前回の続きからアナザークウラがゴールデンメタル化をしながら乱入した直後になります。
そしてサブタイトルからも分かる様にフュージョンに次ぐ奥の手の使用となりますが………誰が使うか、どんな組み合わせなのかお楽しみに下さいませ。
では、本編へどうぞ!
ゴールデンメタルクウラと悟空達の闘いが勃発し、その戦闘力1000兆を有する難敵は悟空達に絶望を味合わせるべく直ぐに死なない様な加減をしながら悟空とベジータがフュージョンするのを瞬間移動で何度も邪魔していた!!
その一方フリーザは瀕死の重傷を負ったクウラのバイザーを下ろして口を開かせていた!!
「サウザー、ギニューさん達!!
早く兄さんに仙豆を食べさせなさい、手遅れになりますよ!!」
「は、はい!!
クウラ様………何とか食べて下さい…!!」
フリーザに促される形でサウザーはクウラに所持していた仙豆を何とか食べさせ、傷を治したは良いが矢張りダメージが大きかった故に意識は直ぐに戻る事が無かった!
まさかアナザークウラが蘇っていたとは………ヤムチャ達やギニュー達はまさかの事態に困惑しながら悟空達の力がまるで通じず嬲り殺しに遭う様をマジマジと見せ付けられ、自分達では介入も出来ない歯痒さに地面を叩いていた!!
一方ザーボンとドドリアはこの事態の下手人であるソルベを拘束し、フリーザの前へと差し出していた!
「………ソルベさん、何か弁明はありますか?」
そんなソルベに対してフリーザは絶対零度の怒りをぶつけ、一般兵達すら怯える程の怒気を下手人に向けていた!
無論サウザーやギニューもザーボン達もあの真剣勝負に水を差したゴールデンメタルクウラも許せないが、この場で許せないのはもう1人、アナザークウラの復活を願っていながらそれを今日まで隠していたソルベである!
しかもフリーザはあのアナザークウラがメタルクウラとなり兄達と闘い死んだ後も憎悪を蓄積させ、ジャネンバ事件でその憎悪のまま何度も何度もクウラに挑んでは死に、そしてまた地球に戻り憎悪を募らせた醜態を知っており、クウラの闘いを見届けた事もありああはなるまいと反面教師にして視界に入れない様にしたのだ。
尊敬するクウラと同じ姿をしながらも殻に閉じ籠もり続けた彼をクウラと認めたく無かったが故に。
「あ、貴方が悪いのですよフリーザ様………折角蘇ったのにフリーザ軍による宇宙支配に着手せず、かと言って超サイヤ人達への復讐もせずただ己を鍛えてあの腑抜けたクウラの様に振る舞う………そんな貴方を私は見たくなかったですよ…!
だから念の為に昔のフリーザ様の様な方である別世界のクウラを蘇らせる何て形を取ったのですよ!
そう…貴方が宇宙の帝王、悪のカリスマとしての絶対性を崩して腑抜けたばかりに…!!」
「ソルベ………貴様もタゴマ達同様フリーザ様を表面でしか理解してないのか………!!」
しかしソルベは悪怯れもせずただただ悪の帝王のフリーザを求めたのに結果が違った事を腑抜けたと口にし、他責思考でフリーザに対して侮辱の言葉を投げ掛ける!
ギニューはソルベもフリーザ軍に入って長いのにそんな表面の人物像しか捉えていない事を驚愕していた。
フリーザは凶悪化してない状態ならば有望な者ならば勧誘するしある程度巻き返しが出来る失敗を許す懐の大きさもある、それでいて敵対者には死を与えると言う形を取り、サイヤ人も結局ベジータ王がフリーザに楯突く事を決定しクーデターを計画してたが故に粛清に踏み切ったのだ。
最も惑星爆破を花火としたあの時はザーボン達も流石にドン引きし、今と比べて驕り高ぶってたのも間違い無いとは思っていた。
「………成る程、貴方の意見は分かりましたよ。
なら………この責任をその命で払いなさい!!」
【ビュゥゥゥッ!!
ブォン、ヒュゥゥゥゥゥゥゥン、グッ!!
ズドォォォォォォォォォォン!!!!!!】
そんなソルベの他責を聞き届けたフリーザはもうコイツは無理だ、能力云々の前にこの失態を取り返す気も無いと判断しデスビームで脳を焼いた後サイコキネシスで身体を粉々に爆破させて処刑する!!
