今回は対ドミグラの前編となります。
エイジ778の地球で何が起こるのか…その顛末を描きます。
では、本編へどうぞ!
時の巣でのトランクス達との手合わせから2日後。
ニィープはラディッツとクウラ、トワとミラ、17号、セル、魔人ブウと言った面々と共に何時でもドミグラが動き出しても良い様に神の神殿で身体を温めていた。
ドミグラが見せた魔術を悟空の記憶から読み取った結果、トワは自身の物に似てるがより複雑な物と告白してからドミグラへの警戒ランクが上がったのだ。
より複雑と言う事は、トワよりもドミグラの方が魔術の力が上と言う事を意味するのだから。
「…………むっ、ヤムチャやギニュー、サウザー達が近付いて来ている?」
「えっ?
…………本当だ、しかも何故かアルティメット化しながら来てる!」
そんな中、突如ヤムチャ、ギニュー、サウザーがニィープ達の下へと飛んで来ていた。
それもアルティメット化…………戦闘態勢を整えながら。
一体何が起きたと考察してる内にヤムチャ達3名が着地すると…………その目は赤く光り、紫黒いオーラがヤムチャ達を包んでいた!!
「これは…………凶悪化!!
魔神ドミグラが復活したのか!!」
「思ったよりも早かったわね!!
皆、ヤムチャ達を正気に戻すわよ!!」
「なら俺とトワ、魔人ブウに任せて貰おうか。
スタミナが無尽蔵な俺と魔人ブウなら幾ら闘っても平気だからな」
「それに私、あんた達やミラと比べたら弱い方だし魔術で操られてるなら私が専門家よ」
そんなヤムチャ達の様子を見かねた17号が魔人ブウ、トワと共にヤムチャ達を正気に戻す役割を引き受け他の面々のスタミナを温存させる作戦に出た!
更にトワは魔術の専門家として何か出来るとして魔人ブウ共々戦闘力を解放する!!
その戦闘力は魔人ブウは150兆、トワは120兆とミラやクウラ、ブロリーにニィープ、そして悟空達と共に切磋琢磨した結果神次元の領域にまで戦闘力が届く事に成功していた!!
更に17号は同じく鍛えた結果…………何と超サイヤ人ブルーや超サイヤ人4と同等の戦闘力を得る事に成功し、数値化すれば間違い無く190兆は出るだろうと言う確信があった!!
これも何処かの世界では超17号となるパワープールを持つが故にとことん鍛えて得られた当然の結果である!!
「狼牙風風拳!!」
「ギニューファイティングパンチ!!」
「サウザーブレード!!」
一方ヤムチャ達は凶悪化で操られているが、その大元の戦闘力はアルティメット化の恩恵でありその数値も78兆と最前線メンバーに及ばないが地球を守るなら先ず不安が無い戦闘力を誇っていた!
そんな今のヤムチャ達に手加減が通用するかと言えば微妙であり、かと言って本気を出し過ぎてボロ雑巾にすれば死んでしまうので加減が難しくあった!
そんな事もありヤムチャ達を上手く手加減して倒すならば超サイヤ人ブルーの様に気のコントロールを極めた戦士か手加減が上手い戦士が必要な為、そのコントロールが上手い17号達が率先して前に出たのだ!!
「パンパカパーン、正義の死神ゴテンクス様の登場だぜ!!」
「…………うわ、チビ達まで凶悪化して…………しかもフュージョンして超サイヤ人3になってら…………」
其処に何と遊びに出掛けた筈のゴテンクス、ロスマ、ルリアが超サイヤ人3に超サイヤ人2限界突破、伝説の超サイヤ人3に変身した上に凶悪化しながらやって来ていた!!
しかも悟天とトランクスのフュージョンは非常に相性が良い組み合わせの為、その通常のフュージョンよりも大幅にパワーアップしてるので超サイヤ人までなら超サイヤ人ゴットでも止められるが超サイヤ人2に成られたら超サイヤ人ブルーや超サイヤ人4で少し劣る戦闘力差を経験値で埋めて戦闘せねばならず、超サイヤ人3はもう此方もフュージョンでもポタラ合体でもしなければ止められなかった!!
チビ達の成長を嬉しくもあるが同時にこんな事になり面倒だと思っていた!!
