今回は前回の続きから始まります。
更に本作が異聞故の強さを発揮した人達が今回でどうなってるかある程度分かります。
では、本編へどうぞ!
「………成る程、矢張りドミグラが動き始めたのですか。
奴の素性なのですけど、実は彼は昔時の界王神の候補としてこの私と7500万年前に共に修行していた魔導師だったのです………が、彼は魔導師の師であるメチカブラと言う者と結託して実力行使で時の界王神の座を奪おうとしたのです。
無論私はメチカブラもドミグラ、メチカブラに従った者達も厳重に封印し、今もそれは続いてる………のですが、トランクス君達の報告でドミグラの方の封印を確認した所そちらが緩み始めている事を察知しました。
原因はミラとトワの歴史干渉、それにより本来歴史に無い筈の闘いが頻発した為です」
ビルスや悟空達はドミグラの事をクロノアに問い質すと、その素性を聞いてビルスは7500万年前の内輪揉めが今も尾を引いているのかよと思いながら、ドミグラが如何なる者か理解して頷いていた。
「成る程、となれば奴はもう直ぐこの時の巣に現れる訳だ。
ならば其処をボクが出待ちして破壊してやる」
更には破壊神を侮辱したその罪の代償としてドミグラの破壊を宣告する。
7500万年待ち続けてやっと出て来たらいきなりビルスが前に居て出会い頭に破壊して来るなど下手なホラー展開を凌駕する恐怖である。
そんな物を味わう事になるドミグラだが、誰一人として同情はしなかった。
何故なら不遜にも破壊神を操ろうとするわ全時空の支配を狙うわと同情の余地がこれっぽっちも無いからである。
「わ〜わ〜、止めて下さい!!
貴方様が此処で力を振るうと時空が滅茶苦茶になっちゃいます〜!?」
「まぁ当然だね、ボクは破壊神だからね」
しかしそれで時空が滅茶苦茶になるのは話が別であった。
そうなると悟空達の居る歴史も危ない為、ビルスが此処で暴れる事をたった今から避けなければならなくなり悟空達も慌て始めていた。
「ちょ、ちょっと待ってくれよビルス様!
もしも時空が滅茶苦茶になったらオラ達ともう戦えなくなるし、地球の美味しい食べ物だって食えなくなっちまうよ!」
「むっ!?
むむむむむ、それは少し拙いな………だがあの破壊神であるボクを舐め腐った愚か者に裁きを下さないと気が済まないし………」
其処に悟空がビルスの欲にクリティカルヒットする言葉を投げ掛けるとほんの少しだけブレーキが掛かり、どうするかと悩み始めていた。
流石のビルスも折角悟空達が強くなって面白くなって来た所で、しかも地球の食べ物は幾ら食べても飽きないのでこれ等全てを失うのは欲望に忠実な彼にとって死活問題であった。
当然ウイスは時空から地球を切り離して保護する事も出来るのだが、久々にビルスが慌てる姿を見て面白いのでまだそれを口にするのは控えていた。
そうして、そんな悩むビルスに対してトランクスが代表して口を開いた。
「ならビルス様、どうかドミグラの事は俺達に任せて貰えませんか?」
「お前達に?
確かにタイムパトローラーだからその権利はあるんだが………お前達、孫悟空達と比べても遜色無い実力があるのかがあるのか?
