今回からいよいよ超本編のエイジ778に突入します。
そしてその発端となる神と神シナリオが本作の異聞として始まります。
何が異聞なのか………それをご覧下さいませ。
では、本編へどうぞ!
ザマスの界王神襲名から更に2年が経過したエイジ778、悟飯とビーデルがオレンジスターハイスクールを卒業した後遂に結婚した後夢だった生物・昆虫関連の学者となっていた。
更にピラフ一味がドラゴンボールを使い子供まで若返ったのが約1年前であり今年はビルスと約束した運命の年になったとニィープは感じていたが、取り敢えず5月7日にあった第26回天下一武道会は悟空の優勝、サタンの準優勝になった。
それから直ぐ後にブルマは38歳の誕生日を迎える事になり仲間達が集まっていた。
最もブルマは本当は45歳であるが其処は女の情けとして突っ込まなかった。
「それで、此方がモンブランケーキになりますよザマス殿」
「モンブランケーキ………もぐもぐ………ふむ、舌触りが良い甘さのお菓子ですね!
これなら紅茶のお供としてティータイムが捗りますね。
では一緒に他のケーキや紅茶も楽しみましょうか」
「(ザ、ザ、ザ、ザマスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!?)」
そんなブルマの誕生日に何故かミドリムシ………否、第10宇宙の界王神見習いの筈のザマスが参加し、しかも界王神の証である緑のポタラを両耳に着けているので正式な界王神に就任した事を察知したニィープは出来るだけ驚いた表情を見せず、然りげ無く観察する程度に留めていた。
此処で下手に刺激して人間不信に陥り人間0計画を始動されては堪った物じゃないので細心の注意を払っていた。
「おいシュウ、マイ、彼処にドラゴンボールがあるぞ。
アレを取ってオレ達を大人の姿に戻して貰うんだ!」
「全く、ピラフ様が年齢を指定しなかったから神龍の判定で子供の姿にさせられた時はどうなるかと思いましたよ。
今度はちゃんと年齢を指定して下さいよ?」
「うるさい、それ位分かっておるしその事はもう散々謝っただろうが!!」
其処にドラゴンボールを狙ってピラフ一味がやって来てコソコソ隠れて近付こうとしていた。
原典の物語と違いドラゴンボールは最初から一発芸の景品として紹介され外………しかもニィープやクウラの近くに置かれているので虫一匹すら近付けぬ状態になっていた。
当然ピラフ一味がドラゴンボールに近付いている事を察知してる2人だが、どうせ軽く威嚇すれば終わる程度なので全く気にせず視線すら合わせずにいた。
「ねえ、君達何やってるの?」
「わっ!?
見つかっ………ってなんだ、子供か脅かしおって」
「むっ、そっちの方こそ子供じゃない…か…」
「?」
そんなピラフ一味の正体を知らず悟天、トランクスが話し掛けるとトランクスは同い年程度になったマイに一目惚れしてしまう。
そんな様子を見てたルリアとロスマは気を利かせてトランクスの背中を押す為にネーヴェやネリテスを伴い一緒に遊び始めていた。
勿論室外モニターで9人のプレイ可能なカートゲームで3人チームを3つ作り、ミスター・ブウに頼み意図的にトランクスとマイを同じチームにして遊んでいた。
「うふふ、本当地球の食べ物って暗黒魔界の食べ物よりも美味しいよね〜ミラ」
「ああ………向こうはやや味付けが独特だからな。
舌触りが良い此方の料理の方が万人受けするのは当然だろうな」
そんな様子を気に留めずトワとミラは地球の洋食を食べながら破壊神ビルス達が来る時間まで暇を潰していた。
もうミラ達はすっかり地球に馴染んだ為ケン達も何も言わず受け入れ、更に悟空達との鍛錬を許していた。
しかし………ミラ達が地球に定期的に訪れ、力を付けては暗黒魔界にも定期的に戻った影響か、何と暗黒魔界にも変化の兆候が現れたとケンは悟空達に語っていた。
