天下一武道会………原作で飛ばされた部分ですが、出来るだけ書きたいな〜と思ってた物であります。
では、本編へどうぞ!
エイジ774の5月7日、この日は原典の物語通り天下一武道会が開幕する日であった。
しかし原典と違う点はミラとトワが魔人ブウ復活を早め、更にブウは破壊衝動の塊である最初の魔人ブウが消し飛び善と悪の2人が残り騒動が先に解決してしまっていた。
よってこの日の大会を邪魔する者は精々ヒルデガーン位………否、ジャネンバも居るだろうか?
兎に角ミラとトワが消えたので時期尚早に以上の2体が来る事は無いだろうとニィープは考えていた。
「はいはいお前達忘れ物は無いな?
なら早く乗った乗った!」
「待ってパパ、この携帯クソゲーを持って行ってトランクス君やロスマ君にも布教しなきゃ」
「こらルリア、他人にクソゲーを気軽に勧めないでよ!」
そんな中で孫一家、ラディッツ一家はニィープ所有の大きめの自家用機で空の旅をしながら南の都方面のパパイヤ島を目指そうとしていた。
その途中ルリアがクソゲーを持ち込もうとして来たのでラディッツと共に家に置いて行かせ、代わりに別のゲームを持って行く様に促す事件があったが自家用機は無事空へと飛び立ちゆっくりと快適に、但し受付時間ギリギリにならない様にキチンとタイムラインを作成しながら飛行していた。
その中で悟飯はルリアの渡されたヒーロー系ゲームをして時間を潰し、悟空とラディッツはイメトレをしていた。
因みにチチを説得し超サイヤ人に変身する許可も当然取っていた。
「それにしてもニィープさんは本当にお金持ちなんだな。
オラやチチには想像つかないレベル………それこそブルマさんのトコと大差無い位かも知れんだ」
「ええお義父さん、私やラディッツは色々頑張ってお金を必要なだけ貯めてますからね〜」
その間に牛魔王とも会話が弾みながら運転し、約2時間でパパイヤ島へと辿り着くと全員背伸びしながら空を見上げていた。
其処には軌道エレベーターが建てられており、地上が一般部門で軌道エレベーターの先の施設が超人部門の受付があるのだ。
自家用機をカプセルに戻してから周りを見るとZ戦士達やギニュー達全員がパパイヤ島へと辿り着き始め、全員挨拶を交わしていた。
「きゃー、ギニュー特戦隊とクウラ機甲戦隊よ!!」
「ミスター・サタンだ、ミスター・サタンと娘のビーデルさんが居るぞ!!」
「宇宙警察のクリリンさん達だ!!」
「凄い、クウラ軍の長のクウラさんまで居るぞ!!」
「ニィープコンツェルンの社長の孫果琳さんだ!」
すると周りの人間達が有名人達が集まっている事に気付くと黄色い声援が飛び交い始めると、呼ばれた者達は皆手を振るリップサービスを行うと更に声援が沸き起こり周りの者全てがニィープやクウラ、サタン達を歓迎していた。
悟空達もこの人気振りは予想外だったらしく驚いてばかりいたが、ニィープが咳払いをすると周りが空気を読んで黙り始めた。
この歴史の地球人は大体は礼儀正しくなっているのだ。
「さて皆、軌道エレベーターに乗って超人部門の受付へ行くわよ」
「こんなデケェエレベーターに乗るのはオラ初めてだぞ」
「オラもだ」
それからニィープを先頭に全員が軌道エレベーターへと乗り込むと、そのエレベーターは高速で衛星軌道まで上り始めるが中はショックアブソーバー等が完璧なのかとても静か且つ見晴らしが良い窓から地球がどんどん丸くなって行く事に子供達も悟空も悟飯も釘付けになり、そして宇宙空間へと出ると青い星が目の前に広がっていた。
その直後に軌道エレベーターは衛星軌道施設へと辿り着き、悟空達は全員降り始めた。
無論この施設の重力制御は完璧であり、無重力状態では無く地球の重力と同じ様に環境設定されていた。
「え~と、受付受付………あ、彼処ね」
「あっ、あのサングラス掛けた奴天下一武道会の司会だぞ!