他責思考なのも許せないがこんな事態を自身が招いた自覚も無い様な奴はフリーザでなくても最低職を失わせ、最悪殺されても文句は言えないのだ。
そうして表情を険しくしながらゴールデンメタルクウラの方を見てフリーザもギニューから渡された仙豆を食べてダメージを回復しつつ再びゴールデンの力を全開にする!!
「ザーボンさん、ドドリアさん、ギニューさん、サウザー、貴方達に兄さんは任せましたよ。
此処から他の兵士達やあのヤムチャと餃子と言う地球戦士達と共に離れなさい、巻き込まれて死んでは元も子も無いですよ?」
「はっ、了解致しましたフリーザ様!!
ヤムチャ、餃子、クウラ様を安全な場所に連れて行くのを手伝ってくれ!!」
「ああ………悔しいが、俺達では足手纏いが関の山だからな………フリーザ、クウラは絶対守ってやるから安心してくれよ?」
それからフリーザはザーボン達やギニュー達、更にヤムチャ達と言った面々に意識の戻らないクウラを連れて避難を命じた。
その際ヤムチャが蟠りはあれどクウラを守る事と言う共通する目的を優先する事を宣言しながら離れ始めたのだった。
フリーザはああ言った気前の良い連中と切磋琢磨し合えたが故に兄が完璧なゴールデンへと至れたのだと認めながら視線を敵対者に向け、そして全速力で飛び悟空達が苦戦する戦場へと介入する!!
「アナザークウラァァァ!!
よくも私と兄の闘いに水を差したな!!!!!
許さんぞ、絶対に貴様だけは地獄に叩き落としてくれるわ!!!!!!!」
「フリーザ、おめぇもコイツと闘うなら連携するぞ!!
流石に1人で闘っても結果が目に見えてるし、俺やベジータはフュージョンする隙も無ぇ!!
何とか逆転の手を闘いの中で見つけ出すんだ!!」
「良いでしょう孫悟空、貴方達と共に闘う事を認めてやりますとも!!」
「ふん、雑魚が幾ら束になろうがこのゴールデンメタルクウラに敵うものか!!」
そうしてフリーザと悟空、ベジータ、更にラディッツやセルや魔人ブウと言った最前線メンバー達とのドリームチームによる即興とは思えない連携をゴールデンメタルクウラへとぶつけ始め、かめはめ波を放った所にデスクラッシャーで突撃し、更にピッコロの魔貫光殺砲や悟飯の魔閃光がゴールデンメタルクウラの身体に直撃する!!
しかし………それ等の攻撃はまるでダメージが無かった!!
何故ならばゴールデンメタルクウラは1000兆と言う今の最前線メンバーの中でも特に強い悟空、ベジータ達の約4倍以上はあるのだ!!
これでは攻撃を幾ら重ねても無意味であり、更に超サイヤ人4の10倍の威力になる技も戦闘力差で掠り傷にすらならないのでフュージョンが許されない状況下では恐ろしい敵だった!!
「ええい、この歴史世界の外の存在が今更出しゃばるな!!」
「お前、皆を虐めるから嫌いだ!!」
更に魔人ブウとミスター・ブウの同一人物によるコンビネーションも戦闘力差でねじ伏せられ、油断してる所にお菓子光線で飴玉に変える事に成功した………のだが飴玉の状態でも2人のブウもクリリンもボコボコにされ、しかも飴玉は小さいので攻撃が余計に当て辛くなるだけの為さっさと元の姿に戻さざるを得ず、そして元に戻った瞬間天津飯とサタンが戦闘不能にされ、悟空もこれはいよいよ拙いと思い始めていた!!
それはブロリーやニィープも同じであり、かと言ってフュージョンは出来ない………ニィープはブロリーと自分を見つめ、ならば耐久力が伝説の超サイヤ人の方が上であるブロリーに賭ける方が無難だとしてブロリーや悟飯、パラガスを近場に寄せて話し始める!!
「ブロリー、今から言う事を良く聞いて!!
このままだと私達はアイツに嬲り殺しにされるだけ、その結果は今のままでは覆せないわ!!
けれど………それを打開する手段はフュージョン以外にも存在するわ!!」
「何!?
