DRAGON BALL XP   作:”蒼龍”

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皆様おはようございます、第74話目を更新致します。
ゆっくり身体を休めながら書いていたので亀更新になりましたが、何とか元気を取り戻し始めてます。
さて、今回はゲームで言うイベント戦闘が入ります。
どんな内容になるかはお楽しみ下さいませ。
では、本編へどうぞ!



第74話 未来世界の惨状!!闘え、戦士達!!

 エイジ779の現代からエイジ852のトランクス:TP達が活躍する時の巣へと移動が完了した悟空達は、以前来た時と様変わりした時の巣を見て驚いていた。

 其処に慌てた様子でクロノア、更に未来世界のブルマやビーデル、更にマイが走って来ていた。

 

「トランクス、皆、無事だったんだな!」

 

「ただいまマイ、母さん達! 

 何とか時の界王神様の神術が発動したんですが、その後はエイジ779の悟空さん達の世界へ飛ばされてしまってました」

 

「やっぱりブラック達のパワーの所為ね………ごめんなさい皆さん、そしてビルス様、私がもっとしっかりサポート出来てればトランクス君達を見失う事は無かったのに…」

 

「いや、クロノアにしては頑張った方じゃないの?」

 

 そうしてトランクス:TP達が未来世界のブルマ達と無事を確認し合い安心する中、クロノアは現代の皆やビルス達に謝罪を行っていた。

 すると未来ビーデルや未来ブルマは悟飯、そしてベジータが其処に立っていたので驚き、悟飯は頭を下げる一方でベジータは何と声を掛ければ良いか分からず戸惑っている態度を見せていた。

 

「さて、ボク達は時の巣へと態々来たんだからクロノア、お前トランクス達の上司として不足分の説明をして貰おうじゃないか。

 奴等が語る全時空0計画って、結局何なのさ?」

 

「………彼等が語る所によれば文字通り、あらゆる時空の人間も神も全て殺し、一度綺麗さっぱり何もかも無くしてから新たな時空を私から時の界王神の座を、更に全王様の座すらも奪い作ろうと言う恐ろしく壮大且つ成功率0%と言える計画です。

 ただ、全王様の対処は超ドラゴンボールを使う気だと私達は考えています。

 あのドラゴンボールは唯一全王様の力と並び得る恐ろしく強大な願い玉ですから」

 

「………成る程ね、全王様にも弓引く気か………全時空と銘打つからにはボクの居る歴史世界もターゲットみたいだし、いよいよ破壊神も総出で奴等を消さなきゃいけないねぇ………」

 

 更にビルスはクロノアから全時空0計画の詳細を聞き、いよいよ過去の世界云々関係無く破壊神が表立って出ようが問題無いレベルの事態になって来ているので拳を鳴らし始めていた。

 ウイスも全ての歴史世界のみならず全王様にさえ弓引くとなれば過去も未来も関係無い、破壊神の名の下に愚かな敵を破壊する大義名分が生まれているので未来の全王様にビルスが会ったとしても問題無いと判断し口を挟まなかった。

 更に悟空達も全王様にまで手を出そうとするその肥大化した神の正義と言う狂気に脅威を感じていた。

 

「時の界王神よ、それでトランクス達の世界は現在どうなっている? 

 俺達の目に分かる様に現状を映して欲しい」

 

「分かったわクウラ、悟空君達もこの時の巻物に記されてるトランクス君達の世界を見て欲しいわ………でも、見るからには覚悟してよ?」

 

 其処にクウラがより具体的にトランクス達の世界の現状を見たいとクロノアに頼むと、彼女は待ってましたと言わんばかりに持って来ていた時の巻物を開いて神術でその世界の現状を映像として映し始めた。

 すると其処には………人の街が崩れ去り、中には街がクレーターと化しておりとても人が居るとは思えない惨状が広がり悟空達は憤りを覚え始めていた。

 こんな事をブラック達は繰り返していたのかと………そう考えるだけで正義を語る彼等の言葉が薄っぺらく感じていたのだった。

 

「これがトランクス君達の世界の現状よ。

 しかもこの上で他の宇宙では界王神達が全て殺され、そして第7宇宙は宇宙に散らばっていたナメック星人を全て殺してドラゴンボールを石に変え、更にはこの世界の超ドラゴンボールもザマスが願いを叶えた直後に破壊されてるわ。

