今回から力の大会編へと入りますが、一応準備期間の話を少しやってからいよいよ他宇宙との闘いになります。
本作の選手層は厚いですのでこのキャラ居ないなんて可笑しいとかのツッコミは少しだけご容赦下さいませ、本当に本作の悟空達は本編時空より強くなってますので(なおその分敵も強くなる模様)。
では、本編へどうぞ!
親善野球からある程度時間が経過し、全王様が親善野球を観戦すると言うイレギュラーがあったが、その後はニィープの知識通りグレートサイヤマンに関する事やヒットが悟空を暗殺に来ると言うちょっとした事件もあった。
更に此処で悟空はラディッツと共に身勝手の極意“兆”を自在に発動できる様になると言う戦力強化が成されていた事が判明した。
悟空達曰く『あんな風にやられっぱなしで身勝手の極意の領域に到達するのは趣味じゃない』との事で意地と、その先の完成体を目指していたらしかった。
その為に亀仙人の下を訪れた結果、2人は何かを掴んだらしかった。
「まさか身勝手の極意でヒットの暗殺が失敗に終わるとか、カカロットの才能も滅茶苦茶なのよね〜。
やっぱり目指すべき上の地点があるとモチベーションが上がるって事かしらね〜」
「そう言う貴様も俺と共に超フルパワーサイヤ人4限界突破の戦闘力を上げる修行をして成功させてるでは無いか。
カカロット達もそうだが矢張り悟飯に抜かれっぱなしなのは嫌なのだろう?
…………おっと、その『ティアラメンツ・レイノハート』の効果にチェーンして『灰流うらら』を発動、効果を無効に「チェーンして速攻魔法『墓穴の指名者』発動、灰流うららを除外して次のターン終了まで効果を無効化させるわ」むっ、チェーンは無い…………」
一方ニィープやブロリーも精神と時の部屋で修行して今では超フルパワーサイヤ人4限界突破の戦闘力が悟飯のビーストのフルパワーに迫る物になっておりまだまだ自分達は悟飯達に後を託して戦士を引退する気が無いと言う意志を示していた。
そんな修行の中で休息中に部屋から出て2人はこの世界でも何故か存在した『遊戯王』をやっており、ニィープがティアラメンツと言う前世の世界で猛威を振るい過ぎたデッキを構築して回していた。
ブロリーもそれを止めようとしたが結局効果が通ってしまいティアラメンツの墓地肥やし+大量展開が幕を開けてしまっていた。
それから10分程チェーン確認等をしながら展開が進む中で悟飯とピッコロ、クウラとラディッツがニィープ達の下を訪れていた。
「ニィープ伯母さん、ブロリーさん、お疲れ様です。
今は修行の休息中でしたか?」
「あら悟飯くんにピッコロ、クウラ様にラディッツも。
ええそうよ。
だからこうして遊戯王で
そしてはい、盤面完成よ」
「特殊召喚効果無効の『ティアラメンツ・ルルカロス』にリンク先に対象耐性付与の『スプライト・エルフ』、魔法罠を無限妨害する『ナチュル・エクストリオ』に特殊召喚が2回しか出来ない『エルシャドール・ミドラーシュ』、…………魔法罠は何故か永続で効果無効を飛ばす永続罠『
「相変わらずそのカード群達は何か可笑しいぞ…………」
悟飯やピッコロ、クウラとラディッツは休息中の
ニィープはブロリーのターン開始時に相手の墓地効果を墓守の罠で封じつつ特殊召喚はミドラーシュの効果で2回までしか行えず、内1回の効果による特殊召喚はルルカロスで止められ魔法罠はエクストリオによりほぼ全部止められ、オマケにもう片方の罠カードも無効妨害を持ちつつムドラとケルドウでティアラメンツモンスターをデッキに戻せばペルレイノの破壊効果まで飛んで来ると言う過剰なまでの制圧盤面であった。
更に手札にはまだ不明な2枚の物があり、これが妨害効果持ちの何かならば…………ブロリーの灰流うららで減った分からドローフェイズの1枚ドローして後攻開始時の5枚の手札でも繰り返すのがほぼ不可能であった。
更にブロリーの手札には捲り札が無かったのでサレンダーするしか無いと言う結論になりアッサリとサレンダーしたのだった。
これにはクウラもピッコロもサレンダーして然るべきだとして汗を掻いていた。
「ふう〜、出来れば『
