Fate~嵐を呼ぶ、野原一家とカルデア危機一髪!!   作:静かなるモアイ

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幕間 ボールスの受難 その2

ある日の熱い夜の事だった。

 

「それじゃあ、ガヘリスくんの失恋を慰めるため、かんぱーい!!」

「「「かんぱーい!!」」」

 

円卓関係者の大半は、主君であるアーサー王、そしてアーサー王の後継者*1である世界の救世主であるギャラハッドが居ることもあり、春日部を拠点にして暮らしている。

ガウェインの弟であり、円卓の騎士の1人であるガヘリスもその1人だ。ガヘリスは円卓の騎士で多分だが、一番身長が高く…副業でモデルもしており、今では「もう一度学びたい」という気持ちもあり埼玉県の大学に通っているのだ。

 

そんなガヘリスが暮らすマンションの一室。そこにギャーさん、トリスタン、アーサー、ガウェインは集まり…失恋したガヘリスを慰めていた。

円卓の騎士だけではなく、カルデアに協力した多くのサーヴァントは座に帰らず、現世を謳歌している。しかし、召喚時に聖杯から現代知識のインストールがあると言えど、昔の習慣や風習はなかなか抜けず…意外と現代に馴染めないこともある。

ガヘリスはそのお陰か、大学ライフで彼女が出来る寸前まで行ったが、残念なことに価値観の違いから失恋してしまったのだ。

 

「ありがとう、皆。ところで兄上と王、トリスタンとギャラハッドはどうしてスピリタスを!?」

「「「水と言えばこれだろ?」」」

「色でしか飲料の区別が出来ないんですか!?てか、揮発したアルコールで目がぁぁ!?」

 

当然ながら超酒豪であるギャーさん、トリスタン、アーサー、ガウェインはガヘリスと違ってスピリタスをぐびくびと飲んでいる。それに対して、円卓基準でそこまでお酒が強くないガヘリスは冷蔵庫に入っていた缶ビールを呑んでいる。

 

「しかし、21世紀の食事はブリテンとあまり変わりありませんね。多少の違いはありますけど…」

「俺が頑張ったからな」

 

ツマミとしてギャーさんとトリスタンが買ってきた唐揚げ、焼き鳥、スナック菓子を食べながら完全に男子会の飲み会と成ってきた。まあ、ガヘリスの失恋がなければ野球拳からの全裸祭りであるが、気にしてはいけない。

 

と、そんな時だった。ガウェインがポケットからスマホを取り出した。

 

「折角ですし、ボールスを呼びましょう。チンスピ*2のこともありましたし、彼はムードメーカーですしね」

 

ボールスは円卓のムードメーカーであり、場を賑やかにしてくれる。ボールスも若者であり、現代を謳歌している。現役大学生でもあるガヘリスとも、良い情報交換が出来るだろう。

ガウェインはスマホでボールスに通話を入れる。コール音が幾つかなり、少し経ってからボールスが通話に出た。

 

『がっガウェイン!?』

「やあ、ボールス。今、ガヘリスのマンションで呑んでいるのですが、貴方もどうでしょうか」

『ごっごめん!!あと、15分、いや30分後にかけ直すよ!!』

 

「なんだ?珍しい、バイトでも始めたのか?」

「なんやかんや、現世を楽しむためには金が要りますからね」

 

『ボールスくん、どうしたの?』

『なんでもないよ』

 

だが超人の円卓の騎士達は見逃さなかった。常人より優れた聴覚で、ボールスが若い女性と共に居ることを、そして15分~30分ということは、間違いない…ボールスは男女としての本懐を遂げるつもりである。

 

「なるほど…そうですか、ボールス………貴様、女とヤってるな?」

 

ガウェインがドスの効いた声で告げると、ボールスは素早く通話を切った。間違いない、ボールスは女とヤってる。

確かに円卓の騎士関係者はイケメン美女が多く、モテるだろう。それに時間焼失事件と世間では言われている人理修復を為し遂げた、英霊の1人としてサーヴァント達は世間一般から認知されている。イケメンで世界を救った、世間からモテないのは可笑しいだろう。

 

「焼き討ちに行くぞ…皆のもの、準備をせよ。ヤツの家を知っている者は?」

「王よ、このギャラハッドめにお任せください」

「良くやった、後で褒美を与えよう」

「このガウェインに策有です」

 

結論、ボールス…焼き討ち決定!!その後、ガウェイン、ギャーさん、トリスタン、アーサー、ガヘリスは素早く準備を済ませてボールスの所に向かった。

 

「良いか!!ヤツに本懐を遂げさせるな!!」

「当然だ!!」

「我々の…団結の力を見せてやる!!」

 

 

 

 

一方のボールス。

 

「ボールスくん、どうしたの?」

「なっなんでもないよ」

 

ボールスはウハウハだった。たまたま入ったお洒落な喫茶店、そこでぺリノア*3からナンパの極意を教わり、それを実行した結果…こうして若い女子大生をお持ち帰り出来て…ワンナイトラブが出来たのだ。

 

だが、それをスーパーブリテン人のハジケリスト達*4は許さない。仲間が弱っている*5が居るのに、自分だけ幸せになるなんて!!