もし弱いのならば話にならないから却下するよ?」
「なら、私達と父さん達で手合わせする。
其処で実力を見て、判断して貰います」
トランクスが口火を切り、ルリアも同様に自分達に任せて貰おうと悟空達との手合わせで判断して貰おうとした。
ビルスはタイムパトローラーになってる4人の基礎最大戦闘力自体は悟空達に負けてない事を確認するが、結局超サイヤ人ブルーや超サイヤ人4に成れなければ、或いは孫悟飯の様な才能持ちならアルティメット化が無ければ全く相手にならないのでほんの少し考え………そして回答を出す。
「そこまで言うならお前達の本気を見せてみろ。
孫悟空達、お前達も手加減抜きでこいつ等と闘え。
言っておくが手心を加えて超サイヤ人3とかで挑んだら本気でぶっ飛ばすからそのつもりでね」
「ぬぐ、つまり俺達の最高戦力でやれと………。
仕方無いな………トランクス、貴様達4人は誰を相手にするんだ?」
ビルスは手加減抜きと釘を刺してから手合わせをさせると沙汰を下し、ベジータも超サイヤ人2限界突破を使えなくなり残りは超サイヤ人ブルーで今のトランクス達に合わせる位しか出来ないと悟り汗を掻いていた。
一方トランクス達4人は誰が誰を相手にするか悩み………そして答えを出した。
「なら俺は父さんと悟空さん、ルリアはラディッツさんとニィープさん、ロスマはブロリーさんとクウラさん、パンは悟飯さんとピッコロさんが相手します。
俺達も本気でやりますから父さん達も安心して下さい」
「2対1の方式か………良いだろう。
だがそうするからには泣き言は許さんぞ息子達よ」
そうして決まった手合わせの組み合わせにより、悟空達はトランクス達の案内で天下一武道会の会場に似た………と言うよりまんまの建物に入り其処で4つの武舞台にそれぞれが立つと悟空は準備運動をし、更にトランクス達も深呼吸をしていた。
自分達にとって全く不測の再会、だがそれでもお世話になった過去の恩師や父達に自分達の成長を見て貰う絶好の機会でもあった。
其処に恐怖も驕りも無い、トランクス達は純粋な挑戦者として悟空達に挑む気だった。
「そんじゃ行くぞ………はぁぁぁぁぁぁ!!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
【ギュビィィン、パラパラパラ、ビュォォォォォン!!】
「らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
【ギュビィィン、ギュインギュインギュインギュイン!!】
それから先ずは悟空、ベジータ、ラディッツが超サイヤ人ブルーに、ニィープ、ブロリーが超サイヤ人4と伝説の超サイヤ人4に変身し、190兆のパワーを発揮した!!
その横で悟飯も静かにアルティメット化の戦闘力を発揮すると………何と、修行を続けた結果常時アルティメット化になっただけで180兆の戦闘力を発揮していた!!
これも全ては悟飯の潜在能力の高さから来る力であり、更にこの戦闘力を得てもなお上がる兆候がありまだまだ底が知れないのだ!!
これにはビルスも素直に驚いており悟空の息子も侮れないと判断していた。
更にクウラもゴールデンクウラと成り、そして最後はピッコロだった。
「フッ、まさかこんな場で俺の新たな力を披露する事になるとは思わんかったが………だが、手加減するなと言われたからにはしっかりと見せねばなるまいな!!
はぁぁ!!!」
【ブゥゥゥゥゥン!!!!】
「むっ、ピッコロの奴が………神の気を纏っただと!?」
そうしてピッコロは悟飯と同じ様にアルティメット化してから………何と神の気を纏い180兆の戦闘力を得る事に成功していた!!
その神の気は超サイヤ人ゴッドと比べても遜色無い程高純度でクリアな物であり、地球の神やピッコロ大魔王と融合しただけで此処までのポテンシャルを発揮するなどあり得ないのでそれを目撃したビルスも純粋に驚いていた!!
「驚いて頂けて何よりです。
ピッコロさんのあの力は私と同じく修練の末に高純度の神の気を纏う事に成功した物なのです。
私はこの力を神の威を纏う者………『神威』と名付けてます。
ピッコロさんは神々の精神に近付く明鏡止水を深化し極めたので十分神の気を扱う土台が出来上がってた所に地球の神やピッコロ大魔王と融合し、アルティメット化も得てより土台が固まったのです。
そしてこの神威を使える者は私やピッコロさん以外に複数人、地球を守る戦士達の最前線メンバーの中に居ますし今日来ていた第10宇宙の界王神ザマス殿も同様に使えますよ」
「ひぇ~神威か………凄えじゃねえかピッコロ!!
その力、本当にオラ達に負けてねえよ!!」
此処でケンが種明かしを行い、悟空達も神威の力を肌で感じると笑みを浮かべライバルが未だ自分達と同じ領域に踏み込む事を喜んでいた!
