DRAGON BALL XP   作:”蒼龍”

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皆様おはようございます、第45話目を更新致します。
今回も日常回とプラスした内容になってます。
更に駆け足気味にエイジ774へ行きます。
そんな本作ですが皆様またよろしくお願い致します。
では、本編へどうぞ!


第45話 そしてエイジ774………。準備を終えた戦士達!!

 ドクター・ゲロの作り上げた新たな人造人間セルを迎え入れてから半年が経過しエイジ773。

 その日ヤムチャは野球の地球対宇宙の親善試合を行い逆転満塁ホームランで勝利を迎えていた。

 そんな時ニィープは大界王神に呼ばれ神の神殿へと来ていた。

 それも大界王神は潜在能力解放を行うと事前に話しながら。

 そう、この歴史ではエイジ767の時点で大界王神がゼットソードを引き抜き折った事で老界王神の封印が解けていたのだ。

 だからこそ界王神2人がアルティメット化してたのだ。

 

「大界王神様、これが私が選んだ戦士達です」

 

「………孫悟空さんやベジータさんとかが居ないみたいですが………まぁ彼等は自力でもどうにでもなるでしょうね」

 

 そうしてニィープは潜在能力解放の話に乗った悟飯、ピッコロ、クリリン、天津飯、サタン、ヤムチャ、餃子、そしてギニュー特戦隊とクウラ機甲戦隊を呼び込むと大界王神は悟空達が居ない事を確認しつつ、あちらはあちらで大丈夫と判断して界王神界へと瞬間移動をした。

 

「む、むむう、本当に下界の者を呼び込んでしまうとは………」

 

「それを言う権利は無いぞキビト。

 何せそっちの先頭2人やその後ろの3人はお前さんより強いからのう」

 

 其処にはキビトと………ニィープの記憶にある15代前の界王神が既に居たが特に驚いた様子は見せなかった。

 何故ならシン達がアルティメット化した時点で老界王神の封印が解けた事を意味している事を6年前に悟り、そして今この日を待っていたのだから。

 

「それで、この者達の潜在能力を解放してやれば良いんじゃな?」

 

「はいご先祖様。

 そうする事で魔人ブウや魔導師バビディ一派、そして未来から来た暗黒魔界のミラとトワから我々と共に世界を守れる筈です」

 

 それから早速老界王神が潜在能力解放を口にして来たので大界王神がそれをイエスとして、更に下界の戦士と界王神で世界を守れると発言していた。

 本来ならこう言った荒事は破壊神の役割だが、あのビルスでは界王神が前に出っ張るしか無くなるので致し方無いと思いながら儀式を始める。

 因みに悟飯達は儀式に5時間、パワーアップに20時間の計25時間必要と言われた為、今がエイジ774でなくて良かったと感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

 ピッコロは老界王神の潜在能力解放の際に回想していた。

 それは今から4年前のエイジ769、ラディッツに頼み新ナメック星へと送って貰い其処でドラゴンボールで死者を蘇らせた。

 それは善人ではなく悪人………しかし今のピッコロには必要だと考えた存在をこの世に舞い戻らせたのだ。

 そう、地球の神の真の半身………ピッコロ大魔王を。

 

「ほう………我が子よ、あの世からじっくりと活躍は見させて貰ったぞ。

 まさかワシを今更復活させるとはな」

 

「俺の考えは貴様も分かっている筈だ。

 貴様は神の真の半身、だからこそそれを我が身と融合する事で俺は真のカタッツの子に成り潜在パワープールを広げられるのだ」

 

 ピッコロは自身の中にある真の力、それを引き出す最後のピースであるピッコロ大魔王と融合しようと考えたのだ。

 もう二度と未来21号の時の様な無様な姿は見せない、今度こそ悟飯や守るべきものを守ってみせると決意しての行動だった。

 故にラディッツも、ムーリ最長老達も誰一人として咎めず止めなかったのだ。

 そしてピッコロ大魔王は………不敵な笑みを浮かべながら自身の分身たるピッコロを見つめた。

 

「良かろう、ならば我が全てを受け取るが良い。

 どの道ワシはお前に全てを託したのだからな………ならばワシに出来るのはお前の力を目覚めさせる事のみだ…」

 

