Fate~嵐を呼ぶ、野原一家とカルデア危機一髪!! 作:静かなるモアイ
ギャーさんによるフルボッコタイムの前に…フルボッコされるこの世界のロホルトに関してお話ししよう。
表向きにはアーサー王とギィネヴィア様との間に産まれた嫡男…という事に成っているが、御存知、ギィネヴィア様とランスロットは最速で不倫しており、残念な事にランスロットとギィネヴィアとの間に産まれた子供である。アーサーにはバレず、ランスロットを上回る素質を受け継ぎ…次期国王として期待されながらギィネヴィアそして実の父親から英才教育*1を受けていたのだ。
「流石です!ロホルト王子!」
「王子!!お見事です!!」
僅か10歳で狩りを成功させるし、剣技も並みの騎士を上回り、単独で巨人を討伐するなど数多の騎士を凌駕する素質を持っており、次期国王ということもあってかウハウハだった。このまま行けば、自分はアーサー王という偉大な王が立て直したブリテンの支配者と成るのだ。なにをしても、誰もが褒めてくれる、ああ、実に気分が良い。
あのお馬鹿が現れるまでは…
「俺を捨てた父親が居ると聞いて」
ホオジロザメを背負い、そのお馬鹿…10歳のギャラハッドは現れた。なんでもランスロットと妾*2の子であり、キリスト教の押し付け教育に嫌気がさしてブリテンに来たそうだ。
ギャラハッドはその翌日、ノリノリで円卓入りし、次々と食事から農業革命を引き起こし、王子であるロホルトより目立ってしまう。剣技は最早イレギュラー、剣を習って2秒で養父のケイを倒し、ケイから魔術を習うと廃れ始めたルーン魔術を可笑しな使い方を行い、なんでも有りのヤバいヤツになっている。
「親父!!親父!!青カビからペニシリン作ったぜ!!これで抗生物質の完成だ!!さらば、梅毒!!」
「親父!!親父!!ゴムのパンツ作ったぜ!!親父は褌な!!」
「親父!!親父!!温泉作ったから入ろうぜ!!」
「親父!!親父!!パスタ作ったぜ!!あと、モチモチのパンもな!!」
「親父!!親父!!見てくれ、螺旋丸!!」
ギャラハッド10歳による文明魔改造が始まり、王子であるロホルトより注目を集めてしまう。ケイの胃袋と引き換えに。
同じ父親を持って、どうして違う。妾の子なのに、どうして目立つ?舞台装置のような役割を与えられた存在なのに、どうしてそうなる?
ギャラハッドが15歳になったとき、それは加速した。
ある日のこと、賭け事有りの武術大会で、模擬戦とは言えギャラハッドがランスロットを倒したのだ。最強のランスロットが?円卓最強が?尊敬する実父が?妾の子に負けた?多くの騎士は賭け事では金をかけるが、ギャラハッドは…
「それくれ。俺も壊れない武器ほしい」
ランスロットのアロンダイトを要求した。要求は通り、アーサー王からの許可もあって、ギャラハッドは聖剣アロンダイトをゲットしたのだ。
なんで、お前がそれを使う?父の聖剣はエルデスト*3たる自分が貰う筈だったのに。
「父上!!」
「モードレッド。お父様と呼んでほしいな」
空席だった円卓12席、そこにアーサーを父上と呼ぶ少女モードレッドが座ってしまった。当初は魔法の鎧で素性を隠していたモードレッドであるが、アーサーは「王位継承者としては認められない。だが、それでも君が思うなら、改めて私の…いや、僕の娘にならないか?」と言ってモードレッドを娘として認めたのだ。
円卓最強となったギャラハッド、アーサーの実の娘であるモードレッド、もし…自分達の秘密がバレたら?未だに円卓の椅子に座れていない自分の価値は?ロホルトの嫉妬心は膨らみ続け…
「アルの兄貴!モーちゃん。聖杯とったど!!」
「お帰り、何につかったんだい?」
「俺の寿命増やしてにした」
予言を裏切り、ギャラハッドは昇天せずに聖杯を持ち帰り、聖杯を用いて川魚の養殖、漁業の発展に使ったのだ。主が遺した聖杯をなんて下らないことに使う?キリスト教を信じていたロホルトからすれば、許されないことだった。
「あと、アロンダイトがアルテマ・ウェポンだったら、オメガ・ウェポンゲットした!!」
「それ、ロンギヌスゥゥゥ!!」
ケイのツッコミが序でに響いたが、どうやらギャラハッドはロンギヌスを概念武装として吸収したらしい。
そして運命の日。ロホルトの次期国王という立場は完全に消え去った。
「ギィネヴィア…これはなんのつもりだ?」
