DRAGON BALL XP   作:”蒼龍”

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皆様おはようございます、第54話目を更新致します。
異聞魔人ブウ+α編もいよいよ佳境に入りつつあります。
その中で6万UAを達成致しました、閲覧してくださる皆様、本作を見てくださり誠にありがとうございます。
これからも本作を頑張って更新致しますのでこれからもよろしくお願い致します。
では、本編へどうぞ!


第54話 あの世が滅茶苦茶に!?地獄の死者達の復活!!

 この世の地球で天下一武道会が開かれ、無事閉幕してから2週間が経過したある日の事。

 あの世では悪人の魂の悪の心を洗うスピリッツロンダリング装置の管理を任されたサイケ鬼が相変わらずラジカセを鳴らしながらメンテナンスをサボっていた。

 この鬼の素行は大界王神も知っていたので閻魔大王に直させる様に命じたが余り効果が無く、サボりを直したかと思えば直ぐにまたサボる様になり閻魔大王も呆れていた。

 そして機械はメンテナンスを怠ればどうなるか…それは考えるまでもなかった。

 

【ドォォォォォォン!!】

 

 タンクの入れ替えをしなかったスピリッツロンダリング装置は原典の物語通り無事爆発し、サイケ鬼を悪の気の煙が包み見事ジャネンバが爆誕する結果となった。

 そしてジャネンバが生まれれば当然原典の物語通り閻魔大王が封印されあの世の法則が滅茶苦茶にされて死者達が復活し始める。

 この事件は後々大界王神が閻魔大王や鬼達に大目玉を喰らわせる羽目になるのは少し先の話であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日、ニィープはクウラや悟空、ベジータにラディッツ達に特製麻婆豆腐を振る舞い辛いと言わせながらバクバクと食べさせていた。

 何でもクウラはこの麻婆豆腐の味が気に入り、他の中華料理と共に食べて身体を温めたい時にニィープに作る様にしているのだ。

 それを悟空やベジータも不意に食べたいとなってニィープの家を訪れて辛さに悶えつつもその美味さの虜になっていた。

 そんな平和な日が続く日常であった………のだが、此処で悟空達の気の探知に引っ掛かる存在が地球に現れ始めた。

 

「うん!? 

 この気は………ボージャック達じゃねぇか!?」

 

「それだけでは無いな、フリーザ軍一同にアナザークウラ、それに俺がかつて始末したならず者共の気まで混じってるな」

 

「うげっ、これってもしかしなくても………」

 

 悟空達は死んだ悪人達の気を感じた事を不可解に思っていた所でニィープがマジかよ的な表情を浮かべていた。

 ベジータやラディッツはニィープのこの反応からN.K.(ニィープの前世の記憶からの知識の略語)にある現象と悟ると魔人ブウの後も事件に事欠かさないと言う言葉を正しく理解した瞬間でもあった。

 

『お~い悟空〜!! 

 た、たたたたたた大変じゃ〜!!』

 

「あ、界王様!」

 

『あ、あの世で異常事態が発生して閻魔大王の奴が封印されてしまった!! 

 その所為で死した者は天国か地獄へ行くと言うあの世の法則が滅茶苦茶になって、悟空やクウラ達に恨みがある悪人共がみ~んな蘇って地球で暴れようとしているんじゃ〜!!』

 

 

 其処に界王の念話が届き、閻魔大王の身に何かが起きてあの世の法則が狂ったと叫んでいた。

 ニィープは頭の中で「(これジャネンバじゃん………)」と何処かルールに厳しそうなケンが居るから大丈夫かなと思ってた案件が起きた事に頭を悩ませていた。

 すると、其処にカイカイで移動して来たケン達界王神組が現れた!! 

 

「あ、大界王神様!!」

 

「皆さん、事態は北の界王の言う通り深刻です!! 

 閻魔大王が封じられてるので今死人が幾ら死んでもまたこの世に出戻りが可能になってしまい、我々が抑え込める範囲を超える可能性があります!! 

