気付けばお気に入り登録者さんが900名超えをし、更に更新していない期間に増えた事も確認しビックリ仰天してました。
さて、今回は前後編の話になっております。
どんな内容かはサブタイからも分かる物です、はい。
では、本編へどうぞ!
エイジ796世界を救ってから少し時が経ち、悟空とベジータ、ラディッツとニィープ、更にクウラとフリーザと言う珍しい組み合わせの面々はスーツ姿でブルマが出席する世界発明品アワードの会場へと来ていた。
本人達はブルマの護衛兼会場の警備担当としてサタン達から正式に依頼され、またニィープも発明品を出展する側として参加しており中と外で警備を固めていた。
しかし………ニィープには懸念があった。
この会場にはあの『則巻千兵衛』が居るのだ。
そう………ギャグ漫画であるDr.スランプ世界の住民、ペンギン村在住にしてドラゴンボールワールドと隣り合わせに居る者が。
「いや〜、まさか本当に則巻千兵衛が居るなんてね………やっぱり、昔悟飯くんがオレンジスターハイスクールの修学旅行でペンギン村を訪れたって話は夢じゃなかったんだ〜………」
「あの男がそんなに厄介なのかニィープ?
如何にも邪悪さは無さそうな上に何処からどう見てもただの地球人では無いのか?」
「甘い、甘いですよクウラ様、それとフリーザ。
あの則巻千兵衛はね………ギャグ漫画のキャラなのよ!!
しかもあの博士の作ったロボットのアラレちゃんはギャグ漫画特有の物理法則無視の強さを持ってるし、色々関わりたくないのよ!!」
「なっ、ギャグ漫画の住民!?
あ、あの繋がり眉毛の警官と同じ………ギャグ漫画の………!?」
そんな千兵衛を甘く見ていたクウラやフリーザに彼がギャグ漫画のキャラである事を語ると、フリーザはかつて遭遇した繋がり眉毛の警官………恐らく『両津◯吉』であろう人物を思い出しながら汗をダラダラと流しながら千兵衛に戦々恐々とした視線を向けていた。
この世界のクウラもまたその繋がり眉毛の警官事件に丁度遭遇していた為、ギャグ漫画の住民の不条理さをこれでもかと見せ付けられた為直ぐに評価を改め、絶対に関わらない方が良い奴その1として認定したのであった。
「それでニィープ、貴方が出す発明品って何なの?」
「ああ、ブルマ。
今日まで私の発明品は秘密って話してたからワクワクするわよね、どんな物が飛び出るか。
ふふふ、これは私が主導で開発し、幾人もの技術者達と共に作り上げた私が作った物の中でも至高の逸品………そう、『次元間通信装置』よ!!
これは第7宇宙である私達の宇宙と、別次元の宇宙の間で………もっと言えば、例えば時の巣とかエイジ796世界とも通信が出来る様になる物よ!!
これで私達が仮に第6宇宙とかに行っても円滑に通信して状況を報せたり増援要請を出せたりと、スカウターとかではカバーし切れなかった部分もカバー出来る様になるのよ!!」
「あら、それ本当に便利じゃない!」
ニィープが作り上げた物は何と別の宇宙間や並行世界間を通信出来るブルマの様にシンギュラリティポイントも甚だしい代物であった。
これはニィープがもしも他宇宙に行った際に事件に巻き込まれたら拙いのと、トランクス:TP達の世界でもしも全員で行く選択を取らなかった際にブラック達相手に後手に回る恐れもあった為、それ等を一気に解消する為に以前から着想しキコノやタコ科学者等の協力を得て漸く完成した物であった。
クウラもフリーザもそれを初めて聞いた際はブルマもブルマだがニィープも発想力は負けていないと考え、矢張りサイヤ人にしては頭の出来が悟空達と比べても違う、強いて言うなら学者タイプの悟飯と畑が違うが天才的頭脳を持ってると改めて思わされたのであった。
「次元間通信装置、いやはやむちゃんこ………いえ、とても素晴らしい発明品ですね。
流石はニィープコンツェルンの総帥にして技術者のニィープさんです。
ですが、この私則巻千兵衛が作った『ホンモノマシーンマークツー』だって負けてませんよ!」
「…お手柔らかに、則巻千兵衛さん」
するとニィープ達の話に則巻千兵衛の方から食い付き、1科学者としてそれなりにプライドはあるので負けていられないと張り切ってる様子であった。
対するニィープは余りギャグ漫画の住民と関わり合いを持ちたくないのでブルマ達の様な身内対応では無くビジネス対応で話すのだった。
因みにその会話の中でかつて千兵衛が修理を断念したドラゴンレーダーを作った人物がブルマだと知り、そちらの方でも話が盛り上がるのであった。
「………な〜んて会話がほんの僅か前にあったのに………どうしてこうなったの!?」
「キィィィィィン!」
「コラ〜アラレ〜、ガッちゃん!!
