今回は前回から続き悟飯ビースト覚醒後の闘いとなります!
そして異聞未来トランクス編と呼ぶべき話はそろそろ終わりが見えて来ました。
その終着点までこのまま走り抜きますのでどうか皆様、もう少しだけお付き合い下さいませ!
では、本編へどうぞ!!
孫悟飯がビーストに覚醒した事をキッカケに悟空とラディッツが身勝手の極意、ベジータが我儘の極意の“兆”に至り、そしてそれ等と同等以上にして身勝手の極意の完成形には一歩及ばない………しかしサイヤ人の力として最上位の力たる超フルパワーサイヤ人4限界突破をニィープは解禁した。
この瞬間パワーバランスは完全に逆転してしまった、ゴハンブラックが居れば負ける事が無かったザマス陣営は7京の悟飯ビースト、5京6000兆の超フルパワーサイヤ人4限界突破ニィープ、そして2京8000兆〜2京9000兆の悟空やクウラ達が其処に居る。
ゴクウブラックも界王拳を超サイヤ人ロゼに重ねつつパワーアップすれば何とか1京を超える事も可能だろうが、それでも悟空達にも及ばない。
更にトランクス:TP達も超サイヤ人ブルー進化やブルー界王拳、超フルパワーサイヤ人4へと至り、彼等を殺す事すら容易では無くなった。
そして………ビルスまで参戦している、オマケに不死身のザマスは超一星龍により不死身を貫通して傷付き追い詰められた。
この時点で全時空0計画は詰んだと言っても過言では無かった!
「ク、クククク………そうか、怒りで此処までの力を引き出したか孫悟飯…!!
ならば私も怒ろう、己が弱さと貴様達神の力を平然と使う傲慢な人間共に!!
はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「怒り………それは俺にもあるぞ………ふふふふ、貴様達人間もたまには良い事を教えてくれる物だ………怒りにより力を引き出すと言う工程をな!!
ふぅぅぅぅぅぅ、はぁぁ!!!!」
しかし、ゴクウブラックもゴハンブラックも、ましてや不死身のザマスすらもこんな状況下でも諦める事は無く寧ろ見当違いな怒りでより力を発揮しようとしていた!
だが………その目論見は成功し、ゴクウブラックは神裂斬から気の鎌を作り出しながら戦闘力を大幅に上げて1200兆に到達し、ゴハンブラックも5京2000兆へとパワーアップした!!
その様子に悟空とラディッツは静かに見つめ、ベジータはそんな理由で強くなるのかと呆れ、戦線復帰したクウラも更に力が増した事へ関心を持っていた。
一方悟飯とニィープは冷たい視線のままブラック達を見つめたままである。
「クククク………己の弱さ、未熟さ、神の力を冒涜せし者への怒りで俺達はより力を発揮するに至った!
早速コイツを試してやろう………斬ッ!!!」
【ブゥゥン、ズガァッ!!!!】
ゴクウブラックは早速新たに得た力の1つである気の鎌を使用し、トランクス:TPやベジータ達に向けて斬撃を飛ばす!!
勿論トランクス:TP達はこれを避けた………が、その背後の空間が裂けてしまい、大きな次元の穴が作られてしまった!!
「空間に穴が………アレは少し厄介か………むっ!!!」
【ヒュゥゥゥゥン!!!】
更に、その次元の穴から大量のゴクウブラックが出現し、ベジータやトランクス:TP、フリーザや超一星龍達を取り囲んでいた!!
しかもこの増えたゴクウブラックはまだ増える気配があり、戦闘力の差を数で埋め始めていた!!
「ゴクウブラックが複数人あの穴から!?
ゴクウブラック、お前は一体何をした!?」
「さあな、俺にもあの穴の事はよく分からん。
あの先に視えているのは別の宇宙か?
遙か未来か、過去か?
或いは俺が抱いた底無しの怒りその物かも知れん………だが、この状況にはうってつけの力である事には相違無い」
「ふむふむ………成る程、こう来なくては張り合いがありませんものね。
ビルス様、あの穴の対処は貴方が考えて下さい。
我々は増えたゴクウブラック共々対応しますよ」
「おいフリーザ、お前何時からボクに指示を出せる立場になった?
