DRAGON BALL XP   作:”蒼龍”

56 / 92
皆様こんにちわです、第55話目を更新致します。
サブタイトルから内容はもう察せられますね…。
ですがそれでもこのサブタイは変えないです、だって悟空とベジータのフュージョンは本当にこのサブタイトルじゃないと意味が無いんですから!!
では、本編へどうぞ!!

追記:お気に入り登録者数が500になってました!!
本当に、本当に閲覧して頂きありがとうございます!!!


第55話 最強のフュージョン!!悟空とベジータ!!

『だりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

【バギィ!!!!】

 

 悟空とバーダックはひたすらフルパワーで闘い続けた結果超サイヤ人3が先に持たず変身が解除されたが、そんな事はこの親子に関係無く無骨に殴り合いを続けていた! 

 その結果2人はボロボロになりながらダブルノックダウンし、やり切ったと言う感覚を感じながら倒れていた。

 

「へ、へへ………オラ、こんなに拳振るえて満足だった事はあんま無いや…!」

 

「へっ、俺もだ…」

 

 2人は周りがならず者と闘っている中で満足気に倒れ込むとまた交わす言葉が余り無かった…が、拳で語り合えた事により悟空はバーダックの形が良く分かったので何かを敢えて口にするよりも闘って語り合う事の方が性に合ってると理解し何も言わなかった。

 寧ろこんなに強い父と闘えた事が嬉しく感じ変な感想は頭から抜け落ちている程満足していた。

 

「…っと、やっと来やがったかあのヘタレめ」

 

「ん? 

 あ、兄ちゃんと義姉ちゃんか!」

 

 すると悟空とバーダックは気の探知でラディッツ、更にニィープがこの場にやって来る事を察知すると起き上がり空を見やる。

 すると空の彼方から件の2人が超サイヤ人に変身しながらやって来て、そうしてバーダック達の前に降り立つと超サイヤ人を解いてゆっくりと近付いて来ていた。

 

「………」

 

「………お、親父………矢張り地獄から来ていたのだな………何となく、アンタならこの機会にこの世へ来るとは思っていた………」

 

 バーダックに一睨みされてる中、ラディッツはゆっくりと言葉を紡ぎ始めていた。

 本当はもっと別の事を………会いたかった、俺はアンタを超えられたのか、それを言いたかったがラディッツの中でこれは聞いてはならないと脳内で警告が発されたので何か別の話題を考えていたが浮かばず暫しの沈黙がその場を流れる。

 するとその場に更なる乱入者が現れる。

 その顔はニオと良く似ているが雰囲気が違う女性のサイヤ人………ラディッツ達は見紛う事は無かった、母親のギネがその場に現れたと確信し驚いていた。

 

「お、お袋!」

 

「全くバーダックったら、そんなに睨んでたらラディッツも話したい事を話せないでしょうが。

 ………ラディッツ、カカロット、会いたかったわよ」

 

「………か、母ちゃん………なのか………アンタが………。

 へ、へへ、何だか不思議な気分だよ、死んだって聞いてた父ちゃんと母ちゃんの2人がこの場に居るなんてよ」

 

 ギネはラディッツと悟空の2人の頭を撫でると、悟空も思わず照れ臭くなり目を逸らしていた。

 ラディッツも………珍しく目頭が熱くなっていたが、もう泣く歳では無いので黙ってギネの行動を受け入れるだけだった。

 それ等を見ていたニィープは頷きながら周りを見てパンブーキンを見つけたので手を振っていた。

 この親子もまた特に言葉で語り合う事は今更無いので手を振りサムズアップを返す位しかやる事が無いのだ。

 

「ニィープ、2人を見守ってくれてありがとうね。

 それと、私とバーダックの孫を生んでくれてありがとうね。

 バーダックったら地獄でラディッツの子が見れて笑みを溢してたんだよ」

 

「あらあら」

 

「おいギネ!」

 

 そんなニィープに気さくに声掛けをしたギネはラディッツの子、孫が生まれた事を喜んでいたバーダックと言う何とも彼には似合わない事を堂々と告げると女性2人で彼を生温かい目で見ていた。

 当然バーダックは抗議するが、ラディッツも父には意外な一面があったのだと知ると少しキョトンとした表情を浮かべてしまっていた。

 

「………おっ、ベジータが近付いて来てんな」

 

