活動報告にも書きましたが朝からまたすっごい熱(具体的には39.1℃)が出てたので今の今まで休んでました。
いや何でこのタイミングで熱出るのよと自分自身でツッコミを入れました。
さて、今回のメインは本作クウラのビギンズナイトと現在でのフリーザが動くです。
何やらタイトルにまた誰か蘇ると書いてありますがそれは本編で分かります。
では、本編へどうぞ!
時は遡る事エイジ730、サイヤ人がフリーザ軍と協定を結びその傘下に入った頃。
クウラは今日も愚直にトレーニングを続けていた、弟のフリーザからは見下されてるがトレーニングによって力が増して行く感覚を覚えた彼はその甘美なる味を覚え、今やフリーザが変身出来る形態よりも1つ多い変身が可能になっていた。
この頃から宇宙の覇者としての資質がありそれが順当に育って来ている頃故に襲い来る敵を自身の糧とする為に闘い、更に戦闘力を伸ばしていた。
そんな頃に………この歴史世界で1つの運命の分かれ目となる出会いが発生する。
「親父、今日もトレーニングルームを使わせて………むっ!?」
「おやコルド、アレはお前の倅の1人か?
フリーザよりも強そうじゃないか」
「は、はいビルス様!
この子は我が息子で長男のクウラ、フリーザと同様いずれは宇宙の支配権を譲ろうと考える者です!!」
「ふ~ん、クウラね」
クウラはこの日、何時も通りトレーニングルームを使おうとコルド大王の許可を貰いに来ただけであった………が、その大王を名乗る父が1人の人物に必死に頭を傅けヘコヘコとする情けない姿を晒していた。
更に会話の中でビルスと言う名がクウラの耳に入り、その名は彼の中で響き渡り以前コルド大王とベリブルがフリーザと共に手を出してはならない者として魔人ブウと共に破壊神ビルスの名を挙げていた事を思い出す。
そのビルスは今付き人と共に何処か気怠い仕草を見せているが………勝てない、絶対に勝てない、ただその場に立っているだけなのにそんな確信を得る程に隙が無く、空気と一体となってるが如きごく自然とその場に居り、そして何一つ力を感じられないのに息が詰まる様な感覚があった。
その所作にクウラは………不思議と惹かれ、自然と頭を下げていた。
しかし父の様にヘコヘコするのでは無く、力強き者への敬意を表す仕草を見せていた。
「………君、このボクを見てもコルドみたいにヘコヘコしないねぇ。
それでいて絶対的な力の差を理解してる………実に面白い奴だ。
おいコルド、このクウラを少しだけ預かるぞ」
「えっ、あっ、はい!!!」
ビルスはクウラの強き者への畏敬の念を面白いとした上でコイツに自身の力を、破壊神としての一端を見せてやろうと考えその身を少しだけ預かりウイスの高速移動術で共に宇宙空間へと飛び出した。
丁度やたら科学力が増したがその技術が神の禁忌………時の移動に触れそうになる事を察知された惑星があり、その存在も技術も根刮ぎ破壊しようと言う予定がこの日あり、それをクウラに見せようとしたのだ。
そして西の銀河にある惑星エルドラの衛星軌道に辿り着くと、クウラはこの神は今から何をするのかと思いながら見ていた。
「良いかクウラ、ボク達神々の間でもとある技術を使う事は禁忌とされていてそれを見つけたら即座に対処しろと言うある種の法があるんだ。
丁度惑星エルドラはその禁忌の技術に足を踏み入れようとしている、だからボクは今からこの星も、惑星の住民も、技術も全て根刮ぎ破壊してやるんだ。
