今回からは異聞の未来トランクス編の始まりになります。
未来世界が如何なる事になっているか………その目で見届けて下さいませ。
では、本編へどうぞ!
エイジ796の地球。
其処はトランクス、ルリア、ロスマ、パンがヒルデガーンや21号を打倒し真の平和を勝ち取り平和な世界になった………筈だった、少なくとも1年前までは。
エイジ795、それは突如として現れた。
自らを孫悟空、トランクス達が良く知る顔で、声でその名を語ると人間0計画の為にこの宇宙の害虫にして宇宙を穢す人間全てと人間に与する愚かしい神々を断罪するべく地球の都市を攻撃し多くの人間達を殺害した。
無論タイムパトローラーになり超サイヤ人ブルーや超サイヤ人4の力を得たトランクス達は孫悟空を名乗る男、『ゴクウブラック』に闘いを挑んでいた。
が………ブラックはダメージを受ける度に成長し、超サイヤ人に変身する程成長してからは爆発的に成長し、遂に薔薇色の超サイヤ人………『超サイヤ人ロゼ』と名付けた変身を遂げてしまったのだった!!
「ブラックゥゥゥゥゥ!!!!
今日こそ貴様達を殺してやる!!!」
「はっ、ルリア………超サイヤ人4………確かに人間、しかもサイヤ人として極限の力を得たその姿はこの超サイヤ人ロゼに匹敵する凄まじき物だ。
しかし所詮は人間、我々神の領分を踏み荒らすだけ踏み荒らす害虫が強力な毒を得て俺達を殺しに来てるのだ………ならばこれを疾く駆除して宇宙の真の平和を、人間無き世界を実現しようではないか!!」
「黙れブラック!!
悟空さんの身体を奪った界王神見習い、時間犯罪者ザマス!!
貴様達の思い通りにはさせない!!」
「トランクス、超サイヤ人ブルーの力を得た咎人よ!!
そもそも貴様達4人がタイムマシンで過去を改変し並行世界を創らねば俺は時の指輪に導かれこの世界へ招かれる事も無かったのだ!!
俺の居た世界線でも、この世界線でも同じ禁忌を犯した者よ、神の気を振るうその蛮行を赦す訳には行かん、貴様は特に優先的に殺してやるぞ!!」
「おじいちゃんの身体を返せ、ザマス!!!!」
「パンか………ふっ、この世界線の孫悟飯も哀れだな。
折角自身の命を賭けて守った娘が神の禁忌を犯し今ものうのうと生きている。
何たる悲劇、何たる結末よ、既に死した英雄の名を穢す愚かな娘よ、我が神の正義を以てその罪を贖うが良い!!」
【ドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギ!!!!!】
ゴクウブラック………並行世界の孫悟空の身体を超ドラゴンボールで乗っ取り、その世界の悟天とチチ、更にザマスの身体になった悟空を殺害したこの男は神の正義を語りながら、この世界で自分達が裁きを下す前に罪を背負い既に死後の世界へ旅立った英雄達の子や弟子達が神々の禁忌、タイムマシンの使用と過去改変を犯した咎人として見ており、その正義の刃を以て断罪する事を使命として闘いをトランクス達の世界に持ち込んだ!!
しかし………トランクス達はタイムパトローラー、自らの罪を受け入れその贖罪を時の界王神クロノアの下で今も続ける謙虚な者達である為此処にクロノアが居ればそんな事は無いと声高らかに叫ぶだろう!
そもそもこの男はこの世界の第7宇宙に来るまでに全ての宇宙の界王神を殺害し間接的に破壊神達も殺害した、『自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪』に該当する極悪人なのだ!!
そんな奴が正義を語ろうがこの世界で決意を固めたトランクス達は揺るがない、迷わない、ただ世界を、歴史を侵略する犯罪者を倒すのみなのだ!!
「いい加減にくたばれザマス!!」
「ロスマ、その頭は単細胞か?