「むっ、本当だな」

 

 そんなバーダック一家の団欒にベジータがかなりの速度で近付いて来ており、全員で空を見上げると超サイヤ人で飛んで来たベジータが目に映り、その直後悟空達の前で着地する。

 ベジータもバーダックを見てかつて戦闘力1万前後の下級戦士を目撃していた事を思い出し、先程の悟空との戦闘に対して何か腑に落ちた様子を見せていた。

 

「へっ、サイヤ人の王子様が何の用なんだ?」

 

「当然地獄から這い出た愚か者共の始末だ。

 此処にはカカロットとラディッツの親とその仲間しか居ないらしいがな」

 

「ねぇバーダック聞いた? 

 王子様、私達を敵認定してないみたいよ」

 

「はぁ、少し黙ってろギネ」

 

 ベジータの反応次第で戦闘も覚悟していたバーダックだったが、意外とベジータも空気が読めたのでこの漸く訪れた一家団欒とそれを見守る者達の穏やかな雰囲気を壊す気は無かったらしい。

 ギネはベジータ王と違う様子を見せるベジータ王子に珍しい物を見た様な様子を見せると、悟空もラディッツも思わず吹き出してしまいベジータに睨まれる形になっていた。

 

『悟空〜、元凶の化け物が見つかったぞ〜!! 

 今界王神様達が其処に向かっているから待っておれ〜!!』

 

「おっ、界王様達は例の化け物を見つけてくれたみたいだな。

 なら界王神様が来るのを待つけど………父ちゃん達はどうするんだ?」

 

「すると親父達は地獄行きになるんだろ? 

 俺達にもう会う事は………」

 

 其処に北の界王の連絡を受けた悟空が仙豆を食べて準備運動をし、ニィープがバーダック達にも仙豆を食べさせると彼等はどうするか、この事件解決後はどうなるのかとラディッツと共々気になっていた。

 超サイヤ人に変身したバーダックは不敵な笑みを浮かべながら息子達を見ていた。

 

「どうせ俺達は地獄に戻る………が、地獄の鬼達で押さえられない馬鹿共を何時も通り殺さない程度にボコす毎日さ。

 これもトレーニングになるから全く嫌な生活じゃないぜカカロット、ラディッツ」

 

「へぇ~、バーダックさん………いや、お義父さん達は地獄の獄卒みたいな事をしてるんですね」

 

 バーダックが獄卒の様な事をしてると呟くと、ニィープは興味深く頷きながらもしかしたらこれが原因でターレスやハッチヒャック達は強くなったのでは? と考察し始めていた。

 するとカイカイを使いケンが悟空達の下へと現れる! 

 

「皆さん、私のカイカイで閻魔界へと跳びます! 

 悟空さん、ベジータさん、ラディッツさん、ニィープさんは掴まって下さい! 

 一応あの世ではパイクーハンさんが待機してますが、そのまま解決しても問題ないです!」

 

「サンキュー大界王神様! 

 ………そんじゃ父ちゃん、母ちゃん、オラ達行ってくるよ。

 もしも悟飯や悟天、ルリア達に会いたくなったら閻魔のおっちゃんに頼んで1日だけこっちに来れるから安心してくれよ」

 

「………閻魔の野郎、そんな事言ってなかったぞ。

 ケッ、俺達が知らなければ教える気が無かったなあの野郎」

 

 そうして悟空達4人がケンのカイカイで閻魔が封印された閻魔界へと跳ぼうとする中で死者が1日だけ帰って来れるルールを悟空がバーダック達に伝えた所、本人達は全く知らなかったらしくケンも頭を抱え始め閻魔大王の職務怠慢極まれりと思い始め、数ヶ月は絶対減給してやると思いながらカイカイでその場を離れるのだった。

 

「………さてお前等、俺達は此処に残って地獄のクズ共を出戻りさせるぞ」

 

「良いぜバーダック! 

 久々に俺達チームの大暴れを見せてやろうぜ!!」

 

「バーダック、私も手伝うよ。

 この星はカカロットやラディッツ、ニィープ達に加えて私達の孫が居るんだから私だけ指を咥えて見てるのは嫌だよ」

 

「へっ、分かってるさ。

 だがなギネ、お前余りキレるなよ? 

 お前がキレたら俺等の中で押さえられるのは俺だけなんだからな」

 

 そして残されたバーダックチームは地獄から蘇った悪人を叩き潰す為に行動を開始する! 

