力の大会編は事前告知となりますが次回、或いは次々回で終わります。
それぞれの残った宇宙の戦士達がどんな闘いを見せるのかお楽しみ下さいませ。
では、本編へどうぞ!!
「チィ、ウオラァ!!!!!!」
「あだだだだだだだだだだだだだだ!!!!!!」
「おおおおおおおおおおお!!!!!!」
【ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!!!!】
時を少し戻し、激しい攻防を繰り広げる悟空とブロリーはケフラの高い戦闘力を経験差で埋めながら攻撃を繰り返し、ケフラに決して平気ではない重たいダメージを蓄積させていた!
一方のケフラは経験の差により攻撃を見切られ、また悟空の身勝手の極意の精度が上がり始めた事で手痛い反撃や自動防御を何度も許し、その間にブロリーと合わせて攻撃もされている為徐々に、徐々に闘いの天秤が悟空達に傾き始めていた!!
矢張り孫悟空達は強い!
そう感じているケフラだが、それでも同じサイヤ人として負けられない、限界を極めたいと言う感情が湧き上がる事で何度も立ち上がっては超サイヤ人4ゴッドモードのパワーを振るっていた!!
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「流石だなキャベ、ワッシュ、いやキャッシュ!!
だがサイヤ人の王子としてまだまだ若造に負ける訳には行かん!!」
【シュン、シュンシュン、シュンドガァァァァァァァァァ!!!!】
更に我儘の極意の精度が高まったベジータもまたキャッシュと互角以上に闘い、破壊神の特性である相手によって戦闘力が変化する性質がサイヤ人の気質と合わさり『攻撃をほんの少しでも受ければ其処から相手に応じて常に敵対者の出力を超える気を生み出す』に変わり始めていた!!
此処が我儘の極意とプラチナクウラの違いであり、プラチナクウラは純粋に破壊神の能力を得たクウラとなるが、我儘の極意とはサイヤ人の特性と気質が合わさった破壊神の力なのだ!!
よってこの姿はベジータのみに許された物であり、そしてこれからもベジータの気質と合わさりつつ更なる力を得る事が確約されていた!!
「ぐ、ぐぅ………ベジータさんのパワーが止め処なく上がりつつある!?
これがベジータさんの………!!」
「キャッシュ、貴様達に感謝するぜ………貴様との闘いでこの我儘の極意、それが遂に………完成するんだからな!!
うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
【ギュォォォォォォォン!!!!!】
更にベジータはキャッシュの力を受け、悟飯とジレンの底知らずのパワーや悟空達の身勝手の極意の影響もあり………遂に我儘の極意が完成形態へと至った!!
そして完成された我儘の極意はベジータの気質と合わさり、『闘争心を燃やせば燃やす程力が増す』と言う性質を得ていた!!
しかもこの特性に加えて我儘の極意“兆”までの特性であるほんの少しのダメージから相手の出力を上回る特性も引き継がれており、この2つの特性を以て敵対者を完全に超える力を出力する事となった!!
そして今、キャッシュとの闘いで闘争心が最高潮に達してる為キャッシュを超えるパワーを以て其処に立っていた!!
「行くぞキャッシュ!!
アダダダダダダダダダダダダダダァ!!!!!」
【ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!!!!】
「う、うぐあぁぁぁっ!!?」
そうして完成された我儘の極意の力を以てキャッシュの戦闘力を完全に上回り、ベジータも戦闘力は現在は7京4000兆と言うそれまでとは比べ物にならないパワーを発揮し、キャッシュの戦闘力4京であろうと技術面や戦闘力で上回れた為に圧倒していた!!
更に破壊神の力の特性から此処から更に出力される力が上がるのだ、キャッシュには勝つ手段が無くなり完全に詰んだ状態となっていた!!
「うわぁぁ!!
っぐ、けど………第6宇宙の命運を賭けた闘いなんだ、例えベジータさんが幾ら上回ろうと………諦めきれないんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
【ギュビィィィィィィィン!!!!】
「ほう、まだ力が上がる余地があったか………それでこそサイヤ人だ!!」
しかし、キャッシュの不屈の闘志とサイヤ人の特性が合わさる事でキャッシュは5京5000兆にまでパワーが引き上げられ、追い詰められた事でより充実した戦闘力が発揮される事となる!!
ベジータは無論それを満足気に見ながらキャッシュと再び激突した!!