それは何なんだ!
早く答えろ、このままあんな奴に嬲り殺しにされるなど真っ平御免だ!!」
「それはね………ブロリー、アンタに私やパラガス、悟飯くんのサイヤパワーを限界以上に注ぐ事よ!!
そうすれば超サイヤ人4の壁を超えられる途轍も無いパワーを得られるわ!!
ただ少し時間が掛かるから他の皆を囮にするしか無い………だから今はこの場はジッとしてなさい!!
悟飯くん、パラガス、私達の全サイヤパワーをブロリーに注ぐわよ!!」
「は、はい!!」
ニィープは超サイヤ人4の最終手段、サイヤパワーを限界以上に注ぐ事で誕生する形態………『超フルパワーサイヤ人4』の力に賭ける事を簡潔に伝えながら悟飯、パラガスと共にサイヤパワーを限界以上に注ぎ始める作業を始める!!
しかも今回は超サイヤ人4やこの歴史世界に於いて修行を欠かさなかった悟飯がサイヤパワーを注ぐのだ、原典の物語よりもずっと早くサイヤパワーが溜まる筈だと計算してこのメンバーで注ぐのだ!!
その光景を無論ゴールデンメタルクウラは見逃さなった!
「何をするか知らんがそうはさせん!! 【シュン!!】」
「そりゃ俺達の台詞だ!! 【シュン!!】」
「手伝うぞ、孫悟空!! 【シュン!!】」
「行くぞゴールデンメタルクウラ、貴様を止めてやる!! 【シュン!!】」
ゴールデンメタルクウラが瞬間移動を始めると悟空、セル、ラディッツの3人もまた瞬間移動を行い異空間の中を突っ走りながらゴールデンメタルクウラの足を掴んで思い切り崖に投げ付けたりガッシリと掴んで離さず瞬間移動の異空間から実空間へと落としたりと徹底的にゴールデンメタルクウラの邪魔をする!!
しかしこの者も違う可能性ではあるがクウラである為、鬱陶しい者達に攻撃を与えてサイヤ人やセルのタフさを上回るダメージを与えて拘束を外す!!
そして猛スピードでブロリー達の下へ向かう………その時、ベジータとフリーザの蹴りがゴールデンメタルクウラの意識の外から浴びせられ岩場に叩き付けられる!!
「おのれ、邪魔をするな雑魚共め!!」
「いいや、徹底的に邪魔させて貰うぞアナザークウラ!!
貴様はこのフリーザ様を怒らせた、それだけで万死に値する!!」
「来やがれアナザークウラ、サイヤ人の意地を見せてやるぞ!!」
ゴールデンメタルクウラはフリーザ、ベジータと格闘戦………と呼ぶには些か一方的な蹂躙劇が行われベジータ、フリーザ共にボロボロになり始める!
が、此処で悟空が超サイヤ人ブルーのパワーを込めた龍拳を放ち突撃する!!
だがゴールデンメタルクウラはこれを受ければヤバイと判断し回避するとデスアイビームで悟空、ベジータを同時に沈め超サイヤ人ブルーから通常状態になってしまう!!
そして再びブロリーに目を向けてデスビームを放とうとする………が、此処で魔人ブウとミスター・ブウ、21号が盾になりその再生力で何とか受け切るが戦闘力差が歴然の為この一撃でほぼ戦闘不能になってしまった!!
「ちぃ、仲間だの絆だの結束だの………その様な微温湯に浸かるクズ共が宇宙最強たるこの俺の邪魔立てをするなど………最早これまでだ!!
この星を宇宙の塵に変えてやる!!」
「おや、どうしますかビルス様?」
「………もしもこれで悟空達が駄目ならば、歴史の外から来た奴を野放しにするのは破壊神として許せん。
爆破された地球の時間を戻してから破壊してやる」
それからゴールデンメタルクウラが巨大で余りにも桁違いの威力のスーパーノヴァを作り上げた事でビルスもアナザークウラ………この歴史のクウラでは無い、別世界のクウラを目障りだと判断し破壊神の使命に則り破壊を宣言する!
この時点でゴールデンメタルクウラは詰んでるのだが、そんな事は関係無い所か今ならばビルスをも殺せると自惚れたゴールデンメタルクウラはスーパーノヴァのチャージを止めなかった!!
