DRAGON BALL XP   作:”蒼龍”

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皆様おはようございます、あれから寝たりしたので漸く本調子に戻り始めました。
どうにも熱中症っぽかったみたいです…。
さて、それよりも第36話目を更新致します。
今回でいよいよ修行完了となります。
では、本編へどうぞ!


第36話 「次なるステージへ…!Z戦士、修行完了!!」

 Z戦士達が精神と時の部屋に入ってから既に8ヶ月が経過した。

 この間にロスマは遂に伝説の超サイヤ人を暴走せずコントロール出来る様になり未来組の中で突出した戦闘力を持つに至った。

 が、他の戦士が負けてるかと言えばそれは違う。

 何故ならもう既に悟空達超サイヤ人組は第4段階と呼ばれる最もバランスが整い、最も戦闘力を発揮する形態へと超サイヤ人を進化させたのだ!! 

 

『はぁ!!』

 

 その為普通の超サイヤ人に成る事に余計な力身が必要無くなり、更には超サイヤ人の興奮状態に完全に慣れた上にこれを極めた結果必要な時に必要な分のパワーを引き出して戦闘力を大幅に上げる事に成功していた! 

 そして悟空、ラディッツ、ベジータ、ニィープは既に戦闘力700億とブロリーの超サイヤ人に追い付き、悟飯が750億となり、ロスマ以外の未来組も悟空達と同レベルに追い付き、残りのナッパやパラガス、ニオとパンは680億と少しだけ劣る程度だが本当に最前線に立てる戦闘力を有していた! 

 

「はぁ!!」

 

「フン!!」.

 

【ドガァ!!】

 

 そして今も超サイヤ人のブロリーと手合わせクウラは最終形態で850億まで伸びたにも関わらずまだまだ伸びる勢いが止まっていなかった。

 フリーザ一族の血と才能がこの部屋に来た事で強烈なまでに引き出されたが故かとクウラも考察したが、そんな事よりもこのブロリーに追いつく目処が既に立ち始めた事に心は歓喜し、そしてそれを必ず追い越し最強の頂にまた一歩近付こうとモチベーションが爆上がりになっていた。

 

【ドカドカドカドカドカドカドカドカ!!】

 

「やるじゃないか、ピッコロ!」

 

「貴様もな、17号!!」

 

 その超サイヤ人組に混ざりピッコロ達の組が合流していた。

 戦闘力の差が界王拳・極や明鏡止水を極めた事で明確に無くなり真に同レベルの闘いが出来るに至ったからだ。

 今も悟空とクリリンが幼い頃の天下一武道会を思い出すかの様に競い合い、其処にラディッツ達も混ざる様になっていたのだ! 

 

「18号も中々やるわね!!」

 

「やっぱり同性の中でアンタは特に強いよニィープ! 

 まぁ、私が勝つけどさ!!」

 

 更にニィープと18号による女同士の闘いも発生しグループ分けはもうニィープ達とヤムチャ達と言った具合になっていた。

 しかもこの乱戦でも成果はきっちり出るので戦闘力はまだまだ伸びるし、悟空と悟飯、ラディッツとベジータ、ニィープとトランクスは何かが掴めそうな感覚を捉えており、それさえ掴めば次の段階………ニィープが語る超サイヤ人2に到れると確信していた! 

 

「ファイト、ファイト、ファイト、ファイト!!」

 

『ファイト、ファイト、ファイト、ファイト!!』

 

 勿論ヤムチャや餃子、ギニュー達も負けていられないとして界王拳等のパワーアップが使えないなりに基礎固めをして更なる地力向上を目指した結果、基礎最大戦闘力が150億まで到達し本当に雑魚程度なら負けないレベルにまで到達していた! 

 更にこれよりも戦闘力を伸ばせる見込みがある為、恐らく部屋を出る頃には200億を超える戦闘力を得られるだろうと部屋内の全員が見込んでいた。

 部屋に入る前と比べて200倍も強くなれば上出来も上出来であるのだ。

 

「はぁぁぁぁ!!」

 

「くぅ、悟飯さんはやっぱり強い!!」

 

「でも、負けてられない…!!」

 

「私だって未来を守るんだ!! 

 やぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 更に悟飯はトランクス、ルリア、パンを同時に相手取りながら見事にそれら全てを捌き切り、もうこの時点で悟空を上回る強さを得ていると父親の悟空や伯父のラディッツ、そしてピッコロやクウラ、ニィープが認めていた。

 勿論本人は学者希望なので勉強は疎かにしない所か両立させ、もうハイスクール所かユニバーシティ、つまり大学まで飛び級合格出来るラインまで学力を伸ばしていた。

 これもニィープ達の英才教育の賜であった。

 それでいて戦士としても一級品なのだから末恐ろしい奴とあのブロリーも目を付け始めるレベルだった。

 

『ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ!』

 

「あ、休憩時間ね。

 皆ご飯にするわよ!」

 

「おっし、んじゃ一杯食うか!!」

 

 それからニィープの電子パッドにセットされたタイマーがなり昼食時間になると、悟空達は矢張り超サイヤ人を保ったまま何時もの表情を見せて席に座りご飯をモリモリと食べ始めていた。

 

「ガツガツガツガツガツガツ、う~ん美味ぇ〜!!」

 

「っ、カカロットォ!! 

 その肉まんは俺の物だぞ!!」

 

「はいブロリー、餡マシマシの肉まんよ〜」

 

「………モグモグモグモグ」

 

 その食事中に悟空とブロリーで肉まん独占戦争が勃発し掛けたが、ニオが更に餡を詰めた巨大肉まんをブロリーにあげた事で事態は収まった。

 そして全員その光景を気にしておらず、もうこの光景が日常茶飯事になるレベルで繰り返されていたのだ。

 それからニィープ達もご飯を食べて腹を満たした後、もう環境に慣れたので娯楽時間を30分設けて遊ぶ事もしていた。

 

「クウラ様、降りますか? 

 勝負しますか?」

 

「この俺は賭け事程度だろうが退く事は有り得ん。

 よってコール、そしてショーダウンだ! 

 俺はスペードのストレートフラッシュだ!」

 

「ぐっ、キングのフォーカードだったのに………負けました」

 

 その娯楽時間に賭け事に興じたクウラとニィープだったが、結果はニィープの負けであり賭け事すらクウラに勝てない有り様だった。

 因みにカードはイカサマを許さないギニューが配ったので本当に運で負けていたのだ。

 その為ニィープは余計に敗北感があった為次は勝つと意気込んでいた。

 

「あ、それロンですよヤムチャさん」

 

「うわ、大三元………」

 

 その隣のテーブルではヤムチャ、天津飯、クリリン、サタンの4人が麻雀をやってた所でヤムチャが親のクリリンによる役満直撃を受けて飛んでしまった。

 どんな場所、物でも勝負の世界は無情だと負けた者達は思い知るのであった。

 

 

 

 

 その日の夜、ニィープは前世の記憶を知る組を呼び出し少し離れた場所でいよいよ話そうとしていた重大事項を口にする覚悟を決めていた。

 

「それで、このメンバーはお前の前世の記憶を知る組なのだがまた何かあるのか?」

 

「うん、ドラゴンボールの事で話さないといけないと思ってね」

 

「えっ、ドラゴンボール?」

 

 悟空やピッコロ達は突如ドラゴンボールの話をすると切り出されて何故此処でドラゴンボールなのかと疑問に思いながらも、これからの事に必要なのだろうと考えて話に耳を傾け始めた。

 

「カカロットとピッコロ、アンタ達はドラゴンボールを1度使ったら向こう100年は使う間隔を空けるって話は聞いた事ある?」

 

「えっ? 

