閲覧数が3万を超え、お気に入り登録者数も350を超え………とんでもない所まで来たなと感じました。
その分皆様が楽しめる様な作品を作るべく頑張って行きます、皆様今後ともよろしくお願い致します!
では、本編へどうぞ!
精神と時の部屋での修行が終わりまた1日が経過してからのパオズ山にて。
孫一家とピッコロ、ラディッツ一家とサタン一家とクウラが休息がてらにピクニックや川で釣りを楽しんでいた。
「………中々釣れんな」
「こう言うのは慌てない、静かに待つのが1番なんだよ兄ちゃん」
「あ、釣れた…」
悟空、ラディッツ、ピッコロ、未来のルリア、パン、クウラが釣りをしてるが何故かラディッツの方だけ一向に魚が掛からず坊主状態であった。
犯罪者を吊る事はすれど魚を釣る事は無かったクウラでさえ釣ってるにも関わらず本当にラディッツだけが釣れずルリアも何処か申し訳無さがあった。
しかしこの程度でラディッツはめげない。
何故ならサイヤ人の上級戦士なのだから。
「義兄さんも苦手な事があっただな〜」
「そりゃサイヤ人と言えど広義的には人間よ?
苦手な事が1つも無いなんてあり得ないのよ」
「よっと、よっと、そうですねニィープさん。
私もどうも気弾連射が苦手だったりしますからね~」
川から少し離れた場所でビーデルを交えつつ現代のルリアをあやしながらチチ、ニィープ、悟飯、サタンが料理を作り悟空達の魚を待ち侘びていた。
苦手な事が無い事が無い、その話題でニィープは苦手な事として精神統一系統の修行がある。
この為ニィープは他の面子と比べてそちら系統の修行をやっても成果が出難い傾向があった。
そして釣りに関してもラディッツ同様坊主確定だったりするのだ。
「チチ〜、釣れたぞ〜!!」
「すまんニィープ、ルリアが釣った物以外無い!」
「大丈夫よ、皆で分けて食べるんだから」
それからラディッツ以外の面々が釣った魚(クウラが最後にヌシらしき巨大魚を釣った)を調理師免許を持つチチ、ニィープが次々と捌きながらアニサキス等を完全に殺し切ってから野外テーブルに料理を配膳する。
悟飯もビーデルもパンも目を輝かせながら魚料理や山の幸尽くしの料理をしっかりと食べて数少ない休暇を楽しんでいた。
その間に悟空、ラディッツ、ニィープ、クウラ、ピッコロが遠視を行いボージャック一味の位置を確認し、矢張り明日が決戦としてこの休息を噛み締めるのだった。
所変わってカプセルコーポレーションの重力トレーニングルームにてベジータとトランクス、ブロリーとロスマが明日の決戦に向けて最終調整のトレーニングを行っていた。
「どうしたトランクス、反応が遅れているぞ!」
「まだまだですよ、父さん!!」
「おらぁぁ!!」
「フフフフ、マシな動きが出来る様になったではないかロスマ!」
どうやらこの親子達は身体を動かさないと気が済まないらしく、悟空達の様な休息はベジータ、ブロリー流には向かないらしかった。
それに付き合うトランクス達も未来を救う為にもっと強くなると言う思いを持つ為余計に身体を動かしたいと思っているのだ。
よってこの4人にトレーニングし過ぎと指摘するのはお門違いの為、少し過激な最終調整になっても誰も何も言わなかった。
一方その外の研究室にブルマとドクター・ゲロが会っていた。
「へぇ、ミラ達が時間移動で現れたらその波長をキャッチする装置ね。
確かにこれがあれば地球の中に連中が現れた瞬間即対応が可能になるわね」
「そうじゃ。
そしてこの装置をワシ特製のスパイロボット達に搭載すれば歴史の侵略者達の襲撃も万全に備えられるのだ。
最もその後は地球に居る戦士達任せになるがな」
「別にそれで良いのよ。
ベジータ達はベジータ達で頑張って私達は私達にしか出来ない事をやれば良いんだから」
どうやらミラ達への対策を講じていたらしく、ブルマとゲロと言う地球2大天才による時間移動の瞬間を捉える監視装置をボードに理論立てて作り上げようとしていた。
この時助手としてパラガスが宇宙から連れて来たタコの科学者がコンピューターで計算し装置開発に貢献していた。
「あの、私にも手伝わせて頂けないですか?」
其処にカプセルコーポレーションに所属して2年経過した研究員のボミがブルマ達の会話に混ざって来た。 ブルマは優秀な彼女が手伝うならボージャック一味との対決中に装置が作れると計算して笑みを浮かべていた。
「ええ、貴女が手伝うなら百人力よ!