だが………悟空達の抵抗は無意味では無かった。
何度も何度も敵の妨害に徹したお陰で時間は十分稼がれ、遂にブロリーにニィープ、パラガス、悟飯の全サイヤパワーが注がれた!!
その結果見た目は超サイヤ人4と変わらないが赤い陽炎の様な気が揺らめく姿へと変わり、ブロリーは確かに超サイヤ人4の壁を超えた力を得たと確信する!!
「か、完成したわ、これが超サイヤ人4の限界を超えた姿………超フルパワーサイヤ人4よ。
ブロリー、今回はアンタに任せるわ………ライバルのクウラ様をあんな風にされた上にその下手人がクウラ様と姿形が一緒なの、許せないでしょ?」
「………良く分かってるじゃないかニィープ。
ああ、俺もクウラがあの様な形でフリーザとの激闘を邪魔された事にキレててな………超フルパワーサイヤ人4の力、思う存分振るわせて貰うぞ」
「頼んだぞブロリー………お前のパワーでアナザークウラなどこの世から消し飛ばしてしまえ…!!」
そしてニィープから超フルパワーサイヤ人4と言う名を聞き届け、更にパラガスからも久々に父として、サイヤ人としてあのムカッ腹が立って仕方が無い敵を潰す事を許され凶悪な笑みを浮かべていた!!
それから悟飯を含めた気を殆ど消費した3人が倒れるとブロリーはスーパーノヴァをチャージし続けたゴールデンメタルクウラの眼下に立つ!!
「ふん、猿が一匹雑魚共のパワーを集めた所でこの地球が宇宙の塵になる事は変わらん!!
目障りなサイヤ人も破壊神ビルスも、全て消し飛ばしてくれる!!」
「やれるものならばやってみるが良い。
無論フルパワーでな………」
「………粋がるな、猿がっ!!!」
【ブォォォォォォォォォォォォン!!!!】
ブロリーとゴールデンメタルクウラの安い挑発し合いの中、遂にスーパーノヴァのチャージは完了しブロリーごと地球に向けて放たれた!!
流石の魔人ブウ達もこれを地球に向けて放たれれば太陽系やその周囲一帯の星々も全て消滅する為ブロリーの今のパワーに賭けるしか道が無かった!!
そうしてブロリーは………身に有り余るパワーを解放し、スーパーノヴァに対して10倍のスローイングブラスターを放つ!!
しかもこの時ブロリーから発せられる戦闘力は………通常時の20倍、つまりは4600兆と言う破格も破格、圧倒的な力の暴力が其処に存在していた!!
それによりスーパーノヴァはアッサリと砕かれスローイングブラスターがゴールデンメタルクウラに向けて襲い掛かる!!
「なっ、くっ!! 【シュン!!】」
「フッ!! 【シュン!!】」
ゴールデンメタルクウラは当然慌てて瞬間移動でブロリーの背後を取ろうとする、が、ブロリーは超フルパワーサイヤ人4の圧倒的なパワーと其処から引き出されるスピードで瞬間移動を上回る速度で高速移動し逆にゴールデンメタルクウラの背後を取る!!
更にゴールデンメタルクウラは瞬間移動を繰り返すが、ブロリーは当然の如くその背後を取り続けた!!
それに痺れを切らしたゴールデンメタルクウラはブロリーに攻撃を遂に仕掛ける!!
「おおおおお!!!」
【ドガァァッ!!】
それをブロリーは避けずに受けると仰け反る………が、超フルパワーサイヤ人4に成ったブロリーの耐久力は通常時とまるで桁違いであり、その攻撃に対してビクともしない所かダメージにすらならなかった!!
「ば、馬鹿な………何なんだ、その出鱈目なパワーは………!?」
「ふははははははははは!!
俺も驚いてるぞ、自分自身の強さにな…!!
さて、それが貴様のフルパワーなのか?」
そしてブロリーは負けフラグになりそうな台詞を言い放つが、超フルパワーサイヤ人4のパワーが出鱈目過ぎる為この闘いはビルスもブロリーの勝ちだと確信して再びテーブルに座りながら愚かな下手人の末路を見届けるつもりでいた。
それを見ていたニィープも明らかにキレてるブロリーにパワーを与えた事でアナザークウラも恐怖を覚える程の残虐ショーの幕開けになると確信しながら主であるクウラを背後から撃ったその愚かさを身に刻めとすらも思っていた!
