Fate~嵐を呼ぶ、野原一家とカルデア危機一髪!! 作:静かなるモアイ
カルデアの進撃は続く。既にローマの特異点に降りたって4日の日時が経過したが…
「グゥゥギャァア!!」
神聖ローマ連合の拠点、その拠点の壁が盛大に破壊されてグランド・バーサーカー スーが突撃する。人類史の始まりより遥かに過酷であり、一瞬の油断が命取りとなる過酷すぎる白亜紀の頂点に君臨した女王。その女王が圧倒的な膂力で壁を粉々に砕き、ハイパーボイスな咆哮を響かせる。その咆哮は音波兵器となり、莫大な衝撃波と共に、風呂嫌い達を吹き飛ばす。
「「ぐぅぐぁぁあ!?」」
だが、そこに更なる追撃が襲いかかる。スーが開けた大穴から、数名の人物が入ってきた。それは…グランド・セイヴァー*1であるギャラハッド、グランド・セイバー…日の本最強のヤマトタケル、ランサーであり指揮能力も高い又兵衛、現地協力のサーヴァントであるブーディカとスパルタクス、疑似サーヴァントの指宿と後生掛の2人であった。
『各員。内部はスーの探知、ギャラハッドの電磁+振動探査通りだな?ならばそのまま進め。良いな』
インカム越しに、ウェイバーからの指示がとぶ。流石に人殺しの指示を自分達のマスターであり、民間人でもある野原一家に出させる訳がなく…こう言う場では聖杯戦争を通じて一人前の大人となったウェイバーが頼りになる。
「ふんは!!」
又兵衛の槍が敵を凪払い、ブーディカが剣で切り払う。スパルタクスさんがアッセイ!!行い、指宿と後生掛が手に持った銃で相手を無力化していく。
「はっ!!」
日本最強男の娘であり皇子様のヤマトタケルが水の魔力で、天叢雲を秘匿させたフランベルジュのような武器で、切り払う。その太刀筋からは水が放たれていた。
「ふん」
ギャラハッドがアロンダイトに魔力を灯して、敵を熱断させる。圧倒的な力を持つサーヴァントが次々と敵を倒すため、風呂嫌い達は逃走を図ろうとする。
「ギャラハッド殿、ヤマトタケル皇子!!ここは我々が」
それを察知した又兵衛はギャラハッドとヤマトタケルに指示を出し、2人は魔力放出で身体能力をブーストさせて奥に飛び込む。その余波で、敵が数名吹き飛んだが、知ったことではない。
「コンスタンティヌス大帝!!ギャラハッド、ヤマトタケルが此方に向かっています!!もう、停められません!!差し向けたサーヴァントも手も足も出ずに倒されました!!」
コンスタンティヌス大帝…コンスタンティヌス1世はキリスト教を公認し、首都をコンスタンティノープルに移した人物であり、広義的に見れば風呂嫌いローマの元凶であり、キリスト教の一大普及に貢献した人物とも言えるだろう。
「そうか…だが、キリスト教の教えではギャラハッドは聖杯探索の一任者だ、そこまで恐れる必要はない。
問題はヤマトタケルだな…小さな島国の英雄だが、武勇は本物だろう。撤退…えっ」
バン!!銃声が響き、コンスタンティヌス1世の動きが一瞬鈍る。その刹那、コンスタンティヌスの前に居た臣下はノコギリのような物で、首を撥ね飛ばされ…鮮血を撒き散らして倒れる。更に、コンスタンティヌス1世の前に血に染まった狩人装備のルイ・シャルルが現れ、右手の抜き手で…コンスタンティヌス1世の心臓を抉り出す。
「アガァァァア!?」
ブチブチと引き抜かれる心臓、及び心臓についていた大動脈を含めた主要血管も引き抜かれて…鮮血が飛び散り、更にルイ・シャルルは血に染まる。そして心臓を握り潰した。
「任務完了だ」
そう、スーの突撃→ギャーさん達の突撃は陽動であり、気配遮断で入り込んだ狩人様がコンスタンティヌス1世を暗殺する作戦だったのだ。
「任務完了ご苦労…だけど!!コンスタンティヌス1世倒しても、コンスタンティノープル消えないじゃない!!」
一方のオルガマリーちゃん。オルガマリーはローマの大隊、そしてカルデアのAチーム~Cチームの精鋭と共に、コンスタンティノープルを落としにかかっていた。だが、コンスタンティノープルは弱点らしい弱点が見付からず、攻めあぐねていた。
コンスタンティヌス1世を倒せば、コンスタンティノープルの機能が停止すると思ったが、全くそんなことはなかった。大規模宝具の一撃さえもびくともしないコンスタンティノープルの城壁。史実通り、何処かに鍵の閉め忘れが有るかも知れないが、それは相手も理解してるし、対策も取っているだろう。
「どうすりゃ良いのよ!!てか、コンスタンティヌス1世が死んだ後でも、難攻不落の要塞都市だったわね。マジでどうやって突破するのよ!!」
コンスタンティノープルは難攻不落!!概念的防御で、内側から攻撃されない限りは外側からの攻撃は一切通じない。通じるとすれば宮本武蔵(男)の極めすぎた剣術で「」ごと両断するかだ。しかし、宮本武蔵はもう居ないし…なんなら風呂嫌い側であった。
対界宝具さえも概念的に防ぐコンスタンティノープルの歴史が作り出した絶対防御、突破するには一度…内側からダメージを与えなければならない。
「オルガマリー!!お待たせ!!」
