今回は力の大会準備期間後編になります。
代表選手に選ばれた中でも悟空達以外にフォーカスを当てて色々と話を進め次回には力の大会へと突入します。
そして………今回の話を更新する時にお気に入り登録者数が遂に1000になりました!!
お気に入り登録者様が此処まで増えた事は本当にこの小説を書いてて良かったなぁ〜と感じられて嬉しさで一杯です!!
本当に、本当にありがとうございます!!
そしていよいよこの作品に終わりが見えて来ましたのでこのまま走り抜けて行きたい所存です!
皆様それまでお付き合いして頂けたら幸いです!
では、本編へどうぞ!!
クウラはフリーザの居る木星の衛星の1つへと飛んで行くと、フリーザも兄が此処に来ると悟っていたので初めからゴールデン化しながら佇んでいた!
それを見たクウラは歩きながらゴールデンクウラと成りつつ相対していた!
「成る程、此処ならば地球に被害は及ばん。
思う存分俺達の修行が出来る訳だ、考えたなフリーザ」
「ええ、それに孫悟空達に追い抜かれっぱなしは癪に障るんでね………兄さんとの修行で僕が至りつつあるこのゴールデンフリーザの先の力を、プラチナクウラにも負けない力を完成させる気で居ますよ。
だから兄さん、本気且つ気を抜かない様にして貰いたいですね」
「フッ、良いだろう。
俺も貴様のその先の力が見てみたいとたった今感じ始めた所だ。
簡単に壊れてくれるなよ、フリーザ!」
「勿論ですよ!!」
【ドゴォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!!!!】
ほんの少しの会話を交わした所でクウラとフリーザの最凶兄弟は激突し、激しい格闘戦を衛星上で繰り広げる!!
更にフリーザは話した通りゴールデンフリーザの先の力………ニィープが居たなら分かった事だが、N.K.の中にある情報、フリーザが身勝手の極意や我儘の極意すらも上回る形態、フリーザ自身が『ブラックフリーザ』と名付けたそれに今現在到達しつつあるのだ。
それも精神と時の部屋を利用せずに。
これも偏に悟空達に悟られたくないと言う打算的な物が無い上にこの世界には自分よりも上へと先に到達する尊敬に値する兄クウラが居る。
そのクウラに負けず、また孫悟空やラディッツ達に一泡吹かせる為に只管修行し続けて来た結果、ブラックフリーザへの道が力の大会前に開き始めているのだ!!
『デスフラッシャー!!』
【ギュォォォォォォォン、ズドォォォォォォォォンッ!!!!!
ドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギドガバギ!!!!!!】
そんな悪の2人の兄弟は互いにゴールデンの力を極めつつクウラは完成率85%のプラチナクウラに成りながらフリーザを圧倒し、だがフリーザもブラックフリーザの片鱗が現れ始め完全にとまでは行かずともある程度現段階のプラチナクウラに喰らい付いていた!!
そんなフリーザ一族きっての天才2人の互いに一歩も譲らず相手を刺激し合う激闘の影響なのか、クウラはよりプラチナクウラの完成率が高まって行き、フリーザもブラックフリーザの覚醒の兆しが更に見え始めていた!!
矢張りお互いに似た性質を持つ兄弟であるが故に両者が激しいトレーニングをやればお互いのポテンシャルが引き出されて行くのだろう!!
『うおおおおおおおおおおおおお!!!!!』
【ドガバギドガバギドガバギドガバギ、ガシッ、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!】
そして両者は格闘戦から取っ組み合いで相手を押し込もうとして、矢張り力の完成率が高いクウラの方がフリーザを押して行くがそれでもフリーザの方も力の限り踏ん張って居る為クウラの思った様に押し込めずにいた!
更に2人はオーラを噴出してより一層取っ組み合いが激しくなり、それから何方からともなく手を離して再び格闘戦へと縺れ込んだ!!
お互いにパンチやキックが身体に叩き込まれ、傷付いて行く中でクウラとフリーザはこの充実としたトレーニングを更に充実にさせようと己が中に眠るモノを引き出そうと力を込めながら拳を振り翳すのだった!!
