最近体調が優れないのでゆっくり亀更新になってしまいましたが何とか次話更新が出来ました。
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では、本編へどうぞ!
トランクス達がクロノアの神術がギリギリ発動し、しかし時の巣へと戻る訳で無くゴハンブラックとゴクウブラックの2人のかめはめ波が時空を乱した為過去に渡ってしまっていた頃。
ザマスと一旦別れた2人のブラックは消した筈のトランクス達が気になり南の都跡地へと来ていた。
「ふむ………どうにも仕留めたとは思えませんね………」
「確かに、かめはめ波を当てた感触も妙だったと思えますね。
此処の人間共の街が吹き飛ぶ直前、奴等の内ロスマは伝説の超サイヤ人4になりつつバリアを張っていた。
だからいくら我等のかめはめ波が強大だったとしてもバリアを破壊した感触が無ければならないのに何も無かった様でもある………この違和感は一体………?」
ブラック2名は融合かめはめ波を放ったが同時に、しかも伝説の超サイヤ人4のバリアと言う聖戦の鐘を鳴らすに相応しき物に手応えが無かった事にこの上無き違和感が拭えなかったのだ。
恐らくザマスも同時に攻撃していれば同じ意見を持ったであろうと2人は考え、何時もの様にコソコソ隠れているのかを確かめるべく手分けして探し始めていた。
「………むっ、ゴハンブラックよ、来てくれ!」
「何かあったのかゴクウブラック?」
するとゴクウブラックの方が何かを発見したのでさっさと近付くゴハンブラック。
一方ゴクウブラックの方は右手の時の指輪を見ていたので、自身も同じく時の指輪を構えると2つの時の指輪は何も無い空間へと光を伸ばして行き、そして時空間に穴が空いたのだった。
「………成る程、クロノアの神術が途中で発動したのだな。
お陰で奴等は逃げ果せたと言う訳だ」
「だが、この先に咎人達が居る事は確定した。
ならば私達のやるべき事は………もしも我等のかめはめ波のパワーの所為で時の巣へと向かう術が過去に向かう道に変質してしまっていたのならば、この世界の唯一の三神として一度は禁忌を犯し奴等が落ちた先を見届ける事のみ」
「では行こうかゴハンブラック、私達の崇高なる神の正義の審判たる全時空0計画の鐘を再び鳴らす為に」
そして2人のブラックはクロノアの神術による時間移動の流れに乗り込み時空間の先へと向かうのだった。
あの状況下で逃げ果せたトランクス達の幸運を称賛しつつ、自分達神々の強大過ぎる力が過去への道を繋いでしまい咎人に更に要らぬ罪を重ねさせてしまったのならば神としての礼儀として1つは詫びを入れねばなるまいと考え………そして、トランクスに紐付けられている過去の世界の孫悟空達に会えたならばこの力を本人達に試してみたいと言うサイヤ人の肉体が精神に影響を及ぼす程の闘争本能による強き者を求める心を満たす為に。
そうして自らを正義と疑わない邪悪な神の内2人は時空間の穴に入りエイジ796の世界から一旦消えるのであった。
一方エイジ779の現代、トランクス達が回復したのでチビっ子戦士達がルリア:TPとロスマ:TPのサイヤパワーを充填させ切り4人全員がフルパワーで闘える身になったので悟空、悟飯、ベジータ、ラディッツ、ニィープ、ブロリー、クウラ、更にはピッコロと言う時の巣でかつて手合わせしたメンバーによる再度の手合わせをする事になった。
それをザマスが審判をし、ブルマやゲロ特製の悟空達が超サイヤ人ブルーや超サイヤ人4による手合わせでも破れないバリアを展開し、今一度本気の手合わせをする事となった!
「んじゃ行くぞトランクス!!」
「手合わせと言っても加減はするな、ブラック達の戦闘力の指標を此方は見たい!」
「はい、勿論です!!」
そうして全員本気の本気、戦闘力280兆のパワーを発揮すると、トランクス:TP達も超サイヤ人ブルーや超サイヤ人4に変身して同じく280兆の戦闘力を発揮する!!
