Fate~嵐を呼ぶ、野原一家とカルデア危機一髪!! 作:静かなるモアイ
原作では野原一家に引き取られなかったリッカがたった1人+協力してくれたサーヴァント達*1と人理修復するはめになり、抑止力に頼らず世界を何度も救うという裏技を使わず…正攻法でのグランド召喚権限を得ることは出来ずギャーさんやルガル様の力を借りずに、偉業を達成した世界ではマスター同士の連携などはなかった。だからこそ、召喚サークルを設置しても本格的な拠点作成などは行わなかったのだ。
だが…ここではマスター全員が生きているし、オルガマリー所長も生きている。マスター同士の連携や役割分担も出来るし、沢山のサーヴァント同士での戦いも出来るのだ*2。
「そう、ご苦労様。では此方に合流してちょうだい」
オルガマリーはこの特異点の先行調査を行っていた野原一家と通信をしていた。通信に出たのはギャラハッドのようで、なんか声がノリノリで『頭文字D』のユーロビートが聞こえてきて、更にリッカ達の悲鳴が聞こえてきたが気にしてはいけない。
オルガマリーはAチームが召喚サークルを設置してくれたことを受けて、BチームとCチームと共にレイシフト。その後、召喚サークルを設置した近辺を特異点攻略の拠点とすることを決めて、様々な設備を魔術と近代技術を用いて作っていた。Cチームの中には魔術関係は素人だが、技術者が多く…拠点作りには欠かせないのである。
森林の開けた場所、そこは既にオルガマリーと共にレイシフトしたBチームとCチームの手で、プレハブ小屋や資材が持ち込まれており、立派な前線基地に変わったのだ。
(しかし、BチームもCチームもサーヴァントを呼び出してカルデアは賑やかになったわね)
既にBチームもCチームもサーヴァントを召喚しており、賑やかになっている。Aチームのキリシュタリアやオフェリアのように超強力なサーヴァント、野原一家のようにバグキャラは呼んではないが、人理修復は連携が大切。無駄なサーヴァントなど一騎も存在せず、サポート向きも戦闘向きも必要なのである。
(まあ、謀反やクーデターを起こされても、Aチームなら鎮圧出来るし…ギャラハッドやルガルがその気ならカルデアを単独で滅ぼせる。バカな真似をする人は居ないでしょう、多分)
オルガマリーは椅子に座り、優雅に紅茶を飲む。その瞬間…
爆音で頭文字Dのユーロビートが響き渡り、同時に…
「「ギャァァァア!!このアホォォォオオ!!」」
みさえ、ひろし、ケイの悲鳴とツッコミがユーロビートに負けない程の音量で響き渡り、ハイラックスが物凄いスピードでドリフトターンを決めながら現れたのだ。
ハイラックスの荷台には死んだ顔をしたマダオランスロットがしがみついており、後部座席にはくたびれた野原夫妻、アルトリア、リッカ、マシュがきっちりとシートベルトを締めながら座っていた。助手席には顔面蒼白となったケイが座っており、運転席にはどや顔のギャラハッドが座っていた。
「「だから言ったのに……」」
すると、遅れて数秒後。古代インドの脳波コントロール*3飛行機ヴィマーナに乗ったルガル様、ルガル様に抱っこされたひまわり、しんのすけ、アーサー、シロ、エルキドゥ、ジャンヌ、又兵衛が現れた。更に遅れて未来の乗り物に乗ってリングと吹雪丸が現れた。
「どうした?最高にスリリングなドライビングだったろ?俺に勝つなら文太を呼んできな」
「このど阿呆!!」
ゲン!!コツ!!みさえの拳骨を受けて、ギャーさんは再びたん瘤が出来たのだった。
10分前……
「ひろし。俺が運転するよ、この時代なら免許関係ないしな」
「良いのか?」
「大丈夫。俺、前世でも免許持ってたし、生前でも車作ったしな!!」
オルガマリーから召集を受けたあと、野原一家ご一行は合流するために、召喚サークルを設置された場所に向けて移動を開始した。
だが…ギャラハッドがハイラックスを運転すると言い出し、ひろしはお言葉に甘えることに。だが…アーサーは「いっ!?」と驚きながら子供達(しんのすけとひまわり)を保護して、ルガルが出したヴィマーナに乗ってしまった。