そんな様子をビルスとウイスは見ており、これなら勝手に任せてもクウラならばより力を高めながら力の大会に臨めるだろうとして次の者の居る場所へと高速移動術で移動するのであった。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、ガンマバーストフラァァァァァァァッシュ!!!!!!!!」
「魔閃光!!!!」
「魔貫光殺砲!!!」
「ギガンティック・オメガ!!!!」
【ドォォォォォォォォォォォォン!!!!!】
一方カプセルコーポレーションの重力トレーニングルームにて、ベジータは珍しく悟飯とピッコロ、更にブロリーを呼び付けて3人で乱戦式トレーニングを行っていた!!
そしてベジータはファイナルフラッシュの強化発展技の1つであるガンマバーストフラッシュを披露すると悟飯も魔閃光、ピッコロも魔貫光殺砲を、ブロリーもギガンティック・オメガを放ち4つの気功波は衝突し合いながら大爆発を起こした!!
更にベジータ達は乱戦に乱戦を重ねながらトレーニングルームで激突し………それから数十分後、4人はボロボロになりながら重力トレーニングルームから外へと出て来ていた。
「ふ~ん、中々中で凄まじい乱戦をしてたらしいじゃないかベジータ、悟飯、ピッコロ、ブロリー」
「あ、ビルス様にウイスさん、お疲れ様です!」
「それで、このトレーニングの成果は如何でしょうか?」
「ああ、このまま続ければ俺の我儘の極意もまた完成に更に近付き、最低でも9割は完成させてから力の大会へと臨めるだろう。
その間にピッコロも戦闘力を上げるだろうし、悟飯もビーストの力を順当に慣らして戦闘力を更に引き出せる筈だ」
ベジータ達が外へ出れば其処にビルスとウイスが立っていたのでそれぞれ成果を話し、それ等を聞きビルスもまた力の大会までに此方も更に強くなれると聞きやれるだけやらせようと言う気になっていた………が、悟飯が何故か悟空達と修行しないのか気になり少し話題に出す事にした。
「時に悟飯、君今回はピッコロは兎も角ベジータと一緒に修行してるじゃないか?
何故悟空とラディッツ、ニィープと一緒に修行しない選択をしたんだい?」
「フッ、悟飯も男だと言う事ですよビルス様」
「ええ、何時までもお父さんや伯父さん達に頼りっぱなしになるのは違うと考えて、だったらお父さん達を良く知って超えようとしてるベジータさんの意見も伺おうって事にしたんですよ。
その条件として今回はピッコロさんも交えて乱戦修行をしろと要求されました」
「成る程………矢張り偉大な父や伯父、そして伯母を超えたいのだな、次世代の戦士孫悟飯よ」
そして悟飯の悟空達に頼らず自分達が平和を守ろうとする確固たる意志を持ち、且つ悟空達を超えようと言う決意は変わらない事をビルスとウイスに示した。
それを確認した破壊神と天使は初めて会った時はまだまだ悟空達に守られる存在だった少年が今では守るべき物がある大人となり、そして父たちを超えようと強くなり続ける立派な戦士になったのだと時の流れ………人間の成長を肌で感じるのであった。
だがベジータを見ればまだまだ強くなり現役を続けてやると言う表情を見せてるので、悟空達やベジータにとって孫悟飯はライバルの1人として数えられる様になったのだった。
「ふむふむ、ならそのまま各々修行を続けてくれよ。
ボク達の宇宙を守る為に、そして君達が思い描く未来の為に、ね」
『はい/ああ!! /フッ…』
それ等を見届けたビルスとウイスはこの4人にもう言う事は無い、後は悟空達やクウラ達の様に自由に修行させようと考えカプセルコーポレーションから次に17号16号やセル、そして魔人ブウとミスター・サタン達が居る自然保護区の外れの海辺へと高速移動術で跳ぶのであった。
そしてベジータと悟飯、ピッコロ、ブロリーは更に修行を煮詰める為に休息後に再び重力トレーニングルームへと入り乱戦式の修行を続けるのだった…!
「ぶるぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「はぁぁぁぁぁ!!!」
「ふっ…!!」
「せりゃっ!!」
【ドガァァァァァッ!!!!!】
次に跳んだ先でビルス達の目に飛び込んだのはセルと魔人ブウ、17号と16号がそれぞれこの海辺へと来ていたドクター・ゲロと21号のお手製バリア内で1対1の戦闘を繰り広げ、それぞれ力を伸ばそうとする光景であった!
しかもセルは四身の拳………但しデメリットが消えてそのままの実力の4人となる改良版………を使いながらクリアセルに界王拳30倍を重ね掛けして合体した魔人ブウと激突して17号達よりも苛烈な戦闘と化していた!!
「へぇ~、四身の拳で増えつつクリアセルと界王拳30倍を重ね掛けして今の魔人ブウに対抗するか。
セルも中々見所があるじゃないか。
17号も16号とのトレーニングを精力的にやってるし、期待が高まるばかりだよ」
「これはこれはビルス様にウイス様、こんな僻地へようこそお越しへ。
ささ、こちらのシートの上に座って下さい、21号が用意した紅茶とワッフルを食べて下さい」
「はい、お言葉に甘えさせて頂きますよ」
ビルスとウイスの存在に気付いたドクター・ゲロはシートの上でワッフルを食べながらのティータイムを勧め、2人はその言葉に甘えて座りじっくりと17号と魔人ブウ、更に16号とセルを観察していた。
16号は未来から帰って来た後躯体のアップデートが行われたのか、動きが未来の時よりも良くなっており此方も第7宇宙代表の一人になっても可笑しくなかった性能を発揮していた。
が、17号も同じく未来での闘いよりも強くなったのかその16号以上の戦闘能力を見せており、戦闘力を数値化すれば間違い無く9000兆すら超えて1京以上になるだろう。
その上でリミッター解除を行えば3京以上まで届くだろうと思われるので、間違い無く神の気を持たない者としての最高峰の戦士に数えられるとビルスは考えていた。
「あ、そう言えばさ、リミッター解除の持続タイムはどうなってるの?
未来では360秒、つまり6分でオーバーヒートによる強制クールダウンが発生してたけど、今はそれよりも長くリミッター解除を保てそうなの?」
「はい、あれから17号達からの打診を受けてゲロ博士と私でリミッター解除の持続時間を何とか延ばせないか見直していました。
結果、8分半までなら何とか延ばせる様になりましたが………それ以上は17号達の身体が保たずエネルギー炉暴走による自己崩壊する危険性があったので彼等の安全性を考えてリミッター解除持続時間は8分までとさせて貰ってます。
代わりにクールダウンタイムの効率化を図れないかと日夜研究を重ねた結果、クールダウンタイムを6分から4分までの短縮化に成功し、且つ副次成果としてリミッター解除を1分から3分の間まで行い再びリミッターを掛ければ戦闘力が普段の3分の1まで減少しますが継続戦闘が可能になり、この際のクールダウンタイムは30秒と短くなってます。
更に10秒とかそんな短い時間だけリミッター解除を行った場合は戦闘力の減少を起こす事無く戦闘可能になりました」
「ふむふむ………君達も頑張ってサポートしてるのは分かったよ。
それも頭に入れながら代表選手達の戦闘力やら諸々を考えればこれが此方が用意出来る最高の戦力だと誇れるだろうね」
更に17号達のリミッター解除についても効率面と持続時間が延びたりクールダウンタイムも短くなり、更に一瞬リミッター解除した程度では戦闘力ダウンも発生しないとお墨付きを得て人造人間勢もまた最前線に立つ性能と奥の手の改良が施されたとビルス達は理解するのだった。
そんな中、セルと魔人ブウの対決が佳境に入りセルはかめはめ波、魔貫光殺砲、極太のデスビーム、そしてファイナルフラッシュを一斉に放ち魔人ブウでなければ大怪我を負う所か死にかねない4重のエネルギー波がブウに迫る!!
だが魔人ブウも黙ってみている訳が無く、彼もセルが放ったかめはめ波よりも更に巨大なかめはめ波で迎え撃っていた!!