これにはセルやピッコロ達に加えてビルスも満足出来る戦闘力である………のだが、にも関わらず2人のブラックと未来ザマスに敗北したのかと言う事実が大きく伸し掛かっていた!!
現にトランクス:TP達は今の悟空達とまるで互角、一歩も劣らぬのに勝てなかった………悟空達は改めてトランクス:TP達が相手していた者達が凄まじ過ぎる規格外な敵だと理解するのだった!!
「………」
「ザマス殿、心が荒れておられます。
深呼吸をなさい、罪を犯したのは貴方ではなく別世界のザマスなのですから貴方自身が罪を背負う必要は無いです」
「ケン殿………いえ、敵は他でも無いザマス、私が至る可能性があった物の果てです。
ならばこそ同じザマスとして私はこの闘いに関わり、そしてその罪禍を見届け背負わねばなりません。
何故なら私はザマス、第10宇宙の界王神なのですから」
そんな中生真面目で責任を誰よりも感じていたこの世界の界王神ザマスは間違い無くケン達が居なければ自身も至る事になっていた罪の象徴をその目、その魂に刻み込み過ちを絶対に犯さない、別世界の同一人物達の罪を界王神なりに断罪する為に、そしてトランクス達に詫びる為により一層の責任を背負うのであった。
彼等はもう十分苦しみ、タイムマシン使用の罪も時の界王神クロノアの下で贖罪を果たしたのだ。
ならこれ以上苦しむ必要など何処にある、それを味合わせる事の何処に神の正義があるのだと考えながら手合わせを見届け、そしてこれ以上は余計な手傷を負うとして「其処まで!!」と待ったを掛けるのだった。
「ふう………どうだトランクス達、今のオラ達は力になれそうか?
ブラック達に勝てそうか?」
「………正直に言えばゴクウブラックならば勝てます。
本当に皆さんはとんでも無く強くなってます………それに悟空さんも父さん達も奥の手があるんでしょう?
それを使い時を誤らず使えばゴクウブラックを確実に葬る事が出来る筈です。
ですが………ゴハンブラックは別です。
奴は………奴は、俺達との闘いでもまだ本気を出していなかった、戦闘力は700兆はあると時の界王神様が仰ってたのに、まだ底が知れないんです。
なので………ゴハンブラックとの指標については、この世界の皆さんでも合体しなければ勝てない可能性が高いと、ハッキリと言わせて貰います」
「………僕の身体を奪ったザマスは其処まで強いのか………この身体の、僕自身でも把握し切れない潜在能力を引き出し切ってると見ても良さそうですね…」
それから悟空達はトランクス:TP達に自分達はブラック達に通用するか否かの確認を取ると、ゴハンブラックだけは合体でもしないと無理と話されいよいよ以てゴハンブラックの脅威度がドミグラやゴールデンメタルクウラ達を上回り始めたと考えていた。
それらを咀嚼して飲み込む悟空達は………もう一度精神と時の部屋を使うかと考えたが、今の自分達はとことん極めてしまっている………よってこれ以上あの部屋を使おうが身体を痛め付けるだけなので効率が悪いとして首を横に振っていた。
「ふむふむ………矢張り界王拳等の手段が無いとは言えトランクスさん達の実力は悟空さん達と互角でしたね」
「そうでなければドミグラとの闘いの後の未来を悟空達が任せる訳が無いだろう?
しかし………成る程な、そんなトランクス達であってもゴクウブラックとゴハンブラック、そしてザマスの3人は止められぬ難敵であると理解出来たぞ」
更に観戦していたビルス、ウイスも改めてトランクス:TP達の実力を把握し、そしてそんな彼等が敗北すると言うブラック達や未来ザマスの力が強い事を理解し難儀な物よと思い始めていた。
一方ザマスも自身の戦闘力は280兆、丁度悟空達と互角であると自負している為足手纏いにはならない自信がある………が、同時に何か役に立てるかと言うとそれもまた違うとして己の力の無さを嘆いていた。
「兎も角カカロット、ベジータよ。
トランクス達の世界を救うには何か良い手段で修行するしか無かろう?