おっす、久し振りだなおっちゃん!」
「あ、悟空さん達と………今大会の主催者であらせられるクウラさんではありませんか!」
ニィープは受付を探すと天下一武道会の名アナウンサーが超人部門の受付の片割れをしており、悟空達やクウラ達を共に見つけると悟空はまたとんでもない大物と知り合いだなとアナウンサーは思っていた。
その横にはクウラ軍の一員が居り、クウラやニィープ、更にギニューやサウザー達に頭を下げていた。
「いやぁ〜前回大会ではサタンさんが唯一の有望株だったんですがそれ以外はどうにも皆さんの様な迫力に欠けてて魂を唸らせる実況が出来なかったんですよ。
ですが皆さんが出てくれるならその心配は無さそうで何よりですよ!
武舞台はもう壊さないで下さいねマジュニアさん?」
「フッ、此方の会場は俺達の様な奴が闘う前提の舞台なのだろう?
ならば壊れる心配は無いだろうさ」
アナウンサーは矢張り悟空達が参加しない大会は盛り上がりに欠けてたと話し、かつての様な迫力に満ちた武を極めし闘いを間近で見たくて堪らなかった様であった。
しかしもう燻る時は終わりいよいよ本気の実況を観客達に届けようと既に心が燃え始めていた!
その横に居る受付のクウラ軍一般兵も凄い気迫だと思い始めていた。
「え、え~と、では先ず戦闘力を測らせて頂きます!
此方のスカウター、及び周りの機械はその人の推定戦闘力の最大値を測る物となり、更に機械タイプの人も測れる様に改良されてます!」
「ふぅん、ジジイの奴が頑張ったんだろうな」
それから特製スカウターと周りの測定器の説明をすると何と人造人間の様な者でも戦闘力を測れると話したのでとんでもオーバースペックの機械を生み出したなとニィープがブルマや21号を見ており、2人は視線を外して何のことやらと思っていた。
すると先ず17号から測定器に立ち、スカウターにも測られるとその戦闘力は28兆と言う数値をいきなり叩き出した!
「へぇ~、上手く測れてるんじゃないか?」
「んじゃ次はオラだな!」
「はい、貴方は………30兆!!」
それから悟空も超サイヤ人3の戦闘力込みで30兆と正確に測られると、ニィープはツフル星人製スカウターの性能を超えてる事にもうブルマやゲロ達の技術に驚かないと誓ってた為涼しい顔で自身も計測器等に測られると矢張り30兆と出て、次にクウラとブロリー、悟飯が35兆、ピッコロとクリリンも30兆、21号と18号が29兆と集まり参加する大体のメンバーが28〜30兆を行き来し、ヤムチャ達もアルティメット化を獲得してから戦闘力の伸びが良くなり25兆までパワーアップに成功し、悟空達に一歩及ばずとも喰らい付ける位置を保ち最前線メンバーを驚かせていた。
「次に子供の部の参加する子達ですね。
え~と戦闘力は………じゅ、15兆!?」
『んな!?』
そうしてチビっ子達も戦闘力を測った瞬間15兆にまでパワーアップしてた事で精神と時の部屋を使った事が此処で判明した。
悟天達は大人達を驚かせた事にハイタッチするが、直後ニィープやクウラ、ブロリーにラディッツ、更にはベジータや悟空から次からしっかり許可を取れとやんわり怒られるのだった。
他の母親達も合宿と嘘を付かずパパ達を驚かせる修行をすると言ってくれればちゃんと庇ってやったので少しお灸を据える判断を下すのであった。
「んじゃ、オラ達は観客席で見守ってるだ。
最初は子供の部から始まるから皆、頑張るだぞ!」
「うん、分かったよお母さん!」
それからパンフレットで超人部門の子供の部の予選が午前10時から始まり、終了から30分間休憩を取り本選が始まると書かれていたので大人達全員は観客席に赴き試合観戦をするのであった。
因みに軽食を買えたのでフランクフルトを食べる事が出来る者全員が頼むと予選開始時刻までにじっくり見られる客席を確保するのであった。
「さてカカロット、ラディッツ、ニィープ、ブロリー。
貴様の子達と俺のトランクスの何方が上か見届けてやろうじゃないか」
「良いだろうベジータ、だが勝つのは俺とニィープの可愛い愛娘のルリアだ」
「悟天だって負けてねぇぞ!」
「ロスマの奴が負けるとでも思っているのか?」
それからサイヤ人の男親達は自分の子が上だと何故か競い合い、それを見てた母親組はやれやれと手を挙げていた。
更にクウラ、ブロリーは悟天達が15兆の戦闘力を計測器で叩き出したので如何なる物かじっくり見届ける気であった。
これも矢張り次世代の地球の守護を担う戦士であるが故に今の内に改善点や長所を見抜こうと言う親世代の戦士の心意気でもあった。
セルと2人のブウはライバル達の子供が如何なる才能を見せるか楽しみそうな表情で見ており、ビーデルも悟飯と言った面々は全員応援する様子を見せていた。
『間もなく第25回天下一武道会超人部門子供の部が開催されます!