是非手を貸して貰うわ!」
「うむ、お前ならば手伝っても大丈夫だろう」
するとゲロはボミと何やら知り合いと言う雰囲気を醸し出しており、ブルマはゲロの人間不信を考えるとこのボミも人造人間か何かかと思い始めていた。
「…そう言えば話していなかったな。
此奴はワシの懸念事項を解消する為に生み出した最新の人造人間、21号じゃ。
そして………戦士達には後で話すとして科学者のお主には先に言っておかねばならんな。
懸念事項を………」
そうして人造人間21号を改めて紹介された後ブルマはドクター・ゲロの口から信じられない事を聞いてしまう。
しかしこれが本当ならばもう脅威はボージャック一味だけでは無い、既にこの星の中に脅威が潜んでいるのだと冷や汗を流すのであった。
更に場所を変えて西の都にて。
18号はクリリンを誘いショッピングをしており、クリリンはその荷物持ちを担当していた。
「おお、本当に色々買ってるなぁ〜」
「何、文句があるなら来なきゃ良かったのに」
「いやいや、買い物に付き合えって言われて断ったら18号に悪いから」
そんな中で18号はクリリンがこれと言って文句も言わず誠実に向き合いながら無茶振りに付き合ってくれる事に新鮮さを覚え、17号と一緒に悪さ…と言っても札付きの不良程度だが…をしてた頃に周りに居なかったタイプの男と思い不思議がっていた。
普通なら文句を言ってくるのにと。
対するクリリンは悟空が一番良い奴と言う程に心が広いので本当に悪い事以外は快く許すタイプなのだ。
そんな2人の相性は傍から見ても良いので、カップルと見られても可笑しくなかった。
「………あ、天津飯とランチさんだ。
あっちもあっちでデートしてるんだなぁ~」
「ふ~ん」
すると天津飯とランチが喫茶店NAPAの中でコーヒーや軽食を頼みながらデートしており、昔からの友人が漸くくっつくと思うとクリリンも嬉しく思えていた。
そんなクリリンを見て18号は他人の幸せを素直に喜べる良い奴だなと思いながら歩いていた。
すると視線の先でヤムチャが女の子にナンパをしている姿をクリリン達は目撃し…其処に何故かサイバイマンが現れてヤムチャに抱き着き自爆したではないか!
「って、ヤムチャさぁぁぁん!?」
「あっ、済まねえヤムチャ!!
俺達が労働力として提供しようとしたサイバイマンが自爆を仕掛けちまった!!」
どうやらリクーム達が持って来たお手伝い用サイバイマンが何故かヤムチャに自爆攻撃を仕掛けたらしかった。
原典の物語通りの倒れ方をしながら理不尽だと思うヤムチャにリクーム達が詫びを入れ、クリリンや近くを飛んでたプーアルが介抱しようと近付いていた。
「ああもう、何でこんな時に………たく、仕方無いわね!」
そんな事態がショッピング中………傍から見たらデート中に起きた為18号は不機嫌になりながらクリリン達に近付いてリクーム達に所有物の管理を怠るなどクレームを入れに向かう。
その様子を遠くから見てた17号はやれやれとと思いながら、姉がゴールするのはもう少し先かと思うのであった。
それからZ戦士達とその協力者達は各々の時間を過ごし、その日の夜に16号の強化改造も終わりいよいよ全ての準備が整うのであった。
そして朝日が昇り、最前線に立つ戦士達はボージャック一味が降り立とうとしている予測地点………ニィープの記憶にある天下一大武道大会の会場となる予定の島へと飛び立つのであった!!