「俺もヴィマーナに行くぜ!!バカ息子!!お前の隣で大丈夫なヤツは、モードレッドかグランドだけだ!!」
「いや、親父。親父は助手席確定だ」
ケイは逃げ出そうとしたが、ギャーさんに掴まり助手席に乗るはめとなってしまった。
「アルトリアちゃん、マシュ…私たちもヴィマーナに乗っけてもらおう」
「おっと、ヴィマーナは子供優先だ。ウルク基準でな」
「理不尽!!」
しかし、ヴィマーナは子供優先であり、リッカ達は乗れなかった。えっ?プーサーとジャンヌが乗ってるって?プーサーはひまわりのサーヴァントだから、ジャンヌはお姉さん補正でしんのすけの希望である。
「ふふふ、私は選定の剣を13歳で抜きました。ほら、ウルク基準でも子供ですよ」
アルトリアが勝ち誇ったように言う。そう、アルトリアは13歳で選定の剣を抜き、王となった。つまり、肉体年齢は13歳であり、ウルク基準でも子供となるだろう。
「いや、実年齢はそれ以上だろ。残念だったな」
ルガル様はそう告げ、定員オーバーと成ったヴィマーナも飛び立った。
「ようこそ、ギャーさんのドライブアトラクションへ」
「「「いやぁぁあ!!」」」
みさえ、ひろし、リッカ、マシュ、アルトリアはしっかりとシートベルトを締める。ケイは覚悟を決めて、いつでもツッコミを入れる準備を行い、荷台にはマダオがしっかりと掴まっていた。
「飛ばすぜベイビー!!舌噛むなよ!!」
ギャーさんはローギアに入れて、クラッチング技術でハイラックスを急発進させた。瞬く間にトップスピードになり、安全運転のひろしの運転では体験できない刺激が、野原一家ご一行を襲う!!
「ギャァァア!!だから、お前の隣は嫌だったんだよバカ息子ぉぉおお!!命が幾つあっても足りないわ!!」
そして、華麗なるドライブテクニック*4で最速で拠点にたどり着いたのだった。
そして、時刻は今に戻る。
「また…たん瘤が出来た」
ギャーさん、みさえの手で大ダメージを受ける。
「「オロロロ!!」」
「ひろしとアルトリアが吐いたぁぁあ!マスターはともかく、原作メインヒロインがヒロインからゲロインになりやがったんだけどぉぉおお!!」
ひろしとアルトリア、盛大にゲロを吐く。本来、サーヴァントは基本的にゲロを吐かないのだが、アルトリアは完全に英霊になっていないこともあり霊体化が出来ないなどの制約があり、食べた物は人間と同じように消化される。だからこそ、ご飯を食べて何かが有れば吐いてしまうのだ。
「だらしないな~」
「あんたの運転がハジケすぎなのよ!!」
そしてみさえは両手の拳を握り、ギャラハッドの側頭部に当てる。そして殿下の宝刀、グリグリを発動させた。
「ぐっぐぁぁぁあ!?」
「ねえ、しんちゃん。ギャラハッドってバカみたいに強いけど、お馬鹿なのか最強に賢いのかわからなく成ってきた」
「姉ちゃん、オラも同じようなことを思ったぞ」
ギャラハッド、お馬鹿認定されるのであった。
だが…今ここにはカルデアから派遣された全サーヴァントと全マスター、そして現地協力者となった野良サーヴァントが全員揃っている。ルーラーの権限は全てのサーヴァントの場所と真名そしてステータスを見ることが出来る。此方の場所は丸見えであり、隠れても無駄だと言える。そして、この相手が一塊となっている所に爆弾を落とすという有効な手段を取るのが普通であり、敵の指揮官はそれを実行する。
「グゥゥゥォォォオオオオ!」
上空に数多のワイバーン、そしてワイバーンより遥かに巨大であり…全長50メートルを上回る巨大な邪龍ファフニールが現れたのだ。
「総員!!戦闘態勢!!」
「オルガマリーねーちゃん!!ギャーさんが動かないぞ!!」
「なんで最高戦力が動かないのよ!!」
「母ちゃんのグリグリでやられたぞ」
「グランド・セイバーを戦闘不能にするグリグリってなんなのよぉぉぉお!!」
だが…みさえのグリグリのダメージが余りにも強すぎたために、ギャラハッドは動けない。カルデア、絶対的なピンチである!!