「良い心掛けだな。

 ではさらばだ、我が父よ…!」

 

 そうしてピッコロは自身の父の身体に手で触れ、その存在全てを受け取った。

 それにより神と融合した時よりパワープールが広がった事を感じ取り、残るはこれを如何に発揮するかを考えるのみだった。

 そんな時、畏れ多くも界王神界へ招かれると15代前の界王神より潜在能力解放をしてくれると言う話が出る。

 正に今の自分には渡りに船だった。

 故にこうして黙って儀式とパワーアップの措置を受け………そして、全てが終わった後に気を張り巡らせると今までと比べ物にならないパワーを感じ取るのであった!! 

 

「ひぇ〜、ピッコロも凄いパワーアップしたな………!」

 

「クリリンさんだって凄いですよ!」

 

 それから先に終わった悟飯、ピッコロは共に今の超サイヤ人3に変身した悟空達を上回るパワーを得ていた事を実感し、此処に界王拳・極を合せられるならば更に戦闘力を増せるだろうと考えていた。

 

「あ〜そうそう、今のお主達では界王拳とワシのパワーアップ状態………アルティメット化と今の大界王神は呼んでいたな。

 それの併用は不可能だから止めておくんじゃぞ? 

 お主達がより次のステージへ行ければそれに界王拳を併用出来ると思うが………兎に角今は止せよ?」

 

「むっ、其処まで上手い話は無いか」

 

 しかし老界王神に界王拳との併用は不可能と釘を差されてしまい、世の中上手い話はそんなに無いと思い知るピッコロとクリリンであった。

 が、それでも想定を超えるパワーアップに打ち震えるピッコロは、地球に帰った際にブロリーとクウラを相手に手合わせをしようと考えながら残る全員がアルティメット化会得を終えるまで待つのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 そうしてピッコロは大界王神の手で地球へ帰還した直後、念話でクウラとブロリー、悟空を手合わせをしたいとして呼び出した。

 それを聞きクウラ、ブロリー、更に悟空は共に笑みを浮かべていた。

 ピッコロが何処か遠くで悟飯達と共々パワーアップしたと感じ取っていた為、より高みを目指す壁や競争相手が生まれた事を歓迎していたのだ! 

 

「ふっ、どうやら貴様もかなりの力を手に入れた様だな。

 しかも、俺達を超える程の大きな力を………! 

 俺達は嬉しいぞ、強い力を持つ者が現れてくれる事をな」

 

「そして自らの手でそれを超え、真の最強を目指す為に挑む心!! 

 貪欲に強さを求める心!! 

 それに俺達は突き動かされ、より高みを目指したいと考えたのだ!! 

 そしていずれは真の頂へと辿り着き挑戦するのだ!! 

 その第一目標としてピッコロ、貴様から先ず飲み尽くして超えてやる………!!」

 

「んじゃ、行くぞピッコロ!!」

 

 クウラはそれぞれ最終形態より上の、しかし未だ未完成な物を使い込み高い戦闘力………4兆を超える戦闘力を叩き出した!! 

 更にブロリーも伝説の超サイヤ人3に変身し同等のパワーとなり大地を震わせる!! 

 悟空も超サイヤ人3に成り2人に少し劣る程度だが同規模のパワーを放出し大気すら震えさせる!! 

 それを見た大界王神は神術で結界を作り、4人が闘える環境を整える! 

 

「成る程、貴様達の目標は最終的にはビルス様に挑戦し超える事か………それならば、俺もタダでは超させる訳には行かんな!!」

 

【ボウゥ、ヒュウゥゥゥゥゥ!!】

 

 それ等を聞きピッコロは自身の真の力を静かに解放すると3人を遥かに圧倒的差があるにも関わらず突撃し格闘戦を仕掛ける!! 

 当然ピッコロはこの3人には手加減はしない。

 何故ならこの3人ならばいずれこの領域にも付いて来る事を察知してるからだ。

 特にクウラの現在の力は未だ未完成なのだ、完成した時どの様なパワーを出すのか………悟空もピッコロもブロリーも、此処に居ないニィープ達も楽しみにしているのだ!! 

