Fate~嵐を呼ぶ、野原一家とカルデア危機一髪!!   作:静かなるモアイ

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マシュ「デミ・サーヴァントです!!」


デミ・サーヴァントだぞ!!

「キャァァァシャァァ!!」

 

スケルトン…骨の怪物が現れた。特異点はなにが起きても可笑しくないイレギュラーな場所であり、この特異点となった炎上都市冬木ではなにが起きても可笑しくはない。人気はなく、生きている人がいるのかさえも怪しいだろう。

 

「えい!!」

「キャシィィイ!?」

 

迫り来る沢山の骸骨、スケルトンはレイシフトした野原一家ご一行に向けて攻撃をしかける。スケルトンはぶっちゃけると、雑魚エネミーであり低級でもサーヴァントの敵ではない。実際に、どういう訳かギャラハッドの鎧をビキニアーマーに改造したようなセクシーな装備を纏い、大楯*1を振るってマシュはスケルトンを瞬く間に無力化していく。大楯の一撃で粉々に砕かれ、破壊されていくエネミー……その戦いっぷりは魔術師と言うより、サーヴァントに近いだろう。

 

「行けます!!(なんて表現すれば良いのか、分かりませんけど……これがギャラハッドさんの力!!)」

 

ではマシュになにが起きたのか、話そう。実はマシュは半分、人間をやめた。人間と英霊が融合した、デミ・サーヴァントと呼ばれる存在になったのだ。

マシュはカルデアの基本的な仕組みが今の形になる前、優秀な魔術師の遺伝子を掛け合わせて+遺伝子操作でギャラハッドの因子を埋め込まれたデザインベイビーであり、当然ながら人間の遺伝子操作は禁止されている。マシュが作られた訳は、デミ・サーヴァントを作り出す実験のためであり、オルガマリーの父親の手で産み出された。

魔術師では絶対に制御出来ないイレギュラー、人の身で有りながら月のアルテミット・ワン+その軍勢を滅ぼしたギャラハッドの力を使うため。勿論、他の理由も当然ながら有るだろうが。

 

理由は不明だが、今こうしてマシュはギャラハッドの力を限定的*2とは言え使うことが出来るし…霊器が大楯の使い方を教えてくれる。

 

「マシュお姉ちゃんカッコいいぞ!!」

「たいたーい!!」

 

ふと、マシュは声の方を見る。そこではひまわりをおんぶしたしんのすけ、そしてシロがマシュの活躍を見守ってくれていた。しんのすけとひまわりはエネミーと現時点では戦うことが出来ない、だが応援は出来る。

 

(しんちゃん、ひまちゃん、私…頑張ってますよ!)

 

マシュ、可愛い子供達の声援を受けてスケルトンを次々と倒す。だが…

 

(流石はギャラハッドさん…最強のセイバー、今の私と次元が違います)

 

マシュの前方ではギャラハッドが圧倒的な力で大暴れしていた。左手にアロンダイト、右手に何処から取り出したのか第七聖典の大剣*3を巧みに操りながら、疾走し、スケルトンを瞬く間に破壊していく。更に、指を使わずにルーン魔術での砲撃…それもただの砲撃ではなく水+雷でプラズマレーザー、炎+水で水蒸気爆発、雷+音の振動で電子レンジを応用した輻射波動で粉砕、雷を応用して非対称透過防御フィールドを展開*4、更にルーン魔術での刻印をマーキングとして使いノーモーション+ノー詠唱での瞬間転移さえも出来る*5

 

「どりゃぁ!!」

 

そしてギャラハッドの手で防御術式が施された彼等は、立派な戦力である。みさえは拳でスケルトンを粉砕し、拳の1発でスケルトンが粉々に砕け散る。

 

「えっ?みさえさん!?」

 

だが、みさえだけではない。この大黒柱も数々の修羅場を潜り抜けて来たのだから。

 

「あちょ!!あちょー!!ほあっちゃ!!」

 

力のみさえ、技のひろし。ひろしは恐らく独学で覚えたカンフーでスケルトンを的確に破壊していき、トドメの…靴下攻撃である!!ひろしの靴下、靴、早い話…足の臭いは兵器であり、どういう訳か昔から呪い+毒耐性を持つリッカの耐性を貫通して絶大なダメージを与えており、ロボットにも効果的である!!