カカロットは精神と時の部屋はその表情だと直ぐに排除したようだがな」
「ああ、今のオラ達が入っても身体を虐めるだけで何も成果は得られねえって結論が出ちまってるよ」
「ふむ………少々難題ではあるな」
「かと言って時間的猶予もある訳じゃない………ならば何か新たな技を会得する、と言った形なら良いんじゃないか?」
それから悟空達の会話に17号が混ざり新しい技を会得すると提案すると、悟空は何か良い技があるかと考え………ニィープはそれならば矢張り魔封波が最適解として判断し、御札は悟空では無く自分がしっかりと持って来れば失敗しないと考えていた。
そしていざ魔封波の提案を口にしようとした………その瞬間、自分達の頭上の空が割れ、其処から邪悪で強大な気が2つ現れる!!
そしてその気の持ち主は悟空と悟飯の顔を持つ黒衣の戦士であった!!
「なっ、ブラック!!!」
「奴等がゴクウブラック、そしてゴハンブラックか!!」
「トランクス達に孫悟空達まで………成る程、矢張り我等の力が要らぬ過去への時間跳躍をさせてしまった様だな。
フッ、また1つ罪を重ねさせた事は詫びようかタイムパトローラー諸君?」
そうしてゴクウブラック、ゴハンブラックは地上を見下ろしてトランクス:TP達4人に加えて孫悟空達が其処に居るのを確認し邪悪な笑みを浮かべながら心にも無い謝罪を口にしていた!
その態度にパン:TPは目を見開きながら超サイヤ人ブルーに変身し飛び出しそうになる………が、その眼前に悟空、悟飯が立つと同時に2人のブラックに対して………これまで見せた事が余り無い怒りの表情でブラック達を睨んでいた!!
「ほう、孫悟空と孫悟飯、私達の前に立ちますか」
「お前達の事はトランクスさん達から聞いたぞ!
よくも………別の世界とは言え悟天や母さん、ビーデルさんやパン達を………!!」
「その憎悪と憤怒に彩られた目………ふむ、私達に挑むつもりですか。
良いでしょう、私達もこの身体で貴方達とやり合いたかったのですよ………孫悟飯、孫悟空親子」
それをブラック達は面白がりながらとても悟空と悟飯の物とは思えぬ表情でこの歴史世界の孫親子と対峙し、何時でも闘う準備を整えていた。
悟空達も本来なら様子見で超サイヤ人2等に変身しブラック達の力の度合いを確かめるのだが………眼下のニィープやラディッツ達も既に激情を秘めた瞳でブラック達を睨んでおり、自分達が手を抜けば彼女等が即座に戦場へ飛び攻撃を始めかねなかった!
よって悟空と悟飯は手を抜かず、超サイヤ人ブルーとアルティメット化の力を解放する!!
「ほう、様子見をせず神の気を纏いし超サイヤ人や老界王神による潜在能力解放を解禁するか!!
となれば我々も同じ力を以て相対さねば無作法と言う物ですね………ゴクウブラック、行くぞ!」
「ククク………どうやらこの歴史世界の孫悟空達はトランクス達と遜色無き力を持つ様だな………ならば見るが良い、トランクス達との闘いを経てこの身に宿りし輝きが解放されし姿を!!
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
それに対してゴハンブラックも会話中にアルティメット化の力を解放し、前髪が現在の悟飯と同じ形になったのに対してゴクウブラックも超サイヤ人ブルーやアルティメット悟飯を見て、気を感じてその身に宿りしサイヤ人の闘争本能が刺激され同じく気を高めて行く!!
その瞬間、最前線メンバーの中で神の気を感知出来る者達はゴクウブラックの気が超サイヤ人ブルーと同じ様に充実になり始めた事を察知し、そして………ゴクウブラックが薔薇色の超サイヤ人に変身した事を見届けた!!