それ等の光景を脳裏に浮かべたニィープやクウラもピッコロが超サイヤ人ゴッドの放つ高純度の神の気を感じ取ったのだからそうなると予想していたが、まさか他にも………恐らく天津飯やサタン、そしてクリリンに加えてケンにザマスが同じく神威を使える様になると思っておらず、自分達が生きる歴史の世界はとても凄いと改めて思い知っていた!
無論神威を会得する為にピッコロ達は途轍も無い努力を重ねていた、血反吐も吐いた上に挫折もし掛けた。
だがそれでも会得に至れたのはひとえに悟空達に負けたくない、最前線メンバーから外れたくない人間としての意地による物だった!
それ等を思い出しながらピッコロは身構え、トランクス達に圧を掛ける!
「凄い………他の歴史で見られない力や、エイジ778の現時点ではまだ得られない筈の力を皆さんは既に得ているなんて!!
やっぱり悟空さんや父さん、そして皆さんは限界知らずなんだって改めて思えました!!
だからこそ………俺達も本気で闘います!!」
トランクス達はタイムパトローラーの仕事で他の歴史の異常を直しに向かったりしてたのでこの悟空達が生きる歴史の皆がより強く、より高みへ登ってる事を肌で感じ取りながら尊敬する皆を失望させない為に………自身達も得た力を発揮すると決意する!!
そうして先ずはトランクスとパンは瞳を閉じると………何と超サイヤ人ゴッドに変身が完了する!!
「なっ、超サイヤ人ゴッド!?
トランクス達はどうやって善のサイヤ人を集めたんだ!?」
「んふふ〜、時の巣は特殊な空間だから手続きさえすればあの世から何人もトレーニング相手を呼び出せるのよね〜。
だから善のサイヤ人………トランクス君達の世界の皆を呼ばせて貰って超サイヤ人ゴッドに成って貰いました!!
でも………驚くのはこれからよ、悟空君達!」
クロノアは時の巣がルール無用な特殊空間を明かすと色々ズルいと思える手段を取った事を聞き悟空達もそれアリなのかと疑問視していた。
が、そんな事を他所にトランクス達は更に気が膨れ上がって行き………更にルリアも、ロスマも同じ様に戦闘力が増大して行き、そして………悟空達の目に驚くべき物が映る!!
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
【ギュビィィン、パラパラパラ、ビュォォォォォン!!!】
【ギュビィィン、ギュインギュインギュインギュインギュインギュインギュインギュイン!!!!】
「………トランクスとパンが………超サイヤ人ブルーに………それにルリアとロスマが………ス、超サイヤ人4に成りやがった………!!!?」
何と、未来のトランクス達もまた超サイヤ人ブルーや超サイヤ人4と成り、その戦闘力もパン以外は190兆、パンも188兆ととんでもない物となっていた!!
まさか未来の息子、娘達があの若さで自分達が漸く到達した神次元の領域へと踏み込むとは………そんな事を思いながらも、何処か嬉しく感じる悟空達は無言で構えていた!!
「行きますよ、皆さん!!」
「来い、トランクスゥ!!」
「ルリア、本気で来なさい!!」
「当たり前!!」
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
【ドガァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!】
そうしてそれぞれが咆哮を上げて突撃しパンチや肘をぶつけ合うと気の奔流でクロノアや21号の髪の毛や魔人ブウの触角等が揺れ、ビルスはまさかクロノアのタイムパトローラーが此処までの力を得てるとは思わず険しい表情のまま目を見開いていた!
ウイスもトランクス達を見て元から土台は出来上がってたので残りは独学やクロノアの指導でこの領域に十分立てる見込みがあったと思いながら、あの少々適当でサボり癖があるクロノアが珍しく仕事をしていると感心していた。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
トランクスは背中の剣も抜きながら剣と拳、蹴りを織り交ぜた多彩な攻撃で悟空とベジータを相手取り、更に悟空のかめはめ波には魔閃光を、ベジータのギャリック砲には同じくギャリック砲で返すと次にトランクスからバーニングアタックを放ち悟空とベジータのツートップと互角の闘いを演じる!!