我が肉体は超ドラゴンボールにて不死身になっている、痛覚も既に存在していない、なのに無駄な闘いを挑むなど何とも愚かしい事この上ない事か………矢張り人間とは往々にして神々に与えられし叡智を正しく使えぬ神が創造せし生き物の中でも最大の失敗作なのだな」
最後のタイムパトローラーのメンバーロスマはこの世界の第10宇宙の界王神見習いにしてゴクウブラックの思想に共感し、自らの殻に閉じ籠もり同じく神の正義を謳う恐るべき存在となり超ドラゴンボールを使い不死身の身体を得てしまっていたそれに対して果敢に闘い、トランクス:TPの方へ行く事を食い止めていた!!
しかし界王神を殺害する中でその神力を吸収した結果、神威と同等の力………神を蝕む力、『神蝕』とクロノアが名付けた神の気を纏う力を以て戦闘力200兆のパワーを得ており、トランクス達3人で挑まねば互角に立ち回れない超サイヤ人ロゼ程では無いが不死身の肉体も相まって厄介な敵として仕上がっていた!!
しかもこの不死身、超ドラゴンボールによる物の為破壊神の破壊でも消し切れないのだ!!
こんな恐ろしい敵が襲い来るトランクス達の世界は今や滅亡寸前まで追い込まれ、ブルマやマイ、ビーデルにサタン達は時の巣に避難させたがそれでも他の人間達は連れて行けないのでトランクス達は自分達の世界でずっと1年にも渡りブラック達と闘ってるのだ!!
だが………それでもゴクウブラックとザマスだけならば数の問題で4人で協力すれば人間達を守り切れるのだ。
そう………本当に敵が『2人』だったのならば!!
「はぁ!!」
【ドガァァァァァァ!!!!】
「ぐあぁぁっ!!!」
「トランクス!!!
くっ………お前………ゴハン………ブラック………!!!!!」
「クックックック、そう睨むなパン。
お前の並行世界とは言え父親の身体だぞ?
孫悟空と遜色ない鍛え抜かれたこの肉体、そして孫悟空すらも上回るその潜在能力、それはこの絶対的なる神………ザマスが使ってこそ真なる輝きを得てるのだ。
それを娘である貴様が否定するなど愚かだとは思わんか?」
「………煩い、煩い煩い煩い煩い煩い煩い煩い煩い煩い煩い!!!!!
煩いっ!!!!!!!!!!
パパの声で、身体で、力で、それ以上歴史を犯すなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
【ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!!!!】
そう、この世界における未来トランクス編の時系列の敵は『3人のザマス』なのだ!!
この新たなる敵、『ゴハンブラック』はアルティメット化の力を極めてゴールデンフリーザを討ち滅ぼし、ヒットとの試合で善戦し、超サイヤ人ブルーの悟空とベジータに並び立った歴史の孫悟飯の肉体をザマスが奪い、アルティメット化の力、更にザマスの神力が加わり凶悪な力を発揮した戦闘力700兆の力を以てその世界の悟空とベジータ、更にブルマにピッコロ、トランクス、悟天、チチ、ビーデル、そして………赤子のパンや界王神達すらも殺害し、現代の第7宇宙を人間全てを滅ぼし尽くした最悪のザマスなのだ!!!
そんな男もまた身に付けた時の指輪に導かれ、膠着状態に陥っていたこの世界のトランクス達と闘うゴクウブラックと不死身の未来ザマス達と合流し、共に人間0計画の遂行を始めたのだ!!
タダでさえ戦闘力350兆の力を持ち恐ろしく強く成長し続ける超サイヤ人ロゼにアルティメット化の悟飯の肉体と力と潜在能力を持つザマス………そんなのが手を組めばこの世界のトランクス達の超サイヤ人ブルーや超サイヤ人4と言えど勝てず、滅亡寸前まで追い込まれるのは火を見るよりも明らかだった!!!
そして、パンもルリアもトランクスの側で倒れてしまい、ロスマが庇いながらザマスの攻撃で動けない状態であった!!
『拙い!!
皆、またゴハンブラックが合流した今撤退するしか無いわ、時の巣へ戻って!!』
「いいや、今度は逃がさんぞ!!
クロノアの狗共よ、今日までよくぞ闘い抜いたと褒めてやろう!!
褒美に我ら3人の神の力を以てその命と罪を洗い流そう!!