この変化が何を齎したのか………それは人間レベルがまた上がり始めたと言う物を齎した。
恐らく未来にある力の大会までに免除になる数値にはならないだろうが、それでも短期間で急激に上がったのは例が無いので神々の間でも少し話題になっているらしかった。
「………………………」
「(ニィープ、ザマスを気にするのは良いが………あの様子ならばこの世界のザマスは少なくとも脅威とはならないだろう。
ならばこの先の歴史を知る俺達が警戒すべきはこれから直ぐ復活するフリーザ、未来世界に現れるゴクウブラック達だ)」
「(………そうね、気遣いありがとうミラ)」
その間もずっとザマスを気にしていたニィープだったが、ミラの気遣いで取り敢えず警戒心を消して未来に目を向ける事にした。
そして今目下で対処すべきはビルス、彼が機嫌を損ねる事でありそうならない様にありとあらゆる美味い料理を作り、更にプリンもチチにビーデル、ニオや18号、21号とトワ達と協力して相当数作り上げた。
これで何かあるとすれば歴史の侵略者………ドミグラが何かを仕掛けて来る事だろう。
この予測はクウラ、セル、魔人ブウやゲロ達とミラ達も同様の結論へ至ってるので間違いなかった。
【スタッ】
「ふむふむ、どうやら孫悟空達もあれから修行を欠かさなかったみたいだな」
「勿論ですともビルス様、悟空さん達はビルス様に挑みたいのですからより力を充実させる事と話しましたし何より私が様子を伺ったりしてますからねぇ」
「あ、オッスビルス様、ウイスさん!」
其処に遂に破壊神ビルスと天使ウイスが到着し、いよいよ神と神に相当する闘いが起こる………それが如何なる形で火蓋が落とされるかニィープは汗を掻きながら注目し、且つ早速プリンをビルスとウイスに提供し始めた。
「何だね、このプルプルした物は?」
「此方はプリンと言うデザートでございます。
ビルス様とウイス様に是非とも食して頂きたい為に我々が腕に縒りを掛けて調理致しました。
じっくりと味わって下さいませ」
「プリン!?
何だその甘美な響きの名前は!!
こうしちゃおれん、直ぐに食べてやる!!
よし………あーむ!!
もぐもぐ………………むっ、うま~〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!」
そうして原典の物語で食べられなかったプリンを無事食したビルスは滅茶苦茶上機嫌になり、ウイスもプリンの美味さの虜となっていた。
それにより好感触を得たニィープは其処から更にこの場にある美味しい物を提供して行き、ビルスは本当に今までに無い程の上機嫌となるのだった。
なおビルスとウイスがこの場に現れた事にザマスは大層驚いていたが、今日ビルス達と会い手合わせする約束を悟空達がしていたとケンが説明すると納得し、次にチーズタルトを食べながらその様子を見守るのであった。
「ふう〜食べた食べた〜!
いやぁ、地球は本当にただの辺境惑星と思えない程の美味い物に溢れているじゃないか!」
「ごちそうさまでした。
うふふふ、久々に心躍る料理の数々にお腹は満足しましたよ」
それから30分余り経ち、ビルスとウイスは地球の食べ物に大変満足し上機嫌も上機嫌、超上機嫌と言うべき表情を浮かべていた。
ニィープ達はドミグラが仕掛けて来るなら此処かと思ったが結局何も無く拍子抜けであり、残りはビルスのメインディッシュを片付けるだけであった。
「さて………腹も膨れた所だしそろそろ運動するとしようかな。
孫悟空、超サイヤ人ゴッドの力は完璧な物になったんだよな?」
「ああ、勿論さビルス様!
オラもベジータも兄ちゃんももうゴッドは完璧だぞ!」
「そうか、ならばその力をボクに見せてくれないかな?