「………その姿、どうやらそれがおめえの超サイヤ人ブルーに相当する変身みたいだな」
「ククク、その通りだ孫悟空。
この色、とても美しいだろ?
トランクス達にも語ったがこの姿に名を付けるならば………ロゼ、超サイヤ人ロゼ。
この俺、ゴクウブラックが超サイヤ人ゴッドを超えた瞬間、貴様達サイヤ人が蒼い超サイヤ人になる様に薔薇色の超サイヤ人に変わるのだ!
其処に居るトランクス達には感謝しか無いぞ、奴等のお陰で俺は美しさの頂点へと至ったのだからな!」
「ゴクウブラックの奴が何を言ってるのかさっぱり理解出来んな。
単に超サイヤ人ブルーと同等に至れただけで彼処まで酔い痴れる精神構造………ゲロ達によりパーフェクトに造られた私でも理解し難いと言える」
「フッ、所詮人間共に俺の奏でる言葉の気高さを理解出来る筈が無いのだ。
俺の志も、美しさも!
そう、俺と言う存在はただひたすらに孤高!」
そうしてゴクウブラックは超サイヤ人ブルーと同等の変身と悟空が看破した超サイヤ人ロゼに変身すると、突如としてその力や色に酔い痴れてナルシズムに満ちた言葉を発していた。
これには悟空も気持ち悪いと思い、セルも理解し難い言葉に拒絶反応を示していた。
更にブラック達が現れた際に上手く身を隠しその姿を覗いているザマスも自身が彼処まで神の正義、その執行者を気取る事に酔い痴れて邪悪な笑みを浮かべる可能性があった事を目撃しつつ、別世界の同一人物の言葉でも界王神としての道を歩む自分には何とも同意し難い言葉に表情を険しくしていた!
「気を付けろ悟飯、ゴハンブラックが今出してる力はおめえに合わせてる感じがする!
気を抜けばやられちまうぞ!」
「分かっていますお父さん!
………行くぞ、ブラック!!」
「フフフ、来なさい孫悟飯!
私のこの力、その身で存分に味わうと良い!」
【シュン、ドゴォォォォォォォォォ!!!!
バギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギ!!!!!】
それから直ぐに孫親子と2人のブラックによる戦闘が開始される!!
悟空とゴクウブラックの闘いは戦闘力280兆と350兆の差があれど悟空がひたすら磨き上げた技術力で喰らい付き、若いトランクス達には無いその練度により上手く互角に立ち回っていた!!
一方悟飯とゴハンブラックの対決、此方は悟飯の怒りが爆発した為戦闘力が280兆から何と400兆にパワーアップし、更にその上昇した力が過去で怒りが抜けてまたその身に引っ込まない様に引き出されたままの状態を維持出来る様に成長した為、この時悟飯は悟空達をシンプルに上回るパワーを振るっていた!!
「フフフフフフフフ………」
「(コイツ………やっぱりトランクスさん達の言う通りまるで本気を出していない!!
くっ、トランクスさん達の見立て通りゴクウブラック以上に不気味で恐ろしい敵だ………ゴハンブラック、別世界のザマスは!!)」
しかし、そのパワーアップした戦闘力を以てしてもゴハンブラックは全く本気を出さず悟飯の今の戦闘力に合わせて力を振るう余裕すら垣間見えた!!
直に闘う悟飯は当然それを見抜き、表情に警戒心が露わになっておりパンチ一発一発がまるで雲を殴る様な感覚を覚えていた!!
更にその闘いを観ていたニィープやラディッツ達を始めとする最前線メンバーは今のゴクウブラックは兎も角、ゴハンブラックは自分達が本気で闘おうがまるで届かない事を理解し、ベジータやブロリーすらも舌打ちをするレベルで苛立ちを見せていた!!
「でりゃあ!!」
【ドガァッ!!!】
「ぐっ………クククク、流石は孫悟空………トランクス達には無い磨き上げられた力を感じるぞ。
そしてこの痛み………この痛みがまた俺を強くする………!!」
一方悟空は何とかゴクウブラックに喰らい付いた結果、その身体に重たい一撃を加える事に成功する!!