墓地肥やしは代わりに順風満帆で色々出来たけどね」
「アレで手札の引きが悪いなら良かった場合どうなるんだよ…………」
当然ながらそんな制圧盤面を作ったニィープ本人が手札の引きが悪いと言い放ったので遂にピッコロがツッコミを入れてしまった。
するとニィープは目を輝かせてウキウキと最高の手札引きと墓地肥やしの果てを見せようと準備を進めていた…………そんな所で悟空とビルス、ケンとシンがやや重たい雰囲気を醸し出しながらウイスの高速移動術でこの神の神殿に現れた。
その様子からニィープは遂に全王様による例の告知がされたのかと察してしまう。
「孫、何やら重たい空気を纏っているが何があった?」
「ああ、全ちゃんが遂に今存在する12の宇宙を巻き込んだ代表選手10人の格闘大会を開くって話を出したんだけどさ…………それに参加する宇宙は人間レベルっちゅう奴が7未満で、勝った宇宙は超ドラゴンボールを使う権利を得て、負けた宇宙は全部消滅させられるって奴なんだ」
「な、何だと!?」
悟空から告げられた全王様による格闘大会の内容を聞き、ピッコロやクウラのみならずラディッツと悟飯、ブロリーすらも驚愕しこれは一大事だとして気を引き締め始めていた!
一方ニィープは参加する宇宙の内訳をビルスとウイスから聞き其処もN.K.と変わらない事を確認して頷いていた。
ただ第7宇宙は人間レベルがN.K.にあった3.18から6.25まで上昇していたと聞き驚いていたが、どうも暗黒魔界の方でも意識改革があり向上と新たな王候補のミラの考えが浸透した結果人間レベルの上昇に繋がったと言う事らしい。
しかし矢張り7未満なのには変わらず大会に参加する事は覆らなかった様だった。
「おいお前達、この大会は絶対に負ける訳には行かんぞ!
最高のメンバーを選出して他の宇宙を全て倒し何としても勝ち残るぞ!!」
「ビルス様、何時になく真剣ね〜。
まぁ、私もまだ消滅なんてしたくないから本気でやらせて貰うわ。
主にルールが許す範囲で何でもしてやるわ」
「ふむ…………ならば地球戦士を全員呼び出して会議するとしよう。
ミラや一星龍達も当然呼んで誰が出るか決めるぞ」
そんな話を聞いたクウラ達の行動は早く、Z戦士やミラ達を全員早々に呼び出して神の神殿の広場で会議を始めようとしていた!
この時ウイスはテーブルと椅子を作り出し、ニィープはミスター・ポポと一緒に料理を作り話を捗る様にするのであった。
因みにこの際ベジータはブルマとの間に第二子が産まれる寸前だったので出場出来ないと少し揉めたのだが、ウイスが魔法で第二子…………ブラをその場で安全に産まれさせたので問題無く出場出来る様になっていた。
ベジータとしては複雑だったが、ブルマの年齢や体力の事も考えたら文句も言えず大人しく神の神殿へと付いて行くのであった。
それから1時間以内に全戦士が集まり、ブルマやチチ、ビーデルも来てニオ達と共に料理を作り上げて悟空達に振る舞っていた。
「さて、先ずルールとして48分間の全選手による宇宙生き残りサバイバル方式、最後に舞台に残っていた宇宙の選手の勝ちとなる。
武舞台から落ちれば負け、気絶しても武舞台の上なら失格にならず目を覚ませば戦線復帰可能、公平性を求めるとして舞空術の使用は出来ず重力も生まれた星の重力が掛かるとの事だ。
他にも界王やら破壊神等の現在進行系で神になってる者は選手にはなれず、術による物以外の武器使用は禁止、対戦相手の殺害禁止、仙豆等のドーピング禁止とあるが、まぁこっちは大丈夫だろう。
出場選手に悟空とベジータ、ラディッツとニィープ、クウラとブロリーは確定だ。
この6人は不完全とは言え身勝手の極意や破壊神の力、そして超フルパワーサイヤ人4限界突破になり最高戦力として数えられるからな。
だから残る4人はどうするかだが…………」
「では先ず俺とトワから話そう。
現在暗黒魔界の統治に手が離せず、更には…………これは私事になるが、トワとの間に産まれた息子である『フュー』の教育に力を入れねばならない。
だから俺達は参加出来ない、済まないな」
「いいっ!?