行くぞゴクウブラック、私に続くのだ」
「良いだろうゴハンブラック、奴等を滅ぼすに相応しき最高の輝ける力を以てこの厳粛たる聖戦を終わらせよう!!
そして我等の大願たる『全時空0計画』を遂行する始まりの鐘を鳴らすのだ!!」
そしてクロノアの神術が発動し切る前にゴハンブラック、ゴクウブラックは隣に立ち会いながら同じ構えの技を見せる!!
それは………何処かの歴史でセルを、ブロリーを討ち滅ぼした栄光の技、悟空と悟飯による親子のかめはめ波である!!
此処に悟天が居ない事は本当に、最後の孫親子の尊厳だけは守り抜いたと言えるだろう………が、それでも尊厳を破壊し続けるこの邪神達は傷付いたトランクス、ルリア、パンに狙いを定めてかめはめ波をチャージし始めた!!
『か〜、め〜、は〜、め〜!!!!!!
波ぁっ!!!!』
【ギュォォォォォォォォォォォォォンッ、ズドォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!】
そうして魂の同一人物によるかめはめ波の同時攻撃は重なり合い恐るべき気功波へと変貌し、ロスマは終わったと思いながら何とか3人を守ろうとバリアを張る!!
そして大爆発により南の都は完全に吹き飛び、其処に居た人間も建物も全て消滅していた!!
その爆煙の中にて未来ザマスは宙に浮かび、2人のブラックの隣に立ち南の都跡に視線を向けるのであった………。
破壊神選抜格闘試合やキャベ達の超サイヤ人覚醒の手伝いをしてから数ヶ月後のエイジ779。
あの後キャベ達5人は超サイヤ人に覚醒し、ケールは伝説の超サイヤ人になったのでその制御をカリフラやアレッタ達と共に手伝いながら超サイヤ人2まで覚醒させてから残りは自主練をさせる様にしてベジータとニィープは第6宇宙から帰った。
但しケールの伝説の超サイヤ人以外はパワー傾倒の変身………ムキンクスとか超ベジータとか呼ばれてた変身はデメリットを口酸っぱく説明して禁止にして自力で超サイヤ人3や超サイヤ人2限界突破への道を開かせる様に道を舗装したのだ。
悟空は当然の如く遅発性乱気症を患い暫くは修行出来ず日常生活を送りその後全王様スイッチを渡され、ベジータはコメソンによって複製ベジータが生まれ消滅の危機に瀕しおしゃぶりを咥えながら消滅までの時間の間にニィープ、ラディッツ、クウラが複製ベジータを倒してた。
その際ニィープは大爆笑してベジータに後で殴られた。
更にその後悟空とブロリーと悟飯がリハビリで滅茶苦茶修行し、周りもそれに釣られた結果最大で280兆の戦闘力を得るに至ったのだった。
「さあルリア達、ママや兄ちゃんに父さん達が相手になるわよ。
それなりに手加減してやるから掛かって来なさい!」
「言ったわねママ!!
やぁぁ!!」
更に悟天達も順当に強くなり今ではもう75兆の戦闘力を発揮するに至り、ヤムチャ達も遅ればせながらアルティメット化一本で120兆の戦闘力を得て神次元の領域へ突入した。
この歴史世界の皆は力の大会までとことん強くなり続けるので恐らくあのバグキャラであるジレンと良い勝負が出来そうになるだろう。
事実ベジータは………超サイヤ人ブルー界王拳と言う奥の手を得た悟空に追い付くべくビルスに必死に修行に付き合って貰った結果、遂に………この時間軸で『超サイヤ人ブルー進化』の力を得たのだ!!
その戦闘力は最大で20倍界王拳と同じ位までより純度が増した神の気を上乗せしてバフが掛かり戦闘力が増すのだ!!