 そしてこのまま死者が蘇り生者を呑み込めば………最悪ビルス様の怒りを買い破壊されてしまいます!!」

 

「げっ、マジか!! 

 おいカカロット、ベジータ、クウラ様、呑気に食べてる場合じゃないぞこれは!!」

 

 ケンは北の界王が焦る深刻さをビルスの怒りを買うと言う最凶罪悪ワードを出す事でより現実的に捉えさせ、ラディッツもそれを聞いてテーブルから飛び上がり悟空やベジータも今食べてる分を掻き込んで飲み込んでいた!! 

 クウラも折角ビルス挑戦組が此処まで強くなったのに下らない理由でそれが台無しになるのは避けたい上にならず者がのさばるのはクウラ軍としても看過出来ないので早速最終形態に変身していた!! 

 

「閻魔大王に何が起きたかは北の界王の念話等を交えて説明しますので先ず悟空さん達はバラけて地球で暴れそうな蘇った悪人達を再び倒して下さい!! 

 こんな事態なので我々界王神も皆さんのお手伝いをさせて頂きます!!」

 

「サンキュー大界王神様!! 

 んじゃ兄ちゃん、義姉ちゃん、ベジータ、クウラ、一旦手分けして対処すっぞ!!」

 

「無論だカカロット!! 

 急げよお前達、全速力で飛ばせぇぇ!!」

 

【ビュォォォォォォォン!!】

 

 それから悟空達も超サイヤ人に変身してから一旦バラけて飛び立ち、悟空はデート中だった悟飯、ビーデルと。

 ベジータはクリリンと18号、更に21号と。

 ラディッツはピッコロ、悟天、トランクスと。

 ニィープはブロリー一家とルリア、17号と16号と。

 クウラはセル、魔人ブウと合流してから手分けして悪人達を狩り始めた!! 

 其処に老界王神や北の界王が地球に居る戦士達に念話を飛ばして来ていた! 

 

『先ず閻魔大王に何が起きたかと言うと、あの世の悪人達の心を洗い流すスピリッツロンダリング装置と言う装置が壊れて1人の鬼が化け物に変わってあの世とこの世の出入り口の閻魔界を封印しおったのだ!! 

 それによってあの世の法則が滅茶苦茶になったんじゃ!!』

 

『更にそのスピリッツロンダリング装置の管理する鬼の素行を直す様に閻魔の大馬鹿モンに大界王神の奴が再三忠告しとったんじゃが………どうにも閻魔の奴が深刻に受け取らなかったのか、それとも鬼自体がバカ過ぎたのか知らんが件の装置がぶっ壊れてしまったんじゃ!! 

 そして、儂と北の界王がその鬼が装置内に溜まりに溜まった悪の気で変化した化け物を探している!! 

 居場所が知れたら悟空達で何とか倒してくれ、あの世の戦士で期待出来そうなのはパイクーハンと言う戦士だけじゃ!!』

 

「………要は大馬鹿野郎のサボりでこんな事態になったのだろう!! 

 全く何なんだ、その地球で流行ってる現場◯案件の様な物は!!!!」

 

 北の界王や老界王神の説明を受けた悟空達はその化け物が原因で起きた事件でありつつも大元は鬼がサボり、閻魔大王がそれを見過ごした現場◯と言う何かに付けて「ヨシ!」と脳死の流れ作業でチェックを怠り重大事故に繋がる物を連想し、クウラに至ってはまんま口にする程怒鳴り散らかしていた。

 これには大界王神も珍しく頭に血管が浮き出ており、ニィープも念話越しに大きな溜め息を吐くと全員に本当に下らない理由で事故が起きたと雰囲気で察せさせた。

 現場経験豊富なベジータやギニュー達も途中から聞いて呆れており、そんな皺寄せを地球に持って来るなとさえ思う者まで居た程今回の事態は呆れる物であった。

 

「むっ、悪人共が動き始めた!! 

 皆、一旦念話は中断して闘うぞ!!」

 

 そうこうしている間に悟空の方で敵が動き始めた事が察知されたので念話は一旦中断し戦闘に入る事となる! 