 だから私達は特別に他の歴史からドラゴンボールを持って来て機を見てザマスが壊した超ドラゴンボールを直し、更に超ドラゴンボールで全てを元通りにする計画を立ててたわ。

 最も、ゴハンブラックが来た所為でそれが叶わない状態にまで追い込まれているけどね」

 

「超ドラゴンボールすらも………そうですか、ではもうこの世界は現状やり直しが効かないのですね。

 全く、やってくれますねブラック達は」

 

 更にクロノアはこの歴史世界にあったドラゴンボールを全て消し去り2度と死者が生き返らない様にしたと話すとフリーザも事態はより厄介になったと同時にピッコロのダークドラゴンボールを使う判断は間違っていなかったと思いながらその世界の映像を見ていた。

 更にニィープは最早ザマス達に加減は無用、ピッコロが居るので此処で魔封波の準備を整えてから乗り込むと決めてから全員の方を向いた。

 

「兎に角全時空0計画や奴等の所業は分かったわ、ならば先ずは不死身のザマスの対処手段を此処で確立しましょう。

 ピッコロ、貴方魔封波を使えるわよね? 

 ならば封印の札も用意出来る?」

 

「魔封波………そうか、どうしても倒せない不死身の相手には魔封波による封印が最もシンプル且つ最上の対処手段か! 

 ならば任せろ、封印用の壺を用意すれば対応する封印の札の作成も出来る。

 そして………魔封波を使える者は複数人居た方が良いだろう。

 悟飯、トランクス、クリリン、サタン、お前達に此処で魔封波を会得させる。

 天津飯、お前も手伝え」

 

「任せろ。

 それにしても魔封波か………懐かしいな」

 

 そうしてピッコロと天津飯はニィープの提案を受けて悟飯やトランクス達に魔封波の会得に必要な修行を施し、更には御札の作成も並行して行う様にしていた。

 この一連の流れを見て悟空は義姉がN.K.を利用して魔封波と言う回答を取り出したのだなと思い始めていた。

 

「成る程、封印の技ならば不死身のザマスもどうとでもなるか。

 しかしそれならば大界王神のカイカイマトルとやらを利用しないのは何故なんだ?」

 

「それはねラディッツ、相手が界王神見習いだからよ。

 如何にカイカイマトルと言えど界王神とそれに類する者はそれの解除手段を知っていても可笑しくないわ………だからこの時点でカイカイマトルは使えないと判断したわ。

 対する魔封波は連中は絶対見た事が無い人間の技、こっちの対策は全く出来てないと考えるべきよ。

 それにしても封印の札をピッコロが作れるのは僥倖よ。

 どっかの歴史世界ではカカロットや亀仙人が御札と間違えて広告の紙を持って来ちゃったなんてトンデモミスをしてたから、確実に間違えない1からの作成が出来て失敗確率が更に減ったわ」

 

「あ、オラや亀仙人のじっちゃん、どっかの歴史でそんな間違いをしちまったのか………ならこの時の巣へ来てから魔封波の提案をした理由も絶対間違えない様にって考えがあったんだな………」

 

 其処にラディッツがカイカイマトルを利用しない理由を求めると、ニィープは界王神見習いと言う部分で解除方法を知ってる可能性があると答えるとケンも無言で頷き肯定した。

 更に界王神ザマスもカイカイマトルの解除方法を知ってるらしく此方も無言の肯定をしており、ならば未来ザマスやブラック達が知らない訳が無いと推論が補強された。

 更に話を進めると何処かの歴史世界では魔封波がしょうもないミスで失敗したと語られラディッツもフリーザも、何ならベジータやクウラ達も皆その内容に呆れ果て悟空には大事な物を頼んだり任せたら危ないかも知れないと言う図式が此処で出来上がってしまった。

 無論悟空は不服であるが、自分の事なので受け入れていた。

 

「それで、魔封波って奴を覚えるのにどれ位時間が必要なの?」

 

「技自体は才能があれば数時間で上手く封印の壺まで誘導するまで会得が出来ます。

 そしてその間に封印の札も作成しますので矢張り数時間時間を下さいビルス様」

 