「ふぅぅぅぅぅぅ、波ぁぁぁぁ!!!!!!」
【ギュォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!】
そうして気功波の撃ち合いが発生し、互いに押し倒されてを繰り返して行き………最後は魔人ブウが気合を入れた瞬間ブウのかめはめ波が4重エネルギー波を押し返しセルを飲み込んだ!!
しかしセルも直撃寸前に瞬間移動で回避し、魔人ブウの背後に回ろうとした………が、魔人ブウも瞬間移動を行い瞬間移動空間の中での戦闘が発生し、最後は魔人ブウが回し蹴りを喰らわせてセルからダウンをもぎ取りつつ海の中に落としたのだった!!
「【バシャッ!!】はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………ふう、成る程、これが合体した後の魔人ブウの戦闘力か。
確かにこれならば余程の相手が来ない限りブウにダメージを与えられず、更に回復魔術によって他の選手を戦闘復帰させつつ自身も無限のスタミナによる疲労知らずの戦闘が可能であり、誰かの盾にもアッサリなれる………正に第7宇宙の生命線、タンク役とヒーラー役を兼任する重要人物だな。
お陰でこの先の目指す物の参考になった、感謝するぞ」
「セルも未来での闘いから更に鍛え上げた事が良く分かった。
代表選手に選ばれなかったのは残念だと思うが………フリーザや君の分の想いもこの拳と背に乗せて闘うと誓おう」
それから海から上がったセルを魔人ブウは手を貸しながら地上に戻ると、互いに成果やそれぞれの思い思いを口にしながら握手を交わしセルは第7宇宙の命運をブウに預け、ブウも託された物の重さを理解しながら受け取っていた。
一方17号と16号のトレーニングも一時休憩に入ったらしく、バリアが解除されて皆がビルスやドクター・ゲロ達の下へと赴いていた。
「それでどうなんだい17号、魔人ブウ?
力の大会までに何か成果は出そうかな?」
「ああ、身体を十分温められると思うし何よりお互いの手持ちの札の共有も出来そうだ。
これなら力の大会で足手纏いになるなんて情けない事にはならないさ」
「そしてそれは孫悟空達も同じだろう。
あの身勝手の極意や我儘の極意と言った力、もし力の大会が始まるまでに完成しなかったとしても試合中に完全な物になるだろうと言う確信が我々にはある。
何故ならば………彼等もまた限界知らずの超戦士だからな」
ビルスの問い掛けに17号と魔人ブウは不敵な笑みを浮かべながら答え、更に悟空達の仕上がりの予想図まで立てておりそれ等と追従する、横並びになる自信があるとすら思わせる態度を取りながらストレッチをして身体の凝りを解していた。
そうしてビルスは悟空達の様子見から始まった代表選手の視察も十分だと判断し、残りは全員の邪魔をしない様に当日まで黙って見守る事とすれば良い、そうすれば悟空達ならばやり遂げると言う信頼を持つに至っていた。
そしてワッフルを食べて紅茶を飲み終えるとウイスと共にシートから立ち上がり始めていた。
「そう言えばワシからの素人質問なのじゃが、魔人ブウよ。
お前は何故界王拳による戦闘力倍増を行わないのだ?
今のお前ならば界王拳を使いさえすれば誰にも負けぬ強さを得られると思うのだが?」
「良い質問だなドクター・ゲロ。
私が界王拳を使わない理由は幾つかあるのだが主な物を挙げて話そう。
先ず私は無限のスタミナがあるから界王拳を無制限に使用出来ると考えている様だがそれは違う、何故ならば同じ理屈でセルも無限に等しいスタミナがあるのに界王拳を使えば疲労が蓄積されているだろう?
そもそも界王拳とは表面で見えるスタミナが減るのでは無い、この身に宿る気の根源とも言うべき物を燃焼させて戦闘力を一時的に倍増させる技なのだ。
その気の根源………魂の力と言うべきか?