ミラ、おめぇ一体何時トワとやる事やってたんだ!?
てか息子が出来たんか…………分かった、おめぇ達の分までオラ達が頑張るから安心してくれよ!」
するとミラとトワは暗黒魔界の統治、更には何時の間にか産まれた息子の育児と言う物に手が離せないと告げて周りを驚かせた。
が、ベジータの時は最高戦力だったからどうしても外せなかっただけなのでミラはフリーザ達やクリリン達と同レベルなのでビルスは事情を考慮する事とするのだった。
これも偏にベジータが我儘の極意“兆”を会得したのが原因であり、強くなり過ぎるのも考え物なのだとベジータは此処で学ぶのであった。
「じゃあピッコロと悟飯くんに聞きたいけど、それぞれオレンジピッコロ、そしてビーストに問題無く成れるの?
大会の開催時期に何か予定は無い?」
「俺は問題無い。
戦力としては悟飯はビーストの力を自在に引き出せる様に訓練して成果が出た。
オレンジピッコロにも当然成れるので俺は力になれる。
問題は悟飯の方だが…………」
「其処は心配しないで下さい、その時は予定を空けて大会に集中出来る様にします。
そして大会が始まる寸前まで身体を温めて力を発揮できる様にします」
次に悟飯とピッコロは出場可能らしく、更には悟飯はビーストの力を自在に引き出せる様になったらしく第7宇宙最強の戦士の力を他の宇宙に見せ付ける事が出来ると分かりビルスは上機嫌になっていた。
ともすれば残りは2人となり皆その2人をどうするかと考えていた。
するとニィープが手を挙げて意見を発信し始める。
「なら私としては人造人間の中の誰かと何方かのブウ、この2人が出てくれたら盤石な布陣になるって考えてるけど…………17号達やセル、ブウ達はどうなの?」
「成る程な、だったら永久式エネルギー炉を持つ俺達の誰かが出るのが良いだろうな。
スタミナが無限に続く上に回復も其処まで必要じゃない、いざと言う時はリミッター解除も出来る、セルもそれで良いだろう?」
「ふむ…………ならば17号、お前が出ろ。
クリアセル+界王拳の力と同等のパワーを持つお前ならば心配は無かろう」
すると人造人間側で話を進め、17号がN.K.通に出てくれるらしく此処は矢張り既定事項なのだろうとニィープは考えていた。
が、次のブウが問題である。
ミスター・ブウの方は休眠の時期が近付いているであろう筈なので力の大会開始前に寝てしまう可能性が高かった。
それを察してるミスター・ブウは頭を掻きながら首を横に振っていた。
ならば残るは悪の心、本来ならば存在する事が無かった魔人ブウの方であるが…………此方は笑みを浮かべていた。
「ミスター・ブウは休眠時期が近付いてる事は私も良く知っている、だから何方かのブウが片方でも動ける様に休眠時期をそれぞれずらしていた甲斐があったと言う物だな…………私は問題無く出られるぞ。
それに禁止されているのはドーピングによる回復であって術による回復は問題無かろう?
ならば私が回復魔術で疲れた者を治し、物理ダメージを受け付けぬこの身体を存分に発揮しようではないか。
…………だが、より勝利を盤石な物にする必要があるのは間違い無い、だから私はこう提案しよう」
そして魔人ブウは持ち前の頭脳によりルールの抜け道により回復魔術による回復をさせると公言してビルスにハッとさせ、ニィープは何ならば吸収と言う相手を殺さず無力化出来る技もあるのでブウが出てくれるならば勝ったも当然…………いや、あのチート存在の事があるので油断は出来ないとして慢心はしなかった。
が、魔人ブウは此処で更なる提案をするとしてミスター・ブウの方を向きながら口を開く。
「ミスター・ブウ、善なる私よ。
お前は休眠に入るから力になれないのだろう?
