Fate~嵐を呼ぶ、野原一家とカルデア危機一髪!! 作:静かなるモアイ
「サマーバケーション~!!」
夏休みが本格始動した頃。野原一家の問題児?であり、長男の野原しんのすけは何処から調達したのか*1浮き輪を装備して浮かれていた。人理修復を為し遂げての夏休みを満喫したいようであり、宿題に日記が有るためか…楽しい夏休みを過ごして日記を作りたいのだ。だが…
「宿題終わる未来がみえねぇぇぇえ!!小林先生、良くもこんな宿題だしてくれたな!!」
長女リッカ。担任の先生が歴史オタクということもあってか、カルデアでのレポート提出という追加の宿題を沢山出された。本物のギャラハッドはどんな人物だったのか、召喚したサーヴァントはどんな英霊なのか、特異点とは言え実際に見た歴史上の舞台はどんなんだったのか、印象に残った偉人は?等々の追加の宿題を出されたのだ。
「姉ちゃん!遊ぼう!!」
「ごめんしんちゃん…マジで無理!!恨むぞ…こばせん!!円卓の騎士を書いたら、ほぼ全員が銀魂やボーボボ*2に出てきそうなキャラになるじゃねぇぇぇか!!」
リッカを頼ったが、リッカは無理であった。次にしんのすけが目を付けたのは、アルトリアとマシュであるが…2人もリッカと共に机で宿題をやっており、アルトリアは知恵熱が出そうになっており、マシュは受験勉強でそれどころではない。
「くっ!!マジで漢字が分からん!!第四次聖杯戦争の時に、切嗣から教えてもらえば…ダメだ!!私の世界の切嗣、この世界でパパさんしてる切嗣さんと違ってくそやろうだ!!教えてくれないに決まってる!!」
アルトリアの成績は理科、数学、英語は高いが…社会と国語は低い。そのためか、漢字の宿題で早くも熱が出そうだった。まあ、日本語は難しいから仕方がない。
「こっこれが受験勉強…正に戦争ですね!!」
良い高校に入るため、中学3年生のマシュは受験勉強の真っ只中…学校から出された宿題はもちろんのこと、受験勉強も必要なのだ。カルデアから勉強していたとはいえ、実際の勉強とは別だったのだ。
「しんちゃん。お姉ちゃん達は忙しいわ、後にしなさい」
洗濯物を家政婦のエミヤと共に折り畳むみさえが、しんのすけに告げる。人理修復後、エミヤは近くのアパートで一人暮らしであるが、こうして暇があれば野原家で家政婦として手伝ってくれるのだ。
そして圧倒的経験値を誇る伝説の料理人エミヤVS興味を全て極めた天才病人間ギャラハッドVS伝説の料理宝具*3を持つルガル様の料理対決が始まることが多々ある。
「じゃあ、父ちゃん!!」
「悪いな…しんのすけ。父ちゃんも今年の夏は忙しいんだ。プロジェクトのリーダーに任命されてな」
「そんな…」
だが…ひろしも忙しい。人理修復後が終わり、神秘の多少の公、歴史上の偉人が仮初めとは言えこの世に甦るサーヴァントとしての顕現が明かになり、ひろしが務める双葉商事は円卓の騎士のグッズやエンタープライズを含めた艦船の擬人化グッズ*4を販売することとなり、カルデアに居たこともあってかひろしがプロジェクトリーダーにされてしまったのだ。
「ひろしよ。妾のグッズはないのか?千里眼で見たが、販売されていないではないか!」
すると、ひまわりをあやしながら『ウルク』と書かれたTシャツとデニムパンツ姿のルガル様が告げる。アルクェイド顔の彼女がそう言うが、残念なことにルガル様のグッズはまだ双葉商事から出ていない。
「いや…ルガルさんには悪いけど、知名度が…」
「カルデア!!円卓の真実をばらすなら、妾やお父様の知名度を上げんか!!くっ!お父様とお母様の駄菓子屋でのバイトやモデルのバイトだけではなく、妾も大々的にアピールするべきだった!!」
実はルガル様は時々、働く必要がないのだが趣味でバイトをしている。お父様であるギルガメッシュ王*5とお母様であるシドゥリ王妃*6が切り盛りする投資家+駄菓子屋*7で働いたり、趣味でモデルもしている。だが、ウルク一家の知名度はめちゃくちゃ低い!!