それを消費するが故に肉体にも甚大な影響を及ぼし、更に無茶な力の倍増により身体が壊れるのだ。
そんな物を使えば幾らこの魔人ブウと言えど界王拳で疲労困憊になるのは自明の理なのだ。
第7宇宙の生命線の役割を持つ私が真っ先に脱落してはならない、それもあり界王拳を使わないのだ」
ドクター・ゲロの界王拳に関する質問を魔人ブウは己の頭脳を以て理解し尽くした界王拳のメカニズムを話すと、魂の力を燃焼させると言う言葉に驚き界王拳はそんな物だったのかとドクター・ゲロも21号も驚いていた。
だがそれならばセルも疲労困憊する理由が説明可能であり、また身体への影響も余りにも大きいと言えるだろうと結論付けた。
17号も気の根源、魂の力を燃焼させると聞きそれだと気を持たない人造人間では幾らやろうと界王拳を習得は出来ないのも納得出来るとして耳を傾けていた。
「更にこれは私自身の問題なのだが、私は界王拳との相性が頗る悪いのだ。
そもそもとして私は他の皆と違い魂の力を一度消費すると回復する速度が余りにも遅く、それこそ休眠期に入らないと十全な状態に戻れないのだ。
その為なのか、仮に界王拳を使えたとしても精々3倍までしか引き上げられない上に他の皆よりも魂の力を大きく消費する為直ぐにへばってしまうのだ。
例えるならば超サイヤ人3に長時間変身し続けて行くと気を溜める所か肉体への負担と気の消費の激しさが溜める速度を上回ってしまい変身が解除されてしまうのと同じ現象が私に起きるのだ。
そうなってしまえば私はただその場に居るだけの木偶の坊と化してしまい皆の足手纏いとなるだろう。
よって私とミスター・ブウは界王拳の使用を最初の段階から諦めていたのだよ」
「ふむ………成る程、魔人ブウの魂は他の生物の魂と異なるが故にそうなるのか。
後学になるしそれならば地力をとことん伸ばした方が効率が良いと言えるだろうね」
更に魔人ブウは界王拳との相性が最悪なのだと告白すると、これもまた彼自身の説明で理解出来る物であった。
故にブウに界王拳を使えなどと言う愚考はしない方が第7宇宙の為にもなると考え、これを悟空達と一度情報共有させておこうと考えビルスはウイスに説明に一度行かせる様に目配せをしていた。
更にゲロもそれ等を聞いて魔人ブウ達が界王拳を使わない事が腑に落ちて頷き、彼も同じくブウと界王拳の組み合わせを捨てる事とするのであった。
「それじゃ後は各々に任せるとするよ。
残り数日の間、怠ける事無く身体を温めて置くんだぞ?」
「フッ、勿論さ」
そうしてビルスとウイスは地球の食べ物巡りの旅を今日一日はやろうと考えながら高速移動術で予め調べていた美味しいと評判の店を訪ね其処の看板料理を食べて行くのだった。
一方17号と魔人ブウ、それだけではなく悟空達も修行と休憩を適度に挟みながら力の大会までにやれる全てをやり切って臨める様にして行くのであった。
またこの中で悟空とラディッツの身勝手の極意、ベジータの我儘の極意は完成率が更に上がって行き、クウラに至っては遂にプラチナクウラが完成し破壊玉を任意の大きさで飛ばして『破壊』を行えるまでに至った。
悟飯もビーストの力を身体に馴染ませた事で戦闘力の引き出しもよりスムーズに行える様になり、且つピッコロとの精神修行で油断と慢心が消え去り倒せる時に相手を倒す精神力が付いていた。
またブロリーとニィープも超フルパワーサイヤ人4限界突破の力を引き上げる事に成功し、誰が見ても成果は十分だと言える物に仕上がって行くのであった…。
力の大会開始4時間前の夜、その日第7宇宙に侵入する者達が居た。
その者達は第9宇宙からやって来た刺客であった。
こんな時に何の為にやって来たのかは明白、第4宇宙の破壊神キテラ唆された破壊神シドラとそれの相談を受けた界王神ロウによって第7宇宙の選手を抹殺して大会に出場出来なくさせようと言う魂胆であった。