しかもクウラと共にビルスの力を受け続けた結果………ほんの一瞬ベジータは『紫のオーラ』、クウラは『白金のオーラ』が流れたとビルスからニィープに伝わっていた。
「(つまりベジータは『我儘の極意』………破壊神の力の一端を取り込みその力を振るえる様になりつつある、クウラ様も同じ様な力を………なら私やブロリーも自力で超フルパワーサイヤ人4に成ろうとした結果、ブルーツ波を限界以上まで取り込み続けて死ぬかと思いながら其処へ至れた。
ただ、サイヤパワーの消費がデカいからブルー進化やブルー界王拳みたいに必要な敵にしか振るわないけどね)」
更にニィープもブロリーも超フルパワーサイヤ人4に自力で成るべくブルーツ波の過剰吸収で漸くコツを掴み2段変身の要領で変身出来る様になった。
更に神威組やラディッツ、セルも悟空のブルー界王拳を後追いした結果、ラディッツとセルは悟空と同じく最大20倍、神威組は7倍までの界王拳を無理なく練れる様になり、更に無茶すれば15倍まで引き上げられる様になっていた。
つまり………最前線メンバー全員が280兆の戦闘力を得つつ誰1人して奥の手が存在しない訳では無いのだ、悟飯以外は。
悟飯はアルティメット化一本のみで未だ280兆の領域へ付いて来ており………何かのキッカケがあれば彼の中にある『野生』が目覚めるだろう。
もう土台は出来上がってる、ピッコロもアジッサの紋章を気で描き更なる力を発揮出来る日も近いだろう。
後はゴクウブラック出現までに間に合えば………そう考えている中で、それは突如起きた。
「兄ちゃん、空を見て!!」
「空?
………っ、アレは、未来のトランクス達!!」
「何ですって!?
っ、修行中止、皆4人を受け止めるのを手伝って!!」
その日、タイムパトローラーのトランクス達が空からボロボロの姿で落ちて来る事件が発生した!!
ニィープは悟る、ゴクウブラックと不死身のザマスが現れ未来世界が滅茶苦茶になったと!!
だが………今のトランクス達ならば不死身のザマスは兎も角ゴクウブラックを4人掛かりで殺せる筈だとも考え、何か胸騒ぎがしたので最前線メンバーも準前線メンバーもフリーザ達も関係無い、全員を呼び寄せて彼等の回復を待っていた!!
「………はい、僕の回復術で傷は治しました。
後は目を覚ますだけなのですが………」
「ありがとうデンデ、急に呼び出して悪かったわね」
「しかし………未来世界で一体何が起きたと言うのだ?
トランクス達ならば手を組めば大抵の敵に負ける筈が無いのだが………」
「………矢張り本人達から確認するのが手っ取り早いだろうな」
デンデの回復術で傷が治るが、ロスマとルリアのサイヤパワーが極端に減り超サイヤ人4に変身出来ない程に消耗していた事をパラガスやブロリー、ニィープは超サイヤ人4に変身出来る者として見抜き、セルもピッコロも何が起きたのかさっぱり分からず困惑していた。
すると其処にビルス、ウイスが現れ未来世界のトランクス達がボロボロで気絶してた姿を目撃し表情を険しくしていた。
「何故未来世界のトランクス達が此処に居る?
タイムマシンを使用した訳では無いよな?」
「はい、突然空から落ちて来て私達は彼等を受け止めましたが、タイムマシンは持ち物検査をしてもありませんでした」
「ふむふむ………とすれば、クロノアさんの神術で時の巣へと帰還しようとして何らかの大きなパワーに阻まれ、彼等と紐付いたこの歴史世界へと誤って飛んでしまったと見るべきですねぇ」
するとウイスが仮説を立てるとビルスもタイムマシンが無いならそれが丸いとしたが、ならばその強大なパワーとは何なのかと言う疑問にぶち当たる為矢張りトランクス達の意識回復が手っ取り早かった。
其処にケンとザマスも現れ、ザマスは未来世界のトランクス達を目撃しその素性を聞くと驚きを隠せずに居た。
「まさかタイムマシンを使用した罪を贖罪中のタイムパトローラーが、過去を改変した世界に再び招かれるとは………これも何らかの運命の紐で結び付けられている、と言った所ですか………タイムパトローラー………そうですか………それ程彼等は選択肢が無かったのですね………」
「ええ、理解して頂いて幸いですよザマス殿」
「(マジでタイムマシンを使った4人を見ても、神の正義だーとか言い出さないしこの歴史世界のザマスは本当に真面目で寛容的な界王神に成長したわね)」
そしてこの世界のザマスはトランクス達を憐れみ、その選択を取らざるを得なかった事情を考慮しつつタイムパトローラーになった事も聞きそれ以上罪は問わない姿勢を取りながらビルス達と同席して紅茶をケンやビルス達と一緒に飲みながら意識回復を待っていた。
其処に遅れて悟空、悟飯が到着するとトランクス達を見て驚愕していた!!