 悟空のみならず悟飯やクウラの方でも同様に動きが見られたので早速Z戦士達総出の死人の送り返しが開始される! 

 念話を中断された北の界王や老界王神はサイケ鬼が変化した化け物を乱れた閻魔界の中から見つける作業を進めながらZ戦士達の勝利を信じるのであった…! 

 

 

 

 

 

 

 

 悟飯とビーデルはフリーザと遭遇し、悟飯が身構えた所フリーザはふむと何か値踏みする様な仕草を見せる。

 そんな様子に悟飯はフリーザが何を考えているのかを探りながら闘おうと初めから油断せずアルティメット化していた。

 

「成る程成る程、それが孫悟空の息子…確か孫悟飯と言いましたね。

 貴方の最大戦闘力と言う訳ですか」

 

「っ、その発言………お前気の探知が出来るのか………?」

 

「えぇ、トレーニングの環境が整わない地獄で結構苦労しましたが修得出来ましたよ。

 それにしても今の私ではまだまだ貴方にすら勝てそうに無いですが………ふふふ、まぁ良いでしょう。

 蘇ったからにはこのまま闘わせて貰いますよ!」

 

 フリーザは何と気の探知を身につけ彼我の戦力差を十全に理解しながらも悟飯に襲い掛かり始めた!! 

 その力はかつての旧ナメック星での戦闘力を大きく上回り4兆にまで届く程であった!! 

 しかもこれでもまだ本気を出していないとさえ思えてならなかった!! 

 この時悟飯はクウラがあの黄金のオーラを纏う姿………まだ未完成とするあの力を何度も目撃しているのでフリーザもあの力を得る可能性が高いとこの場で悟った! 

 悪の気が衰えず明らかに改心してる様子の無いフリーザがアレを得れば手が付けられなくなると考え、全力でフリーザの打倒を目指した!! 

 更に悟飯は他の悪人がもっと強くなってる可能性があるかも知れない………そんな嫌な考えが頭を過るのであった。

 

 

 

 

 

「ぶるぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「うぉぉぉぉ!!!!」

 

【ドォォォォォォン!!】

 

 その頃セルはスラッグと戦闘を開始していたが………既にセルは超サイヤ人2相当の戦闘力を発揮している、つまり通常のパーフェクトセルの状態なのだが………このスラッグは可笑しい!! 

 明らかに戦闘力が超サイヤ人2並にパワーアップしてるではないか!! 

 かつて3000万程度の戦闘力だったと記録されていた者が死してなおパワーアップしている異常事態に不可解さを感じていた!! 

 

「フハハハハハハハハ!! 

 地獄でフリーザやクラッシャー軍団どもと共に地球戦士への復讐を誓いトレーニングした甲斐があったぞ!! 

 お陰で今では伝説の戦士である超サイヤ人のパワーを追い越すに至ったのだ!!」

 

「ちっ、地獄ではトレーニングなど出来ないと大界王神やニィープが語っていたが………まさか閻魔大王め、地獄の監視を怠ってたか!!」

 

 そのカラクリがスラッグの口から語られた瞬間、閻魔大王はスピリッツロンダリング装置以外にもやらかしたのかと感じたセルは少し苛立ちながらパーフェクトセルバーストへと変身し、30兆のパワーを一気に発揮する!! 

 突然の圧倒的なパワーアップにスラッグは驚き、セルのパンチやキックが面白い様に当たり始めた!! 

 無論スラッグもやられっぱなしでは無いので巨大化して戦闘力を18兆までパワーアップさせたが、矢張り焼け石に水所か的がデカくなっただけの結果になった! 

 しかし………スラッグがこの調子なのでターレスと言うサイヤ人も悟空達と同様に超サイヤ人無いし超サイヤ人2以上に成れるかも知れないと考え、セルも悟飯と同様に嫌な汗を流し始めていたのだった! 