「いっくぜ〜!!」
「本気で行くよママ、パパ!!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「【シュン!!】おい待て、ガキ共。
お前達の相手はこのゴジータだ!!」
其処に瞬間移動で跳んで来たゴジータがゴテンクス達の前に立ちはだかった!!
しかも初めから相手を取り押さえる事前提の為超サイヤ人ゴッドに変身して戦闘力は…………圧巻の1824兆であった!!
これなら確かに悟空とベジータの2人で手を組めばビルスを上回れると言う評価が真の意味で正しくあった。
そしてゴジータはゴッドバインドと言う拘束技を使うとチビ達4人は途端に動けなくなってしまった!!
後は5分経過すればゴテンクスとルリアの超サイヤ人3や2限界突破の変身が解けるので其処を狙いロスマも叩いて伸びさせればそれでチビっ子戦士達は鎮圧完了であっる。
「ごめんカカロット、ベジータ…………いやゴジータか。
兎に角其処のチビ達を取り押さえててよ!」
「分かってる!
それよりもまだ来るぞ!!」
そんなゴジータの一言でラディッツとニィープは周りを警戒すると、ミスター・ブウとタピオン、ミノシア兄弟が見事に操られており一気に頭が痛くなり始めた。
タピオン達も戦闘力が70兆までパワーアップしてたのだが、それよりも魔人ブウと同じく戦闘力150兆ある筈のミスター・ブウが操られている事にニィープやクウラはヒクヒクと表情筋が動いていた。
「あのバカ、油断して操られおったな!!」
「はぁ~、同じブウと言っても慢心が過ぎるぞミスター・ブウ。
ラディッツ、ニィープ、クウラ、ミラ、此処は私に任せて貰おうか。
本当はドミグラ相手に披露しようと思っていたのだが…………こうも切磋琢磨し合う仲間が操られては手札を隠しておくのもままならんからな!!」
もう一人の自分であるミスター・ブウの醜態に魔人ブウはサウザーを相手しながらキレており、後でお説教しないと気が済まずにいた…………が、此処でクウラ達が動く前によりスタミナが多いセルが前に出る!
そして………………何と、その身体が一瞬輝くと紅い気が噴出しセルの気がニィープとクウラ、ミラに探知が出来なくなってしまった!!
「なっ、それは…………超サイヤ人ゴッド!?
何故セルが超サイヤ人ゴッドに!?」
「驚く事は無かろう、私も様々な細胞が混じってるとは言え複数人のサイヤ人の細胞を有するのだ、善も悪も両者含めな。
其処で私は己の内にあるサイヤ人の細胞を共鳴させ、その力を引き出す事で超サイヤ人ゴッド相当の力を得られるのではと考えた!
その修業は…………正直何度も挫折し血反吐を吐いた、だが神次元の領域へ立つためならばその程度はあって然るべきだと何度も考え、そして遂に理論通りの物を完成させるに至ったのだ!!」
セルはその脳裏に修業の光景を思い出し、文字通り失敗して血反吐を吐いて身体に何度もダメージを負ってしまった事やまだ理論通りに行かない事を嘆く事があった。
しかしそれ等の試練を乗り越えた結果、遂に超サイヤ人ゴッドに相当する変身形態を得る事に成功し歓喜に打ち震えた瞬間が脳裏に浮かんでいた!!
「そしてその後、孫悟空と共に皆に内密で修業をしていた所、超サイヤ人ブルーの話を聞き及びこの姿…………『ゴッドセル』へと至った私ならば同じく超サイヤ人ブルーに相当する変身が可能な筈だ、否、可能だと確信しそれを試みた!!
その結果…………つあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
【ギュビィィン、パラパラパラ、ビュォォォォォン!!!】
そうしてゴッドセルと名付けた変身に更に力の質を高め始めた瞬間、その気が更に増大して行き遂に翠の光にセルは包まれた!!
そして超サイヤ人ブルーと同様のプロセスを経て光が瓦礫の様に崩れると、中から翠のオーラと瞳が翠色に変わったセルが現れその圧力をニィープやクウラに知らしめた!!
ニィープはもう驚かなかった、何故なら超サイヤ人ゴッドと同様の変身が出来るなら超サイヤ人ブルーと同様の変身が出来ても可笑しくないのだから!
「フフフフフ、孫悟空のお陰で私はこの形態へと至る事に成功したのだ。
孫悟空達が超サイヤ人ブルーと呼ぶそれはサイヤ人が超サイヤ人ゴッドを超えた時蒼い気になると私は思い、ならば私が同様に超サイヤ人ゴッドを超えれば…………この翠色に輝く姿に成れるのだ!