何処まで楽しめるか………確かめたいんだ」
それから破壊神の剣呑な雰囲気を醸し出したビルスに対して悟空、ベジータ、ラディッツは促される形で超サイヤ人ゴッドへと変身すると、ザマスやケン達神々や神の気を探知出来る者達はそれぞれ数値化すれば114兆のパワーが溢れていると感じ取り、クウラやニィープ、ブロリー達も肌に届く圧力で大体その数値を導き出すと不敵な笑みを浮かべていた。
「んじゃ行くぞビルス様………だりゃぁ!!」
【ビシィッ!!
ビシバシビシバシビシバシビシバシビシバシビシバシビシバシビシバシビシバシビシバシビシバシ!!!】
そうして悟空から動く形で戦闘が始まり、ニィープとクウラ、ブロリーは超サイヤ人4やゴールデンの力を得た関係からその動きを全て見切っていた。
それにより分かった、と言うより分かっていたのだが………ビルスはまだ本気を出していない。
悟空が本気でやってるのにまるで楽しむ余裕が全然あるのだ!!
しかもビルスは上手くカウンターを当てつつ超サイヤ人ゴッドのパワーを確かめる為にわざと攻撃に当たったりしてるなど本当に神次元の中でも頂点に立つだけはある余裕っぷりであった。
勿論悟空もこれに気付いてるのでそりゃないやと思ってたりする。
「うんうん、どうやら完璧に仕上げた様だね。
ボクとしても嬉しい限りだよ、何せ今ボクは6割程度の力を久々に出してるんだからね。
それでも君はまるで壊れる様子が無い………本当に将来が楽しみな奴だよ孫悟空」
「ひゃ〜これで6割かぁ………ちょっとやべぇなコイツは………!!」
「6割………まだ6割なのか………いや、本当に6割なのか………?」
ビルスの言葉に悟空は汗を掻き、対してクウラは本当にビルスが6割の力を出しているのかと疑問に思いながら戦闘を観戦していた。
確かにビルスは6割の力を出してはいる、但しそれは今の超サイヤ人ゴッドに成った孫悟空相手に出力された6割だ。
破壊神の力に上限は無い、相手によって出力される力が違うのだ。
これがニィープやクウラの超サイヤ人4やゴールデンを相手にするならもっと戦闘力が増すだろう。
なのでビルスを超えるならば悟空とベジータが手を組む………これで漸く超えられると原典の物語でウイスが語ったのだ。
その認識はこの歴史のウイスもまた変わりなかった。
「ふぁ〜………さて、そろそろ準備運動は此処までにしてもう少し力を出してやろうかな?
ボクも久々に楽しめたし、地球の食べ物を食べまくってかなり上機嫌だから地球を破壊するのは止めてやるよ」
「へ、へへ、準備運動か………確かに、準備運動はもう此処までだよな。
此処からは………もっと本気でやらないとな………!!」
それから少しボロボロになった悟空に対してビルスは余裕綽々の言葉を投げ掛けた………が、悟空もその言葉をそのまま返して少しボロボロになった道着の上を破り捨てて紺のインナーが露出した。
悟空の言葉にベジータ、ラディッツ、ウイスはいよいよかと思いながら再び不敵な笑みを浮かべていた。
ビルスは何の事なのかと思いながら悟空に注目し続けると………突如悟空の気が膨れ上がり始めた!!
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
ぬ、ぐくぐぐぐぐ………………………はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
【ギュィィィィィン、パラパラパラ、ビュォォォォォォォォォン!!!!】
悟空はひたすら力み続けると超サイヤ人ゴッドの色が緑色になり始め、更に力を込めた瞬間蒼い光が悟空を包み込んだ!!
そしてその光が瓦礫の様に砕け散ると中から逆立った髪と瞳が蒼色になり、更に噴出するオーラも超サイヤ人ゴッドや超サイヤ人の物と違う蒼い物に変わっていた!!
それを見たビルスは………黙って驚いていた!!
