DRAGON BALL XP   作:”蒼龍”

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皆様おはようございます、第46話を更新致します。
昨日から39度超えの熱が出たりお腹が痛かったりで体調がかなり優れないのでストックも増やせてませんが、取り敢えず出来てる話を投稿致します。
そして自分、駄目そうなら明日の投稿を休むかも知れません。
全ては時間が経過した後、活動報告にでも書いておきます。
では、本編へどうぞ。


第46話 天下一武道会への準備。そして…動き出す戦士達!!

 悟飯がハイスクールに通い始めてから日を跨ぎ4月8日の午前1時頃。

 クウラはベリブルやキコノと共にキングキャッスルの会議室より出て首を鳴らしていた。

 

「ふっふっふ、地球には面白い催し物がありますね。

 これを宇宙規模にしてしまおうと言うクウラ様の発想には驚かされますね」

 

「偶には宇宙中の者達のガス抜きをしてやらんと犯罪等が宇宙連盟に加盟した星の中でも増加するからな。

 現に地球もフリーザ軍残党以外でも異星人による犯罪が増えて来ている。

 ならば此処で1つ宇宙のレベルとやらを見せ付けるのも一興だろう」

 

「宇宙警察に参加してたりする人のレベルを改めて見て犯罪をする気を無くすかも知れませんね………特に木っ端犯罪者辺りが」

 

 クウラ、ベリブル、キコノはキングキャッスル内に増えた設備として反重力を用いた通路に浮き、ベリブルとキコノは移動補助用の可動式手摺に捕まりながら話し合うと、キコノは資料を目に通し自身や科学者が担当する分野が多いと少し苦労の色を見せながらも楽しそうな様子を見せていた。

 フリーザの下ではいつ処刑されるか分からない恐怖政治だったが、クウラはそんな事をせずフリーザ以上に寛容的だったが為に労働環境も改善されてるからである。

 

「ではキコノ、カメラや会場の設計と完成はブルマやドクター・ゲロ達とも協力しながら抜け目無くしろ。

 俺とベリブルは資金を集めより良い物に仕立て上げてやる」

 

「ふっふっふ、コルド大王様の下で鍛えた話術を披露してやりましょう………」

 

 それからクウラとベリブルは更なる交渉へと赴き、キコノは急いで技術者達との合流を進めて自分達が計画してる者を成功させる為に動くのであった。

 そしてこんな時に空気を読まずに来るなよと何処かに居るミラとトワに向かって殺意を投げ掛けながら、クウラは次の交渉相手の下へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 悟飯とビーデルがブルマから衣装を貰い、ギニュー達にポーズのレクチャーを受けてから翌朝。

 悟飯は昨晩に悟天やルリアにもヒーロー………グレートサイヤマンの衣装を見せた所、2人には大受けだったらしくポーズもギニューとサウザー監修の為滅茶苦茶キレが良く、ニィープも無駄に格好良いと思ってしまってた。

 そんなこんながあってからも昨日みたいに登校………しようとしてまた宇宙人の犯罪者が暴れ回ってたので早速グレートサイヤマン2人の出番だった! 

 

「私達は、悪を絶対に許さない正義の味方! 

 グレートサイヤマン1号!!」

 

「同じく、グレートサイヤマン2号!!」

 

『悪者共、大人しくお縄につきなさい!!』

 

 悟飯とビーデルは無駄にキレがあり格好良い2人用のポーズを決めると犯罪者達は正義の味方を名乗るバカと判断して攻撃して来たが、結局は返り討ちに遭い逮捕された。

 更に通行人達もテレビで活躍中のギニュー特戦隊やクウラ機甲戦隊に続くニューヒーロー、グレートサイヤマンの登場に大いに盛り上がり、その日の内に地球中に新たなヒーローが現れたとして情報が拡散されたのであった。

 

 

 

 

「はぁぁぁぁ、元気玉!!」

 

『ギャイイイイイイ!!!?』

 

【ドォォォォォォンッ!!】

 

 同時刻、宇宙警察地球支部の緊急通報課で働くクリリンは地球侵略の為に違法栽培されたサイバイマンシリーズを仲間が少し引き付けてる間に集めた元気玉で吹き飛ばし、そして地球侵略を狙っていた犯罪者を逮捕していた。

 

「チクショウ、地球は未開惑星だから簡単に侵略出来るってデマだったのかよ!!」

 

「いやそれ何時の情報だよ? 