「トランクスさん達が………ニィープ伯母さん、前世の記憶を持ってるなら教えて下さい、未来世界でどんな事件が起きて彼等がこんなにも傷付いたんですか!?
こんなの………折角未来世界の平和を取り戻したって聞いたのにあんまりですよ…!!」
「落ち着け悟飯!!
先ずはトランクス達の口から詳細を聞いて、其処から義姉ちゃんやミラやトワ達が知る歴史と照らし合わせんだ!!
今焦っても良い結果は生まれねぇぞ!!」
「ああ………トランクス達の回復を皆で待つんだ、良いな悟飯?」
悟飯は若く、そして誰よりもトランクス達の平和を勝ち取りタイムパトローラーになって活躍する事を喜んでいた為、憤りが激しく動揺も凄まじかったが老成してる悟空、ラディッツ、ニィープの態度で何とか落ち着きを取り戻していた。
そして現代のトランクス達やマイ達は水を取り替えてタオルを絞ったりと手伝いながらマイは彼等が未来世界のトランクス達であり、過酷な運命の中で育ったと知りとてもでは無いが今のトランクス達と別の人生を歩み過ぎて別人としか見れずに居た。
「うっ………くっ………こ、此処、は………」
するとトランクス:TPがいの1番に目を覚ますと周りを見るとピッコロやセル、更にブロリーまでもが居るので自分達が罪を犯してしまった世界へ訪れたと思い起き上がる。
すると………その視界の先に悟空、悟飯、そしてザマスが存在した為反射で剣を抜き超サイヤ人ブルーに変身して突撃しようとした!!
それを超サイヤ人4に変身したニィープが止め、首を横に振り彼等は違うと無言で示していた。
「ニィープ………さん………そう、なのか………此処は、やっぱりあの過去の世界なのか………そして、悟空さんも悟飯さんも………良かった………良かった………!!」
「………トランクス、起きて早々に悪いんだけど教えて。
未来世界で何があったのか、答え合わせしたいわ」
そうしてトランクス:TPを落ち着かせた後互いに変身を解くと、鎮静作用があるハーブティーを差し出して飲ませながらゆっくりとその口から語らせ始める。
未来世界で何が起きたのか、何と闘ってるのだと。
「先ずはトランクス、貴方やルリア達はタイムパトローラーとして闘っているわよね?
ドミグラを退けた後何が起きたの?」
「はい………俺達はあの後、全員で鍛え上げてかなり高い戦闘力を得る事に成功しました。
そして俺達の世界ではエイジ795までは復興が進み、平和が遂に戻った………そう思ってました、あの日新たな敵が現れるまでは」
「敵………どんな奴が現れたのだ?」
「………奴は、奴は自らを孫悟空と名乗り、片耳に緑のポタラと右手の人差し指に銀の時の指輪を身に着けてました。
だから俺達はソイツをゴクウブラックと呼び調査した結果………ソイツは、異なる歴史世界、異なる世界線から来た歴史の侵略者、タイムパトローラーとして闘わねばならない存在でした…」
トランクス:TPは静かに未来世界での出来事を語り出すとニィープ、ケン、ミラは矢張りゴクウブラックが現れたのだと聞き及び、更に時の巣での調査で別の世界線から自力でこの世界線のトランクス:TPの未来世界へとやって来た事を聞き届けた。
異なる世界線を跨ぐのは翡翠色の時の指輪でも本来なら不可能だが………特異点たる孫悟空の肉体が何らかの作用を齎した、その可能性があるとミラやトワが仮説を立てていた。
更にこの会話を聞いたザマスは自らの片耳のポタラを外すとその色は緑、それを確認すると同時に確信する!