先程の超サイヤ人ゴッドを超える力をこの姿は放ちつつ戦闘力が表面化してない、つまりこれもゴッドの延長線上の形態だと判断しながらウイスに視線を向ければ何処か他人事の様に寿司を食べてるウイスが其処に居た為、アイツ黙ってたなとビルスは悟る!!
「待たせちまったなビルス様。
コイツに成るのはまだ慣れてないからちょっと時間が掛かるんだ。
ビルス様を驚かせる為にウイスさんにも黙ってて欲しいってオラ達が頼んだんだ」
「ふ~ん………それで、それも超サイヤ人ゴッドと同系統の変身なんだよね?
名前は何て言うんだい?」
「オラ達はこの変身は超サイヤ人ゴッドに超サイヤ人を重ねてる様な物だから最初は『超サイヤ人ゴッドのパワーを持ったサイヤ人の超サイヤ人』や『超サイヤ人ゴッド超サイヤ人』って呼んでたんだけど、長ったらしくて舌噛んじまったからウイスさんとも相談してシンプルに………『超サイヤ人ブルー』って呼ぶ事になったんだ」
ビルスは悟空の見せた変身の名を………超サイヤ人ブルーの名を頭に刻み込むと同時に超サイヤ人ゴッドと普通の超サイヤ人を重ねていると言う言葉も耳に入れ、サイヤ人が超サイヤ人ゴッドを超えると蒼色に成るのだと理解して笑みを浮かべ始めていた!
しかも現在は超サイヤ人ゴッド用に出力された戦闘力しか無い………最も破壊神としての力を活用するれば新たに力が出力される為全然問題無く相手を上回れる………なのにビルスは今の出力された力を維持して闘い、身の程知らずのサイヤ人が此処までの力を得た事を喜び、それを味わってみたいと思っていた!!
「面白い、ならば来い孫悟空!!」
「ああ、行くぞビルス様!!」
【ドガァァァァァァ!!
ドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギ!!!!!】
それから悟空、ビルスは共に殴り合い蹴り合いの格闘戦を行い互いの力をより体感しながら楽しみ始めていた!!
更に悟空の超サイヤ人ブルーは気のコントロールを極めた形態であるが故にその力を上下乱高下させる事も出来れば気を集中すればMAXパワーで引き離す事も出来る………正に超サイヤ人4と真逆の進化を遂げたサイヤ人の姿なのだ!!
その力を肌で感じ、攻撃を受けてるビルスは中々の逸材、超サイヤ人4と比べても遜色無い………戦闘力190兆を誇るその力に想像以上に楽しめている自分が居る事に気付き、よりこの闘いを長引かせたいとすら思っていた!!
「やるじゃないか孫悟空!!
その力、何処まで保つか楽しみだ!!」
「へへ、まだまだめい一杯やれるぞビルス様ぁ!!」
【ドガァァァァァァ!!!!!!】
それからも悟空とビルスはパンチ同士を衝突させ、超高速移動で成層圏ギリギリまで上昇しては何度も何度も殴り合い、そしてクロスカウンターが極まり互いに身体が回転しながら吹き飛ぶが直ぐに気を集中して静止し、再び態勢を立て直しながら気を解放し続ける!!
更にビルスは闘いの中で悟空が攻撃や防御する時に超サイヤ人ブルーのパワーを上手く操作してより攻撃力と防御力の上乗せを行う様を見つけており、矢張り気のコントロールに関しては超サイヤ人4よりも上だと判断していた!!
「りゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ、おりゃあ!!」
【ビシバシビシバシビシバシ、ドンッ、ボッ!!!!】
「!!」
そんな悟空は連撃の合間にビルスの鳩尾に掌底を叩き込むと同時に気合砲の様に神の気を鳩尾を中心に全身へ叩き込むコンボを披露し、その気に吹き飛ばされるビルスに追い付くと更に格闘戦を繰り広げた!!
ビルスも今の攻撃は良かったと思いながら殴り合うと、次に悟空はビルスの気が集中していない箇所を見抜いて神の気を集中して蹴りを叩き込む!!