それを今からお前に見せてやるからその目と頭に刻み込むと良い、ボクを怒らせたらどうなるかって事をさ。
………創造の前に破壊あり」
ビルスはこれから起こる事をクウラへ説明すると本当に小さな玉を生成し、それを惑星エルドラへと落とした。
その瞬間………惑星エルドラは惑星のコアが消えて爆散するよりももっと恐ろしい………光の粒子と化して行き遂に其処にあった筈の星が文字通り消え去った。
そしてその場は静寂のみがあり、クウラは一連の出来事に目を奪われていた。
今破壊神ビルスは力などてんで込めてない、あんな小さなエネルギーの玉のみで全てを消し去ったのだと理解し震えていた。
しかしそれは恐怖では無い、他の歴史ではこれを見る事が無く恐怖の対象と頭に刻まれたのだがこの歴史では破壊を目撃し………その絶対的な力に心を奪われていた。
まるで届かない頂、其処に立つこの破壊神に益々畏敬の念を込め、そして其処に挑みたいと言う想いがこの日生まれたのだ。
「ほう、ボクの破壊を見てもなおその表情を止めないか。
それでどうだった、破壊神の一端のを頭に刻んだこの瞬間の感想は?」
「………圧倒的な、言葉に出来ない程の歴然たる差。
絶対的な頂点、揺るがぬこの宇宙最強の存在………まるで俺とフリーザが赤子の手を捻る以前に塵としか認識されない様な差………だが………凄い………俺は、俺はいつか貴方に挑みたいと思えた。
今は絶対無理、勝てないと分かり切ってるがいつかの未来で………より大きな力を得たらそれを振るい、頂点たる貴方へ挑戦したいと、そう思えました」
「………クックック、そうか、挑みたいと来たか!
面白いぞクウラ、ヘコヘコしてるサイヤ人やコルドなんかよりもお前はこの下界の人間の中でも面白いぞ!
ならばいつか挑むが良い、この宇宙最強たる破壊神であるこのボクに!
その日を楽しみにしてるぞ、クウラよ!」
ビルスはクウラの純粋なる力への憧れ、頂点への挑戦心を聞き数千万年振りに聞いたその言葉を評価しこのフリーザ一族の青年を覚えてやろうと言う気になっていた。
これも破壊神の気まぐれだが………何よりヘコヘコしかしないベジータ王やコルド大王よりも全然話していて気持ちの良い物だったが故にその頂点への挑戦を買ったのだ。
もしも本当にコイツが自身に挑める程の力を得たら真の強者と認めてやろう、そうでないなら其処までとビルスはただただ頂に立つ者としての矜持を見せたのだ。
「(そうだ………いつかは、俺が生きている内のいつか………この俺が唯一尊敬し憧れた頂点へと挑むのだ!
そして勝ちたい………その時こそ俺は真の意味で弟すらも超える強者となるのだ!!
だからこそ俺はこれからも励もう、この破壊神を失望させぬ様により一層の力を手にする為に!!)」
そうしてこの日よりクウラは一層トレーニングに励み、時には毒と成り得るフリーザへの殺意を滾らせたサイヤ人の子供も懐に招き己の糧としつつその子供、ニィープの力も付けさせた。
いずれはこのクウラのライバルとさせて更なる壁を超えさせる為に。
更には地球と言う星も受け入れ、其処で育った戦士達とも………闘いが大好きで優しいサイヤ人孫悟空を筆頭としたZ戦士達とも切磋琢磨し合った。
全てはビルスに挑み超える、その絶対強者への憧れで。
それにより………クウラは今や悟空やニィープ達と共に神次元の領域へと足を踏み入れビルスへの挑戦権を得たのだ!
ビルスも期待していた者が素晴らしい力を付けた、更に挑戦者が増えた事を喜び本格的に下界の戦士達に関わる様になったのだった!!