相手が強ければ強い程限界の壁を超えて力を引き出すサイヤ人同士の闘いの一角はより苛烈さを増し、シャンパやボタモ、サオネル達も固唾を飲みながらその様子を見守っていた!!
「うぉぉぉぉらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
【ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォォッ!!!!!!】
そしてラディッツとアレッタの闘いも戦闘力差は其処まで無く、しかしラディッツの身勝手の極意の精度が更に上がり始めて来ており、その状態は完成間近にまで迫っていた!!
結果、身勝手の極意による自動防御と反撃はアレッタのフェイントにさえも完璧な対応を行いつつカウンターを決めており、超サイヤ人4ゴッドモードでなければ今頃地面に倒れ伏している様なダメージが蓄積されていた!!
「ッ………すまんなカリフラ、キャベ、ケール、ワッシュ、アレッタ、そして………フロスト。
俺は此処までの様だ…」
【ドォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!】
「なっ、ヒットさん!!!」
その刹那、ニィープがヒットを遂に撃破し武舞台の外へと落とした!!
それに気を取られ、アレッタは視線をそちらへと向けてしまっていた!!
だがそれは………身勝手の極意を使用しているラディッツの前では隙を晒す行為であった!!
「隙ありだ、ファイナルスピリッツキャノンッッッ!!!!!!」
【ギュォォォォォォォォォォッ!!!!!!!】
「っ、しま、うああああああああああああああああ!!!!!!?」
【ズドォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!】
そうしてアレッタはファイナルスピリッツキャノンの直撃を受け、武舞台の外へと吹き飛ばされ最後は無情にも下へと落下して行く!!
結果、アレッタは脱落となりベンチへと送られるのであった!!
アレッタを撃破したラディッツは一息吐くと、横に来たニィープと拳を突き合わせ………そして、ジレンを倒す為に悟飯の下へと走り出していた!!!
この判断は至極当然であり、結局最強戦士ジレンを倒さねば力の大会を制する事は不可能なのだ!
よって、複数対1になろうが必ずジレンを倒すとアイコンタクトで互いに示し合わせたラディッツ・ニィープ夫妻はジレンの下へ真っ直ぐと向かったのである!!
「むっ、来るか第7宇宙!」
「えっ、伯父さんに義伯母さん!?」
「悟飯よ、ジレンのフルパワーはお前と全く互角と言う事は良く分かった!
ならば作戦は第2段階へシフトだ、第7宇宙の力を結集してジレンを落とすのだ!!」
「だから私達もその闘いに参加させて貰うわよ、悟飯くん!!」
ジレンがラディッツ・ニィープ夫妻の接近を感知し身構える一方、悟飯は2人がこっちに来るとは思っていなかった故に驚く。
しかし2人の言葉を聞くと同時に悟飯は一旦ジレンと距離を置くと、悟飯を中心にラディッツとニィープが左右に立ち、一呼吸を置いて3人は再び気を解放する!!
それぞれの戦闘力はバラけている、特にラディッツが1番戦闘力が低いが、それでも油断は出来ないとしてジレンは眼光を強める!!
「此処からは第7宇宙の総力を以って貴方を落とす!!
覚悟なさい、ジレンッ!!!!」
「来るが良い、俺は俺の正義を貫く為…貴様達に勝つ!!!!」
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!』
【ドゴドガバギドゴドゴドゴズダダダダダダダダダタンッッッ!!!!!!!】
そうしてニィープ、ラディッツと合流した悟飯のジレンとの激闘は第3ラウンドに突入し、それぞれが連係しながらジレンを攻撃し始める!!
しかしジレンは数的不利もまるで機にせずフルパワーを発揮し、全く互角の悟飯は兎も角戦闘力では僅かに劣るニィープや身勝手の極意が完成していない為1段戦闘力が劣るラディッツに容赦無くパンチを叩き込みダメージを負わせる!!
ニィープは超フルパワーサイヤ人4限界突破の耐久力で何とかゴリ押して反撃する………が、ラディッツは身勝手の極意の自動防御が追い付かず劣勢に立たされていた!!
「(………矢張り、俺はジレンには勝てん!!
奴に勝てる可能性があるのは悟飯や我儘の極意を完成させたベジータやクウラ様、そしてニィープやブロリーと………身勝手の極意を完成させたカカロットだ!!
ならば、俺は…!!)」
そんな中でラディッツはこの闘いの中で身勝手の極意を完成させられない事を既に悟り、ならば勝つ可能性がある者達に後を託すべく行動を開始する!!