 

「続きしようか♡」

「もう、エッチ…」

 

しかし、流石のギャーさん達も直ぐには来ないだろうと本懐を遂げようとする。だが、既にギャーさん達はボールスの部屋の扉の前にやってきていた。

 

「郵便でーす。ボールスさん、開けてください」

(ギャラハッド!?バカな…速すぎる!!)

「お届けのAV200本セットでーす。置き配指定してないので、開けてください」

 

「AV!?」

「アダルトじゃないよ…そうだよ!!アニマルビデオだよ!!」

 

なんとか誤魔化そうとするボールスであったが、時既に遅い。ギャラハッド達は、ポストからガウェインが持参したAV*6のDVDを投函する。

 

「良いのですか?兄上」

「構いません。私の秘蔵の逸品で、ボールスの本懐を阻止できるのなら本望です」

「だが、これじゃ効果が薄い。ギャラハッド」

「御意。アルの兄貴、既にパソコンの遠隔操作でラインのサブ垢作って、ボールスにメッセージを送信しました」

 

ギャーさんは端末を操作し、ラインのサブ垢を女性で作成。その後、女の子に成り済ましてボールスにメッセージを送信。

 

ピロロン

 

『ねぇ、ボールスくん!ノノミだよ!!今晩、お家に行って良いかな?』

 

「ねぇ…どう言うこと?」

「違うんだよ!!これはきっと、円卓のバカ達が!!」

 

効果は抜群であり、ボールスは女子大生から締められていた。だが、ここでトリスタンがトドメの一撃を与える。

 

「私がミックスボイスという秘技を見せましょう」

 

トリスタンはそう告げ、息を吐き出す。すると、次にトリスタンはなんと、女性のボイスで話し出したのだ。

 

「ねぇ!!ボールスくん、私とは遊びだったの!?」モデルVC種田さん

 

「ちょっと!!どうして返事してくれないのよ!!このドスケベ!!」モデルVCくぎゅう

 

「ボールスくん、どういうことかしら。うますぎて、うまになったのね」モデルVCくじら

 

「「おい、オロチマル入っとる!!」」

 

そして、ビンタの音が聞こえて、ドスドスと誰かが扉に近付いてくる。素早く、ギャーさん達は物陰などに隠れる。

 

「もう知らない!!」

「待ってよ、ハニー!!」

 

私服に着替え、出てきた女子大生。その女子大生を追いかけるパン1のボールス。ボールスは女子大生に近付き、最後に言葉をかけた。

 

「今日のことは悪かったよ!!でも、最後に1つだけ……女の子紹介して」

 

その瞬間、女の子のアッパーでボールスは宙を舞った。

 

 

 

「成敗して正解だったな…」

「そうだな…」

「悪は滅んだ」

 

そのボールスを見上げ、ギャーさん、トリスタン、アーサーはうんうんと頷いた。

 

「いや、因果応報越えてません!?誰か、ケイやオルガマリー呼んでください!!」

 

ガヘリスのツッコミ適性が少し上がったのだった。

 

 

 

 

 

新着メッセージ一件。

 

『救世主よ。我がスポンサーをしている屋内プール、わくわくザブーンがディノズアイランドのお陰か、客足が遠退いていてな。

貸し切りで構わんから、アピールしてほしい。褒美はやろう』

 

英雄王ギルガメッシュからメッセージが届きました。

 

『貸し切りでは、あの恐竜も楽しめるだろう?連れてくるが良い』

 

カルデア関係者だけの貸し切りなら、ナナも楽しめる。

*1
ギャーさん本人は1ミリも知らない

*2
ボールスの受難を参照

*3
円卓の顧問監督官。沢山の奥さんが居るハーレム王であり、絶倫。アイドルユニット 妖精騎士に手を出そうとした結果…ギャーさんに半殺しにされた過去有り

*4
ギャーさん、トリスタン、アーサー

*5
失恋したガヘリス

*6
巨乳ロリ顔のAV女優




次回、やろう共は全裸確定。

アルトリア「私の青春、モザイクだらけ!」

ギャーさん、アーサー、トリスタン「貸し切りは良いな」→全裸
みさえ「このおバカ!!」

そして炸裂する、ギャーさんにとっては核弾頭より強力なげんこつ!!

番外編&コラボ

  • 2004年ギャーさん勝利√
  • ひまちゃん&ルガル様ステイナイト
  • やりすぎ聖杯戦争
  • 原作FGO組との遭遇
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