そしてこれを名付けるならば『クリアセル』だ!!
この姿に至れた私はまだまだ最前線から置いて行かれる事は無いのだ!!」
そうして高揚感に満ちながらセルはその姿をクリアセルと名付け、その漲る戦闘力190兆のパワーをその身に浸透させながらミスター・ブウと戦闘を開始する!!
流石に無尽蔵の再生力を持つミスター・ブウも40兆の戦闘力差と何より神の気と言う高次元の気を浴びると再生力が若干落ちるらしく、ほんの少しずつではあるがダメージが蓄積され始めていた!!
まさかの魔人ブウの細胞に神の気が有効打になると言う想定外の情報がZ戦士達に齎され、これはある意味嬉しい誤算であった!
魔人ブウ自身も知らなかった弱点を知れた事でそれの対策を講じる事が出来るのだから!!
「ぬおおおおおおおおおお!!!!」
「止めるんだナッパ!!
正気に戻れよ!!」
其処に超サイヤ人ゴッドとなりつつもチビ達の育成の為に最前線から一旦退いたナッパが突撃して来るが、それを神威を発動させていたクリリンが押し留めていた!!
ニィープの予測通りクリリンも神威が使える為これはいよいよ天津飯やサタンも神威が使えるのだろうと思うべきであった!
更に戦闘力はラディッツやゴジータ、クリアセルが正確に探知した所最大で180兆と矢張りピッコロと互角である為クリリンもまた最前線に立つ権利を未だ失っていなかった!!
しかしそう考えると悟飯はアルティメット化のみで最前線に立っているので色々バグなのかと思うが、孫悟飯の才能はこの程度では無いのをニィープはN.K.の情報内で知っているのでそちらは想定内だった。
「うわ、超サイヤ人3が解けちまった!?」
「あっ、私も超サイヤ人2限界突破が!?」
「隙ありだぜチビ達!!」
【シュン、ピシパシドジ!】
そうしてゴテンクスの戦闘開始から5分が経過し、ルリアの超サイヤ人2限界突破共々超サイヤ人3の変身が解けるとその隙を狙いゴジータゴッドが峰打ちでチビ達全員を気絶させると一呼吸を入れて超サイヤ人ゴッドを解除し通常状態に戻った!
幾ら超サイヤ人ゴッドと言えどフュージョンの限界時間まで変身し続ければ仙豆のお世話になる程のガス欠になるので無駄な消耗を抑えるならば通常状態に戻れるなら戻った方が良いのだ。
そして残りは自分が観戦しても問題ないと判断したゴジータはニィープ達の隣に立ちながらクリリン達の勇姿を見届けていた!
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ!!」
「ヤムチャ、お前の努力は認めてやるよ。
けどな、それとこれとは別だ。
いい加減目を覚ませ!」
【ドガァ!!!】
そうして永久式エネルギー炉型人造人間と普通の人間のスタミナ差、及び本人達の実力差によりヤムチャは17号から手痛い一撃を受けてアルティメット化が解除されながら気絶した!
更にサウザーも魔人ブウに有効打を全く与えられないまま倒され、ギニューもトワが魔術を駆使したトリッキーな戦闘を繰り広げた結果手玉に取られた挙げ句倒され気絶した!
それからトワは気絶した者達に近付くと、凶悪化は解除されて目を覚ませば元通りになる事を調べ上げた!
「やっぱり手っ取り早く相手を疲れさせて気絶させた方が確実に凶悪化を解除出来るわね。
下手に魔術で解除すれば精神に異常を来たしかねないし、正にこの手に限るって奴よ」
「だそうよクリリン、セル!
ナッパ達を多少痛め付けて気絶させる大義名分が出来たわよ」
「ちょっ、ニィープ、あんた言い方をもう少しオブラートに包んでくれって!!」
トワの分析結果を聞いたニィープはクリリンとセルに指示を出すと当然クリリンはオブラートさが無い発言に戸惑い、セルはこの力を試す丁度良い相手としてミスター・ブウやタピオン達の実力に合わせながら攻撃を仕掛けていた!