「ふむ………ならクロノア以外の女性陣、ボク達に軽くデザートを作ってくれ。

 お茶会でもしながら魔封波とやらを見学してやろうじゃないか」

 

「(あ、今のハッキリした物言いだと時の界王神様はメシマズなんだな…)」

 

 そうしてビルスは数時間魔封波の見学をする為にお茶会をすると言い出したので他の面々はイメージトレーニングをしたり軽く組み手を行い時間を潰す事になった。

 しかしクロノアはビルスにハッキリと料理に関して拒絶反応を示された為項垂れ、その様子からニィープ達は本当にクロノアはメシマズなのだと理解して後で女として慰めようと決めるのであった…。

 

 

 

 

 

「よし仕上げだ、お前達、それぞれやってみろ!」

 

『すぅ………魔封波ぁ!!』

 

【ビュォォォォォォォォォォォォォ、ヒュン、キュポ!】

 

「おお、これが魔封波………人間の編み出した封印技もバカには出来ませんね。

 確かにこれならばカイカイマトルが通用せずともキチンと封印が可能ですね」

 

 悟空達が時の巣へと来てから数時間が経過し、悟飯、トランクス:TP、クリリン、サタンは魔封波を完璧に仕上げて封印の壺まで上手く封印対象を誘導するまで出来上がった! 

 それを見た界王神ザマスもこれならば敵のザマス達が知らなければ通用する初見殺しの技として認識し、こちらの切り札その1として上手く機能すると考えていた。

 

「成る程ね〜、封印対象との実力が其処まで離れてなければ命の消費が無く使えて、実力差があろうと自らの命と引き換えに封印が可能と………中々良い封印技じゃないか、魔封波は」

 

「はい………さて悟飯、トランクス、クリリン、サタン。

 念の為言って置くがこれはあくまでも初見殺しの技だ。

 もしも手の内を知られてる、或いはこの技を知ってる奴に使おうが魔封波返しをされて此方が封印されてしまうだろう。

 事実俺はかつて地球の神が魔封波を使って来た際に魔封波返しを行ったから良く分かる、これは最初の1回で決めねばならない技だ。

 それだけは肝に銘じておけよ?」

 

『はい、ピッコロさん!』

 

「ああ、そうして置くぜピッコロ」

 

 それからピッコロは最後の確認を行い悟飯やトランクス:TP達は首を縦に振ると、界王神ザマスは魔封波返しと聞き流石に自分が知らなかったので人間に無関心過ぎる連中は知らない筈だと思いながらほんの少し警戒するのであった。

 更にピッコロは封印の札を計6枚作り、自分と天津飯と悟飯、トランクス:TP、クリリン、サタンにそれぞれ1枚ずつ渡して破れない様に気のバリアで保護して置く様に命じていた。

 

「よし、魔封波の作業はこれで終わりみたいだ。

 んじゃお前達、さっさとトランクス達の世界へ行くぞ」

 

「あ、それは良いんですけどビルス様、貴方やケン君、悟空君達の世界のザマス君や一部の人は此処で一旦待ってて欲しいです。

 いきなり全員で乗り込んで負けても洒落にならないのでせめて7人同行をして貰って、2回目からは人数制限を撤廃します」

 

「なんだ、とんでも無く慎重じゃないかクロノアの奴。

 ならば悟空、ベジータ、ラディッツ、ニィープ、クウラ、ブロリー、そして今回は悟飯、お前達が先行隊として行け。

 このメンバーならば万が一があっても何とか帰還出来るだろうからね」

 

「………確かに一気に乗り込んで全滅しながら負けました〜は拙いわね。

 分かりましたビルス様、時の界王神様。

 そう言う訳で皆、少しだけ待ってて欲しいわ。

 万が一負けて戻る際はもっと策を講じておくから」

 

 そしていざトランクス:TP達の世界へ乗り込むと言う時にクロノアがストップを掛けて万が一に備えると言う言葉を発した。

 ならばとビルスは直ぐ様先行メンバーを選出してトランクス:TP達の横に立たせた。

 そうして一旦の待機組は悟空達に頷くとトランクス:TP達を含めて全員が頷き返し、ニィープも万が一には何か新たな策を講じるとしてクロノアの神術により時空移動をする中でそれは何かと思案していた。