 地球はクウラさんが定住してる星だぞ、今まで情報が無かったのは未開じゃなくて秘匿されてただけなんだぞ?」

 

 更に哀れな侵略者はかなり古い情報で地球侵略を狙ったらしくクリリンも呆れて情報の訂正をする程だった。

 それを聞いた犯罪者は当然顔面真っ青になり、直後に項垂れながら宇宙警察用の車両に収容され衛星軌道上の宇宙警察地球署へと連行されて行くのであった。

 それからクリリンも他の隊員と共に車両で宇宙警察地球署へと戻り、書類作成を行っていた。

 

「ふう。

 今日の民間の被害と隊員側の被害の纏めと逮捕者の情報、漸く全て記したぞ。

 後はこれを提出して今回の通報案件は終わりだな」

 

「お疲れ様ですクリリン先輩! 

 残りの装備の整備等は自分がやっておきます!」

 

「ああ、任せるよ」

 

 それからクリリンは自身の上司である課長に報告書を提出しに向かい、問題無く受理されクリリンの今日の初仕事を終えた。

 それからクリリンは更に緊急通報課の日課であるトレーニング等に参加していた。

 

「おりゃりゃりゃりゃ!!」

 

「ふっ、はっ!!」

 

「198、199、200…!!」

 

 宇宙警察は出動時にはサイヤ人の所為で失われたツフル星人の技術を完全再現したキコノも脱帽するカプセルコーポレーション(と言うよりブルマ、ゲロ、21号)の改良を施されたプロテクターを装着し、更にはクウラ軍同様スカウター………但し、潜在パワーすらも測る様になった物も一応装備するがプロテクターには宇宙警察のマークが施され、これはクウラ軍も共通しているがスカウターの出す数値は基準と考え、真の戦闘力は肌身で感じろと徹底され気の探知技術も出来得る者は併せて習得が義務付けられている。

 

「はいぃぃぃや!!」

 

「ふぬっ、ふぬっ、ふぬっ、!!」

 

 その中でも緊急通報課の人員は何時でも出撃出来る様に身体を温めておき、更に自身の実力の研鑽を行っているのだ。

 しかも全員が気の探知のみならず高度な気の操作技術を会得し自在に戦闘力を操れるエリート中のエリートである。

 その中でもクリリン、天津飯は署長のサタンと同レベルの戦士であるが為地球署の中でも一目置かれる存在であった。

 

『緊急通報課のクリリンさん、天津飯さん、餃子さん。

 サタン署長がお呼びです、至急署長室へとお越し下さい。

 繰り返します、クリリンさん、天津飯さん、サタン署長が…』

 

「あれ、サタンが呼んでる? 

 何かあるのかな?」

 

「分からん、兎に角署長室へと行くぞクリリン」

 

 そんな日課が進んでいた午前10時辺りでクリリン、天津飯、更にパトロール課の餃子はサタンに呼び出されたので、トレーニングルームを出て更衣室で汗を拭きながら訓練服から通常の緊急通報課の隊員服へと着替えてエレベーターに乗り込み署長室へと入る。

 その中は幾つもの勲章や記念トロフィーが飾られ、更に独自のトレーニングルームも備え付けられつつ署長用デスクが置かれ、その椅子にサタンは座っていた。

 なお署長のデスクには写真立てが幾つか置かれており、そのどれもがビーデルや地球署の全員での記念撮影、そして今ではブロリー達も含めたZ戦士達がパーティーに集まった際の写真が大事に飾られている。

 

「お待ちしてましたよクリリンさん、天津飯さん、餃子さん!」

 

「ああ、待たせたなサタン」

 

「お待たせ!」

 

「今日も署長仕事お疲れ様サタン。

 それで、俺達に用事って何なんだ? 