そうして他の場所にゴジータが気の探知を向けると、西の都方面では超サイヤ人4の力を練習中だったパラガスが操られたらしく、超サイヤ人ゴッドに成ったニオとブロリーに止められ、ネイズやドーレも神威を発動させた天津飯とサタンに食い止められ、残る特戦隊のメンバーも悟飯達に止められており何とか最前線メンバーはミスター・ブウとパラガスを除けば全員が無事であった。
更にニオはこの戦闘中に超サイヤ人ブルーを覚醒させたのかゴジータとラディッツの気の探知に戦闘力がゴッドの物よりも大幅に上がったニオの気が引っ掛かる!
「ニオの奴が超サイヤ人ブルーに覚醒した様だな」
「曲がりなりにもブロリーと共に歩んだからな。
パラガスも超サイヤ人4に覚醒したのに操られやがった…………つまりドミグラはそれ程のパワーがある者も選んで操れると言う証明にもなった訳だ」
ゴジータとラディッツはパラガスの事を残念がりながら目の前の戦闘にも注意していた。
特にナッパは超サイヤ人ゴッドの状態であり、此処から超サイヤ人ブルーに成っても可笑しくのでもしもクリリンが危なくなればラディッツが突撃して援護をする様にしていた。
「ぬぅぅぅぅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
【ギュビィィン、パラパラパラ、ビュォォォォォン!!!!】
「案の定超サイヤ人ブルーに成っちまったか!!」
更にその懸念は当たってしまいナッパは超サイヤ人ブルーに変身し188兆の戦闘力をクリリンへと向けていた!!
凶悪化の影響で正気を失ってるとは言え超サイヤ人ブルーの相手は神威を発動させてるクリリンもやや冷や汗を掻く物であり、まだまだ援護は必要無いとは言え此方とパラガスの方はセルや遠くの悟飯達よりも戦闘が長引きそうな予感がしていた!
「…………これ以上戦闘を長引かせる訳にはいかん、ニィープ!!
お前はニオとブロリーの下へと迎えへ!!
俺はクリリンと共にナッパを止める!!」
「仕方無いわね、それが手っ取り早いわ!
はぁ!!!」
【ギュビィィン、ギュインギュインギュインギュインギュインギュインギュインギュイン!!!!】
【ギュビィィン、パラパラパラ、ビュォォォォォン!!!!】
そんな戦闘を終わらせるべくいよいよラディッツ、ニィープが動き出し始める!
ラディッツは超サイヤ人ブルー、ニィープは超サイヤ人4に変身するとそれぞれ示し合わせた戦地へと飛び立ち、ラディッツは直ぐ様ナッパと腕をぶつけ合わせてから距離を離しクリリンの横に立った!!
「済まないラディッツ、ナッパの奴が超サイヤ人ブルーに成っちまって実力差が埋まっちまった!!」
「いや、お前は悪くないぞクリリン!
さてナッパ、お前すらも操られてしまうとはな…………矢張り魔神ドミグラは我々の想定以上に厄介な敵だと証明された訳だ!
そんな奴を早々に倒す為にお前を今此処で戦闘不能にさせてやる!!
…………本当なら正気のお前とやり合いたかったぜ、超サイヤ人ブルー同士の闘いをな!!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
『はぁぁぁ!!!!』
【ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!!!!!!】
ラディッツとクリリンのコンビでナッパとの戦闘を再開するが、元々タフ寄りだったナッパが超サイヤ人ブルーに変身を遂げた事で気の流れを完全にコントロール仕切り、攻撃が命中する箇所に神の気を集中し防御力を上げてしまい中々攻め崩せずにいた!
かと言ってクリリンが神威に至り気円斬を更に進化させた『気円神斬』を使えばナッパが切断されて死に、また元気玉もナッパを必要以上に傷付けるので使えず想定以上に気絶させる事が困難であった!!
「ちぃ、ナッパめ、操られて敵になると此処まで厄介か!!
このままチマチマ格闘戦を繰り返しても時間と体力を無駄に喰わされる!!」
「…………ラディッツ、こうなったらアイツが気功波を放った瞬間、俺達の全力のかめはめ波を同時に叩き込もう!!
超サイヤ人ブルーの気のコントロールや俺自身の気のコントロールなら、アイツが死なない程度に気絶させる事が必ず出来るさ!!」
ラディッツが辟易する中、クリリンは気功波のカウンターで全力のかめはめ波を放つ事を提案する!
ラディッツも狙い目はそれ位しか無いと判断し、上手く攻撃してナッパが気功波を使うその時を待った!