幾らキテラに唆されたと言えど、最終的な判断を下したのは破壊神シドラ、及び打算的な考えを持っていた界王神ロウである。
そもそも界王神ロウは第7宇宙の提案により人間レベル7未満の宇宙が即座に消滅する事を免れた等と言う事を信じていなかった。
孫悟空と言う男とビルスが全王様を誑かしたのだと信じて疑わず、そんな者達に制裁を加えると言う思惑もありシドラの提案に乗り刺客を送ったのだ。
「全員配置に付きました」
『良し、ならば早速動け。
全王様を誑かした不届き者を成敗するのだ!』
そして西の都郊外に刺客達は降り立つと、集まって来る代表選手を消そうと動き出したのだった。
………最も、それが事前に察知されていなければ上手く行ったかは兎も角襲撃自体は出来ただろう。
この世界には前世の記憶を持つ者が2人居る、1人は現代の大界王神ケン、もう1人はサイヤ人ニィープだ。
2人はこの時間に第9宇宙から刺客が来ると天津飯達に知らせ、神の神殿でピッコロとデンデに地上を監視させ刺客が来れば即座に戦士達が対応する様にする用意が整っていたのだ。
最もその戦士達は代表選手なのかと言えば否、代表に選ばれなかった者達である。
「おい、お前達が第9宇宙からの刺客って奴か?」
「んな、何故我々が此処に来るとバレて!?」
「皆の邪魔はさせない!!」
「さあ掛かって来い不届き者達よ!!
此処からは我々ギニュー特戦隊とクウラ機甲戦隊、そして地球戦士達が相手になるぞ!!」
其処に集まったのはヤムチャ、餃子、ギニュー特戦隊とクウラ機甲戦隊達雑兵掃討の戦士達と天津飯、ミスター・サタン、クリリン、そしてナッパとパラガスの最前線戦士5名であった!!
彼等は勿論ニィープ達の情報と連絡により第9宇宙の刺客達を逆に襲撃し、悟空達の邪魔はさせない様に動き出していたのだ!!
そして刺客達とヤムチャ達との闘いが始まったのだが………この世界のヤムチャ達も既に戦闘力はアルティメット化によって遂に100兆を超えるに至りちょっとやそっとの敵では余裕に倒せるレベルにまで登り詰めたのだ!!
よって戦闘力は其処まで無い刺客達に勝てる通りは無くそのままをヤムチャ達だけでも制圧が可能だった!!
「く、くそ、こうなったら喰らえ、シドラ様より貰い受けた破壊の力を!!」
だが刺客達の1人は破壊神シドラにより破壊玉と破壊の力の一部を授けられており、幾ら戦闘力100兆を超えたヤムチャ達でもこれを受けたら拙く、下手したら消滅するだろう!!
だがそれを許さない者はしっかりとこの場に居る、そう、天津飯達最前線メンバーだ!!
彼等は神威を纏い、超サイヤ人ブルー、超サイヤ人4に変身し破壊玉を抑えると、それをアッサリ叩き潰してしまった!!
「なっ、シドラ様の破壊玉が!?」
「ふむ………今のが第9宇宙の破壊神の力だったのか?
こう言っては何だが………幾ら一部とは言ってもこれは少し弱くないか?」
「ああ、これならビルス様の破壊の力の方が凄まじいまであるぜ。
どうやら破壊神と言ってもピンキリなんだろうな。
でもってそのシドラって奴は当然キリ側なんだろうぜ」
しかも破壊神の力を受け止め、叩き潰した5人はもしもビルスと同程度に強いならば界王拳や超フルパワーサイヤ人4を解禁する気でいたのだが、シドラの破壊の力が思いの外弱くこれならばヤムチャが受け止めても平気なレベルだっただろうと考えていた。
勿論これは一部なので大元を受ければヤムチャ達では危ないのだが、天津飯達ならば界王拳等を使わずとも押さえ込んだ上に潰せる程度ではあった。
これにより天津飯達による破壊神の格付けはビルスが上、シドラが下も下と言う物になり張り合いが無いとさえ思っていた!
「あ、あぁ………そ、そんな馬鹿な事がぁ………」
「リクームキック!!」
【ドガッ!!!