 また俺達しか対処出来ない案件が舞い込んで来たのか?」

 

 署長の帽子とバッジ、更に署長服をすっかり着熟したサタンとクリリン達はフレンドリーに会話し、クリリンはまた自分達Z戦士案件かと確認を取っていた。

 Z戦士案件とはクリリンや天津飯、更に餃子やサタンのみならず悟空達Z戦士(ニィープや2代目大界王神が命名)が戦場に出る事で解決する案件であり、緊急性が高く宇宙警察やその上位組織のクウラ軍も頭を悩ませてる物である。

 この7年の間にもアナザークウラの様な存在が確認され、その度にZ戦士達がそれらを打倒し今があった。

 因みにこんなフレンドリーな応対は彼等の間柄でのみ許されるのは勿論の事である。

 

「いえいえ、今日はZ戦士案件では無くてちょっとした地球での催しの話ですよ。

 近々、地球の宇宙連盟参画とかで中止になっていた天下一武道会が再び開催される予定なんですよ。

 しかも何やら今回の大会は何時もと違うって噂が出回り始めてるんですよ」

 

「へぇ〜天下一武道会! 

 久々に名前を聞いたぜ!」

 

 するとサタンは天下一武道会が7年間の沈黙を破り開催される事を話し、更に何やら何時もと違う物になるとの噂を口にしながらタブレット端末に映る天下一武道会公式ネットページを見せると、トップページから豪華になってるとクリリンや天津飯は感じ頷いていた。

 

「それでクリリンさん、天津飯さん、餃子さん。

 私も今回はチャンピオンと言う地位に甘えず予選から参加しようと思ってるのですけど、Z戦士の皆さんも誘えるだけ誘って参加してみませんか? 

 久々に皆さんと本気の力で闘ってみたいですよね?」

 

「ふっ、面白そうだな。

 ならば早速皆を誘ってみるぞクリリン、餃子」

 

「分かったよ、天さん!」

 

「そうだな天津飯! 

 天下一武道会………本当に懐かしいぜ…!!」

 

 そうして窓の外の地球を見ながらクリリン達はそれぞれの思いを胸に乗せ、天下一武道会に意識を向け始める。

 そして3人でその日から数日間は必ず有給を取る為に今日の仕事をこなし、昼休憩に悟空達に連絡を取ろうと3人で決めたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 一方その頃ニィープコンツェルン本社ビルの応接室にて、すっかり社長服が似合う女になったニィープは応対する相手………ベリブルとクウラから渡された資料に目を通して頷いていた。

 

「成る程、お二人の持って来て頂いた資料に一通り目を通しましたが不備はありません。

 そしてこのニィープコンツェルンが出資し、莫大な経済効果を生む事も改めて確認させて頂きました。

 よって私はニィープコンツェルンCEOとしてこの企画………第25回天下一武道会に参画し、また私自身1人の選手として参加致します。

 ………この話をカプセルコーポレーションの次に持って来て頂き誠にありがとうございますクウラ様、ベリブル様」

 

「うっふっふっふ、サイヤ人の中でも賢かった貴女がまさか起業して最高経営責任者になるとは………世の中面白い事は絶えないとはこの事です。

 では、後程より綿密な計画を参画者や運営陣とで協議し合いましょう」

 

 其処に書かれた第25回天下一武道会の新企画資料を目に通し、急ピッチになるがカプセルコーポレーションやニィープコンツェルン、更にクウラ軍傘下の様々な人員を動員すれば1ヶ月で満足の行く物に仕上がり過去一盛り上がる武道会になると確信したニィープはベリブル、クウラと握手を交わした。