 

 

 

 

 

 

 

 

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

「ははは、そうだ、全力で楽しもうぜ同胞!!」

 

【ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!!】

 

 一方その頃、東の都付近でラディッツとニィープはクラッシャー軍団と交戦していた!! 

 取り巻きは既に撃破していた………が、ターレスが超サイヤ人2に変身すると言う想定外の自体が発生して困惑していた!! 

 何故コイツが超サイヤ人に覚醒出来た、穏やかなサイヤ人では無いのにとラディッツとニィープは考えていた!! 

 

「へっ、地獄からお前達の活躍を観ていたぜ………成る程、超サイヤ人のメカニズムはそんなカラクリだったのか。

 通りで現代のサイヤ人では変身出来ない訳だぜ。

 だがな………1度カラクリを知れば精神統一のトレーニングで穏やかさを手に入れるのは訳無かったぞ!! 

 お陰で俺は今最高の闘いがこの瞬間に出来ている、貴様達には復讐をすると共に礼を言わなきゃな!!」

 

「精神統一………イメージトレーニング………だぁぁぁぁぁぁもう!! 

 何で地獄で、死人共が、修行出来る環境があるのよ!!」

 

 更にターレスが超サイヤ人に覚醒出来た理由を語るとニィープはいい加減キレてしまい、大界王神であるケン経由で閻魔大王達の給料等を減給処分を喰らわせないと気が済まない程のガチギレを起こしてしまっていた! 

 ラディッツもあの世の杜撰な管理に頭を痛めつつパワーを貯め始め、超サイヤ人3に変身する用意を整え始めていた………が、ターレスはそれを見て嗤っていた!! 

 

「ふっふっふ、超サイヤ人の壁を超える………面白い発想だったな。

 お陰で俺も………実力を大きく伸ばせたぞ!! 

 はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

【ギュビィィン、バチビシ、バチビシ!!】

 

「………まぁ、なってるだろうな、超サイヤ人3に!」

 

【シュン、ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!!!!】

 

 ラディッツとニィープが超サイヤ人3に変身した瞬間、ターレスも合わせて超サイヤ人3に変身しとんでもない速度の戦闘が繰り広げられ始めた!! 

 ターレスの現在の戦闘力は25兆………自分達に一歩劣る程度だがそれでも超サイヤ人3に変わり無い為油断も慢心も出来なかった!! ラディッツとニィープは蘇った過去の悪人が異常なパワーアップをする現状に嫌気が刺しながら拳を振るい、気弾を放ちながらターレスの処理を進めるのであった! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 更に所変わり、悟空は何かに導かれる様にギザード荒野へと降り立つと、其処には緑色のプロテクターを着ているサイヤ人の男………ターレス所か自分にそっくりな男が立っていた。

 周りにはその取り巻きらしき者達が居り、悟空の姿を見て何処か頷きながらリーダー格の男に視線を向ける。

 そうして悟空はその男に対しある確信を持ちながら声を掛け始めた。

 

「………あんた、オラの父ちゃんなんだろ? 

 オラ、昔の事は頭打ってあんま覚えてねぇけどよ………あんたと母ちゃんの顔だけは忘れられなかったらしいんだ。

 ………久し振りって言えば良いかな、父ちゃん」

 

「へっ、俺の倅としてはバカタレなラディッツと比べても甘ちゃんで俺の息子かと疑う様な奴と思っていたが………成る程、良い顔をする様になったじゃねぇか、カカロットよ!」

 

 そうして悟空とその男………ラディッツとカカロットの父バーダックがサイヤ人らしい笑みを浮かべながらも何処か息子達が大成した事を喜ぶ姿を見せていた。

 しかし、悟空も此処に来たからにはやるべき事は決まってるとして身構えると、バーダックも「それで良い」と短く呟き、互いに超サイヤ人2に変身しながら空気を震わせる!! 

 周りを囲んでいるトーマやパンブーキン、セリパ、トテッポ達の4人は周りに集まりつつあるならず者共がこの親子の闘いを邪魔立てしない様にすべく、全員超サイヤ人に変身すると威嚇し始めた!! 