選手の皆様は4つの会場へと入場して下さい!』
するとアナウンサーの案内で間もなく予選が始まると案内されると多くの子供達が4つの会場に入場して来る。
そのどれもが戦闘力が10万辺りを超える逸材の為、将来的にクウラ軍に勧誘しようかと言う天才の集まりだった。
そして悟天達は全員別々の予選ブロックになったのかバラけており、誰かが予選でライバルに当たり何方かが蹴落とされる事はこれで無くなっていた。
「にしても地球人の子供にもこんなに強そうな子が隠れてるし、フリーザ一族の子供にも千差万別ではあるげど才覚ある子が沢山居るし、新ナメック星からも来てるわね〜」
「あの子達は戦士タイプだろう。
恐らくムーリ最長老が新たに生んだデンデより後の世代の者だろうが…成る程、戦士タイプらしく叩き上げれば伸びそうな才能を秘めてそうだ」
その予選会場には様々な種族の超人部門に入れた子供が居り、流石にもうサイヤ人は居ないがフリーザ一族の子供とナメック星人の戦士タイプの子供まで居たり、更には力を隠して暮らしてた地球人の子供も居りその他様々な将来有望の次世代の戦士が其処に居た。
最もニィープの見立てではあのナメック星人の子供とフリーザ一族の子供の中の一人以外は悟天やトランクス達が余裕で勝てるし、その子達も超サイヤ人2に成れば上回れると実力を見切り、取り敢えず武舞台から落ちて失格にならなければ4位までは悟天達が独占すると踏んでいた。
『ではこれより第25回天下一武道会超人部門子供の部を開催致します!
ルールは4つの武舞台に分かれた参加者の中で失格にならず立ち続けた4人ずつの計16人が本選へと出場する勝ち残り戦となります!
失格の具体例は気絶したり武舞台から落ちたり、また隠しナイフみたいな凶器を使ったらその時点で失格、負けになります!』
それからアナウンサーが実況席からルールの説明をし、大体の物はかつて自分達が出場した大会と同じだと悟空達は理解する。
明確に違うとするなら出場選手のレベルだ。
悟空達が大会に出なくなった後に地球人の子供にも戦闘力1000を超える子供が生まれて来ていたらしく、もし子供の頃所かラディッツ襲来前の自分達が戦ってたら負けてたとさえ思う程だった。
そして、それに近いかそれすら上回る子供があの場に立ってるので悟空達も予選開始は今か今かと待ち続けていた。
『それでは観客の皆様も超人とはどんな物か見たくてウズウズしてるので始めましょう!!
よーい、始め!!』
【ビュオォッ、バシバシバシバシバシバシ!!】
そうして総勢400人の子供達が一斉に戦い始め、全員が当然の如く舞空術や気弾を撃てるので地球人の子供すら凄いなと思う物があった。
地球人は一般の大人の戦闘力の大体の平均が5であるので1000超えは正に破格の数値である。
しかし、その中でも矢張り群を抜いているのは悟天、トランクス達4人だった!!
「えい、やぁ!!」
「おりゃあ!!」
「てい!!」
「はっ!!」
【ドガドガドガドガ、ダンッ!】
悟天達は近付いて来た選手を片っ端から加減しながら殴って舞空術による復帰も許さず武舞台から落とし、周りの子供達からコイツはヤバいと悟らせる程の力を有していた!
ベジータはフルパワーが15兆なのだから当然だろうと思いながら我が子の堂々とした立ち振る舞いに笑みを浮かべていた。
【シュン、バギィ!!
