんな可能性を警戒してるのだ?」

 

「簡単な事だ、人造人間は機械、サイボーグに当たる存在だ。

 生体部品が少なければ少ない程気を発する事が無いのだ。

 クラッシャー軍団のカカオは生体部品が多めだったから戦闘力を発していたが、人造人間がそうとは限らんと言う事だ」

 

「じゃ、じゃあ、もう居るかもって事ですか!?」

 

 悟空が先ず口火を切り、次にクウラがサイボーグは生体部品が少ない程戦闘力が表れない性質を話し、人造人間はその生体部品が極端に少ないタイプかも知れないと話すとサタンですらもう周りに居るのではと考え、目で探し始める。

 そして時刻が10時を回り………悟空が5人の集団を見つける! 

 

「居たぞ、あれが多分人造人間だ!!」

 

「遂に現れたか!!」

 

 そして悟空が指を差しながら叫ぶと全員がその視線で5人の姿を捉える! 

 更にニィープは人造人間の集団と未来のトランクス達から聞いたので2人以上居ると考えて劇場版の13号達も居ると考えて居たので警戒していた所、本当に13号が居る事を目で捉えていた。

 すると1人が此方に視線を向けた後、直ぐに街へと2人と3人のグループに別れて降り立ち始める! 

 

「いかん、街へ居りていくぞ!!」

 

「追え、見失うな!! 

 街中で見失えば要らぬ犠牲者が出る事になるぞ!!」

 

「やっぱり相手は気を発さない、皆見つけたら気を解放して位置を知らせて!!」

 

 悟空達は人造人間達が街へと降下し始めた瞬間追い始め、ニィープが気を解放して位置を知らせる様にと忠告してから全員でバラけて探し始める! 

 それからニィープは街へと降り立ち素早く移動しながら周りを見ると………突如ギニュー、サウザーの気が減る、どうやら大きなダメージを負った様だ!! 

 そしてその場所に向かえば13号が居る、しかも14号達も一緒に居て民間人が負傷し、それを庇うギニュー達に止めを刺そうとしている!! 

 ならばこちらから叫んで注意を引き無駄な殺戮は起こさせないと決め、気を解放して行動を開始する!! 

 

「人造人間、お前達の相手は私だ!!」

 

「何、がっ!」

 

【バキィ、ガキッ、ドガァ、キィィィィィィィィン!!】

 

 ニィープは不意打ち気味に13号達を殴り蹴り上げ、上空へ飛ばしながら殺戮を開始しようとした3人の行動を阻止する!! 

 更にニィープは上を警戒しながらギニュー達に仙豆を食べさせる! 

 

「す、すまないニィープ! 

 我々も不意打ちでダメージを負わされてしまった…!」

 

「だが奴等の位置を知らせるのと、この発信機をあの3人に付ける事に成功した! 

 スカウターを使えば位置を割り出せるぞ!」

 

「成る程ね、十分役に立ってくれたわよギニュー、サウザー! 

 後は私達に任せなさい!!」

 

 ギニュー達はどうやら不意打ちを受けた様だが、気の解放で初期位置を知らせるのと発信機を付けてスカウターで追える様にすると言う大役を熟したらしくギニュー達は十分に役立ったと思いながらニィープは念の為持って来たブルマ特製スカウター(戦闘力100億まで探知可能)を装着し、起動するとさっき繰り上げた位置から動いていない事を確認して直ぐ様飛び立つ!! 

 更にそれを追いクウラとサタンも追い付き、上空で劇場版の人造人間3人とこの時期には本来居ないイレギュラー3人が相対する! 

 

「貴様がニィープ、クウラ、そして約3年前に其処の2人に鍛え上げられたとされるミスター・サタンか。

 先程我々が街へ降下する前に人造人間と気付いていた様だがどんなカラクリがあるのだ?」

 

「そんな事を明かそうが明かさまいが貴様達機械人形には関係無いだろう? 

 何故なら今から俺達の手で破壊されるのだからな!」

 

「人造人間、お前達の勝手はこの世界チャンピオンのミスター・サタンが許さんぞ!!」

 

 13号が街へ降下する前に既に人造人間達を警戒していた事に関心を持ちそのカラクリを問い質すと、クウラはそれを全く明かさず自分達の手で破壊すると宣告する! 

 更にサタンも構えながら好き勝手はさせないと叫ぶと、13号と15号は呆れた笑みを浮かべ14号は表情が変わらないので何を思ってるかは推察になるが、明らかに此方側を舐めており全く警戒していないとニィープ達は察した。

 

「ふっ、面白い冗談を言う物だ。

 我々は孫悟空を殺す為に作られた人造人間、その相手を貴様達が務まるとでも思うのか?」

 

「どうやらまだ舐め切っているらしいな………とことん甘いな!! 