 ベリブルの相変わらずの含み笑みは苦手だが、それでも話せばちゃんと議論出来る人物なので社長としてのニィープは割り切っていた。

 

「そして、試合で当たった場合は無論手加減抜きだ。

 今の貴様の全力を見せろよニィープ?」

 

「勿論ですよクウラ様」

 

 更にクウラは珍しく容赦無い笑みを溢していたが、ニィープもそれに受けて立つと言う笑みを浮かべ互いに戦士として、ライバルとして対等の土俵に立ち気を少しだけ込めながら早く闘いたいとウズウズしていた。

 クウラも童心に帰り試合を楽しみたいと更に強さを得るキッカケになると言う打算の2つが主な感情な為、誰一人この光景に文句は付けられないのだ。

 無論文句を付ければ怒られるが。

 

「ではクウラ様、次はギョーサン・マネー氏の下へと赴き出資の交渉へ行きましょう」

 

「フッ、そうだなベリブル。

 では俺達はこれで後にする。

 天下一武道会までトレーニングは怠るなよ」

 

 それからクウラ、ベリブルは次の出資者候補に交渉へと向かうと、ニィープはそれを見送った後大急ぎでこの企画の話を全部門の重役達に報告。

 それからその重役達も部下達に忙しくなる事を伝えながらCEOに同行する交渉担当者、様々な準備が急ピッチでニィープコンツェルンとその傘下へと広がって行くのだった。

 

「ふふふ、これは色々面白くなって来たわ!」

 

 当然の事ながらニィープは前世の記憶よりも面白い事になったので心を躍らせ、次の交渉後は自身も選手として参加する為に修行と調整を整えようと考え、久々にラディッツと全力勝負も出来るかもしれないと考えながらニィープコンツェルンCEOとしての仕事も熟して行くのであった。

 全てはクウラ達が持ち込み、思い描く事になった未来予想図を実現させる為に…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方此処は悟空とチチの管理する野菜畑。

 其処では農家の服を着た悟空が既に出荷用の野菜等の具合を見ては良い状態の物を選んで行った。

 そうして市場へと卸し、その帰り道で強盗に金品を要求されたので「バカな事やってねぇで働け!」と割とブーメランの自覚がある発言が飛び出たり等した。

 そうして畑に戻ると其処にはニィープコンツェルン傘下の企業で営業を掛けてたラディッツと高利貸しの仕事後と思しきブロリーが居た。

 

「兄ちゃんにブロリー、一体どうしたんだ?」

 

「おおカカロットよ、今ニィープから天下一武道会についてのメールが届いたので優勝経験者のお前に聞きに行こうと思っていたのだ。

 其処にブロリーも居合わせたのだ」

 

「それで、天下一武道会とは何だ?」

 

 悟空は2人の口から天下一武道会の名を聞き懐かしいなと思い軽く説明すると、2人は少しミーハーな物なのだなと感じた一方でニィープのメールにはラディッツも参加なさい、ルリアも参加させると言う文言があったのでニィープが参加する気だとそれで察せられた。

 

「しかし、ニィープの奴は何故この大会に参加する気なのだ? 

 詳しい事は企業機密になるから言えんと書かれてるし分からんな」

 

「義姉ちゃんが参加すんのか…。

 んじゃあオラも久々に出てみようかな。

 後は他の出れそうなヤムチャ達にも連絡とってみて皆で出て優勝を競えたら良いな」

 

「ふむ………親父やニオは多分見る方が良いと思うが、ロスマにも声を掛けてみるか………」

 

 