これ以上のプロレスごっこはやめなさ〜い!!」
そう、そんな平和な会話があったのは僅か15分前。
現在はDr.スランプ世界の中心人物たる『則巻アラレ』と『ガッちゃん』が、何と地獄から脱出して来たペンギン村のマッドサイエンティスト『Dr.マシリト』によってアソビタインXを飲まされ、遊びたい気持ちを増幅させられた結果世界発明品アワード会場で大暴走しているのだ!
その対応にベジータとラディッツ達が乗り出すものの、当然の如くバトル漫画のキャラがギャグ漫画のキャラが起こす不条理に勝てる訳も無くベジータとラディッツはアッサリ脱落してしまっていた!
「や、やべぇぞ義姉ちゃん、このままじゃあこの会場が壊れちまう!」
「あ~もう、仕方無い!!
カカロット、アンタ超サイヤ人ブルーになって本気でアラレちゃんとプロレスごっこに付き合いなさい!!
私も超サイヤ人4になってガッちゃんの方を対応するわ!!
はぁ!!」
【ギュビィィィィン!!!!】
そして、最早ギャグ漫画の不条理に対応する為にこの世の理………ダークドラゴンボールの願いすらも超えるパワーを生み出す超サイヤ人4とそれと同等である超サイヤ人ブルーになったニィープ、悟空がそれぞれタッグを組みアラレちゃん達とバトルを開始する!!
それを遠目で見ていたフリーザとクウラは千兵衛からアラレ達が理由も無くプロレスごっこはしないと聞かされ、それと同時にあのマシリトが悪いとも聞き入れ此方も此方でトランクス等と共に対処を開始した!
「キィィィィィン、ほい!!」
【ゴン!!】
「いったぁ!!
この………げんこつよ!!」
【ゴツーン!!!!】
「おりょりょりょ、悟空君の友達もめちゃんこ強いね!!
もっともっと遊ぼっ!!」
「クッピッポー!!」
しかし、相手はギャグ漫画の住民であるが故に超サイヤ人4や超サイヤ人ブルーのパワーとも普通に互角のバトルを演じ、オマケにギャグ漫画特有の無傷っぷりに悟空やニィープはあんぐりと驚き、やっぱりギャグ漫画のキャラと同じ土俵で闘っても(バトル漫画的な意味で)まともな闘いにはならないのだと思い知っていた!
更にその後はアラレちゃんの地球割りが炸裂したり、悟空とニィープによる気功波が直撃したり、アラレちゃんとガッちゃんによるコンビネーション攻撃がニィープに当たったりとこれでもかとギャグ漫画特有の理不尽っぷりを悟空達に押し付けていた!!
「この!!」
「いい加減地獄に戻れ、亡霊が!!」
【ババババババババババババ!!!!】
「あ~はっはっは、幽霊だからそんな攻撃は当たらないよ〜だ!!」
一方マシリトの対処に当たっていたフリーザ、クウラの兄弟はトランクスと達と共にマシリトに気弾を乱射し、魂の状態であるマシリトを消滅ないし地獄に出戻りさせようとしていた………のだが、マシリトもマシリトでギャグ漫画特有の法則無視が発生し、普段なら魂の状態で攻撃を受ければこの世からもあの世からも消えるのにクウラ達の気弾はすり抜けてしまい、調子に乗ったマシリトは挑発をしてくる始末であった!