「やれやれ、妾が行くか。ひまわりよ、女王の力を見せてやろう」
「たーい!」
だが…動けるグランドが1人居る。それはグランド・ライダー ウル・ルガルである。
ルガルはひまわりをジャンヌに預け、歩き上を見上げる。そしてバビロンから、金色の双剣 終末剣エンキを取り出した。
「見せてやろう。終末であり、全ての始まりの海を!!エンキよ!!女帝たる妾の出番が来たぞ!!」
エンキの柄頭を連結させ、双剣から弓に変形させる。そして弓を引き絞るように構え、ファフニールに向ける。
「
そして放たれた一撃……それは地球の地上と海面全てを埋め尽くすノアの大洪水…その原典たるナプシュテムの大洪水、それを直線上に圧縮し…射線上の全てを塵芥に変える水属性の対界宝具である。世界を飲み込む大洪水を圧縮しているため、その速度と破壊力は凄まじく、解き放たれた水流の中は圧縮された水圧の力、海流の流れが天然のミキサーとなり呑み込んだ物を塵に変える。
勿論、地球の全てを飲み込む大洪水としても使うことは可能であり、出力を大幅に下げれば相手の拠点だけを大津波で流し去ることも出来るのだ。
エヌマ・エリシュの水流に飲み込まれた全てのワイバーンとファフニールはなにも出来ず、水圧で圧縮、特殊合金さえも容易く切り裂くウォーターカッターを全方位から受けたように切り刻まれ……この世から消えた。
「ポチの霊圧が……消えた」
一方、ジャンヌオルタはファフニールが消えたことを感じ取っていた。
「大変だな、ジャンヌオルタ」
と、ジャンヌの側に居るのは救済のヒーロー ぶりぶりざえもん クラスはセイバーである。
「ところでジャンヌオルタ。俺はコンピューターウイルスとしての側面を持っていてな、ついてこい」
「どうしたのよ、豚」
ここはオルレアン城、ジャンヌオルタご一行の拠点である。ジャンヌオルタは聖杯の力で沢山のサーヴァントを呼んでおり、ぶりぶりざえもん以外のサーヴァントは狂化を施されてジル・ドレェそっくりの怪人の管理下に有るのだ。
ぶりぶりざえもんの案内で、オルレアン城の地下に向かうジャンヌオルタ。そこでは……
「なっなによこれ!?私が…いっぱい?」
機械と繋がれた沢山の水槽があり、その水槽1つづつに全裸のジャンヌオルタが入っていたのだ。更にこの時代では有り得ないハイテクコンピューターやモニターなどが有ったのだ。
「恐らくだが、お前は何者かに作られた存在だ。悪いことは言わん、ここから逃げた方が良い」
「なにを!!私はフランスを潰すのよ!!」
「1つ確認だが、記憶はあるのか?この特異点が始まる以前のな」
ぶりぶりざえもんに言われ、ジャンヌオルタは思い返してみる。ここの特異点での思い出と言えば、気が付けば目の前にジル・ドレェ(ギョロ目の怪人)がおり、彼が聖杯を持っていて、その聖杯でサーヴァントを呼んだのだ。
はて、どうしてジルは目の前に居たのだろうか?それ以前はなにをしていた?てか、なんで怪人みたいにギョロ目なのにジルって分かったのだろうか?