 

「俺は余り言葉を交わすのは苦手なんだ。

 だからサイヤ人らしく拳で語り合おうぜ、カカロット!」

 

「ああ、良いぜ父ちゃん! 

 ………行くぞ!!」

 

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

 

【ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン、ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!! 

 ババババババババババヒュン、ドガァァァァァァァン!!】

 

 その直後に悟空とバーダックは戦闘を開始し、激しい格闘戦と気弾の応酬を繰り広げながら衝突を繰り返す!! 

 更にその拳を交わらせる度に悟空にはバーダックの生き様が、バーダックには悟空が歩んだ軌跡が刻み込まれ互いに心から笑っていた!! 

 自分の父は兄が語った様に偉大な男だと、自分の息子は地獄で見た様に闘いが好きな優しいサイヤ人と言うチグハグながら大きな存在になったと、このやり取りだけで分かり合えたのだ!! 

 

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』

 

【ギュビィィン、バチビシ、バチビシ!! 

 ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!】

 

 更に此処からギアを最大限まで上げて2人は超サイヤ人3に変身し、30兆と超サイヤ人3同士の闘いが巻き起こり粉塵が舞い岩場が崩れ地形が変わり、空気が振るえる決闘が巻き起こった!! 

 その過程をトーマ達は黙って見届ける中………其処から少し離れた所でならず者達を叩きのめした女の超サイヤ人がバーダックと悟空をジッと………慈しみの笑みを浮かべながら見ていた。

 

「………ふふ、バーダックったら久々に楽し過ぎてあんなに笑って………………………カカロット、大きくなったね………」

 

 その女サイヤ人の名はギネ、悟空とラディッツの母でありバーダックの妻である。

 ギネはトーマ達と共にバーダック達の決闘の邪魔にならない様に周りのならず者を倒しつつ、2人の闘いがより正確に見られる場所を陣取りながら少しだけ泣いていた。

 あんなに小さかったカカロットが此処まで大きくなってバーダックも認める強者になった………それが何より嬉しかったのだ。

 無論この場に今居ないが、気の探知でターレスと言うサイヤ人と闘うラディッツにも同様の感情を向け、またニィープが長男の妻になり可愛い孫を生んでくれた事にも笑みを浮かべながら悟空とバーダックの対決をジッと見届け続けるのであった。

 

 

 

 

 

 

「死ねぇ、この世界の俺ぇ!!」

 

「貴様もいい加減しつこいぞ、アナザークウラ!!」

 

 所変わって月面にて、クウラは復活したアナザークウラに狙われたので宇宙空間に飛び出して月で戦闘を開始していた!! 

 当然クウラは黄金のオーラを纏い何度も何度もアナザークウラを殺しているのだが………その度にアナザークウラはあの世の法則が乱れているのを良い事に復活してはクウラに襲い掛かるを繰り返していた!! 

 閻魔大王の失態に加えて風呂場に染み付いたカビよりもしつこいアナザークウラの粘着にクウラはとうにキレており、既に額に青筋が浮かぶ程のガチギレをしながらアナザークウラを殴り付けては殺していた!! 

 

「クソが、矢張り閻魔大王が何とかならんとこの状態が続くか!! 

 北の界王、老界王神、早く元凶の化け物を見つけろ!!」

 

 珍しく口悪く愚痴を吐くクウラは北の界王と老界王神を急かして元凶たる化け物の発見を急がせる! 

 その間もアナザークウラが復活しまた襲い掛かって来たので今度は嬲り殺しにしながら別世界の自分の心を圧し折りに掛かるのだった!! 

 更にその上空では魔人ブウが未来21号に喰われて地獄に落ちたハッチヒャックと戦闘を繰り広げていた!! 

 

「リベンジャーカノン!!」

 

「むっ!!」

 

【ドォォォォォォン!!】

 

 魔人ブウはハッチヒャック最大の技であるリベンジャーカノンを地球との位置関係で避けられずマトモに受けると、細胞がバラバラになる程のエネルギー弾を受けてしまった! 

