Fate~嵐を呼ぶ、野原一家とカルデア危機一髪!!   作:静かなるモアイ

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かすかべ防衛隊集合だぞ!!


フランス完ケツ後の日常
フランス終わってかすかべ防衛隊集合だぞ!


「るんるんるん!!やったぞ!!るんるんるん!!」

 

アルトリア・ペンドラゴン…いや、もうこの名前ではない。アルトリア・ペンドラゴン改めて野原・ペンドラゴン・アルトリアは気分が良いのか、ルンルンステップを刻みながら、カルデアの敷地を歩いていた。

アルトリアはアホ毛も揺らして、気分が良さそうだ。と言うのも、そうであろう。アルトリアはフランスの特異点を終えて、絶望と天国を纏めて味わい、吹っ切れてこの世界の人間に生まれ変わったのだから。

 

絶望その1 自分達の居た世界が既に滅んでいた。

 

『王よ、今さらですが…私達の世界、1996年に滅んでます』

『なにがあったぁぁあ!?』

 

マダオから提供された情報であるが、アルトリア√の世界はジョマとマカオという並行世界を幾つも滅ぼしたオカマ魔女の手で滅ぼされたらしい。アルトリアが自分の世界で初めて参加した1994年の聖杯戦争の2年後、突如としてマカオとジョマが来襲。圧倒的な力で、駆けつけたグランド・サーヴァントを返り討ちにしてしまい、抑止力が協力してくれそうな英霊を全て動員したが…粉砕されて世界は滅ぼされてしまったらしい。

アルトリアはカムランの丘で、聖杯を求める存在であり、聖杯を手にするまでは死ぬに死ねない、サーヴァントには成れ

るが英霊には成れていないイレギュラーな存在であった。

 

『王…いえ、年長者として1人の少女アルトリアに言います

貴方はまだ生きている。ならば、何処へでも構わない。生きて、幸せになりなさい。間違いなく、我々…円卓の騎士はそう願っている』

 

ひろしと契約したマダオ…いやランスロットに言われ、考える。悩んだあげく、アルトリアは野原夫妻に相談した。その結果、即答で「悩むぐらいなら、本当に私達の娘になりなさい!」「そうだそうだ!1人ぐらい増えるがなんだ?幸せになるんだろ?ようこそ、野原一家へ!!」と告げられ、アルトリアは温かく歓迎されて野原一家の次女*1と成ったのだ。因みに戸籍年齢は13歳であり、人理修復後は中学校に通わねばならないのだ。

因みにスゲーナスゴイデースの力でこの世界の住人となり、人に戻っている。つまり、これからチッパイも成長するかもしれないのだ。

 

アーサー王(少女の)生前スペック+マスター適正というぶっ壊れ能力を引っ提げて、アルトリアはこれからも活躍するだろう。野原一家の一員として、ボケでも!!

 

「おや?…あれはしんのすけ?」

 

食堂でバカみたいに食べようかと思っていたアルトリアであるが、しんのすけを発見する。発見するのは別に良くあることだが、そのしんのすけが悩んでいるように思えたのだ。悪巫山戯する訳ではなく、寂しそうに椅子に座っていたのだ。

 

「しんのすけ。どうしたのですか?私は貴方のもう1人の姉ですから、相談にのりますよ」

「オラ、寂しいんだぞ…」

「私が居ますし、父さん、母さん、ひまわり、リッカ、シロ、ギャラハッドも居ますよ」

「そうだけど…」

 

しんのすけは寂しそうに、過去を思うように告げる。御存知、カルデアの子供は人に戻ったアルトリアを除いてしんのすけとひまわりしか居ないし、未成年はそこそこ居るがそれは責任感が有ると思われる中高生だ。大半が大人だし、しんのすけと歳が近い子供は先ず居ない。

 

「みんなに、会いたいんだぞ……」

 

しんのすけが取り出したのは、かすかべ防衛隊のバッジ。ダンボールと画用紙そして安全ピンで作られた手作りのバッジであるが、しんのすけにとっては人理修復で会えない友達との繋がりであった。

かすかべ防衛隊はしんのすけが友人達と共に作ったグループであり、しんのすけは勿論のこと、風間トオル、桜田ネネ、佐藤マサオ、ボーちゃん*2、臨時隊員のひまわり、シロ、そして酢乙女あい、司令官のリッカがメンバーである。

 

「しんのすけ……」

 

アルトリアは弟にどう声をかけようか悩んでいた。そのときだった。しんのすけのバッグに入っていた、スゲーナスゴイデースが輝き…

 

「うお!?」

「なんですか!?」

 

眩い光が放たれて、その光がゆっくりと人の形をとりはじめる。人の形は全部で、5つあり、光が止むと…そこにはしんのすけの良く知る幼稚園児がそこに立っていたのだ。

 

「しんのすけ!?僕達、さっきまで幼稚園に居たよね?」

 

「しんちゃん!?ここ…何処!?」

 

「しんちゃん…えっ!?そのお姉さん、誰なの!?」

 

「しんちゃん……」

 

「しんさま~!!あいは寂しかったですわ!!」

 

上から風間くん、おにぎり…げふんげふん!!マサオくん、ネネちゃん、ボーちゃん、臨時隊員のあいちゃんであった。

 

「みんな…オラ、会いたかった!!」

 

人理修復まで会えないと思っていた友人と出会い、しんのすけは涙を流す。だが、同時に人理修復という危険がつきまとうことに巻き込んでしまった罪悪感も出てきた。

 

と、その瞬間

 

「無事かぁぁ!?しんのすけ!!」

 

スゲーナスゴイデースが発動したことで、莫大な魔力を感知したギャラハッドが左手にアロンダイト、右手にエクスカリバー*3を構えてルーン式飛雷神で現れ、序でにリッカもやってきた。