 全員が超サイヤ人に変身しながら各戦場へと飛び立つと、バーダックとギネは飛んだ先で悟天らチビっ子戦士達に出会う。

 其処でバーダック夫妻は孫の悟天とルリアを目撃した事でテンションが更に爆上がりになり、孫達の為にハッスルする爺ちゃん婆ちゃんと言った具合の行動を取るのであった。

 勿論悟天達はバーダック夫妻の素性を聞きビックリしていたが、味方なのでそれ以上は驚かず協力してまた地獄から来たクラッシャー軍団や何処かの軍隊と闘うのであった! 

 

 

 

 

 

 

 

 

【シュン!!】

 

「着きました………ふむふむ、矢張り閻魔界は大変な事になってますね」

 

「あちゃ〜、閻魔のおっちゃんの建物がガラスみたいなのに包まれてら…」

 

 一方悟空達はケンのカイカイですんなり閻魔の居城の上に跳ぶが、下を見ると居城がガラス玉の様な物の中に封印されている事を確認していた。

 するとガラスに閻魔の顔が映ると、閻魔は驚いた様子で声を上げ始めていた。

 

「ああ、孫悟空達に大界王神様!! 

 良かった助けに来て頂けたのですね!! 

 見ての通りワシはこの中に閉じ込められてあの世の法則を司る力を振るえなくなってしまってるんです!! 

 お願いします、このガラスの様な物を破壊して下さい!!」

 

「…ふむふむ、確かに急がないと拙そうです…が、閻魔大王よ。

 私は再三スピリッツロンダリング装置の管理は徹底し、サボる鬼は別の場所に配置せよと命じましたよね? 

 なのに何故こんな事態になっているのか? 

 他にも獄卒代わりのバーダック達が何故1日だけ生者の世界に帰れるシステムを話さなかったのです? 

 更に地獄の悪人が強くなったのもバーダックさん達と闘えた環境があったからでは? 

 懇切丁寧に、この大界王神たる私に、納得の行く説明をお願いしますよ」

 

 閻魔大王の懇願を受けた悟空は早速動こうとするも、それをケンが静止させてから丁寧な口調で閻魔大王に圧を掛け始めていた。

 この事態は流石に看過出来ない上に職務怠慢を目撃したので大界王神として見過ごす訳には行かないと判断して説明をさせようと言う事であった。

 一方閻魔大王は汗を滝の様に流し始め………そして土下座を始めた。

 

「も、申し訳ありませんでした〜!! 

 実はサイケ鬼の奴を他の部署に異動させようとしたんですが、アイツ心を入れ替えて真面目に働くと申し込んで来てそれで信じてしまい………それでワシもまたサボり始めたアイツが問題が起きる前に異動命令を下そうと書類を纏めてた所にこんな事態に………!! 

 バーダック達の方は獄卒の代わりが楽しそうだったのでつい1日生者の世に帰れる事を教え忘れてしまってました!! 

 そして悪人達を取り締まるならある程度の自由を許すとバーダック達に獄卒代わりになって貰ってましたが、まさかそれが悪人達が強くなる結果になるなんて思ってませんでしたぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 どうやら閻魔大王はサイケ鬼を1度信じ、その後またサボり出したので異動させようとしてた所にこの事態が発生したらしく間が悪いと言うべき事案だと判明する。

 バーダック達に関しては教え忘れてるので職務怠慢に当たる為ケンは溜め息を吐きながら閻魔大王を見ていた。

 それから少し沈黙が流れるが、それを切り裂くのもまたケンであった。

 

「なら此方から言うべき事は事態解決後はサイケ鬼を別部署へ異動、バーダック達に1日帰郷の手続きを教える事、そして地獄行きの者達はトレーニング出来る環境…バーダック達との闘いが出来る様な環境になっているのでもうトレーニングさせない様に蓑虫に包んで天使のラッパでも延々と聞かせてやりなさい。

 これを守るならビルス様への報告もせず、数ヶ月の減給処分として今直ぐ此処から出してあげましょう」

 

「は、はい!! 