ギャラハッドが未来テクノロジーとルーン魔術を組合せ、DNA検査キットを開発。その検査の結果、アーサーとモードレッド姫は親子関係が認められたが、ロホルトを含めたアーサーとギィネヴィアの子ども達は全員…アーサーと親子関係が認められず、ギャラハッドと兄弟関係が認められたのだ。
「アーサー!!違うの!!出鱈目ですわ!!」
「結構だ。ロホルト、君達の王位継承権は剥奪する。
次は立憲君主制にし、モードレッドを女王、宰相をギャラハッドにして統治を行うとしよう。残念だったよ…処罰はギャラハッドが戻ってから行うよ」
その結果、アーサーの後継者はモードレッドとギャラハッドということになり、ロホルトの次期国王という立場は無くなり、拘束されることとなった。
だが、ギャラハッドは地球を救うことと引き換えに過労死。ロホルト達はランスロットに救われることとなり……
「父上…」
「お前は僕の家族ではない。僕の家族は全員、死んだ」
ブリテン掃討作戦で、一千万を上回る軍勢を引き連れてブリテンに現れたロホルトであるが、アーサーの手で腹部にロンゴミニアドを突き刺され…ゼロ距離魔力砲撃を受けて、カムランの丘で爆散することとなったのだ。
ジェットコースターのような人生を送ったロホルトであるが、この特異点でギャラハッドと再会し、今に至る。
「なんだ……その魔力は!?」
ロホルトは弱くない。なんなら、吹雪丸と又兵衛が2人がかりでも倒せないほど強く、普通のパンチで30トン以上*4の衝撃を与えられる程に強い。
だが、ギャラハッドは素の状態で80トンほどの衝撃をパンチで与えることが出来るが、ロホルトはこれがギャラハッドの全力だと思っていた。しかし、ギャラハッドにとってこれはリミッターをかけていた状態だったのだ。
「なにって、身体に仕掛けてたリミッターを外しただけだ。魔力効率、筋肉の働き、その相乗効果を最適化し続けた結果、ちょっとやりすぎたみたいでな……リミッターかけていたんだよ。これ知ってるのは親父、アルの兄貴、モーちゃんだけさ」
その瞬間、ギャラハッドが踏み込んだ瞬間に、突風が吹き荒れ…ロホルトの身体がくのじに曲がり、ギャラハッドの左拳が突き刺さっていた。
「あがぁぁぐぅ!?」
リミッターを外したギャラハッドのパンチ力は120トン、キック力は150トン!!更にそこに魔力放出などのブーストが乗るのだ。しかも、魔力効率の向上するので、ルーン魔術の威力や燃費効率も上がるのだ。
くのじのまま吹き飛び、悶絶するロホルト。殴られた腹部にはルーン魔術でのマーキングが記され、ギャラハッドからはもう逃げられない。
「ぎゃぁぁ!?」
ルーン式飛雷神でギャラハッドがロホルトの後ろに転移し、ロホルトを蹴りあげる。物凄い勢いで蹴り飛ばされ、背骨が鎧ごとバキバキと砕かれる。更に吹き飛ばされた先にもギャラハッドが転移し、再び殴り飛ばす、殴り飛ばされた先でもギャラハッドが再び現れ殴り飛ばす、これを何度も繰り返され…ロホルトは超高速ピンホールのように飛ばされて回されて、身体が瞬く間にボロボロにされる。だが、ギャラハッドはまだアロンダイトを含めた武器を出していない。
「ま゛で!!俺は…お前の兄だぞ!!」
全身が砕かれて抵抗が出来ないロホルトは舌がボロボロになっても、声を出して叫ぶ。
「兄をごろ゛ずの゛が!?」
ギャラハッドはアロンダイトを抜刀し、真名を開放させる。
「無垢なる湖光・過剰光刃」
そしてアロンダイトでロホルトは両断され、爆散した。
「俺の兄はあの2人だけさ。アルの兄貴、そんで前世のあの人だけだ」
ギャラハッドはアロンダイトを納刀した。
「ロホルトォォォォオオオ!!」
オルレアン城で、息子を殺された原罪ランスロットが悲痛な叫びを響かせた。だが、彼は知らない。お馬鹿には勝てないことを……
次回!!
ペペロン「現地協力のサバを連れてきたわよ!!」
マリー「ヴィブラふらーんす!」
きよひー「あんちんさまー!!」
リッカ「よーし!!私もサバよんじゃおーと!!」
ひまわり「たいたいたーい!!」
ルイ・シャルル「グランド・アサシン……狩人と呼べ」
ギャーさん「Bloodborneの狩人様きやがぁぁた!!えっ!?フロムのクトゥルフ神話あったの!?」
マリー「私の息子、なにがあったのぉぉおお!!」
そして…最臭決洗?が始まる!!
野原一家「いくぞぉぉ!!」←暗黒タマタマの例のシーン
イベント特異点はどっち寄りにする?ギャグになるのは確定
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マカオとジョマ「なかよくしましょ?」