シュン、ドガァ!!】
【ポォウ、ドォォォォォォン!!】
更にニィープが注目したフリーザ一族の子供とナメック星人の子供が更に他の選手を蹴散らし始め、見る見る内に選手が1人、また1人と減って行き遂に1つの武舞台に25人、計100人の選手しか残らず地球人の子供もフリーザ一族の子供に粘り強く闘っていた!!
【バシィ!!】
しかし、矢張り戦闘力差が開いていた為ある程度力を込めたビンタを受けてその子供は脱落してしまった。
別にその地球人の子供は弱くなかった、現に戦闘力は1万3000はあるとんでもない逸材だったのだ。
しかし、沢山居たフリーザ一族の子供の中で最後まで残った1人はそれを遥かに超える力を持つらしく、矢張りニィープ自身の見立てでは超サイヤ人2に劣るがそれでも強いと思う存在であった。
「やぁ!!」
「ふん!!」
【バギィ、ボォォォォン!!】
その時ルリアとナメック星人の子供が激突し、そのパンチの威力で武舞台にはその風圧に耐えられる2人しか残らず予選Bブロックは試合が終了した。
因みに一般の観客達は本来ならその動きが見えない筈なのだが、観客席に備え付けられたモニターにはピックアップした選手の動きを完全に捉え何をしたかを克明に映すトンデモカメラだったので地球人の一般人は度肝を抜かれ、異星人達は地球も中々面白いと感じ始めていた。
因みにカメラはブルマとゲロ達の特製である。
「ほう、あのナメック星人の子供中々やるな。
ルリアのパンチを力を調節して相殺してたぞ」
「戦士タイプならアレ位は出来んとな」
どうやらナメック星人の子供はラディッツ達の目に留まり、極めて高い戦闘力のコントロールを行った事に感心していた。
ピッコロも口では辛口気味だが、次世代のナメック星人の戦士タイプ…ナメック星人の将来を担う守護者候補の誕生に歓喜しており、もしもあの子と何か関わりを持てたら手ほどきをしてやりたいとも考えていた。
「おっ、悟天とあのフリーザ一族の子供が残ったぞ。
しかもあっちの子、何かフリーザと違って礼儀正しいみてえで悟天に礼をしてっぞ」
「以前にも話したがフリーザ一族とは元来は大人しく善良な種族なのだ。
一族の突然変異である
よって
無論俺も一時は良い目を向けられなかったがな」
悟空達は悟天とフリーザ一族の子供に注目し、クウラが改めて元来のフリーザ一族の特徴を説明し、更にまだフリーザ軍と睨み合ってた頃の事を思い出しコルド達3名は一族達から恨み節を散々言われ忌み嫌われていた光景を振り返る。
当然コルドやフリーザがそんな事を気にする者では無く、寧ろ邪魔するなら同族も殺すとして恐怖の対象となっていた。
「えっ、でもクウラ様は一族から余りそんな恨み節を言われてなかったですよね?
しかも超サイヤ人と一緒にフリーザ達をボコったから英雄視されてますよね〜?」
しかしクウラは元々フリーザ軍とは違い無差別な地上げをせず犯罪惑星等を徹底して狙ってた為俯瞰的に見れるフリーザ一族達からはフリーザ達と何か違うと思われ、更に近年ではフリーザ軍を完全接収して宇宙統治しつつ同族の名誉回復も行ったので実はクウラこそが一族の救世主、英雄と評され今では畏敬の念を向けられているのだ。
そんな事をニィープが暴露すると尻尾で軽く小突かれてしまい頭を押さえる結果となった。
「戯れ合うのは其処までだ。
ロスマとトランクスの方のも終わった………つまりは本戦間近だ」
『Aブロック、Dブロック共に試合終了です!
以上の武舞台に残った16人の子供達が本戦で闘う事になります!
誰が決勝までコマを進めるのか今から楽しみですね〜!!