………だがまぁ、アレを閉じるのはこの中でならボクがやるべきか………お前達、必ずブラック達を倒せよ?」
「言われなくともやりますよ」
そうして発生した不測の事態に対してビルスが破壊神の力を以て対処する事となり、他の面々は変わらずブラック達を相手に戦闘を開始する!!
しかし増えたゴクウブラックの分身と呼ぶべき存在は攻撃しても煙となり攻撃がすり抜け、しかし向こうは一方的に、現在のゴクウブラックと全く同じ戦闘力で襲って来る為此方も厄介極まりない存在であった!!
「ちぃ、パンチもキックも気の爆発も全く通じず一方的に殴りに来ては更に増える………ゴキブリか何かか貴様等は!!」
「………ふぅ、これは少し無理する必要があるな………。
おい義兄さん達、此処は俺や18号と16号に任せて皆は本体をやってくれ。
長くは持たないからなるべく早く、な」
「17号、18号、16号………分かった、この分身達は3人に任せた!!」
出来得る手段を全て試しても全く消えず、それ所か次元の穴から次々と現れるゴクウブラックの分身にフリーザもセルも魔人ブウも、否、全員辟易し始めていた。
が、此処で17号達永久式エネルギー炉型の人造人間3人が分身を全て相手取ると言う狂気の沙汰に出る!
それをクリリンや天津飯、サタンは僅かに心配したが3人の表情から余計なお世話と考え、17号達を残して他の面々はゴクウブラック本体達に向かい始めた!!
「それじゃあ18号、16号、行くぞ」
「何時でも行けるわよ、17号」
「………永久式エネルギー炉、リミッター解除!!!!」
【ゴォォウ!!!!!!!!!】
そして17号達はドクター・ゲロにより新たに用意された奥の手………新型永久式エネルギー炉のリミッターを解除し、爆発的なエネルギーを一時的に得る『パワーブーストモード』に入る!!
このモードに移行した17号達はその戦闘力を爆発的に増幅させ、ただでさえポテンシャルが高く他よりも基礎戦闘力が高かった3人は最大戦闘力は何と2京6000兆まで跳ね上がり、更にはスタミナも永久式エネルギー炉型であるが故に無限に戦闘継続が理論上可能なものと成る!!
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!』
「ヘルズフラッシュ・オーバーアップ!!!!!!!!」
【ババババババババババババババババババババババババッ、バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!】
そんな3人はその無限のスタミナとオレンジピッコロ並の戦闘力を以て気弾を乱射し、通常時よりも膨大なパワーを集約したエネルギー波を放ち分身ゴクウブラック達を何度も何度も吹き飛ばし、攻撃されても怯まずに反撃を繰り返した!!
そんな様子を見たゴクウブラック本体は「(奴等は化け物か!?)」と考える程の暴れっぷりと新たに得た力をあっさり対処された事への焦りが生まれていた!!
…しかし、普段は新型永久式エネルギー炉はリミッターが掛けられていると言う事はそれ即ちリミッターを外した場合3人のボディに悪影響を及ぼし、更に膨大過ぎるエネルギーを作り続ける事でエネルギー炉がオーバーヒートを起こし一時的に行動不可能になる危険性も孕んでいた。
にも関わらず17号達がそんなピーキーなエネルギー炉を新たに搭載したのには、悟空達に置いて行かれない事や家族や友を守りたいと言う想いがあるからである!
「(頼んだよクリリン、悟飯、悟空達!!)」
「(俺達がこの状態を維持出来る時間は残り360秒、それまでに決着をつけるんだ悟飯、トランクス!!)」
「(全く、こんなに熱くなるのはガラじゃないんだけどな………だが、お前達を野放しにすれば俺の家族も義兄さんや18号の娘のマーロンも危ない。
だからこそ、此処で必ず倒させて貰うぞ…ブラック達!)」
そして17号達はそれぞれ後の事を悟空や悟飯、トランクスやクリリン達に託して更に暴れ続けた!!
その影響で分身ゴクウブラックが足止めされてる事によりエネルギー炉がオーバーヒートするタイムリミットまでこの猛攻は止まらないだろう!