ほんの少し未来で天下一大武道大会が開かれるが、今はまだ会場が設置されていない島。
界王達の手により封印されたボージャック一味は宇宙空間で暗黒魔界の魔族2人から神精樹の実・悪を受け取り食し、かつて無い程の超パワーを得ながら大気圏を突破してその地に降り立つ!
が、その視界の先に既に先客が存在していた。
それは、最前線に立つZ戦士達と人造人間3名、更にブロリー達3名の合わせて20名。
自分達の4倍の地球戦力が侵略者達を歓迎していたのだ。
「ふっ、わざわざ出迎えご苦労だな地球の戦士共。
それにしても、地球は良い星だな」
ボージャックは戦士達を一瞥し笑みを浮かべながらこの星を褒めていた。
そう、自分こそがこの星を手にするのが相応しいと考え全てを簒奪する気なのだ。
今までそうして来た様に。
「この星はたった今からボージャック様の物になる!」
「ボージャック様は銀河で敵無し!」
「最も美しい北の銀河、その中でも最高の地球を!」
「支配するに1番相応しい方。
逆らう奴は…殺す」
4人の取り巻き、ゴクア、ビドー、ザンギャ、ブージンがそれぞれ演劇の様にボージャックを讃美し、目の前の邪魔なモノは全て壊し殺す事に一切の躊躇いが無い悪100%の極悪人だと自ら告白していた。
オマケに地球に狙いを定めたならば最早語る言の葉は存在しなかった。
「そっか。
ならオラ達はお前達を倒してこの星を守る!」
「ふっふっふ、そう来なくては殺し甲斐が無いぜ」
『ふっふっふっふっふっふ』
そうして先ずは戦士達の中で悟空、ベジータ、ニィープ、クウラ、クリリンが前に出て此方を嘲笑う者共を倒し、地球の脅威の排除を開始しようとする。
ベジータがボージャックを相手にし、クリリンがビドー、ザンギャはニィープ、悟空はゴクア、クウラがブージンをそれぞれ狙いを定め構えていた。
他は悟空達が万一負けた場合の交代員として待機である。
そしてニィープはゴクアがボージャックと同じ様な変身をしていたので他の面子も同じ事が出来ると仮定し、更にコイツ等の囲んで叩くを実行させない様に絶対他の奴と合流をさせる気が無かった。
「行くぞ、はぁ!!」
【ギュビィィン、ギュインギュインギュインギュイン!!】
悟空の掛け声と共に3人が超サイヤ人に成り、クリリンは界王拳5倍を発動し、クウラは気の開放を行い戦闘力を迸らせる!!
その瞬間取り巻き達の表情は険しい物になり、1人ずつ超能力で動けなくさせて袋叩きにすると相槌を打つ。
一方ボージャックは不敵に笑っているだけだった。
「先ずは俺から仕掛けるか………フン!!」
【ピッ、ブォオォォォォォォン!!】
「うわっ!!」
最初にクウラがサイコキネシスを使用しブージンを大きく吹き飛ばし孤立状態にさせた!
更にそれを追い飛び去って行く!
ゴクア達はその隙を狙い超能力で縛ろうとした瞬間悟空、ニィープ、クリリンも同時に気合砲で敵を飛ばし、取り巻き達の戦場は東西南北に分かれる!
そうして中心地点のこの場にベジータとボージャックを残して各々の闘いに集中し始めていた!
先ずは東の戦場のブージンがサイコキネシスから逃れる為に予定外のフルパワーを使うと髪の毛が赤くなり、肌が黄緑色の肌になりながら筋肉も膨張した!
更に戦闘力は660億に跳ね上がりクウラの400億を上回る!!
「フン!!」
更にコイツがサイコキネシス使いと理解した瞬間、それでも自身の念動力の方が上だと笑みを浮かべながらクウラに念動力を使用する!!
指先から糸の様に念動力が発せられクウラの身体を完全に縛り付け身動きを取れなくすると、周りの気や岩を浮かばせてクウラに叩き付けた!!
【ズシィィン、ズシィィィン!!】
フルパワーの念動力で動かされた物がクウラを潰し粉塵を上げる!
その光景を見たブージンは鼻で嗤いながら雑魚をまた1人消したと確信し、ボージャックとの合流を目指し背中を見せた。
…その刹那、粉塵の中から紫色の細いビームがブージンの両腕を貫いた!!