そんなクウラや悟空達を見て来た戦士達も強くなった………正義も悪も関係無く。
そしてそれは………死後に地獄より現し世を観ていた悪の帝王の目にも留まるのであった。
時は現代に戻り悟空達が前に歩き出し、フリーザも浮遊しながら近付きながら着地すると両者は其処まで離れてない位置で立ち止まりながら互いを見合っていた。
そうして直に復活したフリーザを目にした悟空達は矢張りこの悪の帝王は死ぬ以前よりも桁違いに強くなっていると確信を持ち、一方フリーザもまた悟空やクウラ達が旧ナメック星で見せた力よりも更に大きな物を得ていると言う予感が当たり笑みを浮かべていた。
「まさか貴様が今更蘇るとはなフリーザ。
しかもその力も大幅にパワーアップもしていると見えた………トレーニングを嫌った貴様がまさか自らを鍛え上げるとは正直思っても見なかったぞ」
「ええ、死んだ直後こそ私こそが宇宙一なのに何故だと苛立ち地獄の周囲一帯で暴れてましたよ。
しかし………その過程で地獄の娯楽として生者の世界を観るテレビがありましてね。
それを見ていたら孫悟空が無様に病死し掛けたり、まさか私の知らない所でアナザークウラとか言う者が他の歴史から連れて来られてビッグゲテスターに取り込まれ量産型サイボーグになったり、ヘラー一族とやらや未来の人造人間が襲い掛かったりと色々あった事も観てました。
そしてその度に貴方方は己を鍛え上げて強くなった………自らの限界を超える為にね。
そう言う物を…特に兄さんや孫悟空、ベジータ、ラディッツ、ニィープのトレーニングを観ていたら未だに立ち止まってる自分自身に少し苛立ちましてね………お陰で地獄でも復活からこの約4ヶ月も貴方方の様にトレーニングを欠かさなかったですよ」
クウラの素朴な感想にフリーザはずっと溜め込んだであろう憎しみ………では無く悟空達の闘いやハプニング、トレーニング等を見届けて自分自身が小さいのだと思ったのかかなり鍛えていた事を明かした。
しかもその言葉の節々にはまるで憎しみが感じられず、本当にコイツは此方が知るフリーザなのかとニィープすらも疑問視する様な態度を見せていた。
更にフリーザはゆっくりと笑みを浮かべながら手や全身に力を込めていきなり最終形態へと変身し、100%のマッシブな体型になりつつもそれを縮小させ元の最終形態と同じ様な姿にしつつ充実した戦闘力を発揮していた!!
「成る程な、強くなったのは何も俺達だけでは無く貴様もか………ふん!! 【ボシュゥゥゥ、グンッ、スチャ!!】
孫悟空、ベジータ、ラディッツ、ニィープ!
此処は俺にやらせろ!
この身、この手でフリーザの力をじっくりと味わいたい!!」
「クウラ様………分かりました。
カカロット、皆、下がるわよ」
「クウラ、油断すんなよ!
フリーザの奴はまだ全然本気じゃ無さそうだかんな」
そんなフリーザの力を、戦士の矜持を確かめるべくクウラが最終形態へと変身し身構えていた!!
しかもオーラは出していないが、ゴールデンの力を僅かに引き出してより戦闘力を上げて愚弟と呼んでいた筈の弟に自らの矜持を見せようとしていた!!
それを邪魔するのは流儀に反するとしたニィープや悟空達はその場をクウラに任せて下がり、しかしフリーザが卑劣な手を使うならば容赦無く割って入る気で全身に力を込めるのを緩めなかった!!
そんなクウラを見たフリーザは何処かスッキリとした笑みを浮かべ、孫悟空と並んでこの力を振るいたいと思っていた、地獄に落ちるまで愚か者と蔑んでいた兄に挑戦するつもりだった!!
「行きますよ兄さん。
私の得た力………存分に試させて貰いますよ!!
きぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
「来いフリーザッ!!
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
【ドガァァァァァァァァァッ!!!!!
シュン、ズボボボボボボボボボン、ドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギ!!!!!】
そうしてフリーザ一族の兄弟同士の死闘は勃発し、互いに力を込めて殴り合い蹴り合い高速移動を行う!!
それを目で追えるのは最前線メンバーのみで、準前線メンバーやザーボン達は僅かに反応が遅れつつ何とか見ていた!!
更にビルスとウイスは蘇ったフリーザの力を少し過小評価してた事を認めながらその闘いを見ていた!
「はぁぁぁぁ!!!」
「りぇぇぇりゃっ!!!」
【ズガァァァァァァッ!!!
ポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポンッ、ズドドドドドドドドドトドドドォォォォォォォン!!!!】
更に気弾同士の争いも互角であり、フリーザの力は矢張りとんでも無くアップしてると悟空達は思いながらその熾烈な兄弟同士の闘いを黙って見ていた!