 

「しんちゃん!?どうしたの……てっ!?かすかべ防衛隊の皆!?」

「「「「リッカお姉さん!?」」」」

 

 

 

 

「と言うわけで、オルガマリー。頼むよ、ツッコミ2号!この子達の分まで、俺が邪魔者を消し飛ばすからよ」

「私からもお願いします!」

 

だが、来てしまった物はしょうがない。リッカはギャラハッドと共に、オルガマリーの所にやってきた。

 

「はいはい、そうですか分かりました……てっ言えるわけないでしょ!良い?カルデアが外部からの支援を受けれたら、良しと許可を出せたわ。でも、今のカルデアは物資が限られているよ!」

 

オルガマリーの言葉ももっともだ。元々、カルデアは南極の僻地にあるということもあり、外部からの支援が受けれなくても1年間は無補給で活動できる備蓄はある。

だが、それはマスターが48人までのお話であり、ここでは野原一家+の人員が増えており、食料も限りがある。ギャラハッドとルガルの手で農園、野菜工場などが作られたが、食料以外も問題があり、薬品などの医薬品は数が限られているのだ。

 

「野菜工場と農園作ってやったろ」

「ええ、貴方には感謝してるわグランド・セイバー ギャラハッド。でもね、全員が同じ量を食べるとは限らないのよ!!サーヴァント全員も当たり前のように、食堂使ってるし、1部の人は倍近く食べるし!!」

「はて、誰のことやら」

「おまえじゃーい!!」

 

アルトリアの口には沢山のお米がついており、誤魔化しは出来ず、オルガマリーのツッコミが響いた。

 

「カレーを10人分程度しか食べてませんよ。あと、倍は行ける!!」

「やめんか!!カルデアの食料を根絶やしにするつもりか!!」

「安心しろ、アルトリア。魚介と小麦なら聖杯から無限提供出来る!!米が無くなれば、チネれば良いだけだ!」

「流石はギャラハッド!!頼りになりますね!!」

 

げん!!こつ!!

 

アルトリアの頭とギャーさんの頭に、オルガマリーのげんこつが炸裂した。

 

「みさえより痛くないな」

「ええ、全くです」

「だまらっしゃい!!スーパーブリテン人と並行世界のアーサー王!!」

 

みさえのげんこつと比べられ、オルガマリーは肩で息をしながらツッコミを入れた。

 

「ですが、私もそこまで鬼ではありません。かすかべ防衛隊にはマスター適正があるかどうか受けてもらい、あればサーヴァントを召喚し、Dチームに配属…適正次第ではレイシフト時に限り野原一家やAチームの…そうねペペロンやキリシュタリアなどの人間よりの感性を持つ人の下についてもらいます」

 

オルガマリーだって、鬼ではない。カルデアの外に出れば、人理修復後まで存在が消えてしまう。だからこそ、仕事を与えることにしたのだ。マスター適正が有れば、野原一家のようにマスターとなるし、無かったら他の職員のお手伝いである。検査の結果……

 

「オルガマリー……風間くん達、全員…マスター適正がAチームより上だったよ」

「春日部なんなの!?人材の宝庫じゃない!!」

「あと……さっそく召喚しだしたよ」

「早すぎよ!!」

 

 

 

 

「問いましょう…貴方が…」

 

風間くんが呼び出したのはセイバーのサーヴァント 円卓の立場No.2ポジション*4であるエクスカリバー・ガラティーンの担い手であるイケメン ガウェイン。

 

「問おう。お前が…」

 

ネネちゃんが呼び出したのは、アルトリアを16歳程の美少女まで成長させて、胸をそこそこ立派*5にしたポニーテールの姫騎士。バーサーカーであり、龍の因子を受けて変質したクラレントを持つアーサーの愛娘 モードレッド・ペンドラゴン。

 

「ふむ。お前さんが余の…」

 

マサオくんが呼び出したのは、征服王イスカンダル。アレキサンダー大王と呼ばれる、マケドニアの伝説的王さまである。声が渋くて、伝説の英雄に聞こえる!!クラスはライダー。

 

「君が私を呼んだ…」

 

ボーちゃんが呼んだのは、世界史上トップクラスの頭脳を持ち、死後に研究データがFBIに押収された現代電気*6の父であり、写真が残された技術者 ニコラ・テスラ。多分、リアルアイアンマンになれる。

 

「問おう、貴方が余の……」

 

あいちゃんが呼んだのはセイバーのサーヴァントであり、ローマの皇帝。暴君とも言われるが、最近の研究ではローマの火災を停めるために最前線で指揮したり、民を思った名君とも言われる*7ネロ皇帝である。どういう訳か、アルトリアと瓜二つで此方は巨乳。

 

「「「「マスターか?」」」」

 

かすかべ防衛隊、ヤバい連中を呼び出す。

 

 

*1
現段階で

*2
本名不明

*3
怪人ジルが概念礼装ガチャで出したヤツ

*4
えっ?アーサー王伝説の最後の方No.2はギャーさんだろって?伝わってないからセーフ

*5
リッカより少し上、D~Eほど

*6
交流

*7
諸説にもよるが、性格が急変したのは鉛中毒などが関係しているとも




風間くん「やった!!かっこいい騎士だ!!」
ネネちゃん「お姫様がきた!?かっこいいー!!」
ボーちゃん「ぼー…ニコラ・テスラ博士!」
マサオくん「ひっ!?僕が貴方のマスターです!!」
あいちゃん「凄い人ですわ!!えっ?ローマ皇帝!?」

イベント特異点はどっち寄りにする?ギャグになるのは確定

  • FGOより
  • 劇場版クレしんより
  • マカオとジョマ「なかよくしましょ?」
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