その瞬間ビルスの身体は面白い様に吹き飛んで行き、更にビルスを追い掛けてその尻尾を掴むとジャイアントスイングで投げ飛ばす!!
流石のビルスも尻尾を掴まれたのには機嫌を損ねて気弾を強めに放つと、悟空も超サイヤ人ブルーの気により蒼くなった気弾を放ち相殺する!!
「………クククク、まさか此処まで強くなろうとはな。
良いだろう、ボクは今からちょっと大技を放つ………これをマトモに受け切るか、それとも撃ち返すか好きな方を選べ」
【ギュォォォォォォォォォン!!!!!!】
「おっ、いよいよ勝負を仕掛けて来るって感じか!!
ならオラは挑戦させて貰うよ!!
か〜、め〜、は〜、め〜!!!」
【ギュルルル、キュルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!】
ビルスは太陽と見紛う気弾を生み出すと、悟空もこれに対抗して超サイヤ人ブルーのパワーを込めたかめはめ波をチャージし始めた!!
元々青い気功波のかめはめ波は超サイヤ人ブルーの神の気の影響を受けてより蒼くなり、その密度も通常の物や超サイヤ人3までの物と桁外れになっていた!!
そして………2人が睨み合う中それは唐突に訪れた。
【キィィィィィン!!】
「ふふふふ、遂に隙を晒したな破壊神ビルス。
この歴史世界は私が手を下すまでも無く破壊神ビルスを追い詰め、そして消耗させて隙を作らせた!
これで私の全時空の支配がより完璧な物になる………その手始めにこの歴史世界を全て破壊し尽くすのだ!」
何と魔神ドミグラが破壊神と超サイヤ人ブルーの対決を楽しむビルスと悟空の間に割って入るとビルスに対して凶悪化の魔術を行使して洗脳しようとしていた!!
それを地上から遠視で見ていたベジータにラディッツやニィープ、クウラ達はドミグラ出現に苛立ち悟空の背後に浮かびながら彼を睨んでいた!
折角の破壊神が楽しんでた勝負に横槍を入れるなど………この恐ろしく命知らずの行為をした魔神は本気で破壊神を操れる自信があるらしくニヤリと笑っていた。
『………………………』
そんなドミグラを他所に悟空とビルスは互いに無言を貫き………そして視線で示し合わせた。
もうこの茶番は終わりだ、3流の道化師には退場して貰うと!!
「波ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ふん!!」
「な、何ぃ!!!?」
悟空とビルスはドミグラに向かってかめはめ波と破壊玉を放つと、当のドミグラは操れた筈のビルスが何故か自分に攻撃を仕掛けて来た事に驚愕しながらそれを避けていた!!
するとビルスは凶悪化の魔術を自力で跳ね除けると溜め息を吐きながら種明かしを始めた。
「お前の存在には勘付いていたよ。
何時どうやって仕掛けて来るのか、何が目的なのか知る為に敢えて泳がせて貰ったんだ。
孫悟空も超サイヤ人ゴッドになってからコイツに気付いただろ?」
「ああ、何か魔人ブウやミラ達と違うピリピリした気配があるなってオラにも分かったよ。
けどビルス様やウイスさんが何も言わないから大丈夫だろって思って黙ってたんだ」
「ば、バカなぁ………!!!!」
ドミグラはビルスには初めから、悟空にも超サイヤ人ゴッドに変身された時から勘付かれて泳がされていた事を明かされると魔人ブウやヒルデガーンの時と違い表情が崩れて焦っていた。
当然である、破壊神に自身の存在を感知されるのみならず操られた振りまでされたのだ、そのプライドはズタボロであった。
しかしそれ以上に破壊神が正気のまま自身を感知した、これが一番拙かった。
何故なら………それ即ち破壊神の怒りを買い消される事を意味するのだから!