 直ぐに実行させて頂きます!!」

 

「よろしい、では悟空さんとベジータさんはこの下の地獄に居座る化け物…名はジャネンバですね。

 そいつを倒して来て下さい、我々は閻魔大王の解放に務めさせて頂きます」

 

「分かったよ大界王神様!」

 

 ケンは大界王神としての沙汰を閻魔大王に下すと同時に悟空とベジータにジャネンバ討伐を命じて二手に分かれさせる。

 それからケンはニィープに対して頷くと、ニィープは早速超サイヤ人3に変身し深く息を吸い始めた。

 ラディッツは何をする気だと思いながらそれを見届け始める。

 そして………ニィープの口からとんでもない物が飛び出し始める! 

 

「閻魔大王のクソ野郎!! 

 職務怠慢の常習犯!! 

 サイケ鬼共々アホンダラ!! 

 職務怠慢の言い訳をしてんじゃないわボケ老害!! 

 閻魔大王の………大ボケクソッタレ野郎!!!!!」

 

『!!?』

 

【ピシ、ピシピシピシピシ、パキィィィィィン!!!】

 

 ニィープは超サイヤ人3のパワーを乗せた怒りの罵倒を叫び散らかすと、閻魔大王の居城の封印が砕け散り閻魔大王が完全に復帰した。

 しかし閻魔大王はニィープに突如罵倒されたので驚きながら彼女を見ていると、横からケンがフォローを入れ始めていた。

 

「サイケ鬼が豆腐メンタルなのは報告で聞いてました。

 そんな者がジャネンバに変化すればちょっとした罵倒で動きを止めたり封印が破れると私とニィープさんで考えて兎に角罵倒を加えたのです。

 更に超サイヤ人3のパワーを乗せれば大体の封印を突破出来ると判断しました、なのでニィープさんには何ら罪はありませんよ。

 例えそれがニィープさんが唯一閻魔大王に罵倒を吐き出せる機会だったとしても閻魔大王は文句が言えない筈です、違いますか?」

 

「ま、全く違いません、申し訳ありませんでした…」

 

「(や、矢張り女は怒られると怖いな…)」

 

 ケンの圧を込めた詰めに閻魔大王は土下座しながらケンに謝罪していた。

 一方ラディッツはニィープが久々にブチギレた事で女が怒った時は怖いと改めて思いながら自身は絶対怒らせない様にしようと思うのであった。

 一方ニィープは言いたい事を言い切ったのでスッキリしながらも地獄の方に視線を向けながら悟空達が勝利出来なかった時の対応を考えるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方悟空とベジータは地獄に降り立つと、其処には何やらブサイクな化け物が居た。

 その存在は悪の気に満ちている事は確かだが、魔人ブウの様に気が読み取り辛い性質を持つらしく実力が上手く測れずにいた。

 

「ジャネンバジャネンバジャネンバ〜!」

 

 それからこの敵の鳴き声とケンの語った敵の名前………其処からこの化け物の名前がジャネンバであると特定した悟空とベジータは、態々大界王神が2人で行く様に指示した事やニィープが1人で行かせたらと言わなかった為油断出来ない敵とも判断し、早速超サイヤ人3と超サイヤ人2限界突破に変身し2人で挑み掛かり始めた!! 

 

「だりゃぁ!!」

 

「はぁぁぁ!!」

 

【ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!】

 

「ジャネ………ンバ〜!?」

 

 悟空とベジータの2人掛かりのフルパワーによる格闘を受けたジャネンバは余りのパワーに驚愕した表情を浮かべながらその腹や頭を凹ませ、最終的に僅か1分足らずでそのボディがボロボロになり倒れ込む! 

 しかし悟空とベジータは余りの手応えの無さに何かが可笑しいと考え始めている………その時、ジャネンバの腹の穴からボディの余分な物が吸収され始め、更に体色も緑色から紫と赤に変わりながらその容姿を変化させ、遂に悟空よりも身長が大きいがシャープで明らかに悪者ですと言わんばかりの鬼の容姿に変貌し、その読み辛かった戦闘力も判明する! 

 感覚で分かる戦闘力数は………50兆を超えていた!! 

 それもその筈、このジャネンバは未来の21号やミラ達の悪の気まで集合した存在なのだ!! 

 故にこれ程のパワーが無ければ可笑しいのだ!! 

 しかし、それでも悟空とベジータはマジかよと思いつつも負ける訳には行かず再び2人で協力して攻撃を開始する!! 