ならば一時的で良い、この大会が終わるまでの間私と1つになってくれ。
そうすれば私の力は更に増し、超フルパワーサイヤ人4や超サイヤ人ブルー進化やブルー界王拳を上回る絶大なパワーを発揮出来るだろう。
まぁ、破壊衝動の塊だった私達がカイカイマトルごと消えてるので完全な物にはならないが、それでも今の私達ならば全盛期すら上回る力を持てるだろう。
それで、どうするのだ善なる私よ?」
「うーん、サタンや皆が消えるのは嫌だから分かった、この大会中は1つになるよ。
だけど、必ず勝つって約束して欲しいな」
「ああ安心してくれ、『魔人ブウ』の名と存在に掛けて誓おう」
「うん、じゃあサタン、大会が終わるまでの短い間だけちょっとお別れだよ。
大丈夫、必ず帰るから」
「……はい、分かりましたよブウさん。
帰ったらお菓子パーティーをしましょう!」
魔人ブウより提案された善と悪のブウの力の大会中の融合。
それはピッコロと神が合体した時と同じく絶大なパワーを発揮する事は間違い無く、更にブウと言う存在が故に分離が驚く程簡単に出来るのでこの提案はアッサリと承諾され、悪の魔人ブウをベースに2人のブウは1つとなったのだった。
その結果、魔人ブウが力を入れると何と超フルパワーサイヤ人4限界突破に迫るは程のパワーが発揮され、これでも8割なのでフルパワーを発揮すれば間違い無く超フルパワーサイヤ人4限界突破やビーストと並ぶ超戦士となる事は確約されていた!!
これにはニィープもビルスも驚き、そして破壊衝動の塊である純粋ブウが残ってたらどうなってたか分からないレベルの物だったので予想を遥かに超える物をお出しされ皆は驚きっぱなしであった!!
「…………ふむ、これで10人は確定ですね。
ならば他の皆さんは兄さん達のスパーリングをして身体を温めさせて万全な状態でこの大会…………力の大会とやらに臨める様にしましょう」
「そして孫やベジータ達の不在の間は俺達が地球や第7宇宙を守ろう。
何が起きても孫達が帰って来る場所は守り抜くぞ。
良いなクリリン、ヤムチャ、サタン、ナッパ、パラガス?」
「ああ、勿論さ。
悟空、17号、皆、この宇宙の命運は皆に任せたぞ!」
「ああ、分かってるさクリリン!」
そしてフリーザが咳払いしながら代表選手のスパーリングをするとしてそれぞれ誰が誰の相手をするか決め、更に天津飯やクリリン、サタン達は悟空達の不在の間に起きるトラブルは自分達のみで解決するとして悟空達の集中が途切れぬ様にするのだった。
そうして神の神殿から地上や月等に戦士達が行くと早速スパーリングを開始し、悟空やベジータ、ニィープ達は迫る力の大会までの間に全ての調整を済ませようとするのであった!
またビルスはこの決まった代表選手10名こそが第7宇宙が用意出来る最高戦力の集まりとしてこの宇宙の命運を託すのであった……!!
その翌日、悟空とクリリンがスパーリングをするとしてニィープやクウラ達も見学する中、クリリンは早速神威と界王拳を重ね掛けし悟空も超サイヤ人ブルー界王拳となり本気の本気による臨戦態勢へと入っていた!
勝負は何方かが参ったか気絶したら負けと言うシンプルな物にしており、何方が先に音を上げるのかの根比べも兼ねていた。
「そんじゃ行くぜ悟空……俺の新技と意地、これを超えて行けよ!!」
「ああ、来いクリリン!!」
『はぁぁ!!』
【シュン、ドガァ!!!!