 更にニィープが選手として参加しそうな雰囲気を悟った3人はそれぞれ知り合いや家族達にも連絡を取ってみて自分も参加するから一緒に出てみないかと話して回る。

 その中でクリリンも参加する気であった事や皆を誘う気だった事も聞き、丁度良い修行の成果を出せるかと思い

 働くサイヤ人達であった。

 因みに優勝賞金については近日公開とされてたので公式サイトでそれが発表されてからチチに話そうと決めていた。

 流石にお金が幾ら出るか分からない物に急に出ると言えば怒られるといい加減悟空も理解出来ていたからである。

 

 

 

 

 

 

 更に一方カプセルコーポレーションの重力トレーニングルームにて、ベジータとトランクスはトレーニングを繰り返していた。

 この時ベジータは既にトランクスが超サイヤ人2まで変身出来る事を知っており、一撃入れたら遊園地に連れて行ってやるも既に消化されていた。

 

「ベジータ、トランクス、ちょっと良いかしら〜?」

 

「あれ、ママ?」

 

「むっ、ブルマか。

 待ってろ、今重力を元に戻す」

 

 そんなベジータとトランクスにブルマが外から声を掛けて来たので、ベジータはトレーニングは一旦休憩にし中に彼女を招き入れた。

 すると何かの紙を持ったブルマが入室して来る。

 

「ブルマ、その紙は何なのだ?」

 

「ああこれ、ウチにクウラとその付き人のベリブルって人が来て天下一武道会をクウラ軍もバックに入って開くから私達も出資とか参画しないかって話が出たのよ。

 それで、この紙はちょっとベジータにも見せられない関係者以外閲覧禁止の資料よ」

 

「お前は社外秘を俺にベラベラ話して漏らしてる事に気付かないのか…」

 

 ブルマはベジータに社外秘を漏らしながら天下一武道会がクウラ等のバックで開かれる事を話し、ベジータもクウラとベリブルが直接回って開こうとする武道大会に興味が湧き始めていた。

 

「ママ、その天下一武道会って何なの?」

 

「昔孫君やクリリン達が参加してた武道大会よ。

 いや〜、今も色褪せない思い出だわ」

 

「ほう、カカロットとクリリン達が…。

 奴等は今回参加するのか?」

 

 更にベジータは悟空達地球に元から居た戦士が参加した大会と知ると更に興味が湧き、悟空達は今回参加しないかとブルマに聞き始めていた。

 するとブルマは待ってたと言わんばかりにベジータの携帯端末を持って来ていた。

 

「ほら、孫君とかに連絡してみなさいよ。

 それでベジータが出るか出ないか決めなさいな」

 

「ふっ、用意が良いな」

 

 ベジータはブルマの用意の良さに笑みを浮かべながら先ずは悟空に連絡を取り始めようとしていた。

 しかし向こうも電話中なのか中々出ず何してるんだと感じ始めていた。

 何時もなら直ぐに出る程農家として野菜を眺めているか修行してるかの2択しかない男なのに。

 最もベジータもトレーニングとブルマやトランクスとの外出以外は働くと言ってもブルマの作業の手伝い程度しかしていないので見事なブーメランになってるが。

 

「ねえねえママ、悟天達も出るなら俺も出て良いよね?」

 

「ええ、勿論よ」

 

「やったぁ!!」

 

 その間にトランクスがブルマに悟天達が出ると言う前提で一緒に出て良いかの許可を貰うと喜び、未来の彼とは全く異なる腕白坊主の様子を見せた。

 矢張り父と母、友や平和な環境が揃えば未来トランクスの様な控えめな性格にはならないのだ。

 最もこっちが普通の子供の感性と言えるので事情が異なるが。

 するとベジータは漸く悟空が出たので話をすると、向こうも誘うかと言う話だったので天下一武道会で他のサイヤ人達を下して王子たる俺が優勝してやると意気込むと、次にナッパにも電話を掛けた後トランクスと共にトレーニングに戻って行くのであった。

 

 

 

 

 その日の夜、ラディッツ達の家では食卓にニィープが辛さと旨さを極限まで追求した麻婆豆腐と餃子、更にラーメン等が並びラディッツ達は麻婆の辛さに汗を掻きながら味わっていた。