その行動とは………身勝手の極意の今の精度で出来得る限りジレンに対応し、弟のカカロットに身勝手の極意、その完成形をイメージさせて其処へ至らせる事である!!
「うおおおおおおおおおお!!!!!!」
「伯父さん!!」
「待ちなさい悟飯くん!!
ラディッツの好きにさせて!」
「ふん、負ける事を承知で突っ込んで来るか………その度胸は認めよう、第7宇宙の戦士よ!!」
悟飯はラディッツの無謀な特攻を止めようとしたが、ニィープは長年のパートナー、妻、戦友にある阿吽の呼吸で何をする気なのかを察し、悟飯を制止させながらそれを見守る。
一方ジレンも何かを狙ってると分かりつつもそれすらも自身の力で捻じ伏せ、第11宇宙を護ろうと拳を振るった、気弾を放った、ラディッツの自動防御を易々と突破して大きなダメージを与えて行く!!
「(ラディッツはどうやら後を弟の悟空に託して限界の力を此処で出し切るつもりの様だな。
さて、果たしてそれが悟空にどんな影響を与えるか、だな)」
そんなラディッツの無謀な闘いを見届けているビルスやウイス、脱落したピッコロはニィープと同様にラディッツ自身の考えを悟りながらジッと見続けていた。
ラディッツ………弱虫と呼ばれた事もあるサイヤ人の男の渾身の力と、弟が限界の壁を超えて悟飯達と共に第7宇宙を勝利に導く事を信じて拳を振るうその姿を!!
「くぅぅぅぅぅ、カカロットよぉ!!!
俺には現段階ではコレが限界だ!!!
だがお前ならば………親父の息子であり、俺の弟であり、地球育ちのサイヤ人『孫悟空』ならば、この先へ行ける筈だ!!!!!!!
だからカカロットよ、兄を超えて身勝手の極意を完成形に導き第7宇宙を護れぇ!!!!!
俺も必ず修行でお前の立つ領域に追い付き、追い越してやるからなぁぁぁぁぁ!!!!!!
勿論悟飯、ニィープ、ベジータ、ブロリー、ピッコロ、クウラ様、17号、魔人ブウ、お前達も超えてやるぞ、俺はぁぁぁぁ!!!!!!!!
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、ファイナルスピリッツキャノンッッッ!!!!!!!!!」
【ギュォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!!】
そうしてラディッツは自分なりに精度を上げれるだけ上げた身勝手の極意を悟空に見せ、その先の完成形を必ず見出す様に叫びながら身勝手の極意の精度を8割方までこの土壇場で引き上げた!!
しかしそれが今の限界として後を残る戦士達に託しつつ、されどサイヤ人の矜持を捨てず必ず追い越すと宣言しながら父から受け継いだ最高の技をジレンに放つ!!!
その閃光にジレンは真っ向から受け止め、ラディッツの全ての力が込められた魂の一撃を何と両手で押し潰していた!!
悟飯でも本気になれば出来る芸当ではあるが、いざやられれば第7宇宙の一同、更に他宇宙の戦士達や共に闘った経験のあるザマスはジレンの強さに改めて度肝を抜かされてしまったのだった!!
「終わりだ、ラディッツとやらよ!!」
【バギィィィィィ!!!!】
「ぐはっ………………カカロットよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
【キィィィィィィィィィィィィン、シュン!!】
「第7宇宙、ラディッツ選手脱落でございます」
そうして全ての力を込めた影響で身勝手の極意“兆”が解けた瞬間、ジレンはラディッツが死なない程度に蹴り飛ばして場外へと落としてしまう!!
その際………ラディッツは奇しくも父バーダックが最期と一緒の………自身の全てを託したカカロットの名を叫びながら場外に落ちて行った。
そうしてそれを聞き届け、黙っている悟空では無かった!
「ブロリー、ケフラの相手は任せた!!」
「ああ、行けカカロット!!」
その雄叫びを聞いた悟空の魂はかつて無い程に燃え上がると共にケフラの相手はブロリーに任せて自身は悟飯、ニィープと合流して気を高めた!!
更に本来は悟空とラディッツの身勝手の極意はまだ完璧では無いので心を静に保ちながら力を発揮するである………が、不思議な事に悟空の魂は燃え上がりながら精神も静から遠い物であっても身勝手の極意は維持されたままであり、また身勝手の極意の気が濃くなり始めてると観客席のビルスとウイス、ケンやシンは感じていた!!