「ギャーさん!」
「今から緊急手術だ」
頼みの綱のハジリスト、ギャーさんは春日部病院からヘルプ要請がかかり、認識阻害のメガネをかけて黒髪になると、外に出てブイマックスに跨がり…春日部病院に向かっていった。
「しんのすけよ、自分の水筒は自分で持つのだ」
「ほーい」
その後、しんのすけは熱中症対策で麦わら帽子を被り、ルガル様と共に町に出ていた。
「あっ!ルガルのお姉さん!しんのすけ!!」
すると、カスカベ防衛隊の1人である風間くんの声が聞こえる。声の方を見ると、河川敷近くの公園でカスカベ防衛隊が遊んでいたのだ。平和な世の中なのだろう、カスカベ防衛隊は全員、サーヴァントを連れては居なかったのだ。
「ふむ。カスカベ防衛隊よ、トオル、ネネ、おにぎり、ボーちゃん。元気そうで良かった。良い、女帝である妾から、これを下賜しよう」
ルガル様はカスカベ防衛隊が熱中症にならないように、1人1本ずつスポーツドリンクを手渡した。決して、バビロニ屋2号店で売れ残った物をギルガメッシュから手渡された訳でない、純粋に子供達の熱中症対策だ。
「「「「ありがとうございます!」」」」
「子供の仕事は元気に過ごし、学び、遊び、王の威光を感じることである」
と、そのときだった。
「シロ?エルキドゥのお兄さん?」
バビロニ屋2号店のレジ袋を下げたエルキドゥ、頭の上に果物を乗っけたシロが歩いていた。エルキドゥとシロは階段を降りて、鉄橋の下に向かっている。
気になったしんのすけ達が追いかけると、そこでは…背中に帆がある恐竜の子供が、エルキドゥとシロが持ってきた食べ物を食べていたのだ。
「しんのすけくんとルガル…防衛隊の皆」
「ワン!」
だが…その恐竜を見たルガル様は千里眼のお陰か、正体を知る。
「バカな……遺伝子改良されたとは言え、
その恐竜はルガル様の主導、及びシロの思いから野原一家に連れ帰った。
「ギャラハッドさん!!輸血が届いてません。自己血液も、そこまで足りてません!!」
「なら、患者の血液を使う。吸い取った血液を遠心分離機にかけ、体内に戻す。それでも足りないなら、ルーン魔術で増血する。円卓時代にもやった、問題ない」
「メス」
「はい」
一方のギャラハッドは心臓の外科手術を行っていた。
「心筋シート*8」
「はい!」
「メッツェン」
「はい!!(手際良すぎだろ!!いくら、円卓時代もありとはいえ、どんな経験あるんだ!?)」
(ADHDの特性で、たまにボケーとした時に…頭の中で手術パターンを無意識で100万回ぐらいイメトレしたぐらいだけどな…前世含めて)
「ふー、手術は完了だ。何かがあれば直ぐに連絡してほしい」
「「ありがとうございます!」」
手術を終えて、更衣室で認識阻害のメガネをかけるギャラハッド。スマホを見ると、ルガル様から数多の着信履歴とメッセージがあった。
『終わったら飛ばして戻ってこい。本物の恐竜が居た』
興味スイッチが入ったギャーさんは、ブイマックスを飛ばして野原家に戻るのだった。
次回…ナナ、名前を得る。そして、グランド・ゴージャスが本編に先駆けて現れる。
番外編&コラボ
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2004年ギャーさん勝利√
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ひまちゃん&ルガル様ステイナイト
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やりすぎ聖杯戦争
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原作FGO組との遭遇