 

「ひろしさん!?てか、靴下の臭い嗅いだだけでスケルトン粉々になってません!?」

 

だが、この世界には長女もいる。野原一家に入らなくても、最後のマスターとして人理を救った女傑であるリッカであり、野原一家の長女になって数年…彼女も逸脱人だ。

 

「それ!!」

 

スケルトンの頭部をもぎ取り、それをバレーのジャンピングサーブの要領で弾き飛ばすリッカ。飛ばされたスケルトンの頭部は物凄い速度…音さえも置き去りにして、スケルトンの群れの真ん中に着弾。その瞬間、衝撃でその群れは崩壊した。

 

そして、周辺のスケルトンは全滅した。

 

『ちょっとまてぇぇぇぇえ!!なんなの!?君達、なんなの!?』

「ですから、ドクター。私はデミ・サーヴァントに……」

『それもそうだけど、野原一家とギャラハッドの魔術だよ!!そんな使い方あるか!!てか、一般人がエネミーたおせるかぁあ!!』

 

通信越しだが、ロマニのツッコミが響いた。ただでさえ、マシュがデミ・サーヴァントとして覚醒した。これだけで驚きなのだが、マシュの近くで大暴れした野原一家+ギャラハッド…ギャーさんであった。

 

「あなた、リッカ、ギャラハッドさん。ロマニさん、なんで驚いてるのかしら?」

「さぁ?ママ、私には分からないな」

「俺もだな、ギャラハッドさんは?」

「俺は流れ弾とか出ないように、規模は加減した。それと、さん付けは辞めてくれ、俺は今生は享年17*6だ」

 

なんのことかさっぱり分からない、当事者4人。それとギャーさんの享年は17歳のようだ。

 

「「「えっ!?17歳!?」」」

「写真のお兄さん、若くて苦労したんだね」

「お兄さんか…気軽にギャーさんと呼んでくれ」

「じゃあ、オラ、お兄さんをギャーさんと呼ぶ!!」

 

そしてしんのすけのギャラハッドの呼び名はギャーさんと成ったのだった。

 

「くぅぅ…こんなに強くて、見知らぬ人を魔法で治してくれる良い人なのに……」

「本当に……地球を救うために自分を犠牲にしちゃうなんて…」

 

ギャーさんの過去を思い、最強夫妻であるひろしとみさえは涙を流す。

 

「あっ地球を救ったときだけど、あの鬼舞辻無惨モドキの宇宙人はブリテンにちょっかいかけてくるし、血を吸われた人は吸血鬼になっちまうから、倒しに行っただけさ。

まさか、地球乗っ取りを企ててたなんて予想外だったけど」

『君、そんな理由で月の究極の一破壊したの!?』

「ドクター…話がどんどんそれていきますよ…」

 

しかし、このままでは話がそれてしまう。マシュに指摘され、ロマニはゴホンと咳払いして話を続ける。

 

『そうだね、周囲の安全を確保してくれたことだし、こちらの状況を説明するよ。先ず、マスター達の死者は奇跡的に0、命に別状はないよ……君のお陰だグランド・セイバー』

 

カルデアの状況としてはマスター達の死者は0、ギャラハッドが治療を施したことで命に別状はない。

 

『爆発の衝撃を受けた技術者達も治療の余波を受けて、無事だよ』

「良かった…」

 

死人が居ない、そのことを受けてリッカは安堵の息を吐き出した。

 

『だけど、レフ・ライノール教授とオルガマリー所長は残念ながら』

 

いや、犠牲者は2人だけ居たのだった。それはギャラハッドが目視で確認し、頭部だけで手遅れとなったオルガマリーを確認しており、間違いなく手遅れだ。魔術刻印の働きで頭部の細胞が生きていたとしても、他の部位は既に機能を失っている。頭部の魔力が尽きれば、魔術刻印も働きを停めるだろうし、そうなれば死亡確定だ。

 