 

「ニィ………!」

 

【キュポポポポポポポポポポポポポ!!】

 

「何!? 【バギィ!!】

 うがぁ!!」

 

 しかしジャネンバはキューブ状に身体が崩れながら悟空達2人の攻撃を避けると、ベジータの横に拳を再生成して殴り掛かり吹き飛ばした!! 

 更に悟空も瞬間移動を交えた攻撃を放つが、先程と同様に身体がキューブ状に崩れて避けられてしまい攻撃が当たらない所か一方的に受ける羽目になりながら吹き飛ばされる!! 

 

「くっ、痛………コイツ、滅茶苦茶ヤベェな………!!」

 

「クソッタレめ、ニィープの奴が俺とカカロットの2人をアッサリ行かせた理由が分かったぜ…!! 

 2人で上手くやらなきゃ勝てない敵とアイツは分かってやがったな!!」

 

 それから悟空とベジータは隣に立ち合いながらジャネンバを見据える! 

 ニィープが1人で闘えと告げなかった理由も前世の記憶でどんな敵か把握してたと察知しながら、戦闘力差を何とか埋めて攻撃を当てる手段を戦闘しながら考え始めるが、戦闘を継続すればする程龍拳も当てられないと判断し悟空もベジータもこの嫌らしい敵に嫌気が差し始めていた!! 

 

「ギヒ!!」

 

【キュピーン、ズバババババババババババ!!】

 

『ぐぁぁっ!!』

 

 更にジャネンバは眼前に光の破片を生成しそれを針状の気弾として飛ばし悟空達を攻撃する!! 

 その攻撃に悟空とベジータはガードするが、戦闘力差もありダメージが蓄積され服も身体もボロボロにされ始める! 

 悟空はこの厄介な敵に2人のまま闘おうと勝てないかも知れないと判断し始め、ベジータも流石に1人では勝てないと正しく認識しどうするかと考え始めていた! 

 

「………ベジータ、お前も分かってる筈だけど敢えて言うぞ、このままだと俺達は勝てねえ。

 俺も龍拳を当てられる自信が無いしお前も龍拳みたいな手段が無い………このままだと間違い無く負けるぜ」

 

「何が言いたいんだ、カカロット!」

 

「…ちょっとばかしお前には悪いけど、俺とフュージョンしてくれ! 

 それ位しか勝つ手段が無い!」

 

 すると悟空はベジータに本当は1人の力で倒したいが、此処には善のサイヤ人が揃っていない上に龍拳を当てられないとしてフュージョンを提案し始める! 

 しかしベジータは…フュージョンの名を聞き目を見開きながら悟空に叫び散らかし始める。

 

「ふ、ふざけるなカカロット!! 

 誰があんなダサいポーズをするか!!」

 

「だからお前には悪いけどって前置きしてるだろ!

 それに俺だって1人の力で勝ちたいけど此処には超サイヤ人ゴッドに成れる人数の善のサイヤ人も居ないしあんなんじゃ龍拳だって当てられないだろ? 

 だからフュージョンしかねぇって言ってるんだよ!」

 

「だからと言ってあんなダサいポーズをするのは話が別だ!! 

 やるならラディッツと「頼むベジータ、ブルマやトランクスの為にと思ってフュージョンしてくれ!!」うぐっ………」

 

 ベジータは自身のプライドがトランクス達が見せたあんなダサいポーズをサイヤ人の王子たる俺がやる事になると察知すると全力で拒み始めた。

 勿論悟空もベジータには悪いと思ってるしラディッツとやれればやるが、今ラディッツと合流出来る時間は無い上に…恐らくベジータとフュージョンした方がラディッツとやるより確実に勝てる、そんな予感があった為ベジータにフュージョンを提案しているのだ。

 

「ギャギャギャギャギャギャ!!」

 

【ポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポゥッ!!】

 

 しかしジャネンバはベジータが提案に答えるまで待ってくれず連続で気弾を放ち悟空達で遊び始めていた!! 

 悟空とベジータはそれを全力で回避しながら、悟空は再び「頼むベジータ!!」と話し始めていた! 