 それから数秒と経たずに悟空達はトランクス:TP達の居た未来世界、エイジ796の世界へ到着した。

 その光景は矢張り時の巣で見た通り暗雲が立ち込め、人の街は散々破壊されている惨状であった。

 

「やっぱりブラック達は許せねえな、こんなに何もかも壊しやがって…!」

 

「でも自然の溢れてる場所はなるべく傷付けてないわね。

 やっぱりアイツ等人間許すまじ、でもそれ以外はオールオッケーとかなんか線引きしてナルシズムに酔ってるわね………本当に気色悪いわ」

 

 それからエイジ796の地球の光景を見た悟空達はそれぞれ感想を述べ、余りにも身勝手過ぎる線引きにも怒りを込めていた。

 そんな中、現在位置としてサタンシティことオレンジシティの跡地に近付いて来る邪悪な気が3つ存在していた! 

 それはエイジ779の世界でも感じたブラック2人の気と………邪悪な物に変わっているが悟空達の世界の物と変わらないザマスの気であった! 

 そうして悟空達は空を見上げて居ると、ブラック達3名は高速で飛行して悟空達を見つけ静止し、見下す笑みを浮かべながら此方を見ていた! 

 

「矢張り来ましたか孫悟空達、そしてまたごきげんようタイムパトローラー諸君」

 

「ブラック………ザマス………!!」

 

「ふん、そっちから来てくれるなんて嬉しい歓迎だわ。

 そのついでだし此処でアンタ達を消し飛ばしても文句は無いわよね?」

 

「フッ、サイヤ人の女………ルリアの母ニィープだったか? 

 逆に貴様達人間が我々神の正義を執行する神の供物として命を差し出す権利を与えてやっても良いぞ?」

 

 それからブラック達とニィープ達の短い会話が交わされるが矢張り何方も我が強く、且つザマス達は神の正義を盲信し酔い痴れているので話にならないので悟空達は超サイヤ人ブルーや超サイヤ人4、アルティメットやゴールデンの力を解放した!! 

 それに合わせてブラック達も神蝕やアルティメット、そして超サイヤ人ロゼを使い戦闘態勢が整う!! 

 しかし………矢張りゴハンブラックは本気を出しておらず、しかもゴクウブラックの超サイヤ人ロゼはエイジ779の時よりも戦闘力が上がり470兆にまで跳ね上がっていた!! 

 

「貴様達はタイムマシンを使わず此処に来たと言う事は、クロノアから全時空0計画を聞いたのだろう? 

 ならばその命を我々神に差し出し、新たなる世界の礎となれ!!」

 

「生憎、アンタ達の思想も信条も知るもんかってね!! 

 トランクス達の世界をこんなにした事は絶対許さないしこれ以上語る事は無いわ!! 

 行くわよ皆!!」

 

「ああ!! 

 ブラック、ザマス………おめえ達は絶対に俺達が倒す!!」

 

「来い、人間共!!」

 

【シュン、ドガァァァァァァァァァ!!!!】

 

 そして未来世界を守る為に闘う人間と神の正義を謳い人間を滅する為に力を振るう神、決して相容れぬ2つの意志と力が衝突する!! 

 悟空とベジータ、トランクス:TPとパン:TPはゴクウブラックと衝突し神の気を得たサイヤ人の力同士が火花を散らした!! 

 その片方ではラディッツとクウラが未来ザマスの足止めに入り2人のブラックの何方にも合流させぬ様にする!! 

 そして残るメンバーはゴハンブラックと激突し闘い合い、人間達による連携を邪悪な神に見せ付ける!! 

 

「フフフフフ、成る程確かに強いですね孫悟飯。

 貴方の力は破壊神選抜格闘試合に出た歴史であるこの身体の元の持ち主だった孫悟飯よりも更に強い………何が君を其処まで鍛え上げたのかな?」

 

「僕の力はずっとずっとお父さん達を超える為に、皆を守りたい為にニィープ伯母さんの考えてくれた学者と両立出来る修行メニューをずっと続けて此処まで鍛え上げたんだ!! 