『ウラァァァァァァァァァ!!!!!』
【ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!!】
隣の武舞台ではルリアがラディッツ、ニィープと闘いまさかの超サイヤ人ブルー対超サイヤ人4の対決が勃発していた!
方向性が真逆に進化した2つの超サイヤ人は特徴として超サイヤ人ブルーの神の気がゲームで例えるならとんでもないバフ効果を齎す物に対して超サイヤ人4は純粋且つ単純にステータスがそれまでの物と桁違いに上がると言う違いがあるのだ。
故に単純な力勝負や耐久勝負になるとステータス補正の上からそれを上回る攻撃を受けると従来の超サイヤ人と同程度の肉体強度しか無い超サイヤ人ブルーでは超サイヤ人4のゴリ押しに負けてしまうのだ!
「ふっ!!」
【キュッ、ドガァ!!】
それをラディッツも超サイヤ人ブルーの感知能力で理解しているので上手く気の操作を行いルリアの攻撃が来る場所へ防御の気を集中したり、直撃をさせない様にインパクトをズラしたりすると言った工夫を行いながら超サイヤ人4の防御力を貫通する様に神の気を乗せた攻撃を叩き込んでいた!!
勿論超サイヤ人4のスーパーアーマー然とした肉体強度と耐久力は例えブルーの攻撃を受けても健在であり、ルリアはこれ等を受けてなおもゴリ押ししていた!!
「こっちも居るわよルリアァ!!」
「分かってるわよ母さん!!」
【ギィィィィン!!!】
其処にアビスエッジを構えたニィープが突撃し、ルリアもアビスエッジで受け止めた!!
此方は超サイヤ人4同士の闘いである為何方がよりゴリ押せるかの単純な力勝負になっている!
更にラディッツもニィープとオフェンスやサポートをスイッチしながら夫婦のコンビネーションを娘に叩き込むが、ルリアもこれを黙って受ける訳が無くラディッツの足を掴んでニィープにぶつけるとラディッツごと蹴り飛ばす等を行いサイヤ人らしい荒々しい闘いを見せていた!!
「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!
ロスマよ、貴様が超サイヤ人4成った事を俺は喜ぶぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「僕も、父さんと本気で闘えて嬉しいよ!!!!」
「俺を忘れて貰っては困るな!!」
【ポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポゥン、ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!】
一方ロスマはブロリー、クウラと気弾の乱射対決を行いその悉くが相殺されていた!!
しかも中にはイレイザーキャノンやデスボールも混じってるので殺意だけならこの武舞台が1番であり、下手したら大怪我では済まないレベルのヤバめの闘いが繰り広げられていた!!
それを観戦するクリリン、セル、魔人ブウ、21号は呆れながら手を挙げており、ブロリー親子の愛情表現とクウラの闘争本能が混ざればこうなるとして混ぜるな危険の例題として脳裏に刻んでいた。
「ふっ、やっ!!
そろそろパパの世界では私が生まれるんじゃないかしら!?」
「はぁ、たぁ!!
そうだね、先日検査したらビーデルさんは懐妊してたよ!!
恐らくパンちゃん、君がこれから生まれて来る筈だよ!!!」
「おい悟飯、それは俺も聞いてないぞ!!!
何故それを報告しない「今日サプライズでしようとしたらドミグラの横槍があったんです!!」むっ………それは、仕方無いな!!」
【バギビシバシドガバギドガドガドガドガバギビシバシビシバシビシバシバギバギ!!!!】
一方パンと悟飯、ピッコロの対決ではドサクサに紛れて悟飯がビーデルの懐妊を告白すると悟空やラディッツ、ニィープにルリアはそちらの方を向き、21号も「あらら!」と口にして驚いていた!
更にサプライズ報告する筈がこんな事になり悟飯も悟飯で割食ってしまいドミグラには嫌な印象を抱いていたのだ!