 悟空がこんなに頼み込む理由は合体後に超サイヤ人3に成れる気が残っているタイミングは今しか無い為こんなにも頼み込んでいるのだ。

 時間が過ぎたりダメージを受け続ければ生者の身では超サイヤ人3所か普通の超サイヤ人に変身出来るパワーが残らない事も感覚で分かるので悟空はこんなにもフュージョンを提案してるのだ。

 それに対してベジータは………悟空の考えが分からない訳では無かった、ラディッツとやるよりこの組み合わせでやった方がより大きなパワーが出るとも何となく分かっていた。

 しかし矢張りあのポーズをするのが嫌だと思い………其処から僅かに考えた結果、ベジータは額に青筋を立てながら叫び始める! 

 

「クソッタレが!! 

 カカロット、やれば良いんだろやれば!!」

 

「!! 

 サンキューよベジータ!! 

 よっし、少し目を閉じてろベジータ!! 

 太陽拳!!」

 

【ピカァァッ!!】

 

「ウギャァッ!!!?」

 

 ベジータはプライドを曲げてその提案に乗ると、悟空はすかさず太陽拳を放ちジャネンバの視界を奪った!! 

 それから悟空とベジータは敢えて超サイヤ人2までパワーを落とし、時間経過でこれ以上気の消耗が起きない変身状態のままジャネンバから見て悟空が左、ベジータが右に立ちそれぞれ左右対称に手を横に立ててフュージョンの始めのポーズを取る! 

 ベジータもトランクスと悟天のフュージョンを何度も見ていたのでちゃんと間違えない自信がある、あってしまったので練習無しの一発勝負でフュージョンを開始する!! 

 

『フュー…ジョン!! 

 はっ!!』

 

【ピッ、ギュルルルォォォォォォォォン!!】

 

 それから悟空とベジータは角度も足運びも寸分違わぬ左右対称のポーズを極めて人差し指同士が触れ合った、その瞬間2人を中心に気の渦が発生し始めた!! 

 これは合体戦士が誕生する前触れであり、この渦の中で2人の戦士が全てを圧倒する1人の超戦士となるのだ!! 

 そうして………其処に現れたのはデブでもガリガリの戦士ではない、引き締まった筋肉と険しい表情を浮かべるメタモル星人の衣装を着熟す超サイヤ人2の超戦士が立っていた!! 

 そしてその気はケンやラディッツ達所か地球や月に居た仲間達やバーダック達に伝わり、全員が思わずそちらの方に視線を向けてしまっていた! 

 更にそれは、悟飯と未だ闘うフリーザにも伝わり闘いを中断して同じく視線をあの世に向けていた! 

 

「ねぇトランクス君、これってお父さん達の気だよね!?」

 

「ああ、これパパ達がフュージョンした気だ!! 

 だったら俺達も負けてられないよな悟天!!」

 

「うん、やろうトランクス君!!」

 

 更に悟天とトランクスに至っては偉大な父達に負けていられないとして2人もフュージョンのポーズを取るとそのまま合体しゴテンクスと成り、しかも超サイヤ人3に変身していた!! 

 

「パンパカパーン、正義の死神ゴテンクス様の登場だぜ!! 

 そして喰らいな悪者共、スーパーゴーストカミカゼアタック!!」

 

【ポピュポピュポピュポピュポピュポピュポピュポピュ、ヒュルゥゥゥゥゥゥゥ!!】

 

 そしてゴテンクスは口からお化け型の自動追尾気弾であるスーパーゴーストカミカゼアタックを使用し、周りの悪人達に向かってお化け気弾を突撃させる!! 

 これにはターレス達も初見殺しだった為触ってしまい爆破を許してしまい倒され、更に今現在閻魔大王の封印が解けてあの世の法則が正され始めたのでターレス達はこれがこの世での最期となってしまった! 

 更に月でもアナザークウラが遂に復活出来なくなりクウラはやっと終わったかと察して金色のオーラを押さえ始め、セルや魔人ブウもボージャックとハッチヒャックを撃破するのであった!! 

 一方地獄では視界が回復していたジャネンバが悟空とベジータのフュージョンで誕生した超戦士………ゴジータにビビっていた!! 

 

「ギ、ギィ………!!?」

 

「俺は悟空でもベジータでも無い、俺は貴様を倒す者だ!!」

 

【シュン、ドガドガドガ!! 

 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!】

 

 そうしてゴジータが死刑宣告とも取れる発言をした瞬間、超高速の攻撃を叩き込みながらこれ以上のパワーアップを許さぬ為に戦闘力差に物を言わせて更なる連撃を叩き込む!! 