 お前の様に他の歴史の僕の身体を乗っ取って良い気になってる訳じゃない!!!」

 

「ふむ………矢張りこの世界軸の歴史世界に存在したニィープ、君が個人個人の力に関わりますか。

 フッ、私もこの世界軸に渡ってから敵は存在しないと思っていましたが君が戦士達の力を底上げして私が知る歴史世界よりも更に先の強さのステージへと孫悟飯やトランクス達を登らせてくれたお陰で退屈しませんよ! 

 それだけは礼を述べて頂きましょうか?」

 

「あっそう。

 じゃあさっさと死ね」

 

 更に悟飯は怒りの力を漲らせ更にパワーが跳ね上がり戦闘力が450兆に上昇したその気を拳に乗せ、ニィープと共に攻撃を仕掛けていた!! 

 ゴハンブラックはニィープに視線を移し、この世界軸のエイジ779の戦士達やこの歴史世界のトランクス:TP達が強くなれたのは彼女の存在が大きいと察し、ルリアと同じ超サイヤ人4でもその力が長年使われてる為より洗練されてると見抜き孫悟飯共々興味深いとしていた。

 が、ニィープはそれを無視しルリア:TPとロスマ:TP、更にブロリーが攻撃を仕掛けるタイミングを作り上げていた!! 

 

「悟飯やカカロットの身体を使って強くなった気で居る貴様達の存在はこの俺自身が許せん、此処で殺してくれる!!」

 

「ブロリー………孫悟空と同様その出生が世界の流れに大きな影響を齎す特異点………クククク、その力実に良いですね。

 ニィープと同様悪のサイヤ人の頂きに立つ他を圧倒する暴力、当に人間の醜き部分を磨き上げたと言っても過言では無いですね………ロスマやルリア達と違い、君達を殺す事で私の神の正義はより完璧に仕上がると言えましょう!!」

 

【シュン、ドゴォォ!!!!!!!】

 

「っ!!」

 

「アンタ達に正義なんて無いわ。

 アンタ達も悪よ………しかも、自分が悪だと気付いていない最もドス黒い悪、それがアンタ達の正体よ」

 

 更にブロリー達に目を向けた瞬間、ニィープはいきなり超フルパワーサイヤ人4の力を解放しその鳩尾に強烈なパンチを捩じ込みゴハンブラックの表情を歪ませた!! 

 しかも未来ザマス達はドス黒い悪だとバッサリ切り捨て、悟飯達が見て来た中でもフリーザへの憎悪に彩られたあの純粋な殺意の表情を再び………ブラック達と未来ザマスに見せておりルリア:TPも思わず息を呑む殺気を感じていた!! 

 

「何、ゴハンブラックが!?」

 

「他所見をしている場合か、ブラック!!」

 

「くっ、トランクス………!!」

 

 その光景を見ていたゴクウブラックはあのゴハンブラックが………自身よりも強いと認めたあの神が人間により地に膝を突いてしまうなど信じられないとして驚愕し、其処にトランクス:TPがベジータと共に仕掛けて来た為援護に行けない状態に陥っていた!! 

 更に意識の外から悟空とパン:TPも攻撃を仕掛て来るので今まで以上に追い詰められ敗北の2文字が頭にチラ付き始めていた!! 

 

「くっ、人間風情が………!!」

 

「その人間風情に劣る貴様はゴミ以下、ただのカスだなザマス!!」

 

「お前をブラック達と合流はさせん、此処で止め切る!!」

 

 更に未来ザマスは不死身の肉体でダメージ自体は無い物も戦闘力差でクウラ、ラディッツ両名に完全に取り押さえられゴハンブラックにもゴクウブラックにも合流出来ずに居た!! 

 あのニィープから感じる戦闘力………恐らく5600兆と言う桁違い過ぎるパワーに未来ザマスは戦慄しており、過去の人間が彼処までの力を得て神に歯向かうのかと考え人間とは矢張り醜悪な生命体だとして睨んでいた!! 