 そりゃ神様にも言われた事があるけどよ………もしかしてそれめっちゃくちゃ大事な事なんか?」

 

 ニィープがドラゴンボールの使用した際の間隔空けを現地人の悟空とピッコロに聞くと、悟空の方は聞いた事があるらしく彼の問いに頷きながら答え始めた。

 

「ドラゴンボールはね、1度使うとマイナスエネルギーが溜まってしまうのよ。

 願いを叶える際のプラスエネルギーがマイナスに変換されて蓄積される仕組みによってね。

 このマイナスエネルギーの浄化に100年の年月が必要だからそんな話が出てるのよ」

 

 ニィープは前世の記憶にあるドラゴンボールが持つ負の性質………マイナスエネルギーが溜まると言う話を切り出し、悟空は何となくドラゴンボールに悪いエネルギーが溜まると思いながら話を噛み砕いていた。

 

「マイナスエネルギー………それが溜まるとどうなる?」

 

「ドラゴンボールの許容量を超えるマイナスエネルギーが溜まり切ると、ドラゴンボールから邪悪龍って言う恐ろしい敵が生まれてしまうのよ。

 彼等の目的はドラゴンボールを乱用した者達への裁き。

 それによって宇宙が滅びる事になるわ」

 

 クウラは肝心のマイナスエネルギーが溜まり切った場合を問うと、ドラゴンボールから乱用者に裁きを下す者が現れて宇宙を滅ぼすとアッサリと言われて悟空や悟飯はビックリし、ピッコロもネイルが最長老より言われた警告通りと認識し、最後に質問者のクウラは宇宙規模による滅亡は破壊神が動く案件だと思いながら汗を掻いていた。

 

「そしてこの部屋に入る前に神様とデンデの会話を覚えてるよね、ドラゴンボールの強化って。

 その強化をされたら余計にマイナスエネルギーが溜まりまくるから邪悪龍出現確率が跳ね上がっちゃうのよ。

 だから提案なんだけど、もし今後ドラゴンボールを使うなら願いを叶えた後に全てのドラゴンボールを即座に回収、そして精神と時の部屋に放り込んで100日以上放置するのよ」

 

「そ、そうか、此処なら外の100日は100年になるからマイナスエネルギーが浄化し切れるんですね!」

 

「その通りよ」

 

 それからニィープはドラゴンボール強化の話も引き合いに出しながら今後のドラゴンボール使用は精神と時の部屋に放り込んでマイナスエネルギーを浄化し切ってからまた使うと提案し、悟飯も此処なら外の100日が100年になるので丁度良いと頭が回っていた。

 ピッコロやクウラも成る程と感心しながら、その邪悪龍なる存在が出現するのを土台から許さなければ宇宙滅亡も回避が出来ると思いながら同意を示していた。

 悟空もドラゴンボールが宇宙を滅ぼす事になる光景は見たくないので此方も同意していた…が、仮に出現した際の力も知りたいと考えていた。

 

「あ、もし邪悪龍と闘いたいと思ってるなら止めなさいよカカロット。

 アイツ等は明らかにこの宇宙の頂点に立って居られる破壊神様が直接動かないといけない案件だから」

 

「矢張りビルス案件か…」

 

 其処にニィープが釘を刺すと、クウラも破壊神ビルスが直接動かないとならないと聞きドラゴンボールで宇宙が滅亡するか破壊神の手で宇宙が滅亡するかの2択になると思いながら邪悪龍は絶対に出現させない様にしようと考えていた。

 悟空も宇宙の頂点に立つ神様と言う途方も無い存在が動かないと拙いと聞き、流石に挑む気も失せたのでこれ以上話が変な方向に飛ぶ事は無かった。

 その後日ドラゴンボールに関してはピッコロが神から聞いたと嘘の内容を混ぜながら話して全員に同意させるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 それから更に時間が経過して9ヶ月目。

 この日悟空と悟飯は組み手をしていたのだが………後日聞いてみた所によると未だ壁を超サイヤ人の壁を超えられない自分の不甲斐無さとこんな事では地球も何もかも守れないと怒り、悟飯が遂に超サイヤ人2に覚醒したのだった! 

 

「………これが超サイヤ人の壁を超えた形態………はは、これならどんな奴が相手でも怖くないや…!!」

 

 ニィープは矢張り悟飯が1番始めかと思いつつ、超サイヤ人第4段階で折角慣れた興奮状態がまた昂ぶり悟飯を少し高飛車にしていたので早く矯正させないと………そんな事を考えていたら悟空、ラディッツ、ベジータ、そして自身さえも後を追う様に数日の間に超サイヤ人2に覚醒していた! 