「さあ行くぞ!!
此処が貴様の死に場所だ!!」
「ぐっ、ほざけぇぇぇ!!!!」
【ガギィッ!!
ドゴォォォォォォォ!!!!!】
「お………がっ………!!!」
そうしてゴールデンメタルクウラは再び攻撃を繰り出すが、超サイヤ人4特有のスーパーアーマーで攻撃を受けながらその鳩尾にカウンターパンチを叩き込むと余りのパワーに機械化してるボディに穴が開く!!
当然の事ながらゴールデンメタルクウラはコアが主体でありながら量産型メタルクウラの様に破壊された箇所を修復しアップデートする機能があるのだ………が、超フルパワーサイヤ人4のパワーが余りにも出鱈目過ぎた為機械の方がオーバーロードを起こし機能不全に陥り始めた!!
つまりは再生機能もアップデートもこの瞬間無意味と化し、ただただこの殺戮ショーを受けて死ぬ以外に道が存在していなかった!!
「はぁぁぁぁ!!!」
【ポォゥ、グボォォォォォォ!!!】
「ぐおわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!?」
更にブロリーは腹部に気弾を放つとゴールデンメタルクウラは天高く飛び上がりながら機械が破壊され始める!!
それを何とか死ぬ思いをしながら抜けると既に先回りしていたブロリーにラリアットを叩き込む『ラリアットエクスプレス』をゴールデンメタルクウラの首に叩き込み、近場にあった岩盤に叩き込み陥没穴を作り、更に其処からパンチを連打する!!
超フルパワーサイヤ人4のパワーによるラリアットやパンチを受けたゴールデンメタルクウラのボディは既にボロボロ………否、ボロ雑巾になりつつあった!!
ブロリーは鬱憤を与えた事やカカロット並のライバルであるクウラの勝負を台無しにしたこの存在を許す事は無い、確実に星を破壊させる隙を与えず徹底的に擦り潰して殺してやると殺意に溢れていた!!
少し意識が戻った悟空達ももうこうなったブロリーは止まらないとして伝説の超サイヤ人をガチギレさせたアナザークウラに真剣勝負に水を差した罰だと思うのであった!!
「く、くそぉぉぉぉぉぉぉ!!」
【ゴゥゥゥゥゥゥッ!!!!】
しかし一方的な暴力を叩き込まれていたゴールデンメタルクウラも流石に黙ってる訳が無くエネルギーを放出して岩盤から脱出し、再びスーパーノヴァを………今度はこのボディにある全パワーを込めた文字通りフルパワーの物を星に叩き込む気であった!
が、ブロリーはその射線に既に割り込んでおり再び気を集約し今度は外す気が無いスローイングブラスターをチャージする!!
「俺こそが、俺こそが、宇宙最強だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「無駄な事を、今楽にしてやる………!!
スローイングブラスター!!!!!!」
【ゴゥゥゥゥゥゥッ、ボォォォォォォォォォ!!!!!】
「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
さ、猿如きがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
そして………ゴールデンメタルクウラは再び敗北して逝く事を認めないままスローイングブラスターに飲まれ、その身が崩壊して行きながら宇宙へと飛ばされて行き弾け飛んだ!!
その瞬間ゴールデンメタルクウラの気は消えて無くなり、後に残ったのは気絶したライバルたるクウラの無念を晴らしたブロリーの姿とそれを見届けたZ戦士達、そしてビルスとウイス達であった。
「いや〜超フルパワーサイヤ人4、素晴らしい力ですね~。
アレを見てビルス様も少し危ないと思いましたか?」
「誂うなウイス!!
あのパワーがあろうがまだボクの方が上だ!!
