Fate~嵐を呼ぶ、野原一家とカルデア危機一髪!! 作:静かなるモアイ
「ねぇ、折田さん」
「なによ、所長」
オルガマリー、そしてフランスの特異点でぶりぶりざえもんの宝具により人として生まれ変わったジャンヌ・オルタ改めて折田ジャンヌは少し疲れていた。
別に体力は問題ない、気持ち的に疲れただけであり、スタミナは有り余っている。オルガマリーは直接戦闘はほぼしないし、折田は『魔女として称えられています頃のジャンヌ・ダルク』*1の側面を持つランサーとしてのジャンヌ・ダルクのデミ・サーヴァントとなり、人間を超えている。
だが、疲れた訳は…そうツッコミである!!
グランドツッコミのケイ、アフロヘアーで一時リタイア!ベテランツッコミのウェイバー、アフロヘアーで合流30分で一時リタイア!!その結果、ハジケリストどものツッコミをオルガマリーと折田ジャンヌでしなければ成らないのだ。
「「「「にげろぉぉおお!!」」」」
風呂嫌いの神聖ローマ連合側が物凄い勢いで逃げていく。どうして逃げるのだろうか?ギャラハッドを筆頭としたぶっ壊れ集団の圧倒的な力からだろうか?違う、奴らが逃げる理由は…
「「「うぉぉぉおおお!!」」」
しんのすけ発案の作戦、そしてそれに悪巫山戯で乗ったぶっ壊れ集団*2が秘技 ケツだけ歩きで進軍し、そのケツだけ歩きが見せるあまりのインパクトでローマ連合側は恐怖で逃げ出してしまったのだ。
「フハハハ!!見よ、これが人類最古のケツだけ歩きよ!!」*3
「古代ウルクの女王がなにやってんのよぉぉお!!」
「どうだい?練習のかいがあったよ!!」←あれから毎日2時間、ケツだけ歩きの練習をしているキリシュタリア。
「Aチームのリーダーがなんの練習してるのよぉぉ!」
「オルガマリーおねーさんと折田おねーさんもやれば?」
「「出来るか!!」」
華麗にドリフトさえ決める、ケツだけ歩きの伝道師であるしんのすけ。
「どうだ?野原しんのすけと、その仲間達…良いだろう?」
「良い…」
又兵衛からしんのすけ達の魂に感銘を受けるスパルタクスであった。
オルガマリーは折田ジャンヌ、マシュ、キリシュタリア、そしてリッカ、カスカベ防衛隊を連れて神聖ローマ連合の敵情視察に向かっていた。しかし、調査の結果…神聖ローマ連合は宗教的価値観からキリスト教も多いためなのか…キリシタンのローマ人も帝国側から移っており、当然ながら生身の生きた人間も所属しており、戦いに成ればギャラハッド達が人を殺す瞬間をカスカベ防衛隊の子供達は見てしまうことになってしまう。
2つの戦国時代で又兵衛や吹雪丸の戦いを見ているしんのすけはともかく、他のカスカベ防衛隊の子供達は修羅場を経験しているとはいえ、人の生き死は不馴れだ。だからこそ、ギャラハッド達は殺さずに相手を振り払う作戦を決意し、ケツだけ歩きを行ったのだ。
「いや、だってよオルガマリー。しんのすけ達…子供達が見てるんだぞ?サーヴァント相手やエネミーなら別だが、流石に生きている人を目の前で惨殺するのは教育に悪いわ」
キキッ!!ケツだけ歩きでの慣性ドリフトを決めたギャーさんがそう告げる。
「そうだよ、オルガマリー!ギャーさんやルガル様がギャグみたいな勢いでぶっ飛ばせば良いかも知れないけど、普通に剣や槍で倒せば血が出るし、スプラッタ映画になっちゃうでしょ!!」
「確かに先輩の言う通りで、しんちゃん達の教育に悪いですね」
リッカ、マシュまで続き、オルガマリーは頭を抱える。確かに子供達の情操教育などに悪いだろう、しかもこの時代では戦後のどさぐさで虐殺や強姦、略奪などが横行している。だからと言って…
「確かにそうだけど…」
「よし!!ギャラハッド!!第七聖典の遠隔狙撃で消し飛ばそうぜ!!なんなら、空からの光のギロチン×7とかよ!!」
「モーちゃん!ナイスアイデア!!拠点が判明すれば消し飛ばすか!!これなら、教育に悪くないしな!!」
げん!!こつ!!