それ等を見届けたトランクス:TP達はゴクウブラック本体と再び交戦し、気の鎌と超サイヤ人ブルー進化の気を纏った剣が何度も何度も斬り結ぶ剣戟を繰り広げていた!!
一方未来ザマスは神蝕の力に加えて界王拳を30倍も使用しながら超一星龍達と闘い、其処にケンも加わったので未来ザマスはビルスと命が繋がってるケンを殺そうと躍起になっていた!!
「過去世界の第7宇宙の界王神よ、貴様も神の端くれならば人間などと言う不完全な生命体を許容し、この美しき世界を穢した罪をその命で贖え!!」
「矢張り貴方達は話にならない。
我々神々にとって人間とは少し手の掛かる子供も同然!!
その子供達が道に迷いし時は我々神々が道を示し、より良い方向へと教え説く事が使命なのに、貴方達は子殺し所か他責の末に同胞殺しさえ平然と行う!!
そんな貴方達が神の正義とやらを謳うのは正にへそで茶を沸かすも当然な愚かしき事である!!
神々の罪?
世界を穢す不完全な人間?
寝言は寝てから言え、この世界のザマスよ!!」
【ドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギ!!!!!!】
そうして界王神同士の闘いも勃発しながら、神蝕と界王拳30倍の力で戦闘力は1京2600兆までパワーアップし、不死身の肉体ならば本来はもっと倍率を強められる………が、超一星龍の攻撃とそれに便乗したフリーザ達の手により手傷を負い、それが再生していない上に激痛が伴ってる為30倍までしか倍率を上げられずに居た!
一方のケンは神威と界王拳を極めてる為自動的に界王拳・極になっているそれを使用し、戦闘力は未来ザマスを超える2京2000兆の戦闘力を以て圧倒しつつ、超一星龍に更に攻撃の機会を与えてより深くダメージを与えつつその不死身の命を終わらせる瞬間をより近付けていた!!
「お、おのれ………愚かな人間共に使われるだけ使われ続けて来た地球のドラゴンボールの化身の分際でぇ!!」
「そのドラゴンボールの化身であるが故に貴様達の超ドラゴンボールの乱用が許せんと既に語っただろう?
なのにそれを蒸し返すとは………貴様は学習能力が足らんのか?
それと隙ありだ、六星龍よ力を貸せ、烈風真空斬!!!!」
【ハヒュン、シュビビビビビビビビビビビビビビ!!!!!!】
「ぐ、ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!?」
超一星龍は六星球の化身たる六星龍の技である烈風真空斬を使用し、未来ザマスの身体を風の刃で斬り刻み始める!!
コレには堪らず未来ザマスは防御を取らざるを得なくなり、其処にゴールデンフリーザのデスビーム、クリアセルのかめはめ波、魔人ブウはゴテンクスのスーパーゴーストカミカゼアタックで手数を増やしながらかめはめ波、魔閃光、デスビームを放ち、本体はアルティメットキャノンで大ダメージを狙う!!
そしてそれ等は当然未来ザマスに全て直撃し、超一星龍の攻撃に合わせて放った為更なる再生しない手傷を負わせ超ドラゴンボールによる願いで得た不死身を殺すまで後数手で完了するまで追い詰める!!
「孫悟飯、貴様の怒りなど私が抱く人間共への怒り、愚かな神々への怒り、そして貴様達への怒りと比べれば矮小に過ぎんのだ!!!!」
「ゴハンブラック、お前が生まれた世界のお父さんやピッコロさんに母さん、そしてビーデルさんやパン達の仇をこの場で取ってやる!!!」
【ドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギ、ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ、ドガバギドガバギドガドガドガドガバギドガバギドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!!!】
そしてビーストに覚醒した悟飯と怒りでよりパワーアップしたゴハンブラックの死闘が繰り広げられ、ニィープや不完全とは言え身勝手の極意に至った悟空とラディッツ、クウラやピッコロ以外が下手に手出しをすれば殺される事が目に見える闘いの余波が戦場全体へと響き渡る!!
だが………だが、ゴハンブラックのパワーアップは思った様には何故か上手く行っていない。
此処までの怒りを抱えたならば孫悟飯と同じ形態に目覚めても可笑しくないのに何故かアルティメット化のままであり、しかも怒りによる戦闘力上昇も頭打ちになり始めていた!!