「がっ!?」
「敵の死を確認せず背中を見せるとは。
ヘラー一族とやらも甘い物だな」
両腕が使用不能になるダメージを負いながら何が起きたとブージンは振り向くと、其処には傷一つ負わず最終形態に変身したクウラが立っており、更に両足にデスビームを放ち貫く!!
馬鹿な、何故念動力が通用しない…!?
ブージンはそんな事を考えるが単純明快、クウラの本当の最大戦闘力がブージンを超え過ぎて念動力も何もかもが通用しなかっただけなのだ!
現在のクウラは最大戦闘力が1600億を叩き出し、伝説の超サイヤ人に変身したブロリーと互角に闘えるのだ!!
そんな者が本気を出せば結果は火を見るより明らかである!
「ふん、どうやら俺達は強くなり過ぎた様だな………消えろ」
余りの実力差に敵に興味を失せたクウラは目からの破壊光線である『デスアイレーザー』を使いブージンをアッサリと消滅させてしまう!
リーダー格のボージャックならばもう少しは楽しめるかと考えながらその場を去るのであった。
戦場を少し変えてクリリンの居る西の戦場にて、ビドーも急いで他のメンバーと合流する為にフルパワーを使用し赤髪と黄緑色肌のマッチョマンになる!
其処から一時的にクリリンの戦闘力を上回り690億の戦闘力で格闘戦を行っていた!!
「死ねぇ!!」
「悪いけど、油断は一切しないぞ!!」
【ドン!!】
ビドーが本気のパンチで沈めようとした瞬間、クリリンは界王拳・極を1.5倍で発動し界王拳75倍相当のパワーを引き出し戦闘力は1425億に上昇しながら拳を止めて握り締め出す!!
この時ビドーの拳に強烈な痛みが襲い、もう片方の腕も使い無理矢理振り払おうとした瞬間クリリンはビドーの身体を持ち上げて地面に叩き付けると身体が少し宙に浮き、其処を蹴り上げてから手を天に掲げて得意技を使用する!!
「気円破斬!!」
【ギュゥゥゥゥゥゥンッ、スパッ!!】
クリリンの気円破斬はビドーの身体を真っ二つにして絶命させる!!
地球を狙う極悪人達の好きにさせる訳にはいかない、だからこそ手加減も無く確実に殺れる時は殺るのだ。
「やるじゃんクリリン」
「あ、18号」
其処に18号が訪れ、労う言葉を受け取ったがまさか素直に褒められるとは思わずドキッとしていたクリリンだった。
…因みに後々武道家として闘いたいのもあったが、矢張りこの星に住む皆…18号も含めた皆を守りたいから闘ってたと話された18号はやっぱりコイツは周りに居なかったタイプと思いながらまた会話をするのだった。
それはそうとしてクリリンも18号を伴い中心地点へと戻るのであった。
「うおおお!!」
「だりゃあ!!」
次に南の戦場のゴクアがフルパワーになり剣を抜いて闘っていたが、悟空に早々に剣を叩き折られ格闘戦を演じる事となった。
しかしゴクアの攻撃はその悉くがいなされ、逆に悟空の攻撃はポンポン当たり一方的に手傷を終始負っていた!
こんな状態になれば馬鹿でも分かる、コイツは想像以上に強いと!!
そんな感想をゴクアは抱くが、それでも拳を振るう事を全く止めなかったので悟空もソレに応じていた!
「く、くそ………!!」
しかしゴクアは悟空の並々ならぬ強さと洗練された力に翻弄され続け、フルパワーがまるで通用しない事に恐怖すら覚えていた。
ボージャック様以外にこんな奴が居るとは………何より今自分達と闘っている相手、そしてこの島に集まった地球の戦士達は皆これ程の実力者かのかと思考していた。
「やっぱりオラ達の勝ちだ。
悪い事は言わねえからととっと地球から立ち去れ!
これ以上痛い目に遭いたくないだろ?」
「だ、黙れぇぇぇぇ!!」
オマケにゴクアは完全に敵ではないと見做されてしまい、悟空に諦めて帰れと宣告されると恐怖より怒りが爆発し更に攻撃を加える!