 因みにこの麻婆豆腐、ラディッツ一家以外で平気で食べれるのはクウラやブロリー位で他は美味いけど辛いと撃沈するレベルで辛かったりする。

 当然の事ながらチチやブルマには食べさせられない代物である。

 

「いや〜、ラディッツが天下一武道会に自分から出てくれるって言った時は嬉しかったわ。

 どんな風に誘おうか考えてたのが吹っ飛んだからね」

 

「ふむ………ニィープも出るのか。

 なら久々の決闘でもするか、互いの全てを賭けて?」

 

「試合で当たったらね」

 

 ルリアが見てる前で2人は決闘をするか否かを話し合ったりと、彼女視点で相変わらず夫婦仲が熱くて良いなと感じるラディッツとニィープの仲であった。

 そんな中でルリアは父も母も天下一武道会に出るなら自分も出ようかと考え始めていた。

 

「ねえパパ、ママ、私もその天下一武道会って奴に出て良いかな? 

 勿論試合で当たれば全力で闘うけどね」

 

「ほう、ルリアがゲーム以外で積極的になるのは珍しいな。

 良いだろう、なら俺達3人で上位を独占して近日公開となる賞金を掻っ攫おうではないか」

 

「ふふ、それ良いね」

 

 ラディッツ、ニィープは当然ルリアが出たいと言えば許可を出し、しかも3人で上位独占をして金持ちなのに賞金を貰おうもする貪欲さを見せた。

 矢張りサイヤ人なので闘いと其処から得られる物を得ようとする心は何時まで経っても変わらないのだ。

 

「そうと決まれば………バクバクバクバクバク、ご馳走様でした! 

 早速クソゲーの積みを今日の内で何個か解消するから明日から特訓しようねパパ、ママ!!」

 

「ええ………勿論。

 ………でもやっぱり、この子がゲーム好きになったのは良いけど何故かクソゲーハンターにもなったのか未だ分からないわ…」

 

 その中でルリアの口からいきなりクソゲーの積みと言う単語が飛ぶが、彼女は大のゲーム好きなのだ………が、クソゲーすらもこよなくプレイし、腹の底からそれを笑うのが日課なのだ。

 ニィープは地球の文化の中で育ったからゲーム好きになるのは歓迎だったが、何故クソゲーと言う人生の貴重な時間でやるのが正に無駄な物にすら惹かれてしまったのか理解出来ず笑みが引き攣るのであった。

 因みにラディッツも娘のゲームに付き合いはするが、クソゲーをやる気にはなれなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 所変わりドクター・ゲロの秘密研究所。

 今ではすっかりカプセルコーポレーションお抱えの研究者となったゲロと21号は久々に研究所に赴き、16号用のブルマ特製スカウターを参考とした新型パワーレーダーの設計図を作成していた。

 別にカプセルコーポレーションでやれば良かったのだが、これでも2人は夫婦なので2人だけの時間が欲しかったのもあるが、北の都に居る次男夫婦とエイジ768に生まれた孫のヘドに会いに行ったりしてるのだ。

 余談だが次男夫婦との仲は本来良くなかったのだが、様々な要因でゲロが丸くなり次男達に土下座しに行った事でやや改善するに至っていた。

 これもある意味歴史干渉による副産物の影響であった。

 因みに19号は今ではすっかりお茶汲み兼助手係になっている。

 

「ドクター、21号、セルが戻って来ました」

 

「むっ、セルが?」

 

「意外だったかなドクター、21号。

 これでも私をパーフェクトに生み出した2人には感謝しているのだ、親心あって定期的に顔を見せたくはあるのだぞ。

 最も私も寿命が長いのでどうしても修行の方に時間の比重を置いてしまうがな」

 