「ぐぬぬぬぬぬ、カパッ!!」
【ポォォォォォォウッ!!!】
「今だ!!」
『かめはめ波ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
【ギュォォォォォォォォォン!!!!!】
そうして中々しぶといラディッツ達に業を煮やしたナッパは超サイヤ人ブルーのパワーを全て込めた口から放つエネルギー波である『ブレイクキャノン』を放ち、それを待っていたラディッツとクリリンもまたかめはめ波を同時に放った!!
その結果、2つのかめはめ波が1つとなり威力を更に増大させブレイクキャノンを呑み込み、ナッパはそれを驚いた表情を見せながらも直撃し爆煙が広がる!!
その直後ナッパは超サイヤ人ブルーが解けて気絶しながら落ちて行くが、ラディッツとクリリンがナッパの身体をキャッチしてゆっくりと地面へと着地させた。
「たく、後で起きたらカフェのコーヒーとサンドイッチの無料券を請求するから覚悟しとけよ?」
「兎に角これでナッパは取り押さえられた、後はセル達の方だけど…………」
「はぁっ!!!」
【ドガァァァァァァァァ!!!!】
ラディッツとクリリンは通常状態に戻り一息吐くと同時にセルもタピオン兄弟を気絶させ、更にミスター・ブウも神の気によるダメージで上手くボロボロにして気絶させる事に成功する!!
それからセルも着地してからクリアセルの変身を解くとラディッツとクリリンを見て頷き、残るは他の戦場での戦闘のみであった。
ゴジータもそれを見届けてから気の探知をパラガス達の方に向けていた。
「親父、いい加減にしろ!!」
「お義父さん、目を覚ましてったら!!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
【ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!】
ブロリー、ニオは超サイヤ人4になったパラガスの気弾連射を回避しながら攻撃を仕掛けてダメージを与えるが、超サイヤ人4元来の耐久力の所為で同じく伝説の超サイヤ人4や超サイヤ人ブルーの攻撃をモロに受けてもまだ元気に反撃して来るので中々気絶が狙えずに居た!
かと言って消滅必至な技を繰り出す訳にも行かない為この手の実力者が洗脳される事が如何に厄介なのかを身を以て思い知っていた!!
「パラガス、いい加減になさい!!!」
【ドガァ、キィィィィィィン、ドォォォォォォォン!!!】
其処に超サイヤ人4に変身したニィープが駆け付け、パラガスの顔面に手痛い蹴りを浴びせて地面に叩き落とした!!
が、その直後ニィープにもパラガスのイレイザーキャノンが飛んで来た為、これを回避してブロリー達と合流する!!
「ニオ、ロスマくん達はゴジータが超サイヤ人ゴッドの拘束技で取り押さえた後に気絶させたわ!!
後は此処とラディッツ達の方、そして悟飯くんとピッコロの所よ!!」
「ニィープ、ロスマの状況教えてくれてありがとう!!
後はお義父さんを何とかするだけね!!」
「ふぅ〜…………ならば貴様も同時に攻撃しろ!!
如何に超サイヤ人4とて、体力は無限では無いのだからな、親父に体力切れを引き起こさせるぞ!!」
ニィープの状況説明を入れながらブロリー、ニオはパラガスを戦闘不能にする算段として3人で一斉に攻撃し体力を削り切るゴリ押し作戦に移行する!
幾らドラゴンボールで早々に老年期が来ない様に若返ったとは言え矢張り体力が有限の生者である為、数の暴力で押し切られれば超サイヤ人4を維持するスタミナも気も消耗するのだ!
ニィープは呆れる程単純且つサイヤ人らしい作戦に笑みを浮かべ、その後直ぐ眉を顰めて気を解放する!!
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
「ウラァァ!!!」
「せぇぇい!!!」
【ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!】
ニィープ達はパラガス相手に容赦無い数の暴力で攻撃を開始すると、パラガスも超サイヤ人4の力で無理矢理反撃して来た!!
しかし多勢に無勢と言う言葉がある様に力が拮抗した相手が複数人居れば一気に戦況は傾いてしまう、よってパラガスは2対1までなら何とかなったが3対1になった瞬間勝ちの目が無くなっていた!!
残るは如何に早く操られたパラガスの体力を切らせるかの勝負となった!!