 

「オラ、オラ、オラァ!!」

 

【ドゴォォ、ドガァッ、バギィ!!!!!】

 

「うごっ………ぐっ………このパワー、見た目は超サイヤ人4でも更にその先の次元のステージに到達している………フ、フフフフ、そう来なくては私の敵として相応しくないですよ………!!」

 

 ニィープは超フルパワーサイヤ人4の力で何度も何度もゴハンブラックを殴り、蹴り、力を未だ入れていない驕り高ぶった神を傷付ける!! 

 対するゴハンブラックはまだ余裕がある表情と態度を見せながらニィープを見ており、超フルパワーサイヤ人4の力を楽しんでいる素振りを見せていた!! 

 この反応にニィープは………恐らく自分は前菜扱い、この力でもまだゴハンブラックに完全に届いていないのだと即座に判断し、ならば原典の物語でベジータの様に倒れるにしてもゴハンブラックのフルパワーを引き出させてからだとして冷徹に、迂闊に飛び込まずジワジワと理詰めして行く!! 

 パワータイプの変身をしているニィープ自身は頭脳派の為、脳筋が頭の良い戦法を取るので相対する敵は全員コイツはやり辛いと評価を下すのだ!! 

 

「クッ、クックック………良いでしょう、その強さに敬意を評してこの身に宿りし潜在能力、その全てを見せて差し上げましょう!! 

 はぁ!!」

 

【ブォォォン!!!!】

 

『!?』

 

 しかし………そんなニィープを最高の敵と認定したゴハンブラックは遂にアルティメット化を発揮し、その最大戦闘力を………ゴクウブラック達にすら見せていなかった物を遂に解放した!! 

 その戦闘力は………何と1京5000兆と言う今の超フルパワーサイヤ人4や超サイヤ人ブルー進化、ブルー界王拳20倍すらも上回る恐るべき物であった!! 

 この隔絶した力に敵も味方も驚愕し、ニィープは藪を突いて蛇所か鬼が出て来たと思い汗を流していた!! 

 この結果、矢張りゴハンブラックは合体戦士に界王拳を重ねたりしなければ上回れない敵と言う判断は何ら間違っていなかったのだと悟空達は戦慄し、ゴクウブラック達すらも自身とザマスによるポタラ合体により生まれるであろう力を遥かに超える力に驚愕し、あの絶対的な自信はこの力から来ていたのかと汗を流していた!! 

 

「フフフ、余りの力の差に何も言えなくなりましたか? 

 では………この闘いを終わらせましょうか!」

 

【シュン、ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!!!!!!!!!!!】

 

 

『ぐあっ!!!』

 

 そしてゴハンブラックはその身に余る力を振り翳し、悟空達の目でも既に追えなくなったそのスピードとパワーにより一撃で悟空達は吹き飛ばされ、超サイヤ人ブルーも超サイヤ人4もゴールデンも解除しながら気絶させられ、超フルパワーサイヤ人4は肉体強度が高かったが故に変身解除はされなかったが気絶は免れず地に倒れ伏してしまった!! 

 圧倒、その言葉が似合うが如く戦闘が成立せずZ戦士もタイムパトローラーも倒されてしまったその光景に時の巣から見ていたクロノアも完全に想定外だった為、前回の二の鉄は踏まず直ぐ様神術を行使して悟空達を帰還させた!! 

 

「フッ、フフフフフフフ………これこそが神の正義、何もかもを圧倒し全ての悪を消し去るこの力、更に気高き同志達あってこそ私達の全時空0計画を成すのだ!! 

 これを見ていたクロノア達よ平伏せ、受け入れよ!! 

 我等3人こそが絶対なる正義の神なのだ!!! 

 フフフフフフフ、フハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」

 

 そしてゴハンブラックは自身の力に酔い痴れながらゴクウブラックと未来ザマス達を見ながら全時空0計画の始動を宣告するが如き叫び声を上げていた! 