ビルスはどうでも良いと思い、ウイスは運が悪いと思う中クロノアはご愁傷様と思いながらこれから生まれて来る彼等の歴史のパンにありったけの祝福をと祈っていた。
クロノアも7500万年以上生きる芯人だがこれでも乙女なのだ、女性の喜びも理解してるし新たに生まれて来る命には神として祝福するのだ。
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
【ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!!】
そうこうしている中悟空達とトランクス達の戦闘はより苛烈になって行き、互いに攻撃がクリーンヒットする場面が目立ち始めて来ていた。
一進一退、特にトランクス達はタイムパトローラーとして、悟空達に今まで世話になったからそのお返しをする為にこの闘いは絶対に負けられなかった!
その為なのか………悟空達の方が徐々にトランクス達に押され始め、しかも手加減してる訳では無いのに押され始めたのでクウラやブロリーすらも驚き始めていた!!
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』
【ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!】
「ぐぁ、ぐ、まだまだぁ!!!!」
【ドゴォ!!!!!!
ドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギ!!!!!】
しかし悟空達もまだまだ現役、幾ら未来のトランクス達とは言え後進に負ける訳には行かないとしてより力強く、より強烈に攻撃を叩き込むと形勢を再び拮抗状態に戻しつつ互いに攻撃をクリーンヒットさせ続ける!!
其処にわざと負けると言う下心も無い、ただ純粋に己の力が相対する者にどれ程通用するか試したい、この力をもっと届かせたいと言う考えしかいつの間にか闘う者達の中に無かった!!
「コイツで決めてやる!!!!」
「行くぞ、トランクス!!!」
「はい、これで決めますよ………父さん、悟空さん!!!!」
そうして悟空達は皆気功波を撃つ用意を整えてチャージを始めると、それぞれ凝縮され充実した気が集束されて行き時の巣全体を大きく揺らした!!
勿論クロノアは外に影響が出ない様に結界を張ると、ケンやウイスもその手伝いを行いより強度を増した結界が武舞台全てを覆った。
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!』
【ズドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!!!】
そうしてかめはめ波、ギャリック砲、ファイナルフラッシュ、魔閃光、魔貫光殺砲、フォビドゥンブラスト、ウィークエンド、ギガンティック・オメガ、デスフラッシャーの全てが武舞台で衝突すると大爆発を引き起こし爆煙が結界内を覆い尽くした!!
これを受ければマトモに立っていられるのはビルスやウイス位の代物であり、クロノアも普段の姿では消し炭になりかねないと思いながらその結果を見る。
そうして爆煙が晴れると………悟空達もトランクス達も片膝をついて息を荒げており、全員満身創痍であった。
まさかタイムパトローラーの若造達が此処まで強いとは………ビルスもこれはこれで意外であり、素直にその力を認めざるを得なくなっていた。
「ふむふむ………確かに見届けさせて貰ったよ、お前達の力の全てを。
まさか孫悟空達と互角にやり合えるとはね………まぁ、これなら任せても大丈夫じゃないかな?
ボクは別に勝てだの何だの命じた訳じゃないし、これならドミグラの奴をボクの代わりに倒してくれそうだからこのまま戻るとするよ。
勿論敗北してドミグラを好き勝手させたら即この時の巣でボクがドミグラの奴を破壊してやるから覚悟しておけよ?」
「ビ、ビルス様………ありがとうございます!!!」
そうしてビルスはトランクス達に賛辞の言葉を贈り、且つトランクス達にドミグラの始末を任せ始めていた。
これを待っていたトランクス達は直ぐに立ち上がって頭を下げていた。
それを見ていた悟空達もあのビルスが他人に、しかも自身をムカつかせた相手の処遇を任せるなど絶対にあり得ないと理解してる者達はその意外かつ寛大な措置に驚きながらも悟空達も釣られて礼を述べていた。
「ふん、分かったらさっさと帰り支度を済ませるんだ。
僕は其処までアフターサービスしないでと言ってるクロノアを無視して帰るとするよ。
お前達は少し話してから帰るか?」
「………それではビルス様、少しお待ち頂いて良いでしょうか?