たく………しかしまあそのパワーを認めてやるよ、他の形態と違って他人の力を借りなきゃならないって欠点を除けばな」
この間にプリン・ア・ラ・モードを食べ終えたウイスはビルスを誂い、当のビルスも超フルパワーサイヤ人4の力は一級品だと認めつつも自力変身出来ない事を残念がりながら次にレアチーズケーキに手を掛けて食べ始めた。
こうしてフリーザ襲来から端を発した戦闘は終息を迎えた。
が、フリーザはあんな風に横槍を入れられた事で満足出来ない表情を浮かべており拳を握り血を滲ませていた。
「フリーザ、今から回復魔術を使うから動くなよ」
其処に魔人ブウが手をフリーザに向けて回復魔術を施しその傷を癒しつつ気を回復させる。
ミスター・ブウも他の皆を回復させて回っており、悟飯達サイヤパワーを使い尽くした組は回復魔術を使ってもまだ回復し切らないので時間経過でサイヤパワーが充填されるのを待つしかなかった。
更に戦闘が終わった事でブルマがベジータ達に駆け寄って来ていた。
「大丈夫ベジータ、孫君?
………あのアナザークウラにこっ酷くやられたわね」
「ちっ、だが次こそは俺がああ言ったふざけた野郎共を倒してやる!!
その為に今一度ビルスの破壊星で力を付けてやる…超フルパワーサイヤ人4も超える為にな!!」
「う~ん………もしかしたら………」
ブルマの言葉に反応したベジータは当然の事ながら更なる力を求めてビルス達の下でトレーニングを重ねる気であり、流石にこうも超サイヤ人ブルーを超える敵や超フルパワーサイヤ人4を見て闘志に火所か炎が燃え上がっていた。
一方悟空は少し考え事を始め、今ある手札の中にアレだけの超パワーを扱えた超フルパワーサイヤ人4にもしかしたら届く上にビルスを驚かせる物があるとサイヤ人らしい更なる力を求める本能がそれを伝えていた。
成功すれば奥の手として有効になるのでウイスに相談しながらやってみようと思考していた。
が、矢張りフリーザとクウラの勝負は最後まで見たかった気持ちもあり、ザーボン達やギニュー達を傍らに佇むフリーザを見て、考えを纏めた悟空はフリーザに近付く。
「フリーザ、クウラとの勝負にあんな横槍を入れられたのはオラも残念だと思ってる。
けどよ、おめぇもクウラも生きてる。
なら………もう一度、今度は誰にも邪魔されない様にクウラと闘おうぜ。
オラ達もクウラとの勝負はもう横槍は入れさせないって約束すっぞ」
「………はぁぁぁぁ………まさか貴方に慰められる日が来るなんて思いませんでしたよ。
ですが………また勝負を挑む、ですか。
確かに良い提案でしょうね、もうアナザークウラの様な邪魔者が現れる事も無いでしょうしね。
そんな魅力的な案を提供してくれた貴方に礼を言わねばなりませんね」
悟空の提案を受けたフリーザは本当に嫌そうな雰囲気を醸し出しながらもそれを飲むと言う姿勢を見せ、悟空に手を差し伸べた。
それを見た悟空も当然の事ながら手を伸ばし握手を交わそうと………したその瞬間、フリーザは拳を作り悟空の鳩尾にパンチを叩き込んだ!!
【ドゴォォ!!!】
「ありがとうございます、孫悟空」
「ぐっ………どう、も!!!」
【ドゴォォ!!!】
「ぐぅっ!!!
くっ、くっ………フッフッフッフッフ………」
そのやり返しに悟空の腹パンを諸に受けたフリーザは憎たらしい表情を浮かべながら笑い、悟空も同様の表情で笑っていた。
幾ら地獄でその強さに敬意を評したとしてもそれはそれ、自身を敗北させた上に死に掛けさせた超サイヤ人の片割れなのでラディッツ共々絶対に馴れ合う事はしないとフリーザは考えていた。
他にも未来のトランクスの父であるベジータもこの馴れ合わない枠に入っていた。
勿論クウラは兄、ギニュー達は未来のトワ達さえ居なければ部下のままだった、サウザーやニィープはクウラの部下、悟飯は悟空の息子とは言え話が分かりそうな頭を持つ人物なので悟空達とは別の対応をする様にしている。
それ等を見ていたニィープは矢張りどの世界でも悟空とフリーザが完全な和解を果たす事は無いのだと思いながら呆れた表情を浮かべていたのは当然の反応だった。
「では私は兄さんの様子を診て来て貴方の提案を受け入れた事を伝えますよ。
他にも現フリーザ軍の兵士達の処遇をニィープさんも交えて決めたりと大忙しですからね、貴方と違ってね」
「あんな〜、オラだって義姉ちゃんの傘下で農作物を市場に卸してんだぞ?