 そして悟飯の昂ぶる感情を押さえる様にと忠告して漸く落ち着きを取り戻していた。

 しかし自分達も超サイヤ人2の興奮状態は通常のそれよりも更に昂ぶってると感じ、悟空も久々にオレ口調になったので今度は超サイヤ人2に慣れる事を主軸にするのであった。

 

「カカロットォ…今直ぐお前を血祭りに上げてやる…!!」

 

 そんな中、遂にブロリーが悟空が自身に並び立ったとして襲い掛かり始めると伝説の超サイヤ人VS超サイヤ人2の対決になってしまった。

 悟空もまさか自力でブロリーと闘える様になった事が嬉しくワクワクが止まらず、原典の物語の様な殺し合いから何処かじゃれ合いに感じる闘いとなっていた。

 但しブロリーは本気で悟空をボコしに来てるので殺伐としているが。

 そうしてブロリーと悟空は互いにボコボコになりながらダブルノックアウトとなっていた。

 

「(………ブロリーの奴、途中から戦闘力が増してたわね)」

 

 この闘いの中でニィープやクウラはブロリーが成長を始めて戦闘力が1400億から1500億にパワーアップしていた事を察知し、コイツもとんでもない才能の塊だと思いながら更に修行に励み出すのであった。

 

 

 

 

 そうして、そんな修行を始めてから11ヶ月が経過した頃。

 超サイヤ人組はロスマが伝説の超サイヤ人を完璧にコントロール出来る様に成り、超サイヤ人第4段階を経た者は全員超サイヤ人2に変身出来る様に成り興奮状態も少し慣れて舐めプや余計な追い込みはやらず徹底的に敵を倒す心構えが出来る程度になった。

 クウラも最終形態の戦闘力が現在の悟空達の超サイヤ人2以上となり、更に何か上がある様にも感じ始めていた。

 そんな中で今日はクリリンと悟空との全力勝負を行い、全員が立ち会いの下で成果の確認をする事になってた。

 

「じゃあ修行の成果を存分に引き出す様に。

 用意………始め!!」

 

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

【ビシガシガシドシ、バシバシバシバシバシバシバシ!! 

 シュン、ボンボンボンボンボンボンボンドガァ!!】

 

 悟空とクリリンはそれぞれ超サイヤ人2と界王拳・極の1.5倍を使用し闘っていた! 

 この倍率が今の所無理なく使える範囲であり、後は各々修行する事でより倍率を上げて高みを登り詰める様にしようと決めていた。

 そして親友同士の激しい攻防は目を見張る物があり、ベジータもクリリン達を舐めていたと評価を改めてコイツ等も最前線に立つ戦士と悟っていた。

 

「だりゃあ!!」

 

「はぁぁ!!」

 

【ドガァッ!!】

 

 最後にパンチがぶつかり合うと2人は回転しながら着地し、そのまま睨み合い…そして互いに通常状態に戻りながら座り込んでいた。

 

「ふぃ〜、クリリン達もとんでもなく強くなったな! 

 これなら多分ボージャック一味に勝てっぞ!」

 

「そ、そうか………はは、また超サイヤ人に置いて行かれずに済んだや…!!」

 

 悟空とクリリンは互いに全力を出し合った末に決定的な一撃を与えられぬ程拮抗したので気を緩めながら大の字に倒れ、クリリンの方はまだ共に闘える事を喜びながら真っ白な空に拳を伸ばし満足感を得ていた。

 それは悟空も同じであり、超サイヤ人2と言う1つの到達点に至れてもまだ競い合える者が多く居る。

 そんなライバル達と闘い合う事でもっと高みを目指せる、その充実感に触れる事で己を更なる限界の先へと高めようとしていた。

 そして、悟空のこの姿を見て触発された者達も居る。

 

「(ふっ、孫悟空…貴様はニィープと同等以上に周りに影響を与え更なる力を呼び込む。

 ならばその呼び込まれた力すらもこの手に掴んで見せよう…!!)」

 

「(カカロット、今に見てやがれ! 