が、ゴクウブラックはその痛みを心地良く感じており………悟空はその言葉とトランクス達の語った内容からゴクウブラックはダメージを受ける度にパワーアップするのか? と仮説がその脳内で立てられ、ならば1年間でトランクス達を超える力を得たのも納得出来ており………しかし、ならばゴハンブラックはどうなのだとも疑問視し、2人のブラックへの警戒心がまるで薄れない所かより強い警戒心を生む結果に繋がっていた!!
「フフフフ、その調子ですよ孫悟飯!
君がその身に宿る力を解放させる度に私の力はより輝き、そして神の正義を証明するのです!」
「くそ、コイツ………!!」
更に戦闘が激化する中で悟飯とゴハンブラックの闘いは………矢張りゴハンブラックが遊んでいると言う結果を生み出していた!
しかもゴハンブラックは悟飯の潜在能力が解放されれば良いとすら思える節があり、ニィープはその発言から更に自分のナルシズムを満たす為に悟飯を出汁にしてると察知し、いい加減奴の口を封じる為に超フルパワーサイヤ人4を使うかと思案していた。
が、その時、上空の時空の穴が突如脈動を始め、ゴクウブラックとゴハンブラックがそれに呼応して吸いこまれそうになっていた!!
「くっ、どうやら時間切れが近い様ですね………ゴクウブラック、お楽しみの時間はこれまでらしいですよ」
「ちっ、超サイヤ人ロゼとゴハンブラックのパワーに時空の穴が持つ歴史の異物を排除しようとする力がより強く働いたか!
矢張り過去に渡る行為は神にも許されぬ禁忌………か!!」
ゴクウブラック、ゴハンブラック共に時間切れを悟ると互いに最高の敵である孫悟空と孫悟飯を見つめ、口惜しくもあれど未来世界へ帰るしか無いと判断して素直に穴に吸い込まれ始めていた!
だが………此処で悟飯はゴハンブラックにまだ殴り足りないとして追い掛け、時空の穴に入る直前に距離を詰めていた!!
「ゴハンブラックゥゥゥゥゥ!!!!」
「孫悟飯…グッ!!」
【ドゴォォォォォォ!!!!】
そして無防備なゴハンブラックに確かな手応えがある一撃を加え、時空の穴にゴハンブラックを吹き飛ばすと先に穴に入りそうだったゴクウブラックよりも早く時空の穴へと入り未来世界へ送還された!!
それを見ていたゴクウブラックは孫悟飯も矢張り人間、怒りを制御し大局を見据える事が出来ぬ哀れな男と言う判断を下すと矢張り人間達に向ける邪悪な笑みを浮かべながら穴の中へと吸い込まれ………時空の穴はそのまま閉じるのであった!
「はぁ、はぁ、はぁ…!!
まだだ、こんなんじゃ殴り足りない!!
アイツは他の世界とは言え、ビーデルさんやパンまでも手に掛けたんだ………絶対にこの手で倒さないと気が済まない!!!!!」
「悟飯落ち着け!!
今の追撃は少し無謀とも言えたぞ、もしもあの穴の中に吸い込まれ何かあればそれこそ俺達がビーデルやパン、チチに顔向け出来ん!
もう次からはあんな無茶はするな!!」
「悟飯、兄ちゃんの言う通りだ。
少しだけ落ち着け、おめえの怒りは良く分かる………けどな、おめえはもう父親なんだ、妻と娘を残して先立つなんて余程の事が無い限り許されねえんだぞ!」
悟飯の限り無き怒りを鎮める為にラディッツと悟空は落ち着く様に声掛けを行い、その言葉を聞いた悟飯はピッコロも見て………師の無言の、悟空達と同じ意見に静かに怒りを押さえ込みアルティメット化の絶大な戦闘力をその身に収めるのだった。
一方トランクス:TP達4人は不測の闘いであったが、矢張り自分達の予想通りゴクウブラックは兎も角ゴハンブラックは怒りを爆発させた悟飯すらも奴が真の力を発揮すれば相手取る事は不可能と判断し、苦虫を噛み潰した様な表情を浮かべていた。
「成る程な、2人のブラックの力は十分見させて貰ったよ。
正直に告白しようか?