今まではこんな事は無かった、少なくとも悟飯ビーストと言う圧倒的な力が現れる前までは常にパワーアップし続けていたのに何故だとゴハンブラックは僅かに焦り始めていた!!
「ゴハンブラック、貴様が考えてる事は分かるぞ!!
何故悟飯の身体と潜在能力を得ても悟飯の様になれないのか考えてるだろう!!
そんなのは簡単だ、悟飯はこの世界を救う為に、偉大な先人達に追い付く為に、何より愛する家族を守る為に闘いながら成長して来たんだ!!
その悟飯から思想がまるで異なる貴様がその身体を使った所で結局何処かで頭打ちが必ず出て来るんだよ、その魂が孫悟飯では無いからな!!」
「ぐっ、良い気になるなピッコロ如きがぁ!!!!」
「そしてアンタはその身体に宿る力の引き出し方も知り尽くしてる様に見えて見当違いも良い所よ!」
「悟飯の優しさが強さに直結していると理解しないザマス如きが、その才能を好き勝手出来ると思うなぁ!!!!!」
更にピッコロ、ニィープ、そしてニィープと同じく超フルパワーサイヤ人4限界突破に変身したブロリーが連携を取りながらゴハンブラックを追い詰め、更に舌戦も仕掛けながら孫悟飯の強さの本質をほんの少し、ザマスには到底理解出来ない物を語る!
ニィープ達の所為で余計なピッコロの攻撃すら当たり始めたゴハンブラックはより激怒し気を解放し続けた…が、ビーストには至らない。
幾らやっても孫悟飯の領域に立てない事にゴハンブラックは遂に余裕綽々の表情が崩れ、己が手を見ながら何故だと絶望感がその脳裏にチラつき始めていた!
「はぁ!!!!!」
【ドゴォォッ!!!】
「うごぉっ!!?」
【キィィィィィィン、ドガァァァァァァァァァァ!!!!!】
そんな注意散漫になったゴハンブラックに悟飯は強烈な蹴りを鳩尾に食らわせながら吹き飛ばし、地面へと叩き付けた!!
しかしゴハンブラックはなおも立ちながらより気を溜め、解放して再びビーストへと変身しようとする!!
………しかし、幾らやろうとも結果は変わらない。
ゴハンブラックはビーストへは成れない、何故なら魂が孫悟飯では無いのと同時にザマスは悟飯の持つ優しさも、愛する者を守りたいと言う想いも抱いていないのだ。
故にその潜在能力はある程度解放出来ようとも………完全解放だけは絶対に不可能なのである。
「な、何故だ………何故だァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」
【ギュビィィン、ブォォォォン、ズドドドドドドドドドドドドドドドドォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!】
そんな現実が認められないゴハンブラックは上空へと上昇すると無差別攻撃として気弾を西の都全体に放ち始めた!!
コレを悟空とラディッツは地下に避難している人間達を庇う為に身勝手の極意“兆”によるガードを、クウラは未完ながらも破壊神の力で気弾を逸らし、ニィープとブロリーは相殺し、悟飯はガードすらせず気弾を大量に浴びながらも突撃しゴハンブラックの顔面を殴り、其処から更に全身に目にも留まらぬ連撃を浴びせる!!
だがこの程度で悟飯の怒りは収まらない、ゴハンブラックもゴクウブラックも未来ザマスも倒さない限りこの力は持続し続けるのだ!!
「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
一方未来ザマスは既に王手を掛けられ、ゴクウブラックもゴハンブラックも救援に駆け付けられないので一方的に超一星龍の力に晒されていた!!
四星龍の技であるバーストアタックや五星龍のドラゴンサンダー等を受け、其処にフリーザ達やケンの容赦無い追撃もあり不死身の身でありながら虫の息となっていた!!
「さて、そろそろお遊びは此処までだ………全ての邪悪龍よ、俺にこの世界のザマスを滅ぼす力を貸すのだ!!」
【ギュォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!】
「ひっ………は、早く何方かのブラックとポタラで合体しなければ「逃がしません!!!!」がっ………身体がっ、動か………!?」
そうして超一星龍がドラゴンボールから発せられる巨大なエネルギーボールをチャージし始めた瞬間、未来ザマスはゴハンブラックかゴクウブラックの何方かとポタラによる合体をしようと何とか耳に手を伸ばしながら逃げようとした。
が、しかし、此処でケンの超能力、フリーザとセルによるサイコキネシス、魔人ブウの拘束魔術により未来ザマスは指一本たりとも動けない状態と化し、その目にはずっと超一星龍のエネルギーボールが映り込んだ状態のまま固まっていた!!