ゴクウブラック………その者は過ちの果てに超ドラゴンボールの力を使い孫悟空の肉体を奪い去った、神の正義を盲信し殻に閉じ籠もり自己矛盾を見て見ぬ振りをする並行世界のザマスその人だと!!
「そしてゴクウブラックは、俺達の世界の第10宇宙の界王神見習いであるザマスと結託して第7宇宙に来るまでに全ての宇宙の界王神様を殺害し、その命が連動している破壊神様達まで間接的に殺害すると言う禁忌を犯してました。
更に手始めに既に破壊神ビルス様も大界王神様達が既に死んでいる第7宇宙で人間0計画を実行に移し、それから1年にも渡り俺達は闘い続けました。
ザマスは超ドラゴンボールで不死身の身体を得てしまい打倒不可能になっていて、ゴクウブラックも俺達との闘いを経て奴独自の変身………超サイヤ人ロゼに覚醒し俺達4人中3人でブラックと闘わねば互角に持ち込めない程に強くなり、ザマスも界王神様達を殺害し、その神力を奪い去った結果神威に似た力である神蝕と時の界王神様が名付けた力に目覚めてました」
「人間0計画………神蝕………超サイヤ人ロゼ………界王神と破壊神の殺害と神力を奪取………成る程………叱り付けてくれる友無き私は其処までの過ちに手を染めましたか………何とも度し難く、何とも愚かな………!!!!」
「ふん、こう言ってるこの世界のザマスよりもバカで愚かしいソイツ等は本気でやってくれるじゃないか………。
この世界が巻き込まれる事柄じゃないから破壊神は手を出せないけど、ソイツ等を破壊してやりたいと今思ったねぇ………」
「いえ、ブラックは破壊可能でも不死身のザマスだけは無理です。
何故なら超ドラゴンボールで得た不死身は破壊神様達の破壊すらも受け付けない、文字通りの真の不死身の肉体と魂を得てしまってるのです」
この世界のザマスは改めてポタラを両耳に嵌めるとテーブルに置いた手に力が込められる程憤り、界王神と破壊神全ての殺害と人間0計画と言う恐るべき愚行に対して怒りを漲らせ、更に界王神全ての殺害と言う事は先任のゴワス様を殺したのだとも理解していたので何たる事をと頭に血が昇っていた。
更にビルスの破壊発言も不死身のザマスは無理だと言われ、超ドラゴンボールの願いとは其処まで厄介だったのかとビルスは改めて理解し、そして超ドラゴンボールを利用し尽くし絶対の神を気取る2人のザマスには悟空達を見て自身は破壊神の掟として行けないから排除する事を視線を向けて許可し、最前線メンバーは全員了承していた。
「けれどトランクスさん達は凄いよ、そんな奴等相手にたった4人で闘い続けてたんだから」
「………それでも何とか1年間膠着状態に持ち込むのがやっとでした。
奴等は力を付けた俺達の存在により人間0計画が遅々として進まず神の正義に歯向かうクロノアの狗共と俺達を蔑んでましたがそんな事で俺達は揺るがない。
そしてある時ゴクウブラックを倒せる一歩手前まで追い込む事に成功し遂に人間0計画を頓挫させる事が出来る………そんな希望が見えた時、再び絶望の影が差し込んだんです。
ゴクウブラックとザマスを同志と呼ぶもう1人の敵が現れたんです…!!」
「何ですって!?
そんなバカな………だって未来世界の敵は、ゴクウブラックとザマスだけの筈じゃ………!!」
悟飯の称賛に対してトランクスが首を横に振り、更なる絶望が訪れたと口にした瞬間ニィープやケンは第3の敵などと言う存在に驚愕し、特にニィープは声を荒げてしまっていた!!
悟空やベジータは未来世界の出来事もN.K.にあるのだと知りつつ、それには無い何かが起きたと全員が悟り、ミラが代表してトランクスの前に立った!