ゴハンブラック………アレ、ぶっちゃけボクよりも強いかもね」
「いぃ!?
嘘だろビルス様?!
アイツ、ビルス様よりも強いんか!?」
「破壊神であるボクが下らないジョークをこの場で飛ばすと思うの?
全く………孫悟飯の身体を乗っ取って良い気になるなんてハッキリ言ってボクもムカついたけどさ………まさかああまで力を隠してお前達を圧倒出来るのは最早破壊神クラスの力かそれ以上かも知れないね。
つまり、今のお前達では逆立ちしても勝てないからポタラでもフュージョンでも使う準備をするんだな」
「(………いや、悟飯くんの怒りが更に爆発すれば………)」
そうして悟空達がビルスの下へ集まれば破壊神の口から自分以上の力を敵は持つとぶっちゃけられた為、悟空のみならずクウラやフリーザすらも驚き矢張り悟空とベジータ、ニィープとルリア:TPの合体も必要かと考え汗を流していた。
が、ニィープは見た所孫悟飯が真の潜在能力を覚醒させれば………その力を以てゴハンブラックを上回るとも考え、ピッコロの方を見てアイコンタクトをしていた。
それをピッコロも受け取り、優しい悟飯に酷ではと考えつつも怒りを更に爆発させる方向へ持って行く事が2人の間で静かに決まった。
「………ゴクウブラック、ゴハンブラック………成る程、確かにあの気の質は私である事は間違い無いでしょう。
本当に、とんでも無く恐ろしい事をしでかしてるのですね………全く度し難く、そして同一人物とは信じられない存在ですよ」
「ザマス………さん。
先程まで隠れていたのは………」
「当然、この歴史世界の私が皆さんの味方である事を隠す為です。
その為に気を0まで押さえて感知されぬ様に立ち回ったのです………いざと言う時はこの私が2人のブラックの懐へ潜り込み、奴等の計画に賛同している体を装い暗殺も辞さない為に…!」
その一方、界王神ザマスはトランクス:TP達4人の側に立つとブラック達を見てより決意を固め、界王神としての領分を超えたとしても自身の責を取る為に暗殺すら考えるに至っていた。
その痛ましい姿を見たトランクス:TP達と現代のトランクス達、更にケンは界王神ザマスの精神を安定させる為に声掛けを欠かさぬ様にしていた。
流石に未来世界でザマスを相手取っていたトランクス:TP達も界王神ザマスの態度を見てあの3人とは全く違うといい加減割り切り、しかしその命は第10宇宙の破壊神ラムーシと連動している為死なせる訳には行かないので思い留まって貰おうとも考えていた。
「オホン、さて皆さん。
ブラック達の力は大体把握出来たのでそろそろ時の巣へと向かいましょうか。
今この時代に留まっても話は先に進みませんので時の界王神クロノアの下で何をどうするのかを取り決め、話を纏めに入りましょう」
「………それもそうだな。
それでどうする、最前線メンバーは時の巣へと全員向かうとしてナッパとフリーザはどうする?」
「俺も今回は行くぜ!