 

「ワラァ、アダダダダダ!!」

 

「はぁ!!」

 

「ぬぅぅぅぅぅん!!」

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

【ビシバシガシドガバキビキグキビシドガァッ!!】

 

 更にピッコロはクウラを、クウラはブロリーを、ブロリーはピッコロ、悟空はブロリーを…兎に角4人はいずれかの1人を狙い拳と蹴りを放ち大乱戦に発展する!! 

 その一撃一撃は結界内を大きく揺らし、乱戦によって戦闘力が高いピッコロも攻撃が当たるがその戦闘力差で余りダメージを受けぬまま他の2人へ攻撃を仕掛けた!! 

 これによりクウラもブロリーも、悟空すら徐々にダメージが蓄積しボロボロになり始める!! 

 

「喰らえ、魔空包囲弾!!」

 

 更にピッコロは気弾を上空に撃ち込み、わざと避けさせて包囲網を作り出しそれら全てをぶつける魔空包囲弾を使用する!! 

 当然悟空、クウラ、ブロリーは更にボロボロになり今にもダメージ過多で変身が解けてしまうだろう。

 が、そんな事は3人には関係無い、何故ならもっと闘いたいと本能が訴え身体を突き動かすからだ!! 

 

「行くぞ、か〜、め〜、は〜、め〜!!」

 

【ギュイン、ギュルルルルルルルルルルルルルルルル!!】

 

 そして悟空は岩場に立つと超サイヤ人3の状態でのフルパワーかめはめ波をチャージし始めた!! 

 短期決戦用変身である超サイヤ人3のフルパワーでのかめはめ波を放つなら今がラストチャンスであり、以降はフリーザの100%パワーの様に徐々に戦闘力が落ちて行くので最高の状態で技を放ちたいのだ! 

 無論悟空はこの問題を改善しようと考えてるが………恐らく生者の身体では無理だろうと悟空は無意識で考え、しかしより上を目指そうと藻掻いていた! 

 

「フハハハハハハハハハハハハハハ!!」

 

【バチバチバチ、キュイイイイイイン!!】

 

 次にブロリーがスローイングブラスターをチャージし始める!! 

 しかしこっちの超サイヤ人3は何故かデメリットが無くずっと変身し続けられると言う悟空もズルいと思う違いがあった。

 これをニィープに相談すると、伝説の超サイヤ人の恵まれ過ぎた身体に超サイヤ人3のデメリットが在って無い様な物と説明され、当然の如くそんなのアリかとぼやく結果になっていた。

 

「ふっ!!」

 

【ギュオォォォォォォォォォン!!】

 

 更にクウラも結界内だからと張り切りスーパーノヴァをチャージし始めた!! 

 外に居る大界王神物とこれは大丈夫かと少し考え、結界を更に強度を高める様に術を掛け始めていた。

 その3人がそれぞれ東、西、南に立つ所に………北側にピッコロが立ち、もう魔貫光殺砲のチャージを済ませて何時でも発射する用意が出来ていた!! 

 そして、悟空達も技のチャージが終わり遂に放つ!! 

 

「波ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「スローイングブラスター!!」

 

「スーパーノヴァ!!」

 

「魔貫光殺砲ぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

【ブオォォォォォォォォォ、ドガァァァァァァァァァァァン!! 

 ピキ、ピキピキ、パリィィィィン!!】

 

 そして4つの必殺技は衝突し大爆発を起こし、当然の如く強化措置も入れた大界王神の結界は破壊され爆煙が辺り一面に噴出した!! 