「ぬぅん!!!」
「どぁぁぁぁ!?」
【バギィ、キィィィィィィン、ドゴォォォォォォォォ!!!!】
そうして隙を付いたブロリーはパラガスにエルボーを叩き込みながら突撃すると、近場にあった岩盤にパラガスを容赦無く沈めると岩盤はクレーターの様に陥没穴が出来上がる!!
ブロリーは更にパラガスの頭を持ちながら押し込み続けてるとパラガスは遂に気絶し、超サイヤ人4の変身も解けたのであった!
「終わったか…………全く親父め、起きたら事の経緯を話してやるから一旦寝てろ!」
「ふぅ~、終わったか」
こうして戦闘が終了し、ニィープ達は変身を解きながら気の探知で悟飯達の方を注目するとあちらもどうやら終わったらしく、パラガスを連れて皆で神の神殿へと戻って行った。
それから神の神殿へと辿り着くと、デンデが回復術でギニューやナッパ達を起こしゴジータのフュージョンも解けて元の悟空、ベジータに戻っていた。
「皆さん一旦お疲れ様でした!
今パラガスさんとリクームさん達を起こしてニィープさん達も回復させますね!」
「あ~、その前に少し補足。
私達パラガスに結構超サイヤ人4に必要なサイヤパワーが少し消耗しちゃってるわ。
しかもこのサイヤパワー、デンデの回復術とかの効果が薄くて同じサイヤ人の気を分けて貰う事で補給が可能なのよ。
だから私達2人の回復は後にしてパラガスを先に起こして」
「ふむ、超サイヤ人4の膨大なパワーを支えるのがサイヤパワーとやらなのか。
神の気と違いデンデの回復術での即時回復が出来ないのは少し手痛いな」
ニィープは此処で超サイヤ人4に必要なサイヤパワーの説明を行うと、ピッコロやクウラ達は今の状態のニィープとブロリーを回復させても超サイヤ人3までの力しか十分に発揮出来ないのだと言葉の節々から悟り少し考えていた。
そんなニィープやブロリーの下にルリアがやって来る。
「ねえママ、サイヤパワーって私達子供の気でも十分賄えるの?」
「う~んそうね…………10割回復するなら今の悟天くんとトランクスくん、ルリアとロスマくんの4人でも十分賄えるわね。
これも皆トレーニングをし続けてくれたお陰ね」
「なら俺達のサイヤパワーを受け取って悪者をやっつけに行ってくれよニィープおばさん!
俺達子供も大人の皆の役に立ちたいんだ!!」
「それに操られっぱなしなの、僕達も悔しいから!!」
ルリアを中心にチビ達がニィープ、ブロリーのサイヤパワーを回復させる事を提案し、その覚悟ある瞳に次世代戦士達は十分育ちつつあると感じたニィープ、ブロリーは笑みを浮かべて首を縦に振った。
勿論悟空、ベジータ、ラディッツも子供達が次に地球を守る戦士としてこれからも強くなるし、より覚悟も持てる様になる事を嬉しく思いながら同様に笑みを浮かべていた。
「じゃあ悟天くんとルリアは私に、トランクスくんとロスマくんはブロリーにサイヤパワーを分けて欲しいわ。
分け方は超サイヤ人に成ってその気を私達に向けて流すのよ。
まぁやり方は超サイヤ人ゴッドの儀式に似てるから同じ要領でやれば良いわ」
「…………待ってくれ、ならば俺もサイヤパワーを分けよう。
先程の戦闘で俺のサイヤパワーも消耗し切り超サイヤ人4に成るパワーが残ってないのだ。
それに子供達ばかりに負担をさせるのは大人として忍びないからな」
「なら俺も悟天や坊っちゃん達を手伝うわ。
どの道俺は坊っちゃん達の育成で最前線を離れて念の為残ってる補充要員だ、ならば地球に残りつつベジータやカカロット、そしてニィープ達が十全に闘える様に整えるのが仕事だぜ」
そうしてサイヤパワー補給のやり方の説明中にナッパ、ブロリーから経緯を聞いたパラガスもサイヤパワーの補給に名乗りを上げてナッパが悟天達、パラガスがロスマ達のグループに入り超サイヤ人に成りながらサイヤパワーを送り始めた。
更に今回は限界を超えたパワーを得る訳では無く10割補給の為6人に其処まで気の消耗をさせずに済み、案外アッサリとサイヤパワーの補給が終わる。
「よし、これで超サイヤ人4にもう一度変身が出来るわ。
ありがとう子供達、それにナッパとパラガスも」
「へっ、礼は良いからさっさとドミグラの野郎をぶっ飛ばしやがれ。
俺達を操って混乱させた借りを手痛く返してやれや」
ニィープの礼にナッパが頭をキラリと輝かせながら受け答え、更にパラガスとも合わせてニィープとブロリーに拳を突き合わせて後は託したと悟空達の側へ行くその背中を見届ける。
そうして神の神殿には全最前線メンバー…………悟空、ベジータ、ラディッツ、ニィープ、クウラ、悟飯、ピッコロ、クリリン、天津飯、サタン、回復したミスター・ブウ、17号、18号、16号、21号、セル、魔人ブウ、ブロリー、ニオ、ミラ、トワが集まった!!
