Fate~嵐を呼ぶ、野原一家とカルデア危機一髪!! 作:静かなるモアイ
「しんちゃん…その子なに?イグアナ?可愛いけど、ごつくない?2足歩行してない?」
「しんのすけ…そのイグアナ、本当にイグワナですか?なんか、スーのように神秘の濃度が高いんですけど」
「しんちゃん…いや、絶対にイグアナじゃないですよ!!この子!!」
上からリッカ、アルトリア、マシュの野原一家の長女、三女、次女のお言葉である。
しんのすけ達、カスカベ防衛隊は隠れてエルキドゥとシロが面倒を見ていた謎の恐竜の子供を野原一家に連れ帰った。なんでも、ルガル様が言うには遺伝子調整されたとは言え
「面倒見るもん!!シロが!!」
「「「シロがかい!!」」」
「てか、…飼って良い生き物なのかしら?」
「イグアナなら大丈夫だよな…」
三姉妹の後ろでは、しんのすけとシロにエルキドゥ+恐竜の子供とリッカ達のやり取りを見守るみさえとひろしが居る。
2人は恐竜の飼育に反対していない。だが…日本では飼育が許されていない生き物、行政の許可無しでは飼育できない生き物が多く居るのだ。ワニや蛇を飼育している方もそこそこいるが、ワニや一部の蛇は行政への届け出が必要であるし、世間的には特定外来生物と呼ばれる飼育及び生きたままでの運搬が禁止されている生物も居るのだ*1。中には特定外来生物と言えど、飼育が許されたアメリカザリガニやミドリガメも居るが。
「ルガルゥゥゥウ!!恐竜は何処だぁぁあ!!イヤッホォォォ!!」
その時、ブイマックスでドリフトを決めながら、ギャーさん帰宅。この男、ルガル様からお先にメールで恐竜のことを伝えられて、ノリノリで病院から戻ってきた。
「あっギャーさん」
「よ、しんのすけ………スピノサウルスか?だが、脚部がティラノサウルス類のようにがっしりしてるな。手はスピノサウルスの近縁類であるバリオニクスの物を掴むのに適している。尾もスピノサウルスのように平たくない…ふむ。
頭部の特徴はスピノサウルス類と言うより、ティラノサウルス類に近いな」
「なー?」
恐竜の子供を抱え上げて、ギャーさんは冷静に分析し、分析が終えると…何処から綿棒を取り出して恐竜の子供の口のなかに、綿棒を入れて頬の細胞を軽く取り出す。
「良いんじゃね?俺の予想が正しかったら、この子は魚を主に食べるしな。いざってなったら、俺が停める」
ギャーさんもこの子の飼育は賛成のようだ。それにギャーさんの予想通りなら、この子は魚を食べるようで、魚なら無限に聖杯からギャーさんが出すことが出来るので、エサ代はかからない。
「でも、ギャーさん。その子、ネネちゃんが持ってたバナナとか食べてたぞ」
「雑食!?獣脚類が雑食!?確かに、最近の研究で草食への進化への途中だった獣脚類の化石が確認されている。チリサウルス・ディエゴスアレシ*2がそうだった。だが、歯の形状から適してるのか!?てか、その時代にも被子植物は無かったぞ!!消化できるの!?」
「いや、僕とシロは数日前からこの子を知ってるけど、そのときから元気に果物あげたら食べてたよ?」
「消化して栄養分に変えてたの!?どうなってんだ!?バカな…学説が次々と否定されていく…」
ギャーさん、軽くカルチャーショックを受ける。
「まあ、恐竜の学説なんてしょっちゅう変わるしな。既に発見された化石が数十年後に、実は新種でした、なんてあるし。先言ったチリサウルスも、コロコロと分類が変わるしな」
「まあ、ギャラハッドが言うなら安心だよね…」
「ええ、彼がそう言うなら」
「そうですね」
リッカ、アルトリア、マシュから許可はもらった。後は…野原夫妻である。
「リッカ。タケポンに連絡…国家権力を使うぞ」
「ダメだよギャラハッド。タケルきゅん達、皇族より政治では政治家の方が強いよ…」
「ちっ!消費税増税軍団め。アメリカみたいに、国のトップを国民でも投票で決めれるようにしやがれ」
「なに、世界唯一の皇族の力を頼ろうとしてるのよ!!」
げん!!こつ!!