 しかし、細胞片が少しでも残ってれば、或いは一撃で消し飛ばせず細胞を焼いてもその煙から再生する魔人ブウなので新品同様のボディになってアッサリ再生するとハッチヒャックを見ながら頷いていた。

 

「成る程な、その技は確かに今のブロリー並のパワーを持つのだろうが………余りにも隙がデカ過ぎはしないか? 

 約15秒もエネルギーを溜めねば放てない技など欠陥も良い所だぞ? 

 これならば我々の気を集めた元気玉の方が余程便利だ」

 

「サイヤ人に味方する者は殺す!!」

 

 魔人ブウはリベンジャーカノンの欠点を懇切丁寧に指摘するが、ハッチヒャックは聞く耳持たずでサイヤ人の味方と言う理由で魔人ブウの殺害を狙い始める。

 しかし魔人ブウはその姿が滑稽に映りやれやれと手を挙げながら呆れていた。

 今のやり取りで最大技が通用しないのに殺すと抜かしたので魔人ブウの反応は当然の事であった。

 が、ハッチヒャックは所詮ツフル人の恨みで具現化した機械生命体でしか無いのでそんな事を理解する知能も無くただただツフル人の恨みを晴らす事しか行動原理に無かった。

 よって彼我の戦力差を全く理解せぬままハッチヒャックはこのまま魔人ブウに挑み続けるのだ。

 魔人ブウが飽きて消滅させるその時まで…。

 

 

 

 

 

 

「すまんがレッド総帥、今の地球にはもう過去の遺物は必要ないのだ! 

 此処で消えて貰う!!」

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ、ワシは矢張り部下に恵まれないのかぁぁぁぁぁぁ!!!!?」

 

【ドォォォォォォン!!!】

 

 更に北の都近辺でレッドリボン軍が総出で復活したのでドクター・ゲロや21号達が中心になりその軍勢を撃破する! 

 レッド総帥はゲロにまで裏切られた事で完全に総帥としてのプライドが圧し折れながら再び地獄へと落ちて行った! 

 更に16号もヘルズフラッシュでブルー将軍達を吹き飛ばし、クリリンや18号も気功波で吹き飛ばした!! 

 

「それにしてもレッドリボン軍まで復活するなんて………あんな昔の敵も蘇るなんていよいよヤバそうだな」

 

「早いとこあの世に居る化け物とやらが見つかってくれないかな、こっちは家族旅行の途中だったんだからさ!」

 

 18号は天下一武道会で得た賞金で家族旅行をしていたがその途中でこんな事件が起きたので不機嫌になり、一方のクリリンは家族旅行の邪魔も許さないが余りにも昔の敵すら復活するこの事態に危機感を持ち、このままこの世の秩序が乱れるのは拙いと感じていた。

 北の界王達も破壊神の怒りを買うと話していたのでその未来がそう遠くないと思いながら更に気功波で敵を吹き飛ばし始めるのであった! 

 

 

 

 

 

 

 

 更に所変わりベジータはザーボンとドドリアを相手に闘っていた………が、ザーボン達も戦闘力が3000億を超えていたので少し苛立ちながら蹴り上げやダブルスレッジハンマーを極めていた!! 

 

「く、くそが!!」

 

「ベジータ如きが此処まで………!!?」

 

「もう貴様等の時代は終わったんだ、消えろ雑魚共が!! 

 ビッグ・バン・アタァァァック!!」

 

【ボゥゥ、ズドォォォォォォォォォン!!!】

 

 ベジータはザーボン達にビッグ・バン・アタックを見舞い一気に消し飛ばすと、次の戦場へと向かい始める!! 

 気の探知を広範囲に広げると悟空がサイヤ人の誰かと、ニィープとラディッツが恐らくターレスと闘っている事を感知する! 