「トランクス、お前達の世界のミラ達と同一人物である俺達が敢えて聞く。
その第3の敵は何者なのだ?」
「………奴は………奴の名は、『ゴハンブラック』………また別の並行世界でアルティメット化の力でゴールデンフリーザを打倒し、第6宇宙のヒットさんと良い試合を繰り広げた世界に於けるゴクウブラックと同質の存在………つまり、ザマスが悟飯さん、貴方の肉体を奪い去り、時の指輪を使い俺達の世界へ導かれて先に来ていた2人のザマスに協力を始めた3人目のザマスなんです!!!!!!」
「なっ………僕が………肉体を………!?」
そしてその口から語られた第3の敵………ゴクウブラックと同質の存在、ゴハンブラックと言う名を聞き悟空と悟飯とピッコロは特に衝撃を受け、まさか真面目に修行した世界の悟飯が悟空の代わりに肉体を盗られた歴史世界が存在していたと言う事実にZ戦士達は、フリーザは驚愕していた!!
更にビルスや悟飯の方を見て確かに孫悟空と同等の力を持ち、更にその潜在能力は孫悟空をも上回る孫悟飯の肉体はこれ以上に無い、真面目に且つ効率的に修行していれば悟空の代役が可能な存在であるとして理解しつついよいよザマスと言う存在が持つ罪禍が大き過ぎるとしてこの世界のザマスを見やると………当人は青褪めており、事実を端的に受け入れつつもそのザマス達に対して「何たる愚行を」と呟いて完全に同情もせず同一人物の別存在に対する憤りが最高潮にまで高まった事を見届けていた。
「………少なくともボク達の世界ではどちらのブラックも発生し得ないね、このザマスの様子では。
それじゃあ破壊する理由が存在しないから命拾いしたね、お前」
「………寛大な措置、感謝致しますビルス様。
それにしても………悟空さんの身体のみならず、悟飯さんの肉体を奪い去った可能性まであるとは………我ながら情けないとはこの事だ………!!!!」
「………どうやら、ニィープさん達の世界のザマスは真っ当な界王神としての道を進んでいるみたいですね。
それだけは安心しました………奴が語った悲劇が起きる事が無いのも知れてタイムパトローラーとしても個人的にもホッとしました」
「悲劇………」
更にトランクス:TPは3人のザマスが語る悲劇をチラつかせながらこの世界のザマスを警戒しなくて良いと知れて安心していた………が、ニィープやケンはゴクウブラックの方での悲劇を知るが故にゴハンブラックは同等かそれ以上の悲劇を起こしたと知り、今回の事件は悟空のみならず悟飯や皆の怒りも奴等は買う事になるのだと確信に至っていた。
「………トランクスさん、その悲劇を教えて下さい。
僕とお父さんは、今それを知らなければいけないんです。
その権利が僕達にはある筈ですよ」
「………はい、分かりましたが………心して聞いて下さい。
奴等が語った悲劇として先ずは悟空さん、ゴクウブラックはその肉体を奪い去った後直ぐに人間0計画の手始めとしてザマスの肉体へ移った悟空さん、更にその場に居合わせたチチさんと悟天君を殺害したのだと語りました」
『なっ!?』
悟飯に促されトランクス:TPは静かにその悲劇を語った瞬間場が凍りついた。
何とゴクウブラックは孫一家の内夫妻と次男を殺害し人間0計画の足掛かりにしたと話した。
更にこの話の時ルリア:TP、ロスマ:TP、そしてパン:TPが意識を取り戻して起き上がるとトランクス:TPが冷静に話してる姿を見てザマスもそれを聞き驚愕している事を見て此処が自分達が変えた過去世界と知り安心と同時に悟空達に辛い話をしてる最中だと悟りルリア:TPとロスマ:TPは目を伏せていた。
「けど………けどそれ以上の悲劇を………ゴハンブラック………奴は起こした………!!