「オルガマリーとやらの頭部は俺も確認した。魔術刻印が働いてるのもあるが、脳死はまだだと思う。腹部の組織が残ってるなら、幹細胞を用いて肉体を再生できるが…あるか?」

『君、マジでなんなの!?なんで円卓の騎士が幹細胞とか知ってるの!?…残念だけど』

「レフ・ライノールってヤツは知らん。俺が確認した遺体は1つだけだ。本当に死んだのか?俺は爆発の瞬間に居合わせてないが、あれは規模からして事故じゃない、事件だ、人為的だ、間違いなく犯人がカルデアに居るぞ」

『いや、流石に爆発で…』

「患者の状態を速やかに診断するため、魔力探知、ルーン探知をフル稼働させたが…レフとやらは確認できていない、肉片の1つ処か焼け焦げた血痕すらもな」

『それって……つまり、爆発の寸前にレフ教授は居なくなってたってことかい!?』

「遺体が血痕や肉片もないってことは、そう言うことだな。少なくとも内部犯の仕業だ」

 

ギャラハッドとロマニがなにやら話しており、会話を聞いていた職員はロマニにアイコンタクトを送り、直近の管制室の記録を調べる。すると、管制室の監視カメラが停止する瞬間があり、その前後にモジャモジャ頭の男 レフ・ライノールが映っていたのだ。

 

『確かにシヴァの構造を把握しているのはレフ教授だけ。まさか…本当に……わかった、ありがとう。真相が明らかに成るまではレフ・ライノールを被疑者として扱うよ』

 

ロマニは通信を切った。

 

「キャァァァア!!このスケルトンなんなのよ!!ひっ!!こっちに来ないでよ!!」

 

その時、オルガマリーの悲鳴が響く。悲鳴の場所はここからすぐそこのようであり、野原一家ご一行は悲鳴の場所に向かう。そこではオルガマリーちゃんが、数多の骸骨に襲われており、命辛々逃げていたのだ。

 

「ひっ……誰か助けてよ!!お願いだから!!」

 

瓦礫の山まで追い詰められたオルガマリーちゃん。だが、助けなければいけない!!

 

「「「野原一家…ファイアー!!」」」

「ファイアー!!(よし、次からは俺も最初から合わせよう)」

「えっ…ファイアー!!」

 

そして、野原一家ご一行の手でスケルトンは瞬く間に粉砕されたのだった。

 

 

 

 

「フォウ!!」

「ワン!?」

 

あと、気が付けば…白い小型犬やリスを彷彿させる小動物 フォウがシロの隣に居たのは気にしてはいけない。

*1
ギャラハッドがギィネヴィアから貰った代物、ギャラハッドとしては色々あって複雑

*2
アロンダイト使用不可、リーサル・ウェポンのロンギヌス使用不可、第七聖典組み合わせでの使用不可、大楯使用可能、ギャーさん式ルーン魔術不可、触れた物の疑似宝具化は出来る

*3
片刃で蛇腹剣としても使える

*4
ギャラハッドはこれを野原一家+マシュに施しており、エネミー程度では彼等はダメージを受けない

*5
ぶっちゃけNARUTOの飛雷神

*6
聖杯探索の2年後に、月の親玉軍団滅ぼして過労死




次回、しんちゃん、おまたのおじさんを呼ぶってよ

しんちゃん クレしんキャラ(セイバーぶりぶりざえもん、ランサーおまたのおじさん、アーチャーアクション仮面、キャスタートッペマ、ライダーカンタムロボなどなど)

みさえ 候補は多数ある

ひろし ケイ(保護者繋がり)

ひまわり 姫ギル(真名は別にある)、プーサー兄貴、スーパーカルナさん

シロ エルキドゥ

リッカ プロトギャーさん+ヤバい奴ら(モアイ式ルイ・シャルルは内定)

リッカのサーヴァント、ギャラハッド(ギャーさん仕様)だけど、他のサヴァどうする?因みにしんのすけはクレしんキャラ

  • ぶっ壊れ集団(フロム含む)
  • キャラが濃くないと、保てないぞ
  • やっやめろ…ギャーさんだけで一杯なんだ
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