そこに、コンスタンティヌス1世を打ち倒したチーム野原一家が、ギャーさんのルーンワープで飛んできた。最高戦力が来たとしても、コンスタンティノープルを突破できなければ意味がない。
「遅いわよ!!リッカ!!しんのすけ!!アルトリア!!ひろしさん!!みさえさん!!ひまわりちゃん!!そしてバグキャラども!!」
一流のサーヴァント達*2が居ても突破が困難なコンスタンティノープル。これをどうやって突破するのかであるが…
「おっ?」
「しんちゃん?」
しかし、しんのすけは何かを見つけたのか、走り出した。だが、ここは何が起こるか分からない戦地であり、しんのすけを守るため、又兵衛…そしてリッカ、アルトリア、続いてギャーさん、ヤマトタケルが続く。
迫り来る砲弾、弓矢、魔術、それらを避けながらしんのすけ達は城壁の前に近付いた。
「しんのすけ」
「おまたのおじさん、姉ちゃん、アルトリア姉ちゃん、ギャーさん、タケルのお兄さん、ここ…動いたような」
しんのすけはそう言うと、城壁の一部を押した。すると、そこは小さな隠し扉に成っており、鍵が開いていて入れるようになっていた。だが、大きさ的に…匍匐前進しても大の大人である又兵衛、ギャーさんは入ることが出来ず…胸の大きなリッカも厳しいだろう。入れるとすると、しんのすけ、成長途中のアルトリア、小柄なヤマトタケルだけだ。
「「「「鍵…開いとるぅぅぅぅぅぅ!!」」」」
だが、中に入ることが出来るということは、この絶対防御を解除できる可能性があるのだ。
「しんのすけ!!お前だけが頼りだ!!タケポンとアルトリアと一緒に入って、絶対防御を解除してくれ!!
解除したら、タケポンに担いでもらうなりして全速力で離脱しろ!!その後は…俺が城壁を破壊する!!」
「うん!!アルトリア姉ちゃん、タケルのお兄さん!」
「ええ、いきますよ!!」
アルトリアはスライディングするようにして、狭い扉から内部に侵入。その後、エクスカリバーを取り出して剣劇の音が響く。
「しんのすけ、行くぞ!」
「うん」
ヤマトタケルはしんのすけを抱え、同じくスライディングするようにして入ると…素早く天叢雲を取り出してしんのすけを守りながら、内部を攻略。ここからは内部は分からず、後はしんのすけ、アルトリア、ヤマトタケルを信じるしかない。
リッカは又兵衛、ギャラハッドと共に城壁から下がり…様子を見守る。
すると、味方の投石器がコンスタンティノープルの壁に傷を着けた。攻撃が通ったのだ。
「攻撃が通ったぞ!!」
「と言うことは…」
内側からの攻撃が完了したと言うこと。そして城壁の上では、しんのすけとアルトリアを担いだ最強男の娘ヤマトタケル皇子が立っていた。
ヤマトタケルは城壁から飛び上がり、リッカ達の元に戻る。
「よし……ギャーさん!!やっちまぇぇぇえ!!」
太陽水晶及び自分の身体からの魔力作成及び供給100パーセント、リミッター解除…
ギャラハッドがそう呟き、エクスカリバーを抜刀して構える。エクスカリバーの刀身が黄金に輝き、莫大な熱量を灯す。
「
放たれる絶対的最強の聖剣!!放たれた光のごんぶとビームを凪払うように放ち、エクスカリバーの手でコンスタンティノープルの城壁は破壊されていく。だが、それだけでは終わらない。ギャラハッドは脳もフル稼働させて、1万を越えるルーン魔術を同時発動させて…1万のプラズマレーザーがコンスタンティノープルに降り注ぎ、瞬く間に破壊していく。
「ふざけるな!!ふざけるな!!これが…こんなのが!!人間に出来るわけがない!!お前は…お前はなんなのだ!!ギャラハッド!!我々は…我々は知らない!!
なぜ、神に聖杯とロンギヌスを還す舞台装置の肉体にお前が入った!?何故なのだ!!お前さえいなければ…なぜだ!!」
レフさん。プラズマレーザー×1万と凪払いのエクスカリバーに吹き飛ばされる。
だが、レフは魔人。いや魔神であり、奇跡的に生存する。だが……プラズマレーザーの雨とエクスカリバーが止むと
「グルル」
旨そうな匂いに釣られて、グランド・バーサーカー スーが立っていた。大きな顎が開かれ、迫り来る口。いざ、レフは聖杯を使おうとしたが…
「たーい!!」
ひまわりちゃんに、聖杯が確保されてしまった。
「ちょっとタンマ!!」
グシャリ…グシャリ!!レフはうん百tの顎の力で潰されてしまい、消滅した。
次回は番外編として、予告どおり…人理修復後の恐竜日記。9月だし、ネタバレオーケーだよね?まあ、映画と違う結末になるけど
番外編&コラボ
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2004年ギャーさん勝利√
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ひまちゃん&ルガル様ステイナイト
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やりすぎ聖杯戦争
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原作FGO組との遭遇