これには流石にフリーザもクウラも頭に血が上り始めており、クウラに至って70%完成した破壊神の力を此処で使いマシリトを………漸く使える様になった『破壊』で消してやろうかと考え、そして実行に移そうとしていた!!
「ちっ、これだからギャグ漫画のキャラは嫌いなんですよ!!」
「ああ………だからこそ、俺はこの力でコイツを消してやる!!
フン!!」
【ギュォォォォォン!!!!】
その時、クウラは最終形態からゴールデンを挟み………更に身体から『白金のオーラ』が放たれ、それが身体を巡り渡った瞬間、クウラの身体にもエイジ796世界の時にはまだ起きなかった変化………身体の色も『白金色』になると言う変化を起こし、戦闘力もあの時を大きく超えた6京2000兆もの絶大なパワーが引き出された!!
更に気の性質も完全に破壊神のそれと化し、人間の気からビルス並に高純度の神の気へと変化していた!!
これこそがクウラが目指したゴールデンの更なる先、自身が憧れたビルスを超える為に、ビルスと同じ土俵に完全に上がる為に得た破壊神の力が引き出された真の姿である!!
「な、何だその姿!
オレよりなんかキラキラ輝いてムカつくぞ、ボツにしてやろうか!!」
「ふぅ~………これこそが俺の頂、アナザークウラがゴールデンメタルクウラとなったのとはまた違う進化の形………名付けて『プラチナクウラ』だ!
それにしてもボツか………やれる物ならやってみれば良いさ。
俺も好きにやらせて貰うがな………取り敢えず握手しようか」
【ガシッ!!】
更にクウラはこの形態にプラチナクウラと言う名を付けた直後、マシリトの目で追えないスピードで無理矢理手を掴み握手の形にすると、マシリト自身は「(コイツ何をやってるんだ?)」と疑問符を浮かべていた。
が、フリーザは何をするのかもう分かったらしく大人しく攻撃を受けていれば良かった物をと考えていた。
そして………プラチナクウラの手が輝き始め、マシリトの身体にそれが浸透し始めていた!!
「………えっ!?」
「おっと、離させはせんぞ………破壊!!」
【ピカァァァァァ…!!】
「お、おわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………!!」
更にプラチナクウラは力を集約させた結果、破壊神の権能である破壊を実行してマシリトを光の粒子と化させて消してしまった!!
そう………これこそが破壊神の証たる破壊の力である。
ただ消したい物に力を向けただけでそれを消す恐るべき力………全ての破壊神が有し、抵抗するならば超サイヤ人ブルー級の力で何としても捻じ伏せなければ存在が文字通り消される物である!!
それを受けたマシリトは当然の如く抵抗する力は無いのでただただ破壊の力になすがまま消されたのだった!!
「ふぅ………ギャグ漫画のキャラも流石に破壊神の力には抗えなかったのですね」
「えっ、ちょっ、クウラアンタ、確かにあいつはもう破壊神の力でチャチャってやれたら楽かなって私も思ってたけど………マジで消しちゃった?」
「………いや、手応え自体はあったんだがな………恐らくビルスがやっても同じ結果だっただろうが、奴はこの世から消えただけで何となく地獄へ引き戻されたと感じる。
多分だがギャグ漫画補正が強い為に破壊の力でも完全に消し切るのは不可能だったのだろう………全く、これだからギャグ漫画のキャラは思い通りには動かんし何をやらせても受けさせても理不尽なのだ…」
しかし………クウラはマシリトは確かに破壊を受けたのにも関わらず単純に地獄へ落ちただけだったと感覚で話し、ギャグ漫画補正が厄介極まりないと改めて感じていたのだった。
フリーザもまさか超ドラゴンボールの不死身以外で破壊神の力でも完全に消し切れない存在があろうとは………と汗を流しており、ギャグ漫画のキャラは正にこの世界の人物とは根本的な『何か』が異なるのだと思うのであった。
一方その頃、悟空やニィープも超サイヤ人ブルーや超サイヤ人4で互角以上ならばブルー界王拳と超フルパワーサイヤ人4で押し切り気絶させると言うバトル漫画の脳筋思考でゴリ押しした結果、遂にアラレちゃんとガッちゃんを特に大怪我もさせない………と言うよりギャグ漫画補正でこれと言って目立った外傷が発生しないながらも気絶させる事に成功したのだった!!