ギャーさんとモーちゃんの頭部に、オルガマリーのげんこつが炸裂した。
「「みさえと違って全然痛くない」」
「だまらっしゃい!!ちょっとは手加減を考えなさいよ!!」
「てか、光のギロチンってなによ?」
「えっ?魔術を応用して、太陽光をエクスカリバー位の強さの束にして7本を宇宙から地上に向けて照査させるごんぶとプラズマレーザー。宇宙人の軍勢(朱い月と愉快な仲間達)の9割を消し飛ばした。光速で降り注ぐから絶対に回避できないぜ!!科学の力だ」
「なんて物を科学知識と魔術の応用で作ってるのよ!!」
オルガマリーのツッコミが響く。そう、ギャーさんのルーン魔術でのプラズマレーザーや水素爆発、水素核爆発などは序の口であり、もっともヤバいのは天然のプラズマ炉でもある太陽を用いたごんぶとプラズマレーザー×7*4を光の速さで対象に落とす一撃必殺だったのだ。
と、その時だった。
「拙者は宮本武蔵!!諸君をカルデアの者と断定する!!一騎討ちを所望する!!我と試合をしたい者は名乗り出るが良い!!」
強大な気配を感じて、リッカ達は声の方を見る。そこでは腰に2本の刀を提げた大男、宮本武蔵と名乗る剣豪のサーヴァントが立っていたのだ。
「我は訳あって神聖ローマ連合側だが、人理の滅亡は望んでおらぬ。だからこそ、貴殿達が人理を救える者に値するのか、確かめさせていただくぞ!」
宮本武蔵は刀を2本抜刀する。宮本武蔵は戦国時代~江戸時代に活躍した剣豪であり、関ヶ原や島原の乱にも参加したとも伝えられる。試合では生涯無敗と伝えられており、対人戦闘に関してはめちゃくちゃ強いと思われる。
与太話であるが、身体能力は現代人を超越していたとか、様々言われている。
「二刀流には二刀流だな、俺が行こう」
ギャーさんが一歩前に出るが……
「くっっせぇぇぇぇ!!」
鼻を抑えて悶絶した。
「くっさ!?」
「えっ!?マジで!?」
「父ちゃんに匹敵する!?」
「嘘でしょ!?パパの靴に匹敵なんだけど!」
武蔵の足から、ひろしの靴下に匹敵する臭いがしてきたのだ。素足に下駄だから風で臭いがリッカ達の鼻にも入り、臭い臭いの臭いパニックだ。
「あの…武蔵さん?風呂入ってます?」
「役所に行くときしか入っておらぬよ。人生61年、ただひたすら剣に生きた男よ!!この臭いは我が鍛練の証!!伊織とヤマトタケルくん、カヤ、並行世界の女人としての我、武蔵ちゃんにも『風呂入れ爺!!』と罵られようが、関係なし!!」
「「「いや、マジで臭いんですけどぉぉおお!!」」」
どや顔で答える武蔵!!そう、宮本武蔵は役所に行くときしか風呂に入らない不潔剣豪として有名だったのだ。いや、役所に行くときだけでも風呂入るのはまだましだったかも知れない。
「一騎討ちするから、その前に風呂入ってくれます?」
ボケを忘れ、真顔でそう言うギャーさん。しかし、武蔵の答えは
「だが断る!!めんどくさい!てか、拠点に風呂がない!!」
「「本当に不潔集団じゃないか!!」」
風呂に入りたくないであった。
「風呂入れぇやぁあ!!伝染病が広まるだろうがぁあ!!」
「ひでぶ!!」
堪忍袋がキレたギャーさんが石を武蔵に投げ、その石が武蔵の顔面にクリティカルヒットする。
そう、地味だが投石は戦場でもっとも有効な攻撃手段である。エイム技術や技量が必要な弓や銃と違い、必要なのはそこら辺に落ちている石ころと己の筋力だけ。しかも、人間の骨格は投石…物を投げることに特化しており、非常に効果的だ。
投石の殺傷力は非常に高い。魔力関係なしの戦いでは、刀や当時の銃と比べると殺傷力が高かったと言われる。では遠距離武器として有効な投石が、弓矢や銃と違って時代劇で出てこないのか?…地味だから。
「石ころ痛い……」
「「「良い年した剣豪のオッサンがガチ泣き!?」」」
だが肉を抉る弓や体を貫く弾丸と違い、投石は地味だが内臓にダメージを与えて内臓破裂を起こしたり、鎧を凹ませてそのまま肋骨を折ったりと地味だが破壊力が凄い。ローマでもスリングショットと呼ばれる投石の補助具も有ったのだから。
そして宮本武蔵が宮本伊織と共に参加した島原の乱では、宮本武蔵は投石でダメージを受けて「痛いから帰る」といって撤退した記録があるのだ。
「ぐすん、帰る」
「「「帰った!?マジで帰った!?」」」
「おら!!まだ石ころあんぞ!!」
「ぐすん………そうそう!風呂嫌いの連中はフランスの王様…名前は忘れた、ベートーベンが居るぞ」
宮本武蔵…投石が痛くて撤退!!
次回、カスカベ防衛隊…キャンプする。
ちなみに宮本武蔵さん、対人魔剣が使えてめちゃくちゃ強いです。足臭いけど(笑)
番外編&コラボ
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2004年ギャーさん勝利√
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原作FGO組との遭遇