 ブロリーだろうがクウラだろうが全て超えて、そして貴様を倒しナンバーワンに輝くのはサイヤ人の王子であるこの俺だ!!)」

 

「(カカロット…貴様が俺と鏡合わせならば、その存在も周りの者共の力も全て超え地に倒れ臥させる事が俺が貴様に勝利した証なのだ…!)」

 

 クウラ、ベジータ、ブロリーがその中でも特に触発された事により、この部屋での修行により名実共に悟空のライバルとなり彼等もまた悟空、更には隣に居る強敵達を倒しより高みへと登り詰める事を目指していた。

 目指す目標はそれぞれ微妙に違えど、それでも頂点を目指す事は変わらないのだ。

 

「(カカロット…ラディッツ…本当に最近は自分の力がより充実してる事を感じるわ…。

 ふふ、ライバルを多く持つって言うのも案外悪くないかもね。

 しかもその中にクウラ様まで入ったのだから………本当に、悪くないわ!)」

 

「(カカロット、我が弟よ。

 お前は本当に強くなった…親父の誇りをお前も完全に継承したと言えよう。

 だがそれはそれとして自身以上に強くなろうとする者が居れば、それを超えるのもまたサイヤ人の性!! 

 久々に…ニィープもお前もベジータも、全てを超える様に己を高める感覚を取り戻せたぜ…!!)」

 

 そしてニィープ、ラディッツもまたサイヤ人の性分たる己の限界を超え、闘い抜いた末に勝利を得る闘争本能が触発されより上を目指す事への意欲が久々に目覚めていた。

 最近は平和を守るばかりであったがより原始的に、より初歩的な部分を見直せたのだ。

 ニィープは悟飯も含め超サイヤ人2に覚醒したのもこのサイヤ人の闘争本能が刺激された事が大きいと確信していた。

 

「………ふう、さて、メシにすっか!!」

 

 そうして精神と時の部屋に入った者達はそれぞれ掴むべき物を掴み取り、未来組も巨悪を倒し平和を取り戻す足掛かりを得始めたりヤムチャ達は自分達なりに限界を超えられた事を喜び合いながら食事を摂るのであった。

 それからも休みを取りながら修行を続け、戦士達は自身の力に磨きを掛けるのであった。

 

 

 

 

 

 

 精神と時の部屋を出る少し前、クウラとブロリーは何を示し合わせるでも無くふと部屋の出入口を巻き込まない場所まで飛ぶと其処で気を張り巡らせ、今の自分に持てる最高のパワーを発揮していた! 

 

「フッフッフ、フリーザ一族最強の名を持つ男クウラ…。

 貴様を倒し、超える事もまたカカロットを上回る事になる!!」

 

「それは俺も同じ事。

 伝説の超サイヤ人…貴様を倒し、俺は頂への道をまた一歩進もう!!」

 

『ウオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!』

 

【ドォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!】

 

 そして最強(クウラ)最凶(ブロリー)の闘いが勃発し、互いに血で血を洗う死闘を繰り広げ始めた!! 

 互いに拳を、蹴りを、気弾を、全てをぶつけて目の前の敵を打ちのめす!! 

 そんな原始的且つ本能的な闘いは1時間、或いは1日かそれともそれ以上か。

 そんな長い時間続き、悟空達が気付いた時には2人共仙豆を食べさせる程にボロボロになりながら倒れており、何方が勝ったのか悟空が問い掛けると、何方も『相手が勝った』と言って結果が分からず終いになっていた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 精神と時の部屋の外にて。

 アレから24時間が経過しようとしていたので神やデンデにチチ、ブルマ、亀仙人達は子供達を連れながら悟空達が外に出る時を待っていた。

 そして…きっちり24時間が訪れた瞬間、神殿に充実した気が張り巡らされた。

 地球の神や亀仙人、界王星で様子を見てた北の界王はたった1日で以前とは比べ物にならない強さを悟空達は手にしてしまったと感じ笑みを浮かべていた。

 

「おっ、チチ達は待ってくれてたか!」

 

「お母さん、ビーデルさん、ただいま!」

 

 そうして神殿の外広場に悟空と、精神と時の部屋を出る前にニィープが散髪し、ピッコロが自分とお揃いの服をプレゼントしてセルゲーム時の格好になった悟飯が出て来ると続々と戦士達が出て来る。

 中でもチチとビーデルは悟飯が見違える様に成長したと感じ、ビーデルの方は少しだけドキドキとした感情を抱いていた。

 

「母さん、戻りました」

 

「あらトランクス、髪も背も伸びたわね! 