ビシバシバシガギドガバギドガバギビシバシ、シュン、ビシバシバシガギドガバギドガバギビシバシビシバシバシガギドガ!!!!!!】
其処から始まった親友同士の手抜き無しの手合わせにニィープやクウラ達も選ばれなかったとは言えクリリンも十分代表選手に成り得た程の実力者であると痛感し、この歴史に於けるクリリンはゴールデンクウラや超フルパワーサイヤ人4とも互角に闘える程の強者なのだ!
するとクリリンは気円神斬を放ち、悟空はそれを回避した…………その瞬間、気円神斬その物が元の1枚+3枚にパワーが分散せずに分裂し、フリーザのデスソーサーの様にコントロールされて悟空を追尾していた!!
これには悟空も驚きながらも気円神斬を即座に界王拳20倍のパワーが上乗せされた巨大なかめはめ波で1箇所に纏まった瞬間を薙ぎ払い、次にクリリンを見ると何と今度は太陽拳を使用して来た!!
「くっ、だが目を閉じてれば……」
「まだまだぁぁぁ!!
100倍太陽拳だぁぁぁ!!!!!!」
【ビカァァァァァァァァッ!!!!!】
だがクリリンは目を閉じられる事も織り込み済であり、太陽拳の事前に目を閉じれば回避出来ると言う弱点すらも克服した100倍太陽拳と言う圧倒的な光量で目を閉じていようが目を眩ませ、更には太陽拳の光がまだその場に残ると言う強烈な技と変化していた!!
「ぐっ、目が…………それにクリリンの奴、気を消して位置が分からなくなって…………!!」
「どりゃぁぁぁ!!」
【ドガァァァァァッ!!!!!!!!
ガンガンガンガンガンガァァァァン、ガラガラガラガラ!!!!】
更にクリリンは神威や界王拳のパワーをほぼ0にしつつ接近し、そして攻撃のタイミングで再び神威と界王拳を最大倍率で即座に発動させて悟空に強烈は蹴りを喰らわせる事に成功する!!
それにより悟空は岩を何枚も貫通しながら最後の岩の中に叩き付けられ、それぞれの岩は音を立てながら崩れていた!!
ニィープ、クウラ、更にラディッツはクリリンが此処まで気のコントロールを極めているとはと驚愕し、18号は夫の実力を間近で見ていたので笑みを浮かべていた!!
一方クリリンは悟空はこの程度では終わらないと考えながら身構えており、崩れた瓦礫の中から現れてからが勝負と考えていた!!
すると…………悟空は黒髪になりながら瓦礫から宙に浮かびながら出て来ており、そして青白いオーラを身に纏いつつ目を開くと瞳は銀になっており、悟空は身勝手の極意“兆”を発動させながら立ち上がったと皆に知らしめていた!!
「身勝手の極意…………まだ完全じゃないけど分かるぜ、ソイツは今の俺や天津飯、サタンやフリーザ達すらも超える力だって。
そしてその先がまだあるってな…………まっ、だからと言って簡単に負けてやる気は無いけどな!!」
「ああ…………まだまだ行くぞ、クリリン!!」
【シュン、ボボボボボボボボボボボボボボボン!!!!!!!!】
そうして悟空とクリリンは互いに音を置き去りにしながらの高速戦闘を繰り広げ、ニィープ達も気を抜いたら見失う程の力強く速い戦闘に集中力が研ぎ澄まされ、その一挙一動を見逃さなかった!!
更にクリリンは身勝手の極意“兆”に追い縋る為に何と神威発動下で使える界王拳の最大倍率を超えた30倍まで引き上げて1京3500兆まで戦闘力を底上げして身勝手の極意“兆”の半分以下とは言えど技術力と底力と意地でカバー出来るラインまで力を高め、悟空に何度も何度も格闘戦と気弾の応酬で喰らいついていた!!
これには悟空も素直に「凄え……」と言う感想を述べる程であり、ニィープやクウラ、ラディッツも見事とクリリンを賞賛していた!!
そして悟空、クリリンは至近距離でかめはめ波同士の撃ち合いになり気功波の塊が歪な形の球体として悟空側、クリリン側に何度も押し込まれながらも形を保ちながらその莫大なエネルギーの衝突は維持されていた!!