更にクウラはゴールデンの力を徐々に解放して行くとその戦闘力が増し始め、フリーザもその後をキッチリと付いて行きながら戦闘力を更に上昇させ全く互角の闘いを演じていた!!
更に極太のデスビーム同士の衝突も相殺、デスクラッシャーによる突撃も同じ技、同じ力で相殺されていた!!
そうしてクウラはそろそろ身体が温まり始めたのでいよいよゴールデンの力を完全解放しようと考え一旦距離を離した!
「ふう………矢張り今のまま闘いを続けても千日手、決着がつきそうに無いですね」
「そうだな………だが此処からは違う、そうだろうフリーザ?
先に言って置く、俺はゴールデンクウラの力を解放し貴様と闘う。
だがフリーザ、もしも貴様が俺と同じくゴールデンの力を得ているのであるならば………それを隠すのはもう止めろ。
真の100%のパワーを以て闘え!」
「………ウッフッフッフッフ………矢張り兄さんも孫悟空達も気付いてますか。
ええ良いでしょう………お望み通り、真の100%の力を見せましょう!!」
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』
【ギュォォォォォォォォォォォォン、キィィィィィィィィィン!!!!】
更にクウラはフリーザに対して力の解放………ゴールデンを使えと要求するとフリーザはアッサリと了承し、互いに血管が浮く程の力を込め合うとクウラ、フリーザ共に金色のオーラが噴出して行き更に肉体も金色と紫のカラーに染まり、そしてその戦闘力は………共に230兆へと到達し、地球を大きく揺らした!!
そうして大地に立つゴールデンクウラとゴールデンフリーザ、フリーザ一族の壁を完全に超え神次元の領域へと踏み入った2人はその姿を見つめ合っていた!!
「矢張りフリーザの野郎もゴールデンの力を得てやがったか!!」
「凄え、今のクウラにも負けねえとんでもねぇ気を感じるぞ…!!」
「まさかあのフリーザがね………さて、その力はちゃんと3分以上保つかしら?」
ベジータや悟空達はフリーザが見せるその力に予想は出来てても驚愕し、クリリン達も思わず固唾を飲んでしまう程の圧力が少し離れているこの場にも伝わっていた!!
ブロリーやセル、魔人ブウは宇宙の帝王を名乗るならこうでなくては面白くないと不敵に笑い、その一方ニィープは旧ナメック星での醜態の二番煎じにならないかと思いながら見ていた。
そしてビルスもフリーザはクウラの弟であるならばこの領域へと踏み込むのも納得としながらもあの小物が此処まで成長するとは思っても居なかったので興味を向けていた!
「フッフッフッフ、本当に兄さんは素晴らしいよ。
何せ私よりも先にこの姿、この力へと至り破壊神ビルスに挑むなんて普通に考えれば無謀な事をやってのけたのだから………。
故に………これまで貴方を力を初めから持たなかった劣等種の兄と蔑んだ事を詫びます。
驕り高ぶってたのは他でもない私の方だったと、謝罪致します。
そしてこれから貴方の事は、あらゆる壁を超えて来た1人の戦士、この宇宙で私が尊敬に値すると思えた者の1人として………このフリーザが超えるべき壁として挑ませて貰いますよ!!」
「フッ、それが地獄に落ちてから得た俺への感情か………良いだろう、俺も貴様を愚弟と呼び続けた事を詫びよう。
そしてこのクウラの弟として、何よりこの俺に挑み来る戦士として尊敬し、その上で壁であり続ける事を宣言しよう!!」
フリーザは地獄に落ちてから常に見て来た兄クウラの闘い、誇り高き戦士の姿を目に焼き付け続けた事により自身が小さな籠の中で驕ってた事を認めるに至り、それと同時に宇宙の帝王としての矜持を改めて成長させ覇者のクウラや自らを打倒した超サイヤ人孫悟空とラディッツ、更にその息子悟飯やベジータ、彼等の仲間達を戦士としてその力を認めこのフリーザが超えるべき壁、尊敬に値する者達と認識したのだ!