「ゼェ………ゼェ………も、もうギャグ漫画のキャラと闘うのは懲り懲りよ………!!」
「はぁ、はぁ、な、何とかアラレちゃん達を気絶させられたぞ………つ、疲れたぁ〜………!!」
しかし、ギャグ漫画のキャラとマトモに闘った結果力をほぼ出し切ってしまいブルー界王拳も超フルパワーサイヤ人4も変身が切れて通常形態へ戻ってしまっていた。
ニィープはこの教訓を以てギャグ漫画のキャラ達とは絶対に闘わないと誓いながら尻餅をつきながら座っていた。
その様子を見ていたフリーザも自分達が此処までマトモに強くなってもギャグ漫画のキャラには漸く補正もありきで互角に立ち回るのがやっとだと悟り、今度
そうしてその後はアラレちゃんとガッちゃんが目を覚まし、悟空達と握手をした後は世界発明品アワードは無事に終わるのであった。
但し、最後の最後でビルスがホンモノマシーンマークツーが出した全地球人の美味い物の概念が詰まった物(但しマシリトがウ◯チの概念も混ぜていた)を食べて腹を壊したと言うオチが待っていたのは最早ギャグ漫画のキャラと関わった宿命であった………。
それから数日後、ニィープが食卓に並べる麻婆豆腐の辛さと旨さの融合を極めてから直ぐに第6宇宙からシャンパが第6宇宙と第7宇宙の親睦を深める為に野球をやろうとビルスと共に急に決めた為、悟空達は急遽集まりつつプロ野球選手にして野球界ではミスター・サタン並に人気のヤムチャからルール説明を受けながら悟空達を入れて9人は誰にするかを決めようとしていた。
が、第6宇宙のシャンパ達は確かにやって来たのだが………集まったのはボタモ、マゲッタ、そしてキャベや第6宇宙の惑星サダラでニィープとベジータが才能を見出したカリフラ、ケール、アレッタ、そしてワッシュの7人しか居なかった。
フロストは今頃指名手配で逃げ回ってる、ヒットは暗殺者としての仕事上野球に時間を割けないとして来れないのはシャンパも分かってたであろうに人数を確保出来なかったのである。
「これは………フォーフィッテッドゲーム、没収試合ですかね、ウイス様?」
「ですねぇ〜、第6宇宙は7人しか人数が確保出来て無い様ですし、これでは野球の試合すら出来ませんね〜」
「うぉ〜い!?
これは親睦を深める目的なんだぞ、そんなクソ真面目に反則負けにすんなよ!!
てか第7宇宙はもう9人以上居るんだからそっちから2人位貸す程度はバチが当たらないだろ!?」
「………はぁ~、分かった分かったシャンパ。
取り敢えず7人は集められた事を褒めてやるし、ベジータとニィープとかを貸してやるさ。
もしかしたら最悪キャベとボタモ、マゲッタ程度しか集められないと思ってたかな。
それに親睦を深めるって建前もあるからな」
だが、そんな没収試合寸前の所をビルスの温情でベジータ、ニィープ、更にブロリーとセルが貸し与えられ、取り敢えずベンチにはマゲッタとワッシュが座り交代要員となりつつ人数が揃い試合が出来るのであった。
因みにそれぞれのポジションは第7宇宙は投手がヤムチャ、捕手がピッコロ、1塁が17号、2塁がラディッツ、遊撃手がクリリン、3塁が悟飯、中堅手がクウラ、右翼が魔人ブウ、左翼が悟空であった。
一方第6宇宙は投手はベジータかニィープに任せるとされ、ジャンケンで勝負した所ニィープが勝利しベジータは捕手に決定した。
因みにベジータを捕手にした理由はニィープの投げたボールをマトモに取れるのがベジータ位しか居ないと判断された為である。
それ以外はキャベが1塁、2塁がボタモ、遊撃手がカリフラ、3塁がケール、ブロリーが中堅手、アレッタが右翼、セルが左翼である。
ブロリーに中堅手を任せたのも間違い無く悟空達の馬鹿力のホームラン級センターフライを取れると判断してであった。
「それでは第6宇宙と第7宇宙による親睦を深めるベースボール、第6宇宙を表、第7宇宙を裏として始めま〜す、プレイボール!」
「へへ、例え素人が相手でもプロ野球選手として手は抜かないぜ!」
「その言葉、そっくりそのまま返してやるわよヤムチャ!