奴は手始めに第10宇宙の界王神ゴワス様と第7宇宙の界王神様を殺害し、更にその足でピッコロさんを殺し、悟飯さんの才能とザマスの才能が融合した結果カイカイを会得した為にナメック星へ赴きナメック星人全てを殺した上で………悟空さんとベジータさんも殺し、地球の戦士も第7宇宙の人間も全て孫悟飯の力とザマスの神の正義を以て浄化したと、奴は………!!!」
「………全ての、人間………お父さんやベジータさん、ピッコロさん達だけじゃなく………まさか………ビーデルさんや、まだ赤ちゃんのパンまでも………!?」
「………うん、パパ。
アイツは、あのザマスはそう私達に語ってたわ ………孫悟飯のアルティメット化の力を十全に引き出す為の神聖なる闘いの儀であった、そう自慢して神の正義を成したとナルシズムに溺れてたわ」
そして、ゴハンブラックが引き起こした更に大き過ぎる悲劇に悟空は、悟飯は頭が真っ白になり、そして………パン:TPの涙を目撃し怒りが最高潮にまで達し、2人は超サイヤ人ブルーとアルティメットの力をその場で爆発させてしまった!!
「ゆ、許さねぇぞ………ソイツ等だけは………!!!!」
「何の罪も無い母さんや悟天だけじゃなく、ピッコロさんやビーデルさんやパンまで………巫山戯るな………巫山戯るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
【ビュォォォォォォォォォォォォォン!!!!!】
「落ち着けカカロット、悟飯!!
此処に奴等は居ない、その怒りを此処で爆発させても意味が無いぞ!!!!!」
悟空と悟飯が怒髪天を衝くが、此処でベジータが悟飯までもがストッパーを放棄して怒り始めたので自身が………ブルマやトランクス達も殺され憤る中でも必死に自身を律して2人の怒りを鎮め始めた!!
其処にラディッツやナッパ、セルまで加わり漸く2人を息を荒げながら通常状態に戻りある程度会話が出来るまで怒りを鎮める事に成功していた。
が、ニィープやラディッツも悟空と悟飯の有り余る怒りを見て何も感じない訳が無かったのでその手に血を滲ませ、唇を噛み切りながら怒りを必死に押さえている様子が伺えていた。
「………これが、奴らが語った俺達が奴等を許さないと決意した悲劇です。
ですが、俺達だけではどうしようも無いんです………だから悟空さん、父さん、皆さん、どうか力を貸して下さい………奴等が語る人間0計画………いや、ゴハンブラックが加わった事で更に大きくなった『全時空0計画』の阻止を、協力して下さい………!!」
そしてトランクス:TPは人間0計画が更に発展した全時空0計画と言う名を語り、いよいよ以てこの歴史世界が無関係では無くなったと知り悟空達が協力しない理由が消え失せた。
そしてビルスも破壊神の掟さえ無ければ自身も未来へと赴きゴクウブラックとゴハンブラックを破壊する大義名分があるとして破壊神の立場に若干の歯痒さを覚え、飲んでいた紅茶も食べていたケーキも珍しく美味しく感じる事が無くなっていた。
そして………何よりも、この世界のザマスもまた、並行世界の己の罪禍を止める決意をこの場で固めた瞬間でもあったのだった………!!
此処までの閲覧ありがとうございました。
はい、スパーキングゼロのネタであるゴハンブラックを早速登場させました。
私にゴハンブラックを出させたのはバン◯ムが悪いのだ………あの様なIFの可能性を見せ付けた、それによりこの身に宿りしインスピレーションを高めさせたのだ!
と、ザマスごっこは此処までにしてゴハンブラックやゴクウブラックは時の指輪出来てますが本来ならば翡翠色の指輪を使っても世界軸を飛び超える事は本来なら不可能です………が、孫悟空の特異点としての肉体が時の指輪を通じて互いを引き寄せあった結果、本作の未来トランクス編は成立してしまいました。
更に遅々として進まない人間0計画、自分達の神の正義を阻むトランクス達4人に対するゴクウブラックの怒りがゴハンブラックを呼び寄せてしまったと言う裏事情がありますが………これを悟空達が知るのはほんの少し先です。
因みに神蝕は文字通りしんしょくと呼びます。
此処でゴクウブラック達の戦闘力を掲載致します。
ゴクウブラック
超サイヤ人ロゼ:350兆
未来ザマス
神蝕:200兆
ゴハンブラック
アルティメット化:700兆
後………ゴハンブラック、これでも本気出してないです(ガチ)。
彼が本気を出した時の戦闘力はその時改めて掲載致します。
次回もよろしくお願い致します!