 大界王神は爆煙に巻き込まれない様に空を飛び地上の様子を見ると………其処にはピッコロが悟空達を下して立っており、悟空達3人は今回は完敗だとしながらピッコロを見ていた。

 

「………勝ったのか、孫に………。

 そうか………俺は勝てたのだな………ライバルに………」

 

 更にピッコロは此処で初めて負け続けていた孫悟空に勝てた事に1つの目標を達成したと実感を持ちながら空を見上げていた。

 しかし悟空ならば直ぐに今の自分に追い付くだろう、そう考えたピッコロは慢心せずこれからも修行を行う様に心積もりをしながら悟空、クウラ、ブロリーに手を貸して立たせ、仙豆を食べさせるのだった。

 勿論クウラもブロリーもピッコロに敗北したのは悔しいので無言だが次は負けないと強さを更に追求していこうとしていた。

 

「………本当に、貴方方は頼もしい限りですよ、孫悟空さん達」

 

 それ等を見ていた大界王神は他の界王神達が無事だったあの頃の自分達の周りに居なかった超戦士達を見て慈しみの笑みを浮かべ、彼等がこれからも未来の為に闘うならば世界は安泰だろうと考えていた。

 事実地球が宇宙連盟に加入し、地球技術や料理も宇宙進出を果たしそれら全てをクウラ軍が纏め上げてる結果、第7宇宙の人間レベルの平均値は表宇宙の悪を吸い凝縮する暗黒魔界の存在がある為大きく下がってしまってるが、それでも表宇宙のみで4.40以上の数値にまで上がっていた。

 大界王神は先代よりの教えである清濁併せ呑む事で世界は成り立つ事を正しく理解し、あのモロの様な無秩序な悪の存在は許してはいけないがクウラ達の様な秩序的な悪がそれを制し、更に悪があってこそ正義や世界は真に成り立つのである。

 

「………先代様、私はこれからもこの宇宙を、この宇宙に住まう我らが子らを導き、道を説きます。

 なのでどうか、私やシンの背中をお見守り下さい…」

 

 そうして大界王神は笑い合う悟空やピッコロ、少し佇んでるクウラ達を見てから瞳を閉じて今も魔人ブウの中で眠る先代大界王神に思いを馳せながら、この第7宇宙をより良い宇宙へ神として導こうと決意を改めながらカイカイで界王神界へと戻るのであった。

 

 

 

 

 

 それからもZ戦士達の日常や驚きの日々は続いて行き、その中で悟飯が遂に…クウラが地球を今までミスター・サタンやその仲間達が守ってたと地球全土にぶっちゃけ宇宙警察地球支部署長に任命したお陰でオレンジシティ改めてサタンシティになった街で学校に通う事が決まった。

 その名はオレンジスターハイスクール、現在健全な交際をしているビーデルが通う学校であり名門校であった。

 チチやニィープは学校に通って私達以外の人間と交流なさいと言う課題を必要な経験として悟飯に出したので学校に通う事になったのだ。

 因みに宇宙人の交流のお陰で宇宙人達も同校に通ってたりと色々とそれ以前より様変わりしていたりするのだ。

 そして………迎えたエイジ774の4月7日、悟飯の初登校日が訪れた。

 

「それじゃあ父さん、母さん、伯父さん、伯母さん、悟天、ルリア、行ってきます!」

 

「行ってらっしゃい悟飯ちゃ〜ん!」

 

「頑張れよ悟飯!」

 

「行ってらっしゃい兄ちゃん!!」

 

 この日、悟空達とラディッツ一家は集まり悟飯の門出を祝う為に見送りに来ていた。

 更に学校への登校は宇宙人の中に空を飛ぶ者達も居た事で舞空術で通える様な環境が整い、悟飯の力を其処まで隠さなくても良い状態となっていた。

 これもクウラが宇宙連盟を立ち上げたお陰である。

 ニィープもこれによって悟飯がハイスクールに通う際に肩身の狭い思いをせずに済む様になると考え、クウラがそれに地球を加入させる話が出た時も親指を立ててGOサインを出したのだ。

 因みに法律関係はベリブル等が考えてるので抜け穴らしい抜け穴が余り無かったので犯罪者達はベリブルやクウラ憎しとなっているのはまた別の話である。

 

「いやぁ~、初めての学校………楽しみだなぁ!」

 

「悟飯く〜ん、おはよ〜う!」

 

「あ、ビーデルさん、おはようございます!!」

 

 そうして悟飯が初の学校にワクワクしている中、サタンシティの目の前にビーデルが飛んで態々待ってくれていたので2人でデート登校をしながらハイスクールへと行こうとした。

 

【バババババババババン!!】

 

「ちぃ、こら~!! 