 そんな時に武者修行をしていたセルが21号の気を頼りに研究所に戻って来た。

 ゲロ自身セルの気質を考えて態々会いに来ないだろうと考えてたので意外だと言う反応を示していた。

 しかしセルはこの歴史では初めからパーフェクトに生み出した事や其処からより強さを追求出来る喜びも得られた事を感謝しており、意外にも生みの親に持つ感情は良い物である。

 21号はそれをちゃんと分かってたのでまだまだゲロが人付き合いに慣れてない事に少し笑みを溢していた。

 

「ふむ…そうだセルよ。

 武者修行から戻ったのなら良い知らせがあるぞ。

 どうやら近々天下一武道会が開かれ、それに孫悟空やベジータ達が参加するみたいだぞ」

 

「ほう、天下一武道会………孫悟空に惹かれてベジータ達も出るのか。

 フフフ、ならば今の私のパワーと彼等のパワーを競うのも中々良さそうだな」

 

 するとゲロはそんな親心をくすぐったセルにプレゼントと言わんばかりに悟空達が天下一武道会に出ると明かした。

 セルもそれを聞き自身のパワーがどれ程悟空達に通用し、差があるのか試してみたくなっていた。

 矢張りこの歴史のセルは悪事は特に考えず単純に強さの探求がしたい戦士となっていた。

 これも全てゲロがコンピューターへの教育に悟空抹殺を排除した事が起因となっていた。

 

「それと我々人造人間や、一応孫悟空達ももう共通の認識で居るが今年はエイジ774。

 ミラ達が語ったタイムリミットであり、ニィープが言うにはこの年は魔人ブウ復活からアクシデントが起こる厄介な年らしいから十分奴等やブウの復活には警戒するのだぞ。

 無論ワシは奴等が現れたら直ぐ様報告するからそのつもりでな」

 

「ああ、其処はしっかりと警戒しているとも。

 しかし………私なりに気になったので半年前に魔人ブウの封印された玉がある場所に大界王神やニィープと共に見に行ったが、それが無くなっていた事が気掛かりだ。

 既にミラ達に確保され時間の狭間とやらに移されてたら手出しが出来んので私にしては珍しく胸騒ぎがしているのだ」

 

「それはニィープさんから聞きました。

 ………矢張り歴史を知る上に時間移動する者に情報、行動のアドバンテージを得るのは難しいですね」

 

 しかし、そんなムードの中で魔人ブウやミラ達の話題で3人の表情が険しくなり、半年前の調査結果も併せてミラ達に先を越されてる事を懸念材料と考えてもいた。

 そしてそれはZ戦士達の共通認識であり、全員が何かしらの兆候があれば直ぐに行動出来る様に何時でも身体を整えているのであった。

 そんな胸騒ぎを抱えながらゲロ達は洞窟の外の空を見上げ、また他の戦士達も………特に悟空やベジータ、ラディッツにニィープは夜空に拳を向け、もう歴史の侵略者の好きにはさせないと拳を掲げるのであった。

 

 

 

 

 

「うふふ、いよいよ時が来たわ…! 

 さあ、今こそ暗黒魔界復活の時よ!! 

 行きましょう兄様、ミラ!」

 

「フフフ、感謝してるぞ未来のトワよ。

 あの蛆虫から洗脳を解いてくれた事をな。

 そして魔人ブウの玉も既に回収済みなのも抜け目無い…それでこそ、未来の時間軸の住人とは言え我が妹だ!」

 

「………いよいよ、奴等と決着の時だな」

 

 その一方時間の狭間にて、ミラとトワは既に魔人ブウの玉も悟空達の時代のダーブラも回収、解放しておりその際にバビディの殺害………ただの殺害では無く死して魂になった後も殺害し完全に無に帰す事にも成功していた。

 しかも歴史に無い闘いの中で未来21号と超サイヤ人ゴッドの衝突と言う途方も無いキリを生み出した事で魔人ブウ復活以外に様々な事をしてもお釣りが出るレベルで回収出来ていた。

 そしてエイジ774、もう天下一武道会の日を待つまでもない。

 直ぐに行動しあの歴史との決着をつけてやろうとトワも、そしてミラも決意していた。

 無論タイムパトローラーもまた来るだろうが、ニィープ達の知らない所で何度も何度も妨害を受けて来たのでそちらとも決着をつける腹積もりであった。

 こうして盤上に駒は揃った。

 そして…エイジ767以来の激動の年が、遂に幕を開けるのであった…!!