「さて、このボクを操ろうとか言う身の程知らずを通り越して愚かな事をやろうとしたんだ………それ相応の報いは受けて貰うぞ?」
そうして寝っ転がる姿勢のままドミグラに近付くビルスは悟空達が未来のトランクス達に向けられた物以上の殺気を肌で感じ、完全にビルスがキレた事を察知しながらその後の顛末を見届けようとしていた。
隙がありそうな姿勢なのに全く隙が見当たらない………そんなビルスは手を動かし、指をドミグラに向けると一瞬紫の細い光線が放たれ、それをドミグラは避けようとしたが間に合わず左肩が消え失せる!!
更に光線を放ち今度は脇腹が抉れると、次は胸に円形の穴が開く!!
「ぐぅぅぅぅぅぅ、だがこれは分身!!
今消えようが既に歴史に無い闘いは繰り返され私を縛る7500万年の封印は解かれる!!
その時こそ私が全時空を支配するのだ!!
フハハハハハハハハハハハハ………!!!」
そうしてビルスの破壊を伴う光線を浴びたドミグラは消え去るが、どうやらアレも分身だったらしく本体に影響を及ぼさない様であった。
それ等を聞き、見届けた悟空達の前にビルスが面倒臭そうな態度を見せながらウイスやこの場に居るケンを呼び付けて話を始めた。
「あのドミグラとか言う奴、全時空だとかこの歴史世界とか言ってたけどアレ、クロノアの管轄する奴なのか?」
「でしょうね。
其処は大界王神や悟空さん達の方が知ってるかと」
「はい、魔神ドミグラ………我々の世界に干渉し、何やら自分の封印を解く為に暗躍する歴史の侵略者の1人です。
その目的が全時空の支配と言う大それた事だとは思いも寄りませんでしたが………同時に合点が行く発言でした」
ビルスはケンからドミグラとか言う小物が未来のトランクス達の記憶を覗き見て理解した未来のミラ達と同じ歴史の侵略者と知ると、時の界王神………クロノアは何をやっているんだと呆れ果て、更に超サイヤ人ブルーとの対決に水を刺されたのでこの上無く不機嫌であった。
なので幾らパフェを食べようがこの怒りが収まる事は無く、彼の中でクロノアが居る時の巣へ向かう事が即決された。
「ふん、クロノアの奴に文句を言ってやらないと気が済まないよ。
ボクは今から時の巣へ向かうけど、孫悟空達も付いて来たい奴が居たらさっさと決めて来い。
一緒に連れて行ってやる」
「時の巣………もしやタイムパトローラーの拠点か?」
「じゃあ未来のトランクス達やルリア達に会えるのね………分かりました、5分お待ち下さい」
そんなビルスの誘いを受けた悟空達は早速地上に瞬間移動で降りると、事の経緯を話して今から時の巣と言う場所へ向かうと告げて付いて行くメンバーを選出する。
先ず悟空、ベジータ、ラディッツ、ニィープ、クウラは確定であり、次に悟飯、ピッコロ、クリリン、ブロリー、セル、魔人ブウ、21号が行き残りはドミグラがまた何かして来るかも知れないので地球で待機となり、そして再び瞬間移動でビルス達の前に跳ぶとビルスは少し大所帯だなと思い始めていた。
「ふむふむ、このメンバーに加えて大界王神も共に時の巣へと向かうでよろしいですね?
それでは早速向かい………おや?
どうやら向こうからお迎えが来たみたいですね」
「何?」
そうしていよいよ時の巣へと向かおうとした………その時、ウイスの探知にタイムパトローラーがこちらへと向かって来ている事がキャッチされ、悟空達はトランクス達の誰かが来たのかと思っていた所、矢張りトランクスがその場に現れた。
「悟空さん、父さん、ビルス様、ウイス様、本当にお久しぶりです!