 一方ゴクウブラック達は確かにゴハンブラックの力があれば破壊神達と正面切って戦闘が出来ると判断し笑みを浮かべ、自分達が導き生み出す新たなる秩序の世界に手が届く………そんなイメージを浮かべながらこの聖戦での勝利に拳を握り締めていたのであった………!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ニィープは次に目を覚ました場所はエイジ796の未来世界では無く時の巣であった。

 更に気絶直前の記憶を思い浮かべ、超フルパワーサイヤ人4のパワーを以てしても負けたのかと思い頭痛を覚えながら痛む身体に鞭打ちベッドから起き上がった。

 その横では悟空達が気絶しており、完全にしてやられたと思い爪を噛み始めた。

 其処にクロノアやクリリン達が慌ててやって来てニィープが既に起き上がって来た事に驚いていた。

 

「ニィープちゃん、もう動いて良いの!?」

 

「はい、時の界王神様。

 超フルパワーサイヤ人4の耐久力はかなり高いので例えあの姿で気絶しても其処まで深刻な気絶には至らないんです………けど、アレがゴハンブラックのフルパワー………チッ、想定以上のパワーだったわ………もう完敗よ完敗」

 

「俺達も時の界王神様やビルス様達と一緒に見てたけど………何なんだよ、アレ! 

 悟飯の身体を乗っ取っただけであんな力を発揮するなんてズルいにも程があるよ!!」

 

 そしてクリリンがゴハンブラックのフルパワー………修行をせず超ドラゴンボールに願って得ただけの力に対して憤り、しかし余りにも強大過ぎるそれに何も出来ない自分達にも無力感を覚えていた。

 ニィープも超フルパワーサイヤ人4の約3倍の戦闘力差に手も足も出ず、悟空達と違って差が開き過ぎていなかったので気絶のみだったが………まるで何処かの歴史世界の悟空が通常の超サイヤ人4で………直前までのエネルギー消耗はあれどそれでも実力でねじ伏せられたがそれでも一星龍に真正面から挑んで負けた気分であった。

 彼処までストレートに負ける可能性も視野に入れてはいてもいざやられると気分が滅入ってしまう………矢張り何の変哲も無い実力差で負けるのは一番堪えるのだ。

 

「(………ん? 

 一星龍………………もしかしたら………………)」

 

 その時ふと、ニィープの脳裏にある場面が呼び起こされておりそれと同時に邪悪龍、特に一星球の化身である一星龍の姿と四星球の化身の四星龍の姿が過っていた。

 更に悟空の方を見てもしかしたら思わぬ戦力が手に入るのでは? と言う思考に辿り着いていた。

 しかも何処かの歴史世界ではそれは実践されて証明されている、ならば同じ事が悟空なら出来る筈と考え彼の回復をジッと待つ選択を取るのであった。

 

「(まさかニィープさんや悟空さん達がああも負けてしまうとは………どうやら形振り構っていられないみたいですね………しかし、矢張私も同じザマスなのでしょうね、連中と同じ様な手段を用いる事に迷いが無いのは………)」

 

「(………ザマス殿?)」

 

 そんな中界王神ザマスは悟空達がストレート負けした事でもう手段を選んでいられないとして一度ウイスに頼みエイジ779の世界に戻ってある事をやろうとしていた。

 しかしその表情には自己嫌悪に満ちた自嘲の色が見えており、所詮自分は『ザマス』だとして自らを皮肉っていた。

 そんなザマスに気付いているのは親友のケンと少し考えながら周りを見ていたニィープ、そしてバランサーとして冷静さを保つ様にしていたピッコロとミスター・サタンの4人だけであった。




此処までの閲覧ありがとうございました。
はい、本作のゴハンブラックの最大戦闘力を披露しました。
コイツ単体で合体ザマスを超えるパワーを持ってるので態々ポタラ合体する考えはありません………が、逆に勝てる手段も合体戦士が超フルパワーサイヤ人4やブルー進化かブルー界王拳を使わないと本当に無理です。
現段階の悟空が身勝手の極意:完成形になれば単体でもまだ勝てますが、そんなの土壇場では無理なのでその可能性は除外です。
そしてニィープや界王神ザマスが考える策は何なのかは次回で片方は完全に判明します。
そして改めてゴハンブラックのフルパワーを掲載致します。

ゴハンブラック
アルティメット化:1京5000兆

何度見てもこんな数値バカだろと思いますよね?
でもこれ、悟飯の潜在能力とザマスの魂が合わさった結果此処まで頭が可笑しい力になってるんですよ。
因みに本作のビルス様も本気出して闘っても割と危ない領域にゴハンブラックは立ってます。
これに単体で勝てるとすれば………。

次回もよろしくお願い致します!
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