此処までの閲覧ありがとうございました。
このまま順調に時間が経過して行く……と思っていたか?(MAD風)
はい、ミラとトワがフライングで動く事が決定しました。
つまり………散々彼等と決着をつけるとか何とか言ってる時が訪れたのです。
オマケにダーブラは洗脳が解除されバビディ、本編に出る前に死んだ後魂も消されました。
しかもブウの玉も確保済みなので激闘は必至でしょう。
此処で悟空達の戦闘力を掲載致します。

悟空
基礎最大戦闘力:105億
超サイヤ人3:4兆2000億

悟飯
基礎最大戦闘力:110億
超サイヤ人2限界突破:4兆4000億
アルティメット化:22兆

ベジータ
基礎最大戦闘力:105億
超サイヤ人2限界突破:4兆2000億

ラディッツ
悟空と同数値

ニィープ
悟空と同数値

ナッパ
悟空と同数値

ピッコロ
基礎最大戦闘力(ピッコロ大魔王との融合後):120億
界王拳・極8倍:4兆8000億
アルティメット化:24兆

クリリン
基礎最大戦闘力:105億
界王拳・極8倍:4兆2000億
アルティメット化:21兆

天津飯
クリリンと同数値

サタン
クリリンと同数値

ビーデル
基礎最大戦闘力:105億
界王拳・極8倍:4兆2000億

ヤムチャ
基礎最大戦闘力:1000億
アルティメット化:5兆

餃子
ヤムチャと同数値

クウラ
最終形態:2兆3000億
??????(通常状態):4兆6000億
??????(4割完成):23兆3000億

ブロリー
基礎最大戦闘力:57億5000万
伝説の超サイヤ人3:4兆6000億

ニオ
ベジータと同数値

パラガス
悟空と同数値

17号
最大戦闘力:4兆7000億

18号
最大戦闘力:4兆5000億

16号
戦闘力(通常フルパワー):1兆2000億
最大戦闘力(エネルギー炉同調):4兆8000億

21号
戦闘力(通常時):1兆3000億
最大戦闘力(戦闘特化形態):4兆5000億

セル
基礎最大戦闘力:115億
パーフェクトセルバースト:4兆6000億

東の界王神
基礎最大戦闘力:18億
アルティメット化:3兆6000億

2代目大界王神
アルティメット化(常在化):6兆

ギニュー特戦隊
ヤムチャと同数値

クウラ機甲戦隊
ヤムチャと同数値

悟天
基礎最大戦闘力:20億
超サイヤ人:1000億
超サイヤ人2:2000億

トランクス
基礎最大戦闘力:22億
超サイヤ人:1100億
超サイヤ人2:2200億

ルリア
基礎最大戦闘力:24億
超サイヤ人:1200億
超サイヤ人2:2400億

ロスマ
基礎最大戦闘力:14億
伝説の超サイヤ人:1400億
伝説の超サイヤ人2:2800億

矢張りアルティメット化がバグってる………と思いきや、クウラも4割程新たな力を完成させてます。
クウラ様アレの完成スピード遅くねと思いますが、本作のクウラ様にとって新たな力の完成態は正に未知の領域に手を出す物なので本人も下手な暴発を防ぐ為にじっくり身体に馴染ませながら少しずつ完成に近づけてるのです。
もしも彼に21号以上に幾ら攻撃しても大丈夫な相手が手合わせに付き合ってくれるならもっと完成は早まると思いますが………。

次回もよろしくお願い致します!
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