時の巣への案内は俺が担当致しますので任せて下さい!」
「ほうほう、ボク程じゃないけどズボラなクロノアにしては上出来な迎えじゃないか。
良いだろうタイムパトローラートランクス、その案内を受けてやるよ」
こうしてタイムパトローラーとなり、見た目もかなり成長したトランクスに付与された神術によって悟空達とビルス、ウイスは時の巣へと時間移動して跳び立ち、そうして悟空達は不思議な建物の前に立つ肌の色が人間と違う………恐らく芯人であり見た目は小さな女の子の神様とトランクスの様に大人になったルリアとロスマ、更に見た目からして15歳程度に成長したパンに出迎えられた。
「どうもビルス様、ウイス様、お久しぶりでございます!」
「ああ、此処へ来るのは久々だよ時の界王神クロノア。
まさかお前の方からボク達を迎え入れるなんて珍しい事が起きたから少し驚いたよ」
「あ、あはは………其処の孫悟空君達の居る歴史は私達が注目していた歴史だったので丁度出迎えるタイミングが見つかったんですよね〜」
ビルスと時の界王神………クロノアと呼ばれた少女はフレンドリーな会話を交わしつつ、クロノアはビルスを怒らせない様に気遣う素振りを見せながら接していた。
幾ら時の界王神と言えど力関係は完全にビルス達破壊神の方が上なので下手に機嫌を損ねたら破壊される恐れもある為萎縮している事実もあった。
「トランクス、ルリア、ロスマ、パン!
皆すっげぇ強くなってんな!!
超サイヤ人に成らない状態でもオラ達と互角の強さを感じるぞ!!」
「えっへん、お祖父ちゃんやパパ達を驚かせたかったし色々なタイムパトローラー案件を解決する為に結構強くなったんだよ!」
「もう皆からしたら4年前の私達とは、レベルも何もかも違う」
更にトランクスのみならずルリア、ロスマ、パン達未来組と三度再会したこの時に悟空達はトランクス達がとんでも無く強くなっている………具体的には超サイヤ人に成らない悟空達と互角程度の戦闘力を肌で感じ取り、4人が本当に努力したのだと親達や戦友達は思っていた。
そんな和気藹々とする中でもビルスはクロノアと話し続け、いよいよ本題へと突入して行くのであった。
此処までの閲覧ありがとうございました。
漸く、漸く本作で超サイヤ人ブルーを出す事が出来ました………!!
超サイヤ人ブルーの戦闘力倍率は超サイヤ人4と同じ2500倍になりますが、違いとして本編でも描写した様に超サイヤ人4はスーパーアーマーによるゴリ押しパワータイプ、超サイヤ人ブルーは気の操作が滅茶苦茶上手いテクニカルタイプになります。
更に本作での超サイヤ人ブルーは漫画版の様に完成体にならないと燃費最悪って訳では無くアニメ版と漫画版の良いとこ取りの様な物になってます。
例えばアニメ版の様に持続時間が長い+漫画版の様に瞬間的に気を貯めて解放・爆発させると滅茶苦茶攻撃にバフが乗っかり相手に大ダメージを与えると言った具合です。
なので本作で超サイヤ人4と超サイヤ人ブルーが戦闘し合えばステータス値の暴力と各種バフの爆盛で闘い合うので何方も上手く立ち回らないと付け入れられてしまいます。
長々と語りましたが超サイヤ人ブルーの設定は以上になり、此処からは悟空、ベジータ、ラディッツ、ニィープ、クウラ、ブロリーの現段階の戦闘力を掲載します。
悟空・ベジータ・ラディッツ
基礎最大戦闘力:760億
超サイヤ人ゴッド:114兆
超サイヤ人ブルー:190兆
ニィープ
基礎最大戦闘力:760億
超サイヤ人4:190兆
クウラ
最終形態:12兆(億以下は未掲載)
ゴールデンクウラ:190兆
ブロリー
基礎最大戦闘力:760億(サイヤパワー解放により基礎最大戦闘力向上)
伝説の超サイヤ人4:190兆
次回もよろしくお願い致します!