先ず私達の攻撃だからベジータ、ピッチャー返しでボールをぶつける気持ちで打つかクウラ様の頭上を超す勢いで打ち上げてホームランにしちゃいなさい!!」
「言われずともやってやる!」
そうして試合が開始され1番打者としてベジータが打席に立ち、ヤムチャに睨みを利かせていた!
が、ヤムチャはこんな睨みは試合で散々受けてるしそもそも武道家としてもずっと闘い続けても来たのでこんな物は屁にもならないのだ!
それから試合前に決めたピッコロとのハンドサインによるやり取りや軽いキャッチング、ビルスによるサインもヤムチャは頭に叩き込み、先ずはベジータをアウトにしろと指示が出て2人は了承していた!
余談だがこの試合では変身は基本禁止とされ、超サイヤ人等に変身したり界王拳や神威を使用すればその時点でイエローカードが出てしまうと決まっていた。
「(先ずは内角低め、ベジータとストライクゾーンのギリギリの間に投げて最悪レフトフライにしろ!)」
「行くぜベジータ、俺のボールを打てるもんなら打ってみやがれ!!」
【ブン、トンッ!!】
「はい、ストライク1」
そうしてヤムチャはピッコロのハンドサイン通りの内角低めギリギリを投げてストライクを取る。
その際ベジータは一旦様子見をしたのか見送りストライクを許していた。
しかも球種はストレート、球速もキレも完璧でありヤムチャはベストコンディションを保っていた!
更に次は変化球を投げるとピッコロがサインを出し、ヤムチャは自身が得意とする狼牙風風拳の様に変則的な動きをするカーブを放ち、ベジータはそれを打とうとして見事にズラされてストライク2になった!
次でストライクを取れば取り敢えずベジータはアウトとなる為、ヤムチャはそのまま全力でボールを放った!
「フンッ!!」
【カキンッ!】
それをベジータはサイヤ人の動体視力を以て捉えて打つ…が、結果は何とインフィールドフライ、オマケに1塁のキャベにキャッチされアウトとなった!
ベジータはヤムチャにボールをぶつけてやる気持ちで打ったが、ヤムチャ側がそれを予測して芯からズラされて打たせた為にこの結果が待っていたのだった!
「よしよし、先ずは1アウト!
ヤムチャ、お前も中々やるじゃないか!」
「へへ、武道家とプロ野球選手を両立してるんですから当然ですよビルス様!」
「はい、では2番打者のニィープさんです」
この1アウトにビルスも満足してヤムチャを見直していた所でニィープが打席に立っており、その目は如何にも打つ気満々ですよと言わんばかりの物であり、ヤムチャも舐められた物だぜと思いながら早速鋭いカーブを投げていた!
「シッ!!」
【カキィィィィィィィィン!!!!】
「な、何ぃ!!!?
クウラ、そっち飛んだぞ!!!!」
「ちぃ、間に合え!!」
【ビュン、ボスッ!!
ギュルルルルルルルルル、ブォォン、ドンッ!!】
だが、それをニィープは初球から強烈なセンター返しを放ち、クウラも何とかそれに間に合いながらキャッチするもボールの勢いが止まらずそのままグローブを押し退けてスコアボードに直撃しソロホームランとなってしまった!!
これにはシャンパも大喜びであり、ビルスも今のカーブを打った上にクウラを跳ね除けてセンターホームランにしたニィープは女でありながらも矢張りサイヤ人、余りにも馬鹿力過ぎると思っていた!
「な、何てこった…俺のボールを…センターホームランにしやがった…!!」
「ヤムチャ、気持ちを切り替えろ!!