 しかもどれもこれも超サイヤ人3のパワーを出しているのでふざけるなと思いつつもサイヤ人が復活して此処までパワーアップしているなら他の復活したサイヤ人に期待出来そうだと考え飛び立とうとする。

 

「何処に行こうと言うのだ、我が子よ」

 

「むっ、その声は………貴様か、親父」

 

 その時超サイヤ人2に変身しているベジータ王が腕を組みながら現れ、ベジータは早速獲物が引っ掛かったと思いながら身構える! 

 ベジータ王も宇宙制覇をしないベジータが此処まで強くなっている事を不思議な感覚で見ながらも身構え、そして2人は特に何を語る事も無く戦闘を開始した!! 

 

【ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!】

 

 親子仲は淡白だった2人のサイヤ人親子は王家としてのプライドとベジータ王がサイヤ人が最強と言う矜持を胸に、ベジータはこの宇宙でNo.1になるのはこの俺だと言う矜持を以て衝突する!! 

 しかも此方は悟空とバーダックの様な分かり合う闘いでは無い………初めから敵の命を奪う為の闘いを繰り広げ、しかしベジータはブルマやトランクスを、彼女達が暮らす地球を守る為に拳を振るった!! 

 その意識の差が直ぐに現れ始め、ベジータ王が徐々に地に伏せ始めベジータがパワーアップした王すら上回るのであった…!! 

 

 

 

 

 

 

「貴様は何度やろうが俺達には勝てんのだ、消えろ半端者!! 

 ファイナルスピリッツキャノン!!」

 

「消えろターレス、デストロイバースト!!!」

 

「ぐ、くそぉ………俺は、まだ………!!!」

 

【ドォォォォォォン!!!】

 

 その後、20分以上の戦闘を以て超サイヤ人3のパワーを全て注いだ一撃によりターレスは討ち取られ、再びラディッツとニィープが半端者のサイヤ人を討ち取るのであった!! 

 しかし、矢張りあの世の法則が乱れたままでは直ぐにターレスが復活して来るのでその光景を思って嫌気が差していたラディッツとニィープであった。

 

「早くあの世の化け物が見つからんのか全く! 

 ………それにしてもこの気、ニィープは感じるよな?」

 

「ふぅ、勿論よラディッツ。

 この気、父さんやバーダックさん達ね。

 カカロットとバーダックさんが思いっ切り闘い続けている………どうするのラディッツ、見に行く?」

 

 しかしそんな2人はバーダック達が悟空の下に居て特にバーダックが超サイヤ人3のパワーで闘っている事を察知し、そちらの方に興味を持ち始めていた。

 ニィープが見に行くか否かを問うとラディッツは少し悩みながら「見に行こう」と答えたので2人で仙豆を食べて超サイヤ人に変身し直してギザード荒野へと向かうのだった。

 今行かねば父達に会う機会を失う………そんな予感がしたのでラディッツとニィープは雑魚を蹴散らしながら全速力で悟空の下へ飛ぶのであった。

 

 




此処までの閲覧ありがとうございました。
地獄から蘇った悪人達、とんでもパワーアップしてたの巻。
これは本当に単純でバーダック達が暴れる悪人達を黙らせる為に闘ってたら連中も強くなってしまったのです。
閻魔様、こんな所でもミスを犯して…本当にこのままだとビルス様に破壊されて次の閻魔大王を選ぶ事になってしまうかも………。
それからバーダックと悟空の再会が薄味に思う方がいらっしゃると思いますが…Z時空がベースのバーダックはラディッツや悟空と再会しても余り多くは語らず寧ろ拳で語り合おうぜなタイプだと個人的に思ってます。
なので余計な言葉を交わさずに拳で語り合わせました。
他にもベジータ王は単純に息子の実力を確かめに来ただけです。
最後にギネやトーマ達も超サイヤ人になってますが、バーダックチームは皆超サイヤ人2に変身出来ますがその上の3や限界突破に変身出来るのはバーダックとギネだけです。

次回もよろしくお願い致します!

追記:本回が途中から文章が消えていた事に気付かず申し訳ありませんでした!!
何故こうなったか作者の自分も把握出来てませんが、兎に角閲覧して下さってる皆様に不便な思いをさせて申し訳ありませんでした!!!!
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