 でもニィープ、どうしてトランクスの髪を切ってやらなかったの?」

 

「チチさんやカカロットの子で悟飯くんは兎も角トランクスはベジータとブルマ、貴女の子だから髪を切ってあげるならそちらの仕事と思ってね」

 

 更にトランクスとブルマもトランクス側は体感1年振りの再会を喜びながらニィープに振られた母の仕事を受け取り、早速張り切って髪を切ったりしていた。

 

「よう天津飯、チチやブルマ達に此処に居るって聞いたぜ?」

 

「あ、ラ、ランチさん…」

 

 其処にニィープはランチを目にしこの世界でもまだまだ天津飯を追い掛けていたらしいのでいよいよ年貢の納め時かと思いながらチチから現代のルリアを受け取り抱き抱えると、未来のルリアもそうだが赤子のルリアをあやす事で2重の母性が擽られる感覚を覚え笑みをこぼしていた。

 

「…ルリア、元気してた?」

 

「あう」

 

 其処に未来のルリアがやって来て過去の自分の頭を撫で始めていた。

 此方も自分が赤子の時はこんな子だったのかと思いながらも、未来ではこの後ラディッツを喪う事になるのでそれを必ず変えると決意を固めていた。

 前回のメタルクウラもそうだが、ボージャック一味もまたこの世界でのターニングポイントなのだ。

 

「………ピッコロよ、遂に己の限界を極めたのだな」

 

「ああ、潜在能力の方も更に深みが増したと実感している。

 そしてこの状態で融合すれば俺はより強くなるとも感じてる」

 

 そんな中、皆の目の前で遂に神がピッコロの前に出て話し掛け始める。

 いよいよ地球の神が消える、融合の時が来たのだと悟空達は悟りじっと見つめていた。

 

「孫よ、地球の戦士達よ。

 ワシはピッコロの中へと消えて行くが想いは同じだ。

 共に地球を守る為に闘おうぞ。

 デンデ、ミスター・ポポ、後は任せたぞ」

 

「は、はい!!」

 

 神はそれぞれに視線を向けながら想いを語るとジッと目を閉じて全てをピッコロに明け渡す用意が完了する。

 デンデには神の教えを説いた、ミスター・ポポにも足りない部分を任せた、ドラゴンボールや地球の命運も全て戦士達に託した。

 もう地球の神に………カタッツの子に憂いは無かった。

 そしてその胸にピッコロの手が当てられた。

 

【キュイイイイイン、ブゥゥン!!】

 

 それから一瞬光ると其処に神は居らず、ピッコロだけが残っていた。

 そしてその力は………基礎最大戦闘力で80億、13億から3倍以上もパワーアップを果たすと同時に己の中の潜在能力が更に広がった感覚を覚える。

 これら全てを開花させれば確かに超サイヤ人にも絶対に負けない超パワーを得られるだろうと実感していた。

 

「か、神様………」

 

「ピッコロさん…」

 

「………もう此処に神もピッコロも居ない。

 居るのは名を忘れた1人のナメック星人の戦士………だが、敢えて名乗るならピッコロであろうな」

 

 ミスター・ポポと悟飯の問い掛けにその戦士は敢えてピッコロを名乗りながら笑みを見せた。

 その表情にはピッコロ以外に神様もダブってると悟飯は感じ、確かにピッコロと共に在るのだと実感しながらジッと見ていた。

 

「成る程、アレがナメック星人の融合か…。

 確かに片方しか残らないなら余り実行を勧めたくない手段だな」

 

 更に原典の物語で見る事が無かったナメック星人同士の融合を目撃した17号は本当に片方が消滅し、僅かな痕跡しか残らない事を見て人の死を見たのと同じ気分になり感傷に浸っていた。

 クウラもこれで2回目の融合を目撃し、ネイル以上に付き合いがあった地球の神が消えた事を密かに弔うのだった。

 

「んじゃあよ………頑張ろうな神コロ様!」

 

「おい悟空!! 