帰ったら私の特製ラーメンをご馳走致しますので」
「ふん、良いだろう」
そうしてビルスはさっさと帰るムーブをかます中、悟空達はトランクス達と短い会話を交わすべく少しだけ待って貰いつつ時の巣の外側の風景が一望出来る場所で会話を始める。
「トランクス達、良く此処まで力を付けたな。
此処までの力を付けたなら規格外の敵が来なきゃ負ける筈が無いさ!」
「はい………これも全て時の界王神様の計らいのお陰なんです。
皆さんと別れた後ドミグラの起こしたと思われる奴からしたら囮の事件を解決する中で、より強い力が必要だと言われて………そして………俺達は俺達の世界の悟飯さんや父さん達に会ったんです。
そのお陰で超サイヤ人ゴッドの修行も出来たし、その後時の界王神様がゴッドの壁を超えるとして超サイヤ人ブルーを、ゴッドになれないルリアとロスマには超サイヤ人4をお教え頂いたりしました」
悟空達がその力を称賛する中、トランクス達はゆっくりと………自身達の世界の悟飯達、死した恩師や父や母達に会う事が出来たと語り、その未来の悟飯達が超サイヤ人ゴッドの儀式を完成させてトランクスとパンがゴッドに覚醒し、代わりにルリアとロスマはゴッドに成れなかったらしく超サイヤ人ブルーの修行と並行して超サイヤ人4へ至る修行をした事が語られた。
ニィープは自分の血が濃かった為に本人は善人なのに超サイヤ人4に進化するしか神次元の領域に立てなかったのかと思い始めるニィープだが、その代わり超サイヤ人4に成れたので結果オーライと思いながら更に会話に耳を傾けた。
「それで私達、沢山母さん達と話したし修行した。
母さん達ももう神次元の領域に足を踏み込んでたから、背中は何処までも大きかったよ」
「へぇ、未来の私達が………あの世で特別に修行をしてそれぞれゴッドや4に成れたのかしらね?
………そっか、そうなのね」
更に未来のニィープ達も自分達同様神次元の領域の戦闘力を身に付けていた事をルリアの口から聞くと、未来の自身やベジータ達は中途半端な所で死んだ事が余程悔しかったのだろうと考察していた。
しかもルリアやトランクス達を残して逝ってしまったのだ、尚更無念があったと想像に難く無くいずれ自分達の力が必要になった際に向けて戦闘力を極限まで上げ………それがトランクス達の壁を超える為の修行に繋がったと点と点を繋げた結果思い至ったのだった。
「………父さん達、多分ドミグラは復活する際にあの凶悪化で人を操る術を使って皆さんの仲間や母さん達を操る筈です。
その時は正気を保てた人達で操られた人達を正気に戻して下さい」
「ふむ………良いだろうロスマ。
その忠告は有り難く受け取ったぞ」
「後ね………パパ。
ママと………パパの世界で生まれて来る私を大事にしてね。
ママ独りだと本当に淋しい思いをする事になるから、出来るだけ寄り添ってあげてね」
「ああ、勿論さパン。
僕ももう大人なんだ、ビーデルさんを独りにはさせないさ。
そして………これも言っておかないとね。
パン、君も僕やビーデルにとって娘なんだ。
もしも甘えたくなったり、稽古を付けて欲しくなったら何時でもこの時の巣へ呼んで欲しい。
君達が僕達の時代へ来れないなら僕達の方から来れば問題ない筈だから」
そうしてロスマからは忠告を、パンは悟飯にこれから生まれて来る悟飯達の世界の自分と妻ビーデルを大事にする事を伝えられると、それ等を受け取った皆はそれぞれ受け答えをすると中でも、悟飯は未来の娘であるパンの頭を撫でながら歴史干渉が起きない抜け穴を学者らしく考察し突きながらまた会う約束を取り付けていた。
そんな父孫悟飯にパンはほんの少し涙を流すが直ぐに天真爛漫な笑みを見せてから返事を交わした。
悟空も悟飯は良く考えたなと思いながら此処に来ればトランクス達と特訓出来ると思い、正に腕が鳴ると言った具合に手を拳で軽く叩きながらサイヤ人らしい笑みを浮かべていた。
「………トランクス、俺達はそろそろ元の時代へ帰る。
だから最後にこれだけは伝えておくぞ………母さんを大事にしろよ」
「父さん………………はい、勿論です!!」
最後にベジータが独りになった未来のブルマに少し想いを馳せた為、トランクスに唯一の家族を大事にする様にとすっかり愛妻家になった一面を覗かせるとトランクスも様々な思いが込み上げながらも一言だけ腹の底から声を上げると、二人共満足気な笑みを浮かべてから拳同士を突き合わせベジータ親子の絆を確かめ合った。
クウラはこれ等の家族愛を見届ける中、自身の家族を考えた………が、碌な奴が居なかった事を思い出して直ぐ頭から排除し、トランクス達を見ながら自身が贈れる言葉を絞り出した。
「トランクス達よ、恐らくこれからも凶悪な敵が現れるだろう。
その時俺達の力を借りられるか否か、その違いはあるだろうが最後はお前達自身の力でそれ等を打ち破れ。
それこそがお前達の世界に残された希望の戦士としての使命だ。
その事を努々忘れるなよ」
「はい、アドバイスありがとうございますクウラさん!