それにより地獄でバーダック達に何度も闘いを挑み、トレーニングも重ね自らを鍛えたのだ、全ては彼等を超える為に、真の宇宙最強を目指す為に!!
そんな変化を見届けたクウラもまたフリーザをもう愚弟とは呼ばず1人の戦士として闘うに相応しいと考え狂喜乱舞していた!!
此処に来ての新たなライバル、それも弟となればクウラのテンションは最高潮に達するのも無理の無い話である!!
そうしてクウラ、フリーザ兄弟は互いに身構えると気を迸らせ、準前線メンバーやザーボン達の目で追えないスピードで戦闘を再開する!!
『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!』
【ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!!!】
クウラ達の闘いは初めからフルスロットルであり、ゴールデンと言う同じ力を持ちフリーザ一族のポテンシャルを全て引き出した2人は空を割り、海を裂き、大地を穿つ力を込めながらパンチ、キック、気功波や気弾、更にはサイコキネシス同士の争いと多岐に渡りながら競い合い、両者は攻撃を受けても一歩も譲らずに気を空にする勢いで闘い続けた!!
そんなフリーザの言葉を聞いたニィープは既にサイヤ人の仇討ちは終わってたのも相まってフリーザへの印象は最悪から無関心になってたが、クウラへの言葉を聞いた今ではもう戦士として認めてサイヤ人の血が疼く程に奴と闘いたいとすら感じていた!!
悟空もまた今ならばフリーザと互いに競い合えるライバルに成り得ると考え笑みを浮かべ、ベジータは………あのフリーザと言う事もあり警戒心は解かないが、それでも戦士として認めるに至り本気でぶつかって良いと考えていた!!
「もう10分は闘い続けてるのにフリーザの力は衰えてない………本当にスタミナの問題を解消して実力も付けてから地球に来てクウラさんや僕達に挑みに来たんだ…!」
「ふん、あのフリーザがな………厄介な奴が一皮剥けて化けやがったぜ。
全く、世の中はあり得ない事はあり得んと言うがこれ程とはな…」
「ふふふふ、クウラにも劣らぬその力………この魔人ブウが最強の魔人となる糧として競い合うのも一興か!」
「おっとブウよ、私もフリーザと闘ってみたいのだ。
独り占めはするなよ?」
悟飯、ピッコロ師弟は最早以前までのフリーザと違う事を実感し、クウラ達やニィープの様に神次元の領域へと踏み込んだ気高い悪の戦士に変わったとして見ていた。
更にその悪の戦士たる魔人ブウや悪寄りなセルはフリーザに興味津々であり互いに不敵に笑いながらその闘いを見守っていた!
その闘いを演じるクウラ、フリーザは本格的に激突するのはこれが初めてであり、何時もはコルド大王によって止められていた物を今回は誰も止めないが故にひたすら闘い続け、これまで険悪だった兄弟間の関係性に1つの終着点を迎え確かな絆とでも呼ぶべき物を両者は感じていた!
悪の戦士同士の絆…それは善人達には理解し難い、時に血を流す程の物だが………それでも、互いを超えるべき壁と認識しながら闘い合うその様は目で追えないザーボンやドドリアすらも主人が喜んでいるのならばそれで良いと思いながら視線を奪われていた!
「フリーザ様………矢張り貴方こそが宇宙の帝王、我らギニュー特戦隊が命を懸けて仕えるべきお方なのだと感動致しました…!!」
更に元フリーザ軍のギニュー特戦隊達は男泣きしながらクウラとフリーザの闘いを見つめ、更にはその忠義の心が再び熱が灯りながら旧ナメック星での出来事が無ければ最期まで共に在ったと思いを馳せていた!
隣のサウザー達もクウラがあそこまで喜んでいるのはニィープが超サイヤ人4になったり、漸くビルスに挑んで負けはしたものの満足していたのと合わせてこれで3回目だとしながら主の闘争心に満ち溢れた激闘を見届けていた!
そして気付けばフリーザ軍も、悟空達もその闘いに横槍は入れられないとして最後の決着の時まで待つ事を決めていた!
「ぐぅ!!