「ふん、何人掛かって来ようがジレンには勝てはしない!!
それも不完全な身勝手の極意を使う者など物の数ては」
「………とか言ってるが、そろそろお前も頭の中でこんな事がチラつき始めたんじゃないかベルモッド?
このままジレンが闘い続けても独りでは体力が………と。
それにあの孫悟空の様子を見てお前も感じ始めてるだろう?
アイツの兄であるラディッツの時とまた違う………とな」
そんな中でベルモッドは不完全な身勝手の極意ではジレンの敵では無いと口にはしているが、ビルスの指摘通り頭の中でジレンの敗北がチラついている。
先ず何と言ってもジレンと互角にして第7宇宙最強戦士とされた孫悟飯の存在に加え脱落したラディッツを含めた神の気を持つ、或いは神次元の領域に踏み込んでるサイヤ人達や破壊神の力を持つクウラ、ピッコロのアシストありとは言えディスポを脱落させた17号、そして第7宇宙の戦士達を回復魔術で回復させつつ自らも破壊神並の力を持つ魔人ブウと言う面々………これらが未だ8人健在であるが故にジレン1人では体力が保たない可能性が浮上したのだ。
そして………孫悟空の熱意が伝わるのに身勝手の極意が更に精度を増し、悟空の神の気をより高次元へと高まってる事すらも気付いていた!!
「コイツ、先程のラディッツとは何か…!!」
「ありがとな兄ちゃん………兄ちゃんが同じ身勝手の極意を振るってジレンに挑んでくれたお陰でコツや要領が漸く分かったぞ!
だからオラは此処で完成させる………地球育ちのサイヤ人にして亀仙流の武道家『孫悟空』としてこの力を!!
うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
【ギュオオオオオオオオン!!!!!】
そうして悟空は誰にも負けない為に闘う武道家として、地球育ちのサイヤ人としての在り方を改めて胸に刻みながら神の気を解放した!!
その瞬間………悟空の髪の毛が、瞳が銀色になり、神の気のオーラもより高純度且つクリアな物へと変わった!!
そうして破壊神や天使達は一斉に立ち上がってしまった、ただの人間が身勝手の極意を完成させたと言う事実に!!
「お父さん、それが身勝手の極意の完成形………だけど、どうして突然完成に至ったんですか?」
「ふふふ………悟飯くん、突然完成した訳じゃ無いわよ?
カカロットは元々亀仙流の武道家としての下地があり、更にバーダックさんから継いだサイヤ人としてのポテンシャルもある。
だから元々はもっと早く身勝手の極意は完成に至れてた筈だったのよ、だけどそれをサイヤ人の本能が邪魔をしてラディッツ共々完成に至れずにいた…けど、カカロットはその本能を否定せず受け入れた。
そしてサイヤ人としての魂がラディッツの一声で震え上がった結果、変な壁なんかサッと壊して限界を超えたのよ。
まぁ、コレは私の推察だけどね」
悟空の身勝手の極意がこの僅かな時間に完成した事を驚く悟飯に、ニィープは自身の推察を話しながらそれを見ていた。
そもそも身勝手の極意とサイヤ人は相性が悪く、サイヤ人の闘争本能や超サイヤ人の興奮作用が静の精神を必要とする身勝手の極意に悪影響を齎し完成から遠ざけてしまうのだ。
だが、悟空はそんな本能すら受け入れた挙句己の魂を震わせる事で限界を易々と突破したのだ。
そうして本来ならもっと早く完成していた身勝手の極意は此処に来て漸く完成し、その絶大な力を悟空派手にしたのである!!
「ジレン、オラ達の宇宙を守る為………そして1人の武道家孫悟空として、おめえを倒す!!」
「やれる物ならやってみろ、孫悟空!!」
【シュン、ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!!!!!】
其処からは最早語るまでもなかった!
完成した身勝手の極意を振るう悟空の戦闘力は7京8000兆になりつつジレンの攻撃を完璧に自動防御と反撃をし、フルパワーのジレンに戦闘力で少し劣る筈が全く引けを取らずに互角の闘いを繰り広げていた!!
此処に介入出来るのはの17号、魔人ブウを除く第7宇宙の残った戦士だけであり、ザマスやケフラ達も横槍が出来ないだろう!!