「気付かれましたか…ジャンヌ」
コツコツと足音が聞こえ、ギョロ目の怪人ジルがロホルトを連れて現れた。
「ジル……貴方はなんなの?」
「そうですね……バレてはしょうがありません」
「貴方は私が聖杯の力で産み出した、私が理想とするジャンヌ・ダルクなのですよ」
「私はジャンヌを犯したかった!自分の物にしたかった!!憎きフランスを滅ぼし、貴方や無垢な子供達を凌辱したかったのです!!」
そう、ジャンヌオルタは英霊でもなんでもなかった。ジル(怪人)が聖杯の力で産み出した、己の欲望を反映させたジル好みのジャンヌ・ダルクという架空の存在だったのだ。
「知られてはしょうがありません。ジャンヌはまた作れば良いですし、沢山居ますから」
怪人ジルはそう告げ、聖杯を取り出した。
「私こそが聖杯の所有者、この特異点の主なのです。ジャンヌ、秘密を知られたからには、貴方のルーラー権限と令呪は私がいただきます!」
その時、ジャンヌオルタの令呪が消え去り、怪人ジルに奪われる…勿論、ルーラーとしての力も。
「私の力が…」
「では…せっかくです。死体を犯すのも良いでしょうし、クトゥルフの蛸に犯されて孕まされるのも良いでしょう」
上から音が響く。怪人ジルは宝具の力で、クトゥルフに出てきそうな蛸の怪物を無限に出すことが出来るのだ。その蛸が此方に向かってきているのだろう。
「私が時間を稼ぐ」
「豚!?本気なの!?」
「豚ではない、ぶりぶりざえもんだ。美女を見捨てては、しんのすけに会わせる顔がなくなる!!」
ぶりぶりざえもんはジャンヌオルタを逃がすため、1人でロホルトと怪人ジルに立ち向かう。本音を言えば、ジャンヌオルタを裏切って、怪人ジル側に立ちたいが…そうすると友人であるしんのすけに会わせる顔がなくなる。
「うぉぉお!!」
「ぶりぶりざえもーーーん」
「ふん」
「ひでぶ!?」
「弱!?」
だが…ぶりぶりざえもんはロホルトの裏拳一発で吹き飛ばされてしまった。
「ぐっ…」
そうこうしてると、地下室の入口から無数の蛸の怪物が雪崩れ込んできた。逃げ場はない、まさに絶対的なピンチだ。
「おい、私の手をとれ」
「ぶりぶりざえもん!?」
ぶりぶりざえもんはジャンヌオルタと手を繋ぐ、するとぶりぶりざえもんとジャンヌオルタはハイテクコンピューターに吸い込まれて、その場から消えた。その後、ハイテクコンピューターは自壊し、水槽に入っていたジャンヌオルタ達も消滅した。
「どこに行くのよ!?」
「しんのすけ……私を救いのヒーローにしてくれた男のところだ」
その後、カルデア陣営の拠点のパソコンから出てきたジャンヌオルタとぶりぶりざえもんであるが、ジャンヌオルタ=黒幕と思ってるギャーさん達の手で捕まった。
次回!!救いのヒーロー、ぶりぶりざえもんだぞ!
存在が不安定になり、消えそうになるジャンヌオルタちゃん
ぶりぶりざえもん「俺の宝具を使えば、俺の消滅と引き換えにお前を助けられる」
だが…ぶりぶりざえもんが宝具を使い、ジャンヌオルタちゃんを人として受肉させ、消滅する。消えたぶりぶりざえもん…その後、しんのすけはしょんべんがしたくなり、前線基地から離れてしょんべんをするが
ロホルト「ここに居たか、まあ、悪く思うな。戦争じゃ略奪と殺しは当たり前さ」
まさかのロホルト襲来!!
しんちゃん「助けて!!ぶりぶざえもーん!!」
ぶりぶざえもん「呼んだか、しんのすけ」
第二宝具により、ぶりぶりざえもんはしんのすけのサーヴァントとして蘇生する。
かすかべ防衛隊出すぅ?出すならサーヴァントは決まってるよ。風間くんがガウェイン、ネネちゃんがモードレッド、マサオくんがイスカンダル、ボーちゃんがニコラ・テスラ
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出してくれ!
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臨時隊員のアイちゃんも(鯖ネロちゃま)
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やめろ…ツッコミが追い付かない