ク、ククク…昔のお前ならばそろそろ惑星破壊に踏み切る頃合いなのにまだ無骨に闘い続けている事を褒めてやるぞフリーザ!!」
「ぐがっ!!
う、うふふふふ………だってこんなにも楽しい闘いを星の爆破なんてつまらない結末で終わらせるのは勿体無いですからね!!
だから態々デスボールも兄さんが空に居る時にしか撃ってないのですよ!!」
【ドガバギビギバギドガバギビギバギバギビギドガドガビギビギバギドガ!!!!
ブォォォォォォン、ゴゴゴゴゴゴゴゴッ、ズドォォォォォォォォォォォン!!!!】
更に闘い続ける2人は空中で星に当たらない様にゴールデンのパワーを込めたスーパーノヴァとデスボールを衝突させ大爆発を起こし、なるべく星にダメージを与えない様にしながら身体の底から力を振り絞っていた!!
全く同じ力を同じエンジンを積みながらフルスロットルの状態を維持しながら振るい続け、クウラもフリーザもボロボロになりながら徐々にダメージによりパワーが落ちてもなおフルパワーを維持し続け、この死闘を他の誰よりも長く続けたいと互いに考えていた!!
いつか終わるにしても最高の状態で終わらせる、星の爆破に巻き込んでそれでおしまいなどと言うつまらない結末など最早フリーザも望まず、ただ原始的な勝利を得る事に固執していた!!
其処に帝王も覇者も関係無い、戦士としての矜持ただそれだけがこの場を支配するのだ!!
「フリーザの奴、中々頑張るじゃないか。
少しはボクも見直したよ、アイツの事をね」
「そうですね〜ビルス様。
あむ、もぐもぐ………ゴクン。
あの2人にとってこの闘いは今私達が口にしているプリン・ア・ラ・モードの様に甘美で、それでいて終わらせたくないと考える程満ち足りた物なのでしょうね。
何せあの楽しげな表情、クウラさんは兎も角フリーザさんは浮かべたのはこれが初めてでは無いでしょうかね?」
それ等を見ていたビルス達も頂点に立つ者として良い見世物であるとしながらフリーザがこの破壊神に挑んで来るならばその挑戦を喜んで受ける気で居り、更に2人の心情も踏まえてこのまま見届けるのも悪くないとしてテーブルに腰を掛けてスイーツを食べながら邪魔になる様な声掛けもしないとした。
そんなビルスの視界の先に居るクウラ、フリーザは計1時間もフルパワーで戦い続けた結果、共にゴールデンを維持した状態のまま息が上がり始めいよいよ決着の時が近いとこの場の見届ける者の誰が思っていた!
それはクウラ、フリーザ達当人も同じであり次の一撃で全てを決するとして気を溜め始めていた!!
「はぁ、はぁ、はぁ………次で終わらせるぞフリーザ。
最早何方が勝とうが文句は無い………これ程充実した闘いをお前と出来たのだからな」
「はぁ、はぁ、はぁ………ええ、私もですよ兄さん。
では決めましょうか、現時点でのフリーザ一族の真の頂点に立つ者が誰かを………!!」
そうしてクウラ、フリーザ共に右腕に気を集約しデスフラッシャーを放つ用意を完了する!!
互いに息を整え、この一撃に全てを賭けると覚悟を決めながらガンマンの早撃ち勝負の様な緊張感が走る!!
それ等を唾を飲み込みながら見届けるフリーザ軍及びギニュー達と静かに見守る。
そうして2人がデスフラッシャーを遂に放つ………その瞬間、フリーザの視界の先にキラリと紫に輝く閃光が2つ映る!!
「危ない兄さん、避けなさい!! 【ビジュゥッ!!】
うぐっ!!!」
「むっ!? 【ドシュッ!!】
ぐ………お………!!!」
フリーザがいち早くそれに気付けたお陰で回避行動を取り、その結果フリーザは左足を紫のビームに撃ち抜かれたがそれでもまだ平気な方だった!