何せ未来の坊っちゃん達が大ピンチなんだ、黙って指を咥えて居る訳には行かないぜ」
「ふむ、ならば私も向かいましょうか。
あのゴクウブラックの顔、流石の私も孫悟空以上にムカついたのでぶっ殺して差し上げないと気が済まないですよ」
そうしてウイスに促されナッパ、フリーザを加えた最前線メンバーは全員時の巣へと向かう事になった。
まさかナッパは兎も角フリーザの参戦は此処では心強く、水と油の悟空やベジータ達も頼らざるを得ないと考えていた。
ザーボンとドドリアはフリーザの邪魔にならぬ様にこの時代で待機すると自身で判断し、フリーザに敬礼して見送っていた。
「ならば私も向かいましょう。
同じザマスの事です、私が行かぬ道理はありません!」
「ザマス殿が向かうならば私も向かいましょうか。
シン、貴方はこの時代に残りいざと言う時に備えてドラゴンボールを集めておきなさい」
「いざと言う時………しかし未来世界にまで届くドラゴンボールと言えば超ドラゴンボールしか………」
「いや、地球にはもう一種類ドラゴンボールが存在する。
それはピッコロ大魔王と神が融合して初めて使用可能になる試作品のドラゴンボールで、従来のドラゴンボールよりも効力は強い。
しかも俺が神の領域へと踏み込んだ事でその願いのパワーは超ドラゴンボールとまで行かずとも時空を超える事が可能な筈だ、今回はソイツを使い不測の事態に備えて下さい、界王神様」
更に其処にザマス、ケンの界王神2人組も時の巣へと向かう事が半ば決まり、更にピッコロは遂にニィープとも決めていた封印を解き試作品のドラゴンボール………黒い星が特徴で願いを叶えるとその叶えた場所の星は1年後にそれを神の神殿に安置しないと爆発するお手頃惑星破壊爆弾となる危険物、ニィープやトワが『ダークドラゴンボール』と名付けたそれの使用に踏み切るのだった。
シンはそんなドラゴンボールが地球にあるとはと考え、一応最前線メンバーにもダークドラゴンボールの情報は共有化されてたのでアレを使うのかと考え、いよいよ総力戦の様相を呈して来たと悟空達も考えていた。
「あの、俺達もその時の巣へ連れてってよ!!
流石に闘いには出ないけど、皆が何かあってサイヤパワーを消耗したら俺達の力で回復させたいんだ!!」
「お願いよ、パパ、ママ!!
私たちも連れてって!!」
「………分かったわ、時の巣から絶対に出ないって約束したら連れて行くわ。
ブルマ、子供達の引率と向こうでのブルーツ波発生装置開発をお願いしたいわ」
「当然、私だって付いて行く気だったんだから渡りに船よ!
トランクス、皆、ママの目の届く所から離れたら駄目よ?」
更に其処に現代のトランクス達までサイヤパワーの回復要員として付いて行く事が決まり、ブルマも超フルパワーサイヤ人4に必要なブルーツ波発生装置開発等を行う為に付いて行く事が決まった。
更にこの間にラディッツがブロリーを伴い農場で働く社員の気を探知し瞬間移動で跳び、仙豆をかなりの数を貰ってから戻って来ていた。
ビルスは遠足じゃあるまいしと思っていたが、流石に相手が相手なので変な文句は付けず黙っていた。
「では皆さん、時の巣へ出発ですよ〜!」
【シュン!!!】
そうしてビルスを伴いウイスは付いて行くメンバーの漏れが無い事を確認してから高速移動術と時空移動術の2つを使用し時の巣へと向かった。
それを見送ったヤムチャ達は悟空達の無事と未来世界の平和が訪れる事を皆に託しながら皆が帰って来るまでギニュー特戦隊達やザーボン達と協力しこの時代を守るとして拳を掲げるのであった。
此処までの閲覧ありがとうございました。
はい、本作のビルス様の見たゴハンブラックの力は自身を超えるんじゃね?と某ハンター協会会長の様な感想が飛びました。
ゴハンブラックはまだまだ本気を出してませんがそれでもビルス様がこう言うのはお巫山戯では無くガチです。
これも悟飯の潜在能力とザマスの魂が共鳴し凶悪な作用を及ぼした為でもあります。
更に最前線メンバーに加えてナッパ、フリーザも参戦。
完全な総力戦で未来世界へ向かう事になりました………これもブラック達が悪いんや。
しかし………異聞未来トランクス編は予定ではちょっと長いんです。
なのでちょっとお付き合い頂けたら幸いです。
次回もよろしくお願い致します!