「ぐっ…ぐぁぁあ!?」
みさえのげんこつが、ギャーさんの頭部に炸裂し、ギャーさんは悶絶して倒れた。
「なー!?」
「これが世界最強の救世主グランド・セイヴァーを唯一倒す、グランド・かーちゃんのげんこつですな」
核爆発に余裕で耐えるギャーさんでもみさえのげんこつには勝てない。世界の常識である。
「この子、大人しくて飼いやすいと思うですよ!」
「そうです!でも、僕達の家じゃ飼えないですし…この子、シロと一緒に居たいと思うんです!!」
ギャーさんが倒れると、今度は庭にカスカベ防衛隊の皆がやって来た。
ネネの言う通り、この恐竜は大人しくて飼いやすい?と思われる。だが、風間くんの言うこともあり、他のカスカベ防衛隊のメンバーの自宅では恐竜を育てることは難しい。風間くん家はマンションだし、ネネちゃんの家は一軒家だがモーちゃんがホームステイしており…時折…イギリス政府が顔色を伺いに来る、マサオくんの家はイスカンダルがノリノリで許可しそうだが両親の意見は不明であり、ボーちゃんの家も分からない。
それに、この恐竜はシロと仲良くなっており、シロと一緒に居た方が良いだろう。
「「「「お願いします!!」」」」
目をキラキラと輝かせ、野原夫妻に訴えるカスカベ防衛隊。その結果…
「しょうがないな」
「飼い主が見つかるまでよ」
「「「「やったー!!」」」」
こうして、恐竜は野原一家に引き取られることとなった。
「名前つけないとね」
しかし、家族になるなら名前は必要だ。男の子か女の子か分からないが、名前は必要だろう。
「バナナちゃんどう?この子、バナナ好きだし!」
ネネちゃんからの案はバナナちゃん。
「いや、ナナコちゃんだぞ!!」
しんのすけはご近所の憧れのお姉さん、ナナコお姉さんから、ナナコと名付けたいようだ。
「間をとって、ナナ」
ボーちゃんがそう言う。すると、その名前が気に入ったのか、恐竜は嬉しそうに尻尾をふる。どうやら、ナナという名前が気に入ったようだ。
「なー!!」
そして、その恐竜はナナと名付けられて野原一家の一員となった。
春日部某所にある駄菓子屋…バビロニ屋2号店。そこではグランド・ゴージャスのギルガメッシュ王、その妻であるシドゥリが切り盛りしていた。何故、2号店なのかと言うと、1号店は江戸時代に江戸にあったから。
「王。今日も暑いですね…」
「ああ、しかし…世の中は不必要な物で溢れている。だが、春日部はありしのウルクを思い出す。良い町だな」
ギルガメッシュ王は世間ではバビロニ屋の若旦那、シドゥリはバビロニ屋の若女将と呼ばれており、知名度のこともあり…子供達からは若女将や若旦那と呼ばれているとか。
『ディノズアイランドがプレオープン中です!!世界中のVIPの皆様が楽しまれております!!一般開放は2年後とのことですが、世間は恐竜ブームです!!』
「王。世間は恐竜ブームのようですね」
「全く、あんな贋作の何処が良いのやら。あの道化のお陰で、我がプロデュースした『わくわくザブーン春日部店』の来場者率も低い!
VIP優先とは何事か、娯楽に選民思考を持ち込むとは何事だ」
わくわくザブーン…それはギルガメッシュ王がプロデュースした、屋内プールである。春日部に出来たこともあり、子供達やサーヴァントも楽しめるとギルガメッシュ王とシドゥリは思っていた。
だが、ディノズアイランドがVIP優先のプレオープンしたこともあり、なかなか人が入ってくれない。バイトでケイとマダオを雇ったとはいえ、人が入ってくれないと儲けがでない。
「よし!!人が来ないのならば、やつらを誘って楽しんでもらうわ!!」
ギルガメッシュ王、しんのすけ達の思い出作りにわくわくザブーンを開放するようだ。
次回…ボールスの受難。
ギャーさん主催でBBQが決定。買い出しに向かったリッカ、ギャーさん、ガウェイン、モーちゃん、ケイ親父。その時、ボールスから緊急メッセージが!?
ボールス「ギャラハッド…お前とトリスタンが置いていったお酒、飲めなくなっちまった」
ギャーさん「飲んだのか?溢したのか?」
ボールス「違うんだ…」→暑さ対策で、チ○ポにデカボトルの口をはめた。
ボールス「で…あの酒なんだったの?」
ギャーさん「む?スピリタスだよ」
ボールス(俺、消毒アルコールより度数の高い酒のボトルを、イチモツにはめてんの!?誰か…助けて!!抜けない!!)
番外編&コラボ
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2004年ギャーさん勝利√
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やりすぎ聖杯戦争
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原作FGO組との遭遇