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!』
【ギュルルルルルルルルン、ズドォォォォォォォォォォォォンッ、キィィィィィィドゴォッ!!!!】
それからかめはめ波の方が先に爆発し、その爆煙と光の中を悟空とクリリンは突き抜け互いに最後の一撃を放った!!
そして…………悟空の身勝手の極意“兆”がクリリンよりも先に攻撃し、更にクリリンの攻撃を完成体と比べて精度が低いながらも防ぎながら、自身の攻撃をクリリンにクリーンヒットさせていた!!
結果クリリンは無茶な界王拳の倍率引き上げと悟空の一撃により気絶し、空中から落ちそうになった所を悟空に抱えられつつ仙豆を直ぐに食べさせて回復させられていた。
この結果にニィープ達はクリリンも良く頑張ったとして称えながら悟空の着地地点へと赴き、直ぐに目を覚ましたクリリンと悟空に接近する。
「クリリン、お前大分無茶したな?
神威を纏ってる中で発動出来る界王拳は20倍なのに30倍まで引き上げちまうなんて、身体を壊しちまう所だったぞ?」
「こうでもしなきゃ身勝手の極意に追い付けないって思ったからな。
でも負けちまったよ、完敗完敗、折角新技を披露したのに負けたら世話無いぜ全く!」
悟空とクリリンはそんな他愛無い会話を交わしながらも矢張りクリリン本人としては勝ちたかったらしく、悔しさが滲み出ており地面に大の字になりながら空を見上げていた。
其処にニィープ達が近付きそれぞれに話し掛け始めた。
「それでカカロット、ブルー界王拳や身勝手の極意の調子はどうなの?」
「ああ、ブルー界王拳の持続時間も身勝手の極意の継続時間も伸びてるし、身勝手の極意の反応精度もクリリンとの勝負のお陰でまた上がった気がするぞ。
この前兄ちゃんと一緒に亀仙人のじっちゃんと話して、身勝手の極意の完成体の予想図も教わったし無理せず其処を目指すさ」
「ふむ…………それでクリリン、貴様は此処で終わるたまでは無かろう?」
「勿論さクウラ。
俺も神威…………神の気を纏えるんだから目指してみようと思うんだ、身勝手の極意を。
天津飯やサタンも同じ意見だし、超サイヤ人とかに成れない俺達地球人が至れる頂が身勝手の極意かベジータの我儘の極意、或いはプラチナクウラみたいな破壊神の力なんだけどさ…………俺達は精神的に破壊神向きって訳じゃないからさ、だったら身勝手の極意を身に着けちまおうぜって決まったんだ」
「成る程な。
だが身勝手の極意に至るには自身の限界の壁を超え、そしてある一定の殻を突き破る必要があるぞ。
それは容易じゃないし、俺やカカロットもサイヤ人なりのやり方で殻を突き破れたんだ。
お前達地球人に同じやり方は無理だから、別の形で殻を突き破る必要があるが……それでも目指すんだな、身勝手の極意を?」
「ああ、悟空達に置いて行かれるのはゴメンだからさ。
それに17号達も新型の永久式エネルギー炉のポテンシャルを引き出す為に修行して基礎戦闘力のフルパワーを引き上げてるし、セルだって我儘の極意を目指すって言ってビルス様に頭下げたんだ。
ミラだってもう少し落ち着いたらトワと一緒に修行を再開するし、ナッパ達だって負けてられないって修行し続けてる。
ヤムチャさん達だってもっと強くなるって意気込んでる。
だったら俺達も負けてられないさ」
クリリンの口から語られた皆のこの先にある未来設計図を聞き、悟空達は矢張り戦士達全員は向上心の塊なのだと思い知り、更に18号の方を見るとニィープが超フルパワーサイヤ人4に成りながら殴ると18号もリミッター解除を一瞬行いながら拳をぶつけ合うと、何と力をやや抜いていたとは言えニィープの方が少しパワー負けする結果になりニィープ自身も驚いていた!!
17号はポテンシャルはより高く強いのでニィープも気を抜いたら追い抜かれると悟り、より修行に身を入れようと意識改革をしていた!