それでは30分間の休憩後に選手達には抽選会でくじを引いて貰い試合の組み合わせをして頂きます。
それまではご自由にお休み下さい!』
それからブロリーの言葉と共にアナウンサーが早速予選終了と抽選会を告知し、その間の30分は休憩となったので観客達は早速ポップコーン等を買いに行ったり負けた我が子を慰めに行ったり等をしていた。
「んじゃオラ達も悟天達の労いに行くんだべ!」
「ベジータとブロリーは少し甘えさせるのが下手だから私達母親が甘えさせないとね。
ね〜ニオ」
「そうね〜」
「はいはい、早速ルリア達の所に行くわよ」
それから母親達は早速悟天達の下へと向かい、それに悟空達も付いて行く形となった。
その間にクウラはフリーザ一族の子供、ピッコロはナメック星人の子供と接触出来ればそれもまた良しと考えつつチチやニィープ達の後を追う。
すると予選会場の入口から悟天達が早速走って来ていた。
「パパ〜、ママ〜!」
「俺たち頑張ったよ〜!」
「お父さんお母さん、兄ちゃん褒めて〜!」
「僕も頑張ったよ、父さん!」
「よっと、皆良く頑張ったわね〜。
次は本選だから気を抜かない様にね」
悟天達がそれぞれの親に抱き着くと皆褒めており、ベジータも抱く事は無かったが「良くやった」と声を掛け、ブロリーもぶっきらぼうに頭をワシャワシャと掻き回たりを珍しくしていた。
余程ブルマやニオに甘えさせるのが下手と言われたのが効いたのだろうと周りは思っていた。
そんな家族の一時の前にフリーザ一族の子供とナメック星人の子供が保護者同伴、しかもナメック星人の保護者は成長したカルゴであり悟空達に近付き、そして2人は親と共に頭を下げ挨拶をして来る。
「初めましてクウラ様、超サイヤ人や地球の戦士の皆さん。
僕はネーヴェと申します。
皆さんには巨悪であったフリーザ達を倒して頂いた事や名誉回復をして下さった事に一族全員感謝しています。
本当にありがとうございます!」
「俺はナメック星人のネリテス、つい最近生まれたばかりの戦士タイプだ。
ムーリ最長老様達から貴方達の存在を良く聞かされています、我々ナメック星人もまた地球の皆やクウラ軍の方々に感謝し切れない恩を貰いました。
俺が大人になり、1人前のナメック星人の戦士になれたら貴方達の力になる事を誓います」
フリーザ一族のネーヴェ、ナメック星人のネリテスは共にZ戦士達やクウラ軍の皆に感謝の念を抱き、互いに大人になった時は地球の力になると誓う等の義理堅い性格をしていた。
当然の事ながら悟空はやりたい事をやっただけなので其処まで感謝されるのはくすぐったいので少し頭を掻いていた。
するとクウラ、ピッコロが前に出て次世代の同族を見ていた。
「………ふむ、筋肉の付き方や感じられる気から鍛錬を毎日欠かしてない様だな。
面白い、ならば地球に定期的に来い。
この俺が直々に手解きをしてやる。
楽しみに待ってろネーヴェ」
「お前もだネリテス。
恐らくナメック星人の中でも強いお前は恐らく力を持て余しているだろう。
ならば地球に定期的に来ると良い、俺達はお前を歓迎し、今日闘う良きライバルや目指すべき領域を見せてやろう」
『あ、ありがとうございます!!』
クウラとピッコロ、それぞれの一族の中でも特に偉大な戦士とされてる者達に手解きの約束や地球への定期的な渡航を許された2人は子供らしい笑顔を浮かべると目を輝かせながら頭を下げていた。
その様子を見た悟空達は悟天達にとって初の異星のライバルが生まれた事に笑みを浮かべ、更に彼等に自分達の力を見せてこれを超えさせよう、そしてあわよくば自分達の後を追うライバルを作ろうと言う魂胆を持っていた。
矢張り悟空達もまた戦士なのだ、ライバルが多ければ多い程よりモチベーションが上がるのである。
『超人部門子供の部本選参加選手の皆様、抽選会の準備が出来ましたので大武舞台の控え室まで集まって下さい!
繰り返します、本選参加選手の皆様』
「あ、いよいよ抽選会らしいわね。
じゃあ皆、頑張ってらっしゃい!!」
『はーい!!』
それから直ぐに抽選会が始まろうとしたので悟天達はネーヴェ、ネリテスを交えながら本選武舞台控え室へと入って行き、悟空やニィープ達もそれを見送りながらポップコーンとチキンを買い食べながら次は本選観客席へ移動する。
其処でも良い席を確保してニィープやベジータ達はチビっ子戦士達の応援を盤石にしていた。
そんな中、もう悟空達に背後から馴染みある気が近付いて来た。
「あれ、界王神様達!