 人質を解放して大人しく逮捕されろ〜【バシュウ!!】って危なっ!! 

 おい、街中で気功波を撃つんじゃない!! 

 もっと罪状が重くなるぞ!!」

 

「五月蝿え、フリーザ様をぶっ殺した裏切り者共の話なんか聞いてやるか!!」

 

 しかし、そんな2人の視線が街中に向くと銀行強盗が人質を取って銃を乱射し、更には現在もクウラ軍に従わないフリーザ軍残党が事件を起こしていたらしかった。

 オマケに人質の所為で緊急出動したクウラ軍や宇宙警察も手を拱いてるらしくこのままだと被害が拡大しかねない状況だった! 

 

「大変だ! 

 ビーデルさん、ちょっと行ってくるよ!」

 

「ええ、任せたわよ悟飯君!」

 

 其処から悟飯とビーデルはそれぞれ人質救出及び銀行強盗の鎮圧と周辺住民の避難誘導の二手に分かれて行動を開始する! 

 更に悟飯は時間を掛ければ大勢の人が危ないと判断し、超サイヤ人に変身して一気に銀行強盗達の背後を取る!! 

 

「うげっ、超サイヤ人!!?」

 

「だりゃぁ!!」

 

【ドガァッ!!】

 

 フリーザ軍残党は怨敵の超サイヤ人が背後に現れた事で一瞬焦り、その瞬間を悟飯は見逃さず先ずは人質を捕まえてるフリーザ軍残党兵を一撃で叩きのめした!! 

 更にフリーザ軍残党に協力している地球人の悪人のマシンガンによる攻撃も全ての弾丸をキャッチして地面に落とし、リロードしようとした瞬間に首に手刀を当てて気絶させる!! 

 

「く、くそう!! 

 俺は元はギニュー特戦隊候補と言われたエリートだ!! 

 超サイヤ人なんかに負けるk」

 

【ドゴォッ!!」

 

「おぐぇっ!!」

 

 そうして最後に残ったフリーザ軍残党兵を退治した悟飯は手を払いながら全員を宇宙警察やクウラ軍に引き渡してから空を飛んで何処かへと行く………様に見せて物陰に隠れて超サイヤ人を解いてからビーデルと合流する。

 

「お疲れ様、流石悟飯君ね!」

 

「いえ、当然の事をしただけだから。

 それにしてもフリーザ軍の残党か………クウラさん達も頭を悩ませてる奴等が宇宙に沢山居て、それが地球に来てるんだな。

 全く迷惑な話だよ」

 

「フリーザって昔悟飯君や悟空さん達が倒したクウラさんの弟ですっごい悪者なんでしょ? 

 そんな人の部下が未だ居るって凄まじい影響力があったのね、フリーザって人は」

 

 其処から徒歩でハイスクールに向かう2人は先程のフリーザ軍残党兵を見て未だ宇宙には悪党が居る上にフリーザの仇として地球を狙う輩も居ると知り少し憂鬱になっていた。

 特に悟飯はフリーザ、メタルクウラ、ボージャック一味、未来21号の闘いを経てもまだまだ無秩序な悪人が居る事に辟易し、更には今年はエイジ774、ミラとトワが決着をつけると宣告した年なのでより気を引き締めねばならないと思うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方ニィープはブロリー農場や悟空とチチの畑も傘下に置き、農業や建設、漁業やレストラン等の接客業と観光業と言った様々な業種に手を伸ばし、更に宇宙技術の第一輸入元となってるカプセルコーポレーションと業務提携し肩を並べる超大型企業グループ『ニィープコンツェルン』のCEOとして課税、傘下企業等への大まかな指示を済ませた後にパオズ山へと帰宅し、悟飯が居ない間に悟天とルリアの特訓に付き合っていた。

 それも超サイヤ人に変身して。

 特訓の内容はニィープに攻撃を当てる、敗北条件は地面に手がついてしまう事である。

 

「さあ、貴女達の本気で来なさい!」

 

『は~い!!』

 

【ギュビィィン、ギュインギュインギュインギュイン!!】

 

 するとルリア所か悟天まで超サイヤ人に変身し、高い戦闘力を見せ付ける!! 