そして…………そんな未来設計図が後数日で消えるかも知れないと言う事実が悟空達の背中に重くのし掛かり、余計に負けていられないとして力の大会に対する気張りが強くなっていた!
そんな様子をビルスとウイスは天高く、衛星軌道上から見下ろしており悟空達はこの準備期間の数日でもっと強く仕上げて来る事を確信しながら他の代表選手達の下へと飛ぶのであった。
「カカロット、ラディッツ、クウラ様、どんな相手が来ても絶対に第7宇宙が勝ちましょう」
「ああ、そして超ドラゴンボールに対する願いも俺達代表選手達で決めた内容を叶えるぞ」
「勿論さ兄ちゃん。
…………もしもこんな形でならなきゃ、純粋に他の宇宙の強え奴と闘える事を楽しみにしてたんだけどな…………本当に惜しいぜ…………」
そんな中悟空が負けた宇宙の消滅と言う重い措置が無ければもっと楽しめたとこぼすと、ラディッツやニィープ、そしてクウラも…………恐らく代表選手達の全員や第7宇宙で悟空達の勝利を信じて待つ皆が一緒の想いである為、より一層自分達が勝利して最後の防波堤であるドラゴンボール、その最上位にして正に全能の超ドラゴンボールに代表選手全員で決めた願いを叶えて貰おうと決意していた。
もしもそれを神々が阻むのならば抵抗すると言う確固たる意志を固め、悟空達は残る数日を修行と休息の2つに割り振りながら次はクウラがフリーザの下へと飛び立ち、ラディッツとニィープは…………何と地獄へと赴き、バーダックやギネと修行しようと考えてラディッツの瞬間移動で閻魔大王の下へ跳び、地獄への瞬間移動の許可を勝ち取ろうとするのであった。
因みに修行はビルスの名の下に大会ルールに抵触しない程度なら何でも許すとされてるので閻魔大王が何か言えばビルスの後ろ盾を使ってしまおうとニィープは考えるのであった。
此処までの閲覧ありがとうございました。
力の大会第7宇宙代表選手は示された通り悟空、ベジータ、悟飯、ピッコロ、ラディッツ、ニィープ、ブロリー、クウラ、17号、魔人ブウとなります。
超本編で出禁喰らった魔人ブウが出ても良いの?とかの疑問があると思いますが、宇宙消滅の危機なのでやれる事は全部やります。
更にブウはミスター・ブウが休眠期間に入ってしまうので悪の魔人ブウベースで一時的に一体化して戦闘力も底上げしました。
結果、第7宇宙の戦力は全員フルパワーを発揮すると悟空とラディッツの超サイヤ人ブルー界王拳20倍以上の戦闘力を発揮します。
うーんインフレ怖いなぁ〜………でもこれでもまだあのチートキャラに勝てるか心配なんですよ………多分本作だと悟飯のビーストでやっと互角だと思われます………ホント何なのあの破壊神を超える正義の権化は。
ちょっとピエロさん、彼の強さの秘訣を教えて下さいよ。
閑話休題
此処で一旦現時点の悟空達の最大戦闘力を掲載します。
孫悟空&ラディッツ
身勝手の極意“兆”:3京2000兆(完成率60%)
ベジータ
我儘の極意“兆”:3京3000兆(完成率60%)
ニィープ&ブロリー
超フルパワーサイヤ人4限界突破:6京7000兆
孫悟飯
ビースト:8京
ピッコロ
オレンジピッコロ:3京
クウラ
プラチナクウラ:6京9000兆(完成率85%)
17号
リミッター解除:3京7000兆
魔人ブウ
最大戦闘力(一体化後):6京7000兆
1番戦闘力が低いピッコロでも3京まで到達し、悟空達はまだ身勝手の極意や我儘の極意等の完成体があり、更にブロリーやニィープも黙ってこの戦闘力で胡座を掻く訳が無いのでもしかしたら力の大会中に戦闘力アップが起こるかも知れません。
しかもビーストに至っては悟飯の怒り具合で戦闘力が更に上がるかも知れません………が、今回怒るべき相手が居ないのでもしかしたらこの戦闘力が平常時のビーストの最大戦闘力かも?
次回もよろしくお願い致します!