更に其処に界王神界で異変を察知したケン達と第7宇宙にまだ滞在していたザマス、そしてウイスがカイカイをや高速移動術を使い現れる!!
「皆さん、どうやら全員集まった様ですね。
皆さんが察している様にドミグラが動いたらしいですね。
時の界王神様の保護の為に我々界王神もついて行きます!!」
「それと、時の巣へと向かうには私の術で無ければ少し面倒になるので皆さん集まって下さい。
そして…………これは重要な事ですが、もしも皆さんやトランクスさん達が負ければ私はビルス様を時の巣へとお連れ致しますので油断せず、全力で対処して下さいね」
「ああ、分かってるさウイスさん!!
そんじゃあ、皆行くぞ!!」
【シュン!!!】
そして悟空の掛け声と共にウイスの時間移動を伴う高速移動術が使用され、最前線メンバーは全員時の巣へと跳ぶ!
その様子を見てた悟天達やナッパ、ヤムチャ達は悟空達の勝利を信じて彼等が不在の地球を守るのであった…………!!
此処までの閲覧ありがとうございました。
ドミグラ達に操られた戦士達対正気の悟空達の闘いは以上になります。
更に最前線メンバーをパラガスを除く全員でドミグラの下へと向かいます、勝ったなこれは。
更にナッパもいざと言う時の補充要員兼チビっ子戦士達の育成役として最前線からは退きましたがその実力は悟空達と同等です。
そしてセルもまさかの超サイヤ人ブルー相当の形態を手にし、ニオも超サイヤ人ブルーになってます。
この歴史世界…最前線メンバー皆マジで神次元の領域に立ち過ぎじゃね?と思われますが、矢張りビルス様挑戦組に置いて行かれずに闘いたいと思う一心があるのです。
では此処で最前線メンバー全員+ケン、シン、ザマス、そしてタイムパトローラー達の戦闘力を掲載します。
悟空
基礎最大戦闘力:760億
超サイヤ人ゴッド:114兆
超サイヤ人ブルー:190兆
ベジータ
悟空と同数値
ラディッツ
悟空と同数値
ニィープ
基礎最大戦闘力:760億
超サイヤ人4:190兆
悟飯
アルティメット化:180兆
ピッコロ
アルティメット化:144兆
神威:180兆
クリリン
ピッコロと同数値
天津飯
ピッコロと同数値
サタン
ピッコロと同数値
クウラ
最終形態:12兆(億以下は未掲載)
ゴールデンクウラ:190兆
セル
ゴッドセル:114兆
クリアセル:190兆
魔人ブウ
最大戦闘力:150兆
ミスター・ブウ
魔人ブウと同数値
ブロリー
伝説の超サイヤ人4:190兆
パラガス
超サイヤ人4:190兆
ニオ
超サイヤ人ゴッド:113兆
超サイヤ人ブルー:188兆
17号
最大戦闘力:190兆
18号:180兆
16号
最大戦闘力:175兆
21号
戦闘特化形態:140兆
ミラ
闘争本能覚醒:63兆
?????:190兆
トワ
最大戦闘力:120兆
ケン
神威:175兆
シン
神威:110兆
ザマス
神威:180兆
トランクス:TP
超サイヤ人ゴッド:114兆
超サイヤ人ブルー:190兆
ロスマ:TP
伝説の超サイヤ人4:190兆
ルリア:TP
超サイヤ人4:190兆
パン:TP
超サイヤ人ゴッド:113兆
超サイヤ人ブルー:188兆
次回もよろしくお願い致します!