 貴様今俺がピッコロと名乗ろうと言う言葉が聞こえなかったのか!? 

 名前も合体させるな!!」

 

 そんな空気の中悟空が何故か神コロ様発言をして全員がズッコケそうになってしまう。

 が、ニィープやラディッツはしんみりとした空気は神様も望まないと思った悟空が場の空気を変える為に敢えてピエロになったのだと思い、ならこれ以上しんみりとするのは止めだと判断した。

 

「さあさあ、服がボロボロの奴は着替えを持って来たから早く着替えるだよ! 

 それからご飯にするだ!」

 

「おっ、久々にチチのメシが食えるのか! 

 分かった、オラちょっくら着替えて来る!」

 

「ほらベジータ達も新しいプロテクターを用意したから着替えて来なさい! 

 しかもただのプロテクターじゃなくて防護機能も結構向上したバージョンアップ品よ!」

 

 其処からチチ、ブルマを中心に着替えが渡されると服がボロボロになってる者は皆着替えて気分を一新させる。

 ロスマもニオに新しい…ブロリーの衣装に似た服を渡されて着替えた。

 そして………悟空は空を見上げていた。

 

「カカロット、奴等は神精樹の実・悪を食べてるな」

 

「ああ、けどよ………勝つのはオラ達だ」

 

「当たり前よ」

 

 遠視でボージャック一味を確認すると既に神精樹の実・悪を食べて戦闘力が大幅に上昇している事を確認したが、それでも勝てない相手では無いと実力差をキッチリと見極められる程度の相手だった。

 そして戦士達は一旦解散して休息を取り、ボージャック一味を迎え討つ準備を整えるのであった。




此処までの閲覧ありがとうございました。
戦闘力インフレ、再び。
これも全部味方にブロリーが居る為に皆その戦闘力に引っ張られちゃったんです。
これも今作で悟空と鏡合わせとされた伝説の超サイヤ人の力なのだよ………。
此処で精神と時の部屋から出た地球の戦士達の戦闘力を掲載します。

悟空
基礎最大戦闘力:15億
超サイヤ人:750億
超サイヤ人2:1500億

悟飯
基礎最大戦闘力:16億
超サイヤ人:800億
超サイヤ人2:1600億

ラディッツ
悟空と同数値

ニィープ
悟空と同数値

ベジータ
悟空と同数値

ナッパ
悟空と同数値

トランクス
悟空と同数値

ルリア
悟空と同数値

パン
悟空と同数値

ロスマ
基礎最大戦闘力:16億
伝説の超サイヤ人:1600億

クリリン
基礎最大戦闘力:19億
界王拳・極1.5倍(界王拳75倍相当):1425億

天津飯
クリリンと同数値

ヤムチャ
基礎最大戦闘力:250億

餃子
ヤムチャと同数値

ピッコロ
基礎最大戦闘力:13億→80億(神との融合)
界王拳・極1.5倍:6000億

クウラ
第4形態:400億
最終形態:1600億
??????(未完成):5000億

ブロリー
基礎最大戦闘力:25億
伝説の超サイヤ人:2500億
????????:5000億

ニオ
悟空と同数値

パラガス
悟空と同数値

17号
戦闘力:1500億

18号
戦闘力:1400億

16号
戦闘力:1800億(通常フルパワー)

ギニュー特戦隊&クウラ機甲戦隊
ヤムチャと同数値

何気に本作のヤムチャと餃子、それとオマケの特戦隊と機甲戦隊の皆様、地の戦闘力ならピッコロさんより上になってると言うバグが発生。
しかし超サイヤ人とかが最前線なので250億でも前線に出て雑魚狩りになります。
インフレ怖い。

次回もよろしくお願い致します。
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