………矢張り貴方は過去も未来も変わらない、責任感が強い軍の長としての経験を持つ方ですよ」
「フッ、当然だ。
何故なら俺はクウラなのだからな」
クウラからの希望の戦士としてのアドバイスを受け取ったトランクス達はその言葉を深く胸に刻むと決意を新たにして4人で頷いていた。
そして、この言葉を最後に悟空達はビルスの下へと行き時の巣から去って行く。
その際に悟空はサムズアップを、ニィープは指を上げてグッバイのジェスチャーをするとトランクス達は深く頭を下げてその後ろ姿を見送るのであった。
そうして悟空達は地球へ帰還すると皆に魔神ドミグラの復活が近い事を語り、それぞれ警戒しようと決めながらブルマの誕生日パーティを滞り無く進め、一発芸等も終わらせる。
無論ビルスとウイスにはニィープの特製ラーメンを振る舞い存分に美味いと言わせて満足させたのであった。
此処までの閲覧ありがとうございました。
はい、未来トランクス達は超サイヤ人ブルーや超サイヤ人4に覚醒し、ピッコロ達や悟飯も全然悟空達に置いて行かれてないです。
神威の設定についてですが、破壊神やサイヤ人以外の者が純度の高い神の気を纏う術になります。
神威自体は神力の高い界王神ならば実力を付けれは普通に使えますが、人間が神威を使うには先ず明鏡止水に至り更にそれを深化させ極めて神の精神に近付き肉体にもそれを作用させなければなりません。
つまり………界王拳・極が使える程深化させたピッコロやクリリン達ならば努力次第で使える様になってたのです。
無論血反吐を吐くし普通の人の身で神の気を、超サイヤ人ゴッドの儀式と違うプロセスで纏う為精神が壊れて肉体が崩壊する………つまり死に掛ける様な綱渡りを超えて漸く神威が使えます。
そしてその戦闘力倍率は2500倍、アルティメット化の倍率2000倍と考えるとほんの少しの倍率アップと思いますが、神威を会得した事で基礎最大戦闘力自体が大幅に向上するのでとんでもないパワーアップを遂げてます。
長々となりましたので此処で悟飯やピッコロ、トランクス達、ついでにケンと現代ザマスの戦闘力の掲載をします。
悟飯
基礎最大戦闘力:900億
アルティメット化:180兆
ピッコロ
基礎最大戦闘力:150億→720億(神威会得で大幅上昇)
神威:180兆
トランクス:TP
基礎最大戦闘力:760億
超サイヤ人ブルー:190兆
ルリア:TP
基礎最大戦闘力:760億
超サイヤ人4:190兆
ロスマ:TP
基礎最大戦闘力:760億
伝説の超サイヤ人4:190兆
パン:TP
基礎最大戦闘力:752億
超サイヤ人ブルー:188兆
ケン
基礎最大戦闘力:700億
神威:175兆
ザマス(現代)
基礎最大戦闘力:720億
神威:180兆
最後に………この未来トランクス達の生きてる世界の今の暦はエイジ794〜5になります。
次回もよろしくお願い致します!