車の免許だってあるし全く働かねぇと思ったら大間違いだぞ?」
「………………………いえ、生き返ってから1番驚く情報を聞きましたよ。
明らかに仕事しなさそうな貴方が働いてるなど………世の中は不思議な事に満ち溢れてるのだと改めて思いましたよ。
では一旦さようならです、地球の戦士の皆さん」
【ビュォォォォォォォォン!!】
それから他愛の無い会話を交わした後フリーザはニィープを連れてクウラの様子を診る為に飛び立ち、フリーザ軍兵士一同は一旦宇宙船へ戻りフリーザが帰って来るまで自主的にその場で待機するのだった。
勿論死ぬ様な罰を受けるとしても受け入れる気であり、此処に残る者は皆立派なフリーザ軍の兵士であった。
一方悟空は働いてる事について驚かれた事を心外に思いながらその背中を見届け、殺し合う立場から競い合う立場に変わったと確信したフリーザに対して久々にワクワクとした感情を抱きながら全員その場を解散するのであった。
その頃クウラはサウザー達の傍らで漸く目覚めると辺りは月明かりが照らす夜であり、フリーザと闘っていた場からかなり離れてる場所に連れられたと悟りながら起き上がった。
「目覚めましたね兄さん。
貴方と私の勝負に横槍を入れて来たアナザークウラは奴を蘇らせた愚かな部下と共にまた死にましたよ。
因みにアナザークウラを殺ったのはブロリーさんと言うサイヤ人です」
「フリーザ、ニィープ、サウザー達にギニュー達………そうか、俺達の死闘に水を差したのは奴だったか。
ふん、確実に弱った所を狙うのは如何にも俺のもう1つの可能性と言うべきか。
しかし………折角の死闘に水を差されたのは不愉快極まり無いな」
「貴方ならそう言うと思いましたよ。
だからこそ………あの対決の続きはまた今度にして、今は夜になったばかりですから話しましょうか。
これからの事や現フリーザ軍の部下達の事とかをね………じっくり、ゆっくりと語り合いましょうか、互いに敬意を表する兄弟としてね」
そんなクウラにフリーザは話し掛けると長い話になると思いながらもどれも重要な案件なのでゆっくりと………漸く尊敬する兄の手を取れる様になった事を噛み締めながらポツリポツリと語り合うのだった。
そんなフリーザとクウラを見てギニューやサウザー達は相変わらず男泣きし、ザーボンとドドリアは兄弟間の話を邪魔しない様にし、ニィープは2人の結論を電子パットに纏めながら必要な事を聞かれた以外は黙るのであった。
この複雑で険悪だった物が漸く歩み寄れる様になった兄弟仲の邪魔をしない様に………。
此処までの閲覧ありがとうございました。
ゴールデンメタルクウラのアップデートや再生を許さない最適解な方法………それは機械がオーバーロードを起こす程の超パワーで上から叩き壊す事です。
と言う事でブロリーが伝説の超サイヤ人4から伝説の超フルパワーサイヤ人4に一時的になりました。
この歴史世界のサイヤ人達は皆最低でも超サイヤ人3級のパワーがあり質が高いので超フルパワーサイヤ人4になると20倍の強さを発揮すると言う設定になります。
合体戦士でも上から叩き壊す事が出来たのでアナザークウラは散々フュージョンの邪魔をしてましたが………超サイヤ人4の奥の手を知らなかった故にきっちり敗北しました。
なお超フルパワーサイヤ人4がベジットブルーやゴジータブルーを超えてると思いますが………これはまだ悟空がアレをまだ使ってないからですね。
そう、超サイヤ人ブルーに重ね掛けする狂気の沙汰とも思えるアレを。
なのでアレが解禁されたら合体戦士の方が矢張り上になります。
フリーザ達の処遇はまた次回に回しますが………フリーザと悟空が完全に和解する事は無いのでフリーザ側が競い合っても馴れ合い拒否としました。
この2人はライバルと言うより水と油のままで居させたいのです。
勿論本編中にもありました様に悟空、ベジータ、ラディッツ以外ならまぁまぁ絡む事を許せる位には軟化してます。
特にクウラとは兄弟間で険悪さを消して強さの探求を2人でやってくれると良い結果に繋がるでしょう。
次回もよろしくお願い致します!