しかし悟空もニィープやクウラ達から極悪人に警告は1回、それに従わないなら話が通じないから止めを刺せと散々言われてるのでこれ以上怒らせて不測の事態が発生すると拙いので、フルパワーを発揮した瞬間ゴクアの鳩尾にその命を刈り取る重い一撃を叩き込む!!
そしてゴクアはたった一撃で白目を剥き倒れ絶命した。
「ふぅ………後はリーダーのボージャックの所に行ってベジータの様子を見るか」
悟空は少し息を整えると空を飛びベジータが闘う中心地点へと向かい始める。
その中で悟空は少し取り巻き達の様子を見てボージャック一味の闘い方は取り巻き達が取り囲みリーダーのボージャックと共に敵を袋叩きにする闘い方がセオリーなのだろうと見抜いていた。
よってその取り巻きを孤立させた事は最善手であり、ベジータが伸び伸びと闘えるのみでは無く此方が有利になる為の戦略だったのだ。
悟空は教養面は馬鹿でも戦闘に関してはこの様に相手のセオリーを潰したり手札を腐らせたりする戦術、戦略を考えるクレバーな戦士なのだ。
最後に北の戦場でニィープとザンギャは互いに相手取り、女同士の闘いを演じていた!
更にザンギャすらフルパワーを使って靭やかな筋肉質の身体になっており、現代の地球の戦士は此処まで強いのかと焦らせていた!
一方ニィープは取り巻き同士で連携されなければ大した事は無いと想定していたがこれが綺麗にハマり、既に自身に有利な戦況を作り上げていた!
「くそ、シュートブラスター!!」
ザンギャは想定外の敵に早々に切り札を切り、他のメンバーとの合流を目指そうとエネルギー弾をバレーボールのシュートの様に発射する!
それを見たニィープは地面に着弾したら危ないなと判断し、早速超サイヤ人2に変身しシュートブラスターを蹴り上げてしまった!!
それを見たザンギャは戦慄していた、自分の技をアッサリと蹴り上げてしまったこの女の強さに!
それもその筈で、ザンギャのフルパワーは680億に対してニィープの超サイヤ人2の戦闘力は………1500億なのだ!!
なので本気で蹴ればあの程度の技は弾けるのだ!!
「で、今のがアンタの本気だったの?」
「あ、あぁ…!?」
「じゃ、此処からは私の闘いに付き合って貰うわよ!!」
それからニィープは改めて戦闘力差を確認した瞬間、高速で移動し先ずは視界を奪う為ザンギャの両目をアビスエッジで斬り裂いた!!
ザンギャは当然目を潰され悲鳴を上げたが、その次は格闘技の『カオスアサルト』で重い連撃をザンギャの急所、関節に徹底的に叩き込み、その整った姿を血塗れに変えて行く!!
しかも急所や関節を狙う攻撃の為敵の反撃能力を潰して行き、更にニィープは追い詰めるべく耳を斬り裂き、鼓膜を潰し、顔面にパンチを当てて地面に叩き付ける!!
「あ、あが………」
ニィープの久々の残酷ファイトによりザンギャは関節の骨も砕け、視覚も聴覚も失うと言うボロ雑巾になっていた。
見る人が見れば酷いやり方だと思うだろう。
だがニィープは地球の味方になっているが本質は明確に悪のサイヤ人であり、クウラの部下として敵を徹底的に潰す様に仕込まれて来たのだ。
故に敵対者に慈悲は与えない、反撃のチャンスもくれてやらない。
ニィープはそう言った戦術を得意とする戦士なのだ。
「相手がカカロットやベジータとかなら此処までズタボロにならずにアッサリ殺して貰えたのに、アンタは運が無かったね。
それじゃあさよなら」
【バシュゥゥゥゥゥ、ドォォォォォォォン!!】
ニィープは止めの気功波を放ち、ザンギャを塵も残さず消滅させ完全勝利を収める。
しかも自分に狙われた運の無さに言及しながら。
こうして東西南北の戦場は地球戦士の勝利に終わる。
その中でニィープは未来では戦闘力を上げられなかったのもあるが、矢張り戦士が減り取り巻き達の連携を許した事からメタルクウラから生き残ったラディッツを喪う結果になったと考察した。
ならその要因を全て潰せばこうもなると思考しながらベジータの戦場へと向かう。
無論ボージャックに逆転の要素を一切与えぬ為に。
そうしてベジータは先ずはボージャックの力を見切る為に戦闘力を合わせながら気弾の応酬を繰り返し、次に格闘戦を繰り広げていた!