問題はクウラであり、フリーザに視線と気を集中していた結果回避行動がほんの一瞬遅れてしまい右の肺をビームで撃ち抜かれてしまい、フリーザとの闘いで蓄積したダメージも相まってゆっくりと地上へと落下して行く!
それをフリーザやクウラ機甲戦隊が受け止めて地上に降ろしたが、クウラは意識を失う程の重傷を負ってしまっていた!!
「な、何だと!?
誰だ、余計な横槍を入れた野郎は!!!」
「ふん、何がフリーザ一族最強を決める戦士の闘いだ。
敵は確実に仕留め、そして脅威の芽を摘む、それこそが己を脅かす者の処遇であろう?
そんな事も忘れ微温湯に浸かり続けたか………この世界の俺よ」
ベジータや悟空達は紫のビームが飛んで来た方向に視線を向けながら警戒していると其処に現れたのは………この世界に呼び込まれた異物、未来のトワが面白くなるからとして別の歴史世界からこの歴史世界へと招いてしまった者。
歴史の侵略者が居たと言う名残である存在………憎悪に彩られた瞳をギラつかせる者、アナザークウラその人だった。
しかもメタルクウラの状態でありながら、その姿は黄金色になり左目の本来白い部分が黒くなり異様な者としての存在感をこれでもかと放っていた。
「お、おめぇは………アナザークウラ!?
何で生き返って………!?」
「フッ、ナメック星のドラゴンボールの願い………アレは3つ叶うのだろう?
先ず1つ目の願いで親父やフリーザ、ザーボン、ドドリアを五体満足且つ減らされた寿命を戻しながら元惑星フリーザNo.53で復活させた。
3つ目でソルベ達はフリーザ達の居る場所へと転移した。
しかしそれならば………2つ目の願いとは何なのか?
最早この問い掛けはこの俺を見れば明らかだろうから無駄な返答は求めんぞ」
アナザークウラはナメック星のドラゴンボールの願いを語り出し、それによりフリーザ達が蘇った事は既に知っていた………が、その3つの内にまさかアナザークウラの復活すらも有ったのだと知り、背後からクウラを撃ったこの敵に対して悟空達は怒りを爆発させ超サイヤ人ブルーや超サイヤ人4、神威にクリアセル等の全力を解放しながら身構えていた!!
「さあ、地獄以上の恐怖を味合わせてやるぞ………この世界の敵共!」
そうしてアナザークウラ………否、メタルクウラからゴールデン化してるのでゴールデンメタルクウラは静かに悟空達を抹殺するべくその力を………戦闘力1000兆のパワーを解放し始める!!
そしてこの瞬間より………魔神ドミグラ以来の難敵との死闘が繰り広げられるのであった!!
此処までの閲覧ありがとうございました。
クウラのビギンズナイトについての補足でクウラの態度にムカついて力を見せず一方的にボコボコにする分岐点があり、それが本来の歴史のクウラになります。
本作ではビルスの強さに憧れ畏敬の念を抱いた事で気に入られたのでそのルートは潰えて本編ルートとなりました。
更にフリーザ、遂にこの歴史世界の兄や超サイヤ人達の力を認めて己の壁を超えようと決意しました。
それによりフリーザも劇的に変化し戦闘力がかなり向上しゴールデンのスタミナ問題も既に解消済みになりました。
そして………ソルベのやらかし、アナザークウラを蘇らせてしまうの巻。
しかもアナザークウラはメタルクウラの状態のまま蘇り、そして憎しみでゴールデンへと至ってしまいました。
お陰で本作の復活の「F」の敵はフリーザ………と見せ掛けてゴールデンメタルクウラとなりました。
ナンテコッタイ。
次にフリーザとアナザークウラの戦闘力を掲載します。
フリーザ
ゴールデンフリーザ:230兆
アナザークウラ
ゴールデンメタルクウラ:1000兆(自己修復、アップデート機能あり)
はい、遂に単体で4桁兆に到達する敵出現と相成りました。
更にこのゴールデンメタルクウラはコアなのに五体満足になった結果自己修復とアップデートを兼ね備えた難敵になりました。
現状これを倒せるのは合体戦士か或いは………です。
次回もよろしくお願い致します!