3人も天下一武道会に出るのか?」
「はい、と言っても矢張り界王神と知る者は少ないですがそれでも役職名で参加する訳には行かないのでシンは勿論私の本名であるケンで参加させて頂きますが」
「初めて大界王神様の名前を知れたわ」
シン、キビト、そして大界王神…ケンは仰々しい役職を隠して本名でお忍び参加する様で大人の部で当たった時は楽しみだと悟空達は思っていた。
因みにキビトは地球の天下一武道会が宇宙規模の大会になるとは思わず来た時から驚き、更に大界王神様達まで参加するので心労で倒れそうになりながらも付き人として参加したのは悟空達は知らない。
矢張り中間管理職の様な者は何処の世界でも苦労する立場なのであった。
『皆様お待たせしました、16人の選手の抽選が終わりましたので早速発表致します!
第1回戦、孫悟天選手対ロカロカ選手!
第2回戦、ネーヴェ選手対メロー選手!
第3回戦、ドーツナ選手対ラムイ選手!
第4回戦、フィッシュ選手対ロスマ選手!
第5回戦、ルリア選手対ロール選手!
第6回戦、ピナッツ選手対ココロ選手!
第7回戦、ネリテス選手対ロコット選手!
そして第8回戦、ケイク選手対トランクス選手!
以上の組み合わせで試合を進めさせて頂きます!!』
その間にアナウンサーが子供の部本選の組み合わせを発表すると、あの6人は上手くバラけたらしく準決勝になるまではチビっ子サイヤ人同士の闘いにはならず途中でネーヴェやネリテスを倒さねばロスマやルリアと闘えない様である。
更に悟天とトランクスは必然的に決勝戦まで対戦はお預けになり、ケンもほうほうと顎に指を添えながら見ていた。
更にブロリーはロスマと悟天が闘うかもしれないと知り興奮気味であった。
『では早速第1回戦を始めます!!
孫悟天選手とロカロカ選手は武舞台へ入場して下さい!!』
「おっ、始まるみたいだな…悟天、肩の力抜いて頑張れよ〜!!」
「悟天君、お兄ちゃんや私も応援してるからね〜!!」
其処から早速1回戦が始まるらしく、悟天はガチガチに緊張し壊れたロボットの様に入場すると悟空達が声を掛け、緊張を解させた。
ロカロカ選手は戦闘力4000はある地球人の獣人らしく、早速身構えて悟天が何時来ても良い様に迎撃態勢を整えていた。
悟天も緊張が解れたので早速礼をした後に身構え、勝つ気で身体中に気を流し馴染ませる!
『ルールは予選と同じく武舞台から落ちたり急所攻撃をしたり刃物等を使用したらその時点で負けになります!
それでは第1回戦、始め!!』
【シュン、ドガァ!!】
そうして試合開始の宣言直後、悟天はトップスピードでロカロカ選手の懐に入ると彼が壊れない様に加減しながら武舞台の外へと落とす!!
息をつかせぬ間に勝利した悟天に観客達は凄いと声を上げ、悟空達も見事な一撃だったと思い頷いていた!
『おぉ〜と、早速試合が決まってしまいました!!
孫悟天選手の勝利です!! (くぅ~コレコレ、こんな闘いが見たかったのです!!)』
そうして観客達の声援の中悟天は再び礼をしながら控え室へと戻って行き、ロカロカ選手は何が起きたと困惑しつつ重た過ぎる一撃だったと振り返り自分には勝てない相手だったのだなと悟り始めていた。
こうしてチビっ子選手の本選のトップバッターを見事に飾った悟天。
その悟天と闘える時を待ち侘びるネーヴェとロスマ達は悟天を出迎えると労いの言葉をかけるのだった。
そして悟天はロスマやネーヴェと闘える時を待ちつつ、次のネーヴェの試合に目を向けるのであった…!
此処までの閲覧ありがとうございました。
ネーヴェとネリテスについてですが、彼等はチビ世代の戦士と言う事で余程の事が無いと前線に出ないでしょう。
更にチビ達、15兆までパワーアップしましたが………悟空達も28〜35兆までパワーアップしてます、35兆は言うまでもなくクウラ、ブロリー、魔人ブウです。
そして、次回から天下一武道会の子供の部本選を描いて行きます。
次回もよろしくお願い致します!