打たれた物は仕方無い、それよりもアウトを残り2つ取って俺達の攻撃で1点を返すんだ!!」
「あ、あぁ、済まないピッコロ!!」
まさか素人のニィープにホームランを打たれた事をヤムチャは信じられず放心し掛けたが、ピッコロのメンタルリセットが働き気持ちを切り替えてアウトを2つ取る事に専念する事を改めて心掛けていた!
一方ニィープはヤムチャの気持ちを折るつもりで打った初球センター返しのホームランがピッコロにより其処まで精神ダメージにならなかったのが少し悔しく思ってるのかジト目でホームヘ帰還、ベンチに座っていた。
「やるじゃねぇかニィープ!
初球からのセンター返しホームランは惚れ惚れしたぜ!」
「おう、流石は第7宇宙のサイヤ人で姉御肌って感じがする奴だよ!」
「いいえシャンパ様、カリフラ。
私はヤムチャの心を折るつもりで打ったのに其処まで精神ダメージになってないのが満足出来ないわ。
たくピッコロの奴、悟飯くんのメンタルケアをずっとやってたからああやって気落ちする奴のメンタルリセットを心得てるのが中々憎たらしいわね…」
そして案の定ベンチ帰還後にヤムチャの心を折る気だったと暴露していたのでそれを聞いたカリフラやアレッタ、ベジータはサイヤ人としての血がそうすると理解しながらニィープの不満を受け止め、キャベやボタモ、ワッシュやケールにシャンパは逆に中々エグい事を考えていたニィープに少しだけ引いており、第6宇宙のベンチはニィープの言葉でザワつく結果が訪れていた。
その後ケール、キャベと打者に立つもレフトフライだったり空振り三振で第6宇宙の1回表の攻撃はニィープのソロホームランのみで終了していた。
それからニィープとベジータで軽いキャッチングをした後1回裏の攻撃が始まり、1番打者は何とクウラだった!
「クウラ、お前もニィープの様にセンターホームランで返してやれ!!
この試合で失う物は特に無いがシャンパに負けるのがボクは絶対に嫌だからな!!」
「と言う訳だ、生半可なボールを投げればセンターホームランにしてやるぞニィープ?」
「ふむふむ………そうですか………」
ビルスの言葉やクウラの雰囲気でセンターホームランをやり返す気満々な事をニィープは感じ取り、シャンパは当然の如くアウトにしろと指示を出しベジータもグローブをガッチリと構えてストライクを投げろと雰囲気で察せられる物を放っていた。
が、ニィープは首を横に振り、ベジータはストレートじゃ無ければ変化球かと思いグローブを少しクウラからズラす………が、これも首を横に振りニィープは中々ボールを投げなかった。
シャンパもコレには首を傾げ、ベジータも何やってるんだと思っていた………が、ニィープは此処で何と思いっきり脱力して明後日の方向にボールを投げ始め、ベジータはそれを何とかキャッチしてボール判定にした!
「お、おいヴァドス、ニィープの奴何やってんだ、アレ…?」
「ふむ………もしかして敬遠ですかね?
わざとボールを4つ取って進塁させる気では?」
「な、何ぃぃぃぃぃ!!?
おいニィープ、敬遠なんかするな、ストライク取れストライク!!」
此処でシャンパはヴァドスによりニィープが敬遠を始めていると聞かされ、大声でストライクを取れと指示を出すがニィープはそれを無視してボールを4つ取ってわざとクウラを進塁させた!
これで同点のランナーが1塁に居り、次はピッコロの番でありホームランを打たれれば逆転の危険性があった!!
「(ニィープの奴、何故クウラをわざと進塁させたんだ?
そのままアウトにすれば良い物を………アウト………アウト…まさか!?)おいピッコロ、ニィープの球を打つなぁ!!」
「何ッ!?
ぐっ、間に合わん!!」
【カンッ!!】
が、此処でビルスはニィープの考えを読み取りピッコロにボールを打つなと指示を飛ばしたが間に合わず、ニィープの放ったボールは鈍い音を立てながら打たれたが………それは何とクウラの前に居るボタモの前に落ちながらキャッチ出来る内野ゴロであり、これでは打者も走者も走らなければならずクウラも思わずやられたと思いながら全力で走るも、既に2塁にはニィープが立ちボタモからのボールを塁を踏みながら取り、次にキャベの方にボールを投げてピッコロが1塁に来る前にキャッチさせた!!