 ハァッ!!」

 

【ギュゥゥゥゥゥ、ブゥゥゥゥン!!】

 

 13号達は完全に此方の力を侮っている態度を崩さないのでクウラも少し癪に障ったらしく、ニィープ達はサイコキネシスと気合砲を合わせて使い、ニィープ達はそれをスカウター探知する発信機の反応で後を追うと原典の物語通り北の氷河地帯へと大きく吹き飛ばされ、サタンも少し「寒っ!」と口にしながら気を解放して寒さを紛らわせていた。

 そうして13号達は自分達完成度が高い人造人間をこうもあっさりと飛ばせた事に驚きながらニィープ達と闘う気になった様だった。

 

「面白い、孫悟空を殺す前に貴様達を殺し、我々こそが最強の存在だと知らしめよう!」

 

「ふっ、矢張り思考回路が低い機械人形の様だ。

 貴様達が万に一つ俺達に勝てる事は無いのはもう今の吹き飛ばしで大体察せられたぞ。

 ニィープ、サタン、こいつ等に現実と言う物を教えてやるぞ。

 そう………手加減抜きのフルパワーでな!!」

 

【ギュピィィン!! 

 ギュゥゥゥゥゥン、グゥン、スチャ!! 

 ボシュゥゥゥゥゥゥ!!】

 

 それから13号達はまだ余裕の態度を崩さず自分達が前座扱いの様に扱われた事でクウラもそろそろ現実を理解させてやろうと言う気になり、ニィープ達もクウラの号令に超サイヤ人、25倍界王拳、最終形態へと成ると人造人間に搭載されたパワーレーダーに表示されるパワーが単体の自分達を大きく超え、クウラに至っては合体した場合でもほんの少し此方が上回るだけでほぼ差が無いと言う驚異的な数値を叩き出す! 

 此処で13号達の表情は崩れ、単体では絶対に勝てないと理解しながら身構える!! 

 

「さあ、木偶人形狩りを始めようか…!!」

 

 そして、サタンは兎も角もして容赦無い2人による残虐破壊ショーがこの氷河地帯で開始されるのであった! 

 コレを天界から見ていた地球の神は後にこう語る。

 

「矢張りクウラやニィープは地球の味方になった節度がある悪じゃった…」

 

 この言葉を聞いたニィープやクウラは何を今更と思いながら右から左へと聞き流していたのだった。




此処までの閲覧ありがとうございました。
遂に人造人間襲来………おまけに19号達以外に13号達まで居ると言うオマケ付き。
ギニューとサウザー側に13号達が居たので2人はスカウターが反応を拾う発信機を何とか付けながら民間人を守るファインプレーを見せました。
流石に本作のギニューやサウザーでもこの先の最前線には出られませんのでならば別方面で約に立って貰いました。
そして………ボミと言う名前を見て「あっ」と思った方は少しお待ち下さい、いずれ情報開示します。
そして此処で悟空達地球側の戦士達と未来組の戦闘力を開示します。

悟空
基礎最大戦闘力:8000万
超サイヤ人:40億

悟飯
基礎最大戦闘力:7800万
超サイヤ人:39億

ラディッツ
悟空と同数値

ニィープ
悟空と同数値

ピッコロ
基礎最大戦闘力:1億2000万(明鏡止水会得でパワーアップ)
30倍界王拳:36億(明鏡止水により20倍より上の倍率に引き上げが可能になる)

クリリン
ピッコロと同数値

天津飯
ピッコロ達と同数値

ヤムチャ
基礎最大戦闘力:1億2000万(クリリン達とは数千単位で戦闘力差があるので万未満は切り捨て)

餃子
ヤムチャと同数値

ミスター・サタン
基礎最大戦闘力はクリリン達と同じ。
25倍界王拳:30億

クウラ
基礎最大戦闘力:15億(フリーザ最終形態と同じ姿)
最終形態:45億
最終形態+2倍界王拳:90億(但し止めの一撃用)

ギニュー
基礎最大戦闘力:1億3000万

サウザー
基礎最大戦闘力:1億5000万

ベジータ
超サイヤ人含め悟空と同数値

ナッパ
超サイヤ人含め悟飯と同数値

トランクス
基礎最大戦闘力:7600万
超サイヤ人:38億

ルリア
トランクスと同数値

ロスマ
悟空と同数値

悟空達は戦闘力15億から更にパワーアップし40億まで上がり、悟飯もフライング超サイヤ人で大幅パワーアップ。
クリリン達もそうですがミスター・サタンまで最前線に出れる上にヤムチャ達でも本来の歴史のフリーザの100%と互角に闘えるレベルに到達してます。
もう雑魚兵には負けません。
そして相変わらずクウラ様は意地でも少し先を行くお方です。

次回もよろしくお願い致します!
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