 その数値はそれぞれ1200億と1000億、既に未来21号との闘いの際の悟飯所か自分達の超サイヤ人での戦闘力を超しておりニィープも末恐ろしいちびっ子達だと汗を掻いてた。

 

「悟天、私に合わせてよ!! 

 やぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「分かったよルリアちゃん、おりゃぁぁぁぁぁぁ!!」

 

【フォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォン!!】

 

 ルリアと悟天はニィープ相手に本気で攻撃し、ルリアに至ってはニィープの英才教育で急所攻撃等が得意になっていた(但し極悪人か修行時に自分達より強い親世代にしか向けない)。

 悟天もルリアに合わせて攻撃を仕掛けるが、矢張り戦闘力5250億のニィープに攻撃を当てることもままならず、しかも2人の手を知り尽くしてるので余計に攻撃が当たらなかった! 

 

「はい足元お留守!!」

 

【ガシッ!!】

 

『ああ〜!!?』

 

 それからニィープは足を引っ掛けて転ばせると、2人は地面に手をついてしまいまた負けてしまった。

 矢張り子供の上に過酷な環境で育たなかった分戦闘力が伸びたがその分戦闘技術が磨かれなかったので攻撃が素直過ぎるとニィープは感じていた。

 

「もう、ママは少しは手加減してよ!!」

 

「あのね、私は怖い敵と闘う為に腕を磨いてるのよ? 

 そんな連中が手加減してくれると思う? 

 私の修行はそれより少し想定を甘めにしつつ加減抜きでやってるのよ? 

 なのに手加減してって言うのは少し甘いわよ?」

 

 ルリアの抗議にニィープは意を介さず手加減しないとはっきりと告げ、悟天もルリアもいじけ始めていた。

 勿論これでも甘い方なのだが、これより甘くしてしまうと将来伸びる才能の芽が埋もれてしまうと考え、悟空達やラディッツすらも何も言わずニィープの修行方針を見守ってるのだ。

 

「………そうね、もしも私に攻撃を当てられたら何かご褒美をあげるわ。

 何事もモチベーションが無いと修行に身が入らないからね」

 

「えっ、良いの!? 

 じゃあ悟天、『アレ』やるわよ!!」

 

「うん、分かったよ!!」

 

 するといじけてる子供達にニィープは何かご褒美をあげると話すと、テンションが爆上げになったルリアと悟天はニィープを驚かせる為にトランクスやロスマとの特訓で得た秘密兵器の解禁をする気だった! 

 ニィープは子供の考えた技か何かかと考えていた………が、その考えは甘かったと次に目に映る物で悟る! 

 

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

【ギュビィィン、バチバチ、バチバチ!!】

 

「なっ、超サイヤ人2!?」

 

 何と悟天もルリアも超サイヤ人2に変身しさっきの戦闘力の倍の2400億と2000億の戦闘力を発揮しニィープを驚愕させる!! 

 しかも悟空農場に居た悟空やラディッツ、ブロリー農園のブロリーもチビ達の戦闘力に驚きパオズ山の修行場の方に目を思わず向けてしまっていた!! 

 

「う、うっそでしょ………7年前の私達より強いんだけど!?」

 

「行くわよママ!! 

 やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「だりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 流石のニィープも悟空やルリア達が対した修行もしてないのにエイジ767の自分達の戦闘力を上回るパワーを発揮した事に驚愕し、しかもその力で突撃して来た2人に思わず回避のみならずガードや反撃までしてしまい、更に超サイヤ人2の耐久力で強引に一撃を与えたルリアと悟天により少し痛がりながら後退って地面に手をついてしまった! 