「ふはは、中々やるな!
だが…その程度の戦闘力で幾ら頑張っても俺達には勝てない!!」
「はっ、だったらそれを俺に証明してみやがれ!
分かっているぞ、貴様はフルパワーで闘ってないとな!
もう身体も温まっただろう?
ならさっさと本気で来やがれ!!」
更にベジータとボージャックは互いに挑発しながら殴り合い、パンチを激突させて距離が離れる!
ベジータの安い挑発を受けたボージャックは馬鹿な奴めと嗤いながらそれに乗り、フルパワーを発揮してより筋肉質な身体となりながら戦闘力を大幅に上昇させる!!
その戦闘力は1300億、ベジータは確かにコイツは強敵だと感じていた!
神精樹の実・悪を食さず、自分達も精神と時の部屋で上手く超サイヤ人の限界を超えないと覆せない差があったと確信する!
「だがな、俺達サイヤ人は常に限界を超える!!
だからこそ貴様の様な奴が相手だろうが俺達は必ずそれを超えるんだ!!
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
【ギュビィィィン、ビシビシ、ビシビシ!!】
ベジータも此処に来て精神と時の部屋で得た真の力を発揮し、より髪が逆立ち激しく噴出するオーラに稲妻が迸る形態…超サイヤ人の壁を完全に超えた、強さの段位その物が違う姿、本来ならこの時期には成れない超サイヤ人2に変身を遂げる!!
これも全てはブロリーやカカロット、ラディッツや悟飯にクウラ達や地球戦士の中でもクリリンやピッコロ達が存在し、ニィープが超サイヤ人伝説の書を正しく読み解き超サイヤ人の先を示した事でその扉に手を掛け開ける事に成功したからである!!
そんな事はベジータはプライドを優先し認めないが、それでも先がある事を知らせた事だけは感謝していた。
お陰でより激しい闘いが出来るのだから!!
「さあ来やがれ、その自信も力も全て打ち砕いてやる!!」
「ほざきやがれぇ!!」
『うおおおおおおおおおお!!』
【バギバギバギバギバギドガドガドガドガビシバギガシ、ドガァァァァ!!
ボンボンボンボンボンボンボンボン!!】
ベジータとボージャックは互いのフルパワーを衝突させ先程と比べ物にならないレベルの戦闘を繰り広げ島を、星を揺らす!!
戦闘力1500億と1300億、僅か200億の差しか無いほぼ拮抗した闘いは互いにダメージを与え続け、更に気弾も先程の自分達が受ければ瀕死になる程の威力に増していた!!
もうこうなると後はタフネス差、純粋な体力差が勝負の明暗を分けるのだ!!
「でりゃ!!」
「ぐっ!!」
その攻防の最中ベジータの蹴りがボージャックにクリーンヒットし距離が開く!!
その瞬間ベジータはチャンスとして目を見開き両手にエネルギーを集中し、そして気弾を放つ!!
「だぁ!!
だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだぁ!!」
【ドン!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドォォォォォ!!】
「ぐ、ぐおおおおおおおおお!!!?」
しかもただの気弾では無い、超サイヤ人2のパワーを込めた破壊力に満ちた物をベジータはまるでマシンガンの如くボージャックに叩き込んでいるのだ!!
ただの気弾連射程度ならクリリンでも出来るが、このレベル…サイヤ人の持つ肺活量や気の総量をとことんまで使い熟した怒涛の乱射が出来るのはベジータ位である!!
しかもこれを必殺技レベルまで昇華させたのも天才戦士であるベジータの類稀なる才覚あっての物!
原典の物語なら追い詰められたら使う手段として有名なこの技も、この歴史では戦闘力差が余り無い敵に使用してる為受けてる側はバリアでも張らねば重いダメージが蓄積され、且つベジータのコレはそのバリアを張る隙すら与えぬのだ!!
「ぐおわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
その為ボージャックはなす術無く気弾を受け続け、その固い筋肉に覆われた肉体が血塗れになりベジータが消費する気の量よりも遥かに大きく戦闘力を減らしてしまう!!
しかも爆炎で見えなくなろうがベジータは正確に位置を捉えて撃ち続けてるのでコレが途切れる事は無い!!
ボージャックはコレを使用させない為に戦闘距離をインファイトレンジで維持しなければならなかったが、最早それを言っても過ぎた事!
この男はサイヤ人の王子による爆撃とも取れる物を受け続ける運命にあるのだ!!
「だだだだだ!!
そして………コイツで決めてやる!!」
ベジータは気弾乱射の次は精神と時の部屋で開発した新必殺技の使用に踏み切る!!
これは当初はチャージ時間が少し長かったが、業腹だがニィープ達隙を与えぬタイプの戦士達と共に修行した為当初よりもチャージ時間の短縮化に成功し、ある程度欠点を補うに至っていた!!
「喰らいやがれ、ファイナルフラァァァッシュ!!!!」
【ボウゥゥゥゥゥ!!】
「う、うぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………!!!!!」
そうして放たれたギャリック砲を上回る威力を持つ新必殺、ファイナルフラッシュが無防備なボージャックを襲いそのエネルギー波の奔流に呑まれてしまう!!
当然気弾乱射で大きなダメージを受けてからのこれを受ければボージャックに生き残る手段は無かった!!
ボージャックは塵も残さず消滅し、黄色いエネルギー波は位置の関係で地球に掠らず空へと走り宇宙空間まで伸びて行き、そしてベジータ側が発射を止めて漸く途切れた。
今の一連の攻撃でベジータは殆どのパワーを消費したが、それでも手応えはあり勝利を確信する!
「はぁ、はぁ、はぁ………!」
「あらベジータ、合流を待たずに勝っちゃってるわね」
「ひゃあ〜、やるなベジータ!」
「うへぇ、あんなの受けたら一溜まりも無いや………!」
「ふっ、それでこそ超サイヤ人、そしてサイヤ人の王子ベジータだな」
すると其処に東西南北に分かれた悟空やニィープ達が合流し、ベジータが大物を討ち取った事を純粋に褒めていた。
しかも取り巻き達は矢張り悟空達の敵では無く、まるで手傷を負っていなかった。
「へっ、今回は俺様が大物を取ってやったぜ…!
残念だったなカカロット、ニィープ!」
当然悟空達があんな取り巻き如きに負けると考えていなかったベジータは自分が獲物を取った事を自慢し笑っていた。
原典の物語では強敵や悟空により散々サイヤ人の王子のプライドを傷付けられたベジータだが、この歴史では順当にプライドを保ち心に余裕すら生まれていた。
その様子を見てニィープや悟空は素直に今回は出番を取られたなと考えながら、このライバルの成長振りを喜びより一層競い合えるとモチベーションが上がっていた。
そして、その様子を見ていた他のサイヤ人も大体が同じ感想であり、そして未来組はボージャックすら消えてこの世界は未来を勝ち取ったのだと思い拳を強く握りしめるのであった…!
此処までの閲覧ありがとうございました。
速報:ベジータ大金星。
悲報:ボージャック一味たった1話で全滅。
特にニィープはザンギャをズッタボロにして、ボージャックはベジータにフルボッコにされて。
折角パワーアップし、ゴクアみたいに全員がフルパワー形態を出せたのに………これも全部悟空達の戦闘力が上がりまくっちゃった所為です。
ボージャック一味『クソがぁぁ!!』
此処でボージャック一味の戦闘力を掲載します。
ボージャック
基礎最大戦闘力:250億
フルパワー:1300億
ザンギャ
基礎最大戦闘力:180億
フルパワー:680億
ゴクア
基礎最大戦闘力:190億
フルパワー:700億
ビドー
基礎最大戦闘力:170億
フルパワー:690億
ブージン
基礎最大戦闘力:160億
フルパワー:660億
ボージャックもちゃんと警戒してればベジータに勝てた筈の戦闘力だったんですが、結果はご覧の通りでした。
なお悟空達が万が一負けてもブロリーとかが控えていたと言う………。
次回もよろしくお願い致します!
????「キャッハ!!」