「く、そ………こんな………こんな、所で、全時空0計画が………神の正義が………!!」
「その妄執と共に消えろザマス!!
喰らえ、マイナスエネルギーボール改めてフルパワープラスエネルギーボールだ!!!」
【ボォォォウッ!!!!】
「う、う、う、うあぁぁァァァァァァァァァァァァァァァァァァ………!!!!!!」
【ドォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!】
そうして未来ザマスは超一星龍が放ったフルパワープラスエネルギーボールに呑み込まれ、そのまま大気圏外まで押し出された後にエネルギーボールは大爆発を起こした!!
それにより未来ザマスの肉体は消滅し、もしもこれがフリーザ達の攻撃だったならば肉体は元通りに戻っていただろう…が、この一撃は邪悪龍たる一星龍の攻撃であった為、超ドラゴンボールの願いをも貫通しその肉体は元に戻る事無く完全に消え去った!!
これによりブラック陣営は不死身のザマスを欠く事になり、ゴクウブラックとゴハンブラックは未来ザマスの気が消えた事に驚愕していた!!
「ば、バカな………不死身である筈のザマスの気が………!!」
「余所見をしてんじゃねぇ、ゴクウブラック!!」
「お前も直ぐに倒してやる!!」
「覚悟しなさいよ、ザマス!!」
気の鎌を構えていたゴクウブラックは未来ザマスやゴハンブラックに自分自身であるが故の信頼を置いていたが、その不死身であった未来ザマスが死んだ事に衝撃を受け一瞬放心した瞬間、我儘の極意“兆”に至ったベジータとブルー進化、ブルー界王拳をそれぞれ使ったトランクス:TPとパン:TP、超フルパワーサイヤ人4に成ったロスマ:TPとルリア:TPを中心に殴り掛かられ更にダメージを負いながら苦戦所かまだ圧倒されていた!!
しかもこの超サイヤ人ロゼは既に界王拳も使用し戦闘力は2京4000兆にまで跳ね上がったのにも関わらずである!!
人間が此処までの力と超ドラゴンボールの不死身への対処をして来る等とは思っても見なかったゴクウブラックはこの事態に理解が追い付かずただただ抵抗するしか無かった!!
「くっ、まさかザマスが殺されるなど………こうなったらゴクウブラックと私でポタラによる合体を…!!」
「させると思ったか、ゴハンブラック」
【ブチッ!!】
「がっ!?」
次にゴハンブラックは最早ゴクウブラックとのポタラ合体を解禁しなければ勝てないと悟り早々にポタラを使おうとした。
が、しかし、其処に悟飯とニィープがゴハンブラックの両耳に着けられていたポタラを無理矢理耳から外し、更にはそのまま握り砕いてしまった!!
それによりゴハンブラックは両耳の耳朶が捩じ切れて出血し、且つポタラを失った事に相当の焦りを抱いていた!!
しかもゴクウブラックに目を向ければ既にあちらのポタラもベジータ達の手でイヤリングの先にある宝玉が割れてしまい効力を失っているではないか!
つまり、何方にせよこの時点でブラック達はポタラ合体と言う逆転手段すら失い一方的に処刑される時を待つしか無くなったのであった!!
「くそ、絶対に神たる我々が、私達が何故…!!」
「思い知ると良いゴハンブラック、ゴクウブラック!
これがお前達によって一方的に傷付けられ、殺され続けた人々の無念の痛みなんだ!!
そして………大切な物を守りたかったのに一方的に奪われ続けたトランクスさんやその身体の元の持ち主である孫悟飯達の悔しさや怒りなんだぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
【キィィィィン、ドゴォォッ、ドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギ!!!!!!!!!】
「うっ、ぐあっ…!!」
そんなゴハンブラックに対して怒りを爆発させ続ける悟飯が最初に殴り掛かり、其処からニィープやブロリー、悟空やラディッツ、クウラにスイッチしながらゴハンブラックに何度も何度も怒りのラッシュを叩き込み続けパワーアップも許さないダメージを与え続けた!!