 そうしてジャネンバがボロボロになった瞬間、敢えて背中を見せてるゴジータは左腕を掲げると掌の上に虹に輝く気の玉が生成され、それを握り潰して振り返りながら投げ込むと拡散した虹の光が放たれた! 

 そうしてジャネンバの肉体にそれが吸い込まれるとジャネンバの内部で悪の気が浄化されながらジャネンバの肉体が崩壊を始める!! 

 これがゴジータの持つ破壊と浄化の力を兼ね備えた技であるソウルパニッシャーである!! 

 そうしてゴジータはジャネンバにこれ以上の悪事をさせぬ様に最強の組み合わせのフュージョンと超サイヤ人2のパワーでソウルパニッシャーを放った結果ジャネンバは一気にサイケ鬼へと浄化され、あの世の法則もまたジャネンバが消えた事で元に戻り始めるのであった………!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………成る程、もう此処までの様ですね」

 

 その一方地上ではフリーザが悟飯相手に大立ち回りしていたが、矢張りパワー負けしていた為ボロボロになりながら壁に背をつけて座り込み、そしてもうタイムリミットが来た事を悟っていた。

 例え地獄から出ても新たな命を得て生き返った訳では無いので現在魂のみの状態に戻りつつある事を悟り、そして………今はまだ孫悟空達には勝てないと再確認をした上で地獄に戻る事を受け入れていた。

 

「………ふっふっふ、ですが………次にこの世へ戻った暁にはより強い力を得て貴方方を驚かせて差し上げますよ。

 それだけは努々忘れる事無き様に………ふっ、ふふふふふふ………」

 

【スゥ~………】

 

 それからフリーザは近くに居た悟飯に対し、否、Z戦士達全員に再び自身が復活する事を示唆しながら透けて行き、そして完全に消え去った。

 そうしてフリーザや地上に残った悪人達は皆閻魔界へと戻り地獄に送り返され始めるのであった。

 そしてそれはバーダック達もまた同じであった。

 

「へっ、カカロット、ラディッツ、図体ばかりデカくなりやがって………だが、思った以上に強くなった事は褒めてやるぜ」

 

「だからそれ、本人達の前で言わないと伝わらないってバーダック」

 

「はっ、誰があいつ等の目の前でそんな事言うかよ。

 …もっと強くなれよ、カカロット、ラディッツ、そして孫達よ」

 

 バーダック夫妻は寄り添いながら身体が透けて行くと、満足気な表情を浮かべたまま消え去って行った。

 その様子を見届けた者はトーマ達以外は居らず、悟天達もサイヤ人の祖父と祖母が何時の間にか消え去ったとしか思えぬ程自然とその場から消えており探していたが結局見つけられなかった。

 そうしてバーダックとギネは息子や孫達がもっと強くなる事を願いながら空を見上げ…そして地獄へと送還されるのであった。

 こうしてバーダック達が満足気な笑みを浮かべて消えた事を知る者は誰も居なかった。

 しかしその願いはしっかりと伝わる事だろう、悟空達が生きている限り………。




此処までの閲覧ありがとうございました。
はい、ジャネンバは50兆を超える戦闘力を持ってたのとあの特殊能力で攻撃を上手く当てられないのでフュージョンしました。
此処でフュージョンやポタラ合体はどれ位パワーアップするかを本作の設定を書きます。
先ず何方も2人の戦闘力を足して其処から普通の組み合わせなら2の2乗になります………が、悟天とトランクス、悟空とベジータの様に最高に相性が良いと2の2乗が2の3乗になります。
本作の悟空とベジータで言えば(750億+750億)×8=1兆2000億になります。
つまり…本作のジャネンバは超サイヤ人のゴジータなら良い勝負、2からもう勝てないと言う図式になります。
此処でジャネンバ、ゴジータの戦闘力も掲載します。

ジャネンバ
第1形態:20兆
第2形態:53兆

ゴジータ
基礎最大戦闘力:1兆2000億
超サイヤ人:60兆
超サイヤ人2:120兆
超サイヤ人3:480兆

やっぱりフュージョンやポタラ合体凄えや…。
でもビルス様達破壊神って相対する相手によって出力されるパワーが違うらしいのでまだこのゴジータやポタラ合体のベジットではビルス様に勝てないです。
超サイヤ人ゴッド以上の力を会得させなきゃ無理です。

次回もよろしくお願い致します!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。