 

「い、イタタタタタタ………まさか本当に一撃を貰うなんて思わなかったわ………」

 

「わ~い、やったね悟天!!」

 

「うん、ご褒美ゲットだ〜!!」

 

 しかも2人共超サイヤ人2の興奮状態下でもまだまだ平常心すら保ってしまってたので、新世代の戦士はヤベェと思いながらニィープは子供達に先を越されない様に修行に更に身を入れるのであった。

 ついでにこの後ご褒美としてルリアには魔法少女の変身グッズとゲーム好きなので新しいゲーム数品を、悟天には悟飯と一緒に遊ぶ為の某ライダーな戦士の変身セット、しかもどれも完全再現を謳うプレミアム物を買い与えるのであった。

 

「………まさか地球で育った次世代が此処までの強さを発揮するとは………矢張り地球は面白いな…」

 

 その様子を遠くから見ていたクウラは次世代戦士達の才能に笑みを零しており、自分達が引退した後も地球を任せてやれる者が居る事や地球の存在そのものに更なる期待を寄せながらパオズ山から中の都のキングキャッスルへと飛ぶのであった。

 近々執り行われる大規模な催し物の最終調整会議に参加する為に。

 

 

 

 

 

 

 

 一方悟飯とビーデルは余り顔を出し過ぎて有名になり過ぎると学校生活に支障を来たすと2人で相談し合ってた結果、初登校日からその対策の物が遂に出来上がったとして顔を出していた。

 皿にある重要な事があるのでギニューとサウザー達も見に来ていた。

 ついでに其処にはトランクスも居り、一体何なのかと思い見ていた。

 

「で、このスイッチを押せば良いんですよね?」

 

「そうそう」

 

【ピッ、シュン!!】

 

 そうして2人は渡された時計の赤いスイッチを押すと、服装がヒーロー番組に良くある物に変わり、顔も口元以外は完全に見えないヘルメットで隠され声でバレなければ誰か分からない(?)戦士になっていた! 

 

「うん、お揃いの衣装で格好良い!! 

 ありがとうブルマさん、こんな良いものを下さって!!」

 

「良いのよ、青春してる2人を応援してるからその選別よ!」

 

 その姿を鏡で見た悟飯、ビーデルはペアルック衣装に満足し、ビーデルも概ね満足しながら衣装を見て身体を回転させ浮かれていた。

 

「ねぇ悟飯君、早くポーズの練習をしましょうよ!」

 

「そうだね、ヒーローと言えばやっぱりポーズが必要だからね!! 

 ギニューさん、サウザーさん、ご指導お願いします!!」

 

『任せておけ2人共!!』

 

 それから悟飯、ビーデルは呼んでいたギニューとサウザーからポーズの指導を賜り、互いの良さを強調しキレのある動きで他者を魅了する2人用のスペシャルポーズを教わるのであった。

 それらを全て見ていたトランクスの感想と言えば…。

 

「………う〜ん、び、微妙………」

 

 原典の物語よりかはマシな物になったが彼の心には響かず微妙と呟いてしまっていた。

 もしも此処にニィープが居れば君もいずれヒーローの真似事をするんだぞと言ってやる所だったが、此処には童心を傷付ける悪女(ニィープ)は居ないのでトランクスが傷付く事は無かった。

 ついでに遊びに来たロスマも微妙と反応を零し、トランクスと感性が似ているのであった。




此処までの閲覧ありがとうございました。
はい、悟飯達のアルティメット化が早期解禁されました。
そして一時的に悟飯達が悟空達より強くなります…が、悟空達は直ぐ追い付くでしょう。
ついでにチビっ子達、超サイヤ人2に変身出来る事発覚。
才能の底知らずの悟飯もそうですが本作の悟天達もまたサラブレッドなのです。
因みにアルティメット化の倍率ですが人によって…具体的には明鏡止水に至れたか否か、或いは孫悟飯かみたいな感じで強化値も変動します。
ヤムチャ達が基礎最大戦闘力から50倍、クリリン達明鏡止水に至れた組と悟飯は2000倍上がります。
なのでヤムチャ達は1000億→5兆ですが、代表例で悟飯は110億→22兆になります。
戦闘力掲載は次回になりますがその時にまたよろしくお願い致します。
あ、後多分ピッコロさんに関してアレに成れるか否かで言えば、アレは神龍がオマケで引き出してくれた物=本人の素質なので、同じ事を老界王神のアルティメット化でやれば成れると言う設定にします。

次回もよろしくお願い致します。!
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