それによりゴハンブラックは意識を途切れ掛け、しかし神の正義を遂行すると言う目的の為に何とか意識を保ち続けながら反撃のパンチを繰り出す!!
が、ビーストになった悟飯の方がスピードもパワーも上であるが為にクロスカウンターの形で先にパンチを繰り出され顔面に直撃し、そのまま打ち抜かれて空中に放り投げだされた!!
更にはゴクウブラックが鎌で裂く事で開いた次元の穴はビルスの手により塞がれ、分身ゴクウブラック達もそれと同時に消滅していた!!
そして………最早地球を破壊する事でしかこいつ等の内クウラやビルス、ブロリー等以外の宇宙空間で呼吸出来ない者達を殺せないと判断したゴハンブラックは遂に地球破壊に乗り出した!!
「こうなれば………自然溢れ、人間以外にも豊かな生命が溢れるこの星を壊す事でしか貴様達を殺せんか!!
………許せよ、自然や動物達よ、全時空0計画が成った暁にはその魂もまた報われるだろう!!」
「そうはさせんぞ、魔空包囲弾!!!!」
「なっ、ぐぉっ!!!」
【ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドンッッッッ!!!!】
だがそれに待ったを掛ける者が居ない訳が無かった!!
何と戦線復帰したピッコロが念力で操作した気弾で相手を包囲し、それを一斉に相手に直撃させる技である魔空包囲弾でゴハンブラックの気を完全に逸しつつ地球への攻撃を阻止した!!
そして………そんな一瞬の隙を悟空やラディッツが、そして悟飯が逃す訳が無く、既に止めの一撃となる技をチャージしていた!!
悟空とラディッツは兄弟でのかめはめ波であり、悟飯は………ニィープやピッコロ達にも内緒で練習し、漸く使える様になった尊敬する師匠の必殺技であった!!
「やれ孫、ラディッツ、悟飯!!」
「ああ、ありがとよピッコロ!」
「喰らえゴハンブラック、俺達の家族やトランクス達の世界に手を出した事を後悔しろ!!」
『波ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!』
「はぁぁぁぁぁぁ!!
魔貫光殺砲ぉぉっ!!!!!!」
【ギュォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!】
そして悟空達バーダックの血を受け継ぐサイヤ人の戦士達とその息子はかめはめ波と魔貫光殺砲を同時に発射し、3重の光線はゴハンブラックへと真っ直ぐ伸びて行った!!
しかも悟飯の魔貫光殺砲は戦闘力を指先一点に集中して放つ為瞬間最大戦闘力は7京すら超えて8京8000兆にまで達し、ゴハンブラックが例えバリアを張ろうが必ず貫通する破壊力をそれは伴っていた!!
「っ………く、くそ、全時空0計画を………よくも………人間共め………!!」
【ズォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!】
ゴハンブラックは自身に迫った気功波を目撃し、全時空0計画が潰えた事を理解した瞬間魔貫光殺砲がその腹を貫き、更に兄弟かめはめ波が傷口ごとゴハンブラックを呑み込みながら遂に難敵を消滅させるに至った!!
その中で悟飯は別世界の自身とビーデル達の無念を晴らしたと思いながら残心を忘れずゴハンブラックの消滅を見届け、最後はゴクウブラックのみとなり視線を移していた!!
「な、何たる事だ…不死身のザマスのみならずゴハンブラックまで殺されてしまうとは…!!
我々の全時空0計画が、此処で潰えるのか…!!
だ、だが、せめてトランクス達だけでも………タイムマシンを使った罪人達だけでもこの手で断罪せねば気が済まん!!」
「何時まで高い空から見下ろす神様気取りで居やがる!!
てめぇは此処で終わりだ、ゴクウブラック!!
行くぞトランクス、決着をつけるぞ!!」
「はい、父さん!!
ブラック………お前を終わらせる!!」
【ギュビィィン!!!!!】
そのゴクウブラックはトランクス:TP達4人の殺害をまだ諦めずかめはめ波をチャージし、対するトランクス:TPはベジータと共に親子によるギャリック砲を構え迎え撃つ体勢を整えていた!!