「フッ、それでこそ孫悟空だ…!!」
「クウラァァァァァァァァァ、オレの事を忘れて貰っては困るぞ!!!!」
「むっ、お前は第6宇宙のフロスト!!
まだ武舞台の上に残っていたか!!」
それを横目にしながら破壊神の力を持つ者同士として闘っていたクウラとトッポだったが、其処に何とシルバーフロストが介入して来ていた!!
トッポは突然の事で驚く一方で、クウラもフロストは未だ復讐を諦めていないとは分かっていたのでニヤリと笑みを浮かべながらフロストとも闘い………と言うには差が開き過ぎているのでフロストがもっと上へ行ける様に稽古をつけてやる程度の感覚で対応していた!!
「フッ………矢張り悟空さんはあの領域へと到達しましたか………正直に言えば羨ましいですよ。
コレでも歴代界王神の中でも闘いの才がある私ですらまだ身勝手の極意を兆しにすら到達して居ないのですから。
ですが………だからこそ、それを超えると言う目標が出来上がるのです!!
さて魔人ブウ殿、この闘いに決着を付けましょう!!!!」
「ザマス様、このオブニも最後までお供致しましょう!!」
「勿論だともザマス、オブニ!!
私も第7宇宙勝利の為、君達に勝たせて貰う!!!!」
そうして悟空が身勝手の極意の完成形へと至った事で残りの戦線も激化し、戦闘力や特殊能力で魔人ブウに劣るザマスやオブニは限界以上に身体を突き動かして決戦を仕掛けていた!!
無論魔人ブウも自身の役割を果たす為に負ける訳には行かないが故に100%の力で2人を迎撃していた!!
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ!!!!
へっ、やっぱりアンタ等は強いな第7宇宙!!
お陰でもうポタラの合体も次のマジな一撃で解除される予感があるぜ…!!」
「クククク………ケフラ、この俺やカカロット達を相手に良く闘ったなと褒めてやろう。
だから褒美としてこの俺の本気の一撃でお前を脱落させてやる………最後の最後で死んでくれるなよ?」
「へっ、だったら………てめえも油断し過ぎて脱落すんじゃねぇぞ、ブロリィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!」
更にブロリーと戦闘を行っていたケフラもとうとうポタラの合体を維持するだけのパワーが不足し始め、次の一撃でブロリーに勝たねば後が無くなっていた!!
一方ブロリーは悟空が身勝手の極意を完成させた事に感化されたのか戦闘力が更に増し、現在は7京6000兆にまでパワーが跳ね上がっていた!!
そしてブロリーは当然の事ながらその有り余る戦闘力を込めたギガンティック・オメガをケフラへと放ち、ケフラはそれを迎撃し最後の勝負を仕掛けた!!
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
コレで最後ですベジータさん!!
ファイナル………………フラァァァァァァァッシュ!!!!!!!」
「良いだろうキャッシュ、ならば喰らうが良い、この俺の技を!!
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、ガンマバーストフラァァァァァッシュ!!!!!!!!」
【ギュォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!】
更にキャッシュもフュージョンの持続時間が切れる目前になり、ベジータに渾身の力でキャベ側の最強技にしてベジータから教わった技たるファイナルフラッシュを放った!!
対するベジータはファイナルフラッシュの発展技であるガンマバーストフラッシュを放ち、真っ向からキャッシュを圧倒しようとしていた!!
『ぐおおおおおおおおおおおお!!!!!』
「コレで終わりだケフラ………はっ!!!!!」
「キャッシュ、また俺に挑むが良い………その時もこのベジータは本気で闘わせて貰う!!!!
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
『………次は………勝つ………!!』
【ギュルォォォォォォォォォォォォォォォン、ズドォォォォォォン!!!!!!!】
そうしてブロリー、ベジータの放つエネルギー波はケフラとキャッシュのそれを呑み込み、2人に直撃させつつ場外と押し込む!!!
それにより第6宇宙は遂にフロスト1人となり、崖っぷちも崖っぷちになりシャンパも気に入らないがフロストの双肩に全てを託すのだった!!
「はぁ、はぁ………!!」
「さてフロスト、いよいよ第6宇宙は貴様1人となった…其処に何か思う事はあるか?」
「………ある、こんな状況になって消えたくない………あの直向きに強くなったサイヤ人やヒット達にこの力を試したい………その為にお前に復讐と超克を果たしたいと感じたぞ…!!」
更にフロストはたった1人に追い詰められた末にプラチナクウラに圧倒され続けた結果、ただの復讐心が超克への挑戦と同じ宇宙の戦士達とも闘いたい………純化された戦士、だが悪の戦士としてのプライドもこの短時間に形成されていたのだ!!