つまり………クウラとピッコロはダブルプレーの餌食になりいきなり2アウトにさせられたのだった!!
「ちっ、中々嫌らしい事をやるじゃないかニィープ…!」
「そりゃホームランを打たれる危険性があるならそれを消す為にダブルプレーの方に賭けますよ。
幸い、私ああいった芯から外れて変にゴロ打ちさせる技術はありますので」
流石のクウラもこれには脱帽しながらニィープに声を掛け、ピッコロもやられたと思いながらベンチへと帰っていた。
更にニィープはそれを出来るか出来ないかで言えば出来るとまで豪語してしたり顔で2人を見ていた!
ビルスもニィープを貸し与えたのは間違いだったかと考え始め、ヤムチャはまさかニィープが自分と…プロ野球選手と同レベルの技術を持つとはと考え、逆に闘志を燃やし始めていた!
オマケに先のホームランも狙ってやられたのだとも此処で理解し、コイツは中々苦戦しそうだと思いながらもプロ野球の球場では味わえなかったピリピリとした物をヤムチャはニィープに感じていたのだった!
それから3番打者の魔人ブウすらもアウトにして結果的に三者凡退と同じ結果にして1回裏をニィープは守り切っていたのだった!
これにはシャンパも大喜びし、これはもしかしたらビルスに珍しく勝てるんじゃないかと思いワクワクしながらこの親睦試合の監督として更に指示を飛ばす気で居たのだった!
「所でよニィープ、何でそんなにピッチャーとかが上手いんだよ?
お前野球選手じゃないだろ?」
「ええ勿論。
でもね、サイヤ人も身体を動かす娯楽が欲しいから惑星ベジータがあった頃にバーダックさん達を誘って野球をしてたのよ。
勿論バーダックさん達と私は同じチームで結局負け無しだったけどね」
そして、2回表の攻撃が始まる前にサラッと惑星ベジータでの過去を語るニィープは選手では無いものも野球経験はあったと口にし、ベジータはコイツ何でもやってるなと思いながら少し呆れた目で彼女を見ていた。
一方ニィープはバーダック達のラフプレーギリギリの野球を思い出しながらホクホク顔になり、そんな過去を知るのは第7宇宙の選手席に居て、同じく野球にも付き合わされた上にバーダックに打たなきゃぶん殴るぞと言われていたラディッツ位であった…。
此処までの閲覧ありがとうございました!
はい、日常回なのにサラッとクウラの新形態お披露目でした。
因みにプラチナクウラの完成度が70%の理由は破壊の力が手を握って直接流すか、超至近距離に近付いて高純度の神の気による破壊の力を向けないと破壊が実行出来ないからです。
ビルス様なら気弾1つで破壊が実行出来ますがクウラはまだその域に達していないので70%なのです。
但し、形態や戦闘力はほぼ完成してるので普通に闘う分は問題は無いと言う設定です。
因みに原作超でもマシリトは破壊されてますが………あのDr.スランプキャラがそんな簡単に消える訳が無いと自分は考え、破壊されても何故か地獄に落ちてると解釈しました。
これも全部ギャグ補正の賜物です。
因みに名前を出してる繋がり眉毛の警官さんの出番は無いです、あくまでも過去の事件と言う名の例題として出しただけです。
さて、プラチナクウラの現時点での戦闘力も掲載しておきます。
クウラ
プラチナクウラ:6京2000兆(完成度70%)
コレが100%になれば悟飯ビースト級の戦士がまた一人爆誕します。
勿論ベジータの我儘の極意の完成形や悟空とラディッツの身勝手の極意の完成形もそれと同等かそれ以上とします。
また、ニィープやブロリーの戦闘力も最終的には身勝手の極意の完成形に迫るか同等になる予定と予め話しておきます。
次回もよろしくお願い致します!
追記
何かセルが親善野球で第7宇宙チームに入ってたので修正しました。