パン:TP達もトランクス:TPに頷き思い切り今までの分をやり返せと応援し、最後の対決が此処に始まる!!
「消えよ咎人よ、かめはめ波ぁぁぁぁぁぁ!!」
『ギャリック砲ぉぉぉぉぉぉ!!!!!』
【ギュォォォォォォッ、ドォォォォンッ、ギュルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!】
トランクス:TP達を殺す為に空から撃ち下ろすかめはめ波とそれを阻止する為に地上から迎え撃つギャリック砲、悟空とベジータの対決構図の真逆となるそれは空中で衝突し気功波の撃ち合いとなりながら気の圧力が戦場を駆け巡る!!
だが………エネルギー炉のオーバーヒートで動けなくなった17号達も、次元の穴を塞いだビルスも、未来ザマスを始末した超一星龍やフリーザ達、大界王神ケンも、悟空達や界王神ザマスにニィープ達、そして悟飯も皆理解していた。
この対決はトランクスとベジータ親子が勝つと!!
「そ、そんなバカな………この俺が………押され………!!」
「ザマス、皆が受けて来た苦しみを、抱いて来た悔しさや悲しみを、お前達への怒りを、全て思い知れ!!
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
【ズガァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!】
「う、うぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………!!」
【ギュォォォォォォォン!!!!!】
そしてゴクウブラックのかめはめ波は親子のギャリック砲に完全に押し返され、絶対的な神の正義を抱く自身が負ける事が信じられないままゴクウブラックはその身に全力のギャリック砲を受けて消滅するのであった!!
それを見届けたトランクス:TPは犠牲になった人々や今も辛い地下生活を送ってる人々の無念を晴らしたと思いながら空をジッと見続けていた!
「トランクス………よくやった、パン達もな。
それでこそ俺や悟飯、ラディッツとニィープ、ブロリー達の子だ」
「父さん…!」
そんなトランクス:TP達をサイヤ人の王子であるベジータが直々に労うと4人は漸く全てが終わったんだと思いながら肩の力が抜け安心し切っていた。
それを見ていた悟空やラディッツ達も笑みを浮かべていた。
………しかし、前世の記憶を持つケンとニィープはまだ警戒を解かずそのまま気を張り巡らせていた。
何故なら原典の物語ではザマスは肉体の消滅後に魂だけの存在となりながら宇宙や因果律と一体化して全てを滅ぼそうとした、又はポタラ合体後の姿が無限に増殖して全てを滅ぼそうと動いた程の怪物なのだ。
あちらではポタラ合体で魂が1つとなった為に起きた物だったが此方ではそれが起きない訳が無いと思いながら注視し………そして、突如としてそれは発生する!!
【ズギャァァァン!!!!】
「な、何だ!?」
『………神が人間に負けるなど、あってはならないのだ…フフフフフフ、フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、アーッハッハッハッハッハッハッ!!!!!!!』
警戒心が解かれたトランクス:TP達は突然の事態に何事かと思い再度変身しながら周りを警戒し始めた………その瞬間、空の暗雲は緑のオーラに変わりながら無数のザマスの顔が浮かび上がり、そして何処からともなく怨嗟の笑い声を上げるザマスの声が響き渡る!!
そう、ニィープとケンが警戒した存在………『無限ザマス』がこの世界にも現れたのであった…!!
此処までの閲覧ありがとうございました。
ゴハンブラック、未来ザマス、ゴクウブラックは遂に倒され話は終わり………とはならず無限ザマス降臨です。
異聞未来トランクス編はもうちっとだけ続くんじゃって奴です。
しかし………1つだけ言えるのは『この話は異聞である』です。
つまり全て消滅して終わりなんて事は無いので安心して下さいませ。
そんな無限ザマスの戦闘力を掲載………したいのですが、奴は最早概念的存在と化してるので戦闘力と言う物にも当て嵌まらない存在です。
強いて言うなら戦闘力2京6000兆もあるオレンジピッコロやビルス様にさえダメージを与えられる位ヤバイ奴です。
そんな奴が何故現れたのか、どう攻略するのかはまた次回に…。
次回もよろしくお願い致します!