その理由も矢張りヒットやキャベ、カリフラ達がシルバーフロスト以上の力を得ていた事や………プラチナクウラ、破壊神の力を得たクウラの存在がフロストの中の闘志に火を点けたのだ。
コレによりフロストもただの卑怯な策士では無い………1人の戦士として一皮剥けたのである!!
「フフフ………そうか。
ならば次で終わらせようかフロスト。
お前と今の俺、何方が上かハッキリさせようか」
「ああ、勿論だともクウラ…!!
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
コレはお前から盗ませて貰った技だ!!
スーパー………ノヴァァァァ!!!!!!」
【ギュオオオオオオオン、ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!】
そしてそんなフロストが最後に選んだ技は自身を変えるきっかけを作ったクウラの最強の技にして全てを壊し尽くすスーパーノヴァであった!!
コレにはクウラもニヤリと笑い、同じスーパーノヴァで決着をつける事こそが悪の戦士の流儀としてその右手から太陽と見紛う気弾を形成し放った!!
「ふんっ!!」
「がぁ………ぐぅぅ、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
少しクウラが力を込めれば押されるスーパーノヴァ同士の衝突に、フロストは己の全てを注ぎ込み押し込もうとするクウラのスーパーノヴァを力を入れて来る度に押し返し、逆に押し込もうとする場面すら存在していた!!
「頑張れ、頑張れフロストさん!!」
「フロストォ、やっちまえぇぇ!!!!!」
「お前も戦士ならば、意地を見せろ………フロスト」
更に脱落した第6宇宙の面々は悪の………しかし第6宇宙の共に闘う仲間であるフロストに声援を贈り、あのヒットすらも期待の眼差しを向けていた!!
そうして壮絶なるスーパーノヴァ同士の押し合いは………。
【ギュォォォォォォォォォン、ズドォォォォォォォォン!!!!!】
「っ、両方のスーパーノヴァが爆発した!!」
「うおおおおおおおおおお、クウラァァァァァァ!!!!」
何とフロストの意地によって2つのスーパーノヴァが爆発すると言うビルスもシャンパも想定外の結果となり、更に爆風や気の乱気流を気にせずフロストはクウラへと突撃し残るシルバーフロストとしての力を右腕に込めて紫の気が収束していた!!
それをクウラは当然同じく右腕に気を込め、カウンターパンチを叩き込もうとしていた!!
「はぁぁぁぁ!!!!!」
「ふんっ!!!」
【バキィィィィィィィィッ!!!!!!】
武舞台の上に1つの打撃音が響き渡り、シャンパとビルス、第6宇宙の面々やピッコロとラディッツが見守る中………フロストの頬にクウラの拳がクリーンヒットし、フロストの拳はクウラには届かなかった。
この対決の結果はクウラの勝利に終わったのだった…!!
「………つ、次は負けんぞ………クウラ………」
「ああ、俺もだフロスト」
そうして戦士の流儀としてクウラはフロストを武舞台から落とし、完全に脱落させた。
その結果武舞台の上には第7、第10、第11宇宙の戦士が残るだけとなり………更に今闘ってる面々の後ろにニィープやベジータ達が控える形となっていた!!
これにより第7宇宙の勝利はほぼ揺るがなくなったが………それでも他宇宙の戦士達は最後まで拳を振るい、気を高めていた。
己の宇宙を守る為に。
そんな力の大会も中央の柱が半分程埋まり、残る闘いにも終止符が打たれようとしていたのであった…!!
此処までの閲覧ありがとうございました!
悟空はラディッツの叫びにより遂に身勝手の極意が完成し、ベジータもその闘争心から我儘の極意を完成させ、第7宇宙の最高戦力は更に盤石な物となりました。
更にラディッツも身勝手の極意を完成させる事は確実、地球に残るクリリン達も当然黙って置いて行かれる訳が無いのでより一層強くなれるでしょう。
第6宇宙もフロストが精神的に急成長し戦士となりましたので第6宇宙もこれから強くなるでしょう。
…そして残るはジレン。
第7宇宙や第10宇宙のザマスとオブニ達を前にどの様な物を神々に見せるかお楽しみ下さいませ。
次回もよろしくお願い致します!!