ドサッ!!】
そんな信じられない光景を目撃した刺客のリーダーは後退りしている所にリクームの蹴りを受けて気絶し、結果5分と経たずに刺客達は全員制圧されてしまい第7宇宙への襲撃は完全失敗と言う凄惨たる結果となってしまった!
「そ、そんなバカな………わ、我が破壊の力が………一部とは言えどあんなにアッサリと潰されてしまうなど………!!?」
「お、おのれ第7宇宙め………!!」
その様子を水晶玉から監視していたシドラとロウは天津飯やヤムチャ達の力に驚愕し、また天津飯が破壊の力を完全に押さえ込んだ事にシドラは狼狽し、ロウはテーブルを叩いて怒り狂っていた!!
「だ、だが代表選手の顔は割れた!!
あの三つ目の男とハゲ2人とオッサンの2人、アレが代表選手の内の5人に違いない!!
そして頬に傷のある男、アレも代表選手だと考えればまだ、まだトリオ・デ・デンジャーズ達でもやり方次第では勝てる!!
他の孫悟空を含めた4人も大体同じ位の強さと思えば………!!」
「そ、そうですなロウ殿!!
我々第9宇宙があの狼藉者達に負ける筈が無いですな!!」
しかしロウは直ぐに平常心を取り戻しながら天津飯達が代表選手だと暫定し、残りも同程度の実力だと想定して作戦次第では勝てると判断していた。
シドラもまた破壊神としてのプライドはあるのでロウの言葉を信じ、大会の中で第7宇宙を真っ先に蹴落とせば何とでもなるとして水晶玉を再び見つめていた。
『さて天津飯、こいつ等はどうするんだ?」
『ウイス様に第9宇宙へ送り返して貰おう。
我々自身には他の宇宙へ渡る力は無いのだからな』
『さて、恐らくこれを見てる第9宇宙の破壊神と界王神よ。
これに凝りたら下手な策は弄さない方が見の為だぞ?
あの破壊玉がもしも襲撃者の仲間に当たっていたら消滅してたのはその誰かだったのだからな。
その意味を重く受け止めておけよ?』
そして水晶玉の先でアレコレと話が進み、最後にパラガスの挑発的な忠告にシドラとロウは頭に血管を浮き出させながら睨んでおり今直ぐにでも第7宇宙へ乗り込みたい気分であった。
が、もしも派手に動けば全王様のお怒りを喰らいかねないのでもうこれ以上の行動は控え、更に力の大会開幕まで残り時間は後僅かなので集まった代表選手達と最後の作戦会議をして絶対に勝ち残ろうと策を張り巡らせようとするのであった。
………だがシドラとロウは知らない、あの場に居た者の中に代表選手など1人も居なかった事を。
シドラとロウは知らない、代表選手に選ばれた者達は天津飯達よりも更に力が強く悟飯に至っては破壊神ビルス以上の戦闘力を得ている事を。
そしてそんな現実を思い知る時はもう刻一刻と迫っているのであった………。
此処までの閲覧ありがとうございました!
魔人ブウが界王拳を上手く使えない、界王拳の本当のメカニズム等の設定は本作のみの独自設定になります。
最近やってたドラゴンボールDAIMAの方で魔人ブウの細胞を使った新しい魔人の一人が何かスタミナ切れ(チョコクッキー切れ?)を起こしたシーンが目に入り其処から魔人ブウも界王拳を使ったらスタミナ切れでバテてしまうと言う物が閃きました。
そして天津飯達の最後の活躍として第9宇宙の刺客の制圧+悟飯達の存在の隠匿と言う物に成功すると言う物でした。
シドラとロウには悪いですけど悟飯達の力に徹底的にビビり散らかして貰います。
また他宇宙の代表選手になりますが、第6宇宙の一部選手がオリキャラのアレッタ、ワッシュに変更します。
後、その第6宇宙は原作通りの強さになるかと言ったら答えは否です。
具体的な事は力の大会中に判明します。
それを